JP2011090887A - 連結式照明器具 - Google Patents

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Toshinari Miyashita
俊成 宮下
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Abstract

【課題】特別な連結部品を用いることなく照明器具同士を連結できると共に、連結角度の設定を容易に行うことができる連結式照明器具を実現する。
【解決手段】長尺な器具本体56を構成する蓋部54の一端部に、同一円周上で15度間隔に配置された7個の円孔62で構成され、上記器具本体56の長手方向に延びる一対の円孔群64a,64bを形成し、該一対の円孔群64a,64bを、同一円周上において180度間隔で対向配置して成り、また、器具本体16を構成する蓋部14の他端部に、他の連結式照明器具の上記一対の円孔群64a,64bを構成する円孔62,62に挿入される一対のコンタクトピン68a,68bを設けた。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の照明器具同士を連結することのできる連結式照明器具に関する。
従来、店舗やオフィスの照明として、複数の長尺な照明器具同士を連結させてライン状に配置させたり、照明器具同士の連結角度を調整することにより所定の形状に配置させることが行われている。
複数の照明器具同士を連結するため、従来、例えば、実開平5−61215号「発光式標識装置及びその継手」(特許文献1)が提案されている。
この特許文献1においては、「両端に連結顎部22を有する複数個の発光ユニット2を、上記連結顎部22同士を連結する継手4によって所望の形状に連結したもの」が開示されている。
上記特許文献1は、発光ユニット2の両端に設けた連結顎部22同士を連結する「継手4」を介して、複数個の発光ユニット2を連結すると共に、連結顎部22を所望の連結角度に設定できるものである。
しかしながら、特許文献1にあっては、発光ユニット2の連結及び連結角度の設定のため、発光ユニット2以外に、別途、特別な連結部品としての「継手4」が必要であることから、部品点数が多く構造が複雑であった。
そこで、本出願人は、特願2009−65422号(特許文献2)において、特別な連結部品を用いることなく照明器具同士の連結及び連結角度の設定ができる連結式照明器具を提案した。
すなわち、図18〜図24に示す通り、この連結式照明器具10は、長尺な基板12と、該基板12の表面を覆う長尺な蓋部14を備えた器具本体16を有している。
器具本体16を構成する上記基板12は導電材上に絶縁層を形成して構成されており、該基板12の表面には発光ダイオード(LED)20が所定間隔で配置されている。
上記蓋部14は透光性材料で構成されており、LED20の発光を透過させて外部へ放射できるようになっている。
図18及び図24に示すように、器具本体16を構成する上記蓋部14の一端部には、器具本体16の長手方向に延びる円弧状の一対の長孔22a,22bが形成されている。上記一対の長孔22a,22bは、同一円周上において180度間隔で対向配置されており、また、その中心角は同一の90度と成されている。
尚、上記長孔22a,22b内に露出した基板12の表面には、上記LED20に接続された図示しない導体パターンが延設されている。
また、上記一対の長孔22a,22b間には、ネジ孔24が形成されている。
さらに、上記蓋部14の他端部の底面には、導電材より成る一対のコンタクトピン26a,26bが取り付けられている。すなわち、図20に示すように、蓋部14の他端の底面には導電板28が取り付けられており、該導電板28の先端に形成した孔(図示せず)にコンタクトピン26a,26bを挿通固定している。
尚、上記導電板28の後端は、LED20に接続された図示しない導体パターン導体と接続されている。
また、上記蓋部14の他端部にもネジ孔30が形成されている。
上記構成を備えた連結式照明器具10同士を連結するには、図25〜図28に示すように、一方の連結式照明器具10Aのコンタクトピン26a,26bを、他方の連結式照明器具10Bの長孔22a,22b内に挿入し、コンタクトピン26a,26bを導体パターン(図示省略)上に載置・接続する。
そして、コンタクトピン26a,26bが長孔22,22内に挿入された状態で、コンタクトピン26a,26bを円弧状の長孔22a,22bに沿って移動させれば、一方の連結式照明器具10Aが回転するので連結角度を調整することができる。
すなわち、上記した通り、一対の円弧状の長孔22a,22bは、同一円周上において180度間隔で対向配置されると共に、中心角が90度と成されているので、図25及び図26に示すように、一対のコンタクトピン26a,26bを共に、長孔22,22の中央位置に配置すれば、連結式照明器具10A,10B同士をライン状に連結することができる。
また、図27及び図28に示すように、一方のコンタクトピン26aを長孔22aの左端位置に配置すると共に、他方のコンタクトピン26bを長孔22bの右端位置に配置すれば、一方の連結式照明器具10Aを他方の連結式照明器具10Bに対して上方45度の角度で連結することができる。
さらに、図示は省略するが、一方のコンタクトピン26aを長孔22aの右端位置に配置すると共に、他方のコンタクトピン26bを長孔22bの左端位置に配置すれば、一方の連結式照明器具10Aを他方の連結式照明器具10Bに対して下方45度の角度で連結することができる。
以上の通り、上記連結式照明器具10は、他方の連結式照明器具10Bの長孔22a,22b内に挿入された一方の連結式照明器具10Aのコンタクトピン26a,26bを、長孔22a,22bに沿って移動させて一方の連結式照明器具10Aを回転させることにより、特別な連結部品を用いることなく、90度の範囲で連結角度の調整を行うことができるようになっている。
尚、一方の連結式照明器具10Aのコンタクトピン26a,26bを、他方の連結式照明器具10Bの長孔22a,22b内に挿入した状態においては、一方の連結式照明器具10Aのネジ孔30と他方の連結式照明器具10Bのネジ孔24とが連通するようになっている。
而して、上記方法で一方の連結式照明器具10Aと他方の連結式照明器具10Bとを所望の連結角度で連結した状態で、ネジ孔24,30にネジ32を螺合させて連結式照明器具10A,10B同士を固定するのである(図29)。
実開平5−61215号 特願2009−65422号
ところで、複数の連結式照明器具10同士を連結する場合、連結式照明器具10を取付る場所(例えば天井、壁、家具等)の形状・構造・寸法等に対応して予め連結角度(例えば15度の角度で連結、30度の角度で連結等)の決まっていることが多いのが実状である。
しかしながら、上記連結式照明器具10は、「他方の連結式照明器具10Bの長孔22a,22b内に挿入された一方の連結式照明器具10Aのコンタクトピン26a,26bを、長孔22a,22bに沿って移動させることにより連結角度の調整を行う」構造であることから、90度の範囲内であれば無段階で連結角度の調整ができる利点を有する反面、予め連結角度(例えば15度の連結角度、30度の連結角度等)が決まっている場合に、当該連結角度を正確に設定することは困難であった。
本発明は、従来の上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、特別な連結部品を用いることなく照明器具同士を連結できると共に、連結角度の設定を容易に行うことができる連結式照明器具を実現することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の連結式照明器具は、
長尺な器具本体を有する連結式照明器具であって、
上記器具本体の一端部に、同一円周上において所定角度で等間隔に配置された複数の円孔で構成され、上記器具本体の長手方向に延びる一対の円孔群を形成し、該一対の円孔群を、同一円周上において180度間隔で対向配置して成り、さらに、
上記器具本体の他端部に、他の連結式照明器具の上記一対の円孔群を構成する円孔に挿入される一対の円孔挿入部材を形成したことを特徴とする。
請求項2に記載の連結式照明器具は、請求項1に記載の連結式照明器具において、
上記円孔群が、15度間隔で配置された7個の円孔で構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の連結式照明器具は、請求項1又は2に記載の連結式照明器具において、
上記器具本体の内部に光源が配置されており、また、
上記円孔内に、光源と電気的に接続された導体が延設されており、さらに、
上記円孔挿入部材が、光源と電気的に接続された導電材で構成されており、
上記導電材より成る円孔挿入部材は、他の連結式照明器具の円孔内に挿入されて上記導体と接続されることを特徴とする。
請求項4に記載の連結式照明器具は、請求項3に記載の連結式照明器具において、上記光源が発光ダイオードであることを特徴とする。
請求項5に記載の連結式照明器具は、請求項3又は4に記載の連結式照明器具において、導電材より成る円孔挿入部材が、コンタクトピンであることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の連結式照明器具は、長尺な器具本体の一端部に、同一円周上において所定角度で等間隔に配置された複数の円孔で構成され、上記器具本体の長手方向に延びる一対の円孔群を形成し、該一対の円孔群を、同一円周上において180度間隔で対向配置すると共に、器具本体の他端部に、他の連結式照明器具の上記一対の円孔群を構成する円孔に挿入される一対の円孔挿入部材を形成したので、一の連結式照明器具の円孔挿入部材を他の連結式照明器具の円孔に挿入することにより、別途、特別な連結部品を用いることなく、連結式照明器具同士を連結できる。また、他の連結式照明器具の円孔群を構成する円孔内に挿入する一の連結式照明器具の円孔挿入部材の挿入位置を変えることにより連結角度の調整を行うことができる。
しかも、各円孔群を構成する複数の円孔は所定角度で等間隔に配置されているので、他の連結式照明器具の円孔群を構成する円孔内に挿入する一の連結式照明器具の円孔挿入部材の挿入位置を変えることにより、連結角度を上記所定角度単位で容易に設定することができる。
請求項2に記載の連結式照明器具の如く、請求項1に記載の連結式照明器具において、円孔群を15度間隔で配置された7個の円孔で構成した場合には、他の連結式照明器具の円孔群を構成する円孔内に挿入する一の連結式照明器具の円孔挿入部材の挿入位置を変えることにより、90度の範囲で連結角度の調整を行うことができる。
しかも、各円孔群を構成する7個の円孔は15度間隔で配置されているので、他の連結式照明器具の円孔群を構成する円孔内に挿入する一の連結式照明器具の円孔挿入部材の挿入位置を変えることにより、連結角度を15度単位で容易に設定することができる。
請求項3に記載の連結式照明器具の如く、請求項1又は2に記載の連結式照明器具において、上記円孔内に、器具本体内部の光源と電気的に接続された導体が延設され、また、上記円孔挿入部材が、光源と電気的に接続された導電材で構成され、上記導電材より成る円孔挿入部材は、他の連結式照明器具の円孔内に挿入されて上記導体と接続されるよう構成すれば、連結式照明器具同士の電気的接続も実現することができる。
以下、図面に基づき、本発明に係る連結式照明器具の実施形態を説明する。
図1は、本発明に係る連結式照明器具50の平面図、図2は正面図、図3は底面図、図4は右側面図、図5は左側面図、図6は図1のA−A断面図、図7は図1のB−B断面図である。
本発明の連結式照明器具50は、長尺な基板52と、該基板52の表面を覆う長尺な蓋部54を備えた器具本体56を有しており、該器具本体56は長尺で棒状の外観を呈している。
器具本体56を構成する上記基板52はアルミニウム等の導電材上に樹脂等の絶縁層(図示省略)を形成して構成されており、該基板52の表面には、光源としての6個の発光ダイオード(LED)60が所定間隔で配置されている。また、6個のLED60は、表面を半田メッキされた銅等より成る導体パターン(図示せず)を介して直列接続されている。
尚、各LED60は、6個のLEDチップ(図示せず)を内蔵しており、これら6個のLEDチップは、2個づつ並列接続されて3組のLEDチップ群が構成されると共に、これら3組のLEDチップ群同士が直列接続されている。
上記蓋部54は、樹脂等より成る透光性材料で構成されており、LED60の発光を透過させて外部へ放射できるようになっている。
図1及び図7に示すように、器具本体56を構成する上記蓋部54の一端部には、器具本体56の長手方向に延び、7個の円孔62で構成された一対の円孔群64a,64bが形成されている。
一対の円孔群64a,64bを構成する合計14個の円孔62は同一円周上に配置されており、また、各円孔群64a,64bを構成する7個の円孔62は、器具本体56の長手方向へ15度間隔で円弧状に配置されている。
さらに、上記一対の円孔群64a,64bは、同一円周上において180度間隔で対向配置されている。
尚、上記円孔62内に露出した基板52の表面には、上記LED60に接続された図示しない導体としての導体パターンが延設されている。
また、上記一対の円孔群64a,64bの間には、ネジ孔66が形成されている。
さらに、上記蓋部54の他端部の底面には、導電材より成る円孔挿入部材としての一対のコンタクトピン68a,68bが取り付けられている。すなわち、図3に示すように、蓋部54の他端の底面には導電板70が取り付けられており、該導電板70の先端に形成した孔(図示せず)にコンタクトピン68a,68bを挿通固定している。これらコンタクトピン68a,68bは、連結式照明器具10同士を連結する際に、他の連結式照明器具10の一対の円孔群64a,64bの円孔62,62内に挿入されるものである。
上記コンタクトピン68a,68bは、図8に示す如く、筒状体70の内部にスプリング72を内蔵すると共に、該スプリング72に接続され、上記筒状体70に挿通可能な先端部74を有しており、上記先端部74が押圧されるとスプリング72が圧縮されるようになっている。
尚、上記導電板70の後端は、LED60に接続された図示しない導体パターンと接続されている。
また、上記蓋部54の他端部にもネジ孔76が形成されている。
上記構成を備えた本発明の連結式照明器具50同士を連結するには、図9〜図11に示すように、一方の連結式照明器具50Aの一対のコンタクトピン68a,68bを、他方の連結式照明器具50Bの一対の円孔群64a,64bの円孔62,62内に挿入し、コンタクトピン68a,68bを導体パターン(図示省略)上に載置・接続する。
すなわち、上記した通り、一対の円孔群64a,64bは、同一円周上において180度間隔で対向配置されると共に、各円孔群64a,64bを構成する7個の円孔62は、器具本体56の長手方向へ15度間隔で円弧状に配置されているので、図12及び図13に示すように、一対のコンタクトピン68a,68bを、一対の円孔群64a,64bの中央位置の円孔62,62(左から4個目の円孔62)内に挿入すれば、連結式照明器具50A,50B同士をライン状に連結することができる。
また、図14及び図15に示すように、一方のコンタクトピン68aを、一方の円孔群64aの左端位置の円孔62(左から1個目の円孔62)内に挿入すると共に、他方のコンタクトピン68bを、他方の円孔群64bの右端位置の円孔62(右から1個目の円孔62)内に挿入すれば、一方の連結式照明器具50Aを他方の連結式照明器具50Bに対して上方45度の角度で連結することができる。
さらに、一方のコンタクトピン68aを、一方の円孔群64aの右端位置の円孔62(右から1個目の円孔62)内に挿入すると共に、他方のコンタクトピン68bを、他方の円孔群64bの左端位置の円孔62(左から1個目の円孔62)内に挿入すれば、一方の連結式照明器具50Aを他方の連結式照明器具50Bに対して下方45度の角度で連結することができる(図14参照)。
また、図示は省略するが、一方のコンタクトピン68aを、一方の円孔群64aの左から3個目の円孔62内に挿入すると共に、他方のコンタクトピン68bを、他方の円孔群64bの右から3個目の円孔62内に挿入した場合には、一方の連結式照明器具50Aを他方の連結式照明器具50Bに対して上方15度の角度で連結することができる。
さらに、一方のコンタクトピン68aを、一方の円孔群64aの左から2個目の円孔62内に挿入すると共に、他方のコンタクトピン68bを、他方の円孔群64bの右から2個目の円孔62内に挿入した場合には、一方の連結式照明器具50Aを他方の連結式照明器具50Bに対して上方30度の角度で連結することができる。
また、一方のコンタクトピン68aを、一方の円孔群64aの右から3個目の円孔62内に挿入すると共に、他方のコンタクトピン68bを、他方の円孔群64bの左から3個目の円孔62内に挿入した場合には、一方の連結式照明器具50Aを他方の連結式照明器具50Bに対して下方15度の角度で連結することができる。
さらに、一方のコンタクトピン68aを、一方の円孔群64aの右から2個目の円孔62内に挿入すると共に、他方のコンタクトピン68bを、他方の円孔群64bの左から2個目の円孔62内に挿入した場合には、一方の連結式照明器具50Aを他方の連結式照明器具50Bに対して下方30度の角度で連結することができる。
以上の通り、本発明の連結式照明器具50は、他方の連結式照明器具50Bの円孔群64a,64bを構成する円孔62,62内に挿入する一方の連結式照明器具50Aのコンタクトピン68a,68bの挿入位置を変えることにより、90度の範囲で連結角度の調整を行うことができるのである。
しかも、各円孔群64a,64bを構成する7個の円孔62,62は15度間隔で配置されているので、他方の連結式照明器具50Bの円孔群64a,64bを構成する円孔62,62内に挿入する一方の連結式照明器具50Aのコンタクトピン68a,68bの挿入位置を変えることにより、連結角度を15度単位で容易に設定することができる。
尚、一方の連結式照明器具50Aのコンタクトピン68a,68bを、他方の連結式照明器具50Bの円孔62,62内に挿入した状態においては、一方の連結式照明器具50Aのネジ孔76と他方の連結式照明器具50Bのネジ孔66とが連通するようになっている。
而して、上記方法で一方の連結式照明器具50Aと他方の連結式照明器具50Bとを所望の連結角度で連結した状態で、ネジ孔76,66にネジ78を螺合させて連結式照明器具50A,50B同士を固定するのである(図16)。尚、連結式照明器具50同士の固定手段としては上記ネジ78だけでなく、例えば、図示しないブッシュを介して連結式照明器具50同士を固定したり、或いは、一方の連結式照明器具50Aと他方の連結式照明器具50Bの夫々に相互に係合する係合爪を設けて固定するようにしても良い。
上記の通り、円孔62内に露出した基板52の表面には、LED60に接続された導体パターンが延設され、また、コンタクトピン68a,68bは、LED60に接続された導体パターンと接続する導電板70に固定されている。
従って、コンタクトピン68a,68bを円孔62,62内に挿入して導体パターン上に載置・接続した状態で、ネジ78を介して連結式照明器具50同士を連結すると、一方の連結式照明器具50AのLED60−導体パターン−導電板70−コンタクトピン68a,68b−他方の連結式照明器具50Bの導体パターン−LED60とが電気的に接続され、連結式照明器具50同士の電気的接続を実現できる。
尚、上記コンタクトピン68a,68bは、スプリング72が圧縮することにより、先端部74が導体パターン方向への付勢力を持った状態で導体パターンに圧接されるので接続強度が大きい。
尚、図17に示すように、上記コンタクトピン68a,68bに代えて、先端にバネ性の有るコンタクト部70aを有する導電板70を用いても良い。この場合も、円孔62,62内に挿入された導電板70のコンタクト部70aが導体パターン方向への付勢力を持った状態で導体パターンに圧接されるので接続強度が大きい。
本発明の上記連結式照明器具10にあっては、長尺な器具本体56を構成する蓋部54の一端部に、同一円周上で15度間隔に配置された7個の円孔62で構成され、上記器具本体56の長手方向に延びる一対の円孔群64a,64bを形成し、該一対の円孔群64a,64bを、同一円周上において180度間隔で対向配置すると共に、器具本体16を構成する蓋部14の他端部に、他の連結式照明器具の上記一対の円孔群64a,64bを構成する円孔62,62に挿入される一対のコンタクトピン68a,68bを設けたので、一方の連結式照明器具50Aのコンタクトピン68a,68bを他方の連結式照明器具50Bの円孔群64a,64bを構成する円孔62,62内に挿入することにより、別途、特別な連結部品を用いることなく、連結式照明器具50A,50B同士を連結できる。また、他方の連結式照明器具50Bの円孔群64a,64bを構成する円孔62,62内に挿入する一方の連結式照明器具50Aのコンタクトピン68a,68bの挿入位置を変えることにより、90度の範囲で連結角度の調整を行うことができる。
しかも、各円孔群64a,64bを構成する7個の円孔62,62は15度間隔で配置されているので、他方の連結式照明器具50Bの円孔群64a,64bを構成する円孔62,62内に挿入する一方の連結式照明器具50Aのコンタクトピン68a,68bの挿入位置を変えることにより、連結角度を15度単位で容易に設定することができる。
上記においては、同じ長さの連結式照明器具50同士を連結する場合を例に挙げて説明したが、長さの異なる連結式照明器具50を複数種類用意しておき、取付場所の形状に応じて長さの異なる連結式照明器具50同士を連結することもできる。
また、上記においては、円孔群64a,64bを15度間隔で配置した7個の円孔62で構成した場合を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、円孔62の数を増減させれば連結角度範囲の広狭を変更することができ、また、円孔62の配置間隔を変更(例えば15度間隔を30度間隔に変更)すれば、連結角度の設定単位を変更(15度単位を30度単位に変更)することができる。
上記の通り、連結式照明器具50同士を機械的に連結すると、同時に、連結式照明器具50同士の電気的接続も実現されるよう構成するのが望ましいが、単に、連結式照明器具50同士が機械的にのみ連結するよう構成することもできる。この場合は、円孔62内に導体パターンを延設する必要はなく、また、円孔挿入部材を導電材(コンタクトピン68a,68bや導電板70)で構成する必要はない。
本発明に係る連結式照明器具を示す平面図である。 本発明に係る連結式照明器具を示す正面図である。 本発明に係る連結式照明器具を示す底面図である。 本発明に係る連結式照明器具を示す右側面図である。 本発明に係る連結式照明器具を示す左側面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 コンタクトピンを示す説明図である。 本発明に係る連結式照明器具同士を連結した状態を示す部分平面図である。 図9のC−C拡大断面図である。 図9のD−D拡大断面図である。 本発明に係る連結式照明器具同士をライン状に連結した状態を示す平面図である。 本発明に係る連結式照明器具同士をライン状に連結した場合の円孔内におけるコンタクトピンの配置位置を示す説明図である。 本発明に係る連結式照明器具同士を90度の範囲で連結した状態を示す平面図である。 本発明に係る連結式照明器具同士を上方45度の角度で連結した場合の円孔内におけるコンタクトピンの配置位置を示す説明図である。 図9のE−E拡大断面図である。 先端にバネ性の有るコンタクト部を有する導電板の拡大断面図である。 従来の連結式照明器具を示す平面図である。 従来の連結式照明器具を示す正面図である。 従来の連結式照明器具を示す底面図である。 従来の連結式照明器具を示す右側面図である。 従来の係る連結式照明器具を示す左側面図である。 図18のA−A断面図である。 図18のB−B断面図である。 従来の連結式照明器具同士をライン状に連結した状態を示す平面図である。 従来の連結式照明器具同士をライン状に連結した場合の円孔内におけるコンタクトピンの配置位置を示す説明図である。 従来の連結式照明器具同士を上方45度の角度で連結した状態を示す平面図である。 従来の連結式照明器具同士を上方45度の角度で連結した場合の円孔内におけるコンタクトピンの配置位置を示す説明図である。 従来の連結式照明器具同士をネジを介して固定した状態を示す部分断面図である。
50 連結式照明器具
50A 一方の連結式照明器具
50B 他方の連結式照明器具
52 基板
54 蓋部
56 器具本体
60 LED
62 円孔
64a 円孔群
64b 円孔群
66 ネジ孔
68a コンタクトピン
68b コンタクトピン
70 導電板
70a 導電板のコンタクト部
76 ネジ孔
78 ネジ

Claims (5)

  1. 長尺な器具本体を有する連結式照明器具であって、
    上記器具本体の一端部に、同一円周上において所定角度で等間隔に配置された複数の円孔で構成され、上記器具本体の長手方向に延びる一対の円孔群を形成し、該一対の円孔群を、同一円周上において180度間隔で対向配置して成り、さらに、
    上記器具本体の他端部に、他の連結式照明器具の上記一対の円孔群を構成する円孔に挿入される一対の円孔挿入部材を形成したことを特徴とする連結式照明器具。
  2. 上記円孔群が、15度間隔で配置された7個の円孔で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の連結式照明器具。
  3. 上記器具本体の内部に光源が配置されており、また、
    上記円孔内に、光源と電気的に接続された導体が延設されており、さらに、
    上記円孔挿入部材が、光源と電気的に接続された導電材で構成されており、
    上記導電材より成る円孔挿入部材は、他の連結式照明器具の円孔内に挿入されて上記導体と接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の連結式照明器具。
  4. 上記光源が発光ダイオードであることを特徴とする請求項3に記載の連結式照明器具。
  5. 導電材より成る円孔挿入部材が、コンタクトピンであることを特徴とする請求項3又は4に記載の連結式照明器具。
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