JP2011094896A - 蒸発器を備えた室外機 - Google Patents

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和人 中谷
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誠 朔晦
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Abstract

【課題】蒸発器を載置した底板に曲げ部を設けることで底板の強度を確保するとともに、その曲げ部に対向する蒸発器の部位においても、空気との熱交換を可能とすることで、蒸発器の熱交換効率の向上を実現した蒸発器を備えた室外機を提供すること。
【解決手段】放熱器5、蒸発器7を接続して形成した冷媒回路の少なくとも一部と、前記蒸発器7を載置し、かつ、前記蒸発器7に対向するように設けられた曲げ部17aを有する底板17とを備え、前記曲げ部17aに開口部17cを設けたことを特徴とするもので、蒸発器7を載置した底板17に曲げ部17aを設けることで底板17の強度を確保するとともに、その曲げ部17aに対向する蒸発器7の部位においても空気との熱交換を可能とすることで、蒸発器7の熱交換効率の向上を実現できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、蒸発器を備えた室外機に関するものである。
従来、この種の蒸発器を備えた室外機は、凹状あるいは、略L字状に折り曲げられた空気−冷媒熱交換器を底板に載置し、この空気−冷媒熱交換器に通風させる送風ファンを空気−冷媒熱交換器の前方に配置し、冷媒を循環させる冷媒回路を設け、この冷媒と熱交換を行う水−冷媒熱交換器を、空気−冷媒熱交換器の前方、送風ファンの下方に配している(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
図7、図8は、上記従来の蒸発器を備えた室外機を示すものであり、図7は正面内観図、図8は、図7のB−B要部断面図である。
これに示すように、底板101の上に略L字状に曲げて形成された空気−冷媒熱交換器102を配置し、水−冷媒熱交換器103は送風回路104の下方に配置されており、送風回路104には送風ファン105が設けられている。
また、底板101に載置されている空気−冷媒熱交換器102は、連結桟106の座部106aに載置されており、底板101と空気−冷媒熱交換器102のフィンの最下端は底板101の外周の曲げ部101aよりも高い位置にあり、底板101と空気−冷媒熱交換器102とは、底板101の曲げ部101aの高さ101bよりも大きな間隙107が生じている。
さらに、空気−冷媒熱交換器102は複数列の集熱熱交換器で構成されており、外側列には102a、内側列102bがあり、内側列102bの下方部は外側列102aより所定長さ短く構成されており、下方部の空気の流通を良化している。
水−冷媒熱交換器103の外方には、水−冷媒熱交換器103を覆う水−冷媒熱交換器カバー108があり、この水−冷媒熱交換器108と空気−冷媒熱交換器102の外側列102aとの間にも、空隙108aが設けられている。また、送風回路104と、仕切板109を介して隔離された位置には、圧縮機110が配されている。
特開2003−383541号公報
しかしながら、前記従来の構成では、底板101と空気−冷媒熱交換器102の間に間隙107が設けられているために、送風ファン105で強制的に送られた空気は、空気−冷媒熱交換器102の外側列集熱熱交換器102a、内側列集熱熱交換器102bを通過する空気と、空気−冷媒熱交換器102下方の間隙107を通過する空気と分けられる。
ところが、空気−冷媒熱交換器102下方の間隙107を通過する空気は、熱交換に寄与しないための、効率が低下してしまうという課題を有していた。
また、空気の流通を良化するために、内側列集熱熱交換器102bの下方部は外側列集
熱熱交換器102aより所定長さ短くしており、結果的に、空気−冷媒熱交換器102の面積が減じており、同じく効率の低下をももたらすという課題も有していた。
前記従来の課題を解決するために本発明は、蒸発器を載置した底板に曲げ部を設けることで底板の強度を確保するとともに、その曲げ部に対向する蒸発器の部位においても、空気との熱交換を可能とすることで、蒸発器の熱交換効率の向上を実現した蒸発器を備えた室外機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の蒸発器を備えた室外機は、圧縮機、放熱器、減圧手段、蒸発器を接続して形成した冷媒回路の少なくとも一部と、前記蒸発器に空気を送風する送風手段と、前記蒸発器を載置し、かつ、前記蒸発器に対向するように設けられた曲げ部を有する底板とを備え、前記曲げ部に開口部を設けたことを特徴とするもので、蒸発器を載置した底板に曲げ部を設けることで底板の強度を確保するとともに、その曲げ部に対向する蒸発器の部位においても、空気との熱交換を可能とすることで、蒸発器の熱交換効率の向上を実現できる。
本発明によれば、蒸発器を載置した底板に曲げ部を設けることで底板の強度を確保するとともに、その曲げ部に対向する蒸発器の部位においても、空気との熱交換を可能とすることで、蒸発器の熱交換効率を向上を実現した蒸発器を備えた室外機を提供できる。
本発明の実施の形態1におけるヒートポンプユニットの側断面図 同ヒートポンプユニットの要部断面図 (a)同ヒートポンプユニットの上方図(b)同ヒートポンプユニットの正面図 同ヒートポンプユニットの配管回路図 同ヒートポンプユニットの運転効率を示す図 同ヒートポンプユニットの要部断面図 従来のヒートポンプユニットの正面図 同ヒートポンプユニットの要部断面図
第1の発明は、圧縮機、放熱器、減圧手段、蒸発器を接続して形成した冷媒回路の少なくとも一部と、前記蒸発器に空気を送風する送風手段と、前記蒸発器を載置し、かつ、前記蒸発器に対向するように設けられた曲げ部を有する底板とを備え、前記曲げ部に開口部を設けたことを特徴とする蒸発器を備えた室外機で、蒸発器を載置した底板に曲げ部を設けることで底板の強度を確保するとともに、その曲げ部に対向する蒸発器の部位においても、空気との熱交換を可能とすることで、蒸発器の全面積を熱交換に有効に活用することができ、蒸発器の熱交換効率の向上を実現できる。
第2の発明は、蒸発器に対向しない方向で、かつ、開口部が下方に向くように、曲げ部に切り起こし部を形成することを特徴とするもので、底板を通過する空気の流れをコアンダ効果により、蒸発器に流れやすくすることで、蒸発器の熱交換性能を向上させるとともに、切り起こし部にて開口部が隠れることで見栄えを良くすること、及び、開口部で手を切るなどの不安全性を回避することができ、性能向上、デザイン性、安全性を向上できる。
第3の発明は、蒸発器の最下端面と底板とを密着させたことを特徴とするもので、蒸発
器の全面の熱交換性能を良化することで、効率向上を図ることができる。また、室外機の本体高さに対して、蒸発器が同じ面積でも上端を低くできるので、本体の高さ方向のコンパクト化を実現できる。
第4の発明は、蒸発器は、複数枚のフィンを複数本の配管で貫通して形成した集熱熱交換器から構成され、前記集熱熱交換器を複数列とし、後列と前列の集熱熱交換器の上端及び下端を同一位置としたことを特徴とするもので、同一高さとしても、底板から流入する空気で、熱交換が促進され、効率の向上を図ることができる。
第5の発明は、放熱器は水−冷媒熱交換器で、蒸発器の風下側の底板に載置するとともに、前記蒸発器の風下側と、前記水−冷媒熱交換器の風上側との間隙を、4mm以上としたことを特徴とするもので、底板から流入した空気を蒸発器を通過させ、水−冷媒熱交換器の沿って流すことで、蒸発器の熱交換効率を向上させるとともに、蒸発器の面積を極力大きくすることもでき、熱交換効率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるヒートポンプユニットの側面図、図2は第1の実施の形態におけるヒートポンプユニットの要部断面図、図3は第1の実施の形態におけるヒートポンプユニットの正面図と上面図、図4は冷凍サイクル、給湯サイクルを記した配管回路図である。
まず、図1、図3、図4において、1は蒸発器を備えた室外機であるヒートポンプユニット、2はヒートポンプユニット1と配管3で繋がったタンクユニットである。図4の配管回路図で説明を行うが、ヒートポンプユニット1には、圧縮機4、放熱器である水−冷媒熱交換器5、減圧手段である膨張弁6、蒸発器である空気−冷媒熱交換器7があり、圧縮機4、水−冷媒熱交換器5、減圧手段6、空気−冷媒熱交換器7を順次環状に接続して閉回路を構成し、冷媒を循環させるヒートポンプサイクルである冷媒回路8を構成している。図1は、図3のA−A断面図で、図2は、図1の要部拡大図である。
9は蒸発器である空気−冷媒熱交換器7に空気を搬送する送風手段である送風ファンである。一方、タンクユニット2を構成する給湯サイクル10は、ヒートポンプユニット1内にある放熱器5と熱交換を行って水道水などを温水に変える水−冷媒熱交換器11(例えば、放熱器5と一体形状となっている二重管構造の熱交換器)と、水−冷媒熱交換器11にて得た温水を貯める貯湯タンク12と、貯湯タンク12や水−冷媒熱交換器11に水道水を入水する入水管13と、貯湯タンク12や水−冷媒熱交換器11から温水を蛇口やシャワーの給湯端末14に給湯する給湯管15と、貯湯タンク12内の低温の水を、水−冷媒熱交換器9に送水する給湯循環水ポンプ16などで構成されている。
図3は、図4で示した部品をレイアウトした、ヒートポンプユニット1の正面内観図と上面内観図であり、圧縮機4は底板17に載置されている。この底板17は、上面図で見ると略長方形形状であり、底板17には端面を空気−冷媒熱交換器7に対向するように上方に曲げて形成した曲げ部17aを設けて箱状とすることで、強度を確保している。
曲げ部17aの高さは、17bである。放熱器5(水−冷媒熱交換器11)は二重管構造の熱交換器であり、コンパクトになるようにトグロを巻いた形で構成され、同じく底板17上に載置されている。18は、放熱器5(水−冷媒熱交換器11)をカバーする水−冷媒熱交換器カバーであり、板金で構成され、全域カバーする形になっている。
19は水−冷媒熱交換器カバー18の内方にあり、放熱器(水−冷媒熱交換器)5の断熱性を高めるために、発泡スチロールで構成された、水−冷媒熱交換器断熱材である。7は蒸発器である空気−冷媒熱交換器であり、上面図ではL字状に折り曲げられた形をしており、底板17に載置されている。
この空気−冷媒熱交換器7は複数枚のフィン7cを複数本の配管7dで貫通して形成した集熱熱交換器で構成されており、この集熱熱交換器を複数設け、外方が外側列集熱熱交換器7a、前方が内側列集熱熱交換器7bとなっており、この二つの集熱熱交換器の高さはほぼ同じとしている。
9は、空気−冷媒熱交換器7の内方、水−冷媒熱交換器カバー18の上方に配された送風ファンであり、空気−冷媒熱交換器7に強制的に空気を通過させ、冷媒と熱交換を行う。19は、送風ファン8を駆動する送風モータ、20は送風モータ19を保持するモータ台であり、21はモータ台20を保持するために、水−冷媒熱交換器カバー18上に設けられた、モータ台支持である。
22は、送風ファン8の前方に配され、格子状の開口を有するファンカバーである。23は、送風ファン8、水−冷媒熱交換器5の部分と、圧縮機4の部分を隔離するための、仕切板である。24は底板17に設けられた脚金具であり、底板24、ひいては全荷重を保持している。
17cは底板17の曲げ部17aを介して空気−冷媒熱交換器7に連通するように設けられた開口部であり、曲げ部17aの内方から外方に向かって切り起こし部17dを設け、この切り起こし部17dの端面にて開口部17cを形成し、下方に設けた形状としてある。
また、この開口部17cは、図3で示すように、空気−冷媒熱交換器7の後方、あるいは側方の底板17の曲げ部に設けられている。特に、略長方形状の底板17の角部17e付近には設けられておらず、空気−冷媒熱交換器7と、曲げ部17aの距離が短く、空気−冷媒熱交換器7の直線部と相対する部分の曲げ部17aに複数個設けられている。
また、ヒートポンプユニットの冷媒回路8に用いられている冷媒は、炭酸ガスとしている。
以下、図面に基づいて、上記ヒートポンプ給湯機の動作を説明する。
圧縮機4を運転すると、高圧まで圧縮されて吐出された冷媒である炭酸ガスは、放熱器5(水−冷媒熱交換器11)に送られ、貯湯タンク12の下方より、給湯循環水ポンプ16の動力にて接続管3を通ってきた低温水と熱交換して放熱する。これにより、加熱された低温水は、高温水となり、貯湯タンク12に送られ、高温の温水として貯湯される。放熱器5(水−冷媒熱交換器11)から流出する冷媒は、減圧手段である膨張弁6にて減圧膨張され、空気−冷媒熱交換器7に送られ、送風ファン9にて送られた空気と熱交換して、空気−冷媒熱交換器7を通過する間に、蒸発してガス化する。
このガス化した冷媒は、再度圧縮機4に吸入され、再度圧縮される過程を繰り返し、低温水は徐々に加熱される。加熱され貯湯タンク12に貯湯された温水は、入水管13を通ってきた低温水と混合され、所定の温度の温水となって給湯管15を通り、蛇口やシャワーの給湯端末14から給湯されることで、給湯機としての動作を行う。
この際に、蒸発器である空気−冷媒熱交換器7に関しては、送風ファン9にて送られた空気と熱交換をおこなうことになるので、その面積の大きい方が熱交換効率が上がることとなる。そのため、外側列集熱熱交換器7aのフィン7cの最下端7eが底板17に載置していることで、その間隙をほとんどなくしていることで、ヒートポンプユニットのサイズが同じ場合に、空気−冷媒熱交換器7の高さを高くすることができ、空気−冷媒熱交換器7の面積を最大に生かすことができる。
その際に、底板17の曲げ部17aに開口部17cを設けていることで、この開口部17cを通過した空気が空気−冷媒熱交換器7を通過し、熱交換に寄与することで、熱交換効率を高め、ヒートポンプユニットの運転効率を向上させることができる。
また、ヒートポンプユニット1の本体高さに関しては、空気−冷媒熱交換器7の高さで決まってくるところがあるが、空気−冷媒熱交換器7を底板17に載置し、その空気−冷媒熱交換器全面を有効に活用することで,ヒートポンプユニット1本体高さを下げることが可能となり、コンパクトなヒートポンプユニットとすることができるなど、ヒートポンプユニットをコンパクトにしつつ、効率を上げることが可能となる。
また、この開口部17cは曲げ部17aの内方から外方に向かって切り起こし部17dとし、この切り起こし部17dによる開口部17cを下方に設けた形状としているので、底板17の開口部17cを通過し、水−冷媒熱交換器カバー18に沿って流れる空気流れ25を生じさせることで、コアンダ効果により、空気−冷媒熱交換器7に流れやすくすることができ、空気−冷媒熱交換器7の熱交換性能を向上させることができる。
さらに、切り起こし部17dにて、開口部17cが隠れることで、外観からの見栄えを良くすることができると共に、開口部17cで手を切るなどの不安全性を回避することができ、性能、デザイン性、安全性を向上させることができる。この切り起こし部17dを有する開口部17cは、空気−冷媒熱交換器7と、底板17の曲げ部7aが近接している、空気−冷媒熱交換器7の直線部と相対する部分に複数設けられており、空気−冷媒熱交換器7に対する効率を全域で向上させることができ、ヒートポンプユニット1の運転効率向上に効果を有している。
また、開口部17cからコアンダ効果により吸引された空気25は、送風ファン9に向かって流れるので、空気−冷媒熱交換器7の外側列集熱熱交換器7aと内側列集熱熱交換器7bの高さを同じ高さとしても、その流れを遮ることがなく、スムーズに流れ、熱交換に寄与するので、その高さを同じにし、空気−冷媒熱交換器7の面積を極力大きくし、効率を上げることが良いといえる。
その際には、水−冷媒熱交換器カバー18と空気−冷媒熱交換器7の間隙、特に内側列集熱熱交換器7bとの間隙L1(後方の水−冷媒熱交換器カバー18と内側列集熱熱交換器の間隙7b)、L2(側方の水−冷媒熱交換器カバー18と内側列集熱熱交換器7bの間隙)は4mm以上設けておくことが望ましい。
図5に、水−冷媒熱交換器カバー18と空気−冷媒熱交換器7の内側列集熱熱交換器7bの間隙L1をX軸に、L1が20mmの時の運転効率(COP)を100%として、間隙L1を可変した際の運転効率を記載しているが、4mm以上あれば、効率的に劣化をしていないことがわかる。これは、底板17に開口部17cを設けていることで,水−冷媒熱交換器カバー18に沿って流れる空気量を確保することで実現できており、空気−冷媒熱交換器7の下方を通過する空気を熱交換に有効に利用しているため間隙L1を小さくできているといえ、これにより、ヒートポンプユニット1の前後方向のコンパクト化も図ることができる。これは、図3で示す側方の間隙L2についても同様である。
以上のことは、空気−冷媒熱交換器7の集熱熱交換器が複数列の場合に説明したが、単列であっても同じであり、空気−冷媒熱交換器7を底板17に載置しても、効率を向上させることができる。
また、図6には同じく要部断面図を記載しているが、これは空気−冷媒熱交換器7のフィンの最下端7eと底板17の間に間隙L3を設けている。この場合も、フィンの最下端7eの位置を底板17の開口部17cの上端高さより下方とすることで、空気の流れにより空気−冷媒熱交換器7の効率を向上させることができる。
さらに、低温時に空気−冷媒熱交換器7に着霜した場合に、除霜によって霜の溶けた後の水をスムーズに、底板17に流すことができ、除霜時間を短縮することで、効率の向上をはかることができる。
また、炭酸ガスを冷媒としていることで、ヒートポンプユニットを高温で利用することができ、貯湯タンク12を用いて、加熱した湯を高温の湯として貯湯する場合に、貯湯タンク12に貯湯可能な熱量を向上することができるとともに、温暖化係数が低く、オゾン層破壊も引き起こさない冷媒を用いることで、環境に優しいヒートポンプ給湯機とすることができる。
また、貯湯タンク12に貯湯するのみならず、暖房時、放熱器が室内機に配設されているエアコン等の空気調和機の室外機、床暖房、温水暖房のような暖房機器に用いても良い。
以上のように、本発明にかかるヒートポンプユニットは、効率の向上したコンパクトなヒートポンプユニットとなるため、エアコン等の空気調和機の室外機、貯湯タンクを有した給湯機、床暖房あるいは温水暖房などの暖房機器の用いられるほか、暖房用装置、設備に用いても良く、高い効率向上を実現できる。
1 ヒートポンプユニット(室外機)
4 圧縮機
5 放熱器(水−冷媒熱交換器)
6 減圧手段(膨張弁)
7 蒸発器(空気−冷媒熱交換器)
8 冷媒回路
9 送風ファン(送風手段)
17 底板
17a 曲げ部
17c 開口部
17d 切り起こし部

Claims (5)

  1. 圧縮機、放熱器、減圧手段、蒸発器を接続して形成した冷媒回路の少なくとも一部と、前記蒸発器に空気を送風する送風手段と、前記蒸発器を載置し、かつ、前記蒸発器に対向するように設けられた曲げ部を有する底板とを備え、前記曲げ部に開口部を設けたことを特徴とする蒸発器を備えた室外機。
  2. 蒸発器に対向しない方向で、かつ、開口部が下方に向くように、曲げ部に切り起こし部を形成することを特徴とする請求項1に記載の蒸発器を備えた室外機。
  3. 蒸発器の最下端面と底板とを密着させたことを特徴とする請求項1または2に記載の蒸発器を備えた室外機。
  4. 蒸発器は、複数枚のフィンを複数本の配管で貫通して形成した集熱熱交換器から構成され、前記集熱熱交換器を複数列とし、後列と前列の集熱熱交換器の上端及び下端を同一位置としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蒸発器を備えた室外機。
  5. 放熱器は水−冷媒熱交換器で、蒸発器の風下側の底板に載置するとともに、前記蒸発器の風下側と、前記水−冷媒熱交換器の風上側との間隙を、4mm以上としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の蒸発器を備えた室外機。
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