JP2011114371A - 車載ネットワーク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】CAN等の通信線を介して接続された制御ユニットにおいて、各制御ユニットの通信停止タイミングを適正化し、通信停止タイミングのずれに起因した問題を解消することのできる車載ネットワーク装置を提供すること。
【解決手段】第1のCAN6に接続されているエンジンECU2及びトランスミッションECU4のマスタECU4aにおいてはCAN通信停止時間を共通の所定時間に設定し、第2のCAN8に接続されているトランスミッションECU4のマスタECU4a、スレーブ4bにおいては送信停止時間を、受信停止時間が最も短いECUの受信停止時間よりも短く設定する。
【選択図】図1
【解決手段】第1のCAN6に接続されているエンジンECU2及びトランスミッションECU4のマスタECU4aにおいてはCAN通信停止時間を共通の所定時間に設定し、第2のCAN8に接続されているトランスミッションECU4のマスタECU4a、スレーブ4bにおいては送信停止時間を、受信停止時間が最も短いECUの受信停止時間よりも短く設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両に搭載された制御ユニットが通信線により接続されて形成された車載ネットワークにおける通信停止時の通信管理技術に関する。
車両には複数の電子制御ユニット(ECU)が搭載されており、これらのECUには、CAN(Controller Area Network)方式の車載LAN(以下、CANという)等の通信線が接続され、各ECU間で双方向にメッセージやデータを通信し協調制御可能な車載ネットワークが形成されている。
当該ECUとしては、例えばエンジンの制御を行うエンジンECU、トランスミッションの制御を行うトランスミッションECU、ブレーキ操作に応じた制御及びアンチロックブレーキ(ABS)等の制動力制御を行う制動系ECU、空調、ドア、ウインド、ワイパー、ライト等のボデー系機器を制御するボデー系ECU等が搭載されている。
当該ECUとしては、例えばエンジンの制御を行うエンジンECU、トランスミッションの制御を行うトランスミッションECU、ブレーキ操作に応じた制御及びアンチロックブレーキ(ABS)等の制動力制御を行う制動系ECU、空調、ドア、ウインド、ワイパー、ライト等のボデー系機器を制御するボデー系ECU等が搭載されている。
そして、当該車載ネットワークでは、通信の安定化を図るため、各通信線における通信状態を監視し、故障診断等が行われている。
例えば、メインECUがサブECUから所定のメッセージを定期的に受信し、その受信回数をカウントして、この受信周期より長い周期で、カウントした受信回数をモニタし、その受信回数と所定の判定値との比較により通信系の異常を検出する構成がある(特許文献1参照)。
例えば、メインECUがサブECUから所定のメッセージを定期的に受信し、その受信回数をカウントして、この受信周期より長い周期で、カウントした受信回数をモニタし、その受信回数と所定の判定値との比較により通信系の異常を検出する構成がある(特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術を含め、一般的に車載ネットワークでは、エンジン停止のため等でキーOFF操作をした時点から、各ECUにおける通信を停止させるまでの時間が各ECUによって異なっている。このような各ECUの通信停止タイミングのずれに起因して問題が生じる場合がある。
例えば上記特許文献1に開示された技術であれば、メインECUの通信を停止させた後にサブECUの通信を停止させると、サブECUからのメッセージがメインECUに受信されなくなる。一般的にCAN等の通信線を用いた通信ではACK(Acknowledgment)機能を用いた送信を行っており、送信側ECU(サブECU)からはACKフラグを含んだメッセージを送信し、受信側ECU(メインECU)は当該メッセージを受信するとACKフラグを立てて返信することで、メッセージが受信側ECUに届いたことを保証している。しかしながら、受信側ECUが先に通信を停止してしまうと、送信側ECUはACKフラグの立った返信が得られるまで、メッセージを連続送信することがある。このようにCAN内でメッセージが連続送信されると、CANから電磁波が生じ、車両搭載のラジオ等に干渉してスピーカからラジオノイズが誘発される等の問題が生じる。
例えば上記特許文献1に開示された技術であれば、メインECUの通信を停止させた後にサブECUの通信を停止させると、サブECUからのメッセージがメインECUに受信されなくなる。一般的にCAN等の通信線を用いた通信ではACK(Acknowledgment)機能を用いた送信を行っており、送信側ECU(サブECU)からはACKフラグを含んだメッセージを送信し、受信側ECU(メインECU)は当該メッセージを受信するとACKフラグを立てて返信することで、メッセージが受信側ECUに届いたことを保証している。しかしながら、受信側ECUが先に通信を停止してしまうと、送信側ECUはACKフラグの立った返信が得られるまで、メッセージを連続送信することがある。このようにCAN内でメッセージが連続送信されると、CANから電磁波が生じ、車両搭載のラジオ等に干渉してスピーカからラジオノイズが誘発される等の問題が生じる。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、CAN等の通信線を介して接続された制御ユニットにおいて、各制御ユニットの通信停止タイミングを適正化し、通信停止タイミングのずれに起因した問題を解消することのできる車載ネットワーク装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、請求項1の車載ネットワーク装置では、車両に設けられた複数の制御ユニットが通信線を介して接続されて形成された車載ネットワーク装置であって、前記各制御ユニットに対し通信停止指示を送信可能な通信停止指示手段を備え、前記通信線を介して接続された各制御ユニットは、前記通信停止指示手段からの通信停止指示を認識してから該通信線を介した送信及び受信を停止するまでの通信停止時間が該通信線を介して接続された各制御ユニット共通の所定時間に設定されていることを特徴としている。
請求項2の車載ネットワーク装置では、車両に設けられた複数の制御ユニットが通信線を介して接続されて形成された車載ネットワーク装置であって、前記各制御ユニットに対し通信停止指示を送信可能な通信停止指示手段を備え、前記通信線を介して接続された各制御ユニットは、前記通信停止指示手段からの通信停止指示を認識してから該通信線を介した送信を停止させるまでの送信停止時間が、該各制御ユニットのうち前記通信停止指示手段からの通信停止指示を認識してから該通信線を介した受信を停止させるまでの受信停止時間が最も短い制御ユニットの受信停止時間よりも短く設定されていることを特徴としている。
請求項3の車載ネットワーク装置では、請求項2に加えて、前記通信線を介して接続された複数の制御ユニットには、マスタユニット及び該マスタユニットからの送信が停止した後に受信を停止するスレーブユニットが含まれていることを特徴としている。
上記手段を用いる本発明の請求項1の車載ネットワーク装置によれば、通信線を介して接続された各制御ユニットのそれぞれについて、通信停止指示を認識してから当該通信線を介した送信及び受信を停止するまでの通信停止時間を当該通信線の各制御ユニット共通の所定時間に設定する。
このように各制御ユニットの通信停止時間を共通の所定時間に設定することで、各制御ユニットの通信停止タイミングが一致し、各制御ユニットが同時に通信を停止することとなる。
このように各制御ユニットの通信停止時間を共通の所定時間に設定することで、各制御ユニットの通信停止タイミングが一致し、各制御ユニットが同時に通信を停止することとなる。
これにより、通信停止タイミングのずれが生じなくなり、通信停止タイミングのずれに起因したラジオノイズ等の問題を解消することができる。
請求項2及び請求項3の車載ネットワーク装置によれば、通信線を介して接続された各制御ユニットのそれぞれについて、送信停止時間を、各制御ユニットのうち最も短い受信停止時間の制御ユニットの受信停止時間より短く設定する。
請求項2及び請求項3の車載ネットワーク装置によれば、通信線を介して接続された各制御ユニットのそれぞれについて、送信停止時間を、各制御ユニットのうち最も短い受信停止時間の制御ユニットの受信停止時間より短く設定する。
これにより、少なくとも当該通信線に接続されている全ての制御ユニットの送信が停止した後に、各制御ユニットの受信が停止することとなる。
したがって、少なくとも送信可能な期間においては相手方の受信が確保されることから、ACK(Acknowledgment)機能を用いた送信を行う場合等であっても、確実にACKフラグの立った返信を得ることができる。
したがって、少なくとも送信可能な期間においては相手方の受信が確保されることから、ACK(Acknowledgment)機能を用いた送信を行う場合等であっても、確実にACKフラグの立った返信を得ることができる。
また、特に制御ユニットに、マスタユニットと、マスタユニットからの送信が停止した後でなければ受信を停止することのできないスレーブユニットが含まれている場合でも、マスタユニットの送信が確実に先に停止することになるので、問題なく通信タイミングを適正化することができる。
このように通信停止タイミングを適正化することで、通信停止タイミングのずれに起因したラジオノイズ等の問題を解消することができる。
このように通信停止タイミングを適正化することで、通信停止タイミングのずれに起因したラジオノイズ等の問題を解消することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1を参照すると、本発明に係る車載ネットワーク装置の概略構成図が示されている。
図1に示す車載ネットワークには、車両の各種装置に対応した各種電子制御ユニット(ECU)が設けられている。
図1には、エンジンの制御を行うエンジンECU2、トランスミッションの制御を行うトランスミッションECU4が示されている。なお、車両には、図示しないがブレーキ操作に応じた制御及びアンチロックブレーキ(ABS)等の制動力制御を行う制動系ECU、空調、ドア、ウインド、ワイパー、ライト等のボデー系機器を制御するボデー系ECU等の種々のECUが搭載されている。
図1を参照すると、本発明に係る車載ネットワーク装置の概略構成図が示されている。
図1に示す車載ネットワークには、車両の各種装置に対応した各種電子制御ユニット(ECU)が設けられている。
図1には、エンジンの制御を行うエンジンECU2、トランスミッションの制御を行うトランスミッションECU4が示されている。なお、車両には、図示しないがブレーキ操作に応じた制御及びアンチロックブレーキ(ABS)等の制動力制御を行う制動系ECU、空調、ドア、ウインド、ワイパー、ライト等のボデー系機器を制御するボデー系ECU等の種々のECUが搭載されている。
トランスミッションECU4に関しては、車両の走行状態やエンジンの運転状態に適した変速比を演算するマスタECU4a及び当該マスタECU4aの演算結果に応じた変速比に切り換えるよう図示しないアクチュエータを制御するスレーブECU4bから構成されている。
そして、これら各ECUは1または複数のCAN(Controller Area Network)(通信線)に接続されており、当該CANを介してECU間でメッセージやデータの送受信を行う協調制御が可能である。なお、当該CANを介した通信では、送信側ECUがACKフラグを含んだメッセージを送信し、受信側ECUが当該メッセージを受信するとACKフラグを立てて返信する、ACK機能を用いたメッセージの送受信も可能である。
そして、これら各ECUは1または複数のCAN(Controller Area Network)(通信線)に接続されており、当該CANを介してECU間でメッセージやデータの送受信を行う協調制御が可能である。なお、当該CANを介した通信では、送信側ECUがACKフラグを含んだメッセージを送信し、受信側ECUが当該メッセージを受信するとACKフラグを立てて返信する、ACK機能を用いたメッセージの送受信も可能である。
図1では、エンジンECU2及びトランスミッションECU4のマスタECU4aが第1のCAN6に接続されており、エンジンECU2からはエンジンの運転状態等の情報が、トランスミッションECU4からはトランスミッションの変速比情報が、相互に送受信される。
また、トランスミッションECU4のマスタECU4a及びスレーブECU4bが第2のCAN8に接続されており、マスタECU4aからはスレーブECU4bへの変速比の切換指示情報等が、スレーブECU4bからは現在の変速比情報等が相互に送受信される。なお、第1のCAN6、第2のCAN8にはその他のECUが接続されていてもよい。
また、トランスミッションECU4のマスタECU4a及びスレーブECU4bが第2のCAN8に接続されており、マスタECU4aからはスレーブECU4bへの変速比の切換指示情報等が、スレーブECU4bからは現在の変速比情報等が相互に送受信される。なお、第1のCAN6、第2のCAN8にはその他のECUが接続されていてもよい。
また、車両にはキー挿入時に当該キーの回動操作に応じてエンジンの始動及び停止等の操作を行うキー操作部10が設けられている。当該キー操作部10には、いくつかのキー操作位置が設定されており、例えば、エンジンの始動を行うSTART位置、エンジン作動中のON位置、エンジン停止時に車両に搭載の図示しないラジオやオーディオ機器等の一部の電装品のみの使用を可能とするACC位置、車両のほぼ全装置を停止させキーの抜き差しが可能なLOCK位置がある。
当該キー操作部10は各ECUと電線を介して接続されており、キー操作に応じて各ECUへキー操作信号が伝達されている。例えば、作動中のエンジンを停止させるべく、キー操作位置をON位置からACC位置またはLOCK位置に操作すると(以下、キーOFF操作という)、各ECUへCAN通信停止指示が送られる。詳しくは、キー操作部10をリレーとして各ECUに供給されていた電力が、キーOFF操作により当該リレーが切断されて供給電力が低下することで、各ECUはCAN通信停止指示と認識する。なお、各ECUが動作するための電源は別に確保されており、キーOFF操作直後に各ECUの機能が停止することはない。
このように構成された車載ネットワークでは、キーOFF操作に伴うCAN通信停止指示に応じて各ECUにおいてCAN通信停止制御が行われる。
以下、各ECUにおけるCAN通信停止制御について詳しく説明する。
まず、第1のCAN6に接続されているエンジンECU2及びトランスミッションECUのマスタECU4aは、キー操作部10からのCAN通信停止指示を認識してから第1のCAN6を介しての送信及び受信を停止させるまでの時間が第1のCANに接続されている各ECU共通の5秒に設定されている。つまり、当該エンジンECU2及びマスタECU4aはそれぞれ、CAN通信停止指示を認識すると、5秒後に第1のCAN6を介した送信及び受信を停止させる。
以下、各ECUにおけるCAN通信停止制御について詳しく説明する。
まず、第1のCAN6に接続されているエンジンECU2及びトランスミッションECUのマスタECU4aは、キー操作部10からのCAN通信停止指示を認識してから第1のCAN6を介しての送信及び受信を停止させるまでの時間が第1のCANに接続されている各ECU共通の5秒に設定されている。つまり、当該エンジンECU2及びマスタECU4aはそれぞれ、CAN通信停止指示を認識すると、5秒後に第1のCAN6を介した送信及び受信を停止させる。
このように、第1のCAN6に接続された各ECUの通信停止時間を共通の所定時間に設定することで、エンジンECU2及びマスタECU4aの通信停止タイミングが一致し、当該第1のCAN6を用いた通信が同時に停止されることとなる。
これにより、当該第1のCAN6に接続されている各ECU間における通信停止タイミングのずれが生じなくなり、通信停止タイミングのずれに起因したラジオノイズ等の問題を解消することができる。
これにより、当該第1のCAN6に接続されている各ECU間における通信停止タイミングのずれが生じなくなり、通信停止タイミングのずれに起因したラジオノイズ等の問題を解消することができる。
一方、第2のCAN8に接続されているトランスミッションECU4のマスタECU4a及びスレーブECU4bは、マスタECU4aからの送信が停止した後でなければスレーブECU4bの受信を停止できない主従関係にある。そのため、マスタECU4a及びスレーブECU4bは、当該CAN通信停止指示を認識してから第2のCAN8を介しての送信を停止させる送信停止時間が、当該CAN通信停止指示を認識してから第2のCAN8を介しての受信を停止させる受信停止時間よりも短く設定されている。さらに、このECU4a、4bの送信停止時間は、当該第2のCAN8に接続されている各ECUのうち受信停止時間が最も短いECUの受信停止時間よりも短く設定されている。
当該実施形態では、第2のCAN8に接続されている各ECUの中ではマスタECU4aの受信停止時間が最も短く、マスタECU4aの送信停止時間は3秒、受信停止時間は5秒、スレーブECU4bの送信停止時間は4秒、受信停止時間は40秒に設定されている。
したがって、当該マスタECU4a及びスレーブECU4bにおいて、CAN通信停止指示が認識されると、まず3秒後にマスタECU4aの送信、4秒後にスレーブECU4bの送信、5秒後にマスタECU4aの受信、40秒後にスレーブECU4bの受信が停止する。
したがって、当該マスタECU4a及びスレーブECU4bにおいて、CAN通信停止指示が認識されると、まず3秒後にマスタECU4aの送信、4秒後にスレーブECU4bの送信、5秒後にマスタECU4aの受信、40秒後にスレーブECU4bの受信が停止する。
このように、各ECUの送信停止時間を最も短い受信停止時間よりも短くすることで、第2のCAN8に接続されたECUにおいては、全てのECUの送信が停止した後に、各ECUの受信が停止することとなる。
したがって、少なくとも送信可能な期間においては相手方の受信が確保されることから、ACK(Acknowledgment)機能を用いた送信を行う場合等であっても、確実にACKフラグの立った返信を得ることができる。
したがって、少なくとも送信可能な期間においては相手方の受信が確保されることから、ACK(Acknowledgment)機能を用いた送信を行う場合等であっても、確実にACKフラグの立った返信を得ることができる。
また、特に当該マスタECU4a、スレーブECU4bのように、マスタECU4aからの送信が停止した後でなければスレーブECU4bの受信を停止することのできない主従関係にあるECUが含まれている場合でも、マスタECU4aの送信が確実に先に停止することになるので、問題なく通信タイミングを適正化することができる。
このように、当該第2のCAN8においても、通信停止タイミングを適正化し、通信停止タイミングのずれに起因したラジオノイズ等の問題を解消することができる。
このように、当該第2のCAN8においても、通信停止タイミングを適正化し、通信停止タイミングのずれに起因したラジオノイズ等の問題を解消することができる。
以上のように、本実施形態に係る車載ネットワークでは、第1のCAN6に接続されているECU2、4aにおいてはCAN通信停止時間を共通の所定時間に設定し、第2のCAN8に接続されているECU4a、4bにおいては送信停止時間を、受信停止時間が最も短いECUの受信停止時間よりも短く設定することで、それぞれの通信停止タイミングを適正化することができる。
以上で本発明に係る車載ネットワーク装置の実施形態についての説明を終えるが、実施形態は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態における車載ネットワークの構成に限られるものでない。上記実施形態におけるECUは例示的なものであり、ECUの数や種類はこれに限られるものではない。上記実施形態における第1のCAN6及び第2のCAN8に用いられている2つの通信停止制御を組み合わせることで様々な車載ネットワークに対応して通信停止タイミングの適正化を図ることができる。
例えば、上記実施形態における車載ネットワークの構成に限られるものでない。上記実施形態におけるECUは例示的なものであり、ECUの数や種類はこれに限られるものではない。上記実施形態における第1のCAN6及び第2のCAN8に用いられている2つの通信停止制御を組み合わせることで様々な車載ネットワークに対応して通信停止タイミングの適正化を図ることができる。
また、全体として上記第1のCAN6及び第2のCAN8に用いられている2つの通信停止制御のうちの一方のみを用いた車載ネットワークとしても構わない。
2 エンジンECU(制御ユニット)
4 トランスミッションECU
4a マスタECU(制御ユニット、マスタユニット)
4b スレーブECU(制御ユニット、スレーブユニット)
6 第1のCAN(通信線)
8 第2のCAN(通信線)
10 キー操作部(通信停止指示手段)
4 トランスミッションECU
4a マスタECU(制御ユニット、マスタユニット)
4b スレーブECU(制御ユニット、スレーブユニット)
6 第1のCAN(通信線)
8 第2のCAN(通信線)
10 キー操作部(通信停止指示手段)
Claims (3)
- 車両に設けられた複数の制御ユニットが通信線を介して接続されて形成された車載ネットワーク装置であって、
前記各制御ユニットに対し通信停止指示を送信可能な通信停止指示手段を備え、
前記通信線を介して接続された各制御ユニットは、前記通信停止指示手段からの通信停止指示を認識してから該通信線を介した送信及び受信を停止するまでの通信停止時間が該通信線を介して接続された各制御ユニット共通の所定時間に設定されていることを特徴とする車載ネットワーク装置。 - 車両に設けられた複数の制御ユニットが通信線を介して接続されて形成された車載ネットワーク装置であって、
前記各制御ユニットに対し通信停止指示を送信可能な通信停止指示手段を備え、
前記通信線を介して接続された各制御ユニットは、前記通信停止指示手段からの通信停止指示を認識してから該通信線を介した送信を停止させるまでの送信停止時間が、該各制御ユニットのうち前記通信停止指示手段からの通信停止指示を認識してから該通信線を介した受信を停止させるまでの受信停止時間が最も短い制御ユニットの受信停止時間よりも短く設定されていることを特徴とする車載ネットワーク装置。 - 前記通信線を介して接続された複数の制御ユニットには、マスタユニット及び該マスタユニットからの送信が停止した後に受信を停止するスレーブユニットが含まれていることを特徴とする請求項2記載の車載ネットワーク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009266224A JP2011114371A (ja) | 2009-11-24 | 2009-11-24 | 車載ネットワーク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009266224A JP2011114371A (ja) | 2009-11-24 | 2009-11-24 | 車載ネットワーク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011114371A true JP2011114371A (ja) | 2011-06-09 |
Family
ID=44236423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009266224A Withdrawn JP2011114371A (ja) | 2009-11-24 | 2009-11-24 | 車載ネットワーク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011114371A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106828356A (zh) * | 2015-12-07 | 2017-06-13 | 上海汽车集团股份有限公司 | 电动汽车动力系统双路can通讯方法和模块 |
JP2019517766A (ja) * | 2016-06-07 | 2019-06-24 | テスラ,インコーポレイテッド | 電動機のロータ放電保護 |
-
2009
- 2009-11-24 JP JP2009266224A patent/JP2011114371A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
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JP2019517766A (ja) * | 2016-06-07 | 2019-06-24 | テスラ,インコーポレイテッド | 電動機のロータ放電保護 |
JP7012031B2 (ja) | 2016-06-07 | 2022-01-27 | テスラ,インコーポレイテッド | 電動機のロータ放電保護 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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