JP2011104321A

JP2011104321A - ロールペーパーホルダー

Info

Publication number: JP2011104321A
Application number: JP2009278920A
Authority: JP
Inventors: Yoshito Takao; 義人高尾
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2009-11-17
Filing date: 2009-11-17
Publication date: 2011-06-02

Abstract

【課題】ロールペーパーホルダーに保持された、ロールペーパーや当該ロールペーパーの取り出し口（紙片）が、利用中や保持中に汚染される事を防止すると共に、保持されたロールペーパーの利用が容易な、ロールペーパー保持器を提供する。
【解決手段】ロールペーパーホルダーの上後方から手前側迄カバーを設けたロールペーパーホルダーに於いて、ロールペーパーの取り出し口を手前側からではなく、後ろ側からロールペーパーを引き出す様に、ロールペーパーの保持方向（回転方向）を設定して、ロールペーパーを後ろ側から引き出して手前に設けた切断器で切断するので、残ったロールペーパーの切り端（次回の取り出し口切り端）が自然に後ろに垂れる構造としたので、当該自然に後ろ側に垂れた次回の取り出し切り端は、ロールペーパーホルダーの後ろ奥に在るので、保護カバーとロールペーパーホルダー本体で保護され，汚染を免れる。
【選択図】図２

Description

本発明は、ロールペーパーホルダーに取り付けられたペーパーが常に清潔に保たれると共に、取り出しが容易で清潔な取り出し口を提供できるようにしたものである。

従来の汚染防止型ロールペーパーホルダーは、密閉型や密閉防水カバー取り付け型が提案されているが、密閉型では取り出しに難があり、防水カバー取り付け型では、カバーの開閉が必要であり、使用時に特別の考慮が必要となっている。

特開２００７−４４３６１号広報登録実用新案第３０７９８６８号広報

ロールペーパー汚染防止のために、ロールペーパーホルダーに防水カバーを取り付けたり、ロールペーパーの取り出し口を一次閉鎖する方式では、必要な時の即時使用に課題があった。

ロールペーパーホルダーの上部分から手前にカバーを取り付け、ロールペーパーの取り出し口を手前側からではなく後ろ側からペーパーを引き出す様に、ロールペーパーの保持方向（回転方向）を設定して、ロールペーパーを後ろ側から引き出して手前に設けた切断器で切断し、残ったロールパーペーパーの切り端〔次回の取り出し紙片〕が、自然に後ろ側に垂れる構造としたので、当該自然に後ろ側に垂れたロールペーパーの切り端は、ロールペーパーホルダーの後ろ奥に存在し、保護カバーとロールペーパーホルダー本体で保護される手段を用いて課題を解決した。

ロールペーパーの取り出し口を手前側からではなく、後ろ側からペーパーを引き出して、手前の切断器で切断する構造とし、残ったロールパーペーパーの切り端が、自然に後ろ側に垂れ、更にロールの巻き癖で手前向きにカールして掴み易くなり、ペーパーの切り端がロールペーパーの保護カバーやロールペーパーホルダー本体の下部で後ろ側奥部分に保護され、自然な状態で不用意な汚染を免れると共に、ロールペーパーの取り扱いと使用が極めて簡単で容易となる効果が生ずる。

本発明の正面図である。本発明の側面である。

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明すれば、図１は、本発明の実施例の一般的な形態を示す正面図で、図２は、図１の側面図である。ロールペーパーホルダー本体（１）には、側面保持板（２）を設けており、当該側面保持板（２）に、ロールペーパー保持棒（３）を、上下方向に傾斜させて取り付け、ロールペーパー（４）を、紙の引き出し口が後ろ側に位置する様に、ロールペーパー保持棒（３）の上側から挿入する構造である。本体の後ろ側は、後面保持板（５）で構成しており、当該後面保持板（５）の上部を始点として、ロールペーパー（４）の外側を取り巻く状態でロールペーパーの手前の斜め下部分迄を覆う構造とした、主保護カバー（６）を設けた。尚当該主保護カバー（６）に、透明な樹脂等を用いればロールペーパーの残量等が透視できる効果が生ずる。当該主保護カバー（６）の手前下端に、ロールペーパー切断器（７）を取り付けた構造とした、又ロールペーパーの側面を保護する目的で、主保護カバー（６）の側面最上部に設けた，蝶番（８）で旋回可能に、側面保護カバー（９）を設けている。

本発明にかかるロールペーパーホルダーの使用に際しては、先ず、側面保護カバー（９）を上側に旋回させて開き、ロールペーパーの先端の引き出し部分（切り端）が後ろ側から出る状態にしたロールペーパーのロール紙を一部引き出して、ロールペーパー保持棒（３）の先端から挿入し、側面カバー（９）を閉めれば、ロールペーパーの、切り端（１０）が、ロールペーパーホルダー本体（１）の下側の奥に垂れ下がり、使用準備は完了する。
使用に際しては、ロールペーパーホルダー本体（１）の下側の奥に垂れ下がっているロールの巻き癖で手前にカールした、切り端（１０）を必要な長さに引き出して、手前の、切断器（７）に当て引けば、必要な長さのペーパーを切断して取り出す事が出来る。残ったロールペーパーの切り端は、自然に後ろ側に垂れるが、後ろに垂れた切り端は、ロールペーパーの巻き癖で前側にカールするので、取り出しが容易である。尚、ロールペーパー保持棒（３）の外周の一部にバネや柔軟な発泡樹脂等を付けて、ロールペーパーの内側に接触させれば、ロールペーパーの回転に制動作用が生じて、ロールペーパーの引き出し終了時の惰性でのオーバー回転防止が出来る。

１ロールペーパーホルダー本体
２側面保持板
３ロールペーパー保持棒
４ロールペーパー
５後面保持板
６主保護カバー
７ロールペーパー切断器
８蝶番
９側面保護カバー
１０切り端

Claims

ロールペーパーを保持するロールペーパー保持棒を、上下方向に傾斜させた構造として、ロールペーパー保持棒の上方に当たる保持棒の一端から挿入したロールペーパーが、重力で安定に保持される構造を特徴とした、ロールペーパーホルダー。
ロールペーパーの保持方向をロールの引き出し位置が、手前でなく後方から引き出せる様に、ロールペーパーの保持方向（回転方向）を設定して、且つ当該ロールペーパーの保護カバーの手前先端付近にロールペーパー切断機を設定し、切断後に残ったロールペーパーの切り端が、自然に後ろ側に垂れてロールの巻き癖でカールして掴み易くなる構造を特徴とした、ロールペーパーホルダー。