JP2011117360A - 消音器 - Google Patents

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JP2011117360A
JP2011117360A JP2009275273A JP2009275273A JP2011117360A JP 2011117360 A JP2011117360 A JP 2011117360A JP 2009275273 A JP2009275273 A JP 2009275273A JP 2009275273 A JP2009275273 A JP 2009275273A JP 2011117360 A JP2011117360 A JP 2011117360A
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Yohei Toyoshima
洋平 豊島
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

【課題】 消音性能に影響する本体体積を従来と同一とした場合、扁平化により表面積が増加することにより、マフラー本体を形成するための材料が増える。扁平化することによる消音器の重量の増加を抑制することを課題とする。
【解決手段】 扁平形状の消音器のシェル内を通り排気ガスを流す排気パイプを有し、前気排気パイプ外周を前記シェル内壁に接触させ前記シェル内を複数の部屋に分割した内燃機関の消音器構造において、前記排気パイプを吸音断熱素材から形成した消音器。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関の消音器の構造に関する。
従来、自動車では駆動用内燃機関の消音器は車両の床下に配置されているため、地上とのスペースを確保するため、また、自動車の乗員室の広さを増大するため消音器の本体部の扁平化が望まれている。
特開2006−9739号公報
しかしながら、消音性能に影響する本体体積を従来と同一とした場合、扁平化により表面積が増加することにより、マフラー本体を形成するための材料が増える。従来高温の排気ガスにさらされるためステンレス材が使用されている。材料の増加により、単に扁平化した場合、重量が増加してしまい、燃費に影響を及ぼす問題が生じる。
本発明は、このような従来技術の技術的課題に鑑みてなされたもので、自動車と地上のスペースと乗員室の広さを確保しながら、重量の増加を抑えた消音器とすることを目的とする。
扁平形状の消音器のシェル内を通り排気ガスを流す排気パイプを有し、前記排気パイプをシェル内壁に接触させ前記シェル内を複数の部屋に分割した内燃機関の消音器構造において、排気パイプを吸音断熱素材から形成するものである。
本発明によれば、排気パイプを軽量な材料で成形することが出来るので、扁平化に伴う重量の増加を抑制できるという効果がある。
第1の実施例の内燃機関の消音器構造を示す平面図 第1の実施例の内燃機関の消音器構造を示す図1の1―1に沿った断面図 第2の実施例の内燃機関の消音器構造の排気パイプを示す断面図 第3の実施例の内燃機関の消音器構造を示す平面図 第3の実施例の図4における2−2に沿った断面図 第3の実施例であり、形状の異なる排気パイプを使用した消音器構造を示す平面図である。
本発明の第1の実施形態に係わる内燃機関の消音器構造について図1と図2に基づいて説明する。
図1は内燃機関の消音器構造を示している。図示しない内燃機関から排出された排気ガスは図示しない排気浄化装置を通過して有害成分を触媒によって浄化された後、インレットバイプ2により消音器1に導入される。
消音器1内には、排気パイプ3−1がS字状に曲がって配置されており、これに沿って導入された排気ガスは流れ、更に排気パイプ3−1につながったアウトレットパイプ4により自動車後部に導かれ大気中に放出される。
排気パイプ3−1は、酸化アルミニウムと二酸化ケイ素を主成分とする材料を熔融させて繊維化した材料から作られる、吸音断熱材に優れているものである。この吸音断熱材をパイプ状に成形してあり、本実施例においてはS字状に成形されていて、インレットパイプ2とアウトレットパイプ4に接続され支持されている。また、消音器の本体の両内壁に接触していて、消音器内にしっかりと支持されると共に、本体内を複数の部屋に仕切っている。本体の内壁に排気パイプの配置される形状に合わせて浅い溝53、54を形成しておき、この溝に排気パイプ3−1の一部を入れることで、より位置決めされて支持を強固にすると共に、消音器1内を複数の部屋に分割し、各部屋間のシール性を高めることが出来る。
各部屋は音波の拡張室として消音作用を有する。この部屋の大きさを減衰させたい音の周波数に合わせて設定することが出来る。
本体1は、二つに割った所謂最中合わせ形状をしており、シェル1−1とシェル1−2をそれぞれ凹形状に板材料をプレス成形することにより成形してある。そして、シェル1−1、1−2の凹部をそれぞれ合わせるようにしてある。排気パイプ3−1を一方の本体1−2内に位置させた後、他方の本体1−1を合わせるようにして外周囲を溶接することで容易に製造することができる。
次に、本第1の実施形態の作用を説明する。
内燃機関から排気ガスと共に排出された音波は図示しない排気浄化装置を通過して有害物質を浄化した後、インレットパイプ2を通り消音器1内の排気パイプ3−1に導入され蛇行しながら流れ下る。このとき、排気パイプ3−1の壁は微細な穴があるので排気ガスを殆ど通過させないが音波は通過する。そのため、内燃機関からの排気が排気パイプ3−1を通過する際に高周波が吸音される。従来の消音器のように排気ガスが消音器内の部屋を通過しながら拡張、収縮を行わないので、これによる排気圧力損出も低減するため、内燃機関への負荷が減り燃費向上に繋がる。次に排気パイプの壁を通過した音波は拡張室Aと拡張室B内に侵入することで、それぞれの体積に応じた拡張作用による消音効果で減衰される。
また、排気パイプは断熱作用を有していると共に、高温の排気ガスは排気パイプ内を流れ下るだけなので、消音器1の壁は直接高温の排気ガスにさらされないため消音器の本体を軽量な材料、例えば、アルミニウムや耐高温樹脂材料から作ることも可能となり、軽量化の効果を奏する。
図2に示すように本体の平坦部に設けられた排気パイプ3−1の形状に合わせた形の溝53,54によって排気パイプ3−1は強固に消音器1内に支持されている。これにより内燃機関の高回転時に排出される高速ガスが導入されても排気パイプ3−1は排気ガスの動圧を受けても変形せずに形状を維持しておくことが可能である。
図3は、第2の実施形態を示している。第1の実施例との相違点は排気パイプ3−2を外側パイプ3−2aと内側パイプ3−2bの密度の異なる吸音断熱材から構成されている二層構造としている点である。外側層は吸音断熱材の密度を高く、内側層は吸音材の密度低くしている。目安として、高密度は150Kg/m3以上〜500Kg/m3以下、低密度は80Kg/m3以上〜150Kg/m3未満である。密度を変化させることにより、排気パイプ3−2を通過する音波の吸音特性を向上させることが出来ると共に、排気パイプ3−2の剛性を高めることが可能である。
図4は、第3の実施形態を示している。排気パイプ3−3は排気ガスの動圧を大きく受ける曲線部の外側の肉厚を他の部分より厚くしてより剛性を高めている。第2実施形態の二層構造の排気パイプの外側パイプ3−2aにおいて曲線部の外側に当たる部分の厚みを厚く形成しても良い。高密度部分を厚くするため、内側部分の吸音減衰効果を減らさずに剛性の高い排気パイプとすることが出来る。
図5は、第3の実施形態の消音器を図4の2−2に沿って切断した形状を示している。
図6は形状の異なる排気パイプ3−4を内蔵した消音器の構造を示している。排気パイプ3−4は消音器内で二つに分岐している。その結果、消音器は三つの拡張室に分かれて消音する周波数幅を多くすることが出来る。この排気パイプ3−4も前記の実施形態のように排気ガスの動圧を受ける部分の肉厚を厚くすることで、剛性を高めることが出来る。
排気パイプの材料として、セラミック繊維のほかカーボンファイバを使用することもできる。
1 消音器
1−1、1−2 シェル
2 インレットパイプ
3−2、3−2、3−3、3−4 排気パイプ
3−2a 外側層
3−2b 内側槽
4 アウトレットパイプ
53、54 溝

Claims (4)

  1. 扁平形状の消音器のシェル内を通り排気ガスを流す排気パイプを有し、前記排気パイプの外周壁を前記シェルの内壁に接触させ前記シェル内を複数の部屋に分割した内燃機関の消音器構造において、前記排気パイプを吸音断熱素材から形成したことを特徴とする内燃機関の消音器。
  2. 前記吸音断熱素材は繊維状材料からなることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の消音器
  3. 前記排気パイプは外側層の吸音断熱素材の密度を内側層より高めた二層構造としたことを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の内燃機関の消音器。
  4. 前記排気パイプは曲線部の外側部分の肉厚をそれ以外の部分より厚くしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の内燃機関の消音器。

JP2009275273A 2009-12-03 2009-12-03 消音器 Pending JP2011117360A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018053794A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 ダイハツ工業株式会社 排気管構造

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