JP2011095401A - 液晶パネル及び液晶表示装置 - Google Patents
液晶パネル及び液晶表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011095401A JP2011095401A JP2009247861A JP2009247861A JP2011095401A JP 2011095401 A JP2011095401 A JP 2011095401A JP 2009247861 A JP2009247861 A JP 2009247861A JP 2009247861 A JP2009247861 A JP 2009247861A JP 2011095401 A JP2011095401 A JP 2011095401A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- retardation plate
- crystal cell
- polarizer
- retardation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Polarising Elements (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
【解決手段】電界が存在しない状態でホモジニアス配列に配向させた液晶分子を含む液晶層を備える液晶セル10と、液晶セルの一方の側に配置された第1の偏光子21と、液晶セルの他方の側に配置された第2の偏光子22と、液晶セルと第1の偏光子との間に配置されnx1>nz1>ny1を満たす第1の位相差板30と、液晶セルと第2の偏光子との間に配置されnx2>ny2≒nz2第2の位相差板40とを備え、これらの光学素子が所定方向に配置された液晶パネルにより上記課題が解決される。液晶セルと第1の位相差板と第2の位相差板とを一体とみなした光学素子の波長550nmの光に対する面内レターデーションRe0の絶対値が、(190nm〜360nm)×(2m+1)であることが好ましい。
【選択図】図1
Description
偏光子と液晶セルとの間にAプレートを配置することによってコーナームラの発生が解消されることを見出した。
図1を参照すると、本発明の液晶パネルに用いられる液晶セル10は、一対の基板11、11’と、基板11、11’間に挟持された表示媒体としての液晶層12とを有する。一般的な構成においては、一方の基板11に、カラーフィルター及びブラックマトリクスが設けられており、他方の基板11’に、液晶の電気光学特性を制御するスイッチング素子と、このスイッチング素子にゲート信号を与える走査線及びソース信号を与える信号線と、画素電極及び対向電極とが設けられている。上記基板11、11’の間隔(セルギャップ)は、スペーサー等によって制御できる。上記基板11、11’の液晶層12と接する側には、例えば、ポリイミドからなる配向膜等を設けることができる。
偏光子とは、自然光や所定の偏光を直線偏光に変換するものを指す。本発明の第1の偏光子21および第2の偏光子22としては、例えば、ポリビニルアルコール系フィルム、部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィルム等の親水性高分子フィルムに、ヨウ素や二色性染料等の二色性物質を吸着させて一軸延伸したもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物等ポリエン系配向フィルム等が挙げられる。これらのなかでも、ポリビニルアルコール系フィルムにヨウ素などの二色性物質を吸着させて一軸延伸した偏光子が、偏光二色比が高く特に好ましい。これら偏光子の厚さは特に制限されないが、一般的に、1〜80μm程度である。
(面内レターデーション)
本発明の液晶パネルにおいて、第1の位相差板30は、液晶セル10と第1の偏光子21との間に配置される。第1の位相差板は、nx1>nz1>ny1を満たす。nx1,ny1,nz1は、ぞれぞれ、第1の位相差板の面内の遅相軸方向の屈折率、面内の進相軸方向の屈折率、厚み方向の屈折率を表す。
100nm≦(nx1−ny1)・d≦350nm ・・・(1)
0.1≦(nx1−nz1)/(nx1−ny1)≦0.9 ・・・(2)
ただし、d1は第1の位相差板の厚みである。
第1の位相差板30を形成する材料は特に限定されないが、光弾性係数の絶対値が2×10−11m2/N以下のものが好適に用いられる。光弾性係数の絶対値は、2×10−13m2/N〜1×10−11m2/Nであることがより好ましく、1×10−12m2/N〜1×10−11m2/Nであることがより好ましい。光弾性係数の絶対値がこのような範囲であれば、加熱時の収縮応力が発生した場合に位相差変化が生じにくい。そのため、液晶パネルの光学特性の変化が抑制される。なお、光弾性係数が過度に小さいと、レターデーションの発現性が小さくなる傾向があるため、面内レターデーションRe1を所望の範囲とすることが困難となる場合がある。光弾性係数は、樹脂等の化学構造に固有の値であるが、光弾性係数の符号(正負)が異なる複数の成分を共重合、あるいは混合することによって、光弾性係数を低く抑制することも可能である。
第1の位相差板は、一般に、樹脂等の材料から形成されたフィルムを延伸することにより得られる。フィルムを形成する方法としては、任意の適切な成形加工法が採用され得る。なお、上記環状ポリオレフィン系樹脂および上記セルロース系樹脂等は、多くのフィルム製品が市販されているので、当該市販フィルムをそのまま延伸処理に供してもよい。
(面内レターデーション)
本発明の液晶パネルにおいて、第2の位相差板40は、液晶セル10と第2の偏光子22との間に配置される。第2の位相差板は、nx2>ny2≒nz2を満たすポジティブAプレートである。nx2,ny2,nz2は、ぞれぞれ、第2の位相差板の面内の遅相軸方向の屈折率、面内の進相軸方向の屈折率、厚み方向の屈折率を表す。
第2の位相差板40としては、光弾性係数の絶対値が2×10−11m2/N以下のものが好適に用いられる。光弾性係数の絶対値は、2×10−13m2/N〜1×10−11m2/Nであることがより好ましく、1×10−12m2/N〜1×10−11m2/Nであることがより好ましい。光弾性係数の絶対値がこのような範囲であれば、加熱時の収縮応力が発生した場合に位相差変化が生じにくい。そのため、液晶パネルの光学特性の変化が抑制される。なお、光弾性係数が過度に小さいと、レターデーションの発現性が小さくなる傾向があるため、面内レターデーションRe2を前記範囲とすることが困難となる場合がある。光弾性係数は、樹脂等の化学構造に固有の値であるが、光弾性係数の符号(正負)が異なる複数の成分を共重合、あるいは混合することによって、光弾性係数を低く抑制することも可能である。
このような光弾性係数を満足し得る材料としては、第1の位相差板に関して前記したのと同様のものを好適に用いることができる。フィルムの形成方法についても第1の位相差板に関して前記したのと同様に、任意の適切な方法が採用され得る。また、延伸方法としては、任意の適切な延伸方法が採用され得る。
以下、本発明の液晶パネル100における、液晶セル10、第1ならびに第2の偏光子21,22、第1の位相差板30、第2の位相差板40およびその他の光学素子の配置、並びに積層方法について説明する。
図1および図2Aならびに図2Bを参照すると、第1の位相差板30は、第1の偏光子21と液晶セル10との間に配置される。第1の位相差板30と第1の偏光子21とは直接積層してもよく、偏光子保護フィルム(図示せず)を介して積層することもできる。
中でも、ポリビニルアルコール系樹脂を主成分とするものが用いられる。また、第1の位相差板と第1の偏光子とを直接積層する場合にも、同様の接着剤が好適に用いられる。
図1を参照すると、第1の位相差板30は液晶セルの基板11と積層される。第1の位相差板と液晶セルの基板とは、接着剤層または粘着剤層を介して積層一体化されることが好ましく、特に粘着剤層を介して積層することが好ましい。粘着剤層としては、前記したのと同様のものを好ましく用い得る。また、第1の位相差板30と液晶セルの基板11との間にその他の光学層を配置することもできるが、その場合は、当該光学層が光学等方性であることが好ましい。
図1および図2Aならびに図2Bを参照すると、第2の位相差板40は、第2の偏光子22と液晶セル10との間に配置される。第2の位相差板40と第1の偏光子21とは、第1の位相差板30と第1の偏光子21との積層に関して前記したのと同様に、直接積層してもよく、偏光子保護フィルム(図示せず)を介して積層することもできる。第2の位相差板40と第2の偏光子22との間に偏光子保護フィルムを有する場合、当該偏光子保護フィルムは、実質的に複屈折を有さない光学等方性層であることが好ましい。これらの積層に用いる接着剤層や粘着剤層の形成に関しては、前記したのと同様の接着剤や粘着剤を好適に用いることができる。
図1を参照すると、第2の位相差板40は液晶セルの基板11’と積層される。第2の位相差板と液晶セルの基板とは、接着剤層または粘着剤層を介して積層一体化されることが好ましく、特に粘着剤層を介して積層されることが好ましい。粘着剤層としては、前記したのと同様のものを好ましく用い得る。また、第2の位相差板40と液晶セルの基板11’との間にその他の光学層を配置することもできるが、その場合は、当該光学層が光学等方性であることが好ましい。
これまで述べたように、本発明の液晶パネルは、液晶セル10、第1の偏光子21、第2の偏光子22、第1の位相差板30及び第2の位相差板40を配置することによって得ることができる。その製造過程においては、上記部材を順次別個に積層する方式にても形成することができるし、予めいくつかの部材を積層したものを用いることもできる。また、その積層順序も特に制限されない。
上記の液晶パネルは、パーソナルコンピューター、液晶テレビ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)等の液晶表示装置に好適に用いられる。
レターデーション値は、平行ニコル回転法を原理とする位相差計(王子計測機器社製 製品名「KOBRA−WPR」)を用いて、波長550nmの光で測定した。正面(法線)方向、及び遅相軸中心でフィルムを40°傾けた際のレターデーションを測定し、これらの値から、面内屈折率が最大となる方向、それと直交する方向、フィルムの厚み方向それぞれの屈折率nx、ny、nzを装置付属のプログラムにより算出した。これらの値及び厚みdから、面内レターデーション:Re=(nx−ny)×d、およびNZ係数:(nx−nz)/(nx−ny)を求めた。
なお、三次元屈折率の計算に際して必要となるフィルムの厚みは、アンリツ社製デジタルマイクロメーター「KC−351C型」を使用して測定した。また、屈折率はアッベ屈折率計[アタゴ社製製品名「DR−M4」]を用いて測定した。
輝度の測定には、輝度測定装置(TOPCON BM−5A)を用いた。液晶パネルの使用前の初期状態、および加熱試験内に95℃×24時間投入後室温に15分間放置下後のそれぞれについて、輝度約10000cd/m2)の高輝度バックライト上に液晶パネルを配置し、23℃の暗室にて、黒画像を表示させた状態での画面中央部および4隅それぞれについて、正面方向の黒輝度測定を行った。
(第1の位相差板の作製)
ノルボルネン系樹脂フィルム(JSR社製:アートンFLZU130D0、厚み130μm)を用い、特開2006−72309号公報の実施例16に記載の方法により、波長550nmの光に対するレターデーションが270nm、NZ係数が0.5の位相差板を得た。
ノルボルネン系樹脂フィルム(日本ゼオン社製:ゼオノア 厚み60μm)を、ロール延伸機により自由端一軸延伸し、波長550nmの光に対するレターデーションが30nm、NZ係数が1.0の位相差板(Aプレート)を得た。
(偏光板)
ヨウ素を吸着させて一軸延伸したポリビニルアルコール系フィルムからなる偏光子の両面に偏光子保護フィルムを有する偏光板(日東電工社製 NPF−CWQ1463CU)を用いた。なお、液晶セルとの貼り合せに際しては、面内レターデーションおよび厚み方向レターデーションの両者が略ゼロである偏光子保護フィルムが貼り合わされた面が液晶セル側となるようにして用いた。
前記第1の位相差板の遅相軸方向と、偏光板の吸収軸方向が平行となるように、第1の位相差板および偏光板を連打機で打ち抜き、単板単板貼りあわせ機を用いて、アクリル系粘着剤を介して偏光板に第1の位相差板が貼り合わされた第1の補償層付き偏光板を得た。同様に、前記第2の位相差板と偏光板とを、第2の位相差板の遅相軸方向と、偏光板の吸収軸方向が平行となるように貼り合わせて、第2の補償層付き偏光板を得た。
波長550nmの光に対するレターデーション値が370nmであるIPSモードの液晶セルを用いた。
上記液晶セルの視認側の表面に、前記第1の補償層付き偏光板を、偏光子の吸収軸方向が液晶セルの初期配向方向と直交し、かつ、位相差板が液晶セルと対向するように、アクリル系粘着剤(厚み20μm)を介して積層した。次いで、上記液晶セルの光源側の表面に、前記第2の補償層付き偏光板を、偏光子の吸収軸方向と液晶セルの初期配向方向とが平行であり、かつ、位相差板が液晶セルと対向するように、アクリル系粘着剤(厚み20μm)を介して積層して、液晶パネルを作製した。
上記比較例1において、第2の位相差板として、表1に示すレターデーションを有するAプレートを用いた以外は、上記比較例1と同様にして、液晶パネルを作製した。
上記比較例1において、光源側の偏光板として、第2の位相差板が貼り合わされた第2の補償層付き偏光板を用いる代わりに、光学補償層を有していない偏光板(日東電工社製 NPF−CWQ1463CU)を用いた以外は、比較例1と同様にして、液晶パネルを作製した。
上記比較例1において、液晶セルとして、波長550nmの光に対するレターデーション値が370nmであるIPSモードの液晶セルを用い、第2の位相差板として、表1に示すレターデーションを有するAプレートを用いた以外は、上記比較例1と同様にして液晶パネルを作製した。
(第1の位相差板の作製)
ノルボルネン系樹脂フィルム(JSR社製:アートンFLZU130D0、厚み130μm)を用い、特開2006−72309号公報の実施例20に記載の方法により、波長550nmの光に対するレターデーションが180nm、NZ係数が0.4の位相差板を得た。
上記比較例1において、第1の位相差板として上記の波長550nmの光に対するレターデーションが180nm、NZ係数が0.4の位相差板を用い、第2の位相差板として、表1に示すレターデーションを有するAプレートを用いた以外は、上記比較例1と同様にして液晶パネルを作製した。
(補償層付き偏光板)
前記比較例1において、第1の位相差板の遅相軸方向と偏光板の吸収軸方向とを平行とする代わりに両者が直交するように積層した以外は、比較例1と同様にして第1の補償層付き偏光板を得た。第2の補償層付き偏光板としては、前記比較例1で用いたのと同様の補償層付き偏光板を用いた。
前記比較例1と同様に、波長550nmの光に対するレターデーション値が370nmであるIPSモードの液晶セルを用いた。
上記液晶セルの視認側の表面に、第1の補償層付き偏光板を、偏光子の吸収軸方向が液晶セルの初期配向方向と直交し、かつ、位相差板が液晶セルと対向するように、アクリル系粘着剤(厚み20μm)を介して積層した。次いで、上記液晶セルの光源側の表面に、前記第2の補償層付き偏光板を、偏光子の吸収軸方向と液晶セルの初期配向方向とが平行であり、かつ、位相差板が液晶セルと対向するように、アクリル系粘着剤(厚み20μm)を介して積層して、液晶パネルを作製した。
上記比較例7において、第2の位相差板として、表2に示すレターデーションを有するAプレートを用いた以外は、上記比較例7と同様にして、液晶パネルを作製した。
上記比較例7において、第2の位相差板として、ノルボルネン系樹脂フィルム(日本ゼオン社製:ゼオノア 厚み60μm)を、逐次二軸延伸し、波長550nmの光に対するレターデーションが170nm、NZ係数が2.0の二軸プレートを用いたこと以外は、比較例7と同様にして、液晶パネルを作製した。
上記比較例7において、光源側の偏光板として、第2の位相差板が貼り合わされた第2の補償層付き偏光板を用いる代わりに、光学補償層を有していない偏光板(日東電工社製 NPF−CWQ1463CU)を用いた以外は、比較例7と同様にして、液晶パネルを作製した。
上記比較例7において、液晶セルとして、波長550nmの光に対するレターデーション値が370nmであるIPSモードの液晶セルを用い、第2の位相差板として、表2に示すレターデーションを有するAプレートを用いた以外は、上記比較例7と同様にして液晶パネルを作製した。
上記比較例7において、第1の位相差板として、前記実施例9〜11と同様に、波長550nmの光に対するレターデーションが180nm、NZ係数が0.4の位相差板を用い、第2の位相差板として、表2に示すレターデーションを有するAプレートを用いた以外は、上記比較例7と同様にして液晶パネルを作製した。
10n 初期配向方向
11、11’ 基板
12 液晶層
21,22 偏光子
21a,22a 吸収軸方向
30,40 位相差板
30e,40e 遅相軸方向
100 液晶パネル
110 プリズムシート
120 導光板
130 光源
200 液晶表示装置
Claims (7)
- 電界が存在しない状態でホモジニアス配列に配向させた液晶分子を含む液晶層を備える液晶セルと、
液晶セルの一方の側に配置された第1の偏光子と、
液晶セルの他方の側に配置された第2の偏光子と、
液晶セルと第1の偏光子との間に配置された、nx1>nz1>ny1を満たす第1の位相差板と、
液晶セルと第2の偏光子との間に配置された、nx2>ny2≒nz2を満たす第2の位相差板と、を備え、
第1の偏光子の吸収軸方向と第2の偏光子の吸収軸方向とは直交しており、
液晶セルの初期配向方向と、第1の位相差板の遅相軸方向とは平行であるかまたは直交しており、
液晶セルの初期配向方向と、第2の位相差板の遅相軸方向と、第2の偏光子の吸収軸方向とはそれぞれ平行であり、
液晶セルと第1の位相差板と第2の位相差板とを一体とみなした光学素子の波長550nmの光に対する面内レターデーションRe0の絶対値が、(190nm〜360nm)×(2m+1)である液晶パネル(ただし、nx1,ny1,nz1は、ぞれぞれ、第1の位相差板の面内の遅相軸方向の屈折率、面内の進相軸方向の屈折率、厚み方向の屈折率を表し、nx2,ny2,nz2は、ぞれぞれ、第2の位相差板の面内の遅相軸方向の屈折率,面内の進相軸方向の屈折率,厚み方向の屈折率を表し、mは0以上の整数を表す)。 - 液晶セルの初期配向方向と、第1の位相差板の遅相軸方向とが直交しており、|Recell−Re1+Re2|が、(190nm〜360nm)×(2m+1)の範囲内である、請求項1に記載の液晶パネル(ただし、Recell,Re1,およびRe2は、それぞれ液晶セル,第1の位相差板,および第2の位相差板の波長550nmの光に対する面内レターデーションを表す)。
- 液晶セルの初期配向方向と、第1の位相差板の遅相軸方向とが平行であり、|Recell+Re1+Re2|が、(190nm〜360nm)×(2m+1)の範囲内である、請求項1に記載の液晶パネル(ただし、Recell,Re1,およびRe2は、それぞれ液晶セル,第1の位相差板,および第2の位相差板の波長550nmの光に対する面内レターデーションを表す)。
- 液晶セルがIPSモード、FFSモード、またはFLCモードのいずれかである、請求項1〜3のいずれかに記載の液晶パネル。
- 第2の位相差板の光弾性係数が2×10−11m2/N以下である請求項1〜4のいずれかに記載の液晶パネル。
- 第1の位相差板の光弾性係数が2×10−11m2/N以下である請求項1〜5のいずれかに記載の液晶パネル。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の液晶パネルを備える液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009247861A JP5261346B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 液晶パネル及び液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009247861A JP5261346B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 液晶パネル及び液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011095401A true JP2011095401A (ja) | 2011-05-12 |
JP5261346B2 JP5261346B2 (ja) | 2013-08-14 |
Family
ID=44112403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009247861A Active JP5261346B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 液晶パネル及び液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5261346B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013531277A (ja) * | 2010-06-30 | 2013-08-01 | 東友ファインケム株式会社 | 複合構成偏光板セット及びこれを備えたipsモード液晶表示装置 |
JP2015025830A (ja) * | 2013-03-29 | 2015-02-05 | 富士フイルム株式会社 | 液晶表示装置 |
WO2017170019A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 住友化学株式会社 | 偏光板のセット及びそれを用いたipsモード液晶表示装置 |
JP2017181871A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 住友化学株式会社 | 偏光板のセット及びそれを用いたipsモード液晶表示装置 |
JP2017211568A (ja) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | 住友化学株式会社 | Ipsモード用の偏光板のセット |
WO2018061959A1 (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 住友化学株式会社 | 偏光板のセット及びそれを用いたipsモード液晶表示装置 |
JP2018060148A (ja) * | 2016-03-31 | 2018-04-12 | 住友化学株式会社 | 偏光板のセット及びそれを用いたipsモード液晶表示装置 |
JP2018060151A (ja) * | 2016-05-27 | 2018-04-12 | 住友化学株式会社 | Ipsモード用の偏光板のセット及びそれを用いたipsモード液晶表示装置 |
CN108885369A (zh) * | 2016-03-31 | 2018-11-23 | 住友化学株式会社 | 偏振板组和使用了该偏振板组的ips模式液晶显示装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11305217A (ja) * | 1998-04-16 | 1999-11-05 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 液晶表示装置 |
WO2007004399A1 (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-11 | Konica Minolta Opto, Inc. | 透過型液晶表示装置 |
JP2007017466A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Nitto Denko Corp | 液晶パネルおよび液晶表示装置 |
-
2009
- 2009-10-28 JP JP2009247861A patent/JP5261346B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11305217A (ja) * | 1998-04-16 | 1999-11-05 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 液晶表示装置 |
WO2007004399A1 (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-11 | Konica Minolta Opto, Inc. | 透過型液晶表示装置 |
JP2007017466A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Nitto Denko Corp | 液晶パネルおよび液晶表示装置 |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013531277A (ja) * | 2010-06-30 | 2013-08-01 | 東友ファインケム株式会社 | 複合構成偏光板セット及びこれを備えたipsモード液晶表示装置 |
JP2015025830A (ja) * | 2013-03-29 | 2015-02-05 | 富士フイルム株式会社 | 液晶表示装置 |
US9740060B2 (en) | 2013-03-29 | 2017-08-22 | Fujifilm Corporation | Liquid crystal display device |
CN108885369A (zh) * | 2016-03-31 | 2018-11-23 | 住友化学株式会社 | 偏振板组和使用了该偏振板组的ips模式液晶显示装置 |
JP2017181871A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 住友化学株式会社 | 偏光板のセット及びそれを用いたipsモード液晶表示装置 |
JP2018060148A (ja) * | 2016-03-31 | 2018-04-12 | 住友化学株式会社 | 偏光板のセット及びそれを用いたipsモード液晶表示装置 |
WO2017170019A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 住友化学株式会社 | 偏光板のセット及びそれを用いたipsモード液晶表示装置 |
CN108885369B (zh) * | 2016-03-31 | 2021-03-16 | 住友化学株式会社 | 偏振板组和使用了该偏振板组的ips模式液晶显示装置 |
JP2017211568A (ja) * | 2016-05-27 | 2017-11-30 | 住友化学株式会社 | Ipsモード用の偏光板のセット |
JP2018060151A (ja) * | 2016-05-27 | 2018-04-12 | 住友化学株式会社 | Ipsモード用の偏光板のセット及びそれを用いたipsモード液晶表示装置 |
WO2018061959A1 (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 住友化学株式会社 | 偏光板のセット及びそれを用いたipsモード液晶表示装置 |
KR20190054103A (ko) * | 2016-09-29 | 2019-05-21 | 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 | 편광판의 세트, 및 그것을 이용한 ips 모드 액정 표시 장치 |
TWI720253B (zh) * | 2016-09-29 | 2021-03-01 | 日商住友化學股份有限公司 | 偏光板組及使用該偏光板組之ips模式液晶顯示裝置 |
KR102364949B1 (ko) | 2016-09-29 | 2022-02-17 | 스미또모 가가꾸 가부시키가이샤 | 편광판의 세트, 및 그것을 이용한 ips 모드 액정 표시 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5261346B2 (ja) | 2013-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5261346B2 (ja) | 液晶パネル及び液晶表示装置 | |
JP5311605B2 (ja) | 液晶パネルおよび液晶表示装置 | |
KR100835156B1 (ko) | 액정 패널, 액정 텔레비전 및 액정 표시 장치 | |
JP3880996B2 (ja) | 楕円偏光板および液晶表示装置 | |
JP5127046B2 (ja) | 積層光学フィルム、積層光学フィルムを用いた液晶パネルおよび液晶表示装置 | |
WO2006100901A1 (ja) | 液晶パネル、液晶テレビおよび液晶表示装置 | |
JP2008165185A (ja) | 積層光学フィルム、積層光学フィルムを用いた液晶パネル、および液晶表示装置 | |
JP7280009B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2009053614A (ja) | 積層光学フィルム、積層光学フィルムを用いた液晶パネルおよび液晶表示装置 | |
TW202004290A (zh) | 疊層以及包括其的液晶顯示器 | |
JP2008181082A (ja) | 液晶パネルおよびそれを用いた液晶表示装置 | |
JP5261317B2 (ja) | 液晶パネル及び液晶表示装置 | |
WO2019009145A1 (ja) | 液晶表示装置 | |
US9618795B2 (en) | Liquid crystal panel and liquid crystal display | |
JP2017194672A (ja) | 液晶表示装置 | |
JP4911777B2 (ja) | 液晶パネルおよび液晶表示装置 | |
JP2012252084A (ja) | 液晶パネルおよび液晶表示装置 | |
JP2012145732A (ja) | 液晶パネルおよび液晶表示装置 | |
WO2017183498A1 (ja) | 液晶表示装置 | |
JP5084029B2 (ja) | 積層光学フィルム、積層光学フィルムを用いた液晶パネルおよび液晶表示装置 | |
JP5497546B2 (ja) | 液晶パネルおよび液晶表示装置 | |
JP2008191376A (ja) | 液晶パネルおよび液晶表示装置 | |
JP2008268786A (ja) | 組み合わせ型偏光板 | |
JP2012145731A (ja) | 液晶パネルおよび液晶表示装置 | |
JP7389656B2 (ja) | 画像表示装置およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121128 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121128 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130423 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130426 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5261346 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |