JP2011112748A - 複合型レンズ及びそれを有する光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】 色収差をはじめとする諸収差を補正することができ、製造が容易で耐環境性に優れた複合型レンズ及びそれを有する光学系をえること。
【解決手段】 第1、第2、第3の光学要素を含む3以上の光学要素が接合され一体化された複合型レンズにおいて、第2の光学要素の材料は有機複合物であり、第2の光学要素の1つの面に第1の光学要素が接合されており、第3の光学要素は第1の光学要素から光軸方向に最も離れた位置に配置されており、第1、第2の光学要素の接合面における第1の光学要素の有効面径をφ1ea、第2の光学要素の有効面径をφ2ea、外径をφ2、直径をφとし、直径φにおける第iの光学要素(i=1,2,3)の光学有効面間の光軸方向の距離をti(φ)とするとき、各要素を適切に設定し、かつ第2の光学要素の有効面径部外において、光学有効面間の距離の減少量を小さくする形状とすること。
【選択図】 図2

Description

本発明は3つ以上の光学要素が接合された複合型レンズ及びそれを有する光学系に関し、銀塩フィルム用カメラ、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、望遠鏡、双眼鏡、プロジェクター、デジタル複写機等の光学機器に好適なものである。
近年のデジタルカメラやビデオカメラ等の光学機器に用いられる光学系(撮影光学系)は高性能であること、そして全体が小型軽量であること等が求められている。一般的に、光学系は小型化を図るほど諸収差、特に軸上色収差及び倍率色収差に代表される色収差が多く発生し、光学性能が低下する傾向にある。既存のガラス等の光学材料のみを用いた光学系では、高性能化と小型軽量化を同時に満足することが難しい。
このような課題を解決する手段として、複合型非球面レンズを用いて諸収差を補正する方法や、有機無機複合材料を使用した複合型レンズを用いて諸収差を補正する方法等が知られている(特許文献1、2参照)。
特開平5−337959号公報 特開2007−163964号公報
特許文献1にはガラス材より成る球面形状のレンズの表面に非球面形状となるような有機複合物を成形した複合型非球面レンズが開示されている。特許文献2には異常部分分散性を有する有機複合物を用いた複合型レンズが開示されている。
特許文献1、2で開示されている光学素子は、材料として無機ガラス材料のみで構成した場合と比較して、耐熱性や耐環境性が必ずしも十分ではなかった。
球面形状のレンズ表面を非球面形状とするために合成樹脂層を成形した複合型非球面レンズでは、合成樹脂層が雰囲気中に露出しているため、温度や湿度などの環境変化によって表面形状及び光学特性が変動しやすい傾向がある。また、硬度が弱い場合には傷がつきやすく、割れに対する懸念もある。複合型レンズを構成する場合には、有機複合物の光学有効面を雰囲気に露出しない構成とすることは容易だが、雰囲気に曝される端部から湿度や温度などの影響を受けやすい。耐環境性を向上させるには雰囲気中に曝される端部の面積を小さくすれば良い。
しかしながら、特許文献1、2に開示されている光学素子は、耐環境性を向上させるための工夫が必ずしも十分ではなかった。
本発明は色収差をはじめとする諸収差を補正することができ、製造が容易で耐環境性に優れた複合型レンズ及びそれを有する光学系の提供を目的とする。
本発明の複合型レンズは、第1、第2、第3の光学要素を含む3以上の光学要素が接合され一体化された複合型レンズにおいて、前記第2の光学要素の材料は有機複合物であり、前記第2の光学要素の1つの面に前記第1の光学要素が接合されており、前記第3の光学要素は、前記第1の光学要素から光軸方向に最も離れた位置に配置されており、前記第1の光学要素と前記第2の光学要素の接合面における前記第1の光学要素の有効面径をφ1ea、前記第2の光学要素の有効面径をφ2ea、外径をφ2、直径をφとし、該直径φにおける第iの光学要素(i=1,2,3)の光学有効面間の光軸方向の距離をti(φ)とするとき、
φ1ea≦φ2ea<φ2
t2(φ1ea)/t2(0)<1.0
t2(φ1ea)/{t1(φ1ea)+t3(φ1ea)}<0.20
なる条件を満足し、かつ前記第2の光学要素は有効面径部外において、光学有効面間の光軸方向の距離の減少量が小さくなる形状であることを特徴としている。
本発明によれば色収差をはじめとする諸収差を補正することができ、製造が容易で耐環境性に優れた複合型レンズ及びそれを有する光学系を達成することができる。
本発明の実施例1の複合型レンズの要部断面図 本発明の実施例1の複合型レンズの端部を拡大した拡大図 本発明の実施例2の複合型レンズの要部断面図 本発明の実施例2の複合型レンズの端部を拡大した拡大図 本発明の実施例3の複合型レンズの要部断面図 本発明の実施例3の複合型レンズの端部を拡大した拡大図 本発明の実施例4の複合型レンズの要部断面図 本発明の実施例4の複合型レンズの端部を拡大した拡大図 本発明の実施例5の複合型レンズの要部断面図 本発明の実施例5の複合型レンズの端部を拡大した拡大図 本発明の実施例5の光学系の収差図 本発明の複合型レンズを鏡筒で保持した場合の要部断面図 本発明の光学機器(撮像装置)の要部概略図 従来の複合型レンズの要部断面図 従来の複合型レンズの端部を拡大した拡大図
以下に、本発明の好ましい実施例の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明の光学素子としての複合型レンズは第1、第2、第3の光学要素を含む3以上の光学要素が接合され一体化されており、光学要素同士は接着剤などの接合手段により接合されている。第2の光学要素の材料は有機複合物であり、該第2の光学要素の1つの面に第1の光学要素が接合されている。第3の光学要素は、第1の光学要素から光軸方向に最も離れた位置に配置されている。
本発明の複合型レンズは、第1の光学要素以外の光学要素の有効面上に第2の光学要素を形成する工程と、第1の光学要素以外の光学要素と接合していない第2の光学要素の有効面に第1の光学要素を接合する工程と、を用いて製造されている。(請求項7)
本発明における光学要素とは、ガラス等の無機材料や、プラスチック材料、樹脂などで構成され、実質的な屈折作用を有する光学素子のことを称す。複数の光学要素を接合するための、実質的に屈折力を有さない形状で成形されている接着剤層や、反射防止や接着性向上のための薄膜及び塗布材料は、ここでいう光学要素には含まれない。
本発明における有機複合物とは、樹脂材料を硬化させたものや、有機材料に無機微粒子を分散させて硬化させたものであり、アクリル、ポリカーボネート、ポリビニルカルバゾールや、それらと他の有機物もしくは無機物を混合させたものを称す。
一般的に第2の光学要素の材料を構成する有機複合物は、ガラス等の無機材料と比較して環境変動が大きい。雰囲気(空気)の温度変化に対して有機複合物は変形しやすく、例えば高温下においては、膨張して変形しやすく、また、屈折率などの光学特性が変化しやすい。更に、高湿度下においては、吸水による面形状の変形、光学特性の変動が大きくなりやすい。
本発明の複合型レンズでは、第2の光学要素の一方の面に第1の光学要素が接合され、他方の面側には第3の光学要素が接合または他の光学要素を介して接合されている。このため、第2の光学要素の光学有効面は雰囲気中に曝されることがなく、環境変動を抑制することができる。
しかしながら、第2の光学要素の端部は雰囲気に曝されているため、環境化における変動を抑制するには、雰囲気に曝される第2の光学要素の端部の面積を小さくすれば良い。そのためには、光学有効面間の光軸方向の距離、すなわち光学要素の光軸方向の厚み(厚さ)をより薄く形成することが望ましい。
本発明の複合型レンズでは、第1の光学要素と第2の光学要素の接合面における、第1の光学要素の有効面径をφ1ea、第2の光学要素の有効面径をφ2ea、第2の光学要素の外径をφ2とする。そのとき、
φ1ea≦φ2ea<φ2 ‥‥(1)
なる条件を満足している。
なお、本発明は第1、第2、第3の3以上の光学要素を有する複合型レンズが光学系中に複数あっても良い。このような場合は、上記条件式(1)は次のように置き換わる。
φ1jea≦φ2jea<φ2j ‥‥(1´)
なお、添え字jは、以下、複合型レンズが複数個、ある場合の第j番目の複合型レンズにおける光学要素の有効面径、外径、光学有効面間の距離等を表わす。以下、同様である。
次に上記の条件式(1)の技術的意味について説明する。なお、本発明における光学有効面とは、使用状態において光線が通過する境界面及びその境界面と同形状で延長されている面のことを意味する。一般的には光学有効面は鏡面であり、光学要素の保持のための鏡面ではない面やコバ部分を含めない。有効面径とは、光学有効面の最大径(内径)のことを称す。外径とは、非光学有効面も含めた光学要素の最大径を称す。
第2の光学要素を成形型などの成形手段を用いて成形する場合、第2の光学要素の外径φ2は、第1の光学要素と第2の光学要素の接合面における第1の光学要素の有効面径φ1eaよりも大きくする。これにより、第2の光学要素の端部より屈折、反射、散乱する不要光の影響を抑制することが容易となる。また、予め形成された第2の光学要素を第1の光学要素に接合する場合においても、条件式(1)を満足することで同様の効果を得ることが容易となる。
さらに、本発明において、直径をφとし、該直径φにおける第iの光学要素(i=1,2,3)の光学有効面間の光軸方向の距離をti(φ)とする。そのとき、
t2(φ1ea)/t2(0)<1.0 ‥‥(2)
t2(φ1ea)/{t1(φ1ea)+t3(φ1ea)}<0.20‥‥(3)
なる条件を満足している。(請求項1)
例えば、光学有効面間の距離ti(φ)とは各光学要素の光軸方向の厚みを表しており、以下、単に「厚み(厚さ)」とも称す。尚、ti(0)とは共軸系の複合型(接合)レンズにおいて、第jの光学要素の光軸上の厚みを意味する。なお、複合型レンズが複数、ある場合は、上記条件式(2)、(3)は次のように置き換わる。
t2j(φ1jea)/t2j(0)<1.0 ‥‥(2´)
t2j(φ1jea)/{t1j(φ1jea)+t3j(φ1jea)}<0.20
‥‥(3´)
但し、j=1,2,3…n
次に上記の条件式(2)、(3)の技術的意味について説明する。条件式(2)は第2の光学要素において、光軸上の厚みに対して有効面径の位置での厚みが薄いことを表していて、例えば光入出射面が共に空気と接する面としたときの屈折力が正となる構成がある。条件式(2)を満足する構成において本発明の複合型レンズを適用することが容易となる。
条件式(3)は第1の光学要素及び第3の光学要素に対する第2の光学要素の厚みを規定しており、上記数値範囲にすることで耐環境性の変動を抑制することができ、本発明の複合型レンズを適用することが容易となる。この条件式(3)を満足する場合には、第1、第3の光学要素の剛性によって、環境変動による第2の光学要素の変動の影響を抑制することができるため、耐環境性に優れた複合型レンズを実現することが容易となる。
本発明において、第2の光学要素は有効面径部外において光軸方向の厚みの減少量が小さくなるような形状である。前述のように、第2の光学要素の端部による不要光の影響を抑制するために条件式(1)を満足する必要があった。一方で、製造誤差による光学要素の径のばらつきを考慮すると、第1の光学要素の有効面径よりも、第2の光学要素の外径を大きくしておく必要がある。このとき、容易に製造できるようにするためには、第1の光学要素の有効面径に対して、第2の光学要素の外径をより大きくしておけば良いが、製品の小型化の観点では径はできるだけ小さいことが好ましい。
また、耐環境性の向上のために、第2の光学要素の厚みを薄くするためには、第2の光学要素の有効面径部外において、光学有効面間の光軸方向の距離の減少量が小さくなる形状とすればよい。耐環境性の観点から、更に望ましくは、条件式(3)の数値範囲を以下に示す範囲とするのが良い。
t2(φ1ea)/{t1(φ1ea)+t3(φ1ea)}<0.175
‥‥(3a)
更に望ましくは、条件式(3a)の数値範囲を以下に示す範囲とするのが良い。
t2(φ1ea)/{t1(φ1ea)+t3(φ1ea)}<0.150
‥‥(3b)
更に望ましくは、条件式(3b)の数値範囲を以下に示す範囲とするのが良い。
t2(φ1ea)/{t1(φ1ea)+t3(φ1ea)}<0.125
‥‥(3c)
更に望ましくは、条件式(3c)の数値範囲を以下に示す範囲とするのが良い。
t2(φ1ea)/{t1(φ1ea)+t3(φ1ea)}<0.100
‥‥(3d)
また、本発明において、第2の光学要素の有効面径部外の径をφ2extとするとき、以下の微分式で表わすことができる。
dt2(φ2ea)/dφ<dt2(φ2ext)/dφ‥‥(4)
このとき、径φ2extは以下のように定義する。
φ2ea<φ2ext≦φ2‥‥(5)
条件式(2)を満足するような正の屈折力を有する光学要素の場合、厚みは径方向に対して単調に減少する。本発明においては、条件式(4)を満足することで、第2の光学要素の有効面径部外において、光軸方向の厚みの減少量が小さくなる形状としている。(請求項1)
曲線が不連続に変化する場合には、上記のような微分を定義することは困難である。その場合には、微分ではなく極限を用いて左側微分係数及び右側微分係数を用いればよい。すなわち、以下の条件式(6)を満足することが望ましい。
ここで、Δγは外径の変化量である。前述のように、第2の光学要素の端部による不要光の影響を抑制するためには条件式(1)を満足する必要があるが、小型化の観点から、各光学要素の最大径は小さいことが好ましい。そこで、第1の光学要素の有効面径φ1eaと第2の光学要素の外径φ2との比に関しては、以下の数値範囲を満足することが望ましい。
φ1ea/φ2≧0.80 ‥‥(7)
更に望ましくは、条件式(7)の数値範囲を以下に示す範囲とするのが良い。
φ1ea/φ2≧0.85 ‥‥(7a)
更に望ましくは、条件式(7a)の数値範囲を以下に示す範囲とするのが良い。
φ1ea/φ2≧0.90 ‥‥(7b)
上記の構成を満足することで、耐環境性の優れた、製造が容易な複合型レンズを構成することが容易となる。また、本発明においては、第1の光学要素と第2の光学要素の接合面は、有効面径以内の領域と有効面径以外の領域において、曲率半径を変化させた形状より成っている。次に各実施例の複合型レンズについて説明する。
[実施例1]
図1は本発明の実施例1の複合型レンズの要部断面図である。同図において、第j番目の複合型レンズをOGj、複合型レンズOGjを構成する第1の光学要素をG1j、第2の光学要素をG2j、第3の光学要素をG3j(j=1,2,3…n)と表す。以下の実施例も同様である。図1は第1番目(j=1)の複合型レンズOG1を示している。
本実施例において、第1の光学要素G11及び第3の光学要素G31は無機ガラスで構成されている。第2の光学要素G21はUV硬化樹脂で構成されており、正の屈折力のメニスカス形状より成っている。また、第2の光学要素G21の光軸方向の厚みは、光軸から周辺方向へ向かって減少している。本実施例では、第2の光学要素G21の光入射面に第1の光学要素G11、光射出面に第3の光学要素G31が各々接合されており、この3つの光学要素G11、G21、G31で複合型レンズOG1を構成している。
本実施例では、第1の光学要素G11と第2の光学要素G21の接合面Raにおいて、第1の光学要素G11の有効面径φ11eaの方が、第2の光学要素G21の有効面径φ21eaよりも小さい(短い)構成となっている。これにより第2の光学要素G21の端部より屈折、反射、散乱する不要光の影響を抑制している。
図2は本発明の実施例1の複合型レンズOG1の端部を拡大した拡大図である。同図において、複合型レンズOG1の第1の光学要素の有効面径をφ11ea、第2の光学要素の有効面径をφ211ea、外径をφ21と表わす。以下の実施例も同様である。
本実施例では、有効面径φ11eaにおける、第2の光学要素G21の厚みt21(φ11ea)を、第1の光学要素G11の厚みt11(φ11ea)及び第3の光学要素G31の厚みt31(φ11ea)と比較して薄くして形成している。(t21<t11、t21<t31)。これにより、本実施例では、耐環境性を向上させている。
また、本実施例では、第2の光学要素G21の有効面径部外(非光学有効面)G21aにおいて、曲率半径を局所的に変化させており、これにより第2の光学要素G21の有効面径部外(周辺方向)の光軸方向の厚み(距離)の減少量を小さくしている。
図14は従来の複合型レンズの要部断面図である。同図の複合型レンズOC1は、第1の光学要素C1、第2の光学要素C2、第3の光学要素C3から構成されており、光学有効面における曲率半径は実施例1と同様の形状である。
図15は図14の従来の複合型レンズの端部を拡大した拡大図である。同図においてD1eaは複合型レンズOC1の第1の光学要素C1の有効面径、D2ea(D2)は第2の光学要素C2の有効面径(外径)である。同図における複合型レンズOC1の第2の光学要素C2は、第1の光学要素C1と第2の光学要素C2の接合面における有効面径部外において、光軸方向の厚みの減少量を小さくするような形状(構成)にはなっていない。
本実施例において、第1の光学要素G1j(G11)と第2の光学要素G2j(G21)の接合面の有効面径φ1jea(φ11ea)以内における第2の光学要素G2j(G21)の体積を体積aとする。また、有効面径φ1jea(φ11ea)以外における第2の光学要素G2j(G21)の体積を体積bとする。このとき体積の比率b/aを第2の光学要素G2j(G21)の内外体積比とする。この内外体積比が大きいほど、製造時に第2の光学要素G2j(G21)の径方向の誤差の影響を少なくすることが容易となる。しかしながら、内外体積比を大きくするほど、光軸方向の厚みが増加する傾向にあるため、耐環境性と製造の容易性はトレードオフとなっていた。
本実施例における第2の光学要素G21の内外体積比は0.020であり、従来例における内外体積比は0.020である。このとき、光学有効面(有効面径φ21ea)における第2の光学要素G21の光軸方向の厚さは、図15に示す従来例の第2の光学要素C2の厚さに対して薄くすることが容易となる。これによって色収差をはじめとする諸収差を補正することが容易で、製造が容易で、しかも耐環境性の優れた複合型レンズを構成することができる。
[実施例2]
図3は本発明の実施例2の複合型レンズOG1の要部断面図である。本実施例において、第1の光学要素G11及び第3の光学要素G31は無機ガラスで構成されている。
本実施例では、第2の光学要素G21と第3の光学要素G31との間に、他の光学要素G41が接合されており、この4つの光学要素G11、G21、G31、G41で複合型レンズOG1を構成している。第2の光学要素G21はUV硬化樹脂で構成されており、メニスカス形状より成っている。
図4は本発明の実施例2の複合型レンズOG1の端部を拡大した拡大図である。同図において図2に示した要素と同一要素には同符番を付している。本実施例では、第2の光学要素G21の有効面径部外において、第1の光学要素G11側の第3面(非光学有効面)G21aを平面形状としている。これにより第2の光学要素G21の有効面径部外の光軸方向の厚みの減少量を小さくしている。
本実施例における第2の光学要素G21の内外体積比は0.020である。このとき、光学有効面(有効面径φ21ea)における第2の光学要素G21の光軸方向の厚さは、有効面径部外において光軸方向の厚みの減少量を小さくするような形状となっていない従来例の第2の光学要素C2の厚さに対して薄くすることができる。これによって前述の実施例1と同様の効果を得ることができる。
[実施例3]
図5は本発明の実施例3の複合型レンズOG1の要部断面図である。本実施例において、第1の光学要素G11及び第3の光学要素G31は無機ガラスで構成されている。第2の光学要素G21はベース合成樹脂にTiO2微粒子を体積比20%で分散させた混合体で構成されており、両凸形状である。
図6は本発明の実施例3の複合型レンズOG1の端部を拡大した拡大図である。同図において図2に示した要素と同一要素には同符番を付している。本実施例では、第2の光学要素G21の有効面径部外において、第1の光学要素G11側の第3面(非光学有効面)G21aの曲率半径を局所的に変化させている。これにより第2の光学要素G21の有効面径部外の光軸方向の厚みの減少量を小さくしている。
本実施例における第2の光学要素G21の内外体積比は0.015である。このとき、光学有効面(有効面径φ21ea)における第2の光学要素G21の光軸方向の厚さは、有効面径部外において光軸方向の厚みの減少量を小さくするような形状となっていない従来例の第2の光学要素C2の厚さに対して薄くすることができる。これによって前述の実施例1と同様の効果を得ることができる。
[実施例4]
図7は本発明の実施例4の複合型レンズOG1の要部断面図である。本実施例において、第1の光学要素G11及び第3の光学要素G31は無機ガラスで構成されている。第2の光学要素G21はUV硬化樹脂1で構成されており、両凸形状である。
図8は本発明の実施例4の複合型レンズOG1の端部を拡大した拡大図である。同図において図2に示した要素と同一要素には同符番を付している。本実施例では、第2の光学要素G21の有効面径部外において、第3の光学要素G31の第2の光学要素G21側の第5面(非光学有効面)G31aの曲率半径を局所的に変化させている。これにより第2の光学要素G21の有効面径部外の光軸方向の厚みの減少量を小さくしている。
本実施例における第2の光学要素G21の内外体積比は0.070である。このとき、光学有効面(有効面径φ21ea)における第2の光学要素G21の光軸方向の厚さは、有効面径部外において光軸方向の厚みの減少量を小さくするような形状となっていない従来例の第2の光学要素C2の厚さに対して薄くすることができる。これによって前述の実施例1と同様の効果を得ることができる。
[実施例5]
図9は本発明の実施例5の複合型レンズを用いた光学系の要部断面図である。本実施例の光学系OLは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群L1、負の屈折力の第2レンズ群L2、正の屈折力の第3レンズ群L3、正の屈折力の第4レンズ群L4から構成される、ズーム比約12倍の4群構成のズームレンズである。図9中の矢印は、広角端から望遠端へのズーミングに際して、各レンズ群及び絞りSP、フレアカッターFCの移動軌跡を示している。物体距離の変化に際してフォーカスする場合には、第4レンズ群L4を光軸方向に移動させる。
OG1は、第1レンズ群L1に設けた第1番目の複合型レンズ、OG2は第4レンズ群L4を構成する第2番目の複合型レンズである。第1レンズ群L1の複合型レンズOG1において、第1の光学要素G11及び第3の光学要素G31は無機ガラスで構成されている。第2の光学要素G21はUV硬化樹脂1で構成されており、物体側に凸面を向けたメニスカス形状である。第4レンズ群L4の複合型レンズOG2において、第1の光学要素G12及び第3の光学要素G32は無機ガラスで構成されている。第2の光学要素G22はUV硬化樹脂1で構成されており、像側に凸面を向けたメニスカス形状である。
図10(a)は実施例5の光学系において、第1レンズ群L1に適用した第1の複合型レンズOG1の端部を拡大した拡大図である。本実施例では、第2の光学要素G21の有効面径部外において、曲率半径を局所的に変化させており、これにより第2の光学要素G21の有効面径部外の光軸方向の厚みの減少量を小さくしている。
本実施例における第2の光学要素G21の内外体積比は0.020である。このとき、光学有効面(有効面径φ21ea)における第2の光学要素G21の厚さは、有効面径部外において光軸方向の厚みの減少量を小さくするような形状となっていない従来例の第2の光学要素C2の厚さに対して薄くすることができる。これによって前述の実施例1と同様の効果を得ることができる。
図10(b)は実施例5の光学系において、第4レンズ群L4に適用した第2の複合型レンズOG2の端部を拡大した拡大図である。本実施例では、第2の光学要素G22の有効面径部外において、曲率半径を局所的に変化させており、これにより第2の光学要素G22の有効面径部外の光軸方向の厚みの減少量を小さくしている。
本実施例における第2の光学要素G22の内外体積比は0.030である。このとき、光学有効面(有効面径φ22ea)における第2の光学要素G22の厚さは、有効面径部外において光軸方向の厚みの減少量を小さくするような形状となっていない従来例の第2の光学要素C2の厚さに対して薄くすることができる。これによって前述の実施例1と同様の効果を得ることができる。
実施例5では、UV硬化樹脂1の異常部分分散性によって、広角端から望遠端までのズーム範囲において、軸上色収差及び倍率色収差を良好に補正している。
図11(a)、(b)、(c)は各々実施例5の光学系における、広角端・中間のズーム位置・望遠端での収差図である。実施例5では第1の光学要素G11の有効面径の方が、第3の光学要素G31の有効面径よりも大きい構成となっている。鏡筒等のレンズ保持手段によってレンズを保持する場合、第1の光学要素G11のみで保持することで、第2の光学要素G21が膨張及び収縮したときの光学面歪の発生を抑制することができる。
図12は複合型レンズOG1を保持手段としての鏡筒Hで保持したときの要部断面図である。同図において図10(a)に示した要素と同一要素には同符番を付している。
なお、本実施例では第1の光学要素G11のみをレンズ保持手段としての鏡筒Hで固定(保持)したが、これに限らず、第1、第3の光学要素のうち、いずれか一方、もしくは双方をレンズ保持手段に固定すれば良い。
以下、実施例1〜5に対応する数値実施例1〜5と従来例について具体的な数値データを示す。なお、数値実施例5において、数値実施例5−1は第1レンズ群L1の複合型レンズOG1を示し、数値実施例5−2は第4レンズ群L4の複合型レンズOG2を示す。各数値実施例において、mは光入射側から数えた面の番号を示し、rmは第m番目の光学面(第m面)の曲率半径である。dmは第m面と第(m+1)面との間の軸上間隔、ndm、νdmはそれぞれd線に対する第m番目の光学部材の材料の屈折率、アッベ数を表す。また、第m番目の光学面(第m面)の有効面径も合わせて示す。
各屈折率は、フラウンホーファー線のF線(486.1nm)、d線(587.6nm)、C線(656.3nm)に対する屈折率を各々NF、Nd、NCとし、d線に関するアッベ数νdは以下のように定義する。
νd=(Nd−1)/(NF−NC)
また、FnoはFナンバー、ωは半画角である。非球面形状は、Xを光軸方向の面頂点からの変位量、hを光軸と垂直な方向の光軸からの高さ、rを近軸曲率半径、kを円錐定数、B,C,D,E…を各次数の非球面係数とする。そのとき、
で表す。なお、各非球面係数における「E±XX」は「×10±XX」を意味している。各数値実施例に用いたφ1ea、φ2ea、φ2、第2の光学要素G2iのd線、g線、C線、及びF線に対する屈折率、及びアッベ数、部分分散比、条件式(2)、(3)及び(7)に対応する数値を表1に示す。
(数値実施例1)
面番号 r d nd vd 有効径
1 ∞ 1.50 1.84666 23.8 32.20
2 28.533 0.00 29.00
3* 28.533 1.35 1.63429 23.3 29.30
4 40.000 0.00 29.30
5 40.000 4.60 1.48749 70.2 31.60
6 ∞ 31.60
(数値実施例2)
面番号 r d nd vd 有効径
1 80.000 1.50 1.84666 23.8 32.10
2 28.533 0.00 29.00
3* 28.533 1.45 1.63429 23.3 29.30
4 40.000 0.00 29.30
5 40.000 6.50 1.48749 70.2 29.30
6 34.500 30.30
7 -90.000 30.30
(数値実施例3)
面番号 r d nd vd 有効径
1 200.000 1.40 1.8052 25.4 31.60
2 63.051 0.00 29.00
3* 63.051 2.50 1.7088 23.3 29.30
4 -200.000 0.00 29.30
5 -200.000 2.20 1.6204 60.3 31.60
6 -70.000 31.60
(数値実施例4)
面番号 r d nd vd 有効径
1 -80.000 1.00 1.8340 37.2 12.80
2 19.848 0.00 11.02
3 19.848 0.50 1.6343 23.3 11.23
4* 42.000 0.00 11.23
5* 42.000 2.00 1.5174 52.4 12.80
6 -40.000 12.80
(数値実施例5−1)
面番号 r d nd vd 有効径
1 58.801 1.80 1.8467 23.8 29.80
2 27.400 0.00 26.30
3* 27.400 0.78 1.6356 22.7 26.60
4 33.928 0.00 26.60
5 33.928 4.50 1.6031 60.6 27.80
6 902.237 27.80
(数値実施例5−2)
面番号 r d nd vd 有効径
1 13.046 1.80 1.7130 53.9 10.80
2 -24.861 0.00 8.90
3 -24.861 0.78 1.6356 22.7 9.00
4* -9.512 0.00 9.00
5 -9.512 0.80 1.6727 32.1 10.80
6 20.974 10.80
(数値実施例5)
面番号 r d nd vd 有効径
1 58.801 1.80 1.8467 23.8 28.60
2 27.400 0.78 1.6356 22.7 25.85
3 33.928 4.50 1.6031 60.6 25.79
4 902.237 0.15 24.97
5 30.468 2.60 1.6204 60.3 24.38
6 163.714 (可変) 24.15
7 62.482 0.90 1.7725 49.6 17.42
8 8.767 3.65 13.43
9 -56.585 0.75 1.7725 49.6 13.37
10 19.670 2.40 13.02
11 18.101 3.00 1.9229 18.9 13.76
12 42.728 (可変) 13.22
13(絞り) ∞ (可変) 7.30
14* 8.433 2.70 1.5891 61.1 9.00
15 413.602 3.32 8.60
16 126.728 0.70 1.9037 31.3 8.10
17 8.905 0.60 7.90
18 18.544 1.70 1.4875 70.2 8.10
19 -16.066 (可変) 8.40
20 ∞ (可変) 8.30
21 13.046 2.30 1.7130 53.9 9.01
22 -24.861 0.73 1.6356 22.7 8.79
23 -9.512 0.80 1.6727 32.1 8.78
24 20.974 (可変) 8.33
像面 ∞

非球面データ
第14面
K =-6.56135e-001 A 4= 7.61281e-006 A 6= 2.28418e-007
A 8=-1.80542e-009 A10= 2.02947e-010
(従来例)
面番号 r d nd vd 有効面径
1 ∞ 1.50 1.8467 23.8 32.20
2 28.533 0.00 29.00
3 28.533 1.50 1.6343 23.3 30.40
4 40.000 0.00 30.40
5 40.000 4.60 1.6031 70.2 31.60
6 ∞ 31.60

次に本発明の光学系を撮影光学系として用い、それを有する本発明の光学機器であるデジタルスチルカメラ(撮像装置)の実施例を図13を用いて説明する。
図13において、20はカメラ本体、21は本発明の光学系によって構成された撮影光学系である。22はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系21によって形成された被写体像(像)を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。23は撮像素子22によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録するメモリである。24は液晶ディスプレイパネル等によって構成され、固体撮像素子22上に形成された被写体像を観察するためのファインダである。このように本発明の光学系をデジタルスチルカメラ等の撮像素子に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
G1j 第1の光学要素、G2j 第2の光学要素、G3j 第3の光学要素、φ1jea 第1の光学要素と第2の光学要素の接合面における第1の光学要素の有効面径、φ2jea 第2の光学要素の有効面径、φ2j 第2の光学要素の外径

Claims (8)

  1. 第1、第2、第3の光学要素を含む3以上の光学要素が接合され一体化された複合型レンズにおいて、
    前記第2の光学要素の材料は有機複合物であり、前記第2の光学要素の1つの面に前記第1の光学要素が接合されており、前記第3の光学要素は、前記第1の光学要素から光軸方向に最も離れた位置に配置されており、前記第1の光学要素と前記第2の光学要素の接合面における前記第1の光学要素の有効面径をφ1ea、前記第2の光学要素の有効面径をφ2ea、外径をφ2、直径をφとし、該直径φにおける第iの光学要素(i=1,2,3)の光学有効面間の光軸方向の距離をti(φ)とするとき、
    φ1ea≦φ2ea<φ2
    t2(φ1ea)/t2(0)<1.0
    t2(φ1ea)/{t1(φ1ea)+t3(φ1ea)}<0.20
    なる条件を満足し、かつ前記第2の光学要素は有効面径部外において、光学有効面間の光軸方向の距離の減少量が小さくなる形状であることを特徴とする複合型レンズ。
  2. 前記第2の光学要素の有効面径部外の径をφ2extとするとき、
    dt2(φ2ea)/dφ<dt2(φ2ext)/dφ
    但し、
    φ2ea<φ2ext≦φ2
    なる微分式を満足することを特徴とする請求項1に記載の複合型レンズ。
  3. 前記第1の光学要素と前記第2の光学要素の接合面は、有効面径以内の領域と有効面径以外の領域において、曲率半径が変化した形状であることを特徴とする請求項1又は2の複合型レンズ。
  4. 前記複合型レンズは、
    φ1ea/φ2≧0.80
    なる条件を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の複合型レンズ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の複合型レンズを少なくとも1つ有することを特徴とする光学系。
  6. 前記第1、第3の光学要素のうち、いずれか一方はレンズ保持手段によって固定されていることを特徴とする請求項5に記載の光学系。
  7. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の複合型レンズは、
    前記第1の光学要素以外の光学要素の有効面上に、前記第2の光学要素を形成する工程と、前記第1の光学要素以外の光学要素と接合していない、前記第2の光学要素の有効面に、前記第1の光学要素を接合する工程と、を用いて製造されることを特徴とする複合型レンズの製造方法。
  8. 請求項5又は6に記載の光学系と、該光学系によって形成される像を受光する光電変換素子とを有することを特徴とする光学機器。
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