JP2011097760A - 車両用電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用電源装置において、車両停止時における待機中に二次電池と第一のDC/DCコンバータとの間の電気経路を遮断しておくことを可能とし、二次電池から流れる暗電流(待機電流)を少なくして、二次電池の過放電を防ぐことにある。
【解決手段】二次電池(12)とこの二次電池(12)の電圧を降圧し補機(32)に電力を供給する第一のDC/DCコンバータ(25)との間の電気経路(22)を導通又は遮断するリレー(26)と、二次電池(12)の電圧を降圧しリレー(26)を導通する制御電圧を発生する第二のDC/DCコンバータ(37)とを備えている。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両用電源装置に係り、特に車両システムの起動制御を行う車両用電源装置に関する。
燃料電池を主電源として電動機(モータ)を駆動する燃料電池自動車においては、一般的に、高負荷時の出力補助や車両減速時の回生エネルギの受け入れのために、二次電池や電気二重層キャパシタ等の高電圧電気エネルギ貯蔵装置を搭載している。
また、従来、燃料電池自動車においては、車両システムを起動し、また、様々な車両補機類を駆動するための低電圧電気エネルギ貯蔵装置を搭載している。
即ち、燃料電池自動車においては、図5に示すように、車両システム102や燃料電池システム103を搭載している。車両システム102は、車両制御装置133を含む車両補機類132を備える。燃料電池システム103は、燃料電池104とモータコントローラ108とモータ110とを備える。
また、燃料電池自動車には、モータコントローラ108への電力供給を補助する等の機能を有する高電圧電気エネルギ貯蔵装置111としての二次電池112が搭載されている。モータコントローラ108と二次電池112との間の電気経路には、第1リレー116と第2リレー117とが並列に設けられている。二次電池112は、車両補機用DC/DCコンバータ125を介して車両補機類132にも電源を供給する。車両補機用DC/DCコンバータ125と車両補機類132との間の電気経路には、手動スイッチ(メインスイッチ)149と低電圧電気エネルギ貯蔵装置158としての補機用二次電池159とが接続している。
特開2006−296049号公報 特開2005−287242号公報 特開2008−5622号公報
特許文献1に係る電源制御装置は、分圧回路から取り出した低電圧をDC−DCコンバータの制御回路部へ供給して、高圧バッテリの他に、別途低電圧用の補機バッテリを設けることなく、DC−DCコンバータを起動可能として、小型化を図るものである。
特許文献2に係る車両用電源装置は、イグニションスイッチがオンした時に、コンデンサの電力を用いてリレースイッチを導通状態とすることで、高圧システム及び低圧システムを起動可能とするものである。
特許文献3に係る車両用電源装置は、メインDC/DCコンバータを遮断手段よりも蓄電手段側の高電圧回路と低電圧回路との間に接続し、高電圧バッテリセルから給電される第1の電圧範囲の電圧を、一定の電圧範囲に降下するものである。
ところが、従来、車両用電源装置において、高負荷時の出力補助や車両減速時の回生エネルギの受け入れのための高電圧電気エネルギ貯蔵装置は、大型で重量も大きいのに加え、長期間車両停止中の暗電流(待機電流)によるエネルギ消費や自己放電等に起因した過放電によって燃料電池システムの起動が不可能になることを防止するために、低電圧電気エネルギ貯蔵装置も小型化が困難であるため、このように複数の電気エネルギ貯蔵装置を有することは、燃料電池システムの大型化や重量化に繋がる場合があった。
そして、高電圧電気エネルギ貯蔵装置から燃料電池システムを起動するためには、図4に示すように、車両補機用DC/DCコンバータ125の電気経路である低電圧側出力バスに手動スイッチ149を挿入している。この方式によれば、手動スイッチ149をオンとすることより、高電圧電気エネルギ貯蔵装置111である二次電池112からの車両補機用DC/DCコンバータ125によって低電圧(通常は12V系)に変換された電力が、車両制御装置133を含む車両補機類132に供給され、車両起動アルゴリズムが遂行される。
しかしながら、この場合、車両停止時における車両補機用DC/DCコンバータ125の微小な暗電流(待機電流)により、二次電池112が過放電に至ることが懸念されていた。
そこで、この発明の目的は、低電圧電気エネルギ貯蔵装置を省略し、高電圧電気エネルギ貯蔵装置のみによる車両システムの起動を実現可能な車両用電源装置を提供することにある。
この発明は、二次電池と、この二次電池の電圧を降圧し補機に電力を供給する第一のDC/DCコンバータとを備える車両用電源装置において、前記二次電池と前記第一のDC/DCコンバータとの間の電気経路を導通又は遮断するリレーと、前記二次電池の電圧を降圧し前記リレーを導通する制御電圧を発生する第二のDC/DCコンバータとを備えることを特徴とする。
この発明の車両用電源装置は、第一のDC/DCコンバータよりも待機電流の少ない第二のDC/DCコンバータを設けることにより、待機中には二次電池と第一のDC/DCコンバータとの間の電気経路を遮断しておくことを可能とし、二次電池から流れる暗電流(待機電流)を少なくして、二次電池の過放電を防ぐことができる。
図1は車両用電源装置のシステム構成図である。(実施例) 図2は車両システム起動ルーチンのフローチャートである。(実施例) 図3は車両システム停止ルーチンのフローチャートである。(実施例) 図4はこの発明の基本となる車両用電源装置のシステム構成図である。(基本使用例) 図5は従来の車両用電源装置のシステム構成図である。(従来例)
この発明は、二次電池から流れる暗電流(待機電流)を少なくして、二次電池の過放電を防ぐ目的を、第一のDC/DCコンバータよりも待機電流の少ない第二のDC/DCコンバータを設けることにより、待機中には二次電池と第一のDC/DCコンバータとの間の電気経路を遮断しておくことを可能として実現する。
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1〜図3は、この発明の実施例を示すものである。
図1において、1は車両に搭載される車両用電源装置、2は車両システム、3は燃料電池システムである。
燃料電池システム3は、燃料電池4と、この燃料電池4に並列に接続した第1電気経路5としての第1正極用バス6及び第1負極用バス7で連絡したモータコントローラ8と、このモータコントローラ8に三相線9で連絡したモータ(電動機)10とを備える。
燃料電池4は、燃料及び酸化剤の供給を受けて発電するものである。
モータコントローラ8は、燃料電池4で発電された直流電力を三相交流電力に変換し、モータ10を駆動制御する。なお、このモータコントローラ8は、モータ10の駆動制御に加え、車両減速時には、モータ10の負トルクを電力に変換する回生制御を行う。
モータ10は、モータコントローラ8から供給された電力によって駆動する。このモータ10で発生した駆動力は、変速機を介して駆動輪に伝達される。
また、車両には、高電圧電気エネルギ貯蔵装置11としての二次電池12が搭載される。この二次電池12は、燃料電池4と並列に配設されるものであり、第1電気経路5としての第1正極用バス6及び第1負極用バス7に接続した第2電気経路13としての第2正極用バス14及び第2負極用バス15に接続し、モータコントローラ8への電力供給を補助すると共に、燃料電池4の発電電力や、車両減速時におけるモータコントローラ8からの回生電力を受け入れる。
燃料電池システム3においては、上記の高電圧の二次電池12以外の電気エネルギ貯蔵装置が存在しない。
第2正極用バス14及び第2負極用バス15の途中には、第1リレー16及び第2リレー17が設けられる。第1リレー16は、第1駆動コイル18と第1接点19とを備える。第2リレー17は、第2駆動コイル20と第2接点21とを備える。
この第1リレー16及び第2リレー17は、二次電池12と燃料電池4側の第1電気経路5としての第1正極用バス6及び第1負極用バス7との接続又は遮断を行うものである。
また、第1リレー16及び第2リレー17と二次電池12との間の第2正極用バス14及び第2負極用バス15には、第3電気経路22としての第3正極用バス23及び第3負極用バス24が接続して第一のDC/DCコンバータ(車両補機用DC/DCコンバータ)25が連絡する。第3正極用バス23の途中には、二次電池12と第一のDC/DCコンバータ25との間の第3電気経路22を導通又は遮断するリレーとしての第3リレー26が設けられている。この第3リレー26は、第3駆動コイル27と第3接点28とを備える。
第一のDC/DCコンバータ25には、第4電気経路29として、並列した低電圧出力バスである第4正極用バス30及び第4負極用バス31を介して車両補機類32に連絡する。
第一のDC/DCコンバータ25は、燃料電池4や二次電池12からの高電圧入力電力を低電圧(通常は12V系)電力に降圧し、この降圧した電力を車両補機類32に供給する。
この車両補機類32は、車両制御をする車両制御装置33を含むとともに、燃料電池4、モータコントローラ8、あるいは二次電池12等の制御・通信回路や燃料電池4に反応空気を供給するためのブロアファン等の機器を備える。
第1リレー16及び第2リレー17と二次電池12との間の第2正極用バス14及び第2負極用バス15には、第5電気経路34としての第5正極用バス35及び第5負極用バス36を介して第二のDC/DCコンバータ(起動用DC/DCコンバータ)37が連絡する。
この第二のDC/DCコンバータ37には、第6電気経路38として、前記第2リレー17の第2駆動コイル20を駆動するための第6正極用バス39及び第6負極用バス40が接続している。
また、この第6正極用バス39及び第6負極用バス40には、第7電気経路41として、前記第3リレー26の第3駆動コイル27を駆動するための第7正極用バス42及び第7負極用バス43が接続している。
出力側低電圧バスである第6正極用バス39には、第7正極用バス42の接続部位よりも第二のDC/DCコンバータ37側で、第一の手動スイッチ(キースイッチ)44が設けられている。
また、第6正極用バス39には、第一の手動スイッチ44を迂回するバイパスバス45に、第一の手動スイッチ44と並列に他のリレーである第4リレー46が設けられている。第一の手動スイッチ44は、運転者が車両システム2を起動させるためのものである。第4リレー46は、第4駆動コイル47と第4接点48とを備える。
これにより、第一の手動スイッチ44をオンにすることにより、運転者の操作により、車両システム2を起動したり停止したりすることが可能となる。また、車両システム2を停止するために第一の手動スイッチ44をオフした後でも、他のリレーである第4リレー46を導通することにより、車両制御装置33を含む車両補機類32に電力供給を継続して、車両停止の手続きを実行することが可能となる。
なお、第一の手動スイッチ44は、オフを検知するため、同時にオン/オフする二つの独立した接点を有する、いわゆる単入力二出力のスイッチである。第二のDC/DCコンバータ37の出力側に接続されている第一の手動スイッチ44は、その内の一つであり、もう一つの接点信号が車両制御装置33に入力され、第一の手動スイッチ44のオン/オフ状態を検知する。
第二のDC/DCコンバータ37は、第一のDC/DCコンバータ25と比較して、車両システム2の停止時における暗電流(待機電流)が非常に小さいものである。
また、第二のDC/DCコンバータ37は、二次電池12からの高電圧入力電力を低電圧(通常は12V系)電力に降圧し、この降圧した電力を、第一の手動スイッチ44及び並列に備えた第4リレー46を介して第2リレー17を駆動する第2駆動コイル20及び第3リレー26を駆動する第3駆動コイル27に供給する。
第二のDC/DCコンバータ37の出力側低電圧バスである第6正極用バス39及び第6負極用バス40は、第一のDC/DCコンバータ25の出力側低電圧バスである第4正極用バス30及び第4負極用バス31とは独立したものである。
このように、第一のDC/DCコンバータ25よりも暗電流(待機電流)の少ない第二のDC/DCコンバータ37を設けることにより、待機中には二次電池12と第一のDC/DCコンバータ25との間の第3電気経路22を遮断しておくことが可能となるため、二次電池12から流れる暗電流(待機電流)を少なくして、二次電池12の過放電を防ぐことができる。
第5正極用バス35の途中には、第二の手動スイッチ(メインスイッチ)49を設ける。この第二の手動スイッチ49は、第二のDC/DCコンバータ37の暗電流(待機電流)による二次電池12の過放電を防ぐことを目的としており、二次電池12の容量が暗電流(待機電流)によるエネルギ消費に比べて相対的に十分に大きい場合はこれを省略することも可能である。
よって、第二の手動スイッチ49をオフにすることにより、第二のDC/DCコンバータ37の待機中の暗電流(待機電流)が流れなくなるので、二次電池12の過放電を防ぐことができる。
第1リレー16と第4リレー46と第一の手動スイッチ44とは、車両制御装置33に連絡している。また、燃料電池4とモータコントローラ8も、車両制御装置33に連絡している。
加えて、第一のDC/DCコンバータ25及び第二のDC/DCコンバータ37の低電圧出力バスである第4正極用バス30及び第6正極用バス39には、第8電気経路50としての第8正極用バス51及び第9正極用バス52を接続してAC/DCコンバータ53が接続している。この第8正極用バス51及び第9正極用バス52には、第1電流逆流防止用ダイオード54及び第2電流逆流防止用ダイオード55が設けられている。また、AC/DCコンバータ53には、第4負極用バス31と第6負極用バス40とに接続する第8負極用バス56が接続している。
AC/DCコンバータ53は、入力部57に交流商用電源(AC)を接続することにより、低電圧バスである第4正極用バス30及び第6正極用バス39に直流電力を供給できるものである。
これにより、二次電池12が過放電になり、車両システム2が起動できない場合でも、外部の交流電源を利用して車両システム2を起動することができる。
これは、車両を非常に長期間放置した際等、万一、二次電池12が過放電状態となって車両システム2が起動できない場合に備えて、燃料電池システム3においては、第一のDC/DCコンバータ25及び第二のDC/DCコンバータ37の出力部に12V電源を供給するためのAC/DCコンバータ53を設けている。このAC/DCコンバータ53は、例えば、AC100V〜240V等の商用電源に入力部を接続することで、DC12Vを出力可能なものである。
なお、AC/DCコンバータ53は、車載としてもよいが、車両にDC12Vの入力部を設け、外付けのアダプタを接続する構成とすれば、車両システム2は、より小型化・簡素化できる。
次に、この実施例に係る電源制御について説明する。
先ず、車両システム起動ルーチンを、図2のフローチャートに基づいて説明する。
図2に示すように、第二のDC/DCコンバータ37の入力部の正極側に設けた第二の手動スイッチ49をオンとした状態において(ステップA01)、運転者が車両システム2の起動のための第一の手動スイッチ44をオンにすると(ステップA02)、第二のDC/Cコンバータ37は、入力部に接続された二次電池12からの高電圧を低電圧(12V系)に降圧する(ステップA03)。
これにより、二次電池12の負極側の第2リレー17の第2駆動コイル20と第一のDC/DCコンバータ25の正極入力側に設けた第3リレー26の第3駆動コイル27とに電源が供給され(ステップA04)、第2リレー17及び第3リレー26は、閉状態(オン)となる。
続いて、第一のDC/DCコンバータ25の入力側に二次電池12から電源が供給され(ステップA05)、出力側に接続された車両制御装置33や燃料電池制御装置等、各制御装置類、そして燃料電池4への送風ファン等の車両補機類32には、第一のDC/DCコンバータ25から、通常は12V等に降圧された電源が供給される。このようにして車両制御装置33に電源が供給されると、この車両制御装置33は燃料電池4やモータコントローラ8を起動する等、車両システム起動アルゴリズムを遂行し(ステップA06)、そして、車両制御装置33により第1リレー16と第4リレー46とをオンとし(ステップA07)、車両システム2の起動を完了する(ステップA08)。
なお、車両システム2の第一の手動スイッチ44と並列に設けた第4リレー46は、第一の手動スイッチ44をオフにした後の車両停止ルーチンにおいて、車両制御装置33等の制御装置類や車両補機類32への電源供給を継続するために、第2リレー17の第2起動コイル20と第3リレー26の第3駆動コイル27とに電源の供給を続けるためのものである。全ての車両停止ルーチンが終了した際に、車両制御装置33は、第4リレー46を開き(オフ)、車両システム2の遮断が完了する。
次いで、車両システム停止ルーチンを、図3のフローチャートに基づいて説明する。
図3に示すように、運転者が第一の手動スイッチ44をオフにすると(ステップB01)、車両制御装置33は車両システム2の停止アルゴリズムを実行する(ステップB02)。 そして、燃料電池システム3等が停止処理を行った後に、車両制御装置33により第1リレー16が開かれ(オフ)(ステップB03)、続いて、第4リレー46が開かれ(ステップB04)、その結果、第2リレー17及び第3リレー26が開かれて第一のDC/DCコンパータ25ヘの高電圧電源の供給が遮断されることにより(ステップB05)、車両制御装置33への12V電源の供給も途絶え、これにより、車両システム停止アルゴリズムが完了する(ステップB06)。
即ち、この実施例においては、第一のDC/DCコンバータ25と並列に小電力・低待機電力起動用の第二のDC/DCコンバータ37を備え、この第二のDC/DCコンバータ37からの出力により第一のDC/DCコンバータ25の入力側の第3リレー26を駆動することで、第一のDC/DCコンバータ25の出力部に接続された車両補機類32に電源を供給する。これにより、従来における起動用の低電圧電気エネルギ貯蔵装置がなくても、車両制御装置33を含む車両補機類32に電源を供給し、車両システム2を起動することができる。また、第一のDC/DCコンバータ25よりも暗電流(待機電流)が少ない第二のDC/DCコンバータ37を使用することで、高電圧電気エネルギ貯蔵装置11の過放電を防止することができる。
また、第二のDC/DCコンバータ37の入力部に第二の手動スイッチ49を設けたことにより、第二のDC/DCコンバータ37の待機時の暗電流(待機電流)の消費を防ぎ、車両システム2の停止時の高電圧電気エネルギ貯蔵装置11の過放電を防止することができる。
更に、第二のDC/DCコンバータ37の出力部に設けた第一の手動スイッチ44と並列に第4リレー46を設けたことにより、車両システム2の停止時に、第一の手動スイッチ44をオフにした後にも、車両制御装置33を含む車両補機類32に電力供給を継続し、車両停止アルゴリズムを実行することができる。
また、第二のDC/DCコンバータ37及び第一のDC/DCコンバータ25の出力側に12Vの電源を供給するためのAC/DCコンバータ53の出力側を設けたことにより、高電圧電気エネルギ貯蔵装置11が過放電状態となり車両システム2が起動できなくなった場合に、特別な高電圧直流電源を用いることなく、外部AC電源を使用して車両システム2を起動することができる。
なお、この実施例においては、以下のように種々応用改変が可能である。
例えば、第3リレー、第4リレー、第一の手動スイッチ及び第二の手動スイッチは、全て正極側のバスに挿入したが、夫々負極側のバスに挿入することも可能である。
また、第2リレーを第二のDC/DCコンバータの出力により駆動する構成としたが、第1リレー等と同様、車両制御装置の指示により駆動するものであっても構わない(但し、第3リレーは、第二のDC/DCコンバータからの駆動が必須である)。
更に、二次電池内にメンテナンス時等の際に回路を遮断するためのサービスプラグやサービスディスコネクトスイッチが具備されている場合は、第二の手動スイッチを省略することも可能である。
更にまた、第4リレー及び第一の手動スイッチは、第二のDC/DCコンバータの出力部に設けるものでなくとも、入力部に設けることも可能である。この場合も、第二の手動スイッチを省略することが可能である。
また、AC/DCコンバータを第一のDC/DCコンバータ及び第二のDC/DCコンバータの低電圧出力バスに接続する際に正極に具備する逆流防止用ダイオードは、負極側のバスに挿入することも可能である。
この発明の車両用電源装置を、各種車両に適用可能である。
1 車両用電源装置
2 車両システム
3 燃料電池システム
4 燃料電池
8 モータコントローラ
10 モータ
12 二次電池
22 第3電気経路(電気経路)
25 第一のDC/DCコンバータ(車両補機用DC/DCコンバータ)
26 第3リレー(リレー)
32 車両補機類
33 車両制御装置
37 第二のDC/DCコンバータ(起動用DC/DCコンバータ)
44 第一の手動スイッチ
46 第4リレー(他のリレー)
49 第二の手動スイッチ
53 AC/DCコンバータ

Claims (5)

  1. 二次電池と、この二次電池の電圧を降圧し補機に電力を供給する第一のDC/DCコンバータとを備える車両用電源装置において、前記二次電池と前記第一のDC/DCコンバータとの間の電気経路を導通又は遮断するリレーと、前記二次電池の電圧を降圧し前記リレーを導通する制御電圧を発生する第二のDC/DCコンバータとを備えることを特徴とする車両用電源装置。
  2. 前記第二のDC/DCコンバータの出力側には、第一の手動スイッチを備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用電源装置。
  3. 前記第二のDC/DCコンバータの入力側には、第二の手動スイッチを備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用電源装置。
  4. 前記第二のDC/DCコンバータの出力側に設けた前記第一の手動スイッチと並列に他のリレーを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に車両用電源装置。
  5. 前記第一のDC/DCコンバータ及び前記第二のDC/DCコンバータの出力側には、交流電圧を直流電圧に変換するAC/DCコンバータの出力側を接続したことを特徴とする請求項1に記載の車両用電源装置。
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