JP2011091829A - Ofdmにおけるマルチキャスト送信のためのパイロット測位 - Google Patents

Ofdmにおけるマルチキャスト送信のためのパイロット測位 Download PDF

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Abstract

【課題】無線ネットワークにおけるチャネル推定、タイミング同期、およびAGCブートストラップを支援する波形の送信を行うシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】伝送ブロックのデコーディングを容易にするために、広域波形とローカルエリア波形との間の遷移の位置に少なくとも一つのTDMパイロットシンボルを挿入する。
【選択図】図2

Description

関連文献
本出願は、「TDM Pilot III for Padme」と題し2005年3月10日に提出され、その全体がここに参照導入される米国仮特許出願第60/660,907号の利益を主張する。
対象の技術は、広く通信システムおよび方法に関し、特に、無線ネットワークに従って時間同期およびチャネル推定を向上するシステムおよび方法に関する。
直交周波数分割多重(OFDM)は、いくつかの狭帯域チャネルに異なる周波数で信号が分割されるデジタル変調の方法である。これらのチャネルはしばしばサブバンドまたはサブキャリアと呼ばれる。この技術は、当初、周波数が互い近接するチャネル間の干渉の最小化についての研究の中で考えられた。OFDMは、いくつかの点で従来の周波数分割多重化(FDM)に似ている。その違いは、信号が変調され復調される方法にある。通常、データストリームを構成するチャネルおよびシンボル間の干渉(またはクロストーク)を最小化することが優先される。個々チャネルの改善についてはそれほど重要ではない。
欧州デジタルオーディオ放送サービスにおいて、ある領域にOFDMが使われている。この技術はデジタルテレビに適しており、従来の加入電話回線を超える高速のデジタルデータ伝送を達成する方法であると見なされている。OFDMは無線ローカルエリアネットワークにも用いられる。直交周波数分割多重は電波による大量のデジタルデータ送信のためのFDM変調方式と考えることができる。OFDMは、無線信号を複数のより小さなサブ信号すなわちサブキャリアに分割し、それらを受信機に対して異なる周波数で同時に送信するよう動作する。OFDM技術の利点の1つは、OFDM技術が信号伝送におけるクロストークの量を減らすことである。802.11a WLAN、802.16およびWiMAX技術のような現在の仕様書では、種々の態様のOFDMを採用している。
OFDM技術を展開するシステムによっては、多数のユーザに対して送信を同時に行うことが意図されたものがある。そのような具体例の一つは、放送またはマルチキャストシステムである。さらに、異なるユーザが同じ送信の異なる部分のどちらかを選ぶことが可能であれば、各送信のデータを、典型的には時分割多重(TDM)とする。送信が意図されたデータをフレーム群またはスーパーフレームのような固定構造にまとめる場合がしばしばある。これにより、異なるユーザが、どの時間でもスーパーフレームの異なる部分を選択して受信することができ、多数のユーザが放送信号のタイミングおよび周波数に同期するのを支援する目的で時分割多重(TDM)パイロットシンボルが各スーパーフレームの始まりに挿入されることがある。あるそのような場合では、各スーパーフレームはTDMパイロット1およびTDMパイロット2と呼ばれる、特に2つのTDMパイロットから成るヘッダーから始まる。システムは、これらのシンボルを用い、初期取得とも呼ばれる最初のフレーム同期を達成する。
さらに、スーパーフレーム中の時間および/または周波数同期(時間または周波数トラッキングとも呼ばれる)を支援するために、付加的なパイロットシンボルが用いられてもよい。時間および周波数トラッキングは周波数分割多重(FDM)パイロットを用いてなされてもよい。FDMパイロットは、各送信データOFDMシンボルに埋め込むことができる。例えば、各OFDMシンボルがNのサブキャリアから成る場合、N−Pのサブキャリアをデータ伝送に用い、PのサブキャリアをFDMパイロットに対して割り当てることが可能である。これらのPのFDMパイロットはNのサブキャリア上に一様に広がり、その結果、各々2つのパイロットはそれぞれN/P−1のデータサブキャリアによって分離される。OFDMシンボル内サブキャリアのそのように一様なサブセットはインターレースと呼ばれる。
時間領域チャネル推定はスーパーフレームの時間トラッキングに用いられる。時間領域チャネル推定はデータOFDMシンボルに埋め込まれており、FDMパイロットから得られる。FDMパイロットは、常に同じインターレースに配置することができる。または、FDMパイロットが異なるOFDMシンボルで異なるインターレースを占めることができる。インデックスi+8kを持ったサブキャリアのサブセットはi番目のインターレースと呼ばれることがある。この例では、N/P=8である。ある実例では、FDMパイロットは1つのOFDMシンボル中のインターレース2、そのシンボルに続くインターレース6、そしてインターレース2に戻るなどして配置することが可能である。これは(2,6)時差(staggering)パターンと呼ばれる。時差パターンはより複雑な場合もあり、その場合、占有されたインターレースはパターン(0,3,6,1,4,7,2,5)と記述される。これは(0,3,6)時差パターンとも呼ばれる。異なる時差パターンによれば、受信機はP時間領域タップよりも長いチャネル推定を得ることができる。例えば受信機は、(2,6)時差パターンを用いて長さ2Pのチャネル推定を得ることができ、(0,3,6)時差パターンを用いて長さ3Pのチャネル推定を導くことができる。これは、一続きのOFDMシンボルから、時間フィルタリング単位と呼ばれる単位におけるより長いチャネル推定への、長さPのチャネル測定を組み合わせることにより達成される。一般に、チャネル推定をより長くすることは、タイミング同期のアルゴリズムをよりロバストにすることにつながる。
いくつかの放送システムは、異なる型の伝送を同時に行うことが意図されている。例えば、放送データのうちのいくつかは国内網内のいくらかの潜在的なユーザ向けであることが意図され、そのようなデータは国内または広域エリア−エリアコンテンツと呼ばれる。ネットワーク上で送信される他のデータシンボルはネットワークの特定の局所部分に目下存在するユーザ向けとすることが意図されてもよい。そのようなデータはローカルエリアコンテンツと呼ばれる。異なるコンテンツに属するデータOFDMシンボルはスーパーフレームにおける各フレーム内に時分割多重化することができる。例えば、スーパーフレーム内の各フレームのある一部を広域コンテンツのために確保し、他の一部をローカルエリアコンテンツのために確保することができる。この場合、異なるコンテンツに意図されたデータおよびパイロットは異なる方法を用いてスクランブルをかけることが可能である。さらに、異なる送信機の組が一つのスーパーフレーム中で広域およびローカルエリアコンテンツを同時に放送することも可能である。したがって、広域コンテンツに関連付けた時間領域チャネル推定(チャネル測定も同様)と、ローカルエリアコンテンツに関連づけた時間領域チャネル推定とが全く異なることは、まさに共通している。これらのシナリオにおいて、広域コンテンツとローカルエリアコンテンツとの間の境界に近接してグループ化されたOFDMシンボル上のチャネル推定向けに特別な戦略を講じることが必要である。コンテンツ境界の前後における時間トラッキングおよびチャネル推定を補助するために、特殊な波形を送信する必要がある。
以下、実施形態のいくつかの態様の基本的了解事項を提供するために、様々な実施形態の簡素化された要約を述べる。この要約は広範囲な概観ではない。重要/重大な構成要素を記載すること、またはここに開示された実施形態の範囲を叙述することは意図していない。その唯一の目的は、後述するより詳細な説明への先ぶれとして、簡素化された形でいくつかの概念を述べることにある。
無線ネットワーク向けに強化された放送技術および伝送プロトコルを提供する。一実施形態では、少なくとも1つの付加的な時間領域多重(TDM)パイロットシンボルは、スーパーフレーム放送中の規則的な間隔または確定された間隔で例えばTDM1およびTDM2を含む一組の放送シンボルセットに対して加えられる。この場合、TDM3、TDM4などのパイロットシンボルが、直交周波数分割多重(OFDM)内のタイミングおよび推定の問題を軽減するために既存のパイロットセットに対して加えられてもよい。TDMパイロット2は広域チャネル向けに限定されていること、およびTDMパイロット3はスーパーフレーム中の位置に依存して広域チャネルまたはローカルエリアチャネルのどちらかに用いることができることを除き、TDMパイロット3(あるいはシンボルサブセット)が、TDMパイロット2と同様にタイミング同期およびチャネル推定を与えるように定めてもよいTDMパイロット3の構成はTDMパイロット2の構成とは異なってもよい。TDMパイロット3(あるいは他の付加的なパイロット)がスーパーフレームにおいて広域コンテンツからローカルエリアコンテンツへの遷移の間に位置する場合、それを広域チャネル推定またはローカルエリアチャネル推定およびタイミングに利用することが可能である。TDMパイロット3がローカルエリアから広域への推移の間に位置する場合、それをローカルエリアチャネル推定または広域タイミングおよび広域チャネル推定に用いることが可能である。一実施形態において、OFDM情報を放送するための方法を提供する。この方法はTDM1シンボルおよびTDM2シンボルに加えて少なくとも1つの新しいTDMパイロットシンボルを決定し、この新しいTDMパイロットシンボルをOFDM伝送ブロックの復号を容易にするためにOFDMパケットの少なくとも2つのデータ境界の間に挿入することを含んでいる。
上記述べた目的を達成するために、ある実例となる実施形態を、以下の説明および添付の図面に関連してここに記述する。これらの態様は、実施形態が多分実施されるであろう様々な点を示しており、そのすべてを包含することが意図されている。
図1は、強化されたスーパーフレーム構成を使用する無線通信ネットワークの概略を示すブロック図である。 図2は、付加的なパイロットシンボルを使用するスーパーフレーム構成の一例を示している。 図3はTDM3パイロットシンボルの一例を示している。 図4は、前方向リンクのみネットワーク用エアインターフェース検討の一例を示している。 図5は、前方向リンクのみネットワーク用エアインターフェース検討の補足を示している。 図6は無線システムのネットワーク層の一例を示すブロック図である。 図7は、無線システムのパイロットシンボル処理の一例を示している。 図8は、無線システムのユーザ機器の一例を示すブロック図である。 図9は、無線システムの基地局の一例を示すブロック図である。 図10は無線システムのトランシーバの一例を示すブロック図である。
無線ネットワークにおけるチャネル推定、タイミング同期およびAGCブートストラッピングのためのシステムおよび方法を提供する。ある実施形態では、時分割多重(TDM)パイロットシンボルを用いるマルチキャスト無線システムにおけるチャネル推定、時間同期およびAGCブートストラッピングのための方法を提供する。この方法はTDM1シンボルおよびTDM2シンボルに加えて少なくともある新しいTDMパイロットシンボルを決定することを含んでいる。またこの方法は、OFDM伝送ブロックの復号を容易にするために、OFDM放送の少なくとも2つのフレームの間に新しいTDMパイロットシンボルを挿入することも含む。この新しいTDMパイロットシンボルはチャネル推定、時間同期、とりわけ自動利得制御(AGC)ブートストラッピングに用いることができる。
本願明細書中でも使用しているように、様々な無線通信用語が使用されている。無線送信に関して、送信パケット構成は、OFDMチップと呼ばれる4642の時間領域ベースバンドサンプルから成る直交周波数分割多重(OFDM)シンボルを含むことが可能である。これらのOFDMチップの中には、周波数領域の4096のデータおよびパイロットのサブキャリアから始まる4096のデータおよびパイロットのチップがある。これらのチップは、有用な部分に先行する、周期的に拡張された529のチップと、該有用な部分に続く、周期的に拡張された17のチップにより、両側で周期的に拡張されている。OFDM信号の帯域外周波エネルギーを削減するために、OFDMシンボルにおける最初の17のチップおよび最後の17のチップは持ち上がったコサインエンベロープを有する。OFDMシンボルの最初の17のチップは、それらに先行するOFDMシンボルの最後の17のチップに重複する。その結果、各OFDMシンボルの継続時間は4625のチップ長である。
1つの送信データパケットの例において、データは、一般にスーパーフレームにまとめることが可能である。各スーパーフレームは1つの第2継続期間を持つ。スーパーフレームは、4096のサブキャリアでOFDM変調された1200のシンボルから成る。サブキャリアに関して、インターレースとは、ある量(例えば8間隔)の一定間隔で配置されたサブキャリアのサブセットのことをいう。例えば、i番目のインターレースにおけるサブキャリアがインデスィーズ(indeces)8k+iを持ったものである場合、4096のサブキャリアを8つのインターレースに分割することができるかもしれない。スーパーフレーム内の1200のOFDMシンボルには、2つのTDMパイロットシンボル(TDM1、TDM2)、1つの広域識別チャネル(WIC)シンボルおよび1つのローカルエリア識別チャネル(LIC)シンボル、14のオーバヘッド情報記号(OIS)チャネルシンボル、位置選定支援ための可変数2つ、6つの、10、または14のパイロット測位シンボル(PPC)シンボル、広域コンテンツデータとローカルエリアコンテンツデータとの間の各境界に配置される一定数の遷移パイロットチャネル(TPC)シンボル、すなわちTDM 3パイロット、があり、残りのシンボルは、広域コンテンツまたはローカルエリアコンテンツのどちらかの放送に用いられる。各スーパーフレームは4つのデータフレームおよびオーバヘッドシンボルから成る。
時分割多重(TDM)パイロットシンボル1(TDM1)は個々のスーパーフレームの最初のOFDMシンボルである。TDM1は周期的であり、128のOFDMチップ間隔を有する。受信機は、フレーム同期および初期時刻(コースタイミング)および周波数取得用にTDM1を使用する。TDM1に続いて、広域IDおよびローカルエリアIDをそれぞれ搬送する2つのシンボルがある。受信機は、対応するPN系列を利用して適切な解読動作を行うためにこの情報を用いる。時分割マルチプレキシングパイロットシンボル2(TDM2)は広域IDシンボルおよびローカルエリアIDシンボルに後続する。TDM2は周期的であって2048のOFDMチップ間隔があり、2つのフラクション間隔を含んでいる。復調のための正確なタイミングを決定する際に、受信機はTDM2を用いる。
次のとおり、TDM2は、1つの広域TPC(WTPC)シンボル、5つの広域OISシンボル、5つの広域FDMパイロットシンボル、もう一つのWTPC、1つのローカルエリアTPC(LTPC)シンボル、5つのローカルエリアOISシンボル、5つのローカルエリアFDMパイロットシンボル、もう一つのLTPCであり、4つのデータフレームが、上述した最初の18のOFDMシンボルに続く。データフレームは、広域データ部分およびローカルエリアデータ部分に細分される。広域コンテンツはプリペンドされており、各終端に広域TPCが追加される。この構成もローカルエリアデータ部分に用いられる。この実施形態では、1つのスーパーフレーム当たり、合計で10のWTPCおよび10のLTPCのシンボルがある。
他の実施形態では、広域およびローカルエリアコンテンツの間の各遷移を単一のTPCパイロットシンボルに関連づける。広域のチャネル推定および同期の条件およびローカルエリアのチャネル推定および同期条件の両方に単一のパイロットシンボルで対応することを目指しているので、TPCパイロットの構成はユニークであり、WTPCまたはLTPCのシンボルの構成とは異なる。この実施形態では、1つのスーパーフレーム当たりで合計10または11のTPCパイロット(あるいはTDMパイロット3シンボル)がある。
本願明細書中で用いる「構成要素」、「ネットワーク」、「システム」などの用語は、コンピュータ関連の実体、すなわちハードウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェアまたは実行中のソフトウェアのいずれかのことをいう。例えば構成要素とは、プロセッサ上で動作するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラムおよび/またはコンピュータである(但し、これらに限定されない)。具体例として、通信機器上で作動するアプリケーション、および機器は、ともに構成要素になりえる。1つまたはそれ以上の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に存在してもよく、構成要素を1台のコンピュータ上に配置し、および/または2台またはそれ以上のコンピュータ間に分散してもよい。また、これらの構成要素は種々のデータ構造を格納する様々なコンピュータ読取り可能な媒体から実行することが可能である。1つまたはそれ以上のデータパケット(例えば、ローカルシステム、分散型システム、および/またはインターネットのようなワイヤードまたは無線ネットワークを介して別の構成要素と交信する、ある構成要素からのデータ)を持つ信号に従って、構成要素がローカルプロセスおよび/または遠隔プロセス上で通信してもよい。
図1は無線ネットワークシステム100を示している。システム100は、1台以上の受信機120に対して無線ネットワークを介して通信する1つまたはそれ以上の送信機110を含む。受信機120は、携帯電話、コンピュータ、パーソナルアシスタント、ハンドヘルドまたはラップトップ機器など、実質的にすべてのタイプの通信デバイスを含む。システム100は、システム100における様々な決定を容易にするために複数個のエンハンストされたスーパーフレームコンポーネント130を使用する。1つの実施形態では、130に示されたスーパーフレーム放送内の放送シンボルセットに、少なくとも1つの付加的な時間領域多重(TDM)パイロットシンボルが規則的な間隔または決定された間隔で付加される。したがって、直交周波数分割多重(OFDM)ネットワークにおけるタイミングおよびチャネルの推定問題の軽減のために、TDM3およびTDM4(またはより多くの)パイロットシンボルが、130に示す既存のパイロットセットに対して加えられてもよい。TDMパイロット2が広域チャネル用に限定されており、TDMパイロット3は、スーパーフレーム130内の位置に依存して、広域チャネルまたはローカルエリアチャネルのどちらかに使用することができることを除いては、TDMパイロット3はTDMパイロット2と同様であるので、TDMパイロット3(あるいはTDMパイロット3のセット)を挿入することにより、タイミング同期およびチャネル推定を提供できる。TDMパイロットEl(あるいは他の付加的なパイロット)がスーパーフレームにおいて広域チャネルからローカルエリアチャネルへの遷移の間に位置する場合、以下でより詳しく説明するが、TDMパイロットElは広域チャネルの推定、またはローカルエリアチャネルの推定およびタイミングに利用することができる。
TDMパイロット3がローカルエリアから広域への遷移に位置するならば、TDMパイロット3はローカルエリアチャネルの推定、または広域のタイミングおよびチャネル推定に用いることが可能である。一般に、一つまたはそれ以上の新しいTDMパイロットは、以下でより詳しく説明するが、ローカルエリアチャネルと広域チャネルとの間の遷移で用いることが可能である。新しいシンボルのいくつかの利点は、ローカルエリアチャネルおよび広域チャネル間の境界でのチャネル推定において時間フィルターの動作が可能になることを含む。またスーパーフレーム130中のこれら新規のパイロットにより、各フレームにおける第一の広域メディア論理チャネル(MLC)または第一のローカルエリアMLCのタイミング同期が容易になることである。さらに、システム100は、無線システムのためのパイロットシンボルプロトコルを含むことが可能である。これには、スーパーフレームについて、少なくとも1つの付加的なパイロットシンボルを決定するための手段を含むことができ、この付加的なパイロットシンボルはTDM1およびTDM2(例えば参照数字130)に加えて存在する。また、このプロトコルは、無線ネットワーク(例えば参照数字110)にスーパーフレームを送信するための手段、および無線放送情報を決定するためにスーパーフレーム(例えば参照数字120)を受信するための手段を含んでいる。
図2にスーパーフレーム構成200の一例を示す。スーパーフレーム200の一例において、付加的なパイロットシンボル−TDM3が一つだけ示されているが、1つ以上の付加的なパイロットシンボルが使用されてもよい。スーパーフレーム構成200により、前方向リンクのみ(FLO)ネットワークにおける複数の広域チャネルおよび複数のローカルエリアチャネルの放送を容易にするための新しいOFDMシンボルが導入される。スーパーフレームにおいて第1のOFDMシンボルは一般には210のTDMパイロット1である。第2のOFDMシンボルTDMパイロット2を220に示す。230の第1のTDMパイロット3がこの順序に続き、240の広域OIS(オーバーヘッド情報シンボル)が続く。一般に、新規の、ローカルエリア、TDMパイロット3シンボル230はローカルエリアOISシンボルの前に挿入することが可能である。このパターンを、通常は、例えば参照数字250で示す広域チャネルおよびローカルエリアチャネルの間のようなすべての接合点で繰り返す。しかしながら、少なくとも2つのシンボルを持つシンボルサブセットを250のような広域およびローカルエリアの間の境界に配置するならば、処理はより単純になる。
TDMパイロット2 220と同様に、TDMパイロット3 230などは、4つのヌル奇数インターレース(1,3,5,7)を持つことができる。この場合、偶数インターレース(0,2,4,6)はパイロットによって占められる。TDMパイロット2 220と異なり、TDMパイロット3 230は、広域からローカルエリアへの遷移に位置する場合、偶数で番号付けされた4つのインターレースのうちの3つをローカルエリアパイロットのために用い、1つを広域用とすることができる。あるいは、TDMパイロットIIIがローカルエリアから広域への遷移に位置するならば、3つを広域パイロット用とし、1つをローカルエリア用とすることができる。これは、単一のTPCパイロットを各境界上に展開する実施形態に適用できる。1つの境界当たり2つのTPCシンボルを備える別の実施形態では、ローカルエリア遷移パイロットチャネル(LTPC)シンボルはローカルエリアパイロットが占有する、すべて偶数のインターレース、および広域パイロットによる広域TPC(WTPC)シンボルを持つ。理解できるように、スーパーフレーム200の他の構成も可能である。
あるベースラインとして、フレーム200につき290のデータシンボルを使用することが可能である。2つの新規なOFDMシンボル、広域260およびローカルエリア識別270チャネル(WIC& LIC)が、スーパーフレーム200の最初のTDM 1およびTDM 2の間に導入される。スーパーフレーム200の残りの部分には、例えば、20のTDM 3パイロットシンボル250が導入される。概して、TDM 3は広域チャネルおよびローカルエリアチャネルの間の各遷移における1つまたは2つのOFDMシンボルから成る。しかしながら、例外もある。図2において230および280で示されるTDM 3を短いスライスを用いて示したように、最初の広域OISシンボル(WOIS)の前にただ一つのTDM 3シンボルがあり、最終フレームの終端に1つのTDM 3シンボルがある。
290に示す新規の測位パイロットチャネルを付加することが可能である。測位パイロットチャネルはスーパーフレームの終端にPのOFDMシンボルを含む。測位パイロットは受信機が三角測量方法により位置選択を行うのを支援する。
Figure 2011091829
広域TDMパイロット3シンボルおよびローカルエリアTDMパイロット3シンボルの両方を持つ実施形態におけるTDM 3シンボルの位置は、上記テーブル1に示される。1つのフレーム当たりの有用なデータOFDMシンボルの数はFで表され、そのうち、Wが広域チャネルに用いられ、F − Wがローカルエリアチャネルに用いられる。Wは0からFの範囲で変化する。前に述べたように、Fのベースライン値は290とすることができ、これは6つの測位パイロット(すなわちP=6)のベースライン値に対応する。しかしながら、測位パイロットを利用しない場合には、少なくとも2つのシンボルが現在の数秘学的制約により保存されるものとする。P=2の場合、1つのフレーム当たりのシンボル数は290から291に増加することがある。FとPの間の関係の一つは、F=291−(P−2)/4で与えられる。
唯一のTDMパイロット3シンボルを持つ実施形態について、パイロットの位置を表2および表3に示す。
Figure 2011091829
Figure 2011091829
この実施形態では、10個のTDM3パイロットシンボルが存在する場合、Pの値は4の倍数に制限される。フレーム内のデータシンボルの数はF=294P/4から与えられる。11個のTDM3パイロットシンボルが存在する場合、Pの値は4n+3で表される値に制限される。その後、フレーム内のデータシンボルの数はF=294−(P+l)/4から与えられる。
上記TDMパイロット3シンボルロケーションの説明から、TDMパイロット3シンボルはフレームの一部であるとも解釈することができる。とりわけ、フレーム200は、その先頭が広域TDM3シンボルから始まり、その終端はローカルエリアTDM3シンボルで終わることが可能であり、該2つのTDM3シンボルをフレーム内における広域からローカルエリアへの遷移に含む。このように数えると、1つのフレーム当たりのシンボルの数はF+4であり、これは上記のテーブル1に現われる要素でもある。同様に、OISのまわりのTDM3シンボルはOISに含めることが可能である。その結果、7つの広域OISおよび7つのローカルエリアOISシンボルが得られ、各OIS過程はTDM3シンボルで終わる。TDM3シンボルをフレームとOISのどちらの一部と見なすかは取り決めの問題であるが、これをハードウェアの都合によって推してもよい。単一のTPCシンボルを持った実施形態では、F+3シンボルを含んでいる1つのフレーム(1位または最後)以外は、1つのフレーム当たり概してF+2シンボルがあるので、そのような単純な類比はできない。
図3は、TDM3シンボル300の具体的なブロック図である。図示のように、310の左のTDMパイロット3シンボルはローカルエリアチャネルと広域のチャネルの間に位置することが可能である。(0,3,6)時差パターンを満たすように、TDMパイロット3 310のどのインターレースがローカルエリアチャネル推定に用いられるかは、最後のローカルエリアOFDMシンボルのパイロットインターレースによって決定することができる。具体例300において、インターレース7がローカルエリアチャネルの最後のOFDMシンボルによって使用されるので、TDMパイロット3のインターレース2はローカルエリアチャネルパイロットに使用される。広域パイロットに他の3つのインターレースを使用することが可能であることから、最初の広域OFDMシンボルのためのパイロットインターレースは(0,3,6)時差パターン満たすための3つの選択肢を持つ。インターレースは、隣接する広域放送間のパイロット衝突の可能性を低減するために、広域放送IDに基づいた3つの可能性から無作為に選ばれる。TDMパイロット3が3つの広域パイロットインターレース(3/4広域チャネル情報を含んでいる)を有するので、それは、最初の広域OFDMシンボルのサンプリングの前の、広域チャネルへのAGC収束を支援する。320に示す正しいTDMパイロット3シンボルは広域およびローカルエリアの遷移間に位置する。最後の広域チャネル推定に用いられるインターレースは、(0,3,6)時差パターン要求が満たされる最後の広域OFDMシンボルのパイロットインターレースによって決定される。最初のローカルエリアOFDMシンボルのパイロットインターレースは、(0,3,6)時差パターンは、隣接するローカルエリア放送の中のパイロット衝突の可能性を低減するために保存されよう、3つの可能性から無作為に選ばれる。TDMパイロット3は3つのローカルエリアパイロットを持つので、最初のローカルエリアOFDMシンボルのサンプリングの前の、ローカルエリアチャネルへのAGC収束を支援する。
図4は複数のTDMパイロット3シンボルが使用される場合の他の実施形態を示す。この実施形態では、2つの付加的なパイロットシンボルがローカルエリアおよび広域のデータ境界間で運用される。これは、ローカルエリア遷移パイロットチャネル(LTPC)シンボルおよび広域遷移パイロットチャネル(WTPC)シンボルがシンボルのサブセットとして410および420に示される。420に示すように、LTPCとWTPCのそのようなグループ分けは、OFDM構成に現われるローカルエリア境界および広域境界の間に見られる。一般に、LTPCはローカルエリアデータ構造の最後のパケットを復号するために使用され、ここで、最後のローカルエリアシンボルをローカルエリアシンボルLと呼ぶことにする。したがって、それぞれの受信機は、最後のローカルエリアシンボルLを決定するために、ローカルエリアシンボルL、ローカルエリアシンボルL−IおよびそれぞれのLTPCを含む3つのシンボルパケットを処理するはずである。最初の広域シンボルNに対して復号すれば、受信機復号用の3つのシンボルパケットは、WTPC、最初の広域シンボルNおよび次の広域シンボルN+1のはずである。2つ以上のTDM3シンボルをローカルエリア境界および広域データ境界の間で使用することも可能であることは十分に理解される。
LTPCおよびWTPCに使用されるTDM3のシンボル構成はノーマルデータシンボルに類似している。これは、占められた8つのスロットを含み、それぞれのデータシンボルはスクランブル化の前にすべて「0」である。ここで、インターレースはキャリアのサブセットである。また、スロットはインターレースの充てんをランダム化するためにインターレースに対してマップされる。シードおよびマスクをスクランブルすることにより、スロットからインターレースへのマッピングおよび変調シンボルのエネルギーはデータシンボルに見られるものと類似する。特に、広域TDM3シンボル−WTPCはシードにおいて広域IDを用いてスクランブルされ、ローカルエリアTDM3シンボル−LTPCは、シードにおいて広域IDおよびローカルエリアIDの両方を用いてスクランブルされる。一般に、受信機は、1つの具体的なモデム実装におけるTDM3の位置を決定する必要はない。しかしながら、TDM3位置に関する情報を送ることのオーバヘッドはとても小さく、TDM3に基づいたウェイクアップ時間トラッキングおよびタイミング同期の改良パスとして有用かもしれない。
図5は、前方向リンクのみネットワークに対するエアインターフェース検討500の一例を示している。510に進んでシンボルロケーションについて検討する。ここではパケットを分析し、シンボルがそれぞれのパケット内のどこに配置されるかを決定する。図5の520に示される、スロットからインターフェースへのマッピングの検討について述べる。1つのTDMパイロット3シンボルを境界に持つ実施形態を考慮すると、典型的には、TDMパイロット3シンボルの各々は同じ構成を有する。最初の4つのスロットは各OFDMシンボル(すなわちスロット0,1,2,3)において用いられる。スロットからインターレースへのマッピングは、TDM3について、これらのスロットが偶数のインターレース0,2,4,6に対してマップされるように選ばれる点が特有である。TDM3が偶数インターレースを占有するのを制限することは、このシンボルに基づいたタイミング同期を簡素化する。具体的には、TDM3について、スロットからインターレースへのマッピングをfTDM3(n,s)とする。ただし、nはシンボルインデックス、sはスロットインデックスである。次に、マッピングをfTDM3(n,0)=fPrev(n,0)、fTDM3(n,s)=[fTDM3(n,s−1)+2] mod 8,s=1,2,3(式1)と定義する。
ここで、fPrev(n,s)は、前の多重化についてのスロットからインターレースへのマッピング関数を意味する。したがって、広域からローカルエリアへの遷移について、fPrev(n,s)は広域OFDMシンボル用の、スロットからインターレースへのマッピングである。また、広域からローカルエリアへの遷移について、fPrev(n,s)はローカルエリアOFDMシンボル用の、スロットからインターレースへのマッピングである。なお以下の説明では、TDM 3における「パイロット」インターレースは、直前の多重化のためのパイロットに相当する。また、続く多重化は、時間をフィルタリングことのためにパイロットインターレースを必要とするかもしれない。そしてこのパイロットインターレースは、残り3つのインターレースのうちのいずれかになるはずである。スロット0は、一般に、次の多重化のためのパイロットインターレースには関係しない。その1つの理由は、パイロットインターレースを単独で用いる代わりに、時間フィルタリングプロセスをブートストラップするために、次のシンボルが、TDM 3における3つのインターレースすべてからのチャネル推定を用いることができるからである。このブーツストラッピングは、TDM 2と最初の広域OISシンボルとの間ででなされるものと類似している。
上式1の背後に潜む1つの側面は以下の通りである。スロット0は常にパイロットスロットであることから、第1の式は、前の多重化から途切れることなくパイロットをふらつかせることが容易に行える。例えば、パイロットがフレームにおける最後の広域シンボル内のインターレース3に達すれば、それはTDM 3のインターレース6に出現する。同様に、パイロットが最後のローカルエリアシンボルのインターレース7に達すれば、該パイロットはTDM 3におけるインターレース2上に存在する。これらの例から、TDM 3シンボルが偶数のインターレースを持つことを可能とするためには、Wは奇数である、という制約が当てはまることは明らかである。
なお上記の制約は、領域境界に一つのTDMパイロット3を持った実施形態にのみ必要である。1を超えるTDMパイロット3シンボルが領域境界に認められる場合、Wは任意の値をとることが可能である。境界にただ一つのTDMパイロット3を持った実施形態についての、このWの制限は、fPrev(n−1,0)は奇数であり、fTDM3(n,0)が偶数であることを保証する。スロット0に対応するパイロットインターレースが選ばれる場合、それらが、残る偶数のインターレースに位置するように、スロット1,2,3がマップされる。例えば、パイロットインターレースが2である場合、スロット1,2,3をインターレース0,4,6にマップする。これを達成する一つの方法は、パイロットインターレースからスタートし、残りの偶数インターレース中を循環する、式1における第2の等式から与えられる。そのようなマッピングはハードウェア実装の点で都合が良い。
ある態様において、最初の4つのスロットについてのみマッピングを定義する。実装の観点では、スロットをすべてマップする必要がある場合、スロット4〜7は恐らくルックアップ表を用い、任意のやり方で奇数のインターレースに対してマップすることが可能である。また、fTDM3(n,s)=2(s−4)+1,s=4,5,6,7とし、例えばスロット4をインターレース1にマップし、スロット5をインターレース3にマップするなど、決定論的なマップを算出することも可能である。
図5の530に示すスクランブル化について説明する。TDM 3は偶数のインターレースを使うので、スクランブル化は、偶数のインターレースを使うTDM 2に類似している。1つの違いは、TDM 2のためのスクランブル化は、広域ID(すなわちWOI ID)のみに基づくのに対し、TDM 3のスクランブル化は、広域IdおよびローカルエリアIdを使用することである。具体的には、各スロットの500の配列シンボルは、20タップの線形帰還シフトレジスタ(LFSR)に基づいたスクランブラーを用い、1000ビットの系列を生成することにより得ることが可能である。続いて、配列シンボルは隣接ビットの各組をQPSKアルファベットにマップすることにより作成される。TDM 3のためのスクランブラーのシードは、OISおよびデータチャネルにおけるOFDMシンボルについて現在のシードを設定するのに用いた同じ原理に基づいている。スクランブラーシードは、長さが20ビットであり、[d10]の形式である。
TDM 3のスロットについては、表2に規定されるように、bは「1」にセットされる。また、a10...aはスーパーフレーム中のOFDMシンボルインデックスに対してセットされる。さらに、dが4ビット広域IDに対してセットされる。cの値はスロットインデックスおよび遷移、すなわち広域→ローカルエリアまたはローカルエリア→広域、の種類に依存する。これらの値は下のような表2に要約される。
Figure 2011091829
なお、広域パイロットの送信に用いられるスロットについては、WDDおよびLDDのために、他の広域スロット送信と同じセッティングを用いることのみが一般に要求される。同様に、ローカルエリアパイロットの送信に用いられるスロットについては、WDDおよびLDDのために、他のローカルエリアスロット送信と同じセッティングを用いることが一般に要求される。
540に示すマスク検討について説明する。上に記述された、スクランブルをかける動作は、用いられるマスクのみならずシードによっても決定される。8つのマスクがリストされる場合、マスクはスロットインデックスに依存してもよい。TDM 3のスロット0−3に対応するマスクを同様に用いることが可能である。マスクについての他の選択も可能であることは理解されるであろう。
図6に、付加的なエアインターフェース検討600を示す。610に進み、スロットエネルギーについて検討する。TDM 3が8つのスロットのうちの4つを使用することから、同OFDMシンボルエネルギーの全体を維持するために、各スロットのエネルギーを2倍にする場合がある。しかしながら、TDM 3のためのスロットは、2つのグループ−前の多重化用の1つのパイロットスロット(0)および次の多重化に用いられる3つのスロット(1,2,3)−に現われる。したがって、すべてのスロットエネルギーを同一の要素でスケーリングすべきかは明らかではない。このスケーリングに関するいくつかの結論は次のとおりである。
AGC動作:受信機のAGCで、当該シンボル単独でのエネルギー低下が起こらないように、他のOFDMシンボルと同様に合計エネルギーが維持されるものとする。この合計エネルギーをEとする。
直前の多重化の時間フィルタリング:広域/ローカルエリア多重化の最後のシンボルについてはタイムフィルターの係数を修正しない。このため、スロット0のエネルギーはE/8であるものとする。
続く多重化の時間フィルタリング:タイムフィルターを修正することが可能でない場合、続く多重化のためのパイロットスロットはエネルギーE/8を有するものとする。しかしながら、これには、送信機が続く多重化のためのパイロットスロットを識別することが必要となるかも知れない。現在のスキームでは、スロット1と2および3の間に区別はなく、このパイロットスロットはスロット番号ではなくインターレースによって識別される。従って、上式1を用いることによりパイロットインターレース番号からパイロットスロット番号まで戻る必要があるかも知れない。しかし、パイロットスロットを識別することが可能であるならば、その前にTDM 3が存在することをチャネル推定では無視することができる。
続く多重化のためのタイミング同期:続く多重化のためのタイミング同期は、スロット1、2および3に対応するインターレースに基づいて行うことができる。この動作はTDM 3に特有なものであるから、いくらかのエネルギー割当てを計上するために、容易に修正することが可能である。ただし、受信機はTDM 3シンボルインデックスを知っているものとする。
RxのFFTのための2kサンプル対4kサンプル:最終のスロットエネルギースケーリングは、TDM 3のためのFFTが受信機にどのように実行されるかにも依存する。(ノーマルデータ復調について行われたように)4kサンプルが各インターレースにつき512のFFTを得るのに用いられる場合、スロットエネルギーがすべてキャプチャーされる。一方、2kサンプルのみが(TDM 2について行われたように)用いられる場合、スロットエネルギーは事実上、二等分される。ただし、受信機は、2kサンプルしか用いないようにTDM 3シンボルインデックスを知っていることが必要である。これらの検討に基づいて、スロット3にスロット0に対する、1){E/4,E/4,E/4,E/4}、2){E/8,7E/24,7E/24,7E/24}、3) {E/8,E/8,3E/8,3E/8}という3つのエネルギー割当てが可能である。ただし、設計を単純にするには、1番目の割当てが推奨される。これにより実効スロットエネルギーはE/8になる。したがって、直前の多重化または続く多重化についてタイムフィルターを変更する必要はない。
図6の620に進み、後方にスロットをマッピングする検討について説明する。一般に、スロット0−7は、広域OIS、FDMパイロットおよびデータOFDMシンボル用のインターレースにマップされる。マッピングは、TDM2、ならびに広域識別シンボルおよびローカルエリア識別シンボルに対しても適用可能とするために、「後方に」拡張することが可能である。マッピングは、1−1199の範囲の値を持つ、スーパーフレーム内のOFDMシンボルインデックスを用いるが、56のOFDMシンボルごとにそれ自体を繰り返す。ある具体例において、fWOI(n,s)はスロットからインターレースへのマップを意味する。ただし、nはスーパーフレーム内のOFDMシンボルインデックス、sはスロットインデックスである。スロット0は当該スキームのパイロットであり、fWOI(n,0)はパイロットインターレースである。チャネル推定のための時間フィルタリングは直前および後続の多重化について演算を行うという制約の下、ローカルエリア多重化のための、スロットからインターレースへのマップは同様に変更されるものとする。
スロットからインターレースへのマッピングを変更する理由の一つを、ある一例を通して見ることができる。広域多重化とローカルエリア多重化の間の遷移について検討する。この遷移におけるTDM 3のOFDMシンボルインデックスをn0とする。また、最後の広域OFDMシンボルがインターレース3(すなわちfWOI(n0−1,0)=3)にパイロットを有するものとみなすそして、TDM 3のスロット0(fWOI(n0,0)=6)をインターレース6にマップする。このマップは、最後の広域シンボルのための時間フィルタリングを可能にする。しかし、もし同じマッピングをローカルエリア多重化に用い続ければ、第一のローカルエリアシンボルのためのパイロットインターレースはfWOI(n0+1,0)=1になる。最初のローカルエリアシンボルのための時間フィルタリングは、シンボルn0,n0+1,n0+2における、インターレース6、1および4のパイロットをそれぞれ必要とするが、これらは利用可能ではないかも知れない。なぜなら、TDM 3におけるインターレース6は、広域用のパイロットとして既に用いられているからである。パイロットとしてのスロット1、2または3のうちの1つは、ローカルエリアシンボルに用いられるはずである。
ローカルエリアシンボルについて新規のスロットからインターレースへのマッピング関数をfLOI(n,s)とする。これを、上記の具体例から、新規のマッピングに対する汎用の制約に一般化することが可能である。本来、広域パイロットおよびローカルエリアパイロットはTDM 3において異なるインターレース上に存在する。従って、[fWOI(n0,0)−fLOI(n0,0)] mod 8=2,4,または6である。これを容易にする単純な方法の一つは、広域マップのタイムシフトとしてローカルエリアマップを得ることである。以下6つのマップのうちのいずれかはfLOI(n,s)=fWOI(n+2m,s),m=±1,±2,±3をはずである。パイロットインターレースが偶数により異なるものとなるよう、広域マップを偶数(しかし8の倍数ではない)のOFDMシンボルにシフトすることが可能である。単純化のためには、次のマップ、すなわちfLOI(n,s)=fWOI(n+2,s)(式2)を推奨する。
式2によって定義された、スロットからインターレースへのマップは、ローカルエリアOISチャネル、ローカルエリアデータ・チャネルおよびローカルエリアFDMパイロットチャネルに適合する。新規の、スロットからインターレースへのマップを用いることに加え、ローカルエリアOISチャネル、データチャネルおよびFDMパイロットチャネルについては、多少、スクランブル化演算を修正すべきである。上述したように、20ビットのスクランブラーシードは4ビットの広域部分および4ビットのローカルエリア部分を有する。広域チャネルについては、広域部分はWIDにセットされる。また、ローカルエリア部分はデフォルトLID値にセットされる。ローカルエリアデータ/OIS/FDMパイロットのローカルエリア部分は送信機のLIDであるが、広域部分にはWIDが常にセットされる。
図6の630に進み、MAC層検討について説明する。MAC層で変更可能なことを強いて挙げると、広域シンボルおよびローカルエリアOFDMシンボルの間の境界、ならびにローカルエリアシンボルおよび測位パイロットシンボルの間の境界に関して情報を送信する規定がある。この情報は、続く多重化のタイミング同期を容易化し、境界での時間フィルタリングのための基準要素決定を支援するために送信すべきとされる。境界情報を送ることは、可変であるTDM3の位置を送ることと等価とみなすことができる。W(広域データOFDMシンボルの数)およびP、すなわち使用されている測位パイロットの数が既知であれば、上記表2から、TDM 3の位置は決定される。
図7は、無線システムのパイロットシンボルプロセス700を示している。説明を平易化することを意図し、本方法を一連の、または多数のアクトとして示し説明するが、ここに記述されたプロセスは、アクトの順序によって限定されないことが理解され、了解される。いくつかのアクトは、異なる順序で生じてもよく、および/または、いくつかのアクトが、ここに示され説明されたもののうちの他のアクトと同時に生じてもよい。例えば当業者は、状態遷移図に見られるような一連の相互関係を持つ状態またはイベントとして方法を表現可能であるかも知れないことを理解し了解するであろう。さらに、ここに開示され、対象としている方法に従ってある方法を実装するにあたっては、必ずしもここに示されたすべてのアクトが要求されるとは限らない。
710に進む。1つまたはそれ以上のスーパーフレーム制約を、付加的なTDMパイロットシンボルを使用することを考慮して決定する。上記のとおり、これにはシンボルロケーション、スロットマッピング検討、スクランブル化検討、マスク検討、スロットエネルギー検討、後方互換性検討が含まれ、現在のMAC層フレームワークに影響を与える。理解されるように、OFDM放送の送信機になされた変更は、受信機側でも明らかにされ、検討されるであろう。720における、付加的なTDMパイロット制約について検討する。ある態様において、これには、TDM1およびTDM2の従来のシンボルセットに対して付加する付加的なシンボルは幾つであるかを決定することを含むことができる。
一般に、1つの付加的なTDM3が含まれていてもよいが、1以上のシンボルをスーパーフレームおよび関連する仕様、に対して加えることが可能である。他の検討は、全体的なスーパーフレーム構成について710で決定される1つまたはそれ以上の制約を含んでいる。730では、少なくとも1つの付加的なTDMパイロットシンボルがスーパーフレーム構成に付加される。上記のとおり、最初の付加的なパイロットは一般にTDM2に従うのであり、続く付加的なパイロットが、ローカルエリア情報放送と広域情報放送の間のセパレーションに用いられる。理解されるように、他の構成も可能である。740では、付加的なパイロットが受信機でのタイミング同期、チャネル推定および/またはAGCブートストラッピングを支援するためにスーパーフレームに対して加えられた場合
図8は、ここに説明された1つ以上の態様に従って、無線通信環境において使用されるユーザ機器800の具体例を示したものである。ユーザ機器800は、例えば受信アンテナ(不図示)から信号を受信し、例えばフィルタ、増幅器、ダウンコンバータなどが受信信号に対して特有の動作を行い、サンプルを得るために条件信号をディジタル化する受信機802を含む。復調器804は、受信パイロットシンボルを復調し、チャネル推定用プロセッサ806に提供することができる。プロセッサ806は、受信機802により受信された情報の解析し、および/または送信機816による送信のための情報を生成する専用プロセッサとすることができ、ユーザ機器800の1つ以上のコンポーネントを制御するプロセッサとすることができる。および/またはプロセッサ806は、受信機802により受信された情報を解析するとともに送信機816による送信のための情報を生成すること、ユーザ機器800の1つ以上のコンポーネントを制御することの両方を行うプロセッサとすることができる。ユーザ機器800は、プロセッサ806に対して動作可能に接続されるメモリ808をさらに含むことが可能である。
ここに記述されたデータストア(例えばメモリ)コンポーネントは、揮発性メモリまたは持久記憶装置のいずれかとすることができ、または揮発性・持久記憶装置の両方を含むことが可能であることは十分に理解される。制限ではなく具体例として、持久記憶装置は読み取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、EPROM(EPROM)、EEROM(EEPROM)またはフラッシュメモリを含むことが可能である。揮発性メモリはランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことが可能である。それは外部キャッシュメモリとして働く。制限ではなく具体例として、RAMとしては、シンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、Synchlink DRAM(SLDRAM)およびダイレクトRambus RAM(DRRAM)のような多くの形態が利用可能である対象システムおよび方法のメモリ808は、制限されずに、これらおよび他の適切なタイプのメモリを含むことが意図される。
図9は、システム900の一例を示す。このシステム900は、複数の受信アンテナ906を通じて、1つ以上のユーザ機器904から信号を受信する受信機910、および送信アンテナ908を通じて1つ以上のユーザ機器904に対して送信を行う送信機924を備えた基地局902を含む。受信機910は受信アンテナ906から情報を受信することが可能であり、受信された情報を復調する復調器912と動作可能に関係づけられている。復調されたシンボルは、上に記述されたプロセッサに類似するプロセッサ914によって解析される。このプロセッサ914は、利用者ランク、関係するルックアップテーブル、および/または、ここに説明された様々な作用および機能の実行に関する他の適当な情報を格納するメモリ916に接続されている。モジュレータ922は、送信アンテナ908を通じて送信機924がユーザ機器904に対して送信する送信信号の多重化を行うことが可能である。基地局902は、情報を提供し、非線形の受信機に関連してデコーディングプロトコルを使用するユーザ機器90と交信することが可能である。
図10は模範的な無線通信システム1000を示す。この無線通信システム1000には、簡潔さのために1つの基地局および1つの端末が示される。しかしながら、システムが1つ以上の基地局および/または1つ以上の端末を含むことが可能であることは十分に理解される。
今、図10を参照すると、ダウンリンク上のアクセスポイント1005では、送信(TX)データプロセッサ1010がトラフィックデータを受信し、フォーマットし、コード化し、インタリーブし、変調する(あるいはシンボルマップする)。そそして送信(TX)データプロセッサ1010は変調シンボル(「データシンボル」)を提供する。シンボルモジュレータ1015はデータシンボルおよびパイロットシンボルを受信して処理し、シンボルのストリームを提供する。シンボルモジュレータ1020はデータおよびパイロットのシンボルを多重化し、送信機ユニット(TMTR)1020にそれらを与える。送信シンボルはそれぞれ、データシンボル、パイロットシンボルまたは0値の信号とすることができる。パイロットシンボルは、各シンボル周期で連続的に送られてもよい。パイロットシンボルは、周波数分割多重化(FDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)、時分割多重化(TDM)、周波数分割多重化(FDM)、あるいは符号分割多重化(CDM)が行われ得る。
TMTR 1020は、シンボルのストリームを受信してこれを1つ以上のアナログ信号に変換し、さらに無線チャネルへの送信に適したダウンリンク信号を生成するよう該アナログ信号を調整する(例えば増幅し、フィルタ処理し、周波数アップコンバートする)。その後、ダウンリンク信号は、端末に向けてアンテナ1025を介して送信される。端末1030では、アンテナ1035がダウンリンク信号を受信し、受信機ユニット(RCVR)1040に受信信号を供給する。受信機ユニット1040は受信信号を調節(例えばフィルタ処理し、増幅し、周波数ダウンコンバート)し、該調整された信号を、サンプルを得るためにディジタル化する。シンボル復調器1045は、受信パイロットシンボルを復調し、チャネル推定用のプロセッサ1050に提供する。さらにシンボル復調器1045は、プロセッサ1050からダウンリンク用の周波数応答推定を受信し、データシンボル推定(それらは送信データシンボルの推定である)を得るために受信データシンボル上でデータ復調を実行し、およびRXデータプロセッサ1055にデータシンボル推定を提供する。RXデータプロセッサ1055は、送信されたトラフィックデータを取り出すためにデータシンボル推定を復調(すなわちシンボルデマッピング)し、デ・インタリーブし、デコードする。シンボル復調器1045およびRxデータプロセッサ1055による処理は、アクセスポイント1005における、シンボルモジュレータ1015およびTXデータプロセッサ1010によるそれぞれの処理に対して相補的である。
アップリンクにおいては、TXデータプロセッサ1060がトラフィックデータを処理し、データシンボルを提供する。シンボルモジュレータ1065は、パイロットシンボルを持ったデータシンボルを受信して多重化し、変調を行い、シンボルのストリームを提供する。その後、送信機ユニット1070は、アップリンク信号を生成するためにシンボルのストリームを受信して処理する。該アップリンク信号はアンテナ1035によりアクセスポイント1005に送信される。
アクセスポイント1005では、端末1030からのアップリンク信号がアンテナ1025によって受信され、サンプルを得るために受信機ユニット1075によって処理される。その後、シンボル復調器1080はサンプルを処理し、受信パイロットシンボルおよびデータシンボル推定をアップリンク用に提供する。Rxデータプロセッサ1085は、端末1030によって送信されたトラフィックデータを取り出すためにデータシンボル推定を処理する。プロセッサ1090は、送信を行っている個々のアクティブな端末についてのチャネル推定を実行する。複数の端末が、パイロットサブバンドのそれぞれの割り当てられたセットについて、アップリンク上でパイロットを同時に送信してもよい。該パイロットサブバンドセットはインターレースされる。
プロセッサ1090および1050は、それそれ、アクセスポイント1005および端末1030に動作を向ける(例えば、制御する統合、管理するなど)。それぞれのプロセッサ1090および1050は、プログラムコードおよびデータを格納するメモリユニット(不図示)に関連づけることが可能である。プロセッサ1090および1050は、アップリンクおよびダウンリンク用の周波数およびインパルス応答の推定を得るためにそれぞれ演算を実行することが可能である。
多重アクセスシステム(例えばFDMA、OFDMA、CDMA、TDMAなど)に関しては、複数の端末がアップリンク上で同時に送信をすることが可能である。そのようなシステムについては、パイロットサブバンドを様々な端末間で共有してもよい。チャネル推定技術は、各端末のパイロットサブバンドが動作帯域全体(ことによると帯端を除いて)にまたがる時に用いることができる。そのようなパイロットサブバンド構成は各端末用の周波数ダイバーシティを得るためには望ましい筈である。ここに記述された技術は、様々な手段によって実装することができる。例えば、これらの技術はハードウェア、ソフトウェアまたはこれらの組合せで実装されてもよい。ハードウェア実装については、チャネル推定に用いられる処理ユニットは、1つ以上の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレー(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、ここに記述された機能を実行するよう設計される他の電子機器、またはそれらの組合せで実装してもよい。実装は、ここに記述された機能を実行するモジュール(例えば手順、機能など)によってソフトウェアで行われてもよい。該ソフトウェアのコードがメモリユニットに格納され、プロセッサ1090および1050によって実行されてもよい。
ソフトウェア実装について、ここに記述された技術は、ここに記述された機能を実行するモジュール(例えばプロシージャ、関数など)で実装されてもよい。該ソフトウェアのコードはメモリユニットに格納され、プロセッサによって実行されてもよい。メモリユニットはプロセッサ内で実装されるか、またはプロセッサの外部で実装されてもよく、その場合、当該技術分野で知られるように、メモリユニットを、様々な手段を介してプロセッサに対して通信可能に接続することができる。
これまでに説明されたことは、模範的な実施形態を含む。実施形態について記述する目的で構成要素または技法の考えられるあらゆる組合せを説明することは当然不可能であるが、当該技術分野において通常の技能を有する者であれば、多くのさらなる組合せおよび置換が可能であることを認識することができる。従って、これらの実施形態は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲内における変更、修正およびバリエーションのようなものをすべて包含することが意図される。更に、用語「含む(include)」が詳細な説明または特許請求の範囲のいずれかで用いられる範囲において、この用語は、請求項で遷移語として使用された時、「具備する(comprising)」が解釈される場合の用語「具備する」と同様に、包括的でることが意図される。

Claims (30)

  1. 多重キャリア通信システムにおいて情報をマルチキャストする方法であって、
    伝送ブロックを生成すること、および
    前記伝送ブロックのデコーディングを容易にするために、広域波形とローカルエリア波形との間の遷移に少なくとも1つのTDMパイロットシンボルを挿入することを含む方法。
  2. OFDM(直交周波数分割多重)を利用するマルチキャリア通信システムを使用することをさらに含む請求項1の方法。
  3. チャネル推定用に前記少なくとも1つのTDMパイロットシンボルを使用することをさらに含む請求項1の方法。
  4. 時間同期または自動利得制御(AGC)ブートストラップのために前記少なくとも1つのTDMパイロットシンボルを使用することをさらに含む請求項1の請求項の方法。
  5. ローカルエリア放送と広域のデータ放送との間に前記少なくとも1つのTDMパイロットシンボルを位置づけることをさらに含む請求項4の方法。
  6. 前記少なくとも1つのTDMパイロットシンボルに時差インターレースパターンを適用することをさらに含む請求項1の方法。
  7. 前記時差インターレースパターンは、(0,3,6,1,4,7,2,5)または(2,6)の組から選択される請求項6の方法。
  8. 1つのスーパーフレーム当たり少なくとも10のTDMパイロットシンボルを挿入することをさらに含む請求項1の方法。
  9. 前記少なくとも1つのTDMパイロットシンボル用に、少なくとも1つのスロットからインターレースへのマッピングを決定することをさらに含む請求項1の方法。
  10. ローカル境界および広域境界に1つのTDMパイロットシンボルを有しているパケットについて、前記少なくとも1つのTDMパイロットシンボルが偶数のインターレースを用いるのを容易にするために、奇数の広域シンボルWを使用することをさらに含む請求項9の方法。
  11. 広域識別子(WID)およびローカルエリア識別子(LID)に基づいて、前記少なくとも1つのTDMパイロットシンボル用のスクランブルパラメータを決定することをさらに含む請求項1の方法。
  12. 広域からローカルエリアへの遷移を決定することをさらに含み、スロット0を前記LIDのデフォルト値を用いてスクランブルし、スロット1、2および3をローカルエリアに対応する前記LIDを用いてスクランブルする請求項11の方法。
  13. ローカルエリアから広域への遷移を決定することをさらに含み、スロット1、2および3を前記LIDのデフォルト値を用いてスクランブルし、スロット0をローカルエリアに対応する前記LIDを用いてスクランブルする請求項11の方法。
  14. 前記少なくとも1つのTDMパイロットシンボル内の各スロットに関連づけられた1組のマスク値を決定することをさらに含む請求項1の方法。
  15. パイロット情報を決定する方法であって、
    無線ネットワークについて少なくとも1つの付加的なパイロットシンボルを決定すること、
    広域波形からローカルエリア波形への遷移に位置する少なくとも1台の受信機に対し、少なくとも1つの付加的なパイロットシンボルを送信すること、および、
    受信機処理を容易にするために、前記少なくとも1つの付加的なパイロットシンボルに関連づけられた1つ以上のスロットのエネルギーを調整することを含む方法。
  16. 前記受信機における自動利得制御を支援するために、前記少なくとも1つの付加的なパイロット信号の合計エネルギーの平衡を保つことをさらに含む請求項15の方法。
  17. 先行する多重化用のパイロットスロットのエネルギーレベルを合計エネルギーの8分の1に設定することをさらに含む請求項15の方法。
  18. 続く多重化用のパイロットスロットのエネルギーレベルを合計エネルギーの8分の1に設定することをさらに含む請求項15の方法。
  19. 受信機で確定した処理ウィンドウ長を考慮してスロットエネルギーをスケーリングすることをさらに含む請求項15の方法。
  20. パイロットスロット0−3について、1){E/4,E/4,E/4,E/4}、2){E/8,7E/24,7E/24,7E/24}、3) {E/8,E/8,3E/8,3E/8}(ただし、Eは合計シンボルエネルギー)の少なくともいずれかのエネルギー割り当てを決定することをさらに含む請求項15の方法。
  21. 前記少なくとも1つの付加的なパイロットシンボルから直前のTDMパイロットシンボルまでのスロットマッピング制約を適用することをさらに含む請求項15の方法。
  22. 広域用の、スロットからインターレースへのマップのタイムシフトとして、ローカルエリア用の、スロットからインターレースへのマップを得ることをさらに含む請求項15の方法。
  23. 広域データとローカルエリアデータとの間の境界の位置に関する情報を送信することをさらに含む請求項15の方法。
  24. 無線システム用パイロットシンボルプロトコルであって、
    スーパーフレーム内の広域波形とローカルエリア波形の間の遷移に位置する少なくとも1つのTDMパイロットシンボルを決定する手段、
    無線ネットワークに前記スーパーフレームを送信する手段、および
    前記スーパーフレームを受信して無線放送情報を決定する手段を具備する無線システム用パイロットシンボルプロトコル。
  25. 機械実行可能な命令が格納された、機械可読媒体であって、
    OFDM放送用の広域波形とローカルエリア波形との間の遷移にある、少なくとも1つのTDMパイロットシンボルを決定すること、
    前記TDMパイロットシンボルを少なくとも1台の受信機に伝達すること、および、
    前記受信機で前記TDMパイロットシンボルをデコードすることを含む機械可読媒体。
  26. 時間同期、チャネル推定、またはAGCブートストラップを前記TDMパイロットシンボルを考慮して決定することをさらに含む請求項25の機械可読媒体。
  27. データ構造が格納された機械可読媒体であって、
    スーパーフレームについて、広域波形とローカルエリアの波形との間の遷移に位置する、少なくとも1つのTDMパイロットシンボルを決定すること、
    前記スーパーフレームをMAC層に結合させること、および
    前記スーパーフレームから無線ネットワーク放送を決定することを含む機械可読媒体。
  28. スーパーフレーム内の広域データおローカルエリアデータと間の境界に少なくとも1つのパイロットシンボルを受信するコンポーネント、および無線ネットワーク上の前記スーパーフレームを復号する受信機に関連づけられた少なくとも1台のプロセッサ含むメモリ を具備する無線通信装置。
  29. 無線ネットワーク内の基地局動作用の装置であって、
    OFDM放送に従って、シンボルサブセット上の少なくとも1つの付加的なパイロットシンボルを送信するコンポーネントを含むメモリ、および
    前記OFDM放送のための前記スーパーフレームを符号化する送信機に関連づけられた少なくとも1台のプロセッサを具備する装置。
  30. データを送信する方法であって、
    ローカル波形境界に関連づけられた少なくとも1つのパイロットシンボル、および、広域波形境界に関連づけられた少なくとも1つの第2パイロットシンボルを有するデータパケットを生成すること、
    前記データパケット内の前記パイロットシンボルおよび前記第2のパイロットシンボルを送信することを含む方法。
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