JP2011117623A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】切りタイマ終了後も室内の空調負荷に応じて運転を行うようにすることで、省エネ性の向上と、利用者に快適な空調を提供する。
【解決手段】人体付近温検出手段2と、外気温度検出手段3と、空気調和機の吸込温度を検知する吸込温度検出手段4と、目標室温を設定する温度設定手段5と、タイマ設定値に達した時に空気調和機の運転を停止する切りタイマ手段1と屋内の空気を屋外に排出し、かつ屋外の空気を屋内に導入する換気手段6を備え、切タイマ動作後に人体付近の温度、屋外温度の状況により、空気調和機を冷房運転もしくは換気運転もしくは停止継続を行うようにしたものである。これによって、空調負荷が大きいときには追加で冷房運転をおこない、利用者が不快感なく就寝でき、また空調負荷が小さいときには屋外空気を導入することで無駄なエネルギーの消費を防止可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】人体付近温検出手段2と、外気温度検出手段3と、空気調和機の吸込温度を検知する吸込温度検出手段4と、目標室温を設定する温度設定手段5と、タイマ設定値に達した時に空気調和機の運転を停止する切りタイマ手段1と屋内の空気を屋外に排出し、かつ屋外の空気を屋内に導入する換気手段6を備え、切タイマ動作後に人体付近の温度、屋外温度の状況により、空気調和機を冷房運転もしくは換気運転もしくは停止継続を行うようにしたものである。これによって、空調負荷が大きいときには追加で冷房運転をおこない、利用者が不快感なく就寝でき、また空調負荷が小さいときには屋外空気を導入することで無駄なエネルギーの消費を防止可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は切りタイマ機能を有する空気調和機の快適制御に関するものである。
従来、この種の技術は切りタイマが終了しても一定時間強制的に運転し、その後ドライ或いは送風運転を更に一定時間継続する制御としている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来の構成では切りタイマ終了後も必ず一定時間タイマ終了前の運転を継続し、更にその後、冷房或いは送風運転を一定時間実施する構成なので、室内の空調負荷が低下し空気調和機の運転が不要になったにも係わらず空気調和機が運転を継続するため、近年話題となっている省エネ性の観点において、又利用者に風を当て続けるため健康上の問題において課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、切りタイマ終了後において屋内外の空調負荷によっては屋内の空気を屋外に排出し、屋外の空気を屋内に導入することで、省エネ性の向上と利用者に快適な空調を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明の空気調和機は、人体付近の温度を検出する人体付近温検出手段と、屋外の温度を検知する外気温度検出手段と、空気調和機の吸込温度を検知する吸込温度検出手段と、空気調和機の制御目標室温を設定する温度設定手段と、運転時間をタイマ設定値と比較しタイマ設定値に達した時に空気調和機の運転を停止する切りタイマ手段と、人の存在、不在を検知する人体検知手段と、屋内の空気を屋外に排出し、かつ屋外の空気を屋内に導入する換気手段を備え、切タイマ動作終了後の運転モードとして、人が存在する場合において、人体付近の温度が第1の所定温度より高く屋外温度が第2の所定温度より低い場合、前記換気手段により屋外の空気を屋内に導入し、人体付近の温度が第1の所定温度より高く屋外温度が第2の所定温度より高い場合は、冷房または除湿運転を行う制御手段を設けたものである。
これによって、空調負荷が大きいときには追加で運転をおこない、利用者が不快感なく就寝できる。また空調負荷が小さいときには余分な運転をせず、温度の高い屋内空気を排出し、屋外より温度の低い空気を導入することで無駄なエネルギーの消費を防止することができる。
また、人が存在しない場合は本制御を実施しないため無駄な運転を防止することができる。
また、人が存在しない場合は本制御を実施しないため無駄な運転を防止することができる。
本発明の空気調和器は、人が存在する場合において、空調負荷が大きいときには追加で運転をおこない、利用者が不快感なく就寝できる。また空調負荷が小さいときには余分な冷房運転をせず、温度の高い屋内空気を排出し、屋外より温度の低い空気を導入することで室温を下げることができ無駄なエネルギーの消費を防止できる。
また、人が存在しない場合は本制御を実施しないため、無駄な運転を防止することができる。
本発明は、人体付近の温度を検出するセンサ手段と、屋外の温度を検知する外気温度検出手段と、空気調和機の吸込温度を検知する吸込温度検出手段と、室温を設定する温度設定手段と、運転時間をタイマ設定値と比較しタイマ設定値に達した時に空気調和機の運転を停止する切りタイマ手段と、人の存在、不在を検知する人体検知手段と、屋内の空気を屋外に排出し、かつ屋外の空気を屋内に導入する換気手段を備え、人が存在する場合において、切タイマ動作終了後に、人体付近の温度が第1の所定温度より高く、屋外温度が第2の所定温度より低い場合、換気手段により屋内の空気を屋外に排出し、かつ屋外の空気を屋内に導入する。また、人体付近の温度が第1の所定温度より高く、屋外温度が第2の所定温度より高い場合は、冷房または除湿運転を行うようにしたものである。これによって、空調負荷が大きいときには追加で運転をおこない、利用者が不快感なく就寝できる。また空調負荷が小さいときには余分な冷房運転をせず換気運転をすることで快適性を損なうことなく無駄なエネルギーの消費を防止可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の制御ブロック図を示すものである。
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の制御ブロック図を示すものである。
図1において、切タイマ手段1はタイマ設定値と運転時間の比較を常に行いタイマ設定時間に達した場合制御手段8に空気調和機の停止信号を送信する。この停止信号の受信後に、人体付近温検出手段2、外気温度検出手段3の各検出値に従って空気調和機の動作を決定する。
以上のように構成された空気調和機について、以下その動作、作用を説明する。
図2は本発明の実施の形態1における空気調和機の動作を示すフローチャートで、ステップ1、ステップ2にて切タイマ時間の判定を実施する。切タイマ時間に達した場合はステップ3でエアコンを停止させる。ステップ4では人体検知手段7により人の存在、不在を判定する。人が存在しない場合はステップ7でエアコン停止とする。人が存在する場合はステップ5に進む。ステップ5では人体付近温度の検出を行う。この時、人体付近の温度が所定温度T1℃よりも低い場合はエアコンを運転する必要がないため、ステップ7で切りタイマ動作による停止状態を継続したままとする。人体付近の温度が所定温度T1℃より高い場合はステップ6にて外気温度の判定を行う。この時、外気温度が所定温度T2℃より高い場合は、切りタイマ動作後において空調負荷大と判定しステップ8でエアコンを冷房運転させる。また、外気温度が所定温度T2℃より低い場合はステップ9でエアコンを換気運転させる。これにより、屋内の高温空気を屋外に排出し、屋外の低温空気を屋内に導入することで室温を下げることができる。
以上のように、本実施の形態においては切タイマ動作終了後の空気調和機の運転モード
として、人の存在、不在を判定し、人が存在する場合において、人体付近の温度が低い場合には停止状態を継続し、人体付近の温度が高く、外気温度も高い空調負荷状態においては追加で冷房運転をおこなうことで、利用者が不快感なく就寝できる。また人体付近の温度が高く、外気温度が低い場合は換気運転を行うことで、特に夏場において切りタイマ動作後のエアコン停止中での個室の壁面、天井からの輻射熱による室温上昇の場合でも冷房運転を行うことなく室温を下げることができ快適な空調を実現でき、また省エネルギーの点からも無駄なエネルギーの消費を防止する等の効果を有するものである。
として、人の存在、不在を判定し、人が存在する場合において、人体付近の温度が低い場合には停止状態を継続し、人体付近の温度が高く、外気温度も高い空調負荷状態においては追加で冷房運転をおこなうことで、利用者が不快感なく就寝できる。また人体付近の温度が高く、外気温度が低い場合は換気運転を行うことで、特に夏場において切りタイマ動作後のエアコン停止中での個室の壁面、天井からの輻射熱による室温上昇の場合でも冷房運転を行うことなく室温を下げることができ快適な空調を実現でき、また省エネルギーの点からも無駄なエネルギーの消費を防止する等の効果を有するものである。
また、人が存在しない場合は本制御を実施しないため、無駄な運転を防止することができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、切りタイマ動作後の運転モードについて人の存在、不在を判定し、人が存在する場合において、空調負荷が大きいときには追加で冷房運転をおこない、利用者が不快感なく就寝できる。また空調負荷が小さいときには冷房運転ではなく、換気運転を行うことで、余分な冷房運転をせず無駄なエネルギーの消費を防止できるので、切りタイマ機能を有する空気調和機の快適制御の用途に有用である。
1 切りタイマ手段
2 人体付近温度検出手段
3 外気温度検出手段
4 吸込温度検出手段
5 温度設定手段
6 換気手段
7 人体検知手段
8 制御手段
2 人体付近温度検出手段
3 外気温度検出手段
4 吸込温度検出手段
5 温度設定手段
6 換気手段
7 人体検知手段
8 制御手段
Claims (1)
- 人体付近の温度を検出する人体付近温検出手段と、屋外の温度を検知する外気温度検出手段と、空気調和機の吸込温度を検知する吸込温度検出手段と、空気調和機の制御目標室温を設定する温度設定手段と、運転時間をタイマ設定値と比較しタイマ設定値に達した時に空気調和機の運転を停止する切りタイマ手段と、人の存在、不在を検知する人体検知手段と、屋内の空気を屋外に排出しかつ屋外の空気を屋内に導入する換気手段を備え、切タイマ動作終了後の運転モードとして、人が存在する場合において、人体付近の温度が第1の所定温度より高く屋外温度が第2の所定温度より低い場合、前記換気手段により屋外の空気を屋内に導入し、人体付近の温度が第1の所定温度より高く屋外温度が第2の所定温度より高い場合は、冷房又は除湿運転を行う制御手段を有することを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009273074A JP2011117623A (ja) | 2009-12-01 | 2009-12-01 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009273074A JP2011117623A (ja) | 2009-12-01 | 2009-12-01 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011117623A true JP2011117623A (ja) | 2011-06-16 |
Family
ID=44283158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009273074A Pending JP2011117623A (ja) | 2009-12-01 | 2009-12-01 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011117623A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013079742A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-02 | Misawa Homes Co Ltd | 睡眠環境調整システム |
-
2009
- 2009-12-01 JP JP2009273074A patent/JP2011117623A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013079742A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-02 | Misawa Homes Co Ltd | 睡眠環境調整システム |
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