JP2011101257A - テレビジョン - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の項目の中から、所望の項目を容易且つ迅速に選択可能なテレビジョンを提供する。
【解決手段】サービスIDとサービス名とを対応付けたチャンネル説明テーブルT2を不揮発性メモリー20に記憶しておき、リモコン60の数字キー66のいずれかの選択と検索位置の指定とを受付け、選択された数字キーに対応付けられた文字又は数字を上記検索位置に含むサービス名をチャンネル説明テーブルT2の中から検索し、検索されたサービス名をディスプレイ16に表示し、表示されたサービス名の何れかをリモコン60で選択可能にする。
【選択図】図8
【解決手段】サービスIDとサービス名とを対応付けたチャンネル説明テーブルT2を不揮発性メモリー20に記憶しておき、リモコン60の数字キー66のいずれかの選択と検索位置の指定とを受付け、選択された数字キーに対応付けられた文字又は数字を上記検索位置に含むサービス名をチャンネル説明テーブルT2の中から検索し、検索されたサービス名をディスプレイ16に表示し、表示されたサービス名の何れかをリモコン60で選択可能にする。
【選択図】図8
Description
本発明は、テレビジョンに関し、特に、表示部と操作入力部とを備えたテレビジョンに関する。
近年、デジタルテレビ放送ではチャンネル数が増加し、それに伴って放送局も増加している。そのため、ユーザーにとって、チャンネル番号と放送局との対応関係を覚えることが難しくなってきている。また、リモコンに備わっている数字キーよりも多くのチャンネルがあるため、仮にユーザーがチャンネル番号と放送局との対応関係を覚えていても、チャンネル番号の指定に多くの操作が必要である。このような事情から、EUでは、EPGやお気に入り等のリストから放送局を選局することが一般的になっているし、他の地域でも似たような状況にある。
特許文献1には、画面にソフトキーボードを表示して、一文字が選択されるたびに入力補助テーブルを参照し、選択された一文字で始まる変換候補文字列を画面上に表示することが開示されている。
特許文献2には、入力された数値が、記憶しているチャンネル番号の数値と合致している場合は、次の桁の入力を行う際に入力可能な数値を表示することが開示されている。
特許文献3には、入力途中若しくは入力済みの文字情報に基づいて、次に入力される文字情報の候補を表示することが開示されている。
特許文献4には、1つ以上のシラブルに対応付けられた入力信号に対して予測単語を表示することについて開示されている。
特許文献5には、キー操作によって特定された文字に応じた、入力可能な内容を一覧表示することについて開示されている。
特許文献2には、入力された数値が、記憶しているチャンネル番号の数値と合致している場合は、次の桁の入力を行う際に入力可能な数値を表示することが開示されている。
特許文献3には、入力途中若しくは入力済みの文字情報に基づいて、次に入力される文字情報の候補を表示することが開示されている。
特許文献4には、1つ以上のシラブルに対応付けられた入力信号に対して予測単語を表示することについて開示されている。
特許文献5には、キー操作によって特定された文字に応じた、入力可能な内容を一覧表示することについて開示されている。
従来の技術では、チャンネル番号をダイレクトに入力して選局する場合は、ユーザーがチャンネル番号を記憶する必要があった。また、チャンネルリスト形式の選局方法は、目的のチャンネルが表示されるまでリストをスクロールさせる必要があり、チャンネルによっては、選局するまでに何回もキーを押さないと選局できなかった。また、EPG内での番組の検索では、キーワード入力時に目的のアルファベットが表示されるまでに多くのキー操作が発生していた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、複数の項目の中から、所望の項目を容易且つ迅速に選択可能なテレビジョンの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1にかかる発明では、表示部と操作入力部とを備えたテレビジョンにおいて、複数の文字又は数字を割当てられた複数の操作キーと、いずれかの操作キーの入力と検索位置の指定とを受付けるキー受付手段と、項目特定情報と項目説明との対応関係を記憶している対応関係記憶手段と、上記入力された操作キーに対応付けられた文字又は数字を上記検索位置に含む項目説明を上記対応関係の中から検索する検索手段と、上記検索手段によって検索された項目説明を上記表示部に表示する表示手段と、上記表示部に表示された項目説明のいずれかを選択するための選択手段と、
を備える構成としてある。該構成によれば、複数の項目の中から、所望の項目を容易且つ迅速に選択可能なテレビジョンを提供することができる。
を備える構成としてある。該構成によれば、複数の項目の中から、所望の項目を容易且つ迅速に選択可能なテレビジョンを提供することができる。
また、本発明の選択的な一態様として、上記キー受付手段は、上記操作キーの入力された順番を上記検索位置として受付ける構成としてもよい。該構成によれば、入力した順に検索ワードを構成できる。
また、本発明の選択的な一態様として、上記検索位置は、上記検索手段の検索対象となる上記項目説明の各構成要素における先頭からの順番である構成としてもよい。該構成によれば、前方一致検索が行える。
また、本発明の選択的な一態様として、上記検索位置は、上記検索手段の検索対象となる上記項目説明の各構成要素における末尾からの順番である構成としてもよい。該構成によれば、後方一致検索が行える。
また、本発明の選択的な一態様として、デジタルテレビ放送信号から取得したチャンネル特定情報とチャンネルの説明とに基づいて、チャンネルに関する上記対応関係を作成する対応関係作成手段を更に備える構成としてもよい。該構成によれば、チャンネル選択を容易且つ迅速に行えるようになる。
また、本発明の選択的な一態様として、デジタルテレビ放送信号から取得した番組特定情報と番組の説明とに基づいて番組に関する上記対応関係を作成する対応関係作成手段を更に備える構成としてもよい。該構成によれば、番組選択を容易且つ迅速に行えるようになる。
また、本発明の選択的な一態様として、上記表示手段は、上記検索手段によって検索された項目説明が無いときは、項目が無いことを上記表示部に表示する構成としてもよい。該構成によれば、検索結果が見つからないときに、ユーザーがそれを即座に認識できるため、その後の検索をすぐに実行することができるようになる。
上述したテレビジョンは、他の機器に組み込まれた状態で実施されたり他の方法とともに実施されたりする等の各種の態様を含む。また、本発明は上記テレビジョンを備える表示システム、上述したテレビジョンの構成に対応した工程を有する表示方法、上述したテレビジョンの構成に対応した機能をコンピュータに実現させる表示プログラム、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、等としても実現可能である。これら表示システム、表示方法、表示プログラム、該プログラムを記録した媒体、の発明も、上述した作用、効果を奏する。むろん、請求項2〜7に記載した構成も、前記システムや前記方法や前記プログラムや前記記録媒体に適用可能である。
以上説明したように本発明によれば、複数の項目の中から、所望の項目を容易且つ迅速に選択可能なテレビジョンを提供することができる。
また請求項2にかかる発明によれば、入力した順に検索ワードを構成できる。
また請求項3にかかる発明によれば、前方一致検索が行える。
また請求項4にかかる発明によれば、後方一致検索が行える。
また請求項5にかかる発明によれば、チャンネル選択を容易且つ迅速に行えるようになる。
また請求項6にかかる発明によれば、番組選択を容易且つ迅速に行えるようになる。
また請求項7にかかる発明によれば、検索結果が見つからないときに、ユーザーがそれを即座に認識できるため、その後の検索をすぐに実行することができるようになる。
また請求項2にかかる発明によれば、入力した順に検索ワードを構成できる。
また請求項3にかかる発明によれば、前方一致検索が行える。
また請求項4にかかる発明によれば、後方一致検索が行える。
また請求項5にかかる発明によれば、チャンネル選択を容易且つ迅速に行えるようになる。
また請求項6にかかる発明によれば、番組選択を容易且つ迅速に行えるようになる。
また請求項7にかかる発明によれば、検索結果が見つからないときに、ユーザーがそれを即座に認識できるため、その後の検索をすぐに実行することができるようになる。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)本実施形態の構成:
(2)クイック検索処理:
(3)まとめと変形例:
(1)本実施形態の構成:
(2)クイック検索処理:
(3)まとめと変形例:
(1)本実施形態の構成:
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態においては、テレビジョンとしてデジタルテレビ放送に対応したテレビジョンを例にとって説明するが、むろんアナログ放送に対応したテレビジョンであってもよい。また、ディスクやハードディスク等を記録媒体とする再生装置や記録装置とのコンボ機であってもよい。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態においては、テレビジョンとしてデジタルテレビ放送に対応したテレビジョンを例にとって説明するが、むろんアナログ放送に対応したテレビジョンであってもよい。また、ディスクやハードディスク等を記録媒体とする再生装置や記録装置とのコンボ機であってもよい。
図1はテレビジョン100のハードウェア構成を示すブロック図である。同図において、テレビジョン100は、チューナー10と、デジタル復調回路12と、映像信号処理部14と、ディスプレイ16(表示部)と、マイコン18と、不揮発性メモリー20と、リモコン受信部22とを備えている。この構成において、マイコン18は、各部10,12,14,16,20,22と電気的に接続しており、テレビジョン100全体の制御部として機能している。
より具体的には、マイコン18は、CPU18aとROM18bとRAM18cとOSD回路18dと入出力回路18e(I/O18e)とを備えており、RAM18cをワークエリアとしつつCPU18aがROM18bに記憶されたプログラムを実行することにより、テレビジョン100としての動作を実現する。例えば、マイコン18は、リモコン60においてチャンネルを選局する操作入力が行われると、この操作入力に対応する電圧信号をリモコン受信部22を介して入出力回路18eにて受付け、選局されたチャンネルを指定する選局制御信号周波数データをチューナー10に入力する。
チューナー10は、いわゆるシンセサイザ方式の構成とすることができる。シンセサイザ方式の場合、チューナー10には、選局制御信号として、PLLループにおける可変分周回路の分周比のデータであるPLLデータが与えられる。チューナー10は、マイコン18からPLLデータが入力されると、アンテナから入力されるデジタルテレビ放送信号から、PLLデータに対応する周波数帯域の中間周波信号(IF)を抽出してデジタル復調回路12に供給する。
デジタル復調回路12は、フロントエンド12aとバックエンド12bとから構成されている。デジタルI/Fは、入力された中間周波信号をデジタル信号に変換する。復調部は、伝送路上で発生したビット誤りを訂正しつつトランスポートストリーム信号(TS信号)を取得するエラー訂正デコーダとして機能し、取得したTS信号をバックエンド12bに出力する。また、復調部はデジタル復調した信号に対してマイコン18からの制御情報に基づいて、いわゆるゴーストキャンセルも行う。
バックエンド12bは、デ・スクランブル部とデ・マルチプレックス部とMPEGデコーダとを備えている。デ・スクランブル部は、TS信号に対してデ・スクランブル処理を行うことにより、TS信号を再生可能なデータ配列に復元する。デ・マルチプレックス部は、デ・スクランブル部から入力されたTS信号に対してデ・マルチプレックス処理を行って映像信号や音声信号や文字情報等の多重化を解除し、映像信号および音声信号が所定の方式により圧縮されたMPEGデータを得る。MPEGデコーダは、デ・マルチプレックス部から入力されたMPEGデータの圧縮解凍処理を行ってデジタル映像信号とデジタル音声信号とを再生する。デジタル映像信号は映像信号処理部14に出力され、デジタル音声信号はアナログ音声信号に変換されてから不図示のスピーカに出力される。
映像信号処理部14は、入力された映像信号に対して所定の信号処理を行ってからディスプレイ16に出力する。より具体的には、映像信号処理部14は、画素数変換回路と、画質調整回路と、出力処理回路とを備えている。画素数変換回路は、入力されたデジタル映像信号に対してスケーリング処理を行いつつディスプレイ16の1画面分のRGB信号を生成する。画質調整回路は、画素数変換回路から入力されたRGB信号に対して、ブライトネス、コントラスト、黒バランスおよび白バランス、シャープネス、色合い等の各種調整を行う。出力処理回路は、画質調整回路から入力されたRGB信号に対して、ガンマ補正、ディザ処理等を行うとともに、背景信号、OSD信号、ブランキング信号等を付加してディスプレイ16に出力する。
ディスプレイ16は、例えば液晶パネルと駆動回路とから構成される液晶モジュールであり、映像信号処理部14から入力される映像信号に基づいて駆動回路が液晶パネルの駆動信号を生成し、この駆動信号に基づいて液晶パネルの各画素を駆動する。なお、本実施形態ではディスプレイ16を液晶モジュールとしているが、むろん、CRTやプラズマディスプレイや有機ELを用いたディスプレイやプロジェクタなど種々のディスプレイを採用することができる。
また、リモコン60においてメニュー画面の表示を指示する操作入力が行われると、マイコン18は、この操作入力に対応する電圧信号を入出力回路18eにて受付け、受付けた操作入力に対応するOSDデータを不揮発性メモリー20から取得してOSD(On Screen Display)信号を生成する。なお、OSDデータは、ROM18bに記憶しておいてもよい。マイコン18は、ディスプレイ16の画面に表示された操作項目の中からいずれかを選択する操作入力を、リモコン60から受付けると、選択された操作項目に対応する設定処理を実行する。
図2は、リモコン60の外観を簡略的に示した斜視図である。同図において、左図は欧州で一般的に利用されているリモコンの数字キーの配列で示してあり、右図は日本で一般的に利用されているリモコンの数字キーの配列で示してある。同図において、電源のオンオフを切換えるための電源キー62、メニュー画面を呼び出すためのメニュー呼び出しキー63、カーソル位置を移動させるとともに所望の項目に対する選択を確定させるためのカーソルキー64、音量を調節するためのボリュームキー65、チャンネル番号の入力や文字列の入力に利用される数字キー66、を備えている。この数字キー66が、本実施形態における複数の操作キーを構成する。
数字キー66は、日本/欧州のどちらの配列であっても、主要なキーには複数の数字・文字が割当字として対応付けられており、数字キー66の何れかが操作されると割当字が順に選択可能になっている。すなわち、同一の数字キーを連続して押下げた回数に応じて選択される字を変更することができる。なお、図2では、割当字の文字としてアルファベットを例示してあるが、むろん、他の文字種(ひらがな、カタカナ、ギリシャ文字等)を割当てても構わない。
不揮発性メモリー20は、OSDデータのように通常のテレビジョン100の制御処理において実行するプログラム以外のデータを格納するための記憶媒体であり、表示設定のパラメーターや音声設定のパラメーター等も記憶されている。
また、不揮発性メモリー20には、メニュー説明テーブルT1と、チャンネル説明テーブルT2と、番組説明テーブルT3とが記憶されている。メニュー説明テーブルT1は、メニュー項目名と、メニュー項目が選択されたときに行われる動作内容の説明とを対応付けたテーブルである。チャンネル説明テーブルT2は、チャンネル番号等のテレビ放送のチャンネルを特定するための情報とチャンネルの説明文とを対応付けたテーブルである。なお、本実施形態では、各テーブルT1〜T3について、テーブルと記載してあるが、項目名やチャンネル番号等と説明文とを対応付けた形式のデータであれば、テーブル形式である必要は無い。
図3はメニュー説明テーブルT1の一例を示す説明図である。同図に示すように、メニュー説明テーブルT1はメニューの項目名(項目特定情報)と、項目が選択されたときの動作の説明(項目説明)とで構成されている。メニュー説明テーブルT1は、製造元が作成してテレビジョン100の出荷時に不揮発性メモリー20にあらかじめ記憶させてある。
図4(a)はSDTの構造を示す図であり、図4(b)はService Descriptorの構造を示す図であり、図5はチャンネル説明テーブルの一例である。図6(a)はEITの構造を示す図であり、図6(b)はShort Event Descriptorの構造を示す図であり、図7は番組説明テーブルの一例である。
チャンネル説明テーブルT2や番組説明テーブルT3は、上記TS信号の中のSI(Service Information)から所定のタイミングでSDT(Service Description Table)やEIT(Event Information Table)をマイコン18が抽出し、抽出した情報を関連付けることにより作成されている。SIは、デジタルテレビ放送のサービス情報を伝送するための規格である。
チャンネル説明テーブルT2や番組説明テーブルT3は、上記TS信号の中のSI(Service Information)から所定のタイミングでSDT(Service Description Table)やEIT(Event Information Table)をマイコン18が抽出し、抽出した情報を関連付けることにより作成されている。SIは、デジタルテレビ放送のサービス情報を伝送するための規格である。
図4に示すSDTは、サービスの構成を伝送するための規格であり、Aの位置にチャンネル数分の情報が繰り返し挿入されて送信されている。Aの位置には、そのチャンネルのサービスID(service_id)と、その他の各種情報が記載されている。また、SDTのdescriptor()の位置には図4(b)に示すService Descriptorが挿入されている。Service DescriptorのBの位置にはプロバイダ名が記載されており、Cの位置にはサービス名が記載されている。
マイコン18は、これらの中からサービスID(項目特定情報、チャンネル特定情報)とサービス名(項目説明)とを取得して対応付けることにより図5に示すチャンネル説明テーブルT2を作成して不揮発性メモリー20に記憶する。むろん、プロバイダ名やその他の情報とサービスIDとを対応付けたテーブルを作成し、プロバイダ名やその他の情報に基づいて、後述のクイック検索処理を行えるようにしても構わない。
マイコン18は、これらの中からサービスID(項目特定情報、チャンネル特定情報)とサービス名(項目説明)とを取得して対応付けることにより図5に示すチャンネル説明テーブルT2を作成して不揮発性メモリー20に記憶する。むろん、プロバイダ名やその他の情報とサービスIDとを対応付けたテーブルを作成し、プロバイダ名やその他の情報に基づいて、後述のクイック検索処理を行えるようにしても構わない。
図6に示すEITは、番組名等の情報を伝送するための規格であり、Dの位置にサービスID(service_id)が記載され、Eの位置に番組ID(event_id)とその他の情報が記載されている。また、Eのdescriptor()の位置には図6(b)に示すShort Event Descriptorが挿入されている。Short Event Descriptorには、Fの位置にイベント名が記載され、Gの位置に番組の説明が記載されている。
マイコン18は、番組ID(項目特定情報、番組特定情報)と番組の説明(項目説明)とを取得して対応付けることにより、図7に示す番組説明テーブルを作成して、不揮発性メモリー20に記憶するする。むろん、イベント名やその他の情報とサービスIDとを対応付けたテーブルを作成し、イベント名やその他の情報に基づいて、後述のクイック検索処理を行えるようにしても構わない。
以上説明した不揮発性メモリー20が本実施形態における対応関係記憶手段を構成し、チャンネル説明テーブルT2や番組説明テーブルT3を作成するマイコン18が、本実施形態における対応関係作成手段を構成する。
マイコン18は、番組ID(項目特定情報、番組特定情報)と番組の説明(項目説明)とを取得して対応付けることにより、図7に示す番組説明テーブルを作成して、不揮発性メモリー20に記憶するする。むろん、イベント名やその他の情報とサービスIDとを対応付けたテーブルを作成し、イベント名やその他の情報に基づいて、後述のクイック検索処理を行えるようにしても構わない。
以上説明した不揮発性メモリー20が本実施形態における対応関係記憶手段を構成し、チャンネル説明テーブルT2や番組説明テーブルT3を作成するマイコン18が、本実施形態における対応関係作成手段を構成する。
(2)クイック検索処理:
図8は、クイック検索処理の流れを示すフローチャートである。同図に示す処理は、チャンネルを選択するためのチャンネルリストを画面に表示しつつ行うチャンネル選択処理の実行されているとき、メニュー項目を画面に表示しつつ行うメニュー項目選択処理の実行されているとき、番組を選択するためのEPGを画面に表示しつつ行う番組選択処理の実行されているとき、等に、マイコン18によって繰り返し実行されており、数字キーの押下げ操作を検出することにより割込み処理として実行される。むろん、リモコン60に別途、クイック検索を実行させるためのキーを設けて、このキーが押下げ操作されたときに実行されるようにしてもよい。
図8は、クイック検索処理の流れを示すフローチャートである。同図に示す処理は、チャンネルを選択するためのチャンネルリストを画面に表示しつつ行うチャンネル選択処理の実行されているとき、メニュー項目を画面に表示しつつ行うメニュー項目選択処理の実行されているとき、番組を選択するためのEPGを画面に表示しつつ行う番組選択処理の実行されているとき、等に、マイコン18によって繰り返し実行されており、数字キーの押下げ操作を検出することにより割込み処理として実行される。むろん、リモコン60に別途、クイック検索を実行させるためのキーを設けて、このキーが押下げ操作されたときに実行されるようにしてもよい。
処理が開始されると、数字キーが押下げ操作されたか否かを判断する(S100)。数字キーの押下げ操作を検知した場合はステップS105に進み(S100:Yes)、数字キーの押下げ操作を検知しない場合はクイック検索処理を終了する(S100:No)。ステップS100はクイック検索処理の中で繰り返し実行可能であり(後述のステップS135,S140を経由してステップS100に戻る場合)、ステップS100において押下げ操作された数字キーの情報は、クイック検索処理が開始されてから数字キーが操作された回数NとともにRAM等に記憶される。この回数Nは、本実施形態における検索位置を構成する。本実施形態では、ステップS100を実行するマイコンが、キー受付手段を構成する。
ステップS105では、ステップS100で押下げ操作された数字キーに基づいてクイック検索を実行する。ここでは、まず、クイック検索の対象がチャンネルの選択の場合を例にとって説明する。チャンネル選択のクイック検索には、チャンネル説明テーブルT2が利用される。なお、このステップS105を実行するマイコン18が本実施形態における検索手段を構成する。
図9は、クイック検索のUIと処理の流れのイメージを示した説明図である。同図に示すように、1回目に実行されたステップS100においてリモコン60の数字キー「3」が押下げ操作され、2回目に実行されたステップS100においてリモコン60の数字キー「4」が押下げ操作されている場合、RAMには、数字キー「3」が回数1とともに記憶され、数字キー「4」が回数2とともに記憶されている。
図9は、クイック検索のUIと処理の流れのイメージを示した説明図である。同図に示すように、1回目に実行されたステップS100においてリモコン60の数字キー「3」が押下げ操作され、2回目に実行されたステップS100においてリモコン60の数字キー「4」が押下げ操作されている場合、RAMには、数字キー「3」が回数1とともに記憶され、数字キー「4」が回数2とともに記憶されている。
このとき、クイック検索が前方一致検索であれば、図5のサービス名の中から、1文字目に数字キー「3」の割当字である「3」「d」「e」「f」を含み且つ、2文字目に数字キー「4」の割当字である「4」「g」「h」「i」を含むものを検索する。図4,9に示す例では、「Film4+1」と「Five」の2つが検索結果として抽出される。
また、その後、さらに数字キー「8」が押下げ操作されると、RAMには数字キー「8」と回数3が追加で記憶されることになる。すると、再び検索が実行され、図4のサービス名の中から、1文字目に数字キー「3」の割当字である「3」「d」「e」「f」を含み且つ、2文字目に数字キー「4」の割当字である「4」「g」「h」「i」を含み、3文字目に数字キー「8」の割当字である「8」「t」「u」「v」を含むものを検索する。図5,9に示す例では、「Five」が検索結果として抽出される。むろん、クイック検索は、後方一致検索で行ってもよいし、途中一致検索で行ってもよい。
また、その後、さらに数字キー「8」が押下げ操作されると、RAMには数字キー「8」と回数3が追加で記憶されることになる。すると、再び検索が実行され、図4のサービス名の中から、1文字目に数字キー「3」の割当字である「3」「d」「e」「f」を含み且つ、2文字目に数字キー「4」の割当字である「4」「g」「h」「i」を含み、3文字目に数字キー「8」の割当字である「8」「t」「u」「v」を含むものを検索する。図5,9に示す例では、「Five」が検索結果として抽出される。むろん、クイック検索は、後方一致検索で行ってもよいし、途中一致検索で行ってもよい。
クイック検索が実行されると、該当するサービス名が抽出されたか否かを判断する(S110)。そして、1以上のサービス名が抽出された場合はステップS115に進み(S110:Yes)、抽出されなかった場合はステップS120に進む(S110:No)。ステップS115では、検索結果を候補として一覧表示するとともに、検索結果の中から何れかを選択するためのカーソルを表示する。検索結果の中の所望のサービス名に対応しているサービスIDのチャンネルを選択することができる。一方、ステップS120では、検索結果が抽出されなかったことを表示してクイック検索処理を終了する。
このようにステップS115においてカーソルを表示しつつリモコンのカーソルキーの操作入力を受付けるマイコン18が本実施形態の選択手段を構成し、ステップS115において検索結果の一覧を表示したりステップS120において検索結果が抽出されなかったことを表示するマイコン18が本実施形態の表示手段をする。
このようにステップS115においてカーソルを表示しつつリモコンのカーソルキーの操作入力を受付けるマイコン18が本実施形態の選択手段を構成し、ステップS115において検索結果の一覧を表示したりステップS120において検索結果が抽出されなかったことを表示するマイコン18が本実施形態の表示手段をする。
ステップS125では、検索結果の中からいずれかが選択されたか否かを判断する。ユーザーはカーソルキー64を操作して所望の検索結果にカーソルを合わせて確定させることにより選択することができる。検索結果が選択された場合はステップS130に進み(S125:Yes)、検索結果が選択されなかった場合はステップS135に進む(S125:No)。ステップS125では、選択された検索結果に対応するサービスIDのチャンネルを選択する制御信号を、割込み前に実行されていたチャンネルを選択するプログラムに受け渡して、クイック検索処理を終了する。よって、ステップS125で選択されたチャンネルが、クイック検索処理が開始される前に実行されていたチャンネルを選択するプログラムによって選局される
一方、ステップS130に進むと、クイック検索処理の終了が指示されたか否かの判断と(S135)、数字キーの更なる押下げ操作がされたか否かの判断と(S140)を繰り返し実行する。この繰り返し処理の間に、クイック検索処理の終了が指示されるとクイック検索処理を終了し(S135:No)、数字キーの押下げ操作が行われると、押下げ操作された数字キーと操作された回数とをRAMに記憶させてからS105以降の処理を繰り返す(S140:Yes)。
以上説明したクイック検索処理によれば、少ないキー操作で、多数のチャンネルの中から、所望のチャンネルを容易且つ迅速に選択可能になる。
以上説明したクイック検索処理によれば、少ないキー操作で、多数のチャンネルの中から、所望のチャンネルを容易且つ迅速に選択可能になる。
(3)まとめと変形例:
以上説明した実施形態によれば、サービスIDとサービス名とを対応付けたチャンネル説明テーブルT2を不揮発性メモリー20に記憶しておき、リモコン60の数字キー66のいずれかの選択と検索位置の指定とを受付け、選択された数字キーに対応付けられた文字又は数字を上記検索位置に含むサービス名をチャンネル説明テーブルT2の中から検索し、検索されたサービス名をディスプレイ16に表示し、表示されたサービス名の何れかをリモコン60で選択可能にする。よって、複数の項目の中から、所望の項目を容易且つ迅速に選択可能になる。
以上説明した実施形態によれば、サービスIDとサービス名とを対応付けたチャンネル説明テーブルT2を不揮発性メモリー20に記憶しておき、リモコン60の数字キー66のいずれかの選択と検索位置の指定とを受付け、選択された数字キーに対応付けられた文字又は数字を上記検索位置に含むサービス名をチャンネル説明テーブルT2の中から検索し、検索されたサービス名をディスプレイ16に表示し、表示されたサービス名の何れかをリモコン60で選択可能にする。よって、複数の項目の中から、所望の項目を容易且つ迅速に選択可能になる。
上述した実施形態において、クイック検索処理は、所定の項目選択を行うプログラムの実行下における割込み処理として記載したが、むろん、別途、クイック検索を実行させるためのキーをリモコン60に設けるなどして、他のプログラムに依存しない形で実行されてもよい。この場合は、選局処理や、メニュー項目実行処理を、クイック検索処理で実行できるようになっている。
上述した実施形態でも途中一致検索について示唆したが、この途中一致検索の一例として、ステップS100において数字キーを受付けた後で、先頭からの順番や末尾からの順番を受付けるようにしても構わない。このようにすると、受付けた数字キーに受付けた順番が対応付けてRAMに記憶され、項目説明の中で特定の順番に、数字キーの割当字を含む項目説明が検索されることになる。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
10…チューナー、12…デジタル復調回路、12a…フロントエンド、12b…バックエンド、14…映像信号処理部、16…ディスプレイ、18…マイコン、18a…CPU、18b…ROM、18c…RAM、18d…OSD回路、18e…入出力回路、20…不揮発性メモリー、22…リモコン受信部、60…リモコン、62…電源キー、63…メニュー呼び出しキー、64…カーソルキー、65…ボリュームキー、66…数字キー、100…テレビジョン、T1…メニュー説明テーブル、T2…チャンネル説明テーブル、T3…番組説明テーブル
Claims (7)
- 表示部と操作入力部とを備えたテレビジョンにおいて、
複数の文字又は数字を割当てられた複数の操作キーと、
いずれかの操作キーの入力と検索位置の指定とを受付けるキー受付手段と、
項目特定情報と項目説明との対応関係を記憶している対応関係記憶手段と、
上記入力された操作キーに対応付けられた文字又は数字を上記検索位置に含む項目説明を上記対応関係の中から検索する検索手段と、
上記検索手段によって検索された項目説明を上記表示部に表示する表示手段と、
上記表示部に表示された項目説明のいずれかを選択するための選択手段と、
を備えることを特徴とするテレビジョン。 - 上記キー受付手段は、上記操作キーの入力された順番を上記検索位置として受付ける請求項1に記載のテレビジョン。
- 上記検索位置は、上記検索手段の検索対象となる上記項目説明の各構成要素における先頭からの順番である請求項1または請求項2に記載のテレビジョン。
- 上記検索位置は、上記検索手段の検索対象となる上記項目説明の各構成要素における末尾からの順番である請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のテレビジョン。
- デジタルテレビ放送信号から取得したチャンネル特定情報とチャンネルの説明とに基づいて、チャンネルに関する上記対応関係を作成する対応関係作成手段を更に備える請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のテレビジョン。
- デジタルテレビ放送信号から取得した番組特定情報と番組の説明とに基づいて番組に関する上記対応関係を作成する対応関係作成手段を更に備える請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のテレビジョン。
- 上記表示手段は、上記検索手段によって検索された項目説明が無いときは、項目が無いことを上記表示部に表示する請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のテレビジョン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009255356A JP2011101257A (ja) | 2009-11-06 | 2009-11-06 | テレビジョン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009255356A JP2011101257A (ja) | 2009-11-06 | 2009-11-06 | テレビジョン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011101257A true JP2011101257A (ja) | 2011-05-19 |
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ID=44192062
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2009255356A Pending JP2011101257A (ja) | 2009-11-06 | 2009-11-06 | テレビジョン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011101257A (ja) |
-
2009
- 2009-11-06 JP JP2009255356A patent/JP2011101257A/ja active Pending
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