JP2011104007A - 表示装置及び遊技機 - Google Patents

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Kazuhiro Kobayashi
和広 小林
Takayuki Sakanaka
隆之 坂中
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Abstract

【課題】導光板の側端側以外の位置に光源を配置することができ、且つ導光板の厚みを肉薄に形成することができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置は、光透過性を有する導光板と、導光板に光を照射する光源が設けられた光源基板と、導光板及び光源基板が取り付けられたベースとを備える。導光板は、ベースの正面に板状に広がった平板部と、平板部の側端からベースの後方に向けて湾曲した湾曲部とを備える。光源は、湾曲部の後端に背面側から光を照射するように配置される。湾曲部の後端には、光源の照射した光を湾曲部へ入射させる入射部が形成される。光源から照射された光は、入射部から入射して湾曲部を反射し、平板部に伝播する。平板部に伝播した光が、平板部の正面の凹凸によって拡散して、平板部が高輝度で発光する。
【選択図】図3

Description

本発明は、光透過性を有する導光板と、導光板に光を照射する光源とを備えた表示装置、及び当該表示装置を備えた遊技機に関するものである。
従来、メダルを用いて遊技を行う遊技機であるスロットマシンは、正面開口部を有する箱形の筐体と、正面開口部を開閉可能に閉塞する前扉と、筐体内に設けられた3個の回転リールと、前扉に設けられた表示装置とを備えている。また、光透過性を有する板状の導光板と、導光板の側端から光を照射する光源とを備えた表示装置が知られている(特許文献1参照)。この表示装置の光源を点灯して導光板を発光させることにより、リーチ目の出現、当選役の抽選結果、ストップスイッチの操作順序などを報知することが可能であった。
特開2006−312102号公報
ところで、上述のような表示装置では、導光板の側端側の位置に光源を配置しなければならない。したがって、導光板の側端側に光源の配置スペースを確保しなければならず、表示装置を小型化することが困難であった。また、導光板を高輝度で発光させるためには、光源から照射された多くの光が導光板の側端から入射して導光板全体に伝播する必要がある。したがって、導光板の厚みを肉厚に形成しなければならなかった。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、導光板の側端側以外の位置に光源を配置することができ、且つ導光板の厚みを肉薄に形成することができる表示装置、及び当該表示装置を備えた遊技機を提供することである。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、光透過性を有する導光板(10)と、導光板(10)に光を照射する光源(31)が設けられた光源基板(30)と、導光板(10)及び光源基板(30)が取り付けられたベース(20)と、を備えた表示装置(1)において、導光板(10)は、ベース(20)の正面に板状に広がった平板部(11)と、平板部(11)の側端からベース(20)の後方に向けて湾曲した湾曲部(12)と、を備え、光源(31)は、湾曲部(12)の後端に背面側から光を照射するように配置され、湾曲部(12)の後端には、光源(31)の照射した光を湾曲部(12)へ入射させる入射部(12a)が形成され、湾曲部(12)は、入射部(12a)から入射した光を平板部(11)へ反射するように湾曲され、平板部(11)の正面(11a)には、平板部(11)に到達した光を拡散させる凹凸が形成されたことを特徴とする表示装置(1)に関するものである。
このような表示装置(1)では、光源(31)から照射された光が、入射部(12a)から入射して湾曲部(12)を反射し、平板部(11)に伝播する。そして、平板部(11)に伝播した光が、平板部(11)の正面(11a)の凹凸によって拡散して、平板部(11)が高輝度で発光するようになる。
ここで、ベース(20)には、単数の導光板(10)を設けてもよいし、複数の導光板(10)を設けてもよい。
また、光源基板(30)には、一の導光板(10)につき一の光源(31)を設けてもよいし、一の導光板(10)につき複数の光源(31)を設けてもよい。
また、導光板(10)は、例えば、透明な合成樹脂で形成されてもよいし、透明なガラスで形成されてもよい。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明の特徴に加え、平板部(11)の背面(11b)には、平板部(11)に到達した光を拡散させる凹凸が形成されたことを特徴とする表示装置(1)に関するものである。
このように構成することで、平板部(11)に伝播した光が、平板部(11)の背面の凹凸によって拡散して、平板部(11)がさらに高輝度で発光するようになる。
なお、窪み部(22)を形成するベース(20)の周縁には、窪み部(22)に平板部(11)を収めた際に、平板部(11)の背面(11b)と合わさる底部(24)を設けてもよい。これにより、平板部(11)の背面(11b)から放射した光が、この底部(24)を反射して平板部(11)に戻るようになるため、平板部(11)をさらに高輝度で発光させることができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明の特徴に加え、ベース(20)には、湾曲部(12)と合わさる凹部(25)を設け、平板部(11)へ反射せずに湾曲部(12)から出た光が、凹部(25)を反射して湾曲部(12)へ戻るように形成したことを特徴とする表示装置(1)に関するものである。
このように構成することで、湾曲部(12)から出た光が、凹部(25)を反射して湾曲部(12)へ戻り、さらに平板部(11)へ反射するようになる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の表示装置(1)と、少なくとも当選役の抽選を行う遊技制御装置(7)と、少なくとも表示装置(1)へ光源(31)の点灯に関するコマンドを送信する演出制御装置(8)と、を備えた遊技機において、遊技制御装置(7)は、当選役の抽選を行った場合に、当該抽選結果に関する信号を演出制御装置(8)へ送信し、演出制御装置(8)は、当該信号に基づいて光源(31)の点灯を指示するコマンドを表示装置(1)へ送信し、表示装置(1)は、当該コマンドに応じて光源(31)を点灯させるように形成したことを特徴とする遊技機に関するものである。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の表示装置(1)と、少なくとも当選役の抽選を行う遊技制御装置(7)と、少なくとも当選役の抽選以外の抽選を行う演出制御装置(8)と、を備えた遊技機において、演出制御装置(8)は、当選役の抽選以外の抽選を行った場合に、当該抽選結果に基づいて光源(31)の点灯を指示するコマンドを表示装置(1)へ送信し、表示装置(1)は、当該コマンドに応じて光源(31)を点灯させるように形成したことを特徴とする遊技機に関するものである。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、以下の効果を奏する。すなわち、導光板は、平板部の側端からベースの後方に向けて湾曲した湾曲部を備え、光源は、湾曲部の後端に背面側から光を照射するように配置される。つまり、導光板の側端側以外の位置に光源を配置することができる。これにより、導光板の側端側(平板部の側端側)に光源の配置スペースを確保する必要がないので、特に導光板の側方方向において表示装置を小型化することができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、以下の効果を奏する。すなわち、平板部の背面には、平板部に到達した光を拡散させる凹凸が形成されている。これにより、平板部をさらに高輝度で発光させることができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、以下の効果を奏する。すなわち、平板部へ反射せずに湾曲部から出た光が、凹部を反射して湾曲部へ戻るように形成されている。これにより、平板部をさらに高輝度で発光させることができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の表示装置を備えた遊技機を提供することができる。また、当選役の抽選結果に関する情報を、当該表示装置を用いて報知することができる。
(請求項5)
請求項5に記載の発明によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の表示装置を備えた遊技機を提供することができる。また、演出制御装置の抽選した抽選結果に関する情報を、当該表示装置を用いて報知することができる。
本発明の実施の形態に係る表示装置の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る表示装置の平面図である。 図2に示したA−A線の断面図である。 図3から導光板を除いたA−A線の断面図である。 本発明の実施の形態に係る表示装置の導光板の斜視図である。 本発明の実施の形態に係る表示装置の導光板の平面図である。 本発明の実施の形態に係る表示装置において、導光板を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る表示装置において、導光板の湾曲部の後端を貫通部に入れた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る表示装置において、導光板の平板部を窪み部に収めた状態を示す斜視図である。 平板部が窪み部の周縁を接近方向に摺動する様子を示すA−A線断面図である。 本発明の表示装置が設けられたスロットマシンの斜視図である。 本発明の表示装置が設けられたスロットマシンにおける上扉の分解斜視図である。 本発明の表示装置が設けられたスロットマシンにおける制御装置の入力及び出力の概略を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおいて前扉を取り外した状態を示す斜視図である。
本発明を実施するための形態を、図面を参照しつつ説明する。
ここで、「正面」とは、観者が表示装置1の表示に向き合う面をいう。また、「右側」とは、表示装置1の正面に向き合う観者から見た右側を意味し、「左側」とは、表示装置1の正面に向き合う遊技者から見た左側を意味する。
(表示装置1)
表示装置1は、図1ないし図4に示すように、光透過性を有する導光板10と、導光板10に光を照射する光源31が設けられた光源基板30と、導光板10及び光源基板30が取り付けられたベース20と、ベース20の背面を覆うカバー34と、を備えている。
具体的には、ベース20に同一形状の3個の導光板10(左側に位置する「左導光板10L」、中央に位置する「中導光板10M」、右側に位置する「右導光板10R」)が設けられている。また、光源基板30には、各導光板10に対応する光源31として3個の発光ダイオード32(左導光板10Lに対応する「左発光ダイオード」、中導光板10Mに対応する「中発光ダイオード」、右導光板10Rに対応する「右発光ダイオード」)が設けられている。ここで、左導光板10L、中導光板10M及び右導光板10Rを、以下「導光板10」としてまとめて説明する。導光板10は、図3ないし図6に示すように、ベース20の正面に板状に広がった平板部11と、平板部11の側端からベース20の後方に向けて湾曲した湾曲部12と、を備えている。
また、ベース20における導光板10の下側には7セグメント表示器35が設けられている。なお、本実施の形態では、ベース20に7セグメント表示器35を設けたが、7セグメント表示器35は、本発明に係る表示装置1において必須の構成ではない。
(ベース20)
ベース20は、白色の不透明な合成樹脂で形成されている。また、図7に示すように、ベース20には、左導光板10Lが取り付けられる左取付け部21L、中導光板10Mが取り付けられる中取付け部21M、及び右導光板10Rが取り付けられる右取付け部21Rが形成されている。左取付け部21L、中取付け部21M及び右取付け部21Rは、同一形状であり、以下「取付け部21」としてまとめて説明する。
図4に示すように、ベース20の取付け部21は、平板部11の正面11aを露出させつつ平板部11を収める窪み部22と、湾曲部12を引き入れて湾曲部12の後端をベース20の背面側に露出させる貫通部23とを備えている。具体的には、窪み部22は、ベース20の正面側に開口するとともに、ベース20の背面側に窪んでいる。また、図3に示すように導光板10を取り付けた状態において、窪み部22を形成するベース20の底部24は、その正面24aが平板部11の背面11bと合わさる形状となっている。これにより、平板部11の背面11bから放射した光が、この底部24を反射して平板部11に戻るようになっている。また、底部24は、導光板10を取り付けた状態において、平板部11の正面11aと露出しているベース20の最前面とが略平行になるように、平板部11の背面11bに沿うように僅かに傾斜している。換言すると、窪み部22は、深間22aを除き、平板部11の形状とほぼ一致するような深さ(導光板10を取り付けた状態において、平板部11の正面11aと露出しているベース20の最前面とが面一になる深さ)に形成されている。したがって、平板部11に伝播した多くの光は、平板部11の正面11aから放射されることとなる。
図3、図4及び図10に示すように、ベース20の取付け部21には、湾曲部12と合わさる凹部25が設けられている。これにより、平板部11へ反射せずに湾曲部12から出た光が、凹部25を反射して湾曲部12へ戻るように形成されている。
図4に示すように、ベース20の取付け部21の背面における貫通部23の近傍かつ凹部25の後端には、後述の第1導光板係合部13に係合可能な第1ベース係合部26が設けられている。具体的には、第1ベース係合部26は、凹部25の後端からベース20の後方に向けて突出するとともに、反貫通部23側の側面がベース20の正面に対して略垂直に切り立った絶壁26aとなっている。
図4に示すように、窪み部22における反凹部25側の端部は、後述の第2導光板係合部14が収まるように、底部24よりも深く窪んだ深間22aとなっている。また、底部24の反凹部25側の側端には、第2導光板係合部14に係合可能であり、底部24の正面24aと略平行に深間22aに向けて突出した第2ベース係合部27が設けられている。
(導光板10)
導光板10は、無色透明な合成樹脂で形成されている。また、導光板10は、ベース20に正面側から取り付けられる。
図3ないし図6に示すように、導光板10は、ベース20の正面に板状に広がった平板部11と、平板部11の側端からベース20の後方に向けて湾曲した湾曲部12と、を備えている。また、図3に示すように、湾曲部12の後端に背面側から光を照射するように、光源31(発光ダイオード32)が配置されており、湾曲部12の後端には、光源31の照射した光を湾曲部12へ入射させる入射部12aが形成されている。また、湾曲部12は、平板部11の正面11aに連続する面(導光板10をベース20に取り付けた状態において、凹部25に接する面)が凸面となり、且つ平板部11の背面11bに連続する面(導光板10をベース20に取り付けた状態において、凹部25に接する面とは反対側の面)が凹面となるように湾曲している。これにより、入射部12aから入射して湾曲部12を伝播する光を、平板部11へ反射させることができる。
平板部11の正面11aに対して平板部11の背面11bが僅かに傾斜している(図6のθを参照)。つまり、湾曲部12側の端部から第2導光板係合部14側の端部に向かうに連れて、平板部11の厚みが薄くなるように形成されている。これにより、光が平板部11全体に伝播するので、平板部11全体を均一に光らせることができる。また、平板部11の正面11a及び背面11bには、平板部11に到達した光を拡散させる凹凸が形成されている。具体的には、平板部11の正面11a及び背面11bには、プリズム加工が施されている。これにより、平板部11を伝播する光が、平板部11の正面11aまたは背面11bの凹凸に反射して平板部11外に放射される。また、平板部11の厚みは、湾曲部12よりも肉薄に形成されている。また、導光板10は、「平板部11の反湾曲部12側の端部における厚みT1<平板部11と湾曲部12との境界における厚みT2<湾曲部12の入射部12aにおける厚みT3」の関係を満たすように形成されている(図6を参照)。
図5及び図6に示すように、湾曲部12における後端の近傍かつ凸面の側端には、第1ベース係合部26に係合可能な第1導光板係合部13が設けられている。具体的には、第1導光板係合部13は、鉤状の弾性体であり、図5及び図6に示すように、湾曲部12における後端の近傍かつ凸面の側端から略垂直に突出する第1突出部13aと、第1突出部13aの正面における反湾曲部12側の側端から略垂直に突出する掛止片13bとを備えている。また、掛止片13bには、その先端部の所定位置から反湾曲部12側に向かって切りかかれた傾斜部13cが形成されている。なお、第1突出部13aの背面における反湾曲部12側の側端には、押圧片15が形成されている。
また、平板部11の反湾曲部12側の側端には、第2ベース係合部27に係合可能な第2導光板係合部14が設けられている。具体的には、図5に示すように、第2導光板係合部14は、平板部11の反湾曲部12側の側端から後方に突出した第2突出部14aと、第2突出部14aの後端から反湾曲部12方向へ向けて平板部11の正面11aと略平行に延びる延出部14bとを備えている。また、第2突出部14aには、その厚さ方向(具体的には、平板部11の背面11bの長手方向に略平行な方向)に貫通した挿入口14cが形成されている。挿入口14cは、ベース20の第2ベース係合部27を挿入可能に形成されている。
ここで、導光板10は、湾曲部12がベース20の貫通部23に入るとともに平板部11がベース20の窪み部22に収まった状態で、湾曲部12を凹部25に近付ける方向(以下「接近方向」という。)、及び湾曲部12を凹部25から遠ざける方向(以下「離隔方向」という。)に向けて平板部11を底部24の正面24aに沿って摺動可能となるように形成されている。
(導光板10の取付け)
上述したように、ベース20の取付け部21の背面における貫通部23の近傍かつ凹部25の後端には、第1ベース係合部26が設けられ、導光板10の湾曲部12における後端の近傍かつ側端には、第1ベース係合部26に係合可能な第1導光板係合部13が設けられている。
図7ないし図9、図10(A)に示すように、ベース20の取付け部21に導光板10を取り付けるには、最初に湾曲部12の後端を貫通部23に入れて、平板部11を窪み部22に収めて底部24に載置する。そして、平板部11を底部24の正面24aに沿って接近方向に摺動させると、第1導光板係合部13の掛止片13bの傾斜部13cが第1ベース係合部26に衝突する。さらに平板部11を底部24の正面24aに沿って接近方向に摺動させると、第1導光板係合部13の第1突出部13aが変形しながら掛止片13bの先端が第1ベース係合部26の後端に乗り上げる(図10(B)を参照)。さらに平板部11を底部24の正面24aに沿って接近方向に摺動させると、第1導光板係合部13の第1突出部13aが元の形に戻って掛止片13bが第1ベース係合部26の絶壁26aに係合するとともに、湾曲部12が凹部25と合わさる(図10(C)を参照)。また、図10(A)に示すような状態から平板部11を底部24の正面24aに沿って接近方向に摺動させると、第2導光板係合部14の挿入口14cに第2ベース係合部27が挿入されて嵌合し、さらに平板部11を底部24の正面24aに沿って接近方向に摺動させると、第2導光板係合部14が深間22aの底部24側の側面に当接する(図10(B)及び(C)を参照)。そして、第2導光板係合部14が深間22aの底部24側の側面に当接した状態においては、同時に第1導光板係合部13の掛止片13bが第1ベース係合部26の絶壁26aに係合された状態となっている。これにより、ベース20の取付け部21における導光板10の位置決めがなされる。
また、上述のように、第1導光板係合部13の第1突出部13aには、押圧片15が設けられている。そして、図3に示すように、導光板10の位置決めがなされたベース20に背面側から光源基板30を取り付けると、押圧片15と光源基板30とが接するか、または僅かな隙間を有して対向する。ここで、ベース20の背面は光源基板30に覆われており、ベース20の背面側から第1導光板係合部13に触れることができず、また、ベース20の正面側からも第1導光板係合部13に触れることができないようになっている。したがって、第1導光板係合部13に触れて第1突出部13aを変形させることができず、後述のような第1導光板係合部13と第1ベース係合部26との係合の解除をすることができない。また、平板部11を離隔方向へ摺動させようとすると、掛止片13bが第1ベース係合部26の絶壁26aに引っ掛かり、第1突出部13aが変形しようとする。しかし、押圧片15が光源基板30に当接して第1突出部13aを押し返すため、第1突出部13aの変形が阻止されて、第1導光板係合部13と第1ベース係合部26との係合を解除することができない。つまり、押圧片15及び光源基板30は、第1導光板係合部13と第1ベース係合部26との係合の解除を阻止する解除阻止部として機能する。そして、解除阻止部が第1導光板係合部13と第1ベース係合部26との係合の解除を阻止することで、導光板10がベース20の取付け部21に固定される。最後に、ベース20の背面側にカバー34を取り付ける。
ベース20から導光板10を取り外すには、最初にベース20からカバー34を取り外し、さらにベース20から光源基板30を取り外す。さらに、第1ベース係合部26の第1突出部13aを変形させるとともに、平板部11を底部24の正面24aに沿って離隔方向に摺動させることにより、第1導光板係合部13の掛止片13bが第1ベース係合部26を越えるとともに、第2導光板係合部14の挿入口14cから第2ベース係合部27が抜け出す。または、平板部11を底部24の正面24aに沿って離隔方向に摺動させると、第1導光板係合部13の第1突出部13aが変形しながら掛止片13bの先端が第1ベース係合部26の後端を摺動して乗り越えるとともに、第2導光板係合部14の挿入口14cから第2ベース係合部27が抜け出す。このようにして、第1導光板係合部13と第1ベース係合部26との係合、及び第2導光板係合部14と第2ベース係合部27との係合を解除することにより、ベース20の取付け部21から導光板10を取り外すことができる。
以上のように、本実施の形態に係る表示装置1によれば、導光板10は、平板部11の側端からベース20の後方に向けて湾曲した湾曲部12を備え、光源31は、湾曲部12の後端に背面側から光を照射するように配置される。つまり、導光板10の側端側(平板部11の側端側)以外の位置に光源31を配置することができる。これにより、導光板10の側端側に光源31の配置スペースを確保する必要がないので、特に導光板10の側方方向において表示装置1を小型化することができる。さらに、図1に示すように複数の導光板10を設ける場合であっても、各々の導光板10に対して、1つの光源31を有する光源基板30を設ける必要がなく、1枚の光源基板30に複数の光源31を設けることができるため、表示装置1の取り付け作業を簡略化することができる。
また、湾曲部12は、その後端に光源31の照射した光を入射させる入射部12aを備えるとともに、入射部12aから入射した光を平板部11へ反射するように湾曲される。つまり、光源31から照射された多くの光は、入射部12aから入射して湾曲部12を反射し、平板部11に伝播するようになっている。
また、平板部11の背面には、平板部11に到達した光を拡散させる凹凸が形成されている。これにより、平板部11をさらに高輝度で発光させることができる。
また、平板部11へ反射せずに湾曲部12から出た光が、凹部25を反射して湾曲部12へ戻るように形成されている。これにより、平板部11をさらに高輝度で発光させることができる。
また、平板部11を底部24の正面24aに沿って接近方向に摺動させて行くと、第1導光板係合部13が第1ベース係合部26に係合するとともに第2導光板係合部14が第2ベース係合部27に係合して、ベース20における導光板10の位置決めがなされるようになっている。これにより、導光板10の取り付け作業を、さらに簡略化することができる。また、平板部11を底部24の正面24aに沿って離隔方向に摺動させると、第1導光板係合部13が変形しながら第1ベース係合部26を越えることにより第1導光板係合部13と第1ベース係合部26との係合が解除されるとともに、第2導光板係合部14と第2ベース係合部27との係合が解除されるようになっている。これにより、ベース20から導光板10を容易に取り外すことができ、導光板10の取り外し作業を簡略化することができるとともに導光板10のリユースを図ることができる。
また、第1導光板係合部13が第1ベース係合部26に係合するとともに第2導光板係合部14が第2ベース係合部27に係合することにより、ベース20における導光板10の位置決めがなされる。そして、導光板10の位置決めがなされたベース20に背面側から光源基板30を取り付けると、解除阻止部が第1導光板係合部13と第1ベース係合部26との係合の解除を阻止するようになり、導光板10がベース20に固定される。このように、ベース20に光源基板30を取り付けると、同時にベース20に導光板10が固定され、また、ネジやピン等を用いてベース20に導光板10を固定しないので、導光板10の取り付け作業をさらに簡略化することができる。
(表示装置1の用途)
表示装置1は、スロットマシンやパチンコ機等の遊技機に設けることができる。以下に、上述の表示装置1を設けたスロットマシンSについて説明する。
図11及び図14に示すように、スロットマシンSは、正面側に開口する正面開口部2を有する箱形の筐体3を備えている。筐体3の正面には、筐体3の正面開口部2を開閉可能に閉塞する前扉4が設けられている。前扉4は、正面開口部2の上部を開閉可能に閉塞する上扉40と、正面開口部2の下部を開閉可能に閉塞する下扉50とを備えている。
筐体3の底板には、各部品に電力を供給するための電源装置を内蔵した電源ユニット9と、メダルを貯留するとともに、貯留したメダルを払い出すためのホッパー5とが設置されている。また、筐体3の内部には、左右一列に並ぶ3個の回転リール(左側に位置する「左回転リール6L」、中央に位置する「中回転リール6M」、右側に位置する「右回転リール6R」)を有するリールユニット6と、スロットマシンSの遊技を制御する遊技制御装置7とが設けられている。
図12に示すように、上扉40は、上扉本体41と、上扉本体41の背面に取り付けられる支持体43とを備えている。上扉本体41には、透明なガラスで板状に形成されたガラス窓部42が設けられている。また、上扉本体41の上部には、画像表示装置46が設けられ、上扉本体41における画像表示装置46の周りには、ランプ47が設けられている。
図12及び図14に示すように、支持体43には、種々のサウンドを出力するためのスピーカ48と、スロットマシンSの演出を制御する演出制御装置8と、上述の表示装置1とが設けられている。表示装置1は、支持体43に背面側から設けられるとともに、後述の図柄表示窓49の下方に位置するように設けられる。また、支持体43の正面には、合成樹脂で板状に形成されるとともに装飾の施された上扉パネル44が設けられている。また、図11及び図12に示すように、上扉パネル44の中央部には、リールユニット6の各回転リール6L,6M,6Rの図柄を正面側から視認可能にするために、無色透明な図柄表示部45aが形成されている。また、上扉パネル44の下部には、表示装置1の7セグメント表示器35の数値を正面側から視認可能にするために、透明な数値表示部45bが形成されている。なお、上扉パネル44における図柄表示部45a及び数値表示部45b以外の部分には、図柄が施されている。特に、上扉パネル44の下部には、表示装置1をスロットマシンSに取り付けた場合において左導光板10Lに対応する位置に「左」の図柄、中導光板10Mに対応する位置に「中」の図柄、及び、右導光板10Rに対応する位置に「右」の図柄が描かれている。上扉パネル44における図柄の施された部分は、光透過性を有するものの、当該部分の背面側を視認できない程度の透過率となるように形成されている。また、支持体43には、上扉本体41に取り付けて上扉40として筐体3に設置したときにリールユニット6の各回転リール6L,6M,6Rの図柄を正面側から視認可能にするために、中央部に開口する図柄表示窓49が形成されている。
図11に示すように、下扉50の上部には、クレジットされたメダルを減じてメダルの投入に代えるためのベットスイッチ51、クレジットされたメダルを払い出すための精算スイッチ52、ゲームを開始させるためのスタートスイッチ53、回転リール6L,6M,6Rの回転を停止させるための3個のストップスイッチ54(左回転リール6Lに対応する「左ストップスイッチ54L」、中回転リール6Mに対応する「中ストップスイッチ54M」、右回転リール6Rに対応する「右ストップスイッチ54R」)、メダルを1枚ずつ投入するためのメダル投入口55が設けられている。
ここで、左回転リール6Lの直下に左導光板10Lが配置され、左導光板10Lの直下に左ストップスイッチ54Lが配置されている。また、中回転リール6Mの直下に中導光板10Mが配置され、中導光板10Mの直下に中ストップスイッチ54Mが配置されている。また、右回転リール6Rの直下に右導光板10Rが配置され、右導光板10Rの直下に右ストップスイッチ54Rが配置されている。このように配置することにより、後述のストップスイッチ54の操作順序について遊技者に分かりやすく報知することができる。
また、下扉50の下部には、ホッパー5から払い出されたメダルを排出するためのメダル払い出し口56と、メダル払い出し口56から排出されたメダルを溜めておくための受け皿57とが設けられている。また、下扉50の裏面には、メダル投入口55から投入されたメダルを誘導しながら真贋で選別するためのメダルセレクター58と、種々のサウンドを出力するためのスピーカ59とが設けられている。
(制御装置)
制御装置は、スロットマシンSを制御するためのものである。
本実施の形態では、制御装置は、主にスロットマシンSの遊技を制御する遊技制御装置7と、遊技制御装置7からの信号を受信して、主にスロットマシンSの演出を制御する演出制御装置8とを備えている。また、遊技制御装置7及び演出制御装置8は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O、乱数発生器等を備えている。
遊技制御装置7には、図13に示すように、ベットスイッチ51、精算スイッチ52、スタートスイッチ53、ストップスイッチ54、ホッパー5、リールユニット6、メダルセレクター58などのパーツが接続されている。また、遊技制御装置7は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、これらのパーツの動作を制御し、当選役の抽選を実行する。
演出制御装置8には、図13に示すように、表示装置1、画像表示装置46、ランプ47、スピーカ48,59などのパーツが接続されている。また、演出制御装置8は、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、これらのパーツの動作を制御する。また、演出制御装置8は、遊技制御装置7からの当選役の抽選結果に関する信号に基づいて、光源31の点灯を指示するコマンドを表示装置1へ送信する。
(当選役の抽選)
遊技制御装置7のROMには、乱数発生器の発生させる各乱数について、いずれの当選役に当選かまたはハズレかを割り振った複数の当選判定テーブルが格納されている。
また、メダル投入口55からのメダルの投入、若しくはベットスイッチ51の押下によりメダルがベットされた場合、または前回のゲームで再遊技に入賞した場合において、スタートスイッチ53の操作を契機に、乱数発生器の発生する乱数から1つの数値を抽出する。そして、抽出した数値データを、遊技状態などに応じて選択した当選判定テーブルにおける当選役の当選領域と対比して、数値データがいずれかの当選領域に属する場合には当該当選領域に対応する当選を決定し、当該数値データがいずれの当選領域にも属さない場合には、「ハズレ」の決定をする。また、遊技制御装置7は、演出制御装置8と電気的に接続されており、当選役の抽選結果に関する信号を演出制御装置8へ送信するようになっている。
また、当選役の抽選とほぼ同時に、3個の回転リール6L,6M,6Rの回転を開始させる。その後、3個のストップスイッチ54のいずれか1個が操作されると、当該ストップスイッチ54に対応した回転リールの回転を停止させる。したがって、3個全てのストップスイッチ54が操作されると、3個全ての回転リール6L,6M,6Rの回転が停止することになる。このとき、図柄表示部45aの有効ラインに当選役に係る図柄の組み合わせが揃うと、当該図柄の組み合わせに対応した当選役の入賞となり、所定枚数のメダルが支払われたり、特別遊技に移行したり等、所定の利益が遊技者に付与される。
また、本実施の形態の当選役には、ストップスイッチ54の操作順序について定めのある当選役が含まれる。具体的には、左ストップスイッチ54Lを最初に操作すると有効ラインに3個のベル図柄を揃えることができるが、その他のストップスイッチ54を最初に操作すると有効ラインに3個のベル図柄を揃えることができない「第1ベル当選役」と、中ストップスイッチ54Mを操作すると有効ラインに3個のベル図柄を揃えることができるが、その他のストップスイッチ54を最初に操作すると有効ラインに3個のベル図柄を揃えることができない「第2ベル当選役」と、右ストップスイッチ54Rを最初に操作すると有効ラインに3個のベル図柄を揃えることができるが、その他のストップスイッチ54を最初に操作すると3個のベル図柄を揃えることができない「第3ベル当選役」と、がある。
(表示装置1の表示)
演出制御装置8は、遊技制御装置7からの当選役の抽選結果に関する信号に基づいて、光源31の点灯を指示するコマンドを表示装置1へ送信するようになっている。
具体的には、演出制御装置8は、「第1ベル当選役」に当選した旨の信号が遊技制御装置7から受信したことを契機に、左導光板10Lに対応する左発光ダイオードの点灯を指示するコマンドを表示装置1へ送信する。そして、表示装置1の光源基板30は、当該コマンドに基づいて左発光ダイオードを点灯させる。これにより、左導光板10Lの平板部11から放射された光が、上扉パネル44の「左」の図柄を照射するようになる。遊技者は、この「左」の図柄が光ったことを見て、「第1ベル当選役」に当選したことを認識することができる。
また、演出制御装置8は、「第2ベル当選役」に当選した旨の信号が遊技制御装置7から受信したことを契機に、中導光板10Mに対応する中発光ダイオードの点灯を指示するコマンドを表示装置1へ送信する。そして、表示装置1の光源基板30は、当該コマンドに基づいて中発光ダイオードを点灯させる。これにより、中導光板10Mの平板部11から放射された光が、上扉パネル44の「中」の図柄を照射するようになる。遊技者は、この「中」の図柄が光ったことを見て、「第2ベル当選役」に当選したことを認識することができる。
また、演出制御装置8は、「第3ベル当選役」に当選した旨の信号が遊技制御装置7から受信したことを契機に、右導光板10Rに対応する右発光ダイオードの点灯を指示するコマンドを表示装置1へ送信する。そして、表示装置1の光源基板30は、当該コマンドに基づいて右発光ダイオードを点灯させる。これにより、右導光板10Rの平板部11から放射された光が、上扉パネル44の「右」の図柄を照射するようになる。遊技者は、この「右」の図柄が光ったことを見て、「第3ベル当選役」に当選したことを認識することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形や改良も含むものである。
上述の表示装置1は、導光板10を3つ備えているが、2つ以下備えるようにしてもよく、4つ以上備えるようにしてもよい。また、表示装置1が導光板10を1つ備える場合には、所定の当選役(例えば、入賞により特別遊技に移行する当選役など)に当選したときに、光源31を点灯して導光板10を光らせてもよい。
また、表示装置1は、一の導光板10に対し、複数色の発光が可能な光源31を1つ備えるようにしてもよいし、相互に異なる単数色の発光が可能な複数の光源31を備えるようにしてもよい。また、複数色の発光が可能な光源31と、単数色の発光が可能な光源31とを備えるようにしてもよい。そして、スロットマシンSは、いずれの色で光源31を点灯させるか、又はいずれの色の光源31を点灯させるかによって、当選役の抽選結果に関する情報を報知することができる。
なお、上述のスロットマシンSでは、ストップスイッチ54の操作順序を、表示装置1を用いて報知するようになっているが、本発明は、これ以外の当選役の抽選結果に関する情報を報知するものも含まれる。
また、所謂AT、RT又はART等の所定の遊技状態を開始した旨の情報を報知し得るように、スロットマシンS及び表示装置1を形成してもよい。ここで、スロットマシンでは、当選役の抽選結果、所定の当選役の入賞、又は入賞以外の所定出目の表示に基づき、AT、RT又はARTを開始するようになっている。また、当選役の抽選結果に基づき、所定の当選役に入賞したり、入賞以外の出目を表示したりするようになっている。したがって、広義に解釈すれば、AT、RT又はART等の所定の遊技状態を開始した旨の情報も、当選役の抽選結果に関する情報に含まれる。
また、演出制御装置8の実行した抽選の抽選結果(例えば、ATに当選した、ATの回数を上乗せした等)に関する情報を報知し得るように、スロットマシンS及び表示装置1を形成してもよい。ここで、スロットマシンでは、演出制御装置8の抽選でATに当選し、さらに所定条件を充足すると、演出制御装置8がATを開始するようになっている。したがって、広義に解釈すれば、AT等の所定の遊技状態を開始した旨の情報も、演出制御装置8の実行した抽選の抽選結果に関する情報に含まれる。
なお、本発明は、上述した実施の形態や他の実施の形態を適宜組み合わせることも可能である。
1 表示装置 S スロットマシン
7 遊技制御装置 8 演出制御装置
10 導光板 11 平板部
12 湾曲部 12a 入射部
13 第1導光板係合部 14 第2導光板係合部
20 ベース 22 窪み部
23 貫通部 25 凹部
26 第1ベース係合部 27 第2ベース係合部
30 光源基板 31 光源

Claims (5)

  1. 光透過性を有する導光板と、
    導光板に光を照射する光源が設けられた光源基板と、
    導光板及び光源基板が取り付けられたベースと、を備えた表示装置において、
    導光板は、ベースの正面に板状に広がった平板部と、平板部の側端からベースの後方に向けて湾曲した湾曲部と、を備え、
    光源は、湾曲部の後端に背面側から光を照射するように配置され、
    湾曲部の後端には、光源の照射した光を湾曲部へ入射させる入射部が形成され、
    湾曲部は、入射部から入射した光を平板部へ反射するように湾曲され、
    平板部の正面には、平板部に到達した光を拡散させる凹凸が形成されたことを特徴とする表示装置。
  2. 平板部の背面には、平板部に到達した光を拡散させる凹凸が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. ベースには、湾曲部と合わさる凹部を設け、
    平板部へ反射せずに湾曲部から出た光が、凹部を反射して湾曲部へ戻るように形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の表示装置と、
    少なくとも当選役の抽選を行う遊技制御装置と、
    少なくとも表示装置へ光源の点灯に関するコマンドを送信する演出制御装置と、を備えた遊技機において、
    遊技制御装置は、当選役の抽選を行った場合に、当該抽選結果に関する信号を演出制御装置へ送信し、
    演出制御装置は、当該信号に基づいて光源の点灯を指示するコマンドを表示装置へ送信し、
    表示装置は、当該コマンドに応じて光源を点灯させるように形成したことを特徴とする遊技機。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載の表示装置と、
    少なくとも当選役の抽選を行う遊技制御装置と、
    少なくとも当選役の抽選以外の抽選を行う演出制御装置と、を備えた遊技機において、
    演出制御装置は、当選役の抽選以外の抽選を行った場合に、当該抽選結果に基づいて光源の点灯を指示するコマンドを表示装置へ送信し、
    表示装置は、当該コマンドに応じて光源を点灯させるように形成したことを特徴とする遊技機。
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