JP2011112202A - ピストンリング - Google Patents

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覚 福澤
Naonari Tanigawa
直成 谷川
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繁夫 小林
Akira Shibahara
明 芝原
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Abstract

【課題】良好なシール性の長期維持と、組付け容易なピストンリングを提供する。
【解決手段】ステップカット形状の合い口が形成されたシールリング11の内側にバックアップリング12を組み込んで、シールリング11の内径面に弾性接触させる。バックアップリング12の外径面に膨出部17を設け、その膨出部17のリング周方向の両端面に切欠部18を形成する。その切欠部18にシールリング11の合い口を形成するリップ部15を係合させ、その係合により、シールリング11とバックアップリング12の相対的な回転を防止し、シールリング11とバックアップリング12の合い口が重なり合うことのないようにする。また、リップ部15と切欠部18の係合により、シールリング11とバックアップリング12を相対的に軸方向に位置決めして、ピストンのリング溝に対する組付け後において、両リング11、12の相対的な軸方向の位置調整作業を不要にする。
【選択図】図1

Description

この発明は、ピストンリングに関し、特にオイルフリー圧縮機のピストンに装着されて空気、不活性ガス、冷媒等の流体をシールするピストンリングに関する。
シリンダ内に組込まれたピストンの往復動によって圧縮媒体を形成するオイルフリー圧縮機においては、図4に示すように、シリンダ1の内側に組込まれたピストン2の外周に複数のリング溝3を軸方向に間隔をおいて形成し、その複数のリング溝3のそれぞれにピストンリング4を装着し、そのピストンリング4をシリンダ1の内径面に沿って摺動させて圧縮媒体の漏洩を防止するようにしている。
上記ピストンリング4として、同図で示すように、シールリング5と、そのシールリング5の内側に組込まれたバックアップリング6と、そのバックアップリング6の内側に組込まれたテンションリング7からなるものが従来から知られている。
ここで、シールリング5、バックアップリング6およびテンションリング7は、組込み上、合い口を必要とする。その合い口が互いに重なり合うと、シール性が低下するため、3つのリング5、6、7のそれぞれは、隣接するリングの合い口の位置が重なり合わないように、例えば180°位置がずれるような組合せとされている。
ところで、上記のようなピストンリング4においては、シールリング5、バックアップリング6およびテンションリング7の3つのリングを互いに嵌合する組み合わせであるため、ピストン2がシリンダ1内を往復摺動する場合、流体の圧力、テンションリング7の拡径力、シリンダ1の内径面に対するピストン2の傾き、シールリング5の内径面とバックアップリング6の外径面との接触の不均一等を原因としてシールリング5、バックアップリング6およびテンションリング7が相対的に回転する場合があり、そのリングの相対回転により、円周上でシールリング5とバックアップリング6の合い口とが互いに重なり、あるいは、バックアップリング6とテンションリング7の合い口が互いに重なる場合が生じる。
ここで、シールリング5とバックアップリング6の合い口が互いに重なり合った場合、その重なり部から流体が漏れ、シール性を低下させることになる。
そのような不都合の発生を防止するため、特許文献1に記載されたピストンリングにおいては、テンションリングの合い口に設けられた外向きの折曲げ突起部をバックアップリングの合い口およびシールリングの内周面に形成された凹状部に係合させる係止手段、シールリングの内径面とバックアップリングの外径面に跨って形成されたピン孔に回り止めピンを挿入する係止手段、あるいは、シールリングの内径面とバックアップリングの外径面の一方に形成された凸部を他方に形成された凹部に係合させる係止手段によって、シールリング、テンションリングおよびバックアップリングが相対的に回転するのを防止するようにしている。
また、特許文献2に記載されたピストンリングにおいては、シールリングの内径面に形成された突起部をバックアップリングの合い口に係合させてシールリングとバックアップリングが相対的に回転するのを防止するようにしている。
特開平11−63226号公報 特開2001−32935号公報
ところで、特許文献1に記載されたピストンリングにおいては、係止手段が、リングの相対回転を防止する機能しか有しておらず、軸方向に非分離とする位置決め機能を有していないため、組付け時、先に組付けられたバックアップリングの側面と後から組付けられたシールリングの側面間に段差が生じることが多く、各リングの組付け後に、側面を揃える軸方向の位置調整操作が必要となり、組付けに手間が掛かるという不都合がある。
一方、特許文献2に記載されたピストンリングにおいては、シールリングの内径面に嵌合物の圧入によって形成された突起部をバックアップリングの合い口に係合させる回り止めであるため、シールリングとバックアップリングを相対的に軸方向に位置決めする機能がなく、特許文献1に記載のピストンリングと同様に、各リングの組付け後に、側面を揃える軸方向位置の調整操作が必要となり、組付けに手間が掛かるという不都合がある。また、嵌合物が孔から外れることで回転防止機能を喪失する恐れがある。
また、特許文献1および特許文献2のいずれのピストンリングも、組付け前の輸送の段階でシールリングとバックアップリングが分離する可能性がある。
この発明の課題は、良好なシール性を長期にわたって維持することができるようにした組付けの容易なピストンリングを提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、周方向の一部にステップカット形状の合い口が形成されたシールリングと、そのシールリングの内径面に弾性接触し、周方向の一部に合い口が設けられたバックアップリングとを備えてなるピストンリングにおいて、前記バックアップリングの外径面に膨出部を設け、その膨出部のリング周方向の両端面に前記シールリングの合い口を形成するリップ部が係合可能な切欠部を形成した構成を採用したのである。
上記のように、バックアップリングの外周面に膨出部を設け、その膨出部のリング周方向の両端面に切欠部を形成し、その切欠部にシールリングの合い口を形成するリップ部を係合させることにより、シールリングとバックアップリングを相対的に回り止めすることができ、また、シールリングとバックアップリングを軸方向に相対的に位置決めすることができる。
上記のように、切欠部とリップ部の係合により、シールリングとバックアップリングを相対的に回り止めすることができるため、シールリングとバックアップリングの合い口が重なり合うというようなことがなく、良好なシール性を長期にわたって維持することができる。
また、切欠部に対するリップ部の係合によってシールリングとバックアップリングを相対的に軸方向に位置決めすることができるため、各リングの組付け後において、2つのリングの相対的な軸方向位置の調整作業を不要とすることができ、組付け作業の容易化を図ることができ、しかも、組付け前の輸送の段階でシールリングとバックアップリングが軸方向に分離するのを防止することができる。
ここで、膨出部がバックアップリングの合い口に近接する位置に設けられていると、シールリングとバックアップリングを内外に嵌合するピストンリングの形成時に、シールリングの合い口がバックアップリングの合い口と近接し、シール性に対する安心感を得ることができない。
そこで、上記膨出部は、バックアップリングの合い口を0°としたとき、その合い口から中心角度で45°以上315°以下の範囲に設けておくのが好ましい。
また、膨出部のリング径方向の厚みがシールリングの径方向厚みを超えると、シールリングの外周全体をシリンダの内径面に接触させることができなくなるため、上記膨出部のリング径方向の厚みはシールリングの径方向厚み以下とする。
この発明に係るピストンリングにおいて、シールリングおよびバックアップリングを合成樹脂製とすると、金型により射出成形することができるため、コストの低減を図ることができる。
この場合、シールリングとバックアップリングが同一の合成樹脂であると、固着する可能性があるため、異なった合成樹脂を用いるようにする。特に、バックアップリングは外周面に膨出部が設けられているため、射出成形可能な合成樹脂によって射出成形で製造することが望ましい。
合成樹脂としては、自己潤滑性、シール性、耐薬品性に優れたフッ素樹脂を用いるのがよい。そのフッ素樹脂として、ポリテトラフルオロエチレン樹脂(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体樹脂(ETFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体樹脂(FEP)等を挙げることができる。
合成樹脂によるバックアップリングの成形においては、シールリング内に嵌合可能な円筒状の成形としてもよく、あるいは、平板状の成形としてもよい。平板状の成形においては、円筒形の折曲げ状態でシールリングの内側に組込む組付けとするため、シールリングの内径面に対する接触圧力が高く、テンションリングを使用しなくともシールリングをシリンダ内径面に密着させることができる。
さらに、バックアップリングの内側に、そのバックアップリングの内径面に弾性接触するテンションリングを組み込むことにより、バックアップリングの円筒形の折曲げ状態を保持することができ、シールリングの径方向内方への変形をより効果的に防止することができる。
上記のように、この発明に係るピストンリングにおいては、バックアップリングの外径面に膨出部を設け、その膨出部のリング周方向の両端面に形成された切欠部にシールリングの合い口を形成するリップ部を係合させたことにより、シールリングとバックアップリングが相対的に回転するのを防止することがき、シールリングとバックアップリングの合い口が重なり合うことがなく、良好なシール性を長期にわたって維持することができる。
また、シールリングとバックアップリングが相対的に回転するのを防止するための嵌合物を使用しないため、嵌合物が外れることで回転防止機能を喪失する恐れがない。
さらに、切欠部とリップ部の係合によってシールリングとバックアップリングを相対的に軸方向に位置決めすることができるため、各リングの組付け後において軸方向の位置調整作業を不要とすることができる。このため、組付け作業の容易化を図ることができ、しかも、組付け前の輸送の段階でシールリングとバックアップリングが軸方向に分離するのを防止することができる。
この発明に係るピストンリングの実施の形態を示す斜視図 図1に示すピストンリングの分解斜視図 バックアップリングの成形状態を示す一部省略の斜視図 従来のバックアップリングの使用状態を示す断面図
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図3に基づいて説明する。図1および図2に示すように、この発明に係るピストンリング10は、シールリング11と、そのシールリング11の内側に嵌合されたバックアップリング12と、そのバックアップリング12の内側に嵌合されたテンションリング13とからなる。
ピストンリング10は、図4に示すピストン2のリング溝3に組み付けられ、シリンダ1の内径面に対するシールリング11の接触によりオイル、空気、不活性ガス、冷媒等の流体の漏れを防止する。
シールリング11は、周方向の一部に分離端を有し、その分離端に合い口14が形成されている。合い口14は、分離端のそれぞれにリップ部15を軸方向に位置をずらして形成したステップカット形状の合い口とされている。
バックアップリング12は、周方向の一部に分離端を有し、その分離端にストレートカット形状の合い口16が形成されている。バックアップリング12はシールリング11の内径面に弾性接触する組付けとされて、シールリング11に負荷される径方向内方の押圧力を受け、シールリング11の径方向内方への変形を防止するようになっている。
バックアップリング12の外径面には膨出部17が形成されている。膨出部17のリング周方向の一対の端面のうち、一方の端面の一端部および他方の端面の他端部には切欠部18が形成され、その切欠部18にシールリング11のリップ部15が係合し、その係合によってバックアップリング12とシールリング11が相対的に回転するのが防止されている。また、切欠部18とリップ部15の係合により、シールリング11とバックアップリング12は軸方向に位置決めされて、軸方向に非分離とされている。
テンションリング13は、周方向の一部に分離端を有し、その分離端にストレートカット形状の合い口19が形成されている。このテンションリング13は、バックアップリング12の内径面に弾性接触する組み付けとされて、シールリング11およびバックアップリング12の径方向内方への変形を防止するようになっている。なお、テンションリング13は必要に応じて組込み、省略してもよい。
ここで、シールリング11、バックアップリング12およびテンションリング13の3つのリングの断面形状は、特に限定されるものでない。図1および図2に示すように、断面が矩形で、シールリング11の内径面でバックアップリング12を保持することができ、また、バックアップリング12の内径面でテンションリング13を保持できる形状であればよい。
実施の形態で示すように、バックアップリング12の外径面に膨出部17を設け、その膨出部17のリング周方向の両端面に形成された切欠部18にシールリング11のリップ部15を係合させることにより、シールリング11とバックアップリング12が相対的に回転するのを防止することがき、シールリング11の合い口14とバックアップリング12の合い口16が重なり合うのを防止することができる。このため、良好なシール性を長期にわたって維持することができる。
また、切欠部18とリップ部15の係合によってシールリング11とバックアップリング12を相対的に軸方向に位置決めすることができるため、各リング11、12の組付け後において軸方向の位置調整作業を不要とすることができる。このため、組付け作業の容易化を図ることができ、しかも、組付け前の輸送の段階でシールリング11とバックアップリング12が軸方向に分離するのを防止することができる。
ここで、膨出部17がバックアップリング12の合い口16に近接する位置に設けられていると、シールリング11とバックアップリング12を内外に嵌合するピストンリング10の形成時に、シールリング11の合い口14がバックアップリング12の合い口16と近接し、流体の漏れ防止に対する安心感を得ることができない。
そこで、膨出部17は、バックアップリングの合い口16を0°としたとき、その合い口16から中心角度で45°以上315°以下の範囲に設けておくのが好ましい。より好ましくは、90°以上270°以下の範囲であり、さらに好ましくは170°以上190°以下である。
また、膨出部17のリング径方向の厚みtがシールリング11の径方向厚みtを超えると、シールリング11の外周全体をシリンダ1の内径面に接触させることができなくなるため、上記膨出部17のリング径方向の厚みtはシールリング11の径方向厚みt以下とする。
なお、バックアップリング12の合い口16およびテンションリング13の合い口19の隙間はピストン2内が最高温度に達したとき、熱膨張により各リングが円周方向に伸長しても合い口16、19の隙間が0にならないように設定しておく。
テンションリング13は、ばね弾性の大きな材料で形成するのが好ましい。そのような材料として、ステンレス鋼(SUS)や鉄−コバルト等の金属材料や樹脂材料を挙げることができる。
一方、シールリング11は、製造コストの面において金型により成形可能な合成樹脂、特に、射出成形可能な合成樹脂とするのが好ましい。その場合、自己潤滑性、シール性、耐熱性、耐薬品性等に優れるフッ素樹脂が望ましい。
フッ素樹脂としては、PTFE、PFA、FEP、ポリクロロトリフルオロエチレン樹脂、ETFE、クロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体樹脂、ポリビニリデンフルオライド樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂等を挙げることができる。これらの中でも、PTFE、PFA、FEP、ETFEを用いるのが好ましい。このようなフッ素樹脂は、また、非粘着性の面からも好ましい。
バックアップリング12は、膨出部17を備えるため射出成形可能な樹脂組成物が望ましい。例えば、射出成形可能なフッ素樹脂として、PFA、FEP、ETFE、ポリエーテルケトン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂(PEEK)、ポリフェニレンスルフィド樹脂(PPS)、芳香族ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂等を用いることができる。特に、PFA、FEP、ETFE、PEEK、PPSは自己潤滑性、シール性、耐熱性、耐薬品性等に優れる点から望ましい。ただし、シールリング11とバックアップリング12とが固着するのを防止するため、シールリング11とバックアップリング12は異なった樹脂を用いるようにする。
バックアップリング12は、図1および図2に示すように、円筒状に成形しても良いが、図3のように平板状に成形しても良い。平板状の成形においては、円筒形の折曲げ状態でシールリング11の内側に組み込む組み付けとするため、シールリング11の内径面に対する接触圧力が高く、シールリング11の半径方向内方への変形を効果的に防止することができるため、テンションリング13を不要とすることができる。
シールリング11およびバックアップリング12は、上述の合成樹脂のみ、すなわち、配合剤を配合しない合成樹脂100%のものを用いることができる。また、必要に応じて、合成樹脂以外に、各種の充填材を添加することもできる。この場合、合成樹脂の非粘着性を妨げないように、合成樹脂97〜70重量%、充填材3〜30重量%が好ましい。
11 シールリング
12 バックアップリング
13 テンションリング
14 合い口
15 リップ部
16 合い口
17 膨出部
18 切欠部
19 合い口

Claims (10)

  1. 周方向の一部にステップカット形状の合い口が形成されたシールリングと、そのシールリングの内径面に弾性接触し、周方向の一部に合い口が設けられたバックアップリングとを備えてなるピストンリングにおいて、
    前記バックアップリングの外径面に膨出部を設け、その膨出部のリング周方向の両端面に前記シールリングの合い口を形成するリップ部が係合可能な切欠部を形成したことを特徴とするピストンリング。
  2. 前記バックアップリングの合い口を0°としたとき、その合い口から中心角度で45°以上315°以下の範囲に前記膨出部が設けられた請求項1に記載のピストンリング。
  3. 前記膨出部が、前記シールリングの径方向厚み以下の厚みとされた請求項1又は2に記載のピストンリング。
  4. 前記シールリングおよび前記バックアップリングが、合成樹脂からなり、前記シールリングを形成する合成樹脂と前記バックアップリングを形成する合成樹脂が異なった合成樹脂からなる請求項1乃至3のいずれかの項に記載のピストンリング。
  5. 前記合成樹脂が、射出成形可能な樹脂からなる請求項4に記載のピストンリング。
  6. 前記バックアップリングが、射出成形状態で平板状とされ、円筒形の折曲げ状態で前記シールリングの内側に組込まれた請求項5に記載のピストンリング。
  7. 前記合成樹脂が、フッ素樹脂からなる請求項4乃至6のいずれかの項に記載のピストンリング。
  8. 前記フッ素樹脂が、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体樹脂の一種からなる請求項7に記載のピストンリング。
  9. 前記バックアップリングの内側に、そのバックアップリングの内径面に弾性接触するテンションリングを組み込んだ請求項1乃至8にいずれかの項に記載のピストンリング。
  10. 前記ピストンリングによるシール対象物が、空気またはガスからなる請求項1乃至9のいずれかの項に記載のピストンリング。
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