JP2011116326A - 電動パワーステアリングの駆動装置 - Google Patents

電動パワーステアリングの駆動装置 Download PDF

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Masato Kinoshita
眞人 木下
Yutaka Makino
豊 牧野
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謙治 北澤
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Abstract

【課題】 パワー素子(パワー回路)がステータから発せられる磁界の影響を受けず、安価に製造可能な電動パワーステアリングの駆動装置を提供する。
【解決手段】 本発明の電動パワーステアリングの駆動装置は、複数の貫通孔41を有し、内側をステアリングシャフトが挿通するように形成された金属板4がモータ部の近傍に設けられるとともに、スイッチング素子51が搭載された複数の配線基板5が金属板4のステータ22に面する側とは反対側の主面に設けられ、かつ金属板4とは絶縁され、前記反対側でスイッチング素子51と電気的に接続され、前記ステータ22に面する側でステータ22と電気的に接続された金属体63が貫通孔41に設けられている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ステアリングシャフトを収容するハウジング内にスイッチング素子を備えた電動パワーステアリングの駆動装置に関する。
従来、自動車の電動パワーステアリングを制御するためのパワー回路は、電気的な制御を総合的に行うECU(Engine Control Unit)に設けられていた。このパワー回路には
複数のスイッチング素子が含まれており、それぞれのスイッチング素子に接続された大電流用の配線(u、v、w)がパワー回路から電動パワーステアリングに延びていた。
ところが、それぞれのスイッチング素子から電動パワーステアリングまで延びている大電流用の配線が長すぎることは、電圧降下によるロスの点から望ましくない。
そこで、電動パワーステアリングのステアリングシャフトを収容する円筒状のハウジングの内壁に、スイッチング素子(パワー素子)を含むパワー回路を搭載した複数の基板をちょうど円を描くように一回り固着してなる電動パワーステアリングの駆動装置が提案されている(特許文献1を参照)。この構成によれば、電源用の配線および接地用の配線を電動パワーステアリングの駆動装置に接続することで、スイッチング素子から電動パワーステアリングまでの配線(u、v、w)の長さを短くすることを可能としている。
特開平6−255502号公報
しかしながら、特許文献1に記載された電動パワーステアリングの駆動装置では、スイッチング素子(パワー素子)が電動パワーステアリングを構成する電磁石からなるステータから発せられる磁界の影響を受け、誤作動を生じるおそれがある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、スイッチング素子(パワー素子)がステータから発せられる磁界の影響を受け難い電動パワーステアリングの駆動装置を提供することを目的とする。
本発明は、ステアリングシャフトと、該ステアリングシャフトの一部に取り付けられた、永久磁石を有するロータおよび該ロータを取り囲むように設けられた電磁石からなる複数のステータで構成されたモータ部と、前記ステアリングシャフトの一部および前記モータ部を収容する円筒状のハウジングとを含む電動パワーステアリングの駆動装置において、複数の貫通孔を有し、内側を前記ステアリングシャフトが挿通するように形成された金属板が前記モータ部の近傍に設けられるとともに、スイッチング素子が搭載された複数の配線基板が前記金属板の前記ステータに面する側とは反対側の主面に設けられており、かつ前記ステータに面する側とは反対側で前記配線基板とそれぞれ電気的に接続され、前記ステータに面する側で前記ステータと電気的に接続された金属体が前記貫通孔に前記金属板と絶縁された状態で設けられていることを特徴とする。
また、本発明では、前記ステータに面する側に電源用バスバーを備えるとともに、前記
ステータに面する側とは反対側で前記配線基板と電気的に接続され、前記ステータに面する側で前記電源用バスバーと電気的に接続された第2の金属体が前記貫通孔に前記金属板と絶縁された状態で設けられていることが好ましい。
また、本発明では、前記金属板の前記貫通孔と前記金属体および前記第2の金属体との間に絶縁性を有する樹脂からなる絶縁体が設けられていることが好ましい。
また、本発明では、接地用バスバーを備えるとともに、該接地用バスバーは前記配線基板と電気的に接続されており、前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーは、前記金属板の主面に直交する方向から見た場合に、いずれも前記ステアリングシャフトが挿通する部分を中心とする円弧形状であるとともに、前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーの円弧形状の一方の端部に向かう方向が略同一方向であるとともに、前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーの円弧形状の他方の端部に向かう方向が略同一方向であり、かつ前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーの外部への接続部へ向かう方向と、前記ステアリングシャフトから前記接地用バスバーの外部への接続部へ向かう方向とが略同一方向であることが好ましい。
また、本発明では、接地用バスバーを備えるとともに、該接地用バスバーは前記配線基板と電気的に接続されており、前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーは、前記金属板の主面に直交する方向から見た場合に、いずれも前記ステアリングシャフトを中心とする円環形状であり、かつ前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーの外部への接続部へ向かう方向と、前記ステアリングシャフトから前記接地用バスバーの外部への接続部へ向かう方向とが略同一方向であることが好ましい。
また、本発明では、前記ステータに面する側とは反対側に電源用バスバーおよび接地用バスバーを備えるとともに、前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーはそれぞれ前記配線基板と電気的に接続されていることが好ましい。
また、本発明では、前記ステータに面する側の前記金属板の主面に直交する方向から見た場合に、前記接地用バスバーは、前記電源用バスバーよりも面積が広く、前記電源用バスバーと前記配線基板との間に設けられていることが好ましい。
また、本発明では、前記金属板の前記貫通孔と前記金属体との間に絶縁性を有する樹脂からなる絶縁体が設けられていることが好ましい。
また、本発明では、前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーは、前記金属板の主面に直交する方向から見た場合に、いずれも前記ステアリングシャフトが挿通する部分を中心とする円弧形状であるとともに、前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーの円弧形状の一方の端部に向かう方向が略同一方向であるとともに、前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーの円弧形状の他方の端部に向かう方向が略同一方向であり、かつ前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーの外部への接続部へ向かう方向と、前記ステアリングシャフトから前記接地用バスバーの外部への接続部へ向かう方向とが略同一方向であることが好ましい。
また、本発明では、前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーは、前記金属板の主面に直交する方向から見た場合に、いずれも前記ステアリングシャフトを中心とする円環形状であり、かつ前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーの外部への接続部へ向かう方向と、前記ステアリングシャフトから前記接地用バスバーの外部への接続部へ向
かう方向とが略同一方向であることが好ましい。
さらに、本発明では、前記ステータに面する側にステータと接続された複数のステータバスバーを備え、前記金属体が前記ステータバスバーに直接接続されていることが好ましい。
本発明によれば、複数の貫通孔を有し、内側をステアリングシャフトが挿通するように形成された金属板がモータ部の近傍に設けられるとともに、スイッチング素子が搭載された複数の配線基板が金属板のステータに面する側とは反対側の主面に設けられ、かつ金属板とは絶縁され、前記反対側で配線基板と電気的に接続され、前記ステータに面する側でステータと電気的に接続された金属体が前記貫通孔に設けられているので、スイッチング素子(パワー素子)がステータから発せられる磁界の影響を受け難い。
本発明の電動パワーステアリングの駆動装置の一実施形態の説明図である。 図1に示すモータ部の説明図である。 本発明の電動パワーステアリングの駆動装置におけるステータバスバーの説明図である。 本発明の電動パワーステアリングの駆動装置の一実施形態の説明図である。 図3に示す金属板のステータに面する側とは反対側の主面を見た正面図である。 図5に示すA−A線矢視断面図である。 図3に示すステータバスバーを取り外した状態の説明図である。 本発明の電動パワーステアリングの駆動装置におけるスイッチング素子の説明図である。 本発明の電動パワーステアリングの駆動装置の他の実施形態の説明図である。 本発明の電動パワーステアリングの駆動装置の他の実施形態の説明図である。 (a)は図10に示す金属板のステータに面する側とは反対側の主面を見た正面図であり、(b)は、(a)から電源用バスバーを外した状態の正面図である。 本発明の電動パワーステアリングの駆動装置の他の実施形態の説明図である。 本発明の電動パワーステアリングの駆動装置の他の実施形態の説明図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の電動パワーステアリングの駆動装置の一実施形態の説明図であり、本発明の電動パワーステアリングの駆動装置は、ステアリングシャフト1と、ステアリングシャフト1の一部に取り付けられた永久磁石を有するロータ21およびロータ21を取り囲むように設けられた電磁石からなる複数のステータ22で構成されたモータ部2と、ステアリングシャフト1の一部およびモータ部2を収容する円筒状のハウジング3とを含んでいる。
ステアリングシャフト1は、左右に移動することによってタイヤの向きを調整するためのものである。ステアリングシャフト1の一部にはラックギヤ11が形成されており、このラックギヤ11がハンドル(図示せず)から延びるシャフト10に形成されたピニオン
ギヤ(図示せず)と噛み合って、ハンドルの回転がステアリングシャフト1に伝達されるようになっている。また、ステアリングシャフト1の他の一部には、ねじ軸12が形成されており、このねじ軸12と後述するモータ部2のロータ21に固着されたナット(図示せず)とで構成されるボールねじによって、後述するモータ部2による動力がステアリングシャフト1に伝達されるようになっている。
モータ部2は、ロータ21と複数のステータ22とを含んでいる。ロータ21は、図2に示すように、永久磁石で円筒状に形成されたもので、ステアリングシャフト1の一部に取り付けられ、横断面で見ると周方向にN極とS極とが交互に配置された構成になっている。また、ステータ22は電磁石からなり、ハウジングの内壁に横断面で見て周方向にu相、v相、w相、u相、v相、w相、u相、v相、w相、u相、v相、w相といった配置で一回り、u相のステータ221、v相のステータ222およびw相のステータ223が合計で12個設けられている。
4個のu相のステータ221を構成するコイルの一端は互いに電気的に接続され、同様に4個のv相のステータ222を構成するコイルの一端および4個のw相のステータ223を構成するコイルの一端はそれぞれ互いに電気的に接続されており、全てのステータ22(u相のステータ221、v相のステータ222およびw相のステータ223)を構成するコイルの他端がコモンバスバー234を通じて互いに電気的に接続されている。
具体的には、それぞれ円環形状に形成され互いに電気的に接触しないように同軸上に配置された、図3および図4に示すu相のステータ221に接続されるステータバスバー231と、v相のステータ222に接続されるステータバスバー232と、w相のステータ223に接続されるステータバスバー233とを備えている。なお、図3ではステータバスバー232およびステータバスバー233は省略している。ここで、バスバーとは細長い金属板状の配線のことを意味し、銅などの低抵抗材料で形成されたものである。
また、図3に示すようにステータバスバー231の外周から突出するように4個の端子2311が設けられており、図4に示すように、この端子2311が対応するu相のステータ221を構成するコイルの一端に溶接などの方法で接続されている。また、図3に示していないが、ステータバスバー232およびステータバスバー233の外周からも突出するように端子が設けられており、対応するv相のステータ222を構成するコイルの一端および対応するu相のステータ223を構成するコイルの一端にそれぞれ溶接などの方法で接続されている。さらに、図4に示すように、ステータバスバー231、232、233と同様に円環形状に形成され互いに電気的に接触しないように同軸上に配置されたコモンバスバー234を備えており、このコモンバスバー234の外周からも突出するように端子が設けられ(図示せず)、全てのステータ22を構成するコイルの他端に溶接などの方法で接続されている。
ハウジング3は、ステアリングシャフト1の一部およびモータ部2を収容する円筒状のもので、アルミニウムやステンレスなどの金属からなる。
そして、図3乃至図6にそれぞれ示すように、本発明の電動パワーステアリングの駆動装置は、複数の貫通孔41を有し、内側をステアリングシャフト1が挿通するように形成された金属板4を備えており、この金属板4はモータ部2の近傍に設けられている。
金属板4は、アルミニウムなどの金属で、例えば厚さ4.5〜5.5mm程度、好ましくは4.9〜5.1mmに形成され、中央はステアリングシャフト1が挿通できる程度にくり貫かれている。外径はハウジング3の金属板4が配置される部分の内径とほぼ同一に形成されたものである。また、図3に示すように、外部制御部から供給される電源用配線
および接地用配線の入り口となるコネクター部31に対応して、一部切り欠かれた円板状に形成してもよい。
また、図5に示すように、スイッチング素子51が搭載された複数の配線基板5が金属板4のステータ22に面する側とは反対側の主面に設けられている。
さらに、図6に示すように、金属板4に形成された複数の貫通孔41には、この貫通孔41を挿通するように金属体61、62、63(金属体61、62は第2の金属体と呼ぶ場合がある)が設けられている。金属体61、62、63は、ステータ22に面する側とは反対側でスイッチング素子51を搭載する配線基板5と電気的に接続されている。また、金属体63はステータ22に面する側でステータ22と電気的に接続されている。金属体61、63は金属板4とは絶縁されている。接地用の配線である第2の金属体62については、金属板4と電気的に接続されており、金属板4そのものを接地用の導体として使用している。このような構成により、外部制御部から供給される電流がスイッチング素子51および金属体63を経てステータ22に供給される。
なお、接地用の配線である第2の金属体62については、金属板4と絶縁されていてもいなくれもどちらでもかまわない。上述のように第2の金属体62を金属板4と電気的に接続し、金属板4そのものを接地用の導体する場合は、外部制御部からの電気的影響を受けないように、金属板4をハウジング3から絶縁した方がよい。また、第2の金属体62を金属板4と絶縁し、金属板4以外に接地用の電気的配線を行なってもよい。例えば、図13では、電源用バスバー871と接地用バスバー872が設けられているが、接地用バスバー872に接続されている第2の金属体は金属板とは絶縁されている。
具体的には、図7に示すように、金属板4のステータ22に面する側(金属板よりもステータ22に近い側)には、外部制御部から延びる電源用の配線に接続される電源用バスバー71と外部制御部から延びる接地用の配線に接続される接地用バスバー72とが金属板4とは絶縁されて設けられている。そして、図6に示すように、電源用バスバー71は金属板4に形成された貫通孔41を挿通するように配置された第2の金属体61によって、金属板4のステータ22に面する側とは反対側で配線基板5に形成されている配線導体53を介して、配線基板5に搭載されているスイッチング素子51と電気的に接続されている。接地用バスバー72は金属板4に形成された貫通孔41を挿通するように配置された第2の金属体62によって、金属板4のステータ22に面する側とは反対側で配線基板5に搭載されたスイッチング素子51と電気的に接続されているとともに金属板4と電気的電気的に接続されている。さらに、スイッチング素子51は金属板4に形成された貫通孔41を挿通するように配置された金属体63によって、金属板4のステータ22に面する側でステータバスバー231、232、233と電気的に接続されている。
配線基板5は窒化ケイ素や窒化アルミニウムなどのセラミックスからなり、金属板4には接着剤で固着されている。また、配線基板5にも金属体61、62、63が挿通する貫通孔41が形成されている。ここで、金属体61、62、63はボルト状に形成されたもので、配線基板5に設けられた配線とは、例えばワッシャーを用いて電気的に接続されている。
金属体61や63は、車体の振動等により金属板4と接触して短絡することを防止するために金属板4とは絶縁を保つ必要があり、また高温の熱に晒されることから、金属体61、62、63と貫通孔41との間には、耐熱温度が170℃以上である絶縁性の樹脂、例えばポリエーテルエーテルケトンなどからなる絶縁体42が介在されている。そのため、金属体61、62、63は絶縁体42を介して貫通孔41内の保持されることになるため、振動等が生じても金属板4と接触して短絡することがない。また、ハウジング3内は
スイッチング素子51等の発熱により高温になるが、耐熱温度が170℃以上である樹脂を用いることで、貫通孔41内に絶縁を保ちながら各金属体61、62、63を保持することができる。
また、第2の金属体61と電源用バスバー71、第2の金属体62と接地用バスバー72、金属体63とステータバスバー231、232、233との接続方法は、電源用バスバー71、接地用バスバー72およびステータバスバー231、232、233にねじ山が形成されていることによる螺合である。
なお、図示しないが、ハウジング3への金属板4の取り付けは、金属板4の形状をハウジング3の内径と同じかそれよりもわずかに小さい程度にし、金属板4はハウジング3の内壁に接しているのみならず、ハウジング3の内壁に突出部を設けてこの突出部と金属板4とをボルトで固定したり、ハウジング3に孔をあけてハウジング3の外側からボルトで締め付けるなどしてもよい。また、ハウジング3を金属板4を設ける部分で円筒状の第1のハウジングと円筒状の第2のハウジングとを繋げたものにし、金属板4の形状を第1のハウジングと第2のハウジングとが繋がる部分よりも大きくし、金属板4を第1のハウジングと第2のハウジングとの間に挟むようにしてもよい。
また、図4に示すように、ステータバスバー231、232、233、コモンバスバー234、電源用バスバー71および接地用バスバー72は、耐熱性樹脂8に埋設されているのが好ましい。なお、図4では、耐熱性樹脂8に埋設されているステータバスバー231、232、233、コモンバスバー234、電源用バスバー71および接地用バスバー72を点線で示している。
そして、本例では、図5に示すように、金属板4のステータ22に面する側とは反対側の主面に配線基板5が3個取り付けられ、それぞれの配線基板5に2個ずつのスイッチング素子51、合計6個のスイッチング素子51が搭載されていて、u相、v相、w相に対応するようにそれぞれ2個ずつのスイッチング素子51が割り当てられている。
図8に示すように、スイッチング素子51は電界効果トランジスタからなり、2個のスイッチング素子51の組合せで、電源用バスバー71、接地用バスバー72およびステータバスバー231、232、233に接続されるとともに、制御信号が供給されるようになっている。ここで、この制御信号は、図示しないトルクセンサによってハンドルの回転を検知し、その回転に応じて発せられた信号であり、図4および図5に示すリード線9を介してそれぞれのスイッチング素子51のゲートに入力される。
そして、複数のスイッチング素子51で選択された所望のステータ22に電流を供給することで、所望のステータ22をN極またはS極に変化させる。具体的には、例えば複数のスイッチング素子51によってステータバスバー231からu相のステータ221を構成するコイルの一端に電流が供給されると、u相のステータ221を構成するコイルの他端からコモンバスバー234を経てv相のステータ222を構成するコイルの他端に電流が供給され、v相のステータ222を構成するコイルの一端からステータバスバー232を経てグランドに流れるという仕組みになっている。このとき、u相のステータ221がN極になったとすると、v相のステータ222がS極になる。ステータ22においてロータ21に回転力を与えるようにN極とS極切り替わることで、モータとして機能するようになっている。
以上の構成によれば、スイッチング素子51がステータ22から発せられる磁界の影響を受け難い電動パワーステアリングの駆動装置が得られる。また、本発明の電動パワーステアリングの駆動装置は、簡易に製造可能である。
なお、これまで述べた形態では、ステータバスバー231、232、233とスイッチング素子51とは金属体63を介して接続される構成となっていたが、この形態に限定されるものではない。例えば、図9に示すように、u相用バスバー73、v相用バスバー74およびw相用バスバー75を用いて、それぞれのバスバーの端部を1カ所に集約させてから各ステータバスバー231、232、233に接続するようにしてもよい。
ただし、u相用バスバー73、v相用バスバー74およびw相用バスバー75を介して各ステータバスバー231、232、233と接続するようにした場合、u相用バスバー73、v相用バスバー74およびw相用バスバー75の長さが異なることになり、配線基板5と各ステータバスバー231、232、233との間の電圧降下がばらついてモータ2の回転にムラを生じるおそれがあるが、図3および図4に示すように、金属体63を各ステータバスバー231、232、233と直接接続するようにした場合、配線基板5と各ステータバスバー231、232、233との間の距離をほぼ同じにすることができ、電圧降下もほぼ同じにすることができる。そのため、モータ2の回転をなめらかにすることができ、ハンドル操作をした際の操作感のムラをなくすことができる。
また、図13は、図9に示したものの変形例であり、図9では、接地用配線は、金属板を導体として用いているが、図13では、接地用バスバー872は、金属板と絶縁されている。
続いて、本発明の他の実施形態について、図10および11を用いて説明する。本発明の電動パワーステアリングの駆動装置の他の実施形態の説明図である。図11(a)は図10に示す金属板のステータに面する側とは反対側の主面を見た正面図であり、(b)は、(a)から電源用バスバー571を外した状態の正面図である。
図10に示すように、スイッチング素子551が搭載された複数の配線基板505が金属板504のステータ22に面する側とは反対側の主面に設けられている。さらに、金属板504に形成された複数の貫通孔541には、この貫通孔541を挿通するように金属体563が設けられている。金属体563は、ステータ22に面する側とは反対側でスイッチング素子551を搭載する配線基板505と電気的に接続されている。また、金属体563はステータ22に面する側でステータ22と電気的に接続されている。このような構成により、外部制御部から供給される電流がスイッチング素子551、金属体563およびステータバスバー731、732、734を経てステータ22に供給される。
スイッチング素子551から外部制御部への電気的接続は、金属板504のステータ22に面する側とは反対側の面で行なわれる。具体的には、外部制御部から延びる電源用の配線に接続される電源用バスバー571と外部制御部から延びる接地用の配線に接続される接地用バスバー572とが金属板4とは絶縁されて設けられている。電源用バスバー571は、接続金属体581を介して配線基板505と電気的に接続されており、接地用バスバー572は、接続金属体582を介して配線基板505と電気的に接続されている。図では接続金属体581、582は配線基板505および金属板504を貫通しており、それぞれ電源用バスバー571と接地用バスバー572とに接続されており、これは、接続金属体581、582の両端にねじ山が形成されており、これをナットで固定している。しかし、接続金属体581、582は、配線基板505と電源用バスバー571および接地用バスバー572とを電気的に接続すればよく、配線基板505および金属板504を貫通している必要はないが、上述のようにすれば、電源用バスバー571および接地用バスバー572の取り付けが簡単になる。接続金属体581、582は、例えば、単なる円柱状の金属で、半田や導電性接着剤などによって、配線基板505、電源用バスバー571および接地用バスバー572と接続してもよい。
このように電源用バスバー571および接地用バスバー572をステータ22に面する側とは反対側に設けることにより、ステータ22により発生する磁界などの変動が金属板504により減衰されるので、スイッチング素子551に供給される電源が安定し、ひいては、モータの回転に生じる外乱を少なくすることができる。電源の変動をより安定させるためには、金属板504とハウジング3との間に隙間が無いことが好ましい。
金属体263や接続金属体581は、車体の振動等により金属板504と接触して短絡することを防止するために金属板504とは絶縁を保つ必要があり、また高温の熱に晒されることから、金属体5663および接続金属体581と貫通孔541との間には、耐熱温度が170℃上である絶縁性の樹脂、例えばポリエーテルエーテルケトンなどからなる絶縁体542が介在されている。
また、図10に示すように、ステータバスバー731、732、733、コモンバスバー734、電源用バスバー571および接地用バスバー572は、耐熱性樹脂508に埋設されているのが好ましい。なお、図10では、耐熱性樹脂508に埋設されているステータバスバー731、732、733、コモンバスバー734、電源用バスバー571および接地用バスバー572を点線で示している。
以上の構成によれば、スイッチング素子51がステータ22から発せられる磁界の直接的な影響を受け難いとともに、その電源を供給する電源用バスバー571および接地用バスバー572がステータ22から発せられる磁界の影響を受けることにより、電圧が変動することにより生じる間接的な影響も受け難い電動パワーステアリングの駆動装置が得られる。
また、ステータ22に面する側の金属板504の主面に直交する方向から見た場合に、接地用バスバー572は、電源用バスバー571よりも面積が広く、電源用バスバー571と配線基板505との間をさえぎるように設けられているので、配線基板505上、特にスイッチング素子551から発生するノイズが電源用バスバー571から供給される電圧に乗ることが抑制できる。図11(a)では、接地用バスバー572は、電源用バスバー571よりも幅が広くなっている。幅は、1.2倍以上、さらに1.5倍以上、特に2倍以上であることが好ましい。図11(b)は図11(a)から電源用バスバー571を外した状態であり、接続金属体581は接地用バスバー572に設けられた開口5721を通って配線基板505と電源用バスバー571を接続している。開口5721と接続金属体581との間は、接触しない範囲で極力小さくすることにより、電源用バスバー571が受ける影響を少なくできる。
さらに、電源用バスバー571および接地用バスバー572は、金属板504の主面に直交する方向から見た場合に、いずれもステアリングシャフト1を中心とする円弧形状であるとともに、ステアリングシャフト1から電源用バスバー571および接地用バスバー572の円弧形状の一方の端部に向かう方向が略同一方向であるとともに、ステアリングシャフト1から電源用バスバー571および接地用バスバー572の円弧形状の他方の端部に向かう方向が略同一方向であり、電源用バスバー571および接地用バスバー572がテアリングシャフト1に対して同じ側にあり、かつステアリングシャフト1から電源用バスバーの外部への接続部5712へ向かう方向OBと、ステアリングシャフト1から接地用バスバーの外部への接続部5722へ向かう方向OCとが略同一方向である場合、ステータ22などにより生じる磁界の変化により起こる電源用バスバー571および接地用バスバー572内での電流が相殺される方向になるため、電源用バスバー571と接地用バスバー572との間の電流の変動が少なくなるので、電源の安定性がさらに増す。なお、この効果は、電源用バスバー571と接地用バスバー572とがステータ22に面する
側とは反対側の主面に設けられている場合に限らず、電源用バスバー571と接地用バスバー572とがともにステータ22に面する側に設けられている場合にもあり、そのような電動パワーステアリングの駆動装置を作製することができる。
なお、電源用バスバー571および接地用バスバー572がテアリングシャフト1に対して同じ側にあるとは、ステアリングシャフト1に対して両端の方向が同じ方向となる円弧形状としては、ステアリングシャフト1対する角度が大きい円弧形状と小さい円弧形状の2種類あるが、その同じ種類であるということである。別の言い方をすれば、金属板4の主面からの高さが電源用バスバー571および接地用バスバー572とほぼ同じ高さの位置で、ステアリングシャフト1から見た場合、電源用バスバー571および接地用バスバー572は、金属板4の主面と平行な方向については、ほぼ同じ範囲に見えるということである。
電流の相殺についてさらに説明する。外部制御部から電源用バスバー571を通って配線基板505に向かう電流は、図においてステアリングシャフト1に対して右回転になっており、配線基板505にから接地用バスバー572を通って外部制御部に向かう電流は左回転になっている。ステアリングシャフト1が通っている部分付近の磁界が変動する際には、電源用バスバー571内および接地用バスバー572内で、ステアリングシャフト1に対して同じ方向に回転するように電流が誘導される。例えば、電源用バスバー571内にステアリングシャフト1に対して右回転する方向の電流、すなわち配線基板505に向かう電流が誘導される場合は、接地用バスバー572内にステアリングシャフト1に対して右回転する方向の電流、すなわち配線基板505に向かう電流が誘導されるので、それらは相殺され、配線基板505上のスイッチング素子551に加わる電源変動は少なくなる。図11では電源用バスバー571と接地用バスバー572とが重なるように設けられているが、そうする必要はなく、図12に示すように電源用バスバー971と接地用バスバー972とがステアリングシャフト1を相似の中心とするように配置され、一方が他方の内側になるように並べて設けてもよい。
さらに、電源用バスバー571および接地用バスバー572は、金属板504の主面に直交する方向から見た場合に、いずれもステアリングシャフト1を中心とする略相似な円弧形状であるとともに、ステアリングシャフト1を相似の中心とする位置に配置されている場合、主にステアリングシャフト1を中心に変動する電磁界の変動が電源用バスバー571および接地用バスバー572に与える影響の程度がより近くなるので好ましい。さらに、電源用バスバー571および接地用バスバー572はほぼ同じ形状で、重なるように設けるのが好ましい。
これに対して、例えば、図13では電源用バスバー871と接地用バスバー872とは、ステアリングシャフト1が通っている部分を同一方向に回転するように設けられている。このような場合、電源用バスバー871内にステアリングシャフト1に対して右回転する方向の電流、すなわち配線基板に向かう電流が誘導される場合は、接地用バスバー872内にステアリングシャフト1に対して右回転する方向の電流、すなわち配線基板からでてくる方向の電流が誘導されるので、配線基板上のスイッチング素子に加わる電圧が大きくなってしまう。
なお、ここでいう円弧形状とは、電流がステアリングシャフト1の周囲を回るような形状のことであり、必ずしも真円の円弧と同形状でなくてよく、例えば図7に示した電源用バスバー71のような形状も含む。また同様に、必ずしもステアリングシャフト1の中心と円弧形状の中心が完全に一致しなくてもよい。また、電源用バスバー571と接地用バスバー572の円弧の両端が略同一方向であるとは、ステアリングシャフト1から見る角度がそれぞれ60度以内、好ましくは30度以内であることである。さらに、ステアリン
グシャフト1から接地用バスバーの外部への接続部5722へ向かう方向OCとが略同一方向であるとは、金属板504の主面に直交する方向から見た場合に、角度BOCが60度以内、好ましくは30度以内であることである。
なお、図11では、接続部5712および接続部5722は、電源用バスバー571および接地用バスバー572のそれぞれ端に形成されているが、他の部分に形成されていてもよい。電源用バスバー571および接地用バスバー572の中央付近に設ければ、電源用バスバー571の両端までの電圧降下がほぼ等しくなるので、両端付近に接続されているスイッチング素子551の動作に差が少なくなり好ましい。
また、電源用バスバー571および接地用バスバー572は、金属板504の主面に直交する方向から見た場合に、いずれもステアリングシャフト1を中心とする円環形状の形状であり、かつステアリングシャフト1から電源用バスバーの外部への接続部5712へ向かう方向OBと、ステアリングシャフト1から接地用バスバーの外部への接続部5722へ向かう方向OCとが略同一方向である場合、ステータ22などにより生じる磁界の変化により起こる電源用バスバー571および接地用バスバー572内での電流が相殺される方向になるため、電源用バスバー571と接地用バスバー572との間の電流の変動が少なくなるので、電源の安定性がさらに増す。なお、この効果は、電源用バスバー571と接地用バスバー572とがステータ22に面する側とは反対側の主面に設けられている場合に限らず、電源用バスバー571と接地用バスバー572とがともにステータ22に面する側に設けられている場合にもあり、そのような電動パワーステアリングの駆動装置を作製することができる。
ただし、電源用バスバー571と接地用バスバー572とを円環形状の形状にすると、そのループ内に生じる磁界の変動をより直接的に受けるので、円環形状にするよりも、上述のような円弧形状にするのが好ましく、ステアリングシャフト1から見た円弧形状の存在する範囲の角度は小さく方がよい。電源用バスバー571は電源接続用金属体581を接続できる範囲内でステアリングシャフト1から見た円弧形状の範囲の角度を小さくしたほうがよい。接地用バスバー572は接地接続用金属体582を接続できる範囲内でステアリングシャフト1から見た円弧形状の範囲の角度を小さくしたほうがよい。ただし、上述のように、電源用バスバー571と配線基板505との間に接地用バスバー572を設ける場合は、電源用バスバー571へのノイズの影響を減らすため、接地用バスバー572の存在する範囲を電源用バスバー571の存在する範囲と同じにしてもよい。
1・・・ステアリングシャフト
10・・・シャフト
11・・・ラックギヤ
12・・・ねじ軸
2・・・モータ部
21・・・ロータ
22・・・ステータ
221・・・u相のステータ
222・・・v相のステータ
223・・・w相のステータ
231、232、233、731、732、733・・・ステータバスバー
234、734・・・コモンバスバー
2311・・・ステータバスバーの端子
3・・・ハウジング
31、531・・・コネクター部
4、504、904・・・金属板
41、541・・貫通孔
42、542・・・絶縁体
5、505・・・配線基板
51、551・・・スイッチング素子
53・・・配線導体
61、62・・・金属体(第2の金属体)
63、563・・・金属体
71、571、871、971・・・電源用バスバー
72、572、872、972・・・接地用バスバー
5721・・・接地用バスバーの開口
73、873・・・u相用バスバー
74、873・・・v相用バスバー
75、874・・・w相用バスバー
8、508・・・耐熱性樹脂
9、509・・・リード線
581・・・電源接続用金属体
582・・・接地接続用金属体

Claims (11)

  1. ステアリングシャフトと、該ステアリングシャフトの一部に取り付けられた、永久磁石を有するロータおよび該ロータを取り囲むように設けられた電磁石からなる複数のステータで構成されたモータ部と、前記ステアリングシャフトの一部および前記モータ部を収容する円筒状のハウジングとを含む電動パワーステアリングの駆動装置において、複数の貫通孔を有し、内側を前記ステアリングシャフトが挿通するように形成された金属板が前記モータ部の近傍に設けられるとともに、スイッチング素子が搭載された複数の配線基板が前記金属板の前記ステータに面する側とは反対側の主面に設けられており、かつ前記ステータに面する側とは反対側で前記配線基板とそれぞれ電気的に接続され、前記ステータに前記ステータ側で電気的に接続された金属体が前記貫通孔に前記金属板と絶縁された状態で設けられていることを特徴とする電動パワーステアリングの駆動装置。
  2. 前記ステータに面する側に電源用バスバーを備えるとともに、前記ステータに面する側とは反対側で前記配線基板と電気的に接続され、前記ステータに面する側で前記電源用バスバーと電気的に接続された第2の金属体が前記貫通孔に前記金属板と絶縁された状態で設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリングの駆動装置。
  3. 前記金属板の前記貫通孔と前記金属体および前記第2の金属体との間に絶縁性を有する樹脂からなる絶縁体が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電動パワーステアリングの駆動装置。
  4. 接地用バスバーを備えるとともに、該接地用バスバーは前記配線基板と電気的に接続されており、前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーは、前記金属板の主面に直交する方向から見た場合に、いずれも前記ステアリングシャフトが挿通する部分を中心とする円弧形状であるとともに、前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーの円弧形状の一方の端部に向かう方向が略同一方向であるとともに、前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーの円弧形状の他方の端部に向かう方向が略同一方向であり、かつ前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーの外部への接続部へ向かう方向と、前記ステアリングシャフトから前記接地用バスバーの外部への接続部へ向かう方向とが略同一方向であることを特徴とする請求項2または3に記載の電動パワーステアリングの駆動装置。
  5. 接地用バスバーを備えるとともに、該接地用バスバーは前記配線基板と電気的に接続されており、前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーは、前記金属板の主面に直交する方向から見た場合に、いずれも前記ステアリングシャフトを中心とする円環形状であり、かつ前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーの外部への接続部へ向かう方向と、前記ステアリングシャフトから前記接地用バスバーの外部への接続部へ向かう方向とが略同一方向であることを特徴とする請求項2ままた3に記載の電動パワーステアリングの駆動装置。
  6. 前記ステータに面する側とは反対側に電源用バスバーおよび接地用バスバーを備えるとともに、前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーはそれぞれ前記配線基板と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリングの駆動装置。
  7. 前記ステータに面する側の前記金属板の主面に直交する方向から見た場合に、前記接地用バスバーは、前記電源用バスバーよりも面積が広く、前記電源用バスバーと前記配線基板との間に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の電動パワーステアリングの駆動装置。
  8. 前記金属板の前記貫通孔と前記金属体との間に絶縁性を有する樹脂からなる絶縁体が設けられていることを特徴とする請求項1、6および7のいずれかに記載の電動パワーステアリングの駆動装置。
  9. 前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーは、前記金属板の主面に直交する方向から見た場合に、いずれも前記ステアリングシャフトが挿通する部分を中心とする円弧形状であるとともに、前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーの円弧形状の一方の端部に向かう方向が略同一方向であるとともに、前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーの円弧形状の他方の端部に向かう方向が略同一方向であり、かつ前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーの外部への接続部へ向かう方向と、前記ステアリングシャフトから前記接地用バスバーの外部への接続部へ向かう方向とが略同一方向であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の電動パワーステアリングの駆動装置。
  10. 前記電源用バスバーおよび前記接地用バスバーは、前記金属板の主面に直交する方向から見た場合に、いずれも前記ステアリングシャフトを中心とする円環形状であり、かつ前記ステアリングシャフトから前記電源用バスバーの外部への接続部へ向かう方向と、前記ステアリングシャフトから前記接地用バスバーの外部への接続部へ向かう方向とが略同一方向であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の電動パワーステアリングの駆動装置。
  11. 前記ステータに面する側にステータと接続された複数のステータバスバーを備え、前記金属体が前記ステータバスバーに直接接続されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の電動パワーステアリングの駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5373949B1 (ja) * 2012-08-24 2013-12-18 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置

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