JP2011109386A - 固体撮像素子およびその駆動方法、カメラシステム、プログラム - Google Patents

固体撮像素子およびその駆動方法、カメラシステム、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】被写体が動いて明暗の変化や色の変化がある場合でも、複数の短蓄の値から推定値の精度の向上が期待でき、偽色の発生などを抑えることが可能で、より自然な画像を得ることが可能な固体撮像素子およびその駆動方法、並びにカメラシステムを提供する。
【解決手段】画素駆動部120は、長い第1露光時間の第1蓄積期間中に、中間電圧転送により読み出し走査を実行し、その中間電圧転送により読み出し動作よりも高照度領域の画像取得のための第2露光時間だけ先行して、同じあるいは異なる電圧値の中間電圧による転送のための選択走査を、1回または複数回実行する機能を有し、短い第2露光時間の第2蓄積期間が、第1露光時間の第1蓄積期間中に複数設定され、信号処理系130は複数の短い第2蓄積期間のフレームからの値を用いて、短い第2蓄積期間のフレームからの出力値を推定する処理を行う。
【選択図】図7

Description

本発明は、CCDやCMOSイメージセンサに代表される固体撮像素子およびその駆動方法、カメラシステム、プログラムに関するものである。
ビデオカメラやデジタルスチルカメラなどに用いられるCCDやCMOS(Complimentary Metal Oxide Semiconductor)に代表される固体撮像素子は、入射光量に応じた電荷を蓄積する光電変換素子で光電変換を行う。
ところで近年、CCDに代わる固体撮像素子(イメージセンサ)として、CMOSイメージセンサが注目を集めている。
これはCMOSイメージセンサが次の課題を克服しているからである。
すなわち、CCD画素の製造には専用プロセスを必要とし、また、その動作には複数の電源電圧が必要であり、さらに複数の周辺ICを組み合わせて動作させる必要がある。
このようなCCDの場合、システムが非常に複雑化するといった処々の問題を、CMOSイメージセンサが克服しているからである。
CMOSイメージセンサは、その製造には一般的なCMOS型集積回路と同様の製造プロセスを用いることが可能であり、また単一電源での駆動が可能で、さらにCMOSプロセスを用いたアナログ回路や論理回路を同一チップ内に混在させることができる。
このため、CMOSイメージセンサは、周辺ICの数を減らすことができるといった、大きなメリットを複数持ち合わせている。
CCDの出力回路は、浮遊拡散層(FD:Floating Diffusion)を有するFDアンプを用いた1チャネル(ch)出力が主流である。
これに対して、CMOSイメージセンサは画素毎にFDアンプを持ち合わせており、その出力は、画素アレイの中のある一行を選択し、それらを同時に列方向へと読み出すような列並列出力型が主流である。
これは、画素内に配置されたFDアンプでは十分な駆動能力を得ることは難しく、したがってデータレートを下げることが必要で、並列処理が有利とされているからである。
このような、CMOSイメージセンサは、デジタルカメラやカムコーダー、監視カメラ、車載カメラなどの撮像装置において、撮像素子として広く用いられている。
図1は、4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素回路例を示す図である。
この画素回路10は、たとえばフォトダイオード(PD)からなる光電変換素子11を有する。
画素回路10は、この1個の光電変換素子11に対して、転送トランジスタ12、リセットトランジスタ13、増幅トランジスタ14、および選択トランジスタ15の4つのトランジスタを能動素子として有する。
光電変換素子11は、入射光をその光量に応じた量の電荷(ここでは電子)に光電変換する。
転送トランジスタ12は、光電変換素子11とフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、転送制御線LTRGを通じてそのゲート(転送ゲート)に転送信号(駆動信号)TRGが与えられる。
これにより、光電変換素子11で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
リセットトランジスタ13は、電源ラインLVREFとフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、リセット制御線LRSTを通してそのゲートにリセット信号RSTが与えられる。
これにより、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVREFの電位にリセットする。
フローティングディフュージョンFDには、増幅トランジスタ14のゲートが接続されている。増幅トランジスタ14は、選択トランジスタ15を介して垂直信号線16に接続され、画素部外の定電流源とソースフォロアを構成している。
そして、選択制御線LSELを通してアドレス信号(選択信号)SELが選択トランジスタ15のゲートに与えられ、選択トランジスタ15がオンする。
選択トランジスタ15がオンすると、増幅トランジスタ14はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を垂直信号線16に出力する。垂直信号線16を通じて、各画素から出力された電圧は、読み出し回路に出力される。
CMOSイメージセンサにおいては、このような構成を有する画素が2次元のアレイ状に配列される。
一般に、光電変換素子は、その蓄積電荷量には上限があり、一定以上の光量を受けると蓄積電荷量が飽和レベルに達してしまい、一定以上の明るさの被写体領域は飽和した輝度レベルに設定されるいわゆる白とびが発生してしまう。
このような現象を防止するため、固体撮像素子においては、外光の変化等に応じて、光電変換素子における電荷蓄積時間を制御して露光時間を調整し、感度を最適値に制御する等の処理が行われる。
たとえば、明るい被写体に対しては、シャッタ速度を高速に切ることで露光時間を短縮し光電変換素子における電荷蓄積時間を短くして蓄積電荷量が飽和レベルに達する以前に電気信号を出力させる。
このような処理により被写体に応じた階調を正確に再現した画像の出力が可能となる。
しかし、明るいところと暗いところが混在するような被写体の撮影においては、シャッタを高速に切ると、暗い部分で十分な露光時間がとれないためにS/Nが劣化し画質が落ちることになる。
このように、明るいところと暗いところが混在する被写体の撮影画像において、明るい部分、暗い部分の輝度レベルを正確に再現するためには、次の処理が必要となる。
すなわち、イメージセンサ上での入射光が少ない画素では長い露光時間として高いS/Nを実現し、入射光が多い画素では飽和を回避する処理が必要となる。
そのような状況に対応して、CMOSイメージセンサにおいて、そのダイナミックレンジを拡大する技術が特許文献1,2,3等に提案されている。
特許文献1に開示された固体撮像素子では、転送トランジスタ12のゲート電極に複数の制御電圧を順次供給し、その際に転送トランジスタ12によって転送される信号電荷を2回以上読み出す。
特許文献2に開示された固体撮像素子では、転送トランジスタ12のゲート電極に同じ電圧値の中間電圧を複数回供給し、その際に転送トランジスタ12によって転送される信号電荷を2回以上読み出す。
なお、ここで中間電圧(中間電位)とは、転送トランジスタ12が通常のような完全オフになるレベルではなく、あるレベル以上電子が蓄積されていたら余剰分をFD部に溢れさせることが可能なレベルである。
特許文献1,2の固体撮像素子によれば、低照度にて通常飽和レベルを狭めることなく線形かつ高S/Nでの信号取得が可能となり、通常飽和レベル以上の入射光に対しても線形領域での良好なS/Nを実現しながらダイナミックレンジを拡大することができる。
特許文献3に開示された撮像装置では、長時間露光画像および短時間露光画像を入力して、それぞれの有効な画像値を選択的に組み合わせた広ダイナミックレンジ画像を生成する処理において、輝度変化画素を検出し画素値を置き換える処理を行う。
この処理では、広ダイナミックレンジ画像に基づくぼかし画像と広ダイナミックレンジ画像における輝度変化画素の画素位置に対応する画素値を適用して出力画素値を決定する。
この撮像装置によれば、被写体の移動などによって発生する輝度変化画素の階調不良や偽色の発生が防止され、自然な見た目の高品質画像を得ることができる。
以下、これらの技術に基づいて、中間電位での読み出しを行う固体撮像素子の動作について説明する。
なお、以下の説明では簡略化のため、トランジスタでのばらつきを抑えるための中間電位を複数回印加する方法の説明については省略する。実際の動作では中間電位での複数回の印加が行われるが、この場合にも本発明の動作に関しては変更することなく使用することができる。
図2は、中間電位読み出しを行う固体撮像素子での画素での電荷の時間的な変化を示す図である。
横軸S101は時間軸で、期間S102が長時間蓄積(以下、長蓄)フレームの蓄積時間となる。縦軸S103は、画素に蓄えられた電荷量を示し、S104は画素の電荷蓄積の飽和レベル、S105は読み出しのための中間電位を示す。
2つのフレームの合成によってより大きなダイナミックレンジを実現する方法では、長蓄フレームに加え、1枚の短時間蓄積(以下、短畜)のフレームが用いられる。
短蓄フレームの開始時刻S106から終了時刻S107までの間が短蓄フレームの蓄積時間S108となる。短蓄フレームの読み出しは、長蓄フレームの蓄積時間の中間の時間となる。
図2では、ある隣接する画素での三つの色の成分について、時間とともに増加する電荷の様子を示している。
たとえば、成分S109はグリーン(G)で、成分S110はレッド(R)、成分S111はブルー(B)などとなる。
それぞれの色の成分の電荷の増加の速度は、被写体の色の違いや、イメージセンサの色感度の違いなどにより差異がある。
図2では、被写体が暗く、すべての色での電荷量の増加の速度が遅い場合について示している。
このとき、すべての色成分において、画素で蓄積された最終的な値は、長蓄フレームの値を読み出すことにより行われ、これらの色データから画像が再構成(デモザイク)される。このとき短蓄のフレームからの出力はない。
図3は、被写体が明るい場合おいて、中間電位読み出しを行う固体撮像素子での画素での電荷の時間的な変化を示す図である。S101〜S111は図2と同じものを示す。
この場合、各色成分S109、S110、S111の電荷量の増加は図2の場合に比べて早く、短蓄フレームの蓄積の開始時間までに中間電位MVを超えたり、あるいは飽和したりする。
このとき、中間電位S105でのリセットS201後の短蓄フレームの蓄積時間後の読み出しにより、各色成分として値S202、S203、S204が各色の短蓄フレームの値として読み出される。これらの3つの短蓄フレームの色データから画像が再構成(デモザイク)される。
図2や図3の例では、隣接する色成分が同じ短蓄のフレームか、あるいは同じ長蓄のフレームから読み出され、正しい色の復元がこれらの値の組から行われる。
図4は、色ごとに電荷の増加速度に大きな差がある場合において、中間電位読み出しを行う固体撮像素子での画素での電荷の時間的な変化を示す図である。
成分S109は短蓄フレームの蓄積開始時刻までに中間電位S105を超え、短蓄フレームでの蓄積が行われる場合を示している。
成分S109は短蓄フレームの開始時刻S301でリセットされ、その後短蓄フレームの蓄積期間で蓄えられた電荷S302が読み出される。
一方、他の色成分S110、S111では短蓄フレームでの蓄積は行われず、長蓄フレームの出力として、電荷S303、S304が読み出される。
隣接画素において、短蓄の値と長蓄の値が混在するが、この場合にも正しい色を復元(デモザイク)することが可能となる。
これら3つのケース(図2〜図4)では、長蓄フレームの蓄積時間内での被写体の明暗の変化、色の変化はないものと仮定している。
そのため、短蓄フレームと長蓄フレームの値から、各色それぞれ正しい値を求めることができ、これらの色成分からデモザイクされ、復元された色も正しい色となり、偽色の発生などの現象は起こらない。
特開2007‐151069号公報 特開平2008‐99158号公報 特開平2008‐227697号公報
しかしながら、このような中間電位を用いて読み出しを行う固体撮像素子では、被写体が動くなど、長畜フレームの蓄積時間の間に被写体の明暗や色が変化する場合には、短蓄フレーム側の正しい値が読み出せないという不利益がある。
このため、この色成分を用いてデモザイクすると偽色の発生などが起こる場合がある。
図5は、問題となる第1の例を示す図である。
図5では、短蓄フレームの開始前までは暗く(S401)、その後明るくなる(S402)場合について示している。
短蓄フレームの蓄積時間ではすでに明るい状況となっており、図5に示すようにその前の暗い状況での蓄積(S109)より早い速度で電荷が蓄積されて行く(S403)。
この短畜フレームでの値S403を読み出し、短蓄フレームと長蓄フレームの蓄積時間の比のゲインを掛けると、図5の成分値S406、S407、S408から予想値S409が求まる。
しかしながら、実際の値は、図5に示す値S109、S410、S411、S412から、値S413が正しい値となる。
そのため、単純な短蓄フレームからの読み出し値にゲインを掛けて求めたものからの予想値S409は、実際の値S413に比べ、成分値S414分だけ大きな値となってしまう。
この値を用いた場合、長蓄フレームで読みだされる他の色、S404とS405は正しい値であり、これらの値とともにこの部分でデモザイクを行い、色を求めると、実際の色とは異なるものとなってしまい、動被写体部分の画質が低下する場合もある。
図6は、問題となる第2の例を示す図である。
図6では、短蓄フレームの開始までは明るく(S501)、その後、暗くなる(S502)場合について示している。
短蓄フレームの蓄積開始時間ではすでに暗い状況となっており、図6に示すように、その前の明るい状況での蓄積(S109)より遅い速度で電荷が蓄積されて行く(S503)。
この短蓄フレームでの値S503を読みだし、短蓄フレームと長蓄フレームの蓄積時間の比のゲインを掛けると、図6のS506から予想値S507が求まる。
しかしながら、実際の値は、図6に示す値S109、S508、S509から、S510が正しい値となる。
そのため、単純な短蓄フレームからの読み出された値からの予想値S507は、実際の値S510に比べ、S511分だけ小さな値となってしまう。
この値を用いた場合、長蓄フレームで読みだされる他の色成分S504とS505は正しい値であり、これらの値とともにデモザイクを行い、この部分の色を求めると、実際の色とは異なるものとなってしまい、動被写体部分の画質が低下する場合もある。
このような問題を解決するため、特許文献3では偽色の発生部分において、広ダイナミックレンジ画像と、これから生成されたぼかし画像の線形結合として新たな画像を作って置き換え、偽色を目立たなくするなどの方法が使用される。
しかしながら、この技術によっても偽色の発生を抑えることはできない。また、ぼかした画像を使うことで、ぼけが増えるという問題も残る。
本発明は、被写体が動いて明暗の変化や色の変化がある場合でも、複数の短時間蓄積の値から推定値の精度の向上が期待でき、偽色の発生などを抑えることが可能で、より自然な画像を得ることが可能な固体撮像素子およびその駆動方法、カメラシステム、プログラムを提供することにある。
本発明の第1の観点の固体撮像素子は、光信号を信号電荷に変換する光電変換素子と、当該光電変換素子で光電変換された信号電荷を出力ノードに転送する転送ゲートとを含む画素が行列状に配列された画素アレイ部と、上記画素アレイ部のシャッタ動作、および上記画素アレイ部の画素から読み出しを行うように上記画素の動作を制御する画素駆動部と、上記画素駆動部により読み出された信号を処理する信号処理系と、を有し、上記画素駆動部は、電子シャッタ動作から通常の読み出し動作間での画像を取得する第1露光時間の第1蓄積期間中に、中間電圧転送により読み出し走査を実行し、その中間電圧転送による読み出し動作に応じた画像取得のための第2露光時間を含み、同じあるいは異なる電圧値の中間電圧による転送のための選択走査を、1回または複数回実行する機能を有し、上記第1露光時間より短い第2露光時間の第2蓄積期間が、第1露光時間の第1蓄積期間中に複数設定され、上記信号処理系は、複数の第2蓄積期間で読み出された値を用いて、当該第2蓄積期間の出力値を推定する処理を行う。
本発明の第2の観点のカメラシステムは、固体撮像素子と、上記固体撮像素子に被写体像を結像する光学系と、を有し、上記固体撮像素子は、光信号を信号電荷に変換する光電変換素子と、当該光電変換素子で光電変換された信号電荷を出力ノードに転送する転送ゲートとを含む画素が行列状に配列された画素アレイ部と、上記画素アレイ部のシャッタ動作、および上記画素アレイ部の画素から読み出しを行うように上記画素の動作を制御する画素駆動部と、上記画素駆動部により読み出された信号を処理する信号処理系と、を有し、上記画素駆動部は、電子シャッタ動作から通常の読み出し動作間での画像を取得する第1露光時間の第1蓄積期間中に、中間電圧転送により読み出し走査を実行し、その中間電圧転送による読み出し動作に応じた画像取得のための第2露光時間を含み、同じあるいは異なる電圧値の中間電圧による転送のための選択走査を、1回または複数回実行する機能を有し、上記第1露光時間より短い第2露光時間の第2蓄積期間が、第1露光時間の第1蓄積期間中に複数設定され、上記信号処理系は、複数の第2蓄積期間で読み出された値を用いて、当該第2蓄積期間の出力値を推定する処理を行う。
本発明の第3の観点の固体撮像素子の駆動方法は、光信号を信号電荷に変換する光電変換素子と、当該光電変換素子で光電変換された信号電荷を出力ノードに転送する転送ゲートとを含む画素が行列状に配列された画素アレイ部を駆動するに際し、第1露光時間と、当該第1露光時間より短い第2露光時間の第2蓄積期間を、第1露光時間の第1蓄積期間中に複数設定し、電子シャッタ動作から通常の読み出し動作間での画像を取得する第1露光時間の第1蓄積期間中に、中間電圧転送により読み出し走査を実行し、その中間電圧転送による読み出し動作に応じた画像取得のための第2露光時間を含み、同じあるいは異なる電圧値の中間電圧による転送のための選択走査を、1回または複数回実行し、複数の第2蓄積期間で読み出された値を用いて、当該第2蓄積期間の出力値を推定する処理を行う。
本発明の第4の観点は、光信号を信号電荷に変換する光電変換素子と、当該光電変換素子で光電変換された信号電荷を出力ノードに転送する転送ゲートとを含む画素が行列状に配列された画素アレイ部を駆動するに際し、第1露光時間と、当該第1露光時間より短い第2露光時間の第2蓄積期間を、第1露光時間の第1蓄積期間中に複数設定する処理と、電子シャッタ動作から通常の読み出し動作間での画像を取得する第1露光時間の第1蓄積期間中に、中間電圧転送により読み出し走査を実行し、その中間電圧転送による読み出し動作に応じた画像取得のための第2露光時間を含み、同じあるいは異なる電圧値の中間電圧による転送のための選択走査を、1回または複数回実行する処理と、複数の第2蓄積期間で読み出された値を用いて、当該第2蓄積期間の出力値を推定する処理を行う処理と、を含む固体撮像素子の駆動処理をコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明によれば、被写体が動いて明暗の変化や色の変化がある場合でも、複数の短時間蓄積の値から推定値の精度の向上が期待でき、偽色の発生などを抑えることができる。
これにより、より自然な画像を得ることができる。
4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素例を示す図である。 中間電位読み出しを行う固体撮像素子での画素での電荷の時間的な変化を示す図である。 被写体が明るい場合において、中間電位読み出しを行う固体撮像素子での画素での電荷の時間的な変化を示す図である。 色ごとに電荷の増加速度に大きな差がある場合において、中間電位読み出しを行う固体撮像素子での画素での電荷の時間的な変化を示す図である。 問題となる第1の例を示す図である。 問題となる第2の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。 本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素の一例を示す図である。 被写体が暗から明へ変化した場合での本第1の実施形態に係る駆動方法について説明するための図である。 図9の状況での短蓄の値から、正しい値の推定方法について示す図である。 明から暗へ変化した場合での本第1の実施形態に係る駆動方法について説明するための図である。 図11の状況での短蓄の値から、正しい値の推定方法について示す図である。 図11とは異なる明暗の変化をした例を示す図である。 図13での駆動方法での推定の方法を示す図である。 本第2の実施形態に係る駆動方法について説明するための図である。 本実施形態に係る短蓄フレームの正しい値を推定する推定回路を含む固体撮像素子の構成例を含むブロック図である。 本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に関連付けて説明する。
なお、説明は次の順序で行う。
1.固体撮像素子の全体構成例
2.第1の実施形態
3.第2の実施形態
4.第3の実施形態
5.第4の実施形態
6・その他の補足説明
<1.固体撮像素子の全体構成例>
図7は、本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。
本CMOSイメージセンサ100は、画素アレイ部110、画素駆動部としての行選択回路(Vdec)120、および読み出し回路(AFE)130を有する。
画素アレイ部110は、複数の画素回路110AがM行×N列の2次元状(マトリクス状)に配列されている。
図8は、本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素の一例を示す図である。
この画素回路110Aは、たとえばフォトダイオード(PD)からなる光電変換素子111を有する。
そして、画素回路110Aは、この1個の光電変換素子111に対して、転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、増幅トランジスタ114、および選択トランジスタ115の4つのトランジスタを能動素子として有する。
光電変換素子111は、入射光をその光量に応じた量の電荷(ここでは電子)に光電変換する。
転送トランジスタ112は、光電変換素子111と出力ノードとしてのフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、転送制御線LTRGを通じてそのゲート(転送ゲート)に制御信号である転送信号TRGが与えられる。
これにより、転送トランジスタ112は、光電変換素子111で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
リセットトランジスタ113は、電源ラインLVREFとフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、リセット制御線LRSTを通してそのゲートに制御信号であるリセット信号RSTが与えられる。
これにより、リセットトランジスタ113は、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVREFの電位にリセットする。
フローティングディフュージョンFDには、増幅トランジスタ114のゲートが接続されている。増幅トランジスタ114は、選択トランジスタ115を介して垂直信号線LSGNに接続され、画素部外の定電流源とソースフォロアを構成している。
そして、選択制御線LSELを通してアドレス信号に応じた制御信号である選択信号SELが選択トランジスタ115のゲートに与えられ、選択トランジスタ115がオンする。
選択トランジスタ115がオンすると、増幅トランジスタ114はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を垂直信号線LSGNに出力する。
信号線LSGNを通じて、各画素から出力された電圧は、読み出し回路130に出力される。
これらの動作は、たとえば転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、および選択トランジスタ115の各ゲートが行単位で接続されていることから、1行分の各画素について同時に行われる。
そして、たとえば転送トランジスタ112をオン、オフする転送信号TRGは、後述するように、行選択回路120の駆動処理による中間的な電圧(中間電圧または中間電位という)値に設定されて供給される。
画素アレイ部110に配線されているリセット制御線LRST、転送制御線LTRG、および選択制御線LSELが一組として画素配列の各行単位で配線されている。
これらのリセット制御線LRST、転送制御線LTRG、および選択制御線LSELは、行選択回路120により駆動される。
行選択回路120は、画素アレイ部110の中の任意の行に配置された画素の動作を制御する。行選択回路120は、制御線LSEL、LRST、LTRGを通して画素を制御する。
行選択回路120は、図示しない制御系によるシャッタモード切替信号に応じて露光方式を行毎に露光を行うローリングシャッタ方式または前画素動に露光を行うグローバルシャッタ方式に切り替えて、画像駆動制御を行う。
行選択回路120は、たとえばシフトレジスタあるいはアドレスデコーダ等を含んで構成される。
行選択回路120は、図示しない制御系の制御の下、転送信号TRG、リセット信号RST、および選択信号SEL等の画素駆動信号を適宜発生する。
これにより、行選択回路120は、画素アレイ部110の各画素回路100Aを電子シャッタ行と読み出し行それぞれについて行単位で垂直方向に走査しつつ選択する。
そして、行選択回路120は、電子シャッタ行に対してはその行の画素回路110Aの信号はき捨て(リセット)を行い、読み出しに対してその行の画素回路110Aの信号読み出しを行うための読み出し駆動を行う。
行選択回路120は、図示しないが、画素回路110Aの行単位で順に選択走査しつつ、読み出し行の各画素回路110Aの信号VSLを読み出す動作を行うための読み出し走査系を有する。
行選択回路120は、図示しないが、読み出し走査系による読み出し走査よりもシャッタ速度に対応した時間分だけ先行して同じ行(電子シャッタ行)に対して電子シャッタ動作を行う電子シャッタ走査系を有する。
そして、電子シャッタ走査系による電子シャッタ動作によって光電変換素子111の不要な電荷がリセットされたタイミングから、読み出し走査系による読み出し動作によって画素回路110Aの信号が読み出されるタイミングまでの期間が第1露光時間となる。
この第1露光時間は、画素回路110Aにおける信号電荷の第1蓄積期間に相当する。
すなわち、電子シャッタ動作とは、光電変換素子111に蓄積された信号電荷リセットを行い、そのリセット後から新たな信号電荷の蓄積を開始する動作である。
なお、本実施形態において、第1露光時間の期間中に、第1露光時間に読み出される映像信号を出力する画素回路110Aの転送トランジスタ112を駆動する時間間隔によって決まる第2露光時間の第2蓄積期間が設定される。
行選択回路120は、選択走査する読み出し行に先行して等間隔に複数行、たとえば2行を選択走査する先行選択機能を有する。
この先行選択機能は、たとえばシフトレジスタあるいはアドレスデコーダ等を含んで構成可能である。
先行選択機能は、図示しない制御系の制御の下、選択走査に走査して、転送信号TRGを適宜発生することにより、選択走査される読み出し行に先行して等間隔に2つの行を選択走査する。
この選択走査では、転送信号TRGに基づいて光電変換素子111に蓄積された信号電荷をFDに転送する動作が行われる。
行選択回路120は、選択走査に同期して画素回路110Aの転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、および選択トランジスタ115をオン、オフするための転送信号TRG、リセット信号RST、選択信号SELを画素回路110Aに供給する。 行選択回路120は、先行選択機能による選択走査に同期して画素回路110Aの各トランジスタをオン、オフするための電圧と基準電圧との中間的な電圧(中間電圧または中間電位)の転送信号TRGを画素回路110Aの転送トランジスタ112に供給する。
行選択回路120は、電子シャッタ動作から通常の読み出し動作間での低照度領域の画像を取得する第1露光時間の期間中に、中間電圧転送により読み出し走査を実行する。
行選択回路120は、その中間電圧転送により読み出し動作よりも高照度領域の画像取得のための第2露光時間だけ先行して、同じあるいは異なる電圧値の中間電圧によるダミー転送のための行選択走査を1回または複数回実行する。
本実施形態においては、第1露光時間より短い第2露光時間の期間が、第1露光時間の期間中に複数設定される。
本実施形態においては、短い第2露光時間の第2蓄積期間が、第1露光時間の期間中に複数設定されるが、たとえば同一の蓄積時間Tsに設定された短い第2蓄積期間のフレームを複数持つ。
または、本実施形態においては蓄積時間の異なる短い第2蓄積期間を持つフレームを複数組有し、ひとつの組のフレームにおいては同一の蓄積時間に設定された短い第2蓄積期間のフレームを複数持つ。
読み出し回路130は、行選択回路120の駆動により選択されまたは先行選択された読み出し行の各画素回路110Aからの垂直信号線LSGNを通して出力される信号VSLに対して所定の処理を行い、たとえば信号処理後の画素信号を一時的に保持する。
読み出し回路130は、垂直信号線LSGNを通して出力される信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路を含む回路構成を適用可能である。
あるいは読み出し回路130は、サンプルホールド回路を含み、CDS(相関二重サンプリング)処理により、リセットノイズや増幅トランジスタ114の閾値ばらつき等、画素固有の固定パターンノイズを除去する機能を含む回路構成が適用可能である。
また、読み出し回路130は、アナログデジタル(AD)変換機能を持たせ、信号レベルをデジタル信号とする構成を適用可能である。
本実施形態の読み出し回路130に含まれる信号処理系または後段の信号処理系は、上述した第1露光時間および第2露光時間における読み出し信号から以下の推定処理を行う推定処理機能を有する。
本実施形態の信号処理系は、中間電位での読み出しを行う固体撮像素子において、動被写体などを撮影したような場合など、蓄積期間において明暗の変化のある場合でも、複数の第2露光時間に相当する短時間蓄積(短蓄)フレームの正しい値を推定する。短蓄フレームは第2蓄積期間のフレームに相当する。
これにより、信号処理系は正しい色を再現することができる。
本実施形態では、第1露光時間に相当する長時間蓄積(長蓄)フレームの期間内において、同一の蓄積期間に設定された複数の短蓄フレームを設けることを特徴とし、これら複数の短蓄フレームからの出力値を用いて、正しい値を推定する。長蓄フレームは第1蓄積期間のフレームに相当する。
2つの異なる蓄積期間のフレームを用いてダイナミックレンジの拡大を行う場合には、通常最終映像のフレームレイトの2倍のフレームレイトが必要となる。
本実施形態では、さらに2つの短蓄のフレームを追加した場合について説明を行うが、この場合には最終映像の4倍のフレームレイトでの動作が必要となる。
本実施形態の固体撮像素子100は、前述したように、中間電位での読み出しが可能であり、長い蓄積時間の期間TIのなかで、同一の蓄積時間Tsに設定された短い第2蓄積期間のフレームを複数持つことを特徴としている。
そして、信号処理系は、これら複数の短い第2蓄積期間のフレームからの値(第2蓄積期間で読み出された値)を用いて、短い第2蓄積期間のフレームからの出力値を推定する機能を有する。
または、本実施形態の固体撮像素子100は、前述したように、中間電位での読み出しが可能であり、長い蓄積時間の期間TIのなかで、蓄積時間Tsの異なる短い第2蓄積期間を持つフレームを複数組有する。そして、ひとつの組のフレームにおいては同一の蓄積期間に設定された短い蓄積時間Tsのフレームを複数持つことを特徴としている。
そして、信号処理系は、これら複数の短い蓄積時間Tsのフレームからの値を用いて、各組の短い蓄積期間のフレームの出力値を推定する機能を有する。すなわち、信号処理系は、同一の蓄積期間を持つフレームの出力値からの推定する機能を有する。
本実施形態の固体撮像素子100の信号処理系は、複数の異なる蓄積時間を持つ複数の短い第2蓄積期間のフレームを使用する場合、蓄積時間の異なる他の短蓄の出力値からと併せて、その短蓄の正しい出力値を推定するあるいは偽色の発生の検出を行う機能を有する。
すなわち、信号処理系は、異なる蓄積時間を持つ他のフレームの出力値と併せて、出力値を推定するように構成することも可能である。
信号処理系は、所望の短蓄フレームの蓄積時間をTsとした場合、N個の各短畜フレームの蓄積時間をTs/Nとして、短畜フレームの出力の予想値として、これN個の短畜フレームからの出力の合計値とする。
すなわち、信号処理系は、合計値として推定する機能を有するように構成することが可能である。
信号処理系は、N個の蓄積時間をTS1/Nとする短い蓄積時間に設定された短蓄フレームの第1の組と、M個の蓄積時間をTs2/Mとする短い蓄積時間に設定された短蓄フレームの第2の組を持つ。
そして、信号処理系は、第1の組の短い蓄積時間の出力の予想値として、これN個の短畜フレームからの出力の合計とし、第2の組の短い蓄積期間の出力の予想値として、これM個の短畜フレームからの出力の合計とするように構成することも可能である。
以下に、信号処理系における複数の処理ついて、図9〜図15に関連付けて具体的に説明する。
<2.第1の実施形態>
図9は、図5と同様に被写体が暗から明へ変化した場合での本第1の実施形態に係る駆動方法について説明するための図である。
ここでは、理解を容易にするために、図2〜図6と同一構成部分を同一符号S101〜S111をもって表す。
図2は、中間電位読み出しを行う固体撮像素子での画素での電荷の時間的な変化を示す図である。
横軸S101は時間軸で、期間S102が長時間蓄積(以下、長蓄)フレームの蓄積時間となる。縦軸S103は、画素に蓄えられた電荷量を示し、S104は画素の電荷蓄積の飽和レベル、S105は読み出しのための中間電位を示す。
2つのフレームの合成によってより大きなダイナミックレンジを実現する方法では、長蓄フレームに加え、複数枚の短時間蓄積(以下、短畜)のフレームが用いられる。
図9においても、ある隣接する画素での三つの色の成分について、時間とともに増加する電荷の様子を示している。
たとえば、成分S109はグリーン(G)で、成分S110はレッド(R)、成分S111はブルー(B)などとなる。
それぞれの色の成分の電荷の増加の速度は、被写体の色の違いや、イメージセンサの色感度の違いなどにより差異がある。
図9において、S601は暗い(低照度)の期間を、S602は明るい(高照度)の期間を示している。
本第1の実施形態では、同じ蓄積時間に設定された3つの短蓄Ts1(S603)、Ts2(S604)、Ts3(S605)が設定される。
これら3つの短畜の値が読み出され、正しい値の推定に用いられる。真中の短蓄Ts2の開始時刻までは暗く(S601)、その後明るく(S602)なる場合について示す。
成分S110はTs2開始後、電荷量の増加速度が増加するが、中間電位までは達することなく、S608として長蓄から読み出される。成分S111も同様にS609として長蓄から読み出される。
一方、成分S109は、初めの短蓄Ts1までには蓄積電荷量が中間電位に達せず、短蓄Ts1の出力はゼロとなるが2番目の短蓄Ts2の始まりでは中間電位を超えており、明るい被写体での電荷の蓄積が行われ短蓄Ts2の読み出しで値606が読み出される。
第3の短蓄Ts3でも同様にS607が読み出される。
以下の説明の便宜上、明るい被写体の輝度に変化はなく、S606とS607は同じ値になるものとする。
これら3つの短蓄からの出力値から、実際の蓄積電荷量をより正確に推定することが可能となる。
図10は、図9の状況での短蓄の値から、正しい値の推定方法について示す図である。
図9の短蓄の出力値から、実際の値としての可能な最大値は短蓄Ts1の終了時点で中間電位でありS701、その後短蓄Ts2の蓄積速度で増加していった場合の出力値S702である。
また、実際の値としての可能な最小値は、短蓄Ts2の開始時点で中間電位S703であり、その後短蓄Ts2の増加速度で増加していった場合の出力値S704となる。
したがって、正しい値として推定される範囲は、図10のS705の区間となる。最も確からしい推定値として、S702とS704の中間値を採用するなどの方法がとられる。
図11は、図6と同様に明から暗へ変化した場合での本第1の実施形態に係る駆動方法について説明するための図である。
図9と同様に、同じ蓄積時間に設定された3つの短蓄Ts1(S803)、Ts2(S804)、Ts3(S805)が設定される。
これら3つの短畜の値が読み出され、正しい値の推定に用いられる。
真中の短蓄Ts2の開始時刻までは明るく(S801)、その後、暗く(S802)なる場合について示す。
成分S110はTs2後電荷の増加速度が減少し、S809として長蓄から読み出される。成分S111も同様にS810として長蓄から読み出される。
一方、成分S109は、初めの短蓄Ts1までに蓄積電荷量が中間電位に達し、短蓄Ts1の出力はS806として読み出される。
2番目の短蓄Ts2の始まりでは中間電位を超えており、暗い被写体での電荷の蓄積が行われ、短蓄Ts2の読み出しで値S807が読み出される。
第3の短蓄Ts3でも同様に値S808が読み出される。
以下の説明の便宜上暗い被写体の輝度の変化はなく、S807とS808は同じ値になるものとする。これら3つの短蓄Ts1,Ts2,Ts3からの出力値から、実際の蓄積電荷量を推定することが可能となる。
図12は、図11の状況での短蓄の値から、正しい値の推定方法について示す図である。
実際の値としての可能な最大値は、短蓄Ts2の開始時点まで成分S109の速度で増加し、その後短蓄Ts2の蓄積速度で増加していった場合の出力値S902である。
また、実際の値としての可能な最小値は、短蓄Ts1の終了時点まで成分S109の速度で増加し、その後短蓄Ts2の増加速度で増加していった場合の出力値S904となる。
したがって、正しい値の推定範囲は、図12のS905となる。
最も確からしい推定値としてS902とS904の中間値を採用するなどの方法がとられる。
本例の推定方法を用いれば、ひとつの短蓄の出力値からでは検知することのできなかった被写体の明暗の変化や色の変化を検知することができ、短蓄の推定値としても、より正しい値を求めることが可能となる。
その他の明暗の変化の場合にも同様に正しい値の範囲を推定することができる。
図13は、図11とは異なる明暗の変化をした例を示す図である。
図14は、図13での駆動方法での推定の方法を示す図である。
短蓄Ts1の読み出し時点まで明るく、その後、暗くなった場合で、短蓄フレームの出力は、S1106、S1107、S1108となる。
これら3つの短蓄フレームからの出力により、図14に示すように図11と同様な推定方法を用い、推定の最大値S1202と最小値S1204の中間値が最も確からしい値として妥当である。
図14に示す明暗の変化の再には、実際の値は、S1204となる。
このように明暗の変化のさまざまな場合について同様な方法で正しい値を推定することが可能となる。
<3.第2の実施形態>
図15は、本第2の実施形態に係る駆動方法について説明するための図である。
本第2の実施形態では3種類の異なる蓄積時間を持つフレームを合成して高ダイナミックレンジの拡張を行う場合について、本発明を適用した例を示す。この場合、必要なフレームレイトは8倍となる。
本例では、短い蓄積時間を持つ4つの短蓄S1001(Tss1)、S1002(Tss2)、S1003(Tss3)、S1004(Tss4)を使用する。
そして、本例では、短蓄Tss1〜Tss4より長い蓄積時間に設定された3つの短蓄S1005(Ts1)、S1006(Ts2)、S1007(Ts3)を使用し、図に示すように交互に読み出しを行う。
4つの短い短蓄を使用して明暗の変化を捉え、蓄積時間Tssでの正しい値を推定する。
また同様に、3つの長い蓄積時間を持つ短蓄を使用して明暗の変化を捉え、蓄積時間Tsでの正しい値を推定する。それぞれのフレームでの正しい値の推定方法は、第1の実施形態と同様に行うことが可能となる。
<4.第3の実施形態>
第3の実施形態は、4つのフレームの合成を行って広ダイナミックレンジを実現する従来の場合において、異なる蓄積時間を持つ他の短蓄のフレームの出力データを併用して、各短蓄の正しい値を推定する方法を提供する。
また、本手法は、偽色の発生を検出したり、その検出を用いて偽色を補正したりする場合にも有効に使用できる。
図9において、3つの短蓄フレームS603、S604、S606の蓄積時間に異なるものを用いた場合も同様の方法で正しい値を推定することができる。
このように短蓄フレームの蓄積時間を変えることで、4フレームでの合成により、広ダイナミックレンジを実現することが可能となり、この場合でも正しい値の推定が同様に可能となる。
<5.第4の実施形態>
本例では、図9において、所望の短畜の蓄積時間Tsの3分の一の同一の蓄積時間に設定された3つの短蓄Ts1(S603)、Ts2(S604)、Ts3(S605)の場合において短蓄の正しい値の推定として、3つの短蓄からの出力値の合計として求める。
3つに短蓄の合計に限ることなく、Ts/Nの蓄積時間を持つN個の短畜の場合も同様に実現することが可能である。
また、異なる短蓄の蓄積時間を持つ、複数のフレームの組から構成される場合にも同様に、それぞれの組の中で、短蓄フレームからの値を合計して正しい値を推定する場合にも同様に適用できる。
<6.その他の補足説明>
本発明の実施形態の説明においては、主に、2つの異なる蓄積時間の2種類のフレームを用いてダイナミックレンジの拡大を図る場合について説明し、この中で3つの同一の蓄積時間を持つ短蓄のフレームを用いた場合についての説明を中心に行う。
しかし、本発明の適用はこのような場合に限るものではない。
3つ以上の異なる蓄積時間を持つフレームの合成によりダイナミックレンジを拡大する場合や、4つ以上の同一の蓄積時間を持つ短蓄からの値を用いて正しい値を推定する場合へも容易に拡張することができる。
実際の明暗の変化は、例で示したような場合に限られるわけではなく様々な場合がある。これらの場合でも同じ手法に、従来方法に比べ、より正しい値を推定することは可能である。
推定の精度の問題などで偽色が残存する場合には、彩度の圧縮を併用するなどして目立たなくするなどの手法が用いられる。
図16は、本実施形態に係る短蓄フレームの正しい値を推定する推定回路を含む固体撮像素子の構成例を含むブロック図である。
この固体撮像素子200は、図7の固体撮像素子100の読み出し回路130の後段に推定回路を含む信号処理系210およびメモリ220が配置されている。
信号処理系210は、メモリコントローラ211、推定回路212、合成回路213、およびカメラ信号処理回路214を有する。
ここでは、図9に示した動作に沿って説明する。
中間電位の読み出し機能を有するCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100から読み出された3つの短蓄Ts1,Ts2,Ts3の信号と長蓄TI(S102)の信号は、メモリコントローラ211により信号S2111としてメモリ220に書き込まれる。
3つの短蓄期間と長蓄の読み出しタイミングは図9に示すとおりである。
メモリ220から信号S220を経てメモリコントローラ211によって読み出された短蓄の信号は、信号S2112として推定回路212に入力される。
推定回路212においては、図9等に関連付けて説明した推定方法により推定値V212が算出され、合成回路213に出力される。
長蓄からの信号も同様にメモリ220から読み出され、メモリコントローラ211を経て、信号S2113として合成回路213に入力される。
合成回路213では、通常の合成方法により短蓄、長蓄の蓄積時間を勘案して、その値にゲインをかけるなどの方法によってつなぎ部分の不具合が生じないように合成され、一枚の合成フレームとして後段のカメラ信号処理回路214に供給される。
カメラ信号処理回路214でそのほかのカメラ信号処理が行われて、最終的な信号S214が出力される。
以上説明したように、本実施形態によれば、被写体が動いて明暗の変化や色の変化がある場合でも、複数の短蓄の値から推定値の精度の向上が期待でき、偽色の発生などを抑える効果がある。
これにより、より自然な画像を得ることが可能となる。
本実施形態では、動きそのものの検出を行っているわけではないので、被写体の動きの誤検出による新たな偽色などの問題は発生しない。
また、動き以外の理由で被写体の明るさそのものが変化した場合にも、正しい値がより適切に推定ができるため、動き検出を基に正しい値を推定する方法に比べて優れていると言える。
なお、各実施形態に係るCMOSイメージセンサは、特に限定されないが、たとえば列並列型のアナログ−デジタル変換装置(以下、ADC(Analog digital converter)と略す)を搭載したCMOSイメージセンサとして構成することも可能である。
このような効果を有する固体撮像素子は、デジタルカメラやビデオカメラの撮像デバイスとして適用することができる。
図17は、本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
本カメラシステム300は、図17に示すように、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100,200が適用可能な撮像デバイス310を有する。
さらに、カメラシステム300は、この撮像デバイス310の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ320を有する。
カメラシステム300は、撮像デバイス310を駆動する駆動回路(DRV)330と、撮像デバイス310の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)340と、を有する。
駆動回路330は、撮像デバイス310内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス310を駆動する。
また、信号処理回路340は、撮像デバイス310の出力信号に対して所定の信号処理を施す。
信号処理回路340で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路340で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像デバイス310として、先述した撮像素子100,200を搭載することで、上述したと同様の効果を得ることができる。
すなわち、被写体が動いて明暗の変化や色の変化がある場合でも、複数の短蓄の値から推定値の精度の向上が期待でき、偽色の発生などを抑えることが可能で、より自然な画像を得ることが低消費電力で、高精度なカメラが実現できる。
なお、以上詳細に説明した方法は、上記手順に応じたプログラムとして形成し、CPU等のコンピュータで実行するように構成することも可能である。
また、このようなプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体、この記録媒体をセットしたコンピュータによりアクセスし上記プログラムを実行するように構成可能である。
100,200・・・固体撮像素子、110・・・画素アレイ部、110A・・・画素回路、120・・・行選択回路(画素駆動部)、130・・・読み出し回路、140・・・シャッタモード切替部、111・・・光電変換素子、112・・・転送トランジスタ、113・・・リセットトランジスタ、114・・・増幅トランジスタ、115・・・選択トランジスタ、210・・・信号処理系、211・・・メモリコントローラ、212・・・推定回路、213・・・合成回路、214・・・カメラ信号処理回路、300・・・カメラシステム、310・・・撮像デバイス、320・・・駆動回路、330・・・レンズ、340・・・信号処理回路。

Claims (9)

  1. 光信号を信号電荷に変換する光電変換素子と、当該光電変換素子で光電変換された信号電荷を出力ノードに転送する転送ゲートとを含む画素が行列状に配列された画素アレイ部と、
    上記画素アレイ部のシャッタ動作、および上記画素アレイ部の画素から読み出しを行うように上記画素の動作を制御する画素駆動部と、
    上記画素駆動部により読み出された信号を処理する信号処理系と、を有し、
    上記画素駆動部は、
    電子シャッタ動作から通常の読み出し動作間での画像を取得する第1露光時間の第1蓄積期間中に、中間電圧転送により読み出し走査を実行し、その中間電圧転送による読み出し動作に応じた画像取得のための第2露光時間を含み、同じあるいは異なる電圧値の中間電圧による転送のための選択走査を、1回または複数回実行する機能を有し、
    上記第1露光時間より短い第2露光時間の第2蓄積期間が、第1露光時間の第1蓄積期間中に複数設定され、
    上記信号処理系は、
    複数の第2蓄積期間で読み出された値を用いて、当該第2蓄積期間の出力値を推定する処理を行う
    固体撮像素子。
  2. 上記第2露光時間の第2蓄積期間が、第1露光時間の第1蓄積期間中に複数設定され、かつ同一の蓄積期間に設定された第2蓄積期間を複数有する
    請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 上記第1露光時間の第1の蓄積期間のなかで、蓄積時間の異なる第2蓄積期間を複数組有し、ひとつの組のおいては同一の蓄積期間に設定された第2蓄積期間を複数有し、
    上記信号処理系は、
    複数の第2蓄積期間で読み出された値を用いて、各組の第2蓄積期間の出力値を推定する処理を行う
    請求項1記載の固体撮像素子。
  4. 上記信号処理系は、
    複数の異なる蓄積時間を持つ複数の第2蓄積期間を使用する場合、蓄積時間の異なる他の第2蓄積期間の出力値からと併せて、当該第2蓄積期間の正しい出力値を推定する
    請求項3記載の固体撮像素子。
  5. 上記信号処理系は、
    所望の第2蓄積期間のフレームの蓄積時間をTsとした場合、N個の各第2蓄積期間の蓄積時間をTs/Nとして、第2蓄積期間の出力の予想値として、当該N個の第2蓄積期間の出力の合計値とする
    請求項1から4のいずれか一に記載の固体撮像素子。
  6. N個の蓄積時間をTs1/Nとする第2蓄積期間に設定された蓄積期間のフレームの第1の組と、M個の蓄積時間をTs2/Mとする蓄積期間に設定された蓄積期間の第2の組を有し
    上記信号処理系は、
    第1の組の蓄積期間の出力の予想値として、これらN個の畜積期間の出力の合計とし、第2の組の蓄積期間の出力の予想値として、M個の蓄積期間の出力の合計とする
    請求項1から4のいずれか一に記載の固体撮像素子。
  7. 固体撮像素子と、
    上記固体撮像素子に被写体像を結像する光学系と、を有し、
    上記固体撮像素子は、
    光信号を信号電荷に変換する光電変換素子と、当該光電変換素子で光電変換された信号電荷を出力ノードに転送する転送ゲートとを含む画素が行列状に配列された画素アレイ部と、
    上記画素アレイ部のシャッタ動作、および上記画素アレイ部の画素から読み出しを行うように上記画素の動作を制御する画素駆動部と、
    上記画素駆動部により読み出された信号を処理する信号処理系と、を有し、
    上記画素駆動部は、
    電子シャッタ動作から通常の読み出し動作間での画像を取得する第1露光時間の第1蓄積期間中に、中間電圧転送により読み出し走査を実行し、その中間電圧転送による読み出し動作に応じた画像取得のための第2露光時間を含み、同じあるいは異なる電圧値の中間電圧による転送のための選択走査を、1回または複数回実行する機能を有し、
    上記第1露光時間より短い第2露光時間の第2蓄積期間が、第1露光時間の第1蓄積期間中に複数設定され、
    上記信号処理系は、
    複数の第2蓄積期間で読み出された値を用いて、当該第2蓄積期間の出力値を推定する処理を行う
    カメラシステム。
  8. 光信号を信号電荷に変換する光電変換素子と、当該光電変換素子で光電変換された信号電荷を出力ノードに転送する転送ゲートとを含む画素が行列状に配列された画素アレイ部を駆動するに際し、
    第1露光時間と、当該第1露光時間より短い第2露光時間の第2蓄積期間を、第1露光時間の第1蓄積期間中に複数設定し、
    電子シャッタ動作から通常の読み出し動作間での画像を取得する第1露光時間の第1蓄積期間中に、中間電圧転送により読み出し走査を実行し、その中間電圧転送による読み出し動作に応じた画像取得のための第2露光時間を含み、同じあるいは異なる電圧値の中間電圧による転送のための選択走査を、1回または複数回実行し、
    複数の第2蓄積期間で読み出された値を用いて、当該第2蓄積期間の出力値を推定する処理を行う
    固体撮像素子の駆動方法。
  9. 光信号を信号電荷に変換する光電変換素子と、当該光電変換素子で光電変換された信号電荷を出力ノードに転送する転送ゲートとを含む画素が行列状に配列された画素アレイ部を駆動するに際し、
    第1露光時間と、当該第1露光時間より短い第2露光時間の第2蓄積期間を、第1露光時間の第1蓄積期間中に複数設定する処理と、
    電子シャッタ動作から通常の読み出し動作間での画像を取得する第1露光時間の第1蓄積期間中に、中間電圧転送により読み出し走査を実行し、その中間電圧転送による読み出し動作に応じた画像取得のための第2露光時間を含み、同じあるいは異なる電圧値の中間電圧による転送のための選択走査を、1回または複数回実行する処理と、
    複数の第2蓄積期間で読み出された値を用いて、当該第2蓄積期間の出力値を推定する処理を行う処理と、を含む
    固体撮像素子の駆動処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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