JP2011101279A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】送信周期が異なる複数のメッセージを必ずまとめて送信する。
【解決手段】送信デバイス100に、送信周期をT1(1分)とする要求メッセージAを管理する送信側メッセージ管理部101と、送信周期をT2(3分)とする要求メッセージBを管理する送信側メッセージ管理部102と、送信周期をT3(4分)とする要求メッセージCを管理する送信側メッセージ管理部103と、要求メッセージA,B,Cの送信タイミングを揃える送信タイミング管理部104とを設ける。送信タイミング管理部104より送信側メッセージ管理部101に要求メッセージAの送信タイミングを指示し、送信側メッセージ管理部102,103において要求メッセージB,Cの送信タイミングを確認し、1分周期の要求メッセージAをベースとし、要求メッセージBを3分周期で、要求メッセージCを4分周期で含ませて、送信するようにする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、送信デバイスから受信デバイスへ周期的にメッセージを送る通信システムに関するものである。
従来より、監視・制御用途などの高い信頼性を要求される通信システムでは、送信デバイスと受信デバイスとの間で通信が維持できているか否かの確認を行いながら、データの送受信を行っている。例えば、図28に示すように、送信デバイス1から親子関係チェック用の送信パケットPA(メッセージA)を受信デバイス2に周期的に送りながら、データ通信用の送信パケットPB(メッセージB)を周期的に受信デバイス2へ送るようにしている。
この場合、送信パケットPAと送信パケットPBとを別々に送信するため、通信トラフィックが増大する。これに対し、送信パケットPAと送信パケットPBとを合成し、1つの通信パケットにまとめて送信すれば、通信トラフィックを低減することが可能である。
例えば、特許文献1には、「バッファ内に格納された送出先が同一の複数の送信データがあるときは、それを1つの複合パケットにまとめて送出するディスクアレイ制御装置」が開示されている。この技術は、図28において、送信パケットPAと送信パケットPBとを合成し、1つの通信パケット(複合パケット)にまとめて同一送信周期で送ることを示唆している。
特開平10−333836号公報
しかしながら、上述した特許文献1が示唆する技術では、送信バッファに蓄積されたデータが複合パケットの対象とされるため、宛先が同一であっても必ずしも合成されない場合が生じ得る。具体的には、送信要求の発生状況により、送信パケットPAと送信パケットPBとが合成される頻度が異なり、送信要求頻度が高い場合は、複合パケットとして送信される割合が高くなるが、送信要求頻度が低い場合は、合成されずにそれぞれ単独で送信される割合が高くなる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、送信要求頻度が低い場合でも、送信周期が異なる複数のメッセージを必ずまとめて送信することが可能な通信システムを提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、送信デバイスと、この送信デバイスから周期的に送られてくるメッセージを受信する受信デバイスとを備える通信システムにおいて、送信デバイスに、第1の周期を送信周期とする第1のメッセージを管理する第1の送信側メッセージ管理手段と、第1の周期の整数倍の第2の周期を送信周期とする第2のメッセージを管理する第2の送信側メッセージ管理手段と、第1のメッセージの送信タイミングと第2のメッセージの送信タイミングとを揃えた状態で管理する送信タイミング管理手段と、受信デバイスへのメッセージの送信を行うメッセージ送信手段とを設け、第1の送信側メッセージ管理手段に、送信タイミング管理手段からの第1のメッセージの送信タイミングの指示を受けて、第1のメッセージを含む送信メッセージを生成し、この生成した送信メッセージを第2の送信側メッセージ管理手段に通知する第1の送信メッセージ通知手段を設け、第2の送信側メッセージ管理手段に、第1の送信側メッセージ管理手段からの第1のメッセージを含む送信メッセージの通知を受けて、現在のタイミングが第2のメッセージの送信タイミングであるか否かを確認し、第2のメッセージの送信タイミングであった場合、通知された第1のメッセージを含む送信メッセージに第2のメッセージを含ませ、この第2のメッセージを含ませた送信メッセージをメッセージ送信手段に通知する第2の送信メッセージ通知手段を設け、メッセージ送信手段より、第2の送信側メッセージ管理手段から通知された送信メッセージを受信デバイスへ送信させるようにしたものである。
この発明において、例えば、第1の周期を1分、第2の周期を3分とすると、第1の送信側メッセージ管理手段における第1の送信メッセージ通知手段に、送信タイミング管理手段から1分周期で第1のメッセージの送信タイミングの指示が与えられる。第1の送信メッセージ通知手段は、送信タイミング管理手段からの第1のメッセージの送信タイミングの指示を受けて、第1のメッセージ(メッセージA)を含む送信メッセージを生成し、この生成した送信メッセージを第2の送信側メッセージ管理手段における第2の送信メッセージ通知手段に通知する。第2の送信メッセージ通知手段は、第1のメッセージを含む送信メッセージの通知を受けて、現在のタイミングが第2のメッセージの送信タイミングであるか否かを確認し、第2のメッセージの送信タイミングであった場合、通知された第1のメッセージを含む送信メッセージに第2のメッセージ(メッセージB)を含ませ、この第2のメッセージを含ませた送信メッセージをメッセージ送信手段に通知する。この通知された送信メッセージをメッセージ送信手段が受信デバイスへ送信する。これにより、1分周期で受信デバイスへの送信メッセージの送信が行われ、この送信メッセージには第1のメッセージ(メッセージA)をベースとして、第2のメッセージ(メッセージB)が3分周期で含まれるものとなる。
なお、本発明において、第2の送信側メッセージ管理手段における第2の送信メッセージ通知手段は、第1のメッセージを含む送信メッセージの通知を受けて、現在のタイミングが第2のメッセージの送信タイミングであるか否かを確認するが、この場合、送信タイミング管理手段に現在のタイミングが第2のメッセージの送信タイミングであるか否かを問い合わせるようにしてもよいし、送信タイミング管理手段から第2のメッセージの送信タイミングであるか否かを第2の送信メッセージ通知手段に知らせるようにしてもよい。
また、本発明において、第1の送信側メッセージ管理手段とメッセージ送信手段との間に、第2の送信側メッセージ管理手段と同構成で管理するメッセージの送信周期が異なる送信側メッセージ管理手段を複数層設けるようにしてもよい。例えば、第1の送信側メッセージ管理手段とメッセージ送信手段との間に、送信周期を3分とする第2のメッセージ(メッセージB)を管理する送信側メッセージ管理手段と、送信周期を4分とする第3のメッセージ(メッセージC)を管理する送信側メッセージ管理手段とを設けるようにすると、受信デバイスへの送信メッセージに第1のメッセージ(メッセージA)をベースとして、第2のメッセージ(メッセージB)が3分周期で含まれ、第3のメッセージ(メッセージC)が4分周期で含まれるものとなる。
本発明によれば、送信タイミング管理手段からの第1のメッセージの送信タイミングの指示を受けて、第1のメッセージを含む送信メッセージを生成し、この生成した第1のメッセージを含む送信メッセージの通知を受けて、現在のタイミングが第2のメッセージの送信タイミングであるか否かを確認し、第2のメッセージの送信タイミングであった場合、通知された第1のメッセージを含む送信メッセージに第2のメッセージを含ませるようにしたので、送信要求頻度に関わらず、宛先が同一の送信周期が異なる複数のメッセージを必ずまとめて送信することが可能となる。
本発明に係る通信システムの一実施の形態の要部を示すブロック図である。 この通信システムにおける送信デバイスが受信デバイスへ送信する要求メッセージおよびその要求メッセージの送信周期の関係を示す図である。 この通信システムにおける送信デバイスの送信タイミング管理部での送信周期T1,T2,T3の送信タイミングの管理状況を示す図である。 この通信システムにおける送信デバイスの送信タイミング管理部での処理を説明するためのフローチャートである。 この通信システムにおける送信デバイスの最上層(1層目)の送信側メッセージ管理部での処理を説明するためのフローチャートである。 この通信システムにおける送信デバイスの2層目および3層目(最下層)の送信側メッセージ管理部での要求送信メッセージ通知時の処理を説明するためのフローチャートである。 この通信システムにおける送信デバイスの要求メッセージ送信部での処理を説明するためのフローチャートである。 この通信システムにおける送信デバイスの応答メッセージ受信部での処理を説明するためのフローチャートである。 この通信システムにおける送信デバイスの2層目および3層目(最下層)の送信側メッセージ管理部での応答送信メッセージ通知時の処理を説明するためのフローチャートである。 この通信システムにおける送信デバイスの最上層(1層目)の送信側メッセージ管理部での応答送信メッセージ通知時の処理を説明するためのフローチャートである。 この通信システムにおける受信デバイスの要求メッセージ受信部での処理を説明するためのフローチャートである。 この通信システムにおける受信デバイスの2層目および3層目(最下層)の受信側メッセージ管理部での要求送信メッセージ通知時の処理を説明するためのフローチャートである。 この通信システムにおける受信デバイスの最上層(1層目)の受信側メッセージ管理部での要求送信メッセージ通知時の処理を説明するためのフローチャートである。 この通信システムにおける受信デバイスの2層目および3層目(最下層)の受信側メッセージ管理部での応答送信メッセージ通知時の処理を説明するためのフローチャートである。 この通信システムにおける受信デバイスの応答メッセージ送信部での処理を説明するためのフローチャートである。 この通信システムにおける送信デバイスから送信する要求送信メッセージのフォーマットを示す図である。 この通信システムにおける送信デバイスの各層の送信側メッセージ管理部での要求送信メッセージが生成される様子(0分目の送信の場合)を示す図である。 この通信システムにおける受信デバイスの各層の受信側メッセージ管理部での要求送信メッセージが分割して取得される様子(0分目の送信の場合)を示す図である。 この通信システムにおける受信デバイスから送信する応答送信メッセージのフォーマットを示す図である。 この通信システムにおける受信デバイスの各層の受信側メッセージ管理部での応答送信メッセージが生成される様子(0分目の送信の場合)を示す図である。 この通信システムにおける送信デバイスの各層の送信側メッセージ管理部での応答送信メッセージが分割して取得される様子(0分目の送信の場合)を示す図である。 送信デバイスからの要求送信メッセージの送信と受信デバイスからの応答送信メッセージの返送が1分周期で行われる様子を示す図である。 この通信システムにおける送信デバイスの各層の送信側メッセージ管理部での要求送信メッセージが生成される様子(4分目の送信の場合)を示す図である。 この通信システムにおける受信デバイスの各層の受信側メッセージ管理部での要求送信メッセージが分割して取得される様子(4分目の送信の場合)を示す図である。 この通信システムにおける受信デバイスの各層の受信側メッセージ管理部での応答送信メッセージが生成される様子(4分目の送信の場合)を示す図である。 この通信システムにおける送信デバイスの各層の送信側メッセージ管理部での応答送信メッセージが分割して取得される様子(4分目の送信の場合)を示す図である。 通信階層を2層とした場合の本発明に係る通信システムの機能ブロック図である。 従来の送信デバイスからの受信デバイスへの親子関係チェック用の送信パケットとデータ通信用の送信パケットの周期的な送信方式を説明する図である。
以下、本発明を実施の形態に基づき詳細に説明する。図1はこの発明に係る通信システムの一実施の形態を示すブロック図である。
図1において、100は送信デバイス、200は受信デバイスである。送信デバイス100は、第1の送信側メッセージ管理部101と、第2の送信側メッセージ管理部102と、第3の送信側メッセージ管理部103と、送信タイミング管理部104と、要求メッセージ送信部105と、応答メッセージ受信部106とを備えている。受信デバイス200は、第1の受信側メッセージ管理部201と、第2の受信側メッセージ管理部202と、第3の受信側メッセージ管理部203と、要求メッセージ受信部204と、応答メッセージ送信部205とを備えている。
送信デバイス100は、3つの通信階層を備え、送信側メッセージ管理部101は送信周期を1分とする1層目の要求メッセージAを管理し、送信側メッセージ管理部102は送信周期を3分とする2層目の要求メッセージBを管理し、送信側メッセージ管理部103は送信周期を4分とする3層目の要求メッセージCを管理する。
送信デバイス100において、要求メッセージA,B,Cの送信先のデバイスは定められている。この例では、要求メッセージA,B,Cの送信先のデバイスは同一の受信デバイス200とされ、この受信デバイス200の宛先アドレスαが宛先情報として要求メッセージA,B,Cに対して定められている(図2参照)。
送信デバイス100において、送信タイミング管理部104は、要求メッセージA,B,Cの送信タイミングを揃えた状態で管理する機能を有している。すなわち、要求メッセージAの送信周期をT1(T1=1分)、要求メッセージBの送信周期をT2(T2=3分)、要求メッセージCの送信周期をT3(T3=4分)とした場合、送信タイミング管理部104は、図3(a),(b),(c)に示すように、送信周期T1,T2,T3の同期をとり、要求メッセージA,B,Cの送信タイミングを一致させ、この送信タイミングを一致させた状態で送信周期T1,T2,T3を管理する。
受信デバイス200において、受信側メッセージ管理部201は送信デバイス100から送られてくる1層目の要求メッセージAを管理し、受信側メッセージ管理部202は送信デバイス100から送られてくる2層目の要求メッセージBを管理し、受信側メッセージ管理部203は送信デバイス100から送られてくる3層目の要求メッセージCを管理する。
送信デバイス100および受信デバイス200は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現される。以下、図4〜図15に示すフローチャートを参照しながら、送信デバイス100および受信デバイス200における各部が有する本実施の形態特有の機能について説明する。
〔0分目の送信〕
〔要求メッセージの送信〕
送信デバイス100において、送信タイミング管理部104は、要求メッセージAの送信タイミングとなると(図4:ステップS11のYES)、最上層(1層目)の送信側メッセージ管理部101に対して要求メッセージAの送信タイミングを指示する(ステップS12、図1:矢印(1))。この場合、0分目の送信として、1分周期で訪れる要求メッセージAの送信タイミングのうち、要求メッセージA,B,Cの送信タイミングの一致点(図3に示すt0点)が訪れているものとする。
送信側メッセージ管理部101は、送信タイミング管理部104からの要求メッセージAの送信タイミングの指示を受けて(図5:ステップS21のYES)、自層からの要求メッセージAを含む要求送信メッセージを生成し(ステップS22)、この生成した要求送信メッセージを宛先アドレスαとともに次層(2層目)の送信側メッセージ管理部102に通知する(ステップS23、図1:矢印(2))。
図16に要求送信メッセージのフォーマットを示す。この要求送信メッセージのフォーマットにおいて、F1は1層目の要求メッセージの有無、F2は2層目の要求メッセージの有無、F3は3層目の要求メッセージの有無、F4は1層目の要求メッセージ長、F5は1層目の要求メッセージ、F6は2層目の要求メッセージ長、F7は2層目の要求メッセージ、F8は3層目の要求メッセージ長、F9は3層目の要求メッセージの書き込み領域を示す。
送信側メッセージ管理部101は、上述したステップS22において、自層からの要求メッセージAを含む要求送信メッセージとして、図17(a)に示すような要求送信メッセージDM1を生成する。この要求送信メッセージDM1において、領域F1には1層目メッセージ有りを示すフラグ「1」を書き込み、領域F4には要求メッセージAのメッセージ長L1を書き込み、領域F5には要求メッセージAの本体を書き込む。
送信側メッセージ管理部102は、送信側メッセージ管理部101からの要求送信メッセージDM1の通知を受けて(図6:ステップS31のYES)、現在のタイミングを送信タイミング管理部104に問い合わせる(ステップS32、図1:矢印(3))。
送信タイミング管理部104は、送信側メッセージ管理部102からの現在のタイミングの問い合わせを受けて(ステップS13のYES)、現在のタイミングが要求メッセージBの送信タイミングであるか否かを送信側メッセージ管理部102に通知する(ステップS14、図1:矢印(4))。この場合、0分目の送信であり、現在のタイミングが要求メッセージBの送信タイミングであるので、その旨を送信側メッセージ管理部102に通知する。
送信側メッセージ管理部102は、送信タイミング管理部104からの要求メッセージBの送信タイミングである旨の通知を受けて(ステップS33のYES)、要求メッセージBの宛先アドレスαが要求送信メッセージDM1とともに送られてきた宛先アドレスαと一致していることを確認のうえ(ステップS34のYES)、送信タイミング管理部104から通知された要求送信メッセージDM1に自層からの要求メッセージBを含ませる(ステップS35)。
この場合、送信側メッセージ管理部102は、要求メッセージBを含ませた要求送信メッセージとして、図17(b)に示すような要求送信メッセージDM2を生成する。この要求送信メッセージDM2において、領域F2には2層目メッセージ有りを示すフラグ「1」を書き込み、領域F6には要求メッセージBのメッセージ長L2を書き込み、領域F7には要求メッセージBの本体を書き込む。なお、メッセージ長L2を含む要求メッセージBの先頭位置は、メッセージ長L1から判断できる。
そして、送信側メッセージ管理部102は、この要求メッセージBを含ませた要求送信メッセージDM2を宛先アドレスαとともに次層(3層目(最下層))の送信側メッセージ管理部103に通知する(ステップS36、図1:矢印(5))。
送信側メッセージ管理部103は、送信側メッセージ管理部102からの要求送信メッセージDM2の通知を受けて(ステップS31のYES)、現在のタイミングを送信タイミング管理部104に問い合わせる(ステップS32、図1:矢印(6))。
送信タイミング管理部104は、送信側メッセージ管理部103からの現在のタイミングの問い合わせを受けて(ステップS13のYES)、現在のタイミングが要求メッセージCの送信タイミングであるか否かを送信側メッセージ管理部103に通知する(ステップS14、図1:矢印(7))。この場合、0分目の送信であり、現在のタイミングが要求メッセージCの送信タイミングであるので、その旨を送信側メッセージ管理部103に通知する。
送信側メッセージ管理部103は、送信タイミング管理部104からの要求メッセージCの送信タイミングである旨の通知を受けて(ステップS33のYES)、要求メッセージCの宛先アドレスαが要求送信メッセージDM2とともに送られてきた宛先アドレスαと一致していることを確認のうえ(ステップS34のYES)、送信タイミング管理部104から通知された要求送信メッセージDM2に自層からの要求メッセージCを含ませる(ステップS35)。
この場合、送信側メッセージ管理部103は、要求メッセージCを含ませた要求送信メッセージとして、図17(c)に示すような要求送信メッセージDM3を生成する。この要求送信メッセージDM3において、領域F3には3層目メッセージ有りを示すフラグ「1」を書き込み、領域F8には要求メッセージCのメッセージ長L3を書き込み、領域F9には要求メッセージCの本体を書き込む。なお、メッセージ長L3を含む要求メッセージCの先頭位置は、メッセージ長L1およびL2から判断できる。
そして、送信側メッセージ管理部103は、この要求メッセージCを含ませた要求送信メッセージDM3を宛先アドレスαとともに要求メッセージ送信部105に通知する(ステップS36、図1:矢印(8))。
要求メッセージ送信部105は、送信側メッセージ管理部103からの要求送信メッセージDM3の通知を受けて(図7:ステップS41のYES)、その通知された要求送信メッセージDM3を送信デバイス100からの要求送信メッセージDMとして、要求送信メッセージDM3とともに送られてきた宛先アドレスαで指定される受信デバイス200に送信する(ステップS42、図1:矢印(9))。
〔要求メッセージの受信〕
受信デバイス200において、要求メッセージ受信部204は、送信デバイス100からの要求送信メッセージDMを受信すると(図11:ステップS51のYES)、その受信した要求送信メッセージDMを要求送信メッセージDM3として(図18(a)参照)、最下層(3層目)の受信側メッセージ管理部203に通知する(ステップS52、図1:矢印(10))。
受信側メッセージ管理部203は、要求メッセージ受信部204からの要求送信メッセージDM3の通知を受けると(図12:ステップS61のYES)、この要求送信メッセージDM3に自層宛の要求メッセージCが含まれているか否かをチェックする(ステップS62)。
この場合、受信側メッセージ管理部203は、要求送信メッセージDM3の領域F3にフラグ「1」が書き込まれているので、自層宛の要求メッセージCが含まれていると判断し(ステップS62のYES)、要求送信メッセージDM3から自層宛の要求メッセージCを分割して取得する(ステップS63、図18(b)参照)。そして、残りの要求送信メッセージDM2を次層(2層目)の受信側メッセージ管理部202に通知する(ステップS64、図1:矢印(11))。
なお、受信側メッセージ管理部203は、要求メッセージ受信部204から通知された要求送信メッセージDM3に自層宛の要求メッセージCが含まれていなかった場合には(ステップS62のNO)、通知された要求送信メッセージDM3をそのまま応答送信メッセージDM2として次層(2層目)の受信側メッセージ管理部202に通知する(ステップS65)。
受信側メッセージ管理部202は、受信側メッセージ管理部203からの要求送信メッセージDM2の通知を受けると(ステップS61のYES)、この要求送信メッセージDM2に自層宛の要求メッセージBが含まれているか否かをチェックする(ステップS62)。
この場合、受信側メッセージ管理部202は、要求送信メッセージDM2の領域F2にフラグ「1」が書き込まれているので、自層宛の要求メッセージBが含まれていると判断し(ステップS62のYES)、要求送信メッセージDM2から自層宛の要求メッセージBを取得する(ステップS63、図18(c)参照)。そして、残りの要求送信メッセージDM1を次層(1層目(最上層))の受信側メッセージ管理部201に通知する(ステップS64、図1:矢印(12))。
なお、受信側メッセージ管理部202は、受信側メッセージ管理部203から通知された要求送信メッセージDM2に自層宛の要求メッセージBが含まれていなかった場合には(ステップS62のNO)、通知された要求送信メッセージDM2をそのまま応答送信メッセージDM1として次層(1層目(最上層))の受信側メッセージ管理部201に通知する(ステップS65)。
受信側メッセージ管理部201は、受信側メッセージ管理部202からの要求送信メッセージDM1の通知を受けると(図13:ステップS71のYES)、この要求送信メッセージDM1に自層宛の要求メッセージAが含まれているか否かをチェックする(ステップS72)。
この場合、受信側メッセージ管理部201は、要求送信メッセージDM1の領域F1にフラグ「1」が書き込まれているので、自層宛の要求メッセージAが含まれていると判断し(ステップS72のYES)、要求送信メッセージDM1から自層宛の要求メッセージAを取得する(ステップS73)。
〔応答メッセージの送信〕
受信側メッセージ管理部201は、受信側メッセージ管理部202からの要求送信メッセージDM1から自層宛の要求メッセージAを取得すると(ステップS73)、取得した要求メッセージAに対する応答メッセージAを含む応答送信メッセージを生成し(ステップS74)、この生成した応答送信メッセージを次層(2層目)の受信側メッセージ管理部202に通知する(ステップS75、図1:矢印(13))。
図19に応答送信メッセージのフォーマットを示す。この応答送信メッセージのフォーマットにおいて、G1は1層目の応答メッセージの有無、G2は2層目の応答メッセージの有無、G3は3層目の応答メッセージの有無、G4は1層目の応答メッセージ長、G5は1層目の応答メッセージ、G6は2層目の応答メッセージ長、G7は2層目の応答メッセージ、G8は3層目の応答メッセージ長、G9は3層目の応答メッセージの書き込む領域を示す。
受信側メッセージ管理部201は、上述したステップS74において、自層からの応答メッセージAを含む応答送信メッセージとして、図20(a)に示すような応答送信メッセージAM1を生成する。この応答送信メッセージAM1において、領域G1には1層目メッセージ有りを示すフラグ「1」を書き込み、領域G4には応答メッセージAのメッセージ長L1を書き込み、領域G5には応答メッセージAの本体を書き込む。
なお、受信側メッセージ管理部201は、受信側メッセージ管理部202からの要求送信メッセージDM1に自層宛の要求メッセージAが含まれていなかった場合には(ステップS72のNO)、応答メッセージAを含まない応答送信メッセージAM1を生成し(ステップS76)、この生成した応答送信メッセージを次層(2層目)の受信側メッセージ管理部202に通知する(ステップS75)。
受信側メッセージ管理部202は、受信側メッセージ管理部201からの応答送信メッセージAM1の通知を受けると(図14:ステップS81のYES)、自層宛の要求メッセージBを今回の周期で取得しているので(ステップS82のYES)、この通知された応答送信メッセージAM1にその取得した要求メッセージBに対する応答メッセージBを含ませる(ステップS83)
この場合、受信側メッセージ管理部202は、応答メッセージBを含ませた応答送信メッセージとして、図20(b)に示すような応答送信メッセージAM2を生成する。この応答送信メッセージAM2において、領域G2には2層目メッセージ有りを示すフラグ「1」を書き込み、領域G6には応答メッセージBのメッセージ長L2を書き込み、領域G7には応答メッセージBの本体を書き込む。なお、メッセージ長L2を含む応答メッセージBの先頭位置は、メッセージ長L1から判断できる。
そして、受信側メッセージ管理部202は、この応答メッセージBを含ませた応答送信メッセージAM2を次層(3層目(最下層))の受信側メッセージ管理部203に通知する(ステップS84、図1:矢印(14))。
なお、受信側メッセージ管理部202は、自層宛の要求メッセージBを今回の周期で取得しなかった場合には(ステップS82のNO)、受信側メッセージ管理部201から通知された応答メッセージAM1をそのまま応答メッセージAM2として次層(3層目(最下層))の受信側メッセージ管理部203に通知する(ステップS85)。
受信側メッセージ管理部203は、受信側メッセージ管理部202からの応答送信メッセージAM2の通知を受けると(ステップS81のYES)、自層宛の要求メッセージCを今回の周期で取得しているので(ステップS82のYES)、この通知された応答送信メッセージAM2にその取得した要求メッセージCに対する応答メッセージCを含ませる(ステップS83)
この場合、受信側メッセージ管理部203は、応答メッセージCを含ませた応答送信メッセージとして、図20(c)に示すような応答送信メッセージAM3を生成する。この応答送信メッセージAM3において、領域G3には3層目メッセージ有りを示すフラグ「1」を書き込み、領域G8には応答メッセージCのメッセージ長L3を書き込み、領域G9には応答メッセージCの本体を書き込む。なお、メッセージ長L3を含む応答メッセージCの先頭位置は、メッセージ長L1およびL2から判断できる。
そして、受信側メッセージ管理部203は、この応答メッセージCを含ませた応答送信メッセージAM3を応答メッセージ送信部205に通知する(ステップS84、図1:矢印(15))。
なお、受信側メッセージ管理部203は、自層宛の要求メッセージCを今回の周期で取得しなかった場合には(ステップS82のNO)、受信側メッセージ管理部202から通知された応答メッセージAM2をそのまま応答メッセージAM3として応答メッセージ送信部205に通知する(ステップS85)。
応答メッセージ送信部205は、受信側メッセージ管理部203からの応答送信メッセージAM3の通知を受けて(図15:ステップS91のYES)、その通知された応答送信メッセージAM3を受信デバイス200からの応答送信メッセージAMとして、要求送信メッセージDMの送信元の送信デバイス100に返送する(ステップS92、図1:矢印(16))。
〔応答メッセージの受信〕
送信デバイス100において、応答メッセージ受信部106は、受信デバイス200からの応答送信メッセージAMを受信すると(図8:ステップS101のYES)、その受信した応答送信メッセージAMを応答送信メッセージAM3として(図21(a)参照)、最下層(3層目)の送信側メッセージ管理部103に通知する(ステップS102、図1:矢印(17))。
送信側メッセージ管理部103は、応答メッセージ受信部106からの応答送信メッセージAM3の通知を受けると(図9:ステップS111のYES)、この応答送信メッセージAM3に自層宛の応答メッセージCが含まれているか否かをチェックする(ステップS112)。
この場合、送信側メッセージ管理部103は、応答送信メッセージAM3の領域G3にフラグ「1」が書き込まれているので、自層宛の応答メッセージCが含まれていると判断し(ステップS112のYES)、応答送信メッセージAM3から自層宛の応答メッセージCを分割して取得する(ステップS113、図21(b)参照)。そして、残りの応答送信メッセージAM2を次層(2層目)の送信側メッセージ管理部102に通知する(ステップS114、図1:矢印(18))。
なお、送信側メッセージ管理部103は、応答送信メッセージAM3に自層宛の応答メッセージCが含まれていなかった場合には(ステップS112のNO)、応答メッセージ受信部106から通知された応答送信メッセージAM3をそのまま応答送信メッセージAM2として次層(2層目)の送信側メッセージ管理部102に通知する(ステップS115)。
送信側メッセージ管理部102は、送信側メッセージ管理部103からの応答送信メッセージAM2の通知を受けると(ステップS111のYES)、この応答送信メッセージAM2に自層宛の応答メッセージBが含まれているか否かをチェックする(ステップS112)。
この場合、送信側メッセージ管理部102は、送信側メッセージ管理部102からの応答送信メッセージAM2の領域G2にフラグ「1」が書き込まれているので、自層宛の応答メッセージBが含まれていると判断し(ステップS112のYES)、応答送信メッセージAM2から自層宛の応答メッセージBを取得する(ステップS113、図21(c)参照)。そして、残りの応答送信メッセージAM1を次層(1層目(最上層))の送信側メッセージ管理部101に通知する(ステップS114、図1:矢印(19))。
なお、送信側メッセージ管理部102は、送信側メッセージ管理部103からの応答送信メッセージAM2に自層宛の応答メッセージBが含まれていなかった場合には(ステップS112のNO)、通知された応答送信メッセージAM2をそのまま応答送信メッセージAM1として次層(1層目(最上層))の送信側メッセージ管理部101に通知する(ステップS115)。
送信側メッセージ管理部101は、送信側メッセージ管理部102からの応答送信メッセージAM1の通知を受けると(図10:ステップS121のYES)、この応答送信メッセージAM1に自層宛の応答メッセージAが含まれているか否かをチェックする(ステップS122)。
この場合、応答送信メッセージAM1の領域G1にフラグ「1」が書き込まれているので、自層宛の応答メッセージAが含まれていると判断し(ステップS122のYES)、応答送信メッセージAM1から自層宛の応答メッセージAを取得する(ステップS123)。
なお、送信側メッセージ管理部101は、応答送信メッセージAM1に自層宛の応答メッセージAが含まれていなかった場合には(ステップS122のNO)、そのまま応答送信メッセージの受信処理を終了する。
このようにして、0分目の送信では、図22にt0点として示すように、送信デバイス100から要求メッセージA,B,Cを含む要求送信メッセージDMが受信デバイス200へ送信され、受信デバイス200から応答メッセージA,B,Cを含む応答送信メッセージAMが送信デバイス100へ返送されるものとなる。
〔1分目の送信〕
〔要求メッセージの送信〕
送信タイミング管理部104は、次の要求メッセージAの送信タイミングとなると(ステップS11のYES)、最上層(1層目)の送信側メッセージ管理部101に対して要求メッセージAの送信タイミングを指示する(ステップS12、図1:矢印(1))。
送信側メッセージ管理部101は、送信タイミング管理部104からの要求メッセージAの送信タイミングの指示を受けて(ステップS21のYES)、自層からの要求メッセージAを含む要求送信メッセージDM1を生成し(ステップS22)、この生成した要求送信メッセージDM1を要求メッセージAの宛先アドレスαとともに次層(2層目)の送信側メッセージ管理部102に通知する(ステップS23、図1:矢印(2))。
送信側メッセージ管理部102は、送信側メッセージ管理部101からの要求送信メッセージDM1の通知を受けて(ステップS31のYES)、現在のタイミングを送信タイミング管理部104に問い合わせる(ステップS32、図1:矢印(3))。
送信タイミング管理部104は、送信側メッセージ管理部102からの現在のタイミングの問い合わせを受けて(ステップS13のYES)、現在のタイミングが要求メッセージBの送信タイミングであるか否かを送信側メッセージ管理部102に通知する(ステップS14、図1:矢印(4))。この場合、1分目の送信であり、現在のタイミングが要求メッセージBの送信タイミングではないので、その旨を送信側メッセージ管理部102に通知する。
送信側メッセージ管理部102は、送信タイミング管理部104からの要求メッセージBの送信タイミングではない旨の通知を受けて(ステップS33のNO)、送信側メッセージ管理部101からの要求送信メッセージDM1をそのまま要求送信メッセージDM2として次層(3層目(最下層))の送信側メッセージ管理部103に通知する(ステップS37)。
送信側メッセージ管理部103は、送信側メッセージ管理部102からの要求送信メッセージDM2の通知を受けて(ステップS31のYES)、現在のタイミングを送信タイミング管理部104に問い合わせる(ステップS32、図1:矢印(6))。
送信タイミング管理部104は、送信側メッセージ管理部103からの現在のタイミングの問い合わせを受けて(ステップS13のYES)、現在のタイミングが要求メッセージCの送信タイミングであるか否かを送信側メッセージ管理部103に通知する(ステップS14、図1:矢印(7))。この場合、1分目の送信であり、現在のタイミングが要求メッセージCの送信タイミングではないので、その旨を送信側メッセージ管理部103に通知する。
送信側メッセージ管理部103は、送信タイミング管理部104からの要求メッセージCの送信タイミングではない旨の通知を受けて(ステップS33のNO)、送信側メッセージ管理部102からの要求送信メッセージDM2をそのまま要求送信メッセージDM3として要求メッセージ送信部105に通知する(ステップS37、図1:矢印(8))。
要求メッセージ送信部105は、送信側メッセージ管理部103からの要求送信メッセージDM3の通知を受けて(ステップS41のYES)、その通知された要求送信メッセージDM3を送信デバイス100からの要求送信メッセージDMとして、受信デバイス200に送信する(ステップS42、図1:矢印(9))。
〔要求メッセージの受信〕
受信デバイス200において、要求メッセージ受信部204は、送信デバイス100からの要求送信メッセージDMを受信すると(ステップS51のYES)、その受信した要求送信メッセージDMを要求送信メッセージDM3として、最下層(3層目)の受信側メッセージ管理部203に通知する(ステップS52、図1:矢印(10))。
受信側メッセージ管理部203は、要求メッセージ受信部204からの要求送信メッセージDM3の通知を受けると(ステップS61のYES)、この要求送信メッセージDM3に自層宛の要求メッセージCが含まれているか否かをチェックする(ステップS62)。
この場合、受信側メッセージ管理部203は、自層宛の要求メッセージCが含まれていないので、受信側メッセージ管理部204から通知された要求メッセージDM3をそのまま要求送信メッセージDM2として次層(2層目)の受信側メッセージ管理部202に通知する(ステップS65、図1:矢印(11))。
受信側メッセージ管理部202は、受信側メッセージ管理部203からの要求送信メッセージDM2の通知を受けると(ステップS61のYES)、この要求送信メッセージDM2に自層宛の要求メッセージBが含まれているか否かをチェックする(ステップS62)。
この場合、受信側メッセージ管理部202は、自層宛の要求メッセージBが含まれていないので、受信側メッセージ管理部203から通知された要求メッセージDM2をそのまま要求送信メッセージDM1として次層(1層目(最上層))の受信側メッセージ管理部201に通知する(ステップS65、図1:矢印(12))。
受信側メッセージ管理部201は、受信側メッセージ管理部202からの要求送信メッセージDM1の通知を受けると(ステップS71のYES)、この要求送信メッセージDM1に自層宛の要求メッセージAが含まれているか否かをチェックする(ステップS72)。
この場合、受信側メッセージ管理部201は、次層宛の要求メッセージAが含まれているので、要求送信メッセージDM1から自層宛の要求メッセージAを取得する(ステップS73)。そして、取得した要求メッセージAに対する応答メッセージAを含む応答送信メッセージAM1を生成し(ステップS74)、この生成した応答送信メッセージを次層(2層目)の受信側メッセージ管理部202に通知する(ステップS75、図1:矢印(13))。
受信側メッセージ管理部202は、受信側メッセージ管理部201からの応答送信メッセージAM1の通知を受けると(ステップS81のYES)、自層宛の要求メッセージBを今回の周期では取得していないので(ステップS82のNO)、受信側メッセージ管理部201から通知された応答メッセージAM1をそのまま応答メッセージAM2として、次層(3層目(最下層))の受信側メッセージ管理部203に通知する(ステップS85、図1:矢印(14))。
受信側メッセージ管理部203は、受信側メッセージ管理部202からの応答送信メッセージAM2の通知を受けると(ステップS81のYES)、自層宛の要求メッセージCを今回の周期では取得していないので(ステップS82のNO)、受信側メッセージ管理部202から通知された応答メッセージAM2をそのまま応答メッセージAM3として、応答メッセージ送信部205に通知する(ステップS85、図1:矢印(15))。
応答メッセージ送信部205は、受信側メッセージ管理部203からの応答送信メッセージAM3の通知を受けて(ステップS91のYES)、その通知された応答送信メッセージAM3を受信デバイス200からの応答送信メッセージAMとして、要求送信メッセージDM3の送信元の送信デバイス100に返送する(ステップS92、図1:矢印(16))。
〔応答メッセージの受信〕
送信デバイス100において、応答メッセージ受信部106は、受信デバイス200からの応答送信メッセージAMを受信すると(ステップS101のYES)、その受信した応答送信メッセージAMを応答送信メッセージAM3として、最下層(3層目)の送信側メッセージ管理部103に通知する(ステップS102、図1:矢印(17))。
送信側メッセージ管理部103は、応答メッセージ受信部106からの応答送信メッセージAM3の通知を受けると(ステップS111のYES)、この応答送信メッセージAM3に自層宛の応答メッセージCが含まれているか否かをチェックする(ステップS112)。
この場合、送信側メッセージ管理部103は、応答送信メッセージAM3に自層宛の応答メッセージCが含まれていないので(ステップS112のNO)、応答メッセージ受信部106から通知された応答送信メッセージAM3をそのまま応答送信メッセージAM2として、次層(2層目)の送信側メッセージ管理部102に通知する(ステップS115、図1:矢印(18))。
送信側メッセージ管理部102は、送信側メッセージ管理部103からの応答送信メッセージAM2の通知を受けると(ステップS111のYES)、この応答送信メッセージAM2に自層宛の応答メッセージBが含まれているか否かをチェックする(ステップS112)。
この場合、送信側メッセージ管理部102は、応答送信メッセージAM2に自層宛の応答メッセージBが含まれていないので(ステップS112のNO)、送信側メッセージ管理部103から通知された応答送信メッセージAM2をそのまま応答送信メッセージAM1として次層(1層目(最上層))の送信側メッセージ管理部101に通知する(ステップS115、図1:矢印(19))。
送信側メッセージ管理部101は、送信側メッセージ管理部102からの応答送信メッセージAM1の通知を受けると(ステップS121のYES)、この応答送信メッセージAM1に自層宛の応答メッセージAが含まれているか否かをチェックする(ステップS122)。
この場合、送信側メッセージ管理部101は、応答送信メッセージAM1に自層宛ての応答メッセージAが含まれているので(ステップS122のYES)、その応答送信メッセージAM1から自層宛の応答メッセージAを取得する(ステップS123)。
このようにして、1分目の送信では、図22にt1点として示すように、送信デバイス100から要求メッセージAのみを含む要求送信メッセージDMが受信デバイス200へ送信され、受信デバイス200から応答メッセージAのみを含む応答送信メッセージAMが送信デバイス100へ返送されるものとなる。
以下同様にして、2分目の送信では、送信デバイス100から要求メッセージAのみを含む要求送信メッセージDMが受信デバイス200へ送信され、受信デバイス200から応答メッセージAのみを含む応答送信メッセージAMが送信デバイス100へ返送される(図22に示すt2点)。
また、3分目の送信では、送信デバイス100から要求メッセージA,Bを含む要求送信メッセージDMが受信デバイス200へ送信され、受信デバイス200から応答メッセージA,Bを含む応答送信メッセージAMが送信デバイス100へ返送される(図22に示すt3点)。
また、4分目の送信では、送信デバイス100から要求メッセージA,Cを含む要求送信メッセージDMが受信デバイス200へ送信され、受信デバイス200から応答メッセージA,Cを含む応答送信メッセージAMが送信デバイス100へ返送される(図22に示すt4点)。以下同様にして、要求送信メッセージDMの送信と応答送信メッセージAMの返送が1分周期で行われる。
〔4分目の送信〕
〔要求メッセージの送信〕
参考として、4分目の送信において、送信デバイス100から要求メッセージA,Cを含む要求送信メッセージDMが受信デバイス200へ送信され、受信デバイス200から応答メッセージA,Cを含む応答送信メッセージAMが返信される様子について説明する。
4分目の要求メッセージAの送信タイミングとなると、送信タイミング管理部104は、最上層(1層目)の送信側メッセージ管理部101に対して要求メッセージAの送信タイミングを指示する(図1:矢印(1))。
送信側メッセージ管理部101は、送信タイミング管理部104からの要求メッセージAの送信タイミングの指示を受けて、自層からの要求メッセージAを含む要求送信メッセージDM1を生成し(図23(a)参照)、この生成した要求送信メッセージDM1を要求メッセージAの宛先アドレスαとともに次層(2層目)の送信側メッセージ管理部102に通知する(図1:矢印(2))。
送信側メッセージ管理部102は、送信側メッセージ管理部101からの要求送信メッセージDM1の通知を受けて、現在のタイミングを送信タイミング管理部104に問い合わせる(図1:矢印(3))。
送信タイミング管理部104は、送信側メッセージ管理部102からの現在のタイミングの問い合わせを受けて、現在のタイミングが要求メッセージBの送信タイミングであるか否かを送信側メッセージ管理部102に通知する(図1:矢印(4))。この場合、4分目の送信であり、現在のタイミングが要求メッセージBの送信タイミングではないので、その旨を送信側メッセージ管理部103に通知する。
送信側メッセージ管理部102は、送信タイミング管理部104からの要求メッセージBの送信タイミングではない旨の通知を受けて、送信側メッセージ管理部102からの要求送信メッセージDM1をそのまま要求送信メッセージDM2として、送信側メッセージ管理部103に通知する(図23(b)参照)。
送信側メッセージ管理部103は、送信側メッセージ管理部102からの要求送信メッセージDM2の通知を受けて、現在のタイミングを送信タイミング管理部104に問い合わせる(図1:矢印(6))。
送信タイミング管理部104は、送信側メッセージ管理部103からの現在のタイミングの問い合わせを受けて、現在のタイミングが要求メッセージCの送信タイミングであるか否かを送信側メッセージ管理部103に通知する(図1:矢印(7))。この場合、4分目の送信であり、現在のタイミングが要求メッセージCの送信タイミングであるので、その旨を送信側メッセージ管理部103に通知する。
送信側メッセージ管理部103は、送信タイミング管理部104からの要求メッセージCの送信タイミングである旨の通知を受けて、要求メッセージCの宛先アドレスαが要求送信メッセージDM2とともに送られてきた宛先アドレスαと一致していることを確認のうえ、送信側メッセージ管理部102からの要求送信メッセージDM2に自層からの要求メッセージCを含ませる。この場合、要求メッセージCを含ませた要求送信メッセージとして、図23(c)に示すような要求送信メッセージDM3を生成する。
そして、送信側メッセージ管理部103は、この要求メッセージCを含ませた要求送信メッセージDM3を宛先アドレスαとともに要求メッセージ送信部105に通知する(図1:矢印(8))。
要求メッセージ送信部105は、送信側メッセージ管理部103からの要求送信メッセージDM3の通知を受けて、その通知された要求送信メッセージDM3を送信デバイス100からの要求送信メッセージDMとして、要求送信メッセージDM3とともに送られてきた宛先アドレスαで指定される受信デバイス200に送信する(図1:矢印(9))。
〔要求メッセージの受信〕
受信デバイス200において、要求メッセージ受信部204は、送信デバイス100からの要求送信メッセージDM3を受信すると、その受信した要求送信メッセージDM3を要求送信メッセージDMとして(図24(a)参照)、最下層(3層目)の受信側メッセージ管理部203に通知する(図1:矢印(10))。
受信側メッセージ管理部203は、要求メッセージ受信部204からの要求送信メッセージDM3の通知を受けると、この要求送信メッセージDM3に自層宛の要求メッセージCが含まれているか否かをチェックする。
この場合、受信側メッセージ管理部203は、要求送信メッセージDM3の領域F3にフラグ「1」が書き込まれているので、自層宛の要求メッセージCが含まれていると判断し、要求送信メッセージDM3から自層宛の要求メッセージCを分割して取得する(図24(b)参照)。そして、残りの要求送信メッセージDM2を次層(2層目)の受信側メッセージ管理部202に通知する(図1:矢印(11))。
受信側メッセージ管理部202は、受信側メッセージ管理部203からの要求送信メッセージDM2の通知を受けると、この要求送信メッセージDM2に自層宛の要求メッセージBが含まれているか否かをチェックする。
この場合、受信側メッセージ管理部202は、自層宛の要求メッセージBが含まれていないので、通知された要求メッセージDM2をそのまま要求送信メッセージDM1として、次層(1層目(最上層))の受信側メッセージ管理部201に通知する(図1:矢印(12)、図24(c)参照)。
受信側メッセージ管理部201は、受信側メッセージ管理部202からの要求送信メッセージDM1の通知を受けると、この要求送信メッセージDM1に自層宛の要求メッセージAが含まれているか否かをチェックする。
この場合、受信側メッセージ管理部201は、要求送信メッセージDM1の領域F1にフラグ「1」が書き込まれているので、自層宛の要求メッセージAが含まれていると判断し、要求送信メッセージDM1から自層宛の要求メッセージAを取得する。
〔応答メッセージの送信〕
受信側メッセージ管理部201は、受信側メッセージ管理部202からの要求送信メッセージDM1から自層宛の要求メッセージAを取得すると、取得した要求メッセージAに対する応答メッセージAを含む応答送信メッセージAM1を生成し(図25(a)参照)、この生成した応答送信メッセージAM1を次層(2層目)の受信側メッセージ管理部202に通知する(図1:矢印(13))。
受信側メッセージ管理部202は、受信側メッセージ管理部201からの応答送信メッセージAM1の通知を受けると、自層宛の要求メッセージBを今回の周期では取得していないので、通知された応答メッセージAM1をそのまま応答メッセージAM2として、次層(3層目(最下層))の受信側メッセージ管理部203に通知する(図25(b)参照)。
受信側メッセージ管理部203は、受信側メッセージ管理部202からの応答送信メッセージAM2の通知を受けると、自層宛の要求メッセージCを今回の周期で取得しているので、この通知された応答送信メッセージAM2にその取得した要求メッセージCに対する自層からの応答メッセージCを含ませる。この場合、応答メッセージCを含ませた応答送信メッセージとして、図25(c)に示すような応答送信メッセージAM3を生成する。
そして、受信側メッセージ管理部203は、この応答メッセージCを含ませた応答送信メッセージAM3を応答メッセージ送信部205に通知する(図1:矢印(15))。
応答メッセージ送信部205は、受信側メッセージ管理部203からの応答送信メッセージAM3の通知を受けて、その通知された応答送信メッセージAM3を受信デバイス200からの応答送信メッセージAMとして、要求送信メッセージDMの送信元の送信デバイス100に返送する(図1:矢印(16))。
〔応答メッセージの受信〕
送信デバイス100において、応答メッセージ受信部106は、受信デバイス200からの応答送信メッセージAM3を受信すると、その受信した応答送信メッセージAM3を応答送信メッセージAM3として(図26(a)参照)、最下層(3層目)の送信側メッセージ管理部103に通知する(図1:矢印(17))。
送信側メッセージ管理部103は、応答メッセージ受信部106からの応答送信メッセージAM3の通知を受けると、この応答送信メッセージAM3に自層宛の応答メッセージCが含まれているか否かをチェックする。
この場合、送信側メッセージ管理部103は、応答送信メッセージAM3の領域G3にフラグ「1」が書き込まれているので、自層宛の応答メッセージCが含まれていると判断し、応答送信メッセージAM3から自層宛の応答メッセージCを分割して取得する(図26(b)参照)。そして、残りの応答送信メッセージAM2を次層(2層目)の送信側メッセージ管理部102に通知する(図1:矢印(18))。
送信側メッセージ管理部102は、送信側メッセージ管理部103からの応答送信メッセージAM2の通知を受けると、この応答送信メッセージAM2に自層宛の応答メッセージBが含まれているか否かをチェックする。
この場合、送信側メッセージ管理部102は、応答送信メッセージAM2に自層宛の応答メッセージBが含まれていないので、通知された応答送信メッセージAM2をそのまま応答送信メッセージAM1として次層(1層目(最上層))の送信側メッセージ管理部101に通知する(図26(c)参照)。
送信側メッセージ管理部101は、送信側メッセージ管理部102からの応答送信メッセージAM1の通知を受けると、この応答送信メッセージAM1に自層宛の応答メッセージAが含まれているか否かをチェックする。
この場合、応答送信メッセージAM1の領域G1にフラグ「1」が書き込まれているので、自層宛の応答メッセージAが含まれていると判断し、応答送信メッセージAM1から自層宛の応答メッセージAを取得する。
このようにして、本実施の形態では、1分周期で受信デバイス200への要求送信メッセージDMの送信が行われ、この要求送信メッセージDMにはメッセージAをベースとして、メッセージBが3分周期で含まれ、メッセージCが4分周期で含まれるものとなり、送信周期が異なる複数のメッセージを毎回のデータ量を増大させることなく、まとめて送信することができるようになる。
なお、上述した実施の形態では、送信側メッセージ管理部101からの要求送信メッセージDM1の通知を受けて送信側メッセージ管理部102から現在のタイミングを送信タイミング管理部104に問い合わせ、自層からの要求メッセージBの送信タイミングが否かを確認するようにしたが、送信タイミング管理部104から送信側メッセージ管理部102に対してメッセージBの送信タイミングであるか否かを知らせるようにしてもよい。送信側メッセージ管理部103についても同様であり、送信タイミング管理部104から送信側メッセージ管理部103に対して要求メッセージCの送信タイミングであるか否かを知らせるようにしてもよい。また、本実施の形態において、現在のタイミングが要求メッセージBや要求メッセージCの送信タイミングであるか否かは、その送信タイミングに対してある程度の幅を定めて判断するようにすることは言うまでもない。
また、上述した実施の形態では、送信デバイス100側における送信側メッセージ管理部や受信デバイス200における受信側メッセージ管理部を3層構造としたが、さらにその層数(通信階層)を増やしてもよい。また、2層構造としてもよく、送信デバイス100から受信デバイス200への送信のみとしてもよい。すなわち、送信デバイス100と受信デバイス200との間は、双方向通信でなくてもよく、送信デバイス100から受信デバイス200への片方向通信としてもよい。また、送信デバイス100と受信デバイス200との間の通信は、有線/無線いずれの通信方式であっても構わない。
〔2層構造の通信システム〕
図27に通信階層を2層とした場合の本発明に係る通信システムの機能ブロック図を示す。この通信階層を2層とした通信システムにおいて、送信デバイス100は、周期T1(1分)を送信周期とする要求メッセージAを管理する送信側メッセージ管理部100Aと、周期T2(3分)を送信周期とする要求メッセージBを管理する送信側メッセージ管理部100Bと、要求メッセージAの送信タイミングと要求メッセージBの送信タイミングとを揃えた状態で管理する送信タイミング管理部100Cと、受信デバイス200への要求送信メッセージDMの送信を行う要求メッセージ送信部100Dと、受信デバイス200からの応答送信メッセージAMの受信を行う応答メッセージ受信部100Eとを備えている。
また、受信デバイス200は、送信デバイス100から送られてくる要求メッセージAを管理する受信側メッセージ管理部200Aと、送信デバイス100から送られてくる要求メッセージBを管理する受信側メッセージ管理部200Bと、送信デバイス100からの要求送信メッセージDMの受信を行う要求メッセージ受信部200Cと、送信デバイス100への応答送信メッセージAMの送信を行う応答メッセージ送信部200Dとを備えている。
送信デバイス100において、送信側メッセージ管理部100Aは、送信タイミング管理部100Cからの要求メッセージAの送信タイミングの指示を受けて、要求メッセージAを含む要求送信メッセージDM1を生成し、この生成した要求送信メッセージDM1を送信側メッセージ管理部100Bに通知する要求メッセージ通知部100A1を有し、送信側メッセージ管理部100Bは、送信側メッセージ管理部100Aからの要求メッセージAを含む要求送信メッセージDM1を受けて、現在のタイミングが要求メッセージBの送信タイミングであるか否かを確認し、要求メッセージBの送信タイミングであった場合、要求メッセージAを含む要求送信メッセージDM1に要求メッセージBを含ませ、この要求メッセージBを含ませた要求送信メッセージDM2を要求メッセージ送信部100Dに通知する要求メッセージ通知部100B1を有している。この場合、要求メッセージ送信部100Dは、送信側メッセージ管理部100Bからの要求メッセージAと要求メッセージBとを含む要求送信メッセージDM2を要求送信メッセージDMとして、受信デバイス200へ送信する。
受信デバイス200において、要求メッセージ受信部200Cは、送信デバイス100から送られてくる要求送信メッセージDMを受信し、この受信した要求送信メッセージDMを要求送信メッセージDM2として受信側メッセージ管理部200Bへ通知する。受信側メッセージ管理部200Bは、要求メッセージ受信部200Cから通知される送信要求メッセージDM2に要求メッセージBが含まれているか否かを確認し、要求メッセージBが含まれていた場合、その要求メッセージBを取り出すとともに、この要求メッセージBを取り出した送信要求メッセージを送信要求メッセージDM1として受信側メッセージ管理部200Aに通知する要求メッセージ取出部200B1を有している。受信側メッセージ管理部200Aは、受信側メッセージ管理部200Bから通知される要求送信メッセージDM1に要求メッセージAが含まれているか否かを確認し、要求メッセージAが含まれていた場合、その要求メッセージAを取り出す要求メッセージ取出部200A1を有している。
また、受信デバイス200において、受信側メッセージ管理部200Aは、要求メッセージ取出部200A1が要求送信メッセージDM1から要求メッセージAを取り出した場合、この要求メッセージAに対する応答メッセージAを含む応答送信メッセージAM1を生成し、この生成した応答送信メッセージAM1を受信側メッセージ管理部200Bに通知する応答メッセージ通知部200A2と、要求メッセージ取出部200B1が要求送信メッセージDM2から要求メッセージBを取り出した場合、この要求メッセージBに対する応答メッセージBを受信側メッセージ管理部200Aから通知される応答送信メッセージAM1に含ませ、この応答メッセージBを含ませた応答送信メッセージを応答送信メッセージAM2として応答メッセージ送信部200Dに通知する応答メッセージ通知部200B2とを有している。この場合、応答メッセージ送信部200Dは、受信側メッセージ管理部200Bからの応答メッセージAと応答メッセージBを含む応答送信メッセージAM2を応答送信メッセージAMとして、送信デバイス100へ送信する。
送信デバイス100において、応答メッセージ受信部100Eは、受信デバイス200から送られている応答送信メッセージAMを受信し、この受信した応答送信メッセージAMを応答送信メッセージAM2として送信側メッセージ管理部100Bへ通知する。送信側メッセージ管理部100Bは、応答メッセージ受信部100Eから通知される応答送信メッセージAM2に応答メッセージBが含まれているか否かを確認し、応答メッセージBが含まれていた場合、その応答メッセージBを取り出すとともに、この応答メッセージBを取り出した応答送信メッセージを応答送信メッセージAM1として送信側メッセージ管理部100Aに通知する応答メッセージ取出部100B2を有している。送信側メッセージ管理部100Aは、送信側メッセージ管理部100Bから通知される応答送信メッセージAM1に応答メッセージAが含まれているか否かを確認し、応答メッセージAが含まれていた場合、その応答メッセージAを取り出す応答メッセージ取出部100A2を有している。
本発明の通信システムは、通信幹線を無線化したメッシュ構造の中規模、大規模の監視制御システムなど様々な分野で利用することが可能である。具体的には、VAV(可変風量調節)による居室内空調システムへの適用などが考えられる。
100…送信デバイス、101…第1の送信側メッセージ管理部、102…第2の送信側メッセージ管理部、103…第3の送信側メッセージ管理部、104…送信タイミング管理部、105…要求メッセージ送信部、106…応答メッセージ受信部、200…受信デバイス、201…第1の受信側メッセージ管理部、202…第2の受信側メッセージ管理部、203…第3の受信側メッセージ管理部、204…要求メッセージ受信部、205…応答メッセージ送信部、100A,100B…送信側メッセージ管理部、100C…送信タイミング管理部、100D…要求メッセージ送信部、100E…応答メッセージ受信部、100A1,100B1…要求メッセージ通知部、100A2,100B2…応答メッセージ取出部、200A,200B…受信側メッセージ管理部、200C…要求メッセージ受信部、100D…応答メッセージ送信部、200A1,200B1…応答メッセージ取出部、200A2,200B2…応答メッセージ通知部。

Claims (7)

  1. 送信デバイスと、この送信デバイスから周期的に送られてくるメッセージを受信する受信デバイスとを備える通信システムにおいて、
    前記送信デバイスは、
    第1の周期を送信周期とする第1のメッセージを管理する第1の送信側メッセージ管理手段と、
    前記第1の周期の整数倍の第2の周期を送信周期とする第2のメッセージを管理する第2の送信側メッセージ管理手段と、
    前記第1のメッセージの送信タイミングと前記第2のメッセージの送信タイミングとを揃えた状態で管理する送信タイミング管理手段と、
    前記受信デバイスへのメッセージの送信を行うメッセージ送信手段とを備え、
    前記第1の送信側メッセージ管理手段は、
    前記送信タイミング管理手段からの前記第1のメッセージの送信タイミングの指示を受けて、前記第1のメッセージを含む送信メッセージを生成し、この生成した送信メッセージを前記第2の送信側メッセージ管理手段に通知する第1の送信メッセージ通知手段を備え、
    前記第2の送信側メッセージ管理手段は、
    前記第1の送信側メッセージ管理手段からの第1のメッセージを含む送信メッセージの通知を受けて、現在のタイミングが前記第2のメッセージの送信タイミングであるか否かを確認し、第2のメッセージの送信タイミングであった場合、前記通知された第1のメッセージを含む送信メッセージに前記第2のメッセージを含ませ、この第2のメッセージを含ませた送信メッセージを前記メッセージ送信手段に通知する第2の送信メッセージ通知手段を備え、
    前記メッセージ送信手段は、
    前記第2の送信側メッセージ管理手段から通知された送信メッセージを前記受信デバイスへ送信する
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載された通信システムにおいて、
    前記第2の送信メッセージ通知手段は、
    前記第1の送信側メッセージ管理手段からの第1のメッセージを含む送信メッセージの通知を受けた時のタイミングが前記第2のメッセージの送信タイミングでなかった場合、その通知された第1のメッセージを含む送信メッセージをそのまま前記メッセージ送信手段に通知する
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載された通信システムにおいて、
    前記第1の送信メッセージ通知手段は、
    前記第2の送信側メッセージ管理手段に通知する前記第1のメッセージを含む送信メッセージに当該送信メッセージの送信先を示す宛先情報を付加し、
    前記第2の送信メッセージ通知手段は、
    前記第1の送信側メッセージ管理手段からの第1のメッセージを含む送信メッセージの通知を受けた時のタイミングが前記第2のメッセージの送信タイミングであり、かつその通知された第1のメッセージを含む送信メッセージの送信先が前記第2のメッセージの送信先と一致する場合に、前記通知された第1のメッセージを含む送信メッセージに前記第2のメッセージを含ませ、この第2のメッセージを含ませた送信メッセージを前記メッセージ送信手段に通知する
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載された通信システムにおいて、
    前記受信デバイスは、
    前記送信デバイスから送られてくる前記第1のメッセージを管理する第1の受信側メッセージ管理手段と、
    前記送信デバイスから送られてくる前記第2のメッセージを管理する第2の受信側メッセージ管理手段と、
    前記送信デバイスから送られてくる前記送信メッセージを受信して前記第2の受信側メッセージ管理手段に通知するメッセージ受信手段とを備え、
    前記第2の受信側メッセージ管理手段は、
    前記メッセージ受信手段から通知される送信メッセージに前記第2のメッセージが含まれているか否かを確認し、第2のメッセージが含まれていた場合、当該第2のメッセージを取り出すとともに、この第2のメッセージを取り出した送信メッセージを前記第1の受信側メッセージ管理手段に通知し、
    前記第1の受信側メッセージ管理手段は、
    前記第2の受信側メッセージ管理手段から通知される送信メッセージに前記第1のメッセージが含まれているか否かを確認し、第1のメッセージが含まれていた場合、当該第1のメッセージを取り出す
    ことを特徴とする通信システム。
  5. 請求項4に記載された通信システムにおいて、
    前記受信デバイスは、
    前記送信デバイスから送られてくるメッセージに対する応答メッセージを返送する応答メッセージ送信手段を備え、
    前記第1の受信側メッセージ管理手段は、
    前記第2の受信側メッセージ管理手段から通知される送信メッセージに前記第1のメッセージが含まれていた場合、この第1のメッセージに対する第1の応答メッセージを含む応答送信メッセージを生成し、この生成した応答送信メッセージを前記第2の受信側メッセージ管理手段に通知し、
    前記第2の受信側メッセージ管理手段は、
    前記メッセージ受信手段から通知される送信メッセージに前記第2のメッセージが含まれていた場合、この第2のメッセージに対する第2の応答メッセージを前記第1の受信側メッセージ管理手段から通知される応答送信メッセージに含ませ、この第2の応答メッセージを含ませた応答送信メッセージを前記応答メッセージ送信手段に通知し、
    前記応答メッセージ送信手段は、
    前記第2の受信側メッセージ管理手段から通知される応答送信メッセージを前記送信デバイスへ送信し、
    前記送信デバイスは、
    前記受信デバイスから送られてくる前記応答送信メッセージを受信して前記第2の送信側メッセージ管理手段に通知する応答メッセージ受信手段を備え、
    前記第2の送信側メッセージ管理手段は、
    前記応答メッセージ受信手段から通知される応答送信メッセージに前記第2の応答メッセージが含まれているか否かを確認し、第2の応答メッセージが含まれていた場合、当該第2の応答メッセージを取り出すとともに、この第2の応答メッセージを取り出した応答送信メッセージを前記第1の送信側メッセージ管理手段に通知し、
    前記第1の送信側メッセージ管理手段は、
    前記第2の送信側メッセージ管理手段から通知される応答送信メッセージに前記第1の応答メッセージが含まれているか否かを確認し、第1の応答メッセージが含まれていた場合、当該第1の応答メッセージを取り出す
    ことを特徴とする通信システム。
  6. 請求項5に記載された通信システムにおいて、
    前記第1の受信側メッセージ管理手段は、
    前記第2の受信側メッセージ管理手段から通知される送信メッセージに前記第1のメッセージが含まれていなかった場合、前記第1の応答メッセージを含めない応答送信メッセージを生成し、この生成した応答送信メッセージを前記第2の受信側メッセージ管理手段に通知し、
    前記第2の受信側メッセージ管理手段は、
    前記メッセージ受信手段から通知される送信メッセージに前記第2のメッセージが含まれていなかった場合、前記第1の受信側メッセージ管理手段から通知された応答送信メッセージをそのまま前記応答メッセージ送信手段に通知する
    ことを特徴とする通信システム。
  7. 請求項4〜6の何れか1項に記載された通信システムにおいて、
    前記第1の送信側メッセージ管理手段と前記メッセージ送信手段との間に前記第2の送信側メッセージ管理手段と同構成で管理するメッセージの送信周期が異なる送信側メッセージ管理手段が複数層設けられ、
    前記第1の受信側メッセージ管理手段と前記メッセージ受信手段との間に、前記第1の送信側メッセージ管理手段と前記メッセージ送信手段との間の送信側メッセージ管理手段に対応して、前記第2の受信側メッセージ管理手段と同構成で管理するメッセージが異なる受信側メッセージ管理手段が複数層設けられている
    ことを特徴とする通信システム。
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