JP2011115477A - 屋外用バスケットゴール - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車場や空き地などの狭小な場所を有効に利用して、誰でも安全に便利良く練習できる屋外用バスケットゴールを提供する。
【解決手段】ゴールポスト(P)を固定芯管(2)と回動鞘管(1a)とから成る二重構造とする一方、支持アーム(A)を左右一対の上側リンクアーム(30a)と左右一対の下側リンクアーム(30b)とから成る四節平行リンク運動機構として、その両上側リンクアーム(30a)と両下側リンクアーム(30b)との前端部をバックボード(B)へ、同じく両上側リンクアーム(30a)と両下側リンクアーム(30b)との後端部を上記ゴールポスト(P)の回動鞘管(1a)へ、各々枢支連結することにより、ゴールリング(25)付きのバックボード(B)をゴールポスト(P)の垂直軸線廻りに任意な方角(θ)へ首振り旋回でき、しかもゴールポスト(P)に対して昇降し得るように定めた。
【選択図】図6

Description

本発明は一般家庭の駐車場や空き地、その他の狭小な場所を有効に利用して、誰でもバスケットボールのシュート練習や試合形式での練習などを行なえる屋外用バスケットゴールに関する。
屋外での据え立て場所を変えることができ、且つゴールリングの高さ調整(昇降)も行なえる簡易型のバスケットゴールとしては、単一ゴールポストの土台となるタンク内へ、約100リットル以上の水や砂を充填して使用する高価な輸入品が販売されているほか、実開平6−61268号考案やこれを改良した特開2006−386号発明が提案されてもいる。
実開平6−61268号公報 特開2006−386号公報
上記輸入品のバスケットゴールや特許文献1、2に開示のバスケットゴールは、何れも単一のゴールポストによって据え立て使用されるようになっているが、その垂直のゴールポストと、ゴールネットを備えたバッグボードとの間隔距離(特許文献1の保持アーム(14)や特許文献2の支持部材(4)を参照)は短かいため、練習者が疾走してゴールネットへシュートする時、ゴールポストへ激突するおそれがあり、その重傷事故が現実に起っている。
ところが、これを予防する安全対策として、上記間隔距離を長く確保すればする程、そのゴールネットを備えたバックボードが単一のゴールポストによる片持ち状態となる重量のアンバランス上、その耐久的な支持力と安定性がますます低下する。
そして、このことにはバックボードが風圧を受ける合成樹脂板や軽金属板、木質板から成ることも作用し、単一のゴールポストによる屋外据え立て式として、転倒しやすい危険もある。
更に言えば、上記輸入品のバスケットゴールでは移動時や不使用(保管)時に、タンクの内部から水や砂を排出して、バスケットゴール全体を横倒し状態にする必要があり、据え立て時のみならず、移動時や不使用時の作業も甚だ煩らわしく、重労働となる。
他方、特許文献1、2に記載されたバスケットゴールでは、ゴールポストの垂直軸線を中心として、ゴールネットとバックボードを任意の方角に首振り旋回させることができないため、狭小な場所に据え立てた姿勢のままで、そのゴールネットとバックボードを不使用(保管)状態に退避させることも不可能となり、屋外用として未だ不便である。
本発明はこのような諸問題の抜本的な解決を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では地面や塀、擁壁、その他の既設物から一体的に据え立てられた単一のゴールポストと、ゴールリングが前向きに張り出し設置されたバックボードと、そのバックボードの背面部と上記ゴールポストの上端部とを連結する一定長さの支持アームとを備えた屋外用バスケットゴールにおいて、
上記ゴールポストを固定芯管と回動鞘管とから成る二重構造とする一方、
上記支持アームを左右一対の上側リンクアームと左右一対の下側リンクアームとから成る四節平行リンク運動機構として、その両上側リンクアームと両下側リンクアームとの前端部を上記バックボードへ、同じく両上側リンクアームと両下側リンクアームとの後端部を上記ゴールポストの回動鞘管へ、各々枢支連結することにより、
上記ゴールリング付きのバックボードをゴールポストの垂直軸線廻りに任意な方角へ首振り旋回でき、しかもゴールポストに対して昇降し得るように定めたことを特徴とする。
又、請求項2では ゴールポストの固定芯管を丸鋼管として、これに角鋼管から成る回動鞘管を差し込み套嵌させると共に、
上記回動鞘管のフラット面に複数づつが上下一対となるナットを溶接して、その各ナットから進退操作する調芯ボルトの先端部に保持されたボールを、上記固定芯管の円周面へ全体的な放射対称分布型に点接触させたことを特徴とする。
請求項3ではゴールポストの固定芯管を丸鋼管として、これに角鋼管から成る回動鞘管を差し込み套嵌させると共に、
上記回動鞘管のフラット面にナットを溶接して、そのナットから進退操作する押えボルトの先端部を、固定芯管の円周面へ喰い付き係止させるほか、
その固定芯管と回動鞘管とを貫通する回動ロックピンの先端部に、その抜き差し施・解錠用のシリンダー錠を係留させたことを特徴とする。
請求項4では上側リンクアーム又は下側リンクアームの左右相互間に固定横架された水平な枢軸から、前後方向への揺動可能なネジ杆を吊り下げる一方、
そのネジ杆の中途高さ位置に締結される筒型ナットを、ゴールポストの回動鞘管から前向き一体的に張り出すナット保持枠へ枢支状態に保持させて、
上記ネジ杆を地上から回動操作することにより、ゴールポストに対するゴールリング付きバックボードの設置高さを調整できるように定めたことを特徴とする。
請求項5では上側リンクアーム又は下側リンクアームの左右相互間に固定横架された水平な枢軸と、ゴールポストをなす回動鞘管との上下相互間へ、油圧シリンダーを枢支連結して、
そのピストンロッドの進退ポンプ作用を地上から付与することにより、ゴールポストに対するゴールリング付きバックボードの設置高さを調整できるように定めたことを特徴とする。
請求項6ではバックボードを角鋼管から成る正方形又は長方形の額縁として枠組み一体化すると共に、
その額縁の正面へ多数の固定ビスにより、エキスパンドメタルとそのクッションシートを取り付けたことを特徴とする。
更に、請求項7では四節平行リンク運動機構から成る支持アームの一定長さを、1.0〜1.5mに設定したことを特徴とする。
請求項1の上記構成によれば、ゴールポストが固定芯管と回動鞘管との高強度な二重構造をなすため、一定長さの支持アームが四節平行リンク運動機構から成ることとも相俟って、片持ち状態となるゴールリングとそのバックボードの優れた対抗力を発揮させることができ、そのゴールポストに対するゴールリング付きバックボードの昇降運動や、ゴールポストの垂直軸線を中心とする首振り旋回作用も円滑に安定良く行なえる効果がある。
特に、ゴールポストの垂直軸線を中心として、ゴールリング付きバックボードを任意の方角へ首振り旋回させることができるようになっているため、個人の駐車場や空き地、その他の狭小な場所の周辺部へ据え立てることにより、練習を終えた後の不使用時には、その周辺部へ言わば片寄せ退避した保管状態に保つことができ、駐車などの本来的な使用に支障を及ぼすおそれはない。
しかも、ゴールリング付きバックボードの設置高さ調整(昇降)を行なえるようになっているため、規則に定められた設置高さでの練習のみならず、その練習者の希望や体格などに応じた各種練習を広く行なえ、対応性と利便性が昂まる。
その場合、請求項2の構成を採用するならば、剛性と加工性が良く安価な角鋼管を回動鞘管として採用し乍らも、これと丸鋼管から成る固定芯管との正しい芯出し状態を容易に得られ、安定・堅牢なゴールポストに組み立てることができる。
請求項3の構成を採用するならば、固定芯管に対する回動鞘管の回動角度を、容易に位置決め固定することができ、殊更回動ロックピンをシリンダー錠により抜き取り不能に施錠して、不使用状態の安全管理を行なえる効果がある。
又、請求項4や請求項5の構成を採用するならば、老若男女を問わず、誰でも地上からの遠隔的な操作により、ゴールリング付きバックボードの設置高さ調整(昇降)を行なえ、著しく便利である。
請求項6の構成を採用するならば、バックボードが多孔体のエキスパンドメタルから成るため、屋外用として強風を受けるも、その抵抗(圧力)を効果的に逃がすことができ、ゴールポストが上記したとおり堅牢な二重構造であることとも相俟って、その転倒事故を起すおそれはない。
更に、請求項7の構成を採用するならば、ゴールリングとゴールポストとが1.0m以上に大きく離隔している関係上、練習者が疾走してシュートする際、誤ってゴールポストへ激突する危険はない。
本発明に係る屋外用バスケットゴールの正面図である。 図1の平面図である。 図1の側面図である。 ゴールリングを上昇させた状態を示す図3に対応する側面図である。 図3の5−5線拡大断面図である。 図5の6−6線断面図である。 図6の7−7線拡大断面図である。 図7から上側鞘管を回動させた状態の断面図である。 図6の9−9線拡大断面図である。 図3の10−10線拡大断面図である。 図1の11−11線拡大断面図である。 図10の12−12線断面図である。 図6の13−13線拡大断面図である。 図13の14−14線断面図である。 図14からネジ杆を上昇させた状態の断面図である。 図14の16−16線拡大断面図である。 設置高さ調整(昇降)機構の変形実施形態を示す部分拡大側面図である。
以下、図面に基いて本発明の好適な実施形態を詳述すると、図1〜4はその屋外用バスケットゴールの概略全体を示しており、(P)は地面(駐車場や空き地など)や塀、擁壁、その他の既設物(G)から据え立てられる単一のゴールポストであって、上下一対の鞘管(1a)(1b)とその両鞘管(1a)(1b)を連結する共通の芯管(2)とから成る。そのゴールポスト(P)の背丈は約2900mmである。
上下一対の鞘管(1a)(1b)は特に高剛性と加工性並びに低廉化のため、同じ太さの角鋼管(一辺が約100mmの断面正方形)から成り、丸鋼管(直径が約89mmの断面円形)の芯管(2)へ図6〜9のように差し込み套嵌されている。そして、その芯管(2)と下側鞘管(1b)との重合部分が、互いに直交する複数(図例では2本)の水平な貫通ボルト(3)とその固定ナット(4)により、回動不能に組立一体化されている。
図例の場合、このような芯管(2)と組立一体化された下側鞘管(1b)を、駐車場の周辺部に位置する既設物(G)のコンクリートブロック塀へ、上下一対づつの押え金具(5)とアンカーボルト(6)によって取り付け固定しているが、その地面(駐車場)から直かに据え立てることもある。
(7)は下側鞘管(1b)におけるフラット面の上端部に溶接された複数(図例では4個)の鍔付きナットであり、ここから螺進操作した押えボルト(8)の先端部を、図6、9のように芯管(2)の円周面へ喰い付き係止させて、その芯管(2)と下側鞘管(1b)とをガタツキ不能に固定維持するようになっている。
他方、このような固定状態の芯管(2)と上側鞘管(1a)との重合部分は、その芯管(2)の円周面へ点接触する複数(図例では4個づつの上下一対)のボール(9)を介して、上側鞘管(1a)の回動自在に組み立てられている。
つまり、上側鞘管(1a)におけるフラット面の中途高さ位置と下端部には、図6〜8のような複数(4個)づつの上下一対となる鍔付きナット(10)が溶接されており、ここから進退操作する調芯ボルト(11)の先端部に保持されたボール(鋼球)(9)を、芯管(2)の円周面へ全体的な放射対称分布型として点接触させるようになっている。そのため、この組立状態では上側鞘管(1a)が芯管(2)に対して360度回動し得る。
(12)は上側鞘管(1a)における上記鍔付きナット(10)同士の上下相互間に介在しつつ、同じく上側鞘管(1a)のフラット面に溶接された別な鍔付きナットであり、ここから進退操作した押えボルト(13)の先端部を、図6のように芯管(2)の円周面へ喰い付き係止させて、その芯管(2)に対する上側鞘管(1a)の回動を希望の角度(θ)に位置決め固定することもできる。(14)はその押えボルト(13)の張り出し基端部に螺合締結された進退操作レバーである。
又、(15)はやはり上側鞘管(1a)における上記鍔付きナット(10)同士の上下相互間に介在しつつ、その上側鞘管(1a)と芯管(2)との重合部分に差し込み貫通された回動ロックピンであって、その先端部に係留したシリンダー錠(16)を解錠しない限り、回動ロックピン(15)を抜き取ることができず、屋外用バスケットゴールの不使用時における安全管理を行なえるようになっている。
次に、(B)は屋外用バスケットゴールのバックボードであって、図10〜12に示すように、角鋼管やアングル形鋼などから正方形又は長方形に枠組み一体化された額縁(17)と、その正面(前面)へスポンジやその他のクッションシート(18)を介して張設されたエキスパンドメタル(19)とから成り、そのエキスパンドメタル(19)によって同様な多孔体のパンチングメタルに比し、風圧の逃し効果を著しく向上させることができる。
(20)は上記エキスパンドメタル(19)を額縁(17)へ取り付ける多数の固定ビス(トラスネジ)であり、これを取りはずせば、そのエキスパンドメタル(19)とクッションシート(18)を新品と交換することもできる。(21)は上記額縁(17)の平行な縦補強桟、(22)はその両縦補強桟(21)の左右相互間に介在する平行な横補強桟であり、これらの補強桟(21)(22)は何れも角鋼管やアングル形鋼などから成る。
又、(23)は両横補強桟(22)の上下相互間へ背後から溶接一体化された支持アーム用取付ブラケットであって、角鋼管やチャンネル溝形鋼などから成り、ここに後述する支持アームの前端部が取り付けられる。(24)は下側の横補強桟(22)と額縁(17)の下端部との上下相互間に介挿固定されたゴールリング受け持ち用台座であり、ここにゴールリング(25)が取り付けられる。ゴールリング(25)の直径は約45cmである。
つまり、ゴールリング(25)の円周面からは取付アングル(26)が後向き一体的に張り出されており、その水平片(26a)からの垂下片(26b)を上記バックボード(B)側の台座(24)へ、複数(図例では4本)の固定ビス(27)によって取り付けるようになっているのである。これを取りはずし分解したり、新品のゴールリング(25)と交換することも可能である。(28)はゴールリング(25)の円周面から吊り下がるゴールネット、(29)はゴールリング(25)の円周面と上記取付アングル(26)の垂下片(26b)とを連結一体化した補強杆である。
更に、(A)は上記ゴールリング(25)付きのバックボード(B)をゴールポスト(P)へ支持させるための支持アームであって、ゴールリング(25)の設置高さ(H)を調整(昇降)できる四節平行リンク運動機構から成り、その左右一対の上側リンクアーム(30a)並びに左右一対の下側リンクアーム(30b)の各前端部が水平の貫通ボルト(31)を介して、上記バックボード(B)の支持アーム用取付ブラケット(23)に枢支連結されている一方、同じく両上側リンクアーム(30a)並びに両下側リンクアーム(30b)の各後端部がやはり水平の貫通ボルト(32)を介して、上記ゴールポスト(P)の上側鞘管(1a)に枢支連結されている。尚、上側リンクアーム(30a)と下側リンクアーム(30b)との左右一対づつは、すべて同じ角鋼管やアングル形鋼、厚肉なフラットバーなどから成る。
茲に、四節平行リンク運動機構を形作る上側リンクアーム(30a)並びに下側リンクアーム(30b)の一定長さ(L)としては、1.0〜1.5mに設定することが好ましい。1.0mよりも短かい寸法であると、練習者が疾走してゴールネット(28)へシュートする時、ゴールポスト(P)へ激突するおそれがある。1m以上に寸法化しても、1.5mまでの長さであれば、四節平行リンク運動機構から成る高強度の支持アーム(A)であるため、上記ゴールリング(25)付きバックボード(B)の受け持ち力が低下したり、その昇降運動の円滑さや安定性を阻害したりすることはない。
ゴールポスト(P)の上側鞘管(1a)が既述のとおり、芯管(2)に対して360度回動し得るため、その上側鞘管(1a)へ上側リンクアーム(30a)と下側リンクアーム(30b)を介して片持ち状態に枢支連結されたゴールリング(25)付きバックボード(B)としては、そのゴールポスト(P)における就中芯管(2)の垂直軸線を中心として、同じく360度だけ首振り旋回することができ、その方角(θ)が変ることになる。
(33)(34)は上記前端部の貫通ボルト(31)と後端部の貫通ボルト(32)に各々締結された固定ナット(ダブルナット)、(35)は同じく前端部の貫通ボルト(31)だけに套嵌されたスペーサー、(36a)(36b)は上側リンクアーム(30a)の左右相互間と下側リンクアーム(30b)の左右相互間に各々固定横架された連結バーであり、角鋼管やチャンネル溝形鋼などから成る。
又、(C)はゴールリング(25)の設置高さ調整(昇降)機構を総称しており、これは図13〜15から明白なように、上記四節平行リンク運動機構の支持アーム(A)を形作る上側リンクアーム(30a)の左右相互間に固定横架された水平な枢軸(37)から、前後方向への揺動可能に吊り下げられたハンガーヘッド(38)と、そのハンガーヘッド(38)の下端部に溶接された軸受ブロック(39)と、その軸受ブロック(39)から脱落不能に垂下する回動自由なキャップボルト(40)と、そのキャップボルト(40)の下端部へスラストベアリング(41)並びに回動ブロック(42)を介して連結された長いネジ杆(43)と、そのネジ杆(43)の下端部に付属一体化された係止環(44)とから成る。
その場合、上記ハンガーヘッド(38)の枢軸(37)は左右一対の固定ボルト(45)によって、その対応的な左右一対の上側リンクアーム(30a)へ着脱自在に取り付けられており、その枢軸(37)の中央位置から上記設置高さ調整(昇降)機構(C)が吊り下がる状態にあるため、四節平行リンク運動機構の下側リンクアーム(30b)と干渉するおそれはなく、しかも設置高さ調整(昇降)機構(C)の取りはずしや分解・交換などを行なうこともできる。
上記長いネジ杆(43)の中途高さ位置は、ゴールポスト(P)の就中上側鞘管(1a)側に保持された筒型ナット(46)を貫通しており、その筒型ナット(46)との交叉状態にある。
つまり、(47)は上側鞘管(1a)の対応的な中途高さ位置から前向き一体的に張り出されたほぼコ字形のナット保持枠であり、その張り出し前端部へ左右一対の水平な枢支ボルト(48)を介して、回動自在に保持された筒型ナット(46)が、上記ネジ杆(43)との螺合状態に交叉しているのである。(49)はその各枢支ボルト(48)の抜け止めビス、(50)は上側鞘管(1a)のフラット面に対する上記ナット保持枠(47)の取り付け固定ボルト、(51)はこれに裏当てされた板ナットを示している。
その結果、図4に示唆するような回動操作ハンドル杆(52)の先端フック(53)を、上記ネジ杆(43)の係止環(44)へ地上から係脱自在に係止させて、そのネジ杆(43)を回動操作することにより、上記四節平行リンク運動機構の上側リンクアーム(30a)や下側リンクアーム(30b)と、延いてはバックボード(B)並びにゴールリング(25)を昇降させることができる。
この点、図3では上記ゴールリング(25)が低い設置高さ(H)(2m60cm)に下降された調整状態を示しており、又図4では同じく高い設置高さ(H)(3m5cm)に上昇された調整状態を示しているが、このような規定の2段階のみに限らず、練習者の体格や希望、その他の条件に応じた自由な無段階の調整状態を得られることは言うまでもない。
上記ネジ杆(43)を地上から回動操作する場合、そのナット保持枠(47)よりも上方位置と下方位置へ、各々ダブルナット(54a)(54b)を螺合締結しておき、これらを図13、14のような上記ナット保持枠(47)の筒型ナット(46)へ上方から係止する下限ストッパー(54a)として、又図15のような同じく筒型ナット(46)へ下方から係止する上限ストッパー(54b)として、上記設置高さ(H)の調整状態を自づと位置決めできるように定めることが好ましい。
更に、上記バックボード(B)から紐やワイヤーロープ、その他の索条(55)を吊り下げて、これを地上から引っ張ることにより、上記ゴールリング(25)付きのバックボード(B)をゴールポスト(P)の垂直軸線廻りに首振り旋回させると共に、その索条(55)に付与した吊り下げ長さの目盛り(図示省略)などから、上記ゴールリング(25)の設置高さ(H)を知得・調整することも可能である。(図3、4の鎖線参照)
図17は上記ゴールリング(25)における設置高さ調整(昇降)機構の変形実施形態を示しており、これでは上記四節平行リンク運動機構の支持アーム(A)を形作る下側リンクアーム(30b)の左右相互間に固定横架された水平な枢軸(56)と、ゴールポスト(P)の上側鞘管(1a)との上下相互間へ、ゴールリング(25)の設置高さ調整(昇降)機構(C)となる油圧シリンダーを介挿設置して、その油圧シリンダー本体(57)を上側鞘管(1a)のフラット面へ枢支連結する一方、ピストンロッド(58)の先端部を上記水平な枢軸(56)の中央位置へ枢支連結している。
そして、その油圧シリンダー本体(57)に付属しているレバー受け筒(59)へ地上から挺子操作レバー(60)を抜き差し自在に差し込んで、ピストンロッド(58)の進退ポンプ作用を付加することにより、上記四節平行リンク運動機構の下側リンクアーム(30b)や上側リンクアーム(30a)と、延いてはバックボード(B)とゴールリング(25)を昇降させることができ、そのゴールリング(25)の設置高さ(H)についてやはり無段階の調整状態を得られるようになっている。
このような油圧シリンダーから成るゴールリング(25)の設置高さ調整(昇降)機構(C)を採用する場合でも、四節平行リンク運動機構の上側リンクアーム(30a)又は/及び下側リンクアーム(30b)と係脱自在に係止する下限ストッパー(61a)並びに上限ストッパー(61b)を、ゴールポスト(P)の上側鞘管(1a)へ取り付け固定しておき、上記設置高さ(H)の調整状態を自づと位置決めできるように定めることが望ましい。尚、上記ピストンロッド(58)のポンプ作用を解除するリリーフ弁は図示省略してある。
本発明の屋外用バスケットゴールは上記の構成を備えており、その使用に当っては図1〜3に例示する如く、駐車場や空き地(地面)、その周辺部のコンクリートブロック塀、その他の既設物(G)からゴールポスト(P)を据え立て固定すれば良い。
そして、そのゴールポスト(P)の上側鞘管(1a)とこれから一定長さ(L)の支持アーム(A)を介して張り出しているバックボード(B)並びにゴールリング(25)を、上記ゴールポスト(P)の固定芯管(2)に対して任意の方角(θ)へ首振り旋回させ、上記駐車場や空き地を有効に利用して、しかも危険なく練習できる配置状態に保つ。
ゴールポスト(P)の垂直軸線を中心として、上記ゴールリング(25)付きバックボード(B)を任意の方角(θ)へ旋回させる操作については、図示のコンクリートブロック塀や別個な脚立(図示省略)に立ち乗りして、図6の操作レバー(14)を握り持ち回動させるか、又はバックボード(B)から吊り下げた索条(55)を地上において、引っ張り廻すことによって行なえば良い。
特に、後者の方法であれば、子供でも地上から安全に便利良く行なえる。任意の方角(θ)に位置決めした状態は、上記操作レバー(14)を回動させて、ゴールポスト(P)における上側鞘管(1a)側の押えボルト(13)を芯管(2)の円周面へ強く喰い付き係止させることにより、安定良く固定維持することができる。
又、このような安全裡に使用できる方角(θ)への旋回操作と相前後して、上記ゴールリング(25)の設置高さ調整(昇降)機構(C)を地上から遠隔操作することにより、そのゴールリング(25)の設置高さ(H)を練習者の希望や体格などに応じて、図3のように低く又は図4のように高く調整し、1人でのシュート練習や複数人による試合形式での練習などを行なえば良い。
その際、ゴールリング(25)付きバックボード(B)の支持アーム(A)は1.0〜1.5mの一定長さ(L)を有し、そのゴールリング(25)とゴールポスト(P)とが1m以上離隔しているため、シュート時に疾走する練習者がゴールポスト(P)へ激突するおそれはない。このことには上記方角(θ)を選定・調整できることも、有機的に働くのである。
更に、単一のゴールポスト(P)によって据え立て使用される屋外用のバスケットゴールであるも、そのバックボード(B)は多孔体のエキスパンドメタル(19)から成るため、風圧を効果的に逃がすことができ、これをゴールポスト(P)へ片持ちする支持アーム(A)が、高強度な四節平行リンク運動機構から成ることとも相俟って、不慮に転倒するおそれがなく、上記ゴールリング(25)付きバックボード(B)の耐久的に優れた支持力や据え立て安定性を得られる効果もある。
バスケットボールの練習を終えた不使用中には、そのゴールリング(25)付きバックボード(B)を図2の実線から鎖線のように首振り旋回させて、上記駐車場や空き地(地面)の周辺部へ言わば片寄せ退避した保管状態に保ち、その旋回操作に使用した上記索条(55)を、図3に示唆する如くゴールポスト(P)へ巻き掛けたり、同じく使用した上記操作レバー(14)を、その押えボルト(13)の螺進方向へ回動させたり、更にはゴールポスト(P)の上側鞘管(1a)と固定芯管(2)に貫通した回動ロックピン(15)を、シリンダー錠(16)により抜き取り不能に施錠したりして、誤って使用されないように管理する。
(1a)・上側鞘管
(1b)・下側鞘管
(2)・固定芯管
(3)・貫通ボルト
(4)・固定ナット
(5)・押え金具
(6)・アンカーボルト
(7)・鍔付きナット
(8)・押えボルト
(9)・ボール
(10)・鍔付きナット
(11)・調芯ボルト
(12)・鍔付きナット
(13)・押えボルト
(14)・操作レバー
(15)・回動ロックピン
(16)・シリンダー錠
(17)・額縁
(18)・クッションシート
(19)・エキスパンドメタル
(20)・固定ビス
(21)・縦補強桟
(22)・横補強桟
(23)・取付ブラケット
(24)・台座
(25)・ゴールリング
(26)・取付アングル
(26a)・水平片
(26b)・垂直片
(27)・固定ビス
(28)・ゴールネット
(29)・補強杆
(30a)・上側リンクアーム
(30b)・下側リンクアーム
(31)(32)・貫通ボルト
(33)(34)・固定ナット
(35)・スペーサー
(36a)(36b)・連結バー
(37)・枢軸
(38)・ハンガーヘッド
(39)・軸受ブロック
(40)・キャップボルト
(41)・スラストベアリング
(42)・回動ブロック
(43)・ネジ杆
(44)・係止環
(45)・固定ボルト
(46)・筒型ナット
(47)・ナット保持枠
(48)・枢支ボルト
(49)・抜け止めビス
(50)・固定ボルト
(51)・板ナット
(52)・回動操作ハンドル杆
(53)・先端フック
(54a)(61a)・下限ストッパー
(54b)(61b)・上限ストッパー
(55)・索条
(56)・枢軸
(57)・油圧シリンダー本体
(58)・ピストンロッド
(59)・レバー受け筒
(60)・挺子操作レバー
(A)・支持アーム
(B)・バックボード
(C)・設置高さ調整(昇降)機構
(G)・既設物
(H)・設置高さ
(P)・ゴールポスト
(L)・リンクアームの長さ
(θ)・方角

Claims (7)

  1. 地面や塀、擁壁、その他の既設物から一体的に据え立てられた単一のゴールポストと、ゴールリングが前向きに張り出し設置されたバックボードと、そのバックボードの背面部と上記ゴールポストの上端部とを連結する一定長さの支持アームとを備えた屋外用バスケットゴールにおいて、
    上記ゴールポストを固定芯管と回動鞘管とから成る二重構造とする一方、
    上記支持アームを左右一対の上側リンクアームと左右一対の下側リンクアームとから成る四節平行リンク運動機構として、その両上側リンクアームと両下側リンクアームとの前端部を上記バックボードへ、同じく両上側リンクアームと両下側リンクアームとの後端部を上記ゴールポストの回動鞘管へ、各々枢支連結することにより、
    上記ゴールリング付きのバックボードをゴールポストの垂直軸線廻りに任意な方角へ首振り旋回でき、しかもゴールポストに対して昇降し得るように定めたことを特徴とする屋外用バスケットゴール。
  2. ゴールポストの固定芯管を丸鋼管として、これに角鋼管から成る回動鞘管を差し込み套嵌させると共に、
    上記回動鞘管のフラット面に複数づつが上下一対となるナットを溶接して、その各ナットから進退操作する調芯ボルトの先端部に保持されたボールを、上記固定芯管の円周面へ全体的な放射対称分布型に点接触させたことを特徴とする請求項1記載の屋外用バスケットゴール。
  3. ゴールポストの固定芯管を丸鋼管として、これに角鋼管から成る回動鞘管を差し込み套嵌させると共に、
    上記回動鞘管のフラット面にナットを溶接して、そのナットから進退操作する押えボルトの先端部を、固定芯管の円周面へ喰い付き係止させるほか、
    その固定芯管と回動鞘管とを貫通する回動ロックピンの先端部に、その抜き差し施・解錠用のシリンダー錠を係留させたことを特徴とする請求項1記載の屋外用バスケットゴール。
  4. 上側リンクアーム又は下側リンクアームの左右相互間に固定横架された水平な枢軸から、前後方向への揺動可能なネジ杆を吊り下げる一方、
    そのネジ杆の中途高さ位置に締結される筒型ナットを、ゴールポストの回動鞘管から前向き一体的に張り出すナット保持枠へ枢支状態に保持させて、
    上記ネジ杆を地上から回動操作することにより、ゴールポストに対するゴールリング付きのバックボードの設置高さを調整できるように定めたことを特徴とする請求項1記載の屋外用バスケットゴール。
  5. 上側リンクアーム又は下側リンクアームの左右相互間に固定横架された水平な枢軸と、ゴールポストをなす回動鞘管との上下相互間へ、油圧シリンダーを枢支連結して、
    そのピストンロッドの進退ポンプ作用を地上から付与することにより、ゴールポストに対するゴールリング付きバックボードの設置高さを調整できるように定めたことを特徴とする請求項1記載の屋外用バスケットゴール。
  6. バックボードを角鋼管から成る正方形又は長方形の額縁として枠組み一体化すると共に、
    その額縁の正面へ多数の固定ビスにより、エキスパンドメタルとそのクッションシートを取り付けたことを特徴とする請求項1記載の屋外用バスケットゴール。
  7. 四節平行リンク運動機構から成る支持アームの一定長さを、1.0〜1.5mに設定したことを特徴とする請求項1記載の屋外用バスケットゴール。
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