JP2011116470A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基準ガイドの削れを低減することのできるシート搬送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】シートが搬送されるシート搬送通路の、基準ガイド22のシート搬送方向と直交する幅方向の側方にシート通過位置変更コロ23を突出して設ける。そして、この通過位置変更コロ23の突出量を、シート搬送通路を搬送されるシートに当接しながらシート搬送通路からの突出量を変化させて、シート搬送通路を通過するシートの、基準ガイド22に対する厚み方向の通過位置を変更する。
【選択図】図3

Description

本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置に関し、特にシートの幅方向の位置合わせを行うための構成に関する。
従来、電子写真プリンタ等の画像形成装置においては、片面に画像が形成されたシートを反転させて再度、画像形成部に搬送することによりシートの裏面に画像を形成するようにしたものがある。そして、このような画像形成装置においては、片面に画像が形成されたシートを反転させて再度、画像形成部に搬送するシート搬送装置を備えている。
このような従来のシート搬送装置において、シートを再度画像形成部へ搬送する場合、搬送中にシートが斜行し、裏面に画像を形成する時にシートと画像がずれてしまう場合がある。これは、2面目(裏面)に画像を形成する場合は、1面目に比べてシート上に画像が形成されるまでの搬送経路が長く、このため各種ローラの偏心や加圧力の違い、またシート搬送面の抵抗の違い等により搬送中に微妙にシートがずれてしまうからである。
このようなシートのずれを防ぐため、1面目に画像を形成した後、2面目に画像を形成するまでの間に、画像とシートが一致するようシートの位置を調整する必要がある。このようなシート位置調整方法として、例えば再度、画像形成部にシートを搬送する再搬送通路のシート搬送方向と直交する方向(以下、幅方向という)の一端部に基準ガイドを配置したものがある。そして、この基準ガイドに、横レジ補正ローラと斜送コロからなる斜送手段により、シートの、幅方向の一側端を押し当てながら搬送することにより、シートの幅方向の位置合せ(以下、横レジ補正という)を行なう方法がある(特許文献1参照)。
ところで、このような横レジ補正方法において、基準ガイドの基準面をモールドで構成した場合、シートの搬送枚数が増えると、基準面がシートにより次第に削られ、シートの先端がその削れに引っ掛かり、ジャムが発生してしまう。そこで、従来は、削れによるジャムの発生を低減するため、基準面に、耐磨耗性に優れた金属からなるピンを基準面に対して所定量突出して設け、シートが基準面に直接当接することがないようにしたものがある(特許文献2参照)。
特開2002−338088号公報 特開2006−96474号公報
しかし、このような従来のシート搬送装置及び画像形成装置において、シートの側端位置を規制するサイド規制板の取り付け位置のバラツキや、各搬送ローラのアライメントのバラツキにより、シートが基準ガイド側にずれて搬送される場合がある。この場合、シート側端が、ピンより上流側で直接基準ガイドに当接し、この後、ピンに達するまでシート側端が基準ガイドに沿って摺動するようになる。
ここで、このようにシートが基準ガイドに沿って摺動する際、シート側端が、シートの厚み方向において、基準ガイドの同じ位置を通過すると、シートにより、基準ガイドの同じ部分が徐々に削れていく。そして、このように基準ガイドが削られると、シートがそこに引っ掛かり、ジャムが発生してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、基準ガイドの削れを低減することのできるシート搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シートが搬送されるシート搬送通路に設けられ、シート搬送方向に延びた基準面を有する基準ガイドと、シートを斜送させ、シートのシート搬送方向と直交する幅方向の一側端を前記基準ガイドの基準面に突き当てる斜送部と、を備えたシート搬送装置において、前記シート搬送通路から突出可能に設けられ、前記シート搬送通路からの突出量が変化することで、搬送されるシートの前記基準ガイドに対する厚み方向の通過位置を変更する通過位置変更部材を備えたことを特徴とするものである。
本発明のように、通過位置変更部材により、シート搬送通路を通過するシートの、基準ガイドに対する厚み方向の通過位置を変更することにより、基準ガイドの削れを低減することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図。 上記レーザビームプリンタの再給紙搬送部に設けられた横レジ補正部の構成を説明する上視図。 上記再給紙搬送部に設けられた横レジ補正部の構成を説明する側面断面図。 上記横レジ補正部に設けられた変更コロの動作を説明する図。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の再給紙搬送部に設けられた横レジ補正部の構成を説明する図。 上記再給紙搬送部に設けられた横レジ補正部の構成を説明する側面断面図。 上記横レジ補正部に設けられた変更拍車の動作を説明する図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図である。
図1において、1はシートPの両面に画像を形成することができるレーザビームプリンタであり、このレーザビームプリンタ1は、レーザビームプリンタ本体(以下、プリンタ本体という)1Aと、画像形成を行う画像形成部1Bを備えている。さらに、第1面に画像が形成された後、第2面(裏面)に画像を形成するためシートPを再度画像形成部1Bに給紙する再給紙搬送部1Cと、画像形成部1BにシートPを1枚ずつ分離給送するシート給送部1D等を備えている。
ここで、画像形成部1Bはプロセスカートリッジ9、レーザスキャナユニット10、転写ローラ12等を備えている。なお、プロセスカートリッジ9は感光体ドラム11と、これに作用するプロセス手段(帯電手段、現像手段、クリーニング手段)とを一体に備え、プリンタ本体1Aに対して着脱可能になっている。シート給送部1DはシートPを積載するシート積載台3、シート積載台3に積載されたシートPを給送する給送ローラ5を備えている。なお、図1において、4は、シート積載台3の下方に設けられ、シートPを給紙ローラ5に圧接させるシート積載台バネ、13は定着ユニット、17はシート排出積載台である。
次に、このように構成されたレーザビームプリンタ1の画像形成動作を説明する。不図示のパソコン等から画像情報が送られ、この画像情報を画像形成処理した不図示の制御部がプリント命令を発すると、シート積載台3に積載されたシートPが給送ローラ5によって給送される。この後、シートPは給送ローラ5と分離パッド6によって構成される分離部により、1枚ずつ分離され、搬送ローラ7を経てレジストローラ8に搬送される。ここで、シートPが搬送されたとき、レジストローラ8は停止しており、このように停止したレジストローラ8に当接することにより、シートPは斜行が補正されると共に、この位置でー旦停止して待機する。
一方、プリント命令と共に画像情報に基づきレーザスキャナユニット10からは画像情報をビットイメージにしたレーザ光Zが感光体ドラム上に照射され、このビットイメージに従って感光体ドラム11の表面上に潜像が形成される。さらに、この潜像を現像することにより、感光体ドラム上にトナー画像が形成される。
この後、レジストローラ8が回転し、待機していたシートPがタイミングを合わせて感光体ドラム11と転写ローラ12とにより構成される転写部に給送され、このニップ部を通過する際、感光体ドラム上のトナー画像がシートPに転写される。さらに、トナー画像が転写されたシートPは、この後、定着ユニット13に送られ、定着ユニット13に設けられた定着ローラ対14によって加熱加圧されることにより、トナー画像が半永久的に定着される。
定着ユニット13を通過したシートPは定着排出ローラ15と第1コロ15aとの第1ニップN1に送られる。シートPの第1面に対してのみ画像を形成する場合は、この後、シートPは排出ローラ対16に送られ、排出ローラ対16によってシート排出積載台17に排出される。
一方、シートPの両面に画像を形成する場合は、シートPは、まず定着排出ローラ15の第1ニップN1を通過した後、正転している排出ローラ対16によりシート排出積載台17に向って搬送される。この後、シート後端が第1ニップN1を抜けると、排出ローラ対16は一旦停止した後、逆転する。
これにより、シートPは先端後端が逆転した状態で定着排出ローラ15と第2コロ15bによって形成される第2ニップN2に進入し、この後、定着排出ローラ15と第2コロ15bによって挟持搬送され、再給紙搬送部1Cに進入する。このとき、シートPは、今まで先端であった部分が後端になり、後端であった部分が先端になって再給紙搬送部1Cに進入する。また、反転ローラ対16は、シートPの後端が通過した後、正回転に戻る。
次に、シートPは、再給紙搬送部1Cのシート搬送通路である再搬送通路Rに設けられた横レジ補正部2に搬送され、この横レジ補正部2を通過する際に斜行が補正され、且つシート搬送方向と直交する幅方向の位置を位置決めされて搬送される。この後、シートPは、両面搬送ローラ対21によって表裏を反転された状態でレジストローラ8に搬送される。そして、このレジストローラ8により斜行が補正されると共に、タイミングを合わせて感光体ドラム11と転写ローラ12とにより構成される転写部に給送され、感光体ドラム上に形成されたトナー画像が転写される。次に、シートPは、定着ユニット13、定着排出ローラ15と第1コロ15aとの第1ニップN1を通過した後、排出ローラ対16によってシート排出積載台17に排出される。
ここで、再給紙搬送部1Cに設けられた横レジ補正部2は、図2に示すように、シートPの幅方向の一側端と当接してシートの幅方向の位置を規制する基準ガイド22と、シートを斜送させる斜送部である横レジ補正ローラ19と斜送コロ20を備えている。基準ガイド22は、シートP(Pa,Pb)の一側端をガイドする基準面22bと、基準面22bのシート搬送方向上流側に設けられ、シートを基準面22bに案内するシート導入部を構成する側端ガイド22aを備えている。また、基準ガイド22は、図3に示すように、シートPの上面をガイドする上面ガイド22dと、シートPの下面をガイドする下面ガイド22e等を有している。
なお、この基準ガイド22は、側端ガイド22a、基準面22b、上面ガイド22d、下面ガイド22e等が一体的にモールド成形されたものである。さらに、この基準ガイド22の基準面22bには、金属からなる第1及び第2平行ピン24a,24bが基準面22bに対し、図2の矢印B方向に所定量だけ突出して圧入されている。そして、このような第1及び第2平行ピン24a,24bを基準面22bから突出させて設けることにより、シートPが基準面22bに直接当接することがないようにしている。
横レジ補正ローラ19は、金属の軸19aの外周にゴム19bを成形したものであり、基準ガイド22に対して、シート搬送方向と直交する軸19aにより回転可能に支持されている。斜送コロ20は、モールド成形したものであり、横レジ補正ローラ19の軸19aに対して約7度の傾きをもった軸20aにより回転可能に支持され、不図示の圧接部材により横レジ補正ローラ19に圧接されている。なお、この横レジ補正ローラ19及び斜送コロ20は、シート搬送方向においては、第1及び第2平行ピン24a,24bの間に配置され、シート幅方向においては、第1及び第2平行ピン24a,24bから矢印B方向へ40mm離れた位置に配置されている。
このように斜送コロ20の回転軸20aを横レジ補正ローラ19の回転軸19aに対して傾きを持たせることで、斜送コロ20と横レジ補正ローラ19に挟持搬送される際、シートは斜送コロ20の斜送力を受ける。そして、この斜送力により、シートPは、基準ガイド22の高硬度の耐磨耗性に優れた金属部材である第1及び第2平行ピン24a,24bに当接しながら搬送され、横レジが補正される。このように第1及び第2平行ピン24a,24bに当接させながらシートPを搬送することにより、シートPが搬送される際、シートPの側端により基準面22bが削られるのを防止することができる。
次に、このような構成の横レジ補正部2の横レジ補正動作について説明する。片面に画像が形成されたシートSが搬送され、やがて横レジ補正ローラ19に達すると、この後、シートPは横レジ補正ローラ19と斜送コロ20に挟持搬送され、基準面22b側に引き寄せられながら搬送される。さらに、この後、シートPは、基準面22bに沿った位置に整合されて横レジ補正が行なわれ、画像形成部1Bに再度搬送される。
ここで、シートPが基準面22bよりも再搬送通路Rの中央部側と反対側にずれて搬送されてくる場合がある。この場合、図2に示すように、ずれて搬送されたシートPbは、基準面22bのシート搬送方向上流に設けられた側端ガイド22aに当接し、この後、側端ガイド22aよりガイドされながら基準面側に向かう。
ところで、本実施の形態においては、再搬送通路Rの側端ガイド22aの側方に、シートの厚み方向の通過位置を変更する通過位置変更部材であるシート通過位置変更コロ(以下、変更コロという)23を突出させて設けている。なお、本実施の形態において、この変更コロ23は、搬送されるシートPとの間の摩擦力によりシートPと一体的に回転すると共に、第1平行ピン24aよりもシート搬送方向上流に設けられ、シート搬送方向と直交する軸23bにより回転可能に支持されている。また、この回転体である変更コロ23は第1及び第2平行ピン24a,24bから矢印B方向へ40mmの間に配置されている。
この変更コロ23は、図3に示すように、外周面23aの中心と回転中心23bが異なる偏心コロであり、外周面23aの一部は再搬送通路Rから、基準ガイド22のシート下面ガイド22eよりも上方に突出している。そして、このように変更コロ23を偏心コロとすることにより、シートPと当接し、シートPとの間の摩擦力で変更コロ23が回転すると、変更コロ23の外周面23aの、基準ガイド22の再搬送通路Rからの突出量が変化する。
そして、変更コロ23の外周面23aの突出量が変化すると、シートPは変更コロ23の突出量の変化に伴い、上下方向の位置を、すなわち厚み方向の位置を変えながら側端ガイド22aに沿って搬送される。なお、図4の(a)は、変更コロ23の突出量が最も少ない状態を示しており、図4の(b)は、変更コロ23が半回転して変更コロ23の突出量が最も多くなった状態を示している。このように、変更コロ23の突出量が異なると、シートPの位置は図4の(a)に示すPcから、図4の(b)に示すPcと厚み方向の位置が異なるPdの位置で搬送される。
以上説明したように、本実施の形態においては、搬送シートPによって変更コロ23を回転させて変更コロ23の再搬送通路Rからの突出量を変化させている。そして、このように変更コロ23の突出量を変化させることにより、シートPが変更コロ23を通過する際の、基準ガイド22に対するシート厚み方向の通過位置を変化させることができる。
これにより、図2に示すように、シートPbが基準ガイド22の基準面22bに対して矢印A方向にズレて搬送されてきた場合でも、シートPbの側端が基準ガイド22の側端ガイド22aに対して常に同じ高さ位置で当接しないようにすることができる。この結果、側端ガイド22aが削れにくくなり、側端ガイド22aの削れが原因のジャムの発生を低減することができる。
なお、本実施の形態においては、コロ23の形状を円形としたが、回転中心から外周までの距離が一様でない形状であれば、例えば、回転中心を短軸と長軸の交点とした楕円形のような形状としても良い。
また、通過位置変更部材として、シートPとの間の摩擦力で回転することで突出量が変化する、回転中心から外周までの距離が一様でない変更コロ23を例示した。しかしながら、通過位置変更部材としては、再搬送通路Rに突出可能に設けられると共に、再搬送通路Rからの突出量が変化して、厚さ方向におけるシート側端と側端ガイド22aとの接触位置を変更するものであれば良い。
例えば、通過位置変更部材として回転自在であって回転中心から外周までの距離が一様なコロを用い、モータによって駆動されるカムなどによって、そのコロの再搬送通路Rからの突出量を変化させるようにしてもよい。また、回転可能なコロに限らず、再搬送通路Rからの突出量が変化するようにシートの厚さ方向に、モータで駆動されるカムなどによって移動するガイド部材を通過位置変更部材としても良い。
これらの場合には、例えば通紙枚数によって突出量を変更するようにモータの駆動を制御すればよい。なお、このようにモータなどの駆動手段によって通過位置変更部材を移動させる形態の場合には、常にシート搬送通路から通過位置変更部材を突出させておく必要はない。例えば、シートの搬送を行っていない待機中には、シート搬送通路から通過位置変更部材を突出しないように退避させておいても良い。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図5は、本実施の形態に係る画像形成装置の再給紙搬送部に設けられた横レジ補正部の構成を説明する図である。なお、図5において、既述した図2と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図5において、25は、シートの厚み方向の通過位置を変更する通過位置変更部材であるシート通過位置変更拍車25(以下、変更拍車という)である。この変更拍車25は、シートPとの摩擦力で回転すると共に、第1平行ピン24aよりもシート搬送方向上流に設けられ、シート搬送方向と直交する軸25bにより回転可能に支持されている。また、幅方向においては、第1及び第2平行ピン24a,24bから矢印B方向へ40mmの間に配置されている。
ここで、この変更拍車25は、外周面25aには、図6に示すように山25cと谷25d、すなわち突起が複数形成されている。また、この変更拍車25は、山25cをつないだ外周円の中心と回転中心25bが異なる偏心拍車である。そして、外周面25aの一部は再搬送通路Rから、基準ガイド22のシート下面ガイド22eの上方に突出している。そして、このように変更拍車25を偏心拍車とすることにより、シートPとの摩擦力で変更拍車25が回転すると、変更拍車25の外周面25aの、再搬送通路Rからの突出量が変化する。
そして、このように変更拍車25の外周面25aの突出量が変化すると、シートPは変更拍車25の突出量の変化に伴い、上下方向の位置を、すなわち厚み方向の位置を変えながら側端ガイド22aに沿って搬送される。なお、図7の(a)は、変更拍車25の突出量が最も少ない状態を示しており、図7の(b)は、変更拍車25が半回転して変更拍車25の突出量が最も多くなった状態を示している。このように、変更拍車25の突出量が異なると、シートPの位置は図7の(a)に示すPcから、図7の(b)に示すPcと厚み方向の位置が異なるPdの位置で搬送される。
このように、本実施の形態では、搬送されるシートPにより変更拍車25を回転させて変更拍車25の再搬送通路Rからの突出量を変えることにより、シートが変更拍車25を通過する際、シート厚み方向の通過位置を変化させるようにしている。これにより、図5に示すように、シートPbが基準ガイド22の基準面22bに対して矢印A方向にズレて搬送されてきた場合でも、シートPbの側端が側端ガイド22aに対して常に同じ高さ位置で当接しないようにすることができる。この結果、側端ガイド22aは削れにくくなり、側端ガイド22aの削れが原因のジャムの発生を低減することができる。
さらに、本実施の形態のように、変更拍車25を用いる場合、変更拍車25がシートPに接触する領域が小さくなるため、変更拍車25がトナー等で汚れた場合でも、その汚れのシートへの付着を低減できる。
1…レーザビームプリンタ、1A…レーザビームプリンタ本体、1B…画像形成部、1C…再給紙搬送部、2…横レジ補正部、19…横レジ補正ローラ、20…斜送コロ、22…基準ガイド、22a…側端ガイド、22b…基準面、23…シート通過位置変更コロ、24a,24b…平行ピン、25…シート通過位置変更拍車、P…シート、R…再搬送通路

Claims (7)

  1. シートが搬送されるシート搬送通路に設けられ、シート搬送方向に延びた基準面を有する基準ガイドと、シートを斜送させ、シートのシート搬送方向と直交する幅方向の一側端を前記基準ガイドの基準面に突き当てる斜送部と、を備えたシート搬送装置において、
    前記シート搬送通路から突出可能に設けられ、前記シート搬送通路からの突出量が変化することで、搬送されるシートの前記基準ガイドに対する厚み方向の通過位置を変更する通過位置変更部材を備えたことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記通過位置変更部材は、前記シート搬送通路を搬送されるシートに当接して回転することで前記シート搬送通路からの突出量が変更される部材であることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記基準ガイドの、前記基準面のシート搬送方向上流に設けられ、前記基準面よりも前記シート搬送通路の中央部側と反対側にずれて搬送されてくるシートを基準面側に導くシート導入部を備え、
    前記シート導入部の側方に、前記通過位置変更部材を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のシート搬送装置。
  4. 前記通過位置変更部材は、搬送されるシートに当接してシートと一体的に回転する偏心した回転体であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  5. 前記偏心した回転体は、外周面に複数の突起を備えた拍車であることを特徴とする請求項4記載のシート搬送装置。
  6. 前記基準面の一部が金属部材で構成され、前記通過位置変更部材を、前記金属部材のシート搬送方向上流側に設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート搬送装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート搬送装置と、前記シート搬送装置により搬送されるシートに画像を形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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