JP2011111777A - 浴室ユニットの施工方法 - Google Patents

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昌道 穴見
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【課題】容易で作業効率の良い浴室ユニットの施工方法を提供する。
【解決手段】浴室と少なくとも一の隣室18との間仕切り壁13の骨組み15を建て込む前の段階で、浴室ユニットの天井パネル5を前記骨組み15の建て込みスペース16を介して浴室設置スペース1に搬入する。この後、天井パネル5を索17で吊り上げ、この索17を躯体側に取り付けて天井パネル5を浴室設置スペース1の上部に吊り保持する作業と、浴室ユニットの壁パネル3を建て込み、前記索17を躯体側から外して天井パネル5を前記建て込んだ壁パネル3上に設置する作業とを順に行う。
【選択図】図1

Description

本発明は浴室を構成する浴室ユニットの施工方法に関する。
従来から例えば特許文献1のように躯体内に形成されたスペースに浴室ユニットを設置して浴室を形成することが広く行われている。
特開2006−177004号公報
ところで一般的な浴室ユニットの施工は、躯体床に設置した床パン上に四囲の壁パネルを立設し、これら壁パネル上に天井パネルを設置することで行う。しかし天井パネルを先に立設した壁パネルの上方に移動する際には、壁パネルや、浴室と隣室とを仕切る間仕切り壁の骨組み等が邪魔になり、また、天井パネルが壁パネルや建物内装面に当たって傷付けたりする恐れもあって、煩雑な作業が強いられる可能性がある。
特に天井パネルのサイズが一枚で浴室の天井全体を構成するもののように大きい場合には、壁パネルの上方に天井パネルを移動する作業が非常に困難なものとなる。このため、例えば間仕切り壁の骨組みの建て込みを行う前に、該骨組みの建て込みスペースを介して浴室設置スペースに浴室ユニットの構成部材を搬入して浴室ユニットの施工が行われる場合があるのだが、このようにすると建築業者によって行われる間仕切り壁の骨組みを建て込む作業を設備業者により天井パネルが壁パネル上に設置されるまで行うことができず、作業効率が良くない。
ここで前記壁パネルや間仕切り壁の骨組みを建て込む前に天井パネルを垂木等に打ちつける等して浴室設置スペースの上部に保持し、この後、壁パネルを立設してこの壁パネル上に天井パネルを設置することが考えられる。しかし、このように天井パネルを垂木等に打ちつけて浴室設置スペースの上部に保持する作業は、例えば作業者の一人が天井パネルを支持した状態でもう一人の作業者が天井パネルを垂木に打ちつけるといった煩雑な作業が必要となってしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、容易で作業効率の良い浴室ユニットの施工方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明では以下のように浴室ユニットの施工を行う。浴室と少なくとも一の隣室18との間仕切り壁13の骨組み15を建て込む前の段階で、浴室ユニットの天井パネル5を前記骨組み15の建て込みスペース16を介して浴室設置スペース1に搬入する。この後、天井パネル5を索17で吊り上げ、この索17を躯体側に取り付けて天井パネル5を浴室設置スペース1の上部に吊り保持する作業と、浴室ユニットの壁パネル3を建て込み、前記索17を躯体側から外して天井パネル5を前記建て込んだ壁パネル3上に設置する作業とを順に行う。
この施工方法により、間仕切り壁13の骨組み15を建て込む前の段階で、天井パネル5の浴室設置スペース1への搬入を比較的広い骨組み15の建て込みスペース16を介して容易に行うことができる。また、骨組み15を建て込む前に天井パネル5を浴室設置スペース1に搬入することで、以後に行われる壁パネル3の建て込みや天井パネル5の設置等の浴室ユニットの施工を間仕切り壁13の骨組み15の建て込みとは独立して行うことができて、作業効率が良い。
本発明にあっては、天井パネルを浴室設置スペースに容易に搬入することができ、壁パネルの建て込みや天井パネルの設置等の浴室ユニットの施工を間仕切り壁の骨組みの建て込みとは独立して行うことができて、作業効率を良くすることができる。
本発明の実施形態の一例を示し、天井パネルの吊り上げ作業を示す説明図である。 同上の天井パネルを吊り上げるために用いられる滑車を躯体に取り付けた状態を示す斜視図である。 同上の天井パネルに索を掛けた状態を示す斜視図である。 同上の天井パネルを壁パネル上に設置する直前の状態を示す断面図である。 同上の天井パネルを浴室設置スペース上部に吊り下げた状態を示す水平断面図である。 同上の間仕切り壁を建て込んだ状態を示す水平断面図である。 同上の壁パネルを立設した状態を示す水平断面図である。
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。本実施形態の浴室ユニットは躯体内に形成された浴室設置スペース1に設置されるものである。
浴室設置スペース1は図5に示されるように躯体として立設された柱10や、柱10間に架設された梁11(図2参照)、床スラブ等からなる躯体床12によって囲まれてなる平面視矩形状のスペースである。
浴室ユニットは、図7のように浴室床を構成する床パン2と、床パン2上に立設されて浴室壁を構成する四方の壁パネル3と、壁パネル3上に設置されて天井を構成する天井パネル5と、床パン2上又は躯体床12上に設置される浴槽6を備えている。
天井パネル5は鋼板や合成樹脂等からなり、平面視で浴室の内寸よりも大きく一枚で浴室の天井全体を構成するものである。天井パネル5には天井裏を点検するための点検口9(図3参照)が形成されている。点検口9は天井パネル5に着脱自在に取り付けられる点検蓋(図示せず)によって閉塞される。
床パン2には、洗い場と浴槽設置部の夫々を別体のパンで構成したもの、若しくは洗い場と浴槽設置部とを一体のパンで構成したもの、又は洗い場と浴槽設置部のうち洗い場のみを構成するもの等が用いられる。壁パネル3には、一枚で平面視矩形状の浴室の一辺の壁全体を構成するもの、又は複数枚で浴室の一辺の壁全体を構成するものが用いられる。また、洗い場を構成する床パン2の任意の外縁部には壁パネル3に代えて開閉自在の浴室ドア8が設けられる浴室ドア枠7が立設される。
浴室ユニットを浴室設置スペース1に設置するには、まず浴室と隣室とを仕切る間仕切り壁13の骨組み15が建て込まれる前の段階において、天井パネル5を浴室設置スペース1に搬入する。
前記搬入作業では、間柱15aで構成される骨組み15の建て込みスペース16(すなわち浴室設置スペース1の隣室18側の一面開口部)を介して隣室18から天井パネル5を浴室設置スペース1に搬入する。なお、この場合の隣室18とは、浴室ドア枠7を介して浴室に通じる脱衣室等の室であってもよいし、これ以外の室であってもよく、すなわち天井パネル5を浴室設置スペース1に搬入する作業は浴室と少なくとも一の隣室18との間仕切り壁13の骨組み15を建て込む前に行われるものであればよい。
次に図5に示されるように天井パネル5を浴室設置スペース1の上部に吊り保持し(吊保持作業)、図6のように骨組み15を建て込み(建込作業)、この後、図7のように壁パネル3を建て込んでこれら壁パネル3上に天井パネル5を設置する(設置作業)。なお、図5〜7は天井パネル5よりも下方の断面図を示すものであるが、天井パネル5の水平位置を表すために天井パネル5は二点鎖線で図示されている。
前記吊保持作業では図1のように躯体に取り付けられた滑車20とこれに掛けられた索17が用いられる。滑車20は定滑車であり、図2のように躯体となる天井パネル5の施工予定箇所の上方に位置する梁11の下面に取り付けられる。滑車20はビス等の固着具19により取り付けられ、使用後に固着具19を外して梁11から取り外すことで再利用できるようになっている。なお、図示例では索17を一個の滑車20に掛けているが、複数の滑車20に掛けてもよい。
索17はロープや鎖等からなる。索17の一端側は分岐して図3に示されるように天井パネル5に着脱自在に取り付けられた複数の連結具21に連結されて天井パネル5を支持するものであり、図示例では天井パネル5の四隅部分に索17が連結されている。
各連結具21は、図4のように天井パネル5の外縁部に取り付けられる取付部22と、索17が結び付けられる結着部23を備えている。取付部22は断面略U字状に形成されて上方に開口する差込溝25を有している。取付部22に天井パネル5を取り付けるには、天井パネル5の外縁に垂設された縁片部26を差込溝25に差し込み、この縁片部26をボルト等の固着具27により取付部22に固定する。連結具21に取り付けられた縁片部26は固着具27を外すことで容易に連結具21から取り外すことができ、連結具21は再利用可能となっている。結着部23は取付状態で天井パネル5よりも上方に突出し、分岐した索17の端部が結び付けられる。
吊保持作業では、例えば図1の矢印に示すように索17の天井パネル5と反対側部分を引っ張ることで、浴室設置スペース1に搬入された天井パネル5を吊り上げ、この後、索17を柱10、間柱15a、梁11等の躯体に取り付けて、天井パネル5を設置予定箇所よりも上方に吊り保持する。
なお前記天井パネル5を索17で吊り保持する際には、図3のように天井パネル5の上面に別途設けられた引掛部28に索17の分岐部29よりも天井パネル5側の部分を引っ掛けてもよい。このようにすると索17の分岐部29の天井パネル5からの高さH(図1参照)を低くして、浴室設置スペース1の上方に位置する梁11等の躯体が低い場合にも天井パネル5を壁パネル3の設置予定箇所よりも高い位置に配置することが可能となる。また、天井パネル5を索17により吊り上げる際には、索17の牽引側(天井パネル5とは反対側)を天井パネル5上方から点検口9を通して天井パネル5下方に引き出し、これを引っ張ることで天井パネル5を吊り上げてもかまわない。
建込作業では図6のように浴室と隣室18との間仕切り壁13の骨組み15を建て込む。図6中符号30は骨組み15の隣室18側に取り付けられた石膏ボードからなる内装下地であり、符号31は浴室ドア枠7と連結されて浴室の出入口を構成する開口枠である。本例では骨組み15、内装下地30、及び開口枠31等の施工は建込作業において行われるが、いずれも以下の設置作業と平行して又は設置作業後に行われてもよい。
そして設置作業では、まず図7のように浴室設置スペース1の天井パネル5下方部において、床パン2を躯体床上に設置し、浴槽6を設置し、また床パン2上に四方の壁パネル3と浴室ドア枠7を建て込む。なお、ここで設置される床パン2、浴槽6、壁パネル3等は、骨組み15の建て込み前に浴室設置スペース1に搬入されてもよいし、骨組み15の建て込み後に開口枠31等を通して浴室設置スペース1に搬入されてもよい。また、床パン2の施工は前記建込作業よりも前に或いは平行して行われるものであってもよい。
次に索17を躯体側から外して天井パネル5を下降させ、天井パネル5から連結具21を外して四方の壁パネル3上に天井パネル5を設置する。天井パネル5の設置後には、点検口9を介して躯体側に取り付けられた滑車20や索17が取り外され、天井パネル5から外した連結具21と共に再利用される。なお本例では浴室の四方の壁パネル3を立設した後、この上に天井パネル5を設置したが、例えば三方の壁パネル3を立設し、この上に天井パネル5を設置し、この後、残った壁パネル3を設置する等してもよい。
以上説明した本実施形態の浴室ユニットの施工方法にあっては、間仕切り壁13の骨組み15を建て込む前の段階で、天井パネル5の浴室設置スペース1への搬入を比較的広い骨組み15の建て込みスペース16を介して容易に行うことができる。また骨組み15を建て込む前に天井パネル5を浴室設置スペース1に搬入することで、以後に行われる壁パネル3の建て込みや天井パネル5の設置等の浴室ユニットの施工を間仕切り壁13の骨組み15の建て込みとは独立して行うことができる。また、一般的には骨組み15、内装下地30、内装面等の施工は主に建築業者(内装業者)によって行われ、また、床パン2、浴槽6、壁パネル3、天井パネル5等の施工は主に建築業者とは異なる設備業者によって行われるものであるが、本発明にあっては、建築業者が骨組み15を建て込む前に天井パネル5を浴室設置スペース1に搬入するだけで、設備業者による浴室ユニットの施工が完了する前に骨組み15、内装下地30、内装面等の施工を行うことが可能となり、この場合、建築業者による施工と設備業者による施工を同時進行することも可能となる。したがって浴室ユニットを作業効率良く施工することができる。また壁パネル3を建て込む際には、浴室設置スペース1に搬入された天井パネル5を索17で吊り上げてこの索17を躯体側に取り付けることで天井パネル5を浴室設置スペース1の上部に吊り保持するので、天井パネル5を一人の作業者によって浴室設置スペース1の上部に吊り保持することができ、この点でも作業効率が良い。
1 浴室設置スペース
5 天井パネル
13 間仕切り壁
15 骨組み
16 建て込みスペース
17 索
18 隣室

Claims (1)

  1. 浴室と少なくとも一の隣室との間仕切り壁の骨組みを建て込む前の段階で、浴室ユニットの天井パネルを前記骨組みの建て込みスペースを介して浴室設置スペースに搬入し、この後、天井パネルを索で吊り上げ、この索を躯体側に取り付けて天井パネルを浴室設置スペースの上部に吊り保持する作業と、浴室ユニットの壁パネルを建て込み、前記索を躯体側から外して天井パネルを前記建て込んだ壁パネル上に設置する作業とを順に行うことを特徴とする浴室ユニットの施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113882576A (zh) * 2021-09-22 2022-01-04 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 一种高度精确调整的装饰物拉线式吊挂结构

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