JP2011105326A - 発泡合成樹脂製容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】魚介類等を収容して多段に積み重ねても、最下段の容器本体が破損することがなく、収容物が偏って収容された場合でも静置安定性に優れる輸送用容器を提供する。
【解決手段】輸送用容器では、発泡合成樹脂製の容器本体2と蓋体5とからなる直方体形状であり、前記容器本体の底面の略中央に特定の大きさと高さを有する中央部突起10および、四隅近傍に隅部係止突起12を設け、該蓋体の上面に、該隅部係止突起を係止可能な係止凹部13が設けることにより、上記特性を有する輸送用容器を得ることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、魚介類等を収容する発泡合成樹脂製容器(以下、単に「容器」と略称することがある。)に関する。より詳しくは、内部に魚介類等を収容した状態で多段に積み重ねても、容器の破壊を防止可能な容器に関する。
発泡合成樹脂容器は、保冷、保温性能が良好であること、また、緩衝性能に優れることから、魚貝類、野菜類等を収容する輸送用容器として非常に重用されてきた。該輸送用容器は、容器本体および蓋体からなり、多段に積み重ねて使用されることが多い。この場合、輸送用容器どうしがズレることを防止するために、ズレ防止用の係止凸部が容器本体の底部に設けられ、蓋体にも該凸部と係止する係止凸部が設けられることが多い。その一例を、図14、図15に示す。
図14は、従来の輸送用容器を3段に積み重ねた場合の正面図であり、図15(a)は、従来の輸送用容器の容器本体の正面図であり、図15(b)は、従来の輸送用容器の容器本体の底面図である。図18、図19において、42は容器本体を、45は蓋体を、43は本体の底面に設けられたズレ防止用の係止凸部を、44は係止凸部43を係止可能な蓋体45の上面に設けられた周縁凸部を、46は容器本体42の側壁上部に設けられた嵌合凸条を、48は蓋体45の下面に設けられた嵌合凹溝を、それぞれ示す。
図14、図15に示す従来の輸送用容器においては、係止凸部43は、容器本体42の底面に、その周縁から内側に離れた位置に平面上に設けられており、該係止凸部43は、断熱容器が積み上げられた場合に、蓋体43の周縁凸部44と係止することにより、下方の蓋体と上方の容器本体がズレることを防止する機能を有する。なお、容器本体42の側壁上部に設けられた嵌合凸条46は、蓋体45の下面部に設けられた嵌合凹溝48と嵌合することにより、容器本体と蓋体とを固定し、密閉する機能を有する。
しかし、魚介類を収容した輸送用容器は、魚、氷、水などの収容物により重量が大きくなり、このような輸送用容器を多段に積み重ねると、最下段の容器本体42の下部が破壊するという問題が発生していた。
上記問題が発生するメカニズムとしては、従来の輸送用容器を多段に積み重ねると、最下段の容器本体の周縁部に荷重が集中すること、そのことにより、該周縁部が荷重を支えきれずに床に底付きし、その結果、容器本体42の側壁に曲げ応力が発生することにより該側壁が膨らみ、最終的には該側面に亀裂が発生する原因となり、また、同時に、容器本体の該周縁底部に大きな剪断力が働き、最終的に該周縁底部に亀裂が発生することが指摘されている。
この問題を解決する為の技術として、容器本体の底面に設けられる係止凸部を、例えば、四隅近傍等にのみ設け、内容物の収容された輸送用容器を多段積み重ねた際の全荷重により圧縮されて(潰れて)、容器底面と同一面となるようにすることにより、容器本体の周縁部に掛かる集中荷重を容器本体底面の広い面積で受け止めることにより、容器本体の破損を防止する技術が知られている(特許文献1)。さらに、係止凸部の潰れ易さを確保する為に、係止凸部の大きさを規定する技術も知られている(特許文献2)。
しかしながら、これらの技術を施したとしても、輸送用容器においては、多段に積み重ねた場合、最下段の容器本体の下部での破壊を防止できない場合があったり、さらに、容器本体の底面の割れが発生したり、収容物が偏って収容された場合での容器を静置した際の安定性が損なわれるといった問題があった。
実公昭59−38349号公報 特開2006−240726号公報
本発明は、上記従来の輸送用容器に関する問題に鑑み、魚介類等を収容して多段に積み重ねても、最下段の容器本体が破損することのない輸送用容器を提供することを目的とする。
本発明者は、上記従来容器の課題について鋭意研究した結果、従来の輸送用容器を多段に積み重ねると、前記メカニズムに加え、側壁が膨らむ際に、容器本体の底面自体も上方へ撓み、側壁の膨らみをさらに助長することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
[1] 発泡合成樹脂製の容器本体および蓋体からなる直方体形状の発泡合成樹脂製輸送用容器において、
該容器本体の底面の略中央部に中央部突起が設けられ、
且つ、四隅近傍に、隅部係止突起が設けられると共に、
該蓋体の上面に、該隅部係止突起を係止可能な係止凹部が設けられている容器であって、
該中央部突起の平坦部の長辺側壁方向の最大長さM(mm)が下記(1)式を満足し、短辺側壁方向の最大長さM(mm)が下記(2)式を満足し、
該中央部突起の高さが3〜5mmであることを特徴とする、発泡合成樹脂製輸送用容器。
×0.15≦ M≦ L×0.8・・・(1)
×0.15≦ M≦ L×0.8・・・(2)
但し、Lは容器本体の底面の長辺側壁方向の長さ(mm)、Lは容器本体の底面の短辺側壁方向の長さ(mm)である、
[2] 該容器本体の底面の略中央部に設けられる中央部突起の平坦部が、
容器本体の長辺側壁方向底辺から長辺側壁方向に(L×0.1)以上の隙間Dを空けた内側の位置、かつ、短辺側壁方向底辺から短辺側壁方向に(L×0.1)以上の隙間Dを空けた内側の位置に設けられていることを特徴とする、[1]に記載の発泡合成樹脂製輸送用容器、および
[3]該隅部係止突起の長辺側壁方向の長さC(mm)が下記(5)式を満足し、短辺側壁方向の長さC(mm)が下記(6)式を満足し、
該中央部突起の高さが3〜5mmであることを特徴とする、[1]または[2]に記載の発泡合成樹脂製輸送用容器。
≦(L−2×W)×0.15・・・・(5)
≦(L−2×W)×0.25・・・・(6)
但し、Lは容器本体の底面の長辺側壁方向の長さ(mm)、Lは容器本体の底面の短辺側壁方向の長さ(mm)、Wは容器本体の長辺側壁方向の側壁の厚さ(mm)、Wは容器本体の短辺側壁方向の側壁の厚さ(mm)である
に関する。
本発明の輸送用容器においては、容器本体の底面の略中央部に特定寸法の中央部突起を、および四隅近傍に隅部係止突起を設けることにより、複数の輸送用容器を段積みした際にも、最下段の容器本体の下部での破壊を防止することができるだけでなく、容器本体の底面の割れを防止することができる。このことにより、発泡倍率が高い等、強度の小さい発泡合成樹脂からなる容器本体であっても、破壊を防止することができるため、軽量化を図ることができる。また、容器内の収容物が偏って収容された場合でも、容器を静置した際の安定性を向上させることができる。
(a)は本発明の容器本体の一部切欠正面図であり、(b)は一部切欠側面図である。 (a)は本発明の容器本体の平面図であり、(b)は底面図である。 (a)は本発明の蓋体の一部切欠正面図であり、(b)は一部切欠側面図である。 (a)は本発明の蓋体の平面図であり、(b)は底面図である。 中央部突起13を係止凹部4に嵌入させる場合の一例を示す斜視図である。 本発明の輸送用容器を3段に積重ねた場合の一例を示す正面図である。 嵌合凸部10と嵌合凹部12とを嵌合させる場合の一例を示す斜視図である。 本発明の構成により、容器本体の側壁底部の破壊が防止される機構の説明図である。 (a)は本発明の別態様の容器本体の一部切欠正面図であり、(b)は一部切欠側面図である。 (a)は本発明の別態様の容器本体の平面図であり、(b)は底面図である。 (a)手掛け部が設けられた容器本体の一例を示す部分斜視図であり、(b)は(a)の容器本体の嵌合部周辺を示す部分断面図である。 (a)は、本発明の別態様の容器本体の斜視図であり、(b)は、容器本体の底面を示す斜視図であり、(c)は、(a)に示した容器本体の側面図である。 (a)は、本発明の別態様の蓋体の上面の平面図であり、(b)は、(a)に示した蓋体の断面図であり、(c)は、(a)に示した蓋体の底面を示す平面図である。 従来の輸送用容器を3段重ねた場合の正面図である。 従来の輸送用容器の容器本体の正面図であり、(b)は底面図である。
以下に、本発明の容器を、図面を用いて説明する。
図1〜図4には、本発明の発泡合成樹脂製輸送用容器の一実施態様を示している。図1(a)は容器本体の一部切欠正面図、同(b)は一部切欠側面図、図2(a)は容器本体の平面図、同(b)は底面図、図3(a)は蓋体の一部切欠正面図、同(b)は一部切欠側面図、図4(a)は蓋体の平面図、同(b)は底面図である。図1(a)(b)、図2(a)(b)において、2は容器本体を、10は中央部突起を、12は隅部係止凸部を、4は側壁の内面を、3aは容器本体の長辺側壁方向の側壁を、3bは容器本体の短辺側壁方向の側壁を、6は嵌合突条を、7は嵌合突条の内面をそれぞれ示す。さらに、図3(a)(b)、図4(a)(b)において、5は蓋体を、13は蓋体5の上面に設けられた隅部係止凸部を係止可能な係止凹部を、8は蓋体の下面に設けられた嵌合凹溝を、それぞれ示す。
本発明の輸送用容器は、発泡合成樹脂製の容器本体および蓋体からなり、その形状は直方体である。ただし、本明細書における直方体形状とは、厳密な直方体形状に限られず、その横断面の形状が僅かに台形化したもの、僅かに菱形化したもの、輸送用容器の稜線部や角部が丸みを帯びるもの、傾斜面を有するもの、切り欠きを有するもの等を含むことを意味する。ただし、容器本体の底面における稜線部での丸み、傾斜面、切り欠き等は、できるだけ小さい方が好ましい。
本発明の発泡合成樹脂製輸送用容器は、発泡性合成樹脂を型内成形等の成形手段にて発泡成形して得られる合成樹脂発泡体で形成される。輸送用容器を構成する発泡合成樹脂としては、特に制限はないが、例えば、発泡ポリスチレン系樹脂、発泡ポリエチレン系樹脂、発泡ポリプロピレン系樹脂等の発泡ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン変性発泡ポリエチレン等のポリスチレン変性発泡ポリオレフィン系樹脂、硬質発泡ウレタン系樹脂等を用いることができる。これらの中でも、発泡ポリスチレン系樹脂がコスト等の点から好ましい。
本発明の輸送用容器は、発泡ポリスチレン系樹脂を用いる場合には、容器本体および蓋体の発泡倍率としては、20〜80倍が好ましく、30〜70倍がより好ましく、50〜65倍が最も好ましい。ポリスチレン系樹脂発泡粒子成形体からなる断熱容器の発泡倍率が30〜70倍の輸送用容器は、軽量性、断熱性、剛性に優れたものとなる。特に、50〜65倍の輸送用容器は軽量性において特に優れるものであり、輸送用容器としての十分な剛性も兼備するものである。
容器本体2は、一面が開口しており、4面の側壁3と底壁9から構成されている。側壁3は、直方体の場合には、1対の長辺側壁3aと、1対の短辺側壁3bとでなる。しかしながら、本発明の容器本体の底面は必ずしも長方形状である必要はなく、正方形でもよい。容器本体の底面が長方形状でない場合には、長辺側側壁は収容物の長さ方向に平行な側壁と読み替え、短辺側側壁は収容物の長さ方向に対して略直角な側壁と読み替える。
本発明の発泡合成樹脂製輸送用容器においては、図1〜図4に示すように、容器本体2の底面の略中央部に中央部突起10および四隅近傍に隅部係止突起12が設けられ、蓋体5の上面には、隅部係止突起12を係止可能な係止凹部13を含む凹部が設けられている。
従って、容器本体2と蓋体5を順に積上げる際に、図5に示すように、四隅近傍に設けられている隅部係止突起12を係止凹部13に嵌入させることにより、容器本体1と下段の蓋体2とのズレを防いで、堅固に積重ねることができる。なお、図6に、本発明の輸送用容器を3段に積重ねた場合の一例を示す。
前記蓋体5は、容器本体2の内部を密閉する機能を有し、図7に示すように、蓋体5の下面に設けられた嵌合凹溝8に容器本体1の嵌合突条6を嵌入させることにより、容器本体2と蓋体51は実質気密状に良好に閉蓋することができる。なお、嵌合凸条6の内面7と容器本体2の内面4とは、図1(a)に示すように連続させて同一平面として形成しても良く、内面7と内面4の間に段部を設けても良い。図面では、容器本体2側に嵌合突条6、蓋体5側に嵌合凹溝8を設けた例を示したが、嵌合が良好にできれば、容器本体2側に嵌合凹溝8、蓋体3側に嵌合突条6を設けることも可能である。
また、蓋体5上面の四隅近傍には、上述のように、容器本体の隅部係止突起12と係止するための係止凹部13が設けられている。蓋体5上面の係止凹部としては、蓋体5上面の四隅近傍に、上記の通り容器本体2の隅部係止突起12と係止するための係止凹部13を設ければよく、該上面の係止凹部以外の部分は、周囲14を残して強度低下を招かない程度に凹部とすることが、材料の節約、軽量化に繋がるので好ましい。
また、蓋体5下面の嵌合凹部12より内側の部分16は、凹部状に形成することが、材料の節約、軽量化に繋がるので、好ましい。
本発明における中央部突起の平坦部の平面形状としては、略円形、略楕円形、略三角形、略四角形、略5角形、略6角形等の多角形状、その他、適宜の形状を有していればよく、特に制限は無い。
本発明において、中央部突起10の平坦部10Fの長辺側壁方向の最大長さM(mm)は下記(1)式を満足する必要があり、短辺側壁方向の最大長さM(mm)は下記(2)式を満足する必要がある。
×0.15≦M≦L×0.8・・・(1)
×0.15≦M≦L×0.8・・・(2)
但し、Lは容器本体2の底面の長辺側壁方向の長さ(mm)、Lは容器本体1の底面の短辺側壁方向の長さ(mm)である。
前記(1)式、(2)式が満たされる場合、魚介類等を収納した輸送用容器を多段に積重ねても、最下段の容器本体2の積圧強度が高められるので、容器本体1の側壁や周縁底部などを破損し難くすることができる。すなわち、多段に積重ねられた断熱容器を積載する作業中やトラック輸送中に振動などの衝撃が加わって、最下段の容器本体1の周縁部により多くの荷重が集中し、さらに底面の中央部が上方へ撓んだ場合でも、図8に示すように、本発明の中央部突部が底面の撓みを吸収して、容器本体底面の広い範囲に渡って床22に底付きするため、容器本体の周縁部に掛かる集中荷重を容器本体底面の広い面積で受け止めることができる。また、中央部突部が存在することにより、隅部係止突起を潰れやすくすることができ、容器本体底面の周縁部での床への底付きを促進することができる。従って、該荷重を分散することができ、周縁部に発生する曲げ応力や剪断応力が緩和され、容器本体2の破損を防止することができる。
容器本体2の積圧強度をより強くするためには、長辺側壁方向の最大長さM(mm)は下記(3)式を満足することが好ましく、短辺側壁方向の短側壁方向の最大長さM(mm)は下記(4)を満足することが好ましい。
×0.2≦M≦L×0.7・・・(3)
×0.2≦M≦L×0.7・・・(4)
本明細書において、図1(a)(b)に図示するように、中央部突起10の平坦部10Fの長辺側壁方向の最大長さMとは、容器本体2の一方の短辺側壁方向端部に最も近い箇所と該短辺側壁方向端部に最も遠い箇所を水平方向に結ぶ直線の長さをいう。また、中央部突起10の平坦部10Fの短辺側壁方向の最大長さMとは、容器本体2の一方の長辺側壁方向端部に最も近い箇所と該長辺側壁方向端部に最も遠い箇所を水平方向に結ぶ直線の長さをいう。
本発明の輸送用容器においては、中央部突起10を設けることにより、容器本体の底面の底割れ強度を向上させることもできる。
なお、底割れ強度とは、容器本体2を開口部が上面となるように2段に重ね、最上部の容器本体の底面中央部に70mmφの治具を200mm/分の速度で押圧して、破壊時の最大強度を測定した値である。
本発明の輸送用容器においては、中央部突起10を設けることにより、隅部係止突起のみを設けた場合に比べて、容器内で収容物が偏って収容され場合でも、容器を静置した際の安定性を改善することもできる。
容器本体の中央部突起10の高さは、容器を積重ねる際の横ズレ防止の点から、1〜10mmが好ましく、2〜5mmがより好ましい。該高さは、容器本体および/または蓋体の材質や発泡倍率によって、上記範囲内で適宜定められる。該高さが低いと、容器を積重ねる際の横ズレ防止効果が発揮できない傾向があり、高いと、荷重がかかった際、側壁に応力集中が発生して側壁が外側に膨れようとする力が増大して、積圧強度が低下する傾向がある。
本発明の輸送用容器において、例えば、容器本体の底面の長辺側壁方向長さLは通常300〜750mm、短辺側壁方向長さLは通常200〜400mm、長片側壁方向の側壁の厚さWは通常10〜30mm、短辺側壁方向の側壁の厚さWは通常10〜30mmである。特に、Lが500〜750mm、Lが300〜400mmの大きな底面を有する輸送用容器においても、中央部突起を設けることにより、複数の輸送用容器を段積みした場合でも、最下段の容器本体の破損を防止することができる。
本発明においては、底面の略中央に設けられる中央部突起10の平坦部10Fは、図2(a)(b)に図示するように、容器本体の長辺側壁方向底辺から長辺側壁方向に(L×0.1)以上の隙間Dを空けた内側の位置、かつ、短辺側壁方向底辺から短辺側壁方向に(L×0.1)以上の隙間Dを空けた内側の位置に設けられていることが好ましく、さらに、容器本体の長辺側壁方向底辺から長側壁方向に(L×0.15)以上の隙間Dを空けた内側の位置、且つ短辺側壁方向底辺から短辺側壁方向に(L×0.15)以上の隙間Dを空けた内側の位置に設けられていることがより好ましい。上記位置に中央部突起を設けることにより、複数の輸送用容器を段積みし、集中荷重が最下段の容器本体の周縁部に掛かる場合に、容器本体の底面の底付きを容易にし、効率的に最下段の容器本体の破損を防止することができる。
本発明における中央部突起は、図9〜図10に示すように、平坦部10Fから、なだらかに底面に向かう傾斜を有してなる周縁10Iを有していてもよいし、周縁10Iを有していなくともよい。しかし、水揚げ等で使用されるローラーコンベア上に容器を乗せて搬送する場合、突起部がローラーに挟まり進まなくなることを防止する、あるいは、突起部がコンベアと衝突した際に発生する振動を抑制して容器がローラーコンベアから落下することを防止する観点から、周縁10Iを有している方が好ましい。
本発明における中央部突起10が周縁10Iを有する場合、周縁10Iの最外部は、容器本体2の短辺側壁方向底辺から長辺側壁方向に(1.1×W)以上の隙間DRLを空けた内側の位置、かつ、長辺側壁方向底辺から短辺側壁方向にW以上の隙間DRSを空けた内側の位置に設けられていることがより好ましく、更に容器本体の短辺側壁方向底辺から長辺側壁方向に(1.1×W)以上の隙間DRLを空けた内側の位置、かつ、長辺側壁方向底辺から短辺側壁方向に(1.1×W)以上の隙間DRSを空けた内側の位置に設けられていることがより好ましい。すなわち、該中央部突起10の周縁10Iは、容器本体2の短辺側壁方向の側壁3bの内側面より、W(a)[W(a)≧0.1×W]だけ内側、かつ、容器本体2の長辺側壁方向の側壁3aの内側面より内側に設けられていることが好ましく、容器本体の短辺側壁方向の側壁3bの内側面より、W(a)だけ内側、且つ容器本体の長辺側壁方向の側壁3aの内側面よりW(a)[W(a)≧0.1×W]だけ内側に設けられていることがより好ましい。
本発明の容器本体2の底面の四隅近辺には、容器本体2と下段の蓋体5とのズレを防ぐための、蓋体5の係止凹部13と係止可能な隅部係止突起12を設けられている。
ただし、隅部係止突起は、複数の輸送用容器を段積みした場合、容器本体底面の広い範囲に渡って床22に底付けできるように、潰れる必要がある。
本発明では、隅部係止凸部12の長辺側壁方向の最大長さC(mm)は下記(5)式を満足する必要があり、短辺側壁方向の最大長さC(mm)は下記(6)式を満足する必要がある。
≦(L−2×W)×0.15・・・・(5)
≦(L−2×W)×0.25・・・・(6)
但し、Lは容器本体2の底面の長辺側壁方向長さ(mm)、Lは容器本体2の底面の短辺側壁方向長さ(mm)、Wは容器本体2の長辺側壁方向の側壁3aの厚さ(mm)、Wは容器本体2の短辺側壁方向の側壁3bの厚さ(mm)である。尚、(5)式における「2×W」は、短辺側壁方向の左右の側壁3bの厚さが同じであることを前提としており、左右の側壁3bの厚さが異なる場合には、「2×W」ではなく、左右の側壁3bの厚さの和となる。(6)式の「2×W」についても同様である。
上記Cが(L−2×W)×0.15を超える場合、および/または、前記Mが(L−2×W)×0.25を超える場合は、隅部係止突起12が目的通りに潰れず、容器本体底面の底当たり面積を大きくすることができず、上記機構による容器本体2の破損防止効果が不十分となる。
本発明においては、底面の四隅近傍に設けられた隅部係止突起12の各々は、図14(b)に図示する様に、容器本体の短辺側壁方向底辺から長側壁方向に(1.1×W)以上の隙間DCLを空けた内側の位置、且つ長辺側壁方向底辺から短辺側壁方向にW以上の隙間DCSを空けた内側の位置に設けられていることがより好ましく、更に容器本体の短辺側壁方向底辺から長辺側壁方向に(1.1×W)以上の隙間DCLを空けた内側の位置、且つ長辺側壁方向底辺から短辺側壁方向に(1.1×W)以上の隙間DCSを空けた内側の位置に設けられていることがより好ましい。すなわち、図13、14に示す通り、該隅部係止突起12は、容器本体の短辺側壁方向の側壁3bの内側面より、W(a)[W(a)≧0.1×W]だけ内側、且つ容器本体の長辺側壁方向の側壁3aの内側面より内側に設けられていることが好ましく、容器本体の短辺側壁方向の側壁3bの内側面より、Ws(a)だけ内側、且つ容器本体の長辺側壁方向の側壁3aの内側面よりW(a)[W(a)≧0.1×W]だけ内側に設けられていることがより好ましい。上記位置に隅部係止突起12を設けることにより、複数の輸送用容器を段積みし、集中荷重が最下段の容器本体の周縁部に掛かる場合に、容器本体の底面の底付きを容易にし、効率的に最下段の容器本体の破損を防止することができる。
本発明の容器本体2においては、図11に示すように、凹状の手掛け部27が容器本体1の対向する短辺側壁方向の側壁3bの外側下方中央部に形成されていることが好ましい。手掛け部27が設けられていると、魚介類等が収納されている状態であっても、断熱容器の持ち運びが容易になる。更に、前記手掛け部27が設けられている部分の側壁3bにおいては、手掛け部27が設けられている部分の上方の側壁の厚さTが手掛け部27の左右の部分よりも厚く形成されていることが好ましい。このことにより、容器本体2の短辺側壁方向の側壁3bの強度が確保される。
本発明の容器本体2においては、図1(a)(b)に示すように、側壁の四隅には、容器を数段積み重ねた場合、上方に積層された容器本体からの排水を通過させるための貫通孔18を、上下に貫通するように設けてもよい。この場合、蓋体の四隅にも、図3(a)(b)に示すように、貫通孔18を設けることが好ましい。また、貫通孔の代わりに、側壁の外面に、排水を流下させるための溝等を設けてもよい。
本発明の輸送用容器の別態様として、図12・図13に示す容器本体および蓋体を例示することができる。
以下、本発明の容器について、実施例により説明する。ただし、本発明は本実施例に何ら限定されるものではない。
得られた容器に関して、以下の方法により、積圧強度、底面の底割れ強度を測定した。
(積圧強度)
圧縮試験機(ミネベア製、万能圧縮試験機TG−50KN)を用いて、容器本体に蓋体を嵌合した一つの容器を水平に置き、該容器の上部から覆うように長さ650mm×幅400mm×厚み15mmの鋼製の板を載せ、垂直方向に圧縮スピード3mm/分にて該容器が破断するまで押圧し、該容器本体破壊時の最大荷重を、積圧強度とした。
(底割れ強度)
圧縮試験機(ミネベア製、万能圧縮試験機TG−50KN)を用いて、容器本体2を開口部が上面となるように2段に重ね、最上部の容器本体の底面中央部に70mmφの治具を200mm/分の速度で該容器本体の底面が破壊されるまで押圧して、該容器本体底面の破壊時の最大荷重を、底割れ強度とした。
(実施例1)
発泡性ポリスチレン樹脂粒子[(株)カネカ製、カネパールNSGMB]を、予備発泡機を用い
て、かさ発泡倍率62倍に予備発泡させた予備発泡粒子を用い、型内成形により、発泡倍率60倍の容器本体と蓋体とからなる直方体状の輸送用容器を製造した。
得られた容器本体は、図9に図示した形状であり、蓋体は、図10に示した形状である。その容器外寸は、長さ586mm、幅356mm、高さ115mm、長辺側壁の厚み23mm、短辺側壁の厚み23mm、容器底の厚み20mmであり、底面の略中央に、平坦部が面積133cmの楕円形状であり、なだらかに底面に向かう傾斜を有する周縁を設けた(平坦部の長辺側壁方向での最大長さM=149mm、平坦部の短辺側壁方向での最大長さM=100mm、平坦部の長辺側壁方向での隙間D=218.5mm、平坦部の短辺側壁方向での隙間Ds=128mm、周辺部最外部の長辺側壁方向での隙間DRL=152mm、周辺部最外部の短辺側壁方向での隙間DRS=62mm、高さ4mm)
また、底面の四隅近辺に、略三角形形状の隅部係止突起(隅部係止突起の長辺側壁方向での最大長さC=35mm、隅部係止突起の短辺側壁方向での最大長さC=35mm、周辺部最外部の長辺側壁方向での隙間DCL=26mm、周辺部最外部の短辺側壁方向での隙間DCS=26mm、高さ4mm)を設けた。
蓋体の下面には、周縁部に前記容器の嵌合突条と嵌合する嵌合凹溝を設け、上面には容器本体の4つの隅部係止突起と係止する係止凹部を設け、周縁部に凸縁を設けた。
得られた輸送用容器の積圧強度は511kgfで、底割れ強度は32.9kgfであった。
(比較例1)
容器本体から中央部突起を除いた以外は、前記実施例1と同様の材料、成形加工設備、製造条件によって、容器本体と蓋体とからなる直方体状の輸送用容器を製造した。
得られた輸送用容器の積圧強度は490kgfで、底割れ強度は29.4kgfであった。
1 発泡合成樹脂容器
2 容器本体
3 容器本体の側壁
3a 容器本体の長辺側壁方向の側壁
3b 容器本体の短辺側壁方向の側壁
4 容器本体の側壁の内面
5 蓋体
6 嵌合突条
7 嵌合突条の内面
8 嵌合凹溝
9 容器本体の底面
10 中央部突起
10F 中央部突起の平坦部
10I 中央部突起の周縁
12 隅部係止突起
13 隅部係止突起に対応する係止凹部
14 蓋体上面の周囲
16 蓋体2下面の嵌合凹部12より内側の部分
18 ドレン抜き用貫通孔
19 稜線部の丸み
22 床
27 手掛け用凹部
41 従来容器の容器本体
45 従来容器の蓋体
43 従来容器の隅部係止突部
44 従来容器の係止凹部
46 従来容器の嵌合凸部
48 従来容器の嵌合凹部

Claims (3)

  1. 発泡合成樹脂製の容器本体および蓋体からなる直方体形状の発泡合成樹脂製輸送用容器において、
    該容器本体の底面の略中央部に中央部突起が設けられ、
    且つ、四隅近傍に、隅部係止突起が設けられると共に、
    該蓋体の上面に、該隅部係止突起を係止可能な係止凹部が設けられている容器であって、
    該中央部突起の平坦部の長辺側壁方向の最大長さM(mm)が下記(1)式を満足し、短辺側壁方向の最大長さM(mm)が下記(2)式を満足し、該中央部突起の高さが3〜5mmであることを特徴とする、発泡合成樹脂製輸送用容器。
    ×0.15 ≦ M≦ L×0.8・・・(1)
    ×0.15 ≦ M≦ L×0.8・・・(2)
    但し、Lは容器本体の底面の長側壁方向の長さ(mm)、Lは容器本体の底面の短側壁方向の長さ(mm)である。
  2. 該容器本体の底面の略中央部に設けられる中央部突起の平坦部が、
    容器本体の長側壁方向底辺から長側壁方向に(L×0.1)以上の隙間Dを空けた内側の位置、かつ、短側壁方向底辺から短側壁方向に(L×0.1)以上の隙間Dを空けた内側の位置に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の発泡合成樹脂製輸送用容器。
  3. 該係止突起の長側壁方向の長さC(mm)が下記(5)式を満足し、短側壁方向の長さC(mm)が下記(6)式を満足し、
    該中央部突起の高さが3〜5mmであると共に、
    該蓋体の上面に、該隅部係止突起を係止可能な係止凹部が設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の発泡合成樹脂製輸送用容器。
    ≦(L−2×W)×0.15・・・・(5)
    ≦(L−2×W)×0.25・・・・(6)
    但し、但し、Lは容器本体の底面の長側壁方向の長さ(mm)、Lは容器本体の底面の短側壁方向の長さ(mm)、Wは容器本体の長側壁方向の側壁の厚さ(mm)、Wは容器本体の短側壁方向の側壁の厚さ(mm)である。
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