JP2011090883A - 電池パック - Google Patents

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Abstract

【課題】素電池の寸法バラツキの影響を抑えることができ、高い寸法精度を有する電池パックを提供する。
【解決手段】電池パックにおいては、素電池11と、当該素電池11の一端面11aに沿って配された基板22と、素電池11の一端面11aと基板22との間に介挿された基板ホルダ23とを有する。基板ホルダ23は、基板22を保持する主部の他に、素電池11の一端面11aに向けて(X軸方向下向きに)突設された4つの突起23h,23i,23j,・・を備える。そして、電池パックでは、基板ホルダ23における突起23h,23i,23j,・・が、主部よりも機械的強度が低く、素電池11の寸法バラツキを吸収するための緩衝部として機能する。具体的には、素電池11の一端面11a上に配された絶縁板12に当接される各先端部分が素電池11の寸法バラツキに相当する分だけ潰されることになる。
【選択図】図6

Description

本発明は、電池パックに関し、特に、完成後の寸法精度の向上を図るための構造に関する。
電池パックは、携帯電話機などのモバイル機器の電源として用いられている(特許文献1,2などを参照)。従来技術に係る電池パックの構成の一例について、図11を用い説明する。
図11に示すように、従来技術に係る電池パックは、扁平直方体状の外観を有する素電池911と、そのX軸方向左手前側の端面911aに沿って配されたPTC(Positive Temperature Coefficient)素子913および基板922を有する。PTC素子913は、素電池911における端面911aに突設された負極端子911bに対し、リード板914を介して接続されている。なお、素電池911の端面911aとPTC素子913等との間には、互いの間の電気的絶縁を図るための絶縁板912が介挿され、負極端子911bとリード板914とは、絶縁板912に開けられた開口912aを通して接続されている。
基板922は、間に基板ホルダ923を挟む状態で、素電池911の端面911aに対し位置が規定されている。基板922におけるX軸方向右奥側には、2つの基板リード922d,922eが設けられており、一方の基板リード922dは、リード板915を介してPTC素子913に接続され、他方の基板リード922eは素電池911の正極端子としての外装缶に対し、クラッド板911cおよびリード板916を介して接続されている。
PTC素子913および基板922が取り付けられた素電池911の端面911aは、キャップ921により覆われている。キャップ921は、素電池911の外装缶に対して接合されており、X軸方向左手前側に3つの窓部921a〜921cを備える。これら窓部921a〜921cは、基板922におけるX軸方向左手前側の主面に設けられた外部接続端子922a〜922cを外部露出させるためのものである。
素電池911におけるX軸方向右奥側の端面には、絶縁板932を介してボトムカバー931が取り付けられ、素電池911の外周が外装ラベル930で覆われている。
なお、素電池911の端面911a、PTC素子913および基板922を被覆する構成として、特許文献1では、低温樹脂を用いたインサート成型によるものが開示されている。
特許第3668195号公報 特開2006−66290号公報
しかしながら、上記従来技術に係る電池パックでは、そのX軸方向における寸法が、素電池911の長さLにより規定され、素電池911の長さLのバラツキが電池パックの長さのバラツキとなってしまう。このような電池パックの寸法バラツキは、装着機器の更なる小型化や接続品質の確保などといった要求を考えるとき、大きな問題となる。
本発明は、素電池の寸法バラツキの影響を抑えることができ、高い寸法精度を有する電池パックを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、次の構成を採用することとした。
本発明に係る電池パックは、素電池と、当該素電池の一端面に沿って配された基板と、素電池の一端面と基板との間に介挿された基板ホルダとを有し、基板ホルダが、基板を保持する主部と、素電池の一端面に向けて突設された1または複数の突起とを備える。そして、本発明に係る電池パックでは、基板ホルダにおける突起が、主部よりも機械的強度が低く、素電池の寸法バラツキを吸収するための緩衝部として機能する部分であることを特徴とする。
また、本発明に係る電池パックは、素電池と、当該素電池の一端面に沿って配された基板と、素電池の一端面および基板とを覆うキャップとを有し、キャップにおける素電池(の一端面)側に、当該素電池の一端面に向けて突設された1または複数の突起とを備える。そして、本発明に係る電池パックでは、キャップにおける突起が、当該突起を除く他の部分よりも機械的強度が低く、素電池の寸法バラツキを吸収するための緩衝部として機能する部分であることを特徴とする。
さらに、本発明に係る電池パックは、素電池と、当該素電池の一端面に沿って配された基板と、素電池の一端面および基板とを覆うキャップとを有する。そして、本発明に係る電池パックでは、素電池の一端面に、当該一端面から基板に向けて起立する面を有するリード板が接合されており、また、基板には素電池の一端面に向けて起立する面を有し、素電池の一端面に接合されたリード板に対してその重なり部分で接合されたリード板を有する。この構成において、キャップには、素電池の一端面に接合されたリード板と基板のリード板との重なり部分に対応して、両リード板の主面に交差する方向の両側部分に開口(孔)が設けられていることを特徴とする。
上述のように、本発明に係る電池パックでは、基板ホルダが主部よりも機械的強度の低い突起を有するので、電池パックの組み立て時において基板ホルダを素電池の一端面(あるいは、その上に配された絶縁板)に押圧されて突起が変形し、押し潰され得る。即ち、基板ホルダにおける突起は、素電池の寸法バラツキを吸収するための緩衝部として機能する部分であり、素電池の寸法にバラツキを生じた場合にも、基板ホルダの突起の上記機能により、完成品での寸法が補償される。例えば、素電池の寸法が設計上限値の場合には、上述のように、基板ホルダの突起の少なくとも一部が押し潰されることによって、寸法精度が補償される。
従って、本発明に係る電池パックでは、素電池の寸法バラツキの影響を抑えることができ、高い寸法精度を有する。
また、上記のように、本発明に係る電池パックでは、必ずしも基板ホルダは必須の構成要素ではなく、素電池の寸法バラツキを吸収するための緩衝部として機能を、キャップに設けた突起に担わせるいことも可能である。このような構成を採用する場合にも、上記同様の効果を奏する。
上記本発明に係る電池パックでは、以下のバリエーションを一例として採用することができる。
上記本発明に係る電池パックでは、基板ホルダが、素電池の一端面に対し垂直な方向にこれを見るとき、短冊状をしており、基板ホルダにおける突起が、その四隅に設けられているという構成を採用することができる。このように四隅に突起を設ける場合には、安定性という観点から優れた効果を奏する。
また、上記本発明に係る電池パックでは、基板ホルダにおける突起の先端が、素電池の一端面あるいはその上に配された絶縁板に対して当接されており、且つ、当接部分が押し潰された状態となっているという構成を採用することができる。上述のように、このような構成の場合には、素電池の寸法が設計上限値の場合にも、基板ホルダの突起が潰れることにより、全体での寸法精度を確保できる。
また、上記本発明に係る電池パックでは、基板ホルダが、樹脂材料を用い、主部と突起とが一体形成されているという構成を採用することができる。このような構成を採用する場合には、部品の点数の削減を行うことができ、製造時における作業の煩雑さを解消することができ、製造コストの低減が可能となる。
また、上記本発明に係る電池パックでは、素電池の一端面に、当該一端面から基板に向けて起立する面を有するリード板が接合されており、基板が、素電池の一端面に向けて起立する面を有し、素電池の一端面に接合されたリード板に対してその重なり部分で接合されたリード板を有する。そして、上記本発明に係る電池パックでは、素電池の一端面および基板および基板ホルダがキャップで覆われており、当該キャップに、素電池の一端面に接合されたリード板と基板のリード板との重なり部分に対応して、両リード板の主面に交差する方向の両側部分に開口(孔)が設けられているという構成を採用することができる。なお、上記におけるキャップは、部品としてのキャップであって、インサート成型によるものではない。
このような構成を採用する場合には、キャップに基板および基板ホルダを組み付けてユニット化したもの(キャップユニット)と、素電池にリード板などを組み付けてユニット化したもの(セルユニット)とをそれぞれ準備しておき、これらを互いに組み合わせる際に、キャップに開けられた開口(孔)を通して溶接電極を侵入させてリード板同士を接合することができる。よって、製造時において、予めキャップユニットとセルユニットとを準備しておけるので、製造時におけるタクトタイムの短縮が可能であり、最終的に製造コストの低減を図ることができる。そして、このような構成を採用する場合には、キャップの開口(孔)を、最終的にシート材により被覆することで内部への水分あるいは埃の侵入を防ぐことができ、高い安全性を確保することができる。
なお、キャップユニットとセルユニットとを予め作製しておき、キャップに設けられた孔を通して侵入させた溶接電極により、リード板同士の重なり部分を接合するという上記構成については、基板ホルダを備えない電池パックにおいても適用が可能である。また、基板ホルダを備える場合にあっても、突起が形成されていないような場合にも上記効果を奏することができる。
また、上記のように、本発明に係る電池パックでは、キャップを部品として有し、上記特許文献1に記載の電池パックのようにインサート成型により形成されたものではないので、設備コストなどの観点から優位である。即ち、インサート成形によりキャップ部分を形成する場合には、電池パックごとにキャップ部分の形状に対応する金型を準備しておかなければならず、多品種生産を考えた場合に多くの金型を保有しなければならず、金型の管理や金型の交換などの観点から製造コストを引き上げる要因ともなる。
これに対して、本発明に係る電池パックでは、部品としてのキャップを有するので、インサート成型によりキャップ部分を形成する従来技術に比べて、製造コストの観点から優位である。
実施の形態1に係る電池パック1の外観を示す模式斜視図である。 電池パック1の内部構成を示す展開斜視図である。 電池パック1の構成に含まれる基板ホルダ23の構成を示す模式斜視図である。 (a)は、電池パック1の製造過程におけるキャップユニット20の構成を示す展開斜視図であり、(b)は、電池パック1の製造過程におけるセルユニット10の構成を示す展開斜視図である。 電池パック1の製造過程におけるセルユニット10へのキャップユニット20の組み付け工程を示す模式斜視図である。 セルユニット10へのキャップユニット20の組み付け工程において、基板ホルダ23のリブ23f,23h,23iの押し潰し前の状態を示す模式斜視図である。 セルユニット10へのキャップユニット20の組み付け工程において、基板ホルダ23のリブ23f,23h,23iの押し潰し後の状態を示す模式斜視図である。 セルユニット10へのキャップユニット20の組み付け工程において、リード板16と基板リード22eとの接合工程を示す模式断面図である。 実施の形態2に係る電池パック2が備えるキャップユニット40の構成を示す展開斜視図である。 実施の形態2に係る電池パック2の要部構成を示す部分展開斜視図である。 従来技術に係る電池パックの構成を示す模式斜視図である。
以下では、本発明を実施するための形態について、数例を示して説明する。なお、以下の説明で用いる実施の形態1,2は、本発明の構成および作用・効果を分かりやすく説明するために用いる例示であって、 本発明は、その本質的部分以外に以下の形態に何ら限定を受けるものではない。
[実施の形態1]
1.電池パック1の外観構成
図1に示すように、本実施の形態1に係る電池パック1は、X軸方向左手前側に配されたキャップ21と、X軸方向右奥側に配されたボトムカバー(図1では、都合上、図示を省略)と、周囲を被覆する外装ラベル30とにより、外観が構成されている。
キャップ21には、3つの窓部21a〜21cが設けられており、各窓部21a〜21cからは、外部接続端子22a〜22cが外部露出されている。なお、外装ラベル30は、キャップ21およびボトムカバーにおける各側周面の一部も被覆している。
2.電池パック1の内部構成
図2に示すように、本実施の形態1に係る電池パック1は、扁平直方体状の外観を有する素電池11と、そのX軸方向左手前側の端面11aに沿って配されたPTC(Positive Temperature Coefficient)素子13および基板22を有する。
PTC素子13には、リード板14およびリード板15が接合されている。そして、一方のリード板14は、素電池11における端面11aに突設された負極端子11bに対し接続されている。ここで、素電池11の端面11aとPTC素子13およびリード板14,15との間には、互いの間の電気的絶縁を図るための絶縁板12が介挿されている。リード板14と負極端子11bとの接続は、絶縁板12に開けられた開口12aを通してなされている。
素電池11の端面11aには、Y軸方向右端部分における外装缶の表面にクラッド板11cが接合されている。そして、クラッド板11cには、リード板16が接合されている。リード板16は、素電池11の正極端子との接続を図るためのものである。
基板22は、間に基板ホルダ23を挟む状態で、素電池11の端面11aに対し位置が規定された状態で配されている。基板22におけるX軸方向右奥側には、2つの基板リード22d,22eが設けられている。一方の基板リード22dは、PTC素子13に接続されたリード板15に接続されている。もう一方の基板リード22eは、リード板16に接続されている。これらの接続により、基板22は、PTC素子13およびリード板14,15を介して素電池11の負極端子11bに接続され、クラッド板11cおよびリード板16を介して素電池11の正極端子である外装缶に接続されている。
素電池11の端面11aは、PTC素子13および基板22が取り付けられた状態で、キャップ21により覆われている。キャップ21は、その裾部分で素電池11の外装缶の一部を覆っており、側周面の一部が外装ラベル30により覆われている。キャップ21は、絶縁性の材料(例えば、ポリアミド系樹脂材料など)から構成されている。
キャップ21には、X軸方向左手前側に3つの窓部21a〜21cが設けられており、これら窓部21a〜21cからは基板22bのX軸方向左手前側の主面に形成された外部接続端子22a〜22cが外部露出される構成となっている。ここで、基板22における外部接続端子22a〜22cは、例えば、主表面上に金属材料(例えば、Au、Cu、Niなど)を箔状に形成したものである。
また、キャップ21には、その側周面に矩形の開口形状を有する孔21d,21eと、その隣接箇所に開けられ円形の開口形状を有する孔21h,21iが設けられている。これらを設けている理由については、後述する。
素電池11におけるX軸方向右奥側の端面には、絶縁板32を介してボトムカバー31が取り付けられ、キャップ21と同様に、その側周面の一部が外装ラベル30により覆われている。
なお、本実施の形態に係る電池パック1では、素電池11として、例えば、リチウムイオン二次電池が採用されている。また、図2などでは、図示を省略しているが、基板22には保護回路を構成する電子部品が実装されている。
3.基板ホルダ23の構成
図3(a)に示すように、基板ホルダ23は、X軸方向上方からこれを見るとき、基板22の外形に合致する短冊状をしている。X軸方向上側には、両端部に縁部23a,23bがX軸方向上向きに形成されており、基板22を保持するための保持部23cが構成されている。
図3(b)に示すように、保持部23cの裏面の四隅からは、X軸方向に向けて4本の脚部23d〜23gが形成されている。さらに、各脚部23d〜23gからは、円錐状の微小な突起23h〜23kが突設されている。突起23h〜23kは、基板ホルダ23の主部である保持部23cおよび脚部23d〜23gに比べてY−Z断面での面積が極めて小さいので、機械的な強度が低くなっている。ただし、完成後の電池パック1においては、その使用時に加わる外部からの衝撃力などでは変形を生じない程度の機械的強度となっている。
図3(a)および図3(b)に示すように、基板ホルダ23の側面部分には、4つの係止爪23l〜23pが形成されている。これらの係止爪23l〜23pは、キャップ21における孔21d,21e,・・との係合のために設けられている。
4.電池パック1の製造
(1)キャップユニット20の形成
図4(a)に示すように、キャップ21に対しては、基板22および基板ホルダ23を内挿させる。上記のように、基板ホルダ23には、4つの係止爪23l〜23p(図4(a)では、係止爪23n,23pのみを図示。)がキャップ21に設けられた孔21d〜21gと係合される。係止爪23l〜23pと孔21d〜21gとの係合により、基板22は、基板ホルダ23によりキャップ21の内側面に押しつけられた状態となる。
なお、基板22における基板リード22d,22eは、係止爪23l〜23pと孔21d〜21gとの係合箇所よりも、Y軸方向の両外側に配されているので、係合を阻害することはない。
以上のようにして、キャップユニット20を形成する。
(2)セルユニット10の形成
図4(b)に示すように、素電池11におけるX軸方向上側の端面11aに対し、絶縁板12を配する。絶縁板12には、上記のように、素電池11の負極端子11bに相当する箇所に開口12aが開けられている。開口12aを通して、負極端子11bとリード板14とを接合する。リード板14は、予めPTC素子13に対してリード板15とともに接合しておく。
また、素電池11の端面11aに対しては、クラッド板11cを接合する。そして、クラッド板11cに対してリード板16を接合する。
以上のようにして、セルユニット10を形成する。
(3)セルユニット10へのキャップユニット20の装着
図5に示すように、セルユニット10に対し、素電池11の端面11aを覆うようにキャップユニット20を装着する。このとき、キャップユニット20における基板リード22d,22eと、セルユニット10におけるリード板15,16とが(図2および図4(a)、図4(b)を参照)、それぞれキャップユニット20内において重なる状態となる(矢印Aおよび矢印Bで示す部分)。そして、キャップ21には、当該基板リード22d,22eとリード板15,16との重なる部分に相当する箇所に、孔21j,21k,・・(図2を参照)が開けられている。
(4)セルユニット10へのキャップユニット20の取着時における寸法調整
図6に示すように、セルユニット10に対してキャップユニット20を装着する際には、先ず、基板ホルダ23における各突起23h,23i,23j,・・の先端がセルユニット10における絶縁板12あるいは素電池11の端面11aに当接するようにする(矢印Cおよび矢印Dで示す部分)。この状態では、素電池11の長さL(図2を参照。)とキャップユニット20の長さとの合計長さが、電池パック1の設計長さL(図1を参照。)よりも長くなっている。
次に、セルユニット10に対してキャップユニット20を装着し、図6に示す状態としたものを、電池パック1の設計長さにより形成されたジグに挿入する。これにより、図7に示すように、素電池11の長さL(図2を参照。)のバラツキに応じて、X軸方向に加えられる圧縮力により、基板ホルダ23の突起23h,23i,23j,・・がその先端から押し潰されることになる(矢印Eおよび矢印Fで示す部分)。
最後に、図8に示すように、キャップ21に設けられた孔21h〜21k(図8では、孔21h,21jのみを図示。)から溶接電極501,502を侵入させ、基板リード22d,22e(図8では、基板リード22eのみを図示。)とリード板15,16(図8では、リード板16のみを図示。)とを溶接する。ここで、キャップ21における孔21h〜21kは、使用する溶接電極501,502の断面サイズを考慮してそのサイズが規定されている。
なお、図6および図7では、便宜上、キャップ21の図示を省略しているが、セルユニット10へのキャップユニット20の装着時点においては、図5に示すように、基板22および基板ホルダ23はキャップ21に組み付けられてキャップユニット20とされている。
以上のようにして、セルユニット10へのキャップユニット20の装着が完了する。
5.優位性
本実施の形態1に係る電池パック1では、図3(b)に示すように、基板ホルダ23において、主部(保持部23c、脚部23d〜23g)よりも機械的強度の低い4つの突起23h〜23kを備える。そして、図7に示すように、基板ホルダ23の突起23h〜23kは、素電池11の長さLに応じて潰れ、素電池11の長さLのバラツキを吸収するための緩衝部として機能する。
よって、電池パック1では、素電池11の長さLにバラツキに対しても、基板ホルダ23における4つの突起23h〜23kが有する上記機能により、完成品での長さL(図1を参照。)が補償される。
従って、電池パック1では、素電池11の長さLのバラツキの影響を抑えることができ、高い精度を以って、長さLを実現することができる。
電池パック1では、基板ホルダ23における突起23h〜23kが、基板ホルダ23の四隅に設けられているので、セルユニット10に対してキャップユニット20を装着する際の安定性という観点から優れた効果を奏する。
また、電池パック1では、基板ホルダ23が、樹脂材料を用い形成されており、主部(保持部23c、脚部23d〜23g)と突起23h〜23kとが一体形成されているので、部品の点数の削減を行うことができ、製造時における作業の煩雑さを解消することができ、製造コストの低減が可能となる。また、樹脂材料からなるので、素電池11の外装缶にダメージを与えることがない。
また、電池パック1の製造においては、キャップ21に開けられた孔21h〜21kを通して溶接電極501,502を侵入させて基板リード22d,22eとリード板15,16との接合を行う(図8を参照)。このような構成を採用する電池パック1では、その製造において、図4(a)および図4(b)に示すように、予めセルユニット10とキャップユニット20とを準備しておき、これらを互いに組み合わせることで、作業効率の向上が図られる。よって、電池パック1の製造においては、従来技術に係る電池パックに比べて、製造時におけるタクトタイムの短縮が可能であり、最終的に製造コストの低減を図ることができる。
なお、本実施の形態では、上記のように、基板ホルダ23に突起23h〜23kを備え、これらが素電池11の寸法バラツキの影響を抑えるための緩衝部として機能するのであるが、必ずしも基板ホルダ23に突起を設けない場合にあっても、素電池11の寸法バラツキの影響を抑え、高い寸法精度を有する電池パックを製造することも可能である。例えば、基板ホルダ23に突起を設けない場合にあっても、図5に示すように、キャップユニット20をセルユニット10に対して取り付け、図8に示す基板リード22e,・・とリード板16,・・との溶接接合前において、X軸方向にキャップユニット20とセルユニット10との相対的な位置調整を行うことができる。このような方策を採用する場合においても、寸法バラツキの低減を図ることができ、また、簡易な構成および簡易な製造方法とすることができる。
また、電池パック1では、キャップ21を部品として有し、上記特許文献1に記載の電池パックのようにインサート成型により形成されたものではないので、品種毎にキャップ部分の形状に対応する金型を準備して置く必要がなく、金型の管理や金型の交換などの観点から製造コストを図ることが可能である。
[実施の形態2]
実施の形態2に係る電池パック2の構成について、図9および図10を用い説明する。なお、以下では、上記実施の形態1に係る電池パック1と同様の構成については、その説明を省略し、差異部分を中心に説明をする。
1.キャップユニット40の構成
図9に示すように、実施の形態2に係るキャップユニット40は、キャップ41と基板42との組み合わせを以って構成され、基板ホルダを廃した構成である。具体的には、キャップ41には、側周面に矩形の開口形状を有する孔41d,41e,41f,41gが設けられている。また、キャップ41には、その内方において、Y軸方向の両端部分にX軸方向右手前に向けて突設された2つの突起41l,・・を有する(図9では、図示の都合上、一方の突起41lだけを図示)。
一方、基板42には、X軸方向右手前側の主面に2つの基板リード42d,42eが設けられている。また、基板42には、そのZ軸方向上下の辺に各2箇所の係止爪42f,42g,42h,42iが突設されている。基板42は、キャップ41の内方に挿入され、基板42に設けられた係止爪42f,42g,42h,42iがキャップ41に設けられた孔41d,41e,41f,41gに対して係合されることにより、キャップ41に対して基板42が保持されることになる。
なお、図9では、図示を省略しているが、キャップ41には、基板42におけるX軸方向左奥の主面に設けられた外部接続端子を外部に露出させるための窓部が設けられている。これらの構成については、上記実施の形態1と同様である。
2.セルユニット10へのキャップユニット40の取着時における寸法調整
図10に示すように、セルユニット10に対してキャップユニット40を装着する際には、先ず、キャップ41に設けられた2つの突起41l,・・(図10の拡大部分を参照。)の先端がセルユニット10における素電池11の一端面(封口板)11aに当接される。そして、上記実施の形態1と同様に、電池パック2の設計長さにより形成されたジグ(図示を省略。)にこれらの組み合わせ体を挿入する。これにより、上記実施の形態1と同様に、素電池11の長さのバラツキに応じて、X軸方向に加えられる圧縮力により、キャップ41に設けられた突起41l,・・がその先端から押し潰されることになる(図10の拡大部分を参照)。
最後に、図8に示すのと同様に、キャップ41に設けられた孔41j,41k,・・から溶接電極を侵入させ、基板リード42d,42e(図9を参照。)とリード板15,16とを溶接する。
なお、キャップ41の突起41l,・・については、必ず押し潰されるものではなく、例えば、素電池11の寸法が設計値よりも小さい場合になどでは、押し潰されることなく、電池パック2の完成後のそのままの状態で残ることもある。
以上のようにして、セルユニット10へのキャップユニット20の装着が完了する。なお、電池パック2の製造においては、このあと、ボトムカバーを取り付け、外装ラベルを貼着する。これらについては、上記実施の形態1と同様である。
3.優位性
本実施の形態2に係る電池パック2においては、キャップ41に設けられた突起41l,・・が素電池11の長さに応じて潰れ、素電池11の長さのバラツキを吸収するための緩衝部として機能する。よって、本実施の形態に係る電池パック2でも、素電池11の長さにバラツキに対しても、キャップ41における2つの突起41l,・・が有する上記機能により、完成品での長さ(図1を参照。)が補償される。
また、本実施の形態に係る電池パック2の製造においては、キャップ41に開けられた孔41j,41k,・・を通して溶接電極を侵入させ、基板リード42d,42eとリード板15,16との接合を行うので上記実施の形態1と同様に、従来技術に係る電池パックに比べて、製造時におけるタクトタイムの短縮が可能であり、最終的に製造コストの低減を図ることができる。
なお、本実施の形態でも、キャップ41に突起41l,・・を備え、これらが素電池11の寸法バラツキの影響を抑えるための緩衝部として機能するのであるが、必ずしもキャップ41に突起を設けない場合にあっても、素電池11の寸法バラツキの影響を抑え、高い寸法精度を有する電池パックを製造することも可能である。例えば、キャップ41に突起を設けない場合にあっても、図10に示すように、キャップユニット40をセルユニット10に対して取り付け、基板リード42d,42eとリード板15,16との溶接接合前において、図10のX軸方向にキャップユニット40とセルユニット10との相対的な位置調整を行うことができる。このような方策を採用する場合においても、寸法バラツキの低減を図ることができ、また、簡易な構成および簡易な製造方法とすることができる。
さらに、本実施の形態に係る電池パック2では、基板42をキャップ41に直接保持する構成を採用しているので、上記実施の形態1に係る電池パック1に比べて、基板ホルダ23を省略した分だけ、更なるコストダウンを図ることが可能である。
[その他の事項]
上記実施の形態1,2では、扁平直方体形状の素電池11を備える電池パック1,2を一例として採用したが、素電池の形状および構成数はこれに限定されない。例えば、円筒型の二次電池を2本以上備える構成とすることもできる。
また、上記実施の形態1,2では、素電池11の種類を一例としてリチウムイオン二次電池としたが、素電池の種類はこれに限定されない。例えば、ニッケルカドミウム二次電池やニッケル水素二次電池などを採用することもできる。
また、上記実施の形態1では、基板ホルダ23に4つの突起23h〜23kを有する構成を一例として採用し、上記実施の形態2では、キャップ41に2つの突起41l,・・を有する構成を一例として採用したが、突起の形成数は3つ以下であってもよいし、逆に5つ以上であってもよい。また、図3(b)等に示すように、実施の形態1,2では、突起23h〜23k,41l,・・の形状を円錐形状としたが、突起の形状はこれに限定されない。例えば、角柱形状であってもよいし、円柱形状あるいは角柱形状などであってもよい。
また、上記実施の形態1では、図7に示すように、基板ホルダ23の突起23h〜23kが、最終的に押し潰されることとしたが、素電池11の長さLによっては各突起23h〜23kの先端の一部だけが押し潰されることもあるし、全く押し潰されない場合も想定し得る。本発明は、このような形態の何れも包含するものである。なお、上記実施の形態2に係る電池パック2のように、キャップ41に突起41l,・・を設ける場合についても同様である。
上記実施の形態1および実施の形態2でも説明したが、本発明に係る電池パックでは、基板ホルダ23あるいはキャップ41に突起を必ずしも設けなくても、素電池11の寸法バラツキの影響を抑え、高い寸法精度を有する電池パックを製造することも可能である。即ち、キャップユニット20,40をセルユニット10に対して位置調整した後に、キャップ21,41に設けられた孔21h,21i,21j,21k,41j,41kを通して侵入された溶接電極によりリード板同士を溶接接合できる。このため、基板ホルダ23やキャップ41に必ずしも突起を設けなくても、電池パックの高い寸法精度を確保できる。
なお、キャップの孔21h,21i,21j,21k,41j,41kについては、最終的に外装ラベル30により被覆されることになるので、パッケージ内部への水分あるいは埃の侵入を防ぐことができ、高い安全性を確保することができる。
本発明は、高い寸法精度を有する電池パックを実現するのに有用である。
1,2.電池パック
10.セルユニット
11.素電池
12,32.絶縁板
13.PTC素子
14,15,16.リード板
20,40.キャップユニット
21,41.キャップ
22,42.基板
23.基板ホルダ
30.外装ラベル
31.ボトムカバー
501,502.溶接用電極

Claims (11)

  1. 素電池と、当該素電池の一端面に沿って配された基板と、前記素電池の一端面と前記基板との間に介挿された基板ホルダとを備える電池パックであって、
    前記基板ホルダは、前記基板を保持する主部と、前記素電池の一端面に向けて突設された1または複数の突起とを備え、
    前記突起は、前記主部よりも機械的強度が低く、前記素電池の寸法バラツキを吸収するための緩衝部として機能する部分である
    ことを特徴とする電池パック。
  2. 前記基板ホルダは、前記素電池の一端面に対し垂直な方向にこれを見るとき、短冊状をしており、
    前記基板ホルダにおける突起は、前記短冊状の四隅に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記基板ホルダにおける突起は、その先端が、前記素電池の一端面あるいはその上に配された絶縁板に対して当接されており、且つ、当接部分が押し潰された状態となっている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電池パック。
  4. 前記基板ホルダは、樹脂材料を用い、前記主部および前記突起が一体形成されている
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の電池パック。
  5. 前記素電池の一端面には、当該一端面から前記基板に向けて起立する面を有するリード板が接合されており、
    前記基板は、前記素電池の一端面に向けて起立する面を有し、前記素電池の一端面に接合されたリード板に対してその重なり部分で接合されたリード板を有し、
    前記素電池の一端面および前記基板および前記基板ホルダは、キャップで覆われており、
    前記キャップには、前記素電池の一端面に接合されたリード板と前記基板のリード板との重なり部分に対応して、両リード板の主面に交差する方向の両側部分に開口が設けられている
    ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の電池パック。
  6. 前記キャップの開口は、前記リード板同士の接合の際に用いられる溶接用電極の侵入を許すサイズを有する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電池パック。
  7. 前記キャップの開口は、シート材により被覆されている
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の電池パック。
  8. 素電池と、当該素電池の一端面に沿って配された基板と、前記素電池の一端面および前記基板とを覆うキャップとを備える電池パックであって、
    前記キャップは、前記素電池の一端面側に、当該素電池の一端面に向けて突設された1または複数の突起とを備え、
    前記突起は、当該突起を除く他の部分よりも機械的強度が低く、前記素電池の寸法バラツキを吸収するための緩衝部として機能する部分である
    ことを特徴とする電池パック。
  9. 前記キャップは、前記基板を保持する保持部を有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の電池パック。
  10. 素電池と、当該素電池の一端面に沿って配された基板と、前記素電池の一端面および前記基板とを覆うキャップとを備える電池パックであって、
    前記素電池の一端面には、当該一端面から前記基板に向けて起立する面を有するリード板が接合されており、
    前記基板は、前記素電池の一端面に向けて起立する面を有し、前記素電池の一端面に接合されたリード板に対してその重なり部分で接合されたリード板を有し、
    前記キャップには、前記素電池の一端面に接合されたリード板と前記基板のリード板との重なり部分に対応して、両リード板の主面に交差する方向の両側部分に開口が設けられている
    ことを特徴とする電池パック。
  11. 前記キャップの開口は、前記リード板同士の接合の際に用いられる溶接用電極の侵入を許すサイズを有する
    ことを特徴とする請求項10に記載の電池パック。
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