JP2011090641A - 電界通信システムおよび認証情報書込装置 - Google Patents

電界通信システムおよび認証情報書込装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに対して認証情報を即時に与えることができる。
【解決手段】カード20−1,20−2は、カード20−1,20−2を保持する承認者30、被承認者40の認証情報を記憶するカード記憶部と、電界を用いて情報の送受信を行うカード通信部とを備える。認証情報書込装置10は、電界を用いて、カード20−1から認証情報を受信する読み取り用アンテナ12と、電界を用いて、カード20−2にカード20−1から受信した認証情報を書き込む書き込み用アンテナ13とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電界通信システムおよび認証情報書込装置に関する。
ユーザ(電界伝達媒体)の表面に電界を誘起し、この電界を用いて、ユーザが保持するカードと読み書き装置との間で通信を行う電界通信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、ユーザに与えられた認証情報に基づいて、ユーザの入室を認証するシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−174570号公報 特開2006−283383号公報
ユーザに与えられた認証情報に基づいてユーザの入室を認証するシステムでは、予め、承認者はユーザに認証情報を与える必要がある。しかしながら、承認者はユーザに対して認証情報を即時に与えることができないという問題がある。
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、ユーザに対して認証情報を即時に与えることができる電界通信システムおよび認証情報書込装置を提供することを目的とする。
本発明は、電界を電界伝達媒体に誘起し、当該電界を用いて通信を行う認証情報書込装置と電界通信機能が搭載されたデバイスとを備えた電界通信システムであって、前記電界通信機能が搭載されたデバイスは、当該電界通信機能が搭載されたデバイスを保持するユーザの認証情報を記憶するデバイス記憶部と、前記電界を用いて情報の送受信を行うデバイス通信部と、を備え、前記認証情報書込装置は、前記電界を用いて、第1の前記電界通信機能が搭載されたデバイスから前記認証情報を受信する受信部と、前記電界を用いて、第2の前記電界通信機能が搭載されたデバイスに第1の前記電界通信機能が搭載されたデバイスから受信した前記認証情報を書き込む送信部と、を備えたことを特徴とする電界通信システムである。
この構成によれば、デバイス記憶部は、当該電界通信機能が搭載されたデバイス(例えば、電界通信機能が搭載されたカードや携帯電話など)を保持するユーザの認証情報を記憶する。また、デバイス通信部は、電界を用いて情報の送受信を行う。また、受信部は、電界を用いて、第1の電界通信機能が搭載されたデバイスから認証情報を受信する。また、送信部は、第2の前記電界通信機能が搭載されたデバイスに第1の電界通信機能が搭載されたデバイスから受信した認証情報を書き込む。
これにより、第1の電界通信機能が搭載されたデバイスが記憶する認証情報を第2の電界通信機能が搭載されたデバイスに書き込むことができるため、第2の電界通信機能が搭載されたデバイスを保持するユーザに認証情報を即時に与えることができる。
また、本発明の電界通信システムにおいて、前記認証情報書込装置は、入力を受け付ける入力部と、前記入力部が入力を受け付けた場合、前記送信部が前記電界を用いて第2の前記電界通信機能が搭載されたデバイスに前記認証情報を書き込むように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、入力部は入力を受け付ける。また、制御部は、入力部が入力を受け付けた場合、送信部が電界を用いて第2の電界通信機能が搭載されたデバイスに認証情報を書き込むように制御する。
これにより、入力部が入力を受け付けた場合に、第1の電界通信機能が搭載されたデバイスが記憶する認証情報を第2の電界通信機能が搭載されたデバイスに書き込むことができるため、任意のタイミングでユーザに認証情報を与えることができる。
また、本発明の電界通信システムにおいて、前記入力部は、認証レベルを示す入力を受け付け、前記制御部は、前記送信部が前記電界を用いて第2の前記電界通信機能が搭載されたデバイスに前記認証レベルを示す入力に応じた前記認証情報を書き込むように制御することを特徴とする。
この構成によれば、入力部は、認証レベルを示す入力を受け付ける。また、制御部は、送信部が電界を用いて第2の電界通信機能が搭載されたデバイスに認証レベルを示す入力に応じた認証情報を書き込むように制御する。
これにより、入力部が受け付けた認証レベルを示す入力に基づいた認証情報を、送信部は第2の電界通信機能が搭載されたデバイスに書き込むため、任意の認証レベルの認証情報をユーザに与えることができる。
また、本発明は、電界を電界伝達媒体に誘起し、当該電界を用いて通信を行う認証情報書込装置と電界通信機能が搭載されたデバイスとを備えた電界通信システムに含まれる認証情報書込装置であって、第1の前記電界通信機能が搭載されたデバイスが記憶する認証情報を、前記電界を用いて第1の前記電界通信機能が搭載されたデバイスから受信する受信部と、前記電界を用いて、第2の前記電界通信機能が搭載されたデバイスに第1の前記電界通信機能が搭載されたデバイスから受信した前記認証情報を書き込む送信部と、を備えたことを特徴とする認証情報書込装置である。
また、本発明は、入力を受け付ける入力部と、前記入力部が入力を受け付けた場合、前記送信部が前記電界を用いて第2の前記電界通信機能が搭載されたデバイスに前記認証情報を書き込むように制御する制御部と、を備えたことを特徴とする認証情報書込装置である。
また、本発明の認証情報書込装置において、前記入力部は、認証レベルを示す入力を受け付け、前記制御部は、前記送信部が前記電界を用いて第2の前記電界通信機能が搭載されたデバイスに前記認証レベルを示す入力に応じた前記認証情報を書き込むように制御することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザに対して認証情報を即時に与えることができる。
本発明の第1の実施形態における電界通信システムの構成を示した概略図である。 本発明の第1の実施形態における認証情報書込装置の構成を示した機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるカードの構成を示した機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態における認証情報書込装置の動作手順を示したフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるセキュリティシステムの概略を示した概略図である。 本発明の第2の実施形態における電界通信システムの構成を示した概略図である。 本発明の第2の実施形態における認証情報書込装置の動作手順を示したフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態における電界通信システムの構成を示した概略図である。
図示する例では、電界通信システムは、認証情報書込装置10と、カード20−1,20−2とを含んでいる。カード20−1(第1の電界通信機能が搭載されたデバイス)は、認証情報を記憶しており、承認者30(ユーザ、電界伝達媒体)に保持されている。また、カード20−2(第2の電界通信機能が搭載されたデバイス)は、被承認者40(ユーザ、電界伝達媒体)に保持されている。
認証情報書込装置10は、読み取り用アンテナ12(受信部)と、書き込み用アンテナ13(送信部)と、入力部14とを備えている。読み取り用アンテナ12は、電界伝達媒体である承認者30の表面に電界を誘起し、当該電界を用いてカード20−1と通信を行う。書き込み用アンテナ13は、電界伝達媒体である被承認者40の表面に電界を誘起し、当該電界を用いてカード20−2と通信を行う。入力部14はスイッチ140を備え、スイッチ140の押下による入力を受け付ける。
承認者30は、被承認者40に認証情報を与える場合、認証情報書込装置10の読み取り用アンテナ12を保持する。そして、承認者30は、認証情報書込装置10の入力部14が備えるスイッチ140を押下しつつ、書き込み用アンテナ13を被承認者40に接触させる。
この動作により、認証情報書込装置10は、読み取り用アンテナ12を介して承認者30が保持するカード20−1から認証情報を読み取る。そして、認証情報書込装置10は、読み取った認証情報を、書き込み用アンテナ13を介して被承認者40が保持するカード20−2に書き込む。
次に、認証情報書込装置10の構成について説明する。図2は、本実施形態における認証情報書込装置10の構成を示した機能ブロック図である。図示する例では、認証情報書込装置10は、制御部11と、読み取り用アンテナ12と、書き込み用アンテナ13と、入力部14とを備える。
制御部11は、認証情報書込装置10が備える各部の制御を行う。読み取り用アンテナ12は、カード20−1を保持した承認者30の表面に電界を誘起し、当該電界を用いてカード20−1と通信を行う。書き込み用アンテナ13は、カード20−2を保持した被承認者40の表面に電界を誘起し、当該電界を用いてカード20−2と通信を行う。入力部14はスイッチ140を備え、スイッチ140の押下による入力を受け付ける。
次に、カード20−1,20−2の構成について説明する。図3は、本実施形態におけるカード20−1,20−2の構成を示した機能ブロック図である。図示する例では、カード20−1,20−2は、カード制御部21と、カード通信部22(デバイス通信部)と、カード記憶部23(デバイス記憶部)とを備える。
カード制御部21は、カード20−1,20−2が備える各部の制御を行う。カード通信部22は、カード20−1,20−2を保持した承認者30または被承認者40の表面に誘起した電界を用いて、認証情報書込装置10と通信を行う。カード記憶部23は、カード20−1,20−2を保持する承認者30または被承認者40に付与された認証情報を記憶する。
次に、認証情報書込装置10の動作について説明する。図4は、本実施形態における認証情報書込装置10の動作手順を示したフローチャートである。以下の動作手順は、認証情報を記憶するカード20−1を保持した承認者30が、認証情報書込装置10の読み取り用アンテナ12を保持し、認証情報書込装置10の入力部14が備えるスイッチ140を押下しつつ、書き込み用アンテナ13を被承認者40に接触させた際における、認証情報書込装置10の動作手順である。
(ステップS101)制御部11は、入力部14が備えるスイッチ140が押下されたか否かを判定する。制御部11は、入力部14が備えるスイッチ140が押下されたと判定した場合にはステップS102の処理に進み、それ以外の場合にはステップS101の処理を再度実行する。
(ステップS102)制御部11は、読み取り用アンテナ12とカード20−1とが通信(情報の送受信)を開始したか否かを判定する。制御部11は、読み取り用アンテナ12とカード20−1とが通信を開始したと判定した場合にはステップS103の処理に進み、それ以外の場合にはステップS102の処理を再度実行する。
(ステップS103)読み取り用アンテナ12は、承認者30の表面に発生する電界を介して、カード20−1のカード記憶部23が記憶する認証情報を読み取る。その後、ステップS104の処理に進む。
(ステップS104)制御部11は、ステップS103で読み取り用アンテナ12が認証情報を読み取ったか否かを判定する。制御部11は、ステップS103で読み取り用アンテナ12が認証情報を読み取ったと判定した場合にはステップS105の処理に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
(ステップS105)制御部11は、書き込み用アンテナ13とカード20−2とが通信を開始したか否かを判定する。制御部11は、書き込み用アンテナ13とカード20−2とが通信を開始したと判定した場合にはステップS106の処理に進み、それ以外の場合にはステップS105の処理を再度実行する。
(ステップS106)書き込み用アンテナ13は、被承認者40の表面に発生する電界を介して、カード20−2のカード記憶部23に、ステップS103で読み取った認証情報を書き込む。その後、処理を終了する。なお、認証情報をカード20−2のカード記憶部23に書き込む際に、承認者30を示す情報(例えば、承認者30の名前や、承認者30を一意に特定することができるIDなど)や、承認日時(例えば、認証情報を書き込んだ日時)などの情報を書き込んでも良い。また、承認者30を示す情報は、承認者30が保持するカード20−1のカード記憶部23が記憶しており、読み取り用アンテナ12が認証情報を読み取る際に承認者を示す情報を読み取り、この情報をカード20−2のカード記憶部23に書き込むようにしても良い。
上述したとおり、認証情報を記憶するカード20−1を保持した承認者30が、認証情報書込装置10の読み取り用アンテナ12を保持し、認証情報書込装置10の入力部14が備えるスイッチ140を押下しつつ、書き込み用アンテナ13を被承認者40に接触させた場合、認証情報書込装置10は、承認者30が保持するカード20−1から認証情報を読み取り、この情報を被承認者40が保持するカード20−2に書き込む。
よって、承認者30は、認証情報書込装置10の読み取り用アンテナ12を保持し、入力部14が備えるスイッチ140を押下しつつ、書き込み用アンテナ13を被承認者40に接触させるだけで、被承認者40が保持するカード20−2に認証情報を書き込ませることができる。すなわち、承認者30は、被承認者40に対して即時に認証情報を与えることができる。
次に、本実施形態におけるセキュリティシステムについて説明する。図5は、本実施形態におけるセキュリティシステムの概略を示した概略図である。
図示する例では、セキュリティシステム50は、ドア60に設置されている。セキュリティシステム50は、セキュリティシステム制御部51とアンテナ52とを備える。セキュリティシステム制御部51は、セキュリティシステム50が備える各部の制御を行う。また、セキュリティシステム制御部51は、アンテナ52が読み取った認証情報に基づいて、ドア60の鍵の解除を制御する。アンテナ52は、被承認者40がアンテナ52に乗ることで被承認者40の表面に発生する電界を介して、カード20−2とデータの送受信を行う。
被認証者40がアンテナ52に乗ると、アンテナ52は認証情報を読み取る。セキュリティシステム制御部51は、アンテナ52が読み取った認証情報が承認者30によって付与された認証情報であるか否か判定する。そして、セキュリティシステム制御部51は、アンテナ52が読み取った認証情報が承認者30によって付与された認証情報であると判定した場合には、ドア60の鍵を解除する。
これにより、承認者30に認証情報を付与された被承認者40は、ドア60を開けることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態と第1の実施形態とで異なる点は、本実施形態では認証情報の認証レベルが複数種類に分かれている点である。
図6は、本実施形態における電界通信システムの構成を示した概略図である。図示する例では、電界通信システムは、認証情報書込装置10と、カード20−1,20−2とを含んでいる。
カード20−1は、認証レベルが異なる複数種類の認証情報を記憶している。本実施形態では、カード20−1は、「認証レベル高」の認証情報と、「認証レベル中」の認証情報と、「認証レベル低」の認証情報とを記憶している。また、カード20−1は、承認者30に保持されている。また、カード20−2は、被承認者40に保持されている。
「認証レベル高」の認証情報が付与されている被承認者40は、セキュリティシステムが管理する全ての領域に入ることができる。また、「認証レベル中」の認証情報が付与されている被承認者40は、セキュリティシステムが管理する領域のうち、一部の領域にのみ入ることができる。また、「認証レベル低」の認証情報が付与されている被承認者40は、「認証レベル中」の認証情報が付与されている被認証者40が入ることができる領域のうち、一部の領域にのみ入ることができる。
認証情報書込装置10は、読み取り用アンテナ12と、書き込み用アンテナ13と、入力部14とを備えている。読み取り用アンテナ12は、電界伝達媒体である承認者30の表面に電界を誘起し、当該電界を用いてカード20−1と通信を行う。書き込み用アンテナ13は、電界伝達媒体である被承認者40の表面に電界を誘起し、当該電界を用いてカード20−2と通信を行う。入力部14は複数個のスイッチ141〜143を備え、スイッチ141〜143の押下による入力を受け付ける。本実施形態では、入力部14は「認証レベル高」スイッチ141と、「認証レベル中」スイッチ142と、「認証レベル低」スイッチ143とを備える。
承認者30は、被承認者40に認証情報を与える場合、認証情報書込装置10の読み取り用アンテナ12を保持する。そして、承認者30は、認証情報書込装置10の入力部14が備えるスイッチ141〜143のうち、被認証者40に付与するレベルに応じたスイッチ141〜143を押下しつつ、書き込み用アンテナ13を被承認者40に接触させる。
具体的には、承認者30は、被承認者40に「認証レベル高」の認証情報を付与する場合、「認証レベル高」スイッチ141を押下しつつ、書き込み用アンテナ13を被承認者40に接触させる。その他の認証レベルの認証情報を付与する場合も、承認者30は同様の動作を行う。
この動作により、認証情報書込装置10は、読み取り用アンテナ12を介して承認者30が保持するカード20−1から、押下されたスイッチ141〜143で指定される認証情報を読み取る。そして、認証情報書込装置10は、読み取った認証情報を、書き込み用アンテナ13を介して被承認者40が保持するカード20−2に書き込む。
次に、認証情報書込装置10の構成について説明する。本実施形態における認証情報書込装置10の構成と、第1の実施形態における認証情報書込装置10の構成とで異なる点は、入力部14が備えるスイッチ141〜143のみである。その他の構成は、第1の実施形態における認証情報書込装置10の構成と同様の構成である。
次に、カード20−1,20−2の構成について説明する。本実施形態におけるカード20−1,20−2の構成と、第1の実施形態におけるカード20−1,20−2の構成とは同様の構成である。但し、本実施形態におけるカード20−1のカード記憶部23は、認証レベルが異なる複数種類の認証情報を記憶している。
次に、認証情報書込装置10の動作について説明する。図7は、本実施形態における認証情報書込装置10の動作手順を示したフローチャートである。以下の動作手順は、認証情報を記憶するカード20−1を保持した承認者30が、認証情報書込装置10の読み取り用アンテナ12を保持し、認証情報書込装置10の入力部14が備えるスイッチ141〜143のいずれかを押下しつつ、書き込み用アンテナ13を被承認者40に接触させた際における、認証情報書込装置10の動作手順である。
(ステップS201)制御部11は、入力部14が備える「認証レベル高」スイッチ141が押下されたか否かを判定する。制御部11は、入力部14が備える「認証レベル高」スイッチ141が押下されたと判定した場合にはステップS202の処理に進み、それ以外の場合にはステップS204の処理に進む。
(ステップS202)制御部11は、読み取り用アンテナ12とカード20−1とが通信を開始したか否かを判定する。制御部11は、読み取り用アンテナ12とカード20−1とが通信を開始したと判定した場合にはステップS203の処理に進み、それ以外の場合にはステップS202の処理を再度実行する。
(ステップS203)読み取り用アンテナ12は、承認者30の表面に発生する電界を介して、カード20−1のカード記憶部23が記憶する「認証レベル高」の認証情報を読み取る。その後、ステップS210の処理に進む。
(ステップS204)制御部11は、入力部14が備える「認証レベル中」スイッチ142が押下されたか否かを判定する。制御部11は、入力部14が備える「認証レベル中」スイッチ142が押下されたと判定した場合にはステップS205の処理に進み、それ以外の場合にはステップS207の処理に進む。
(ステップS205)制御部11は、読み取り用アンテナ12とカード20−1とが通信を開始したか否かを判定する。制御部11は、読み取り用アンテナ12とカード20−1とが通信を開始したと判定した場合にはステップS206の処理に進み、それ以外の場合にはステップS205の処理を再度実行する。
(ステップS206)読み取り用アンテナ12は、承認者30の表面に発生する電界を介して、カード20−1のカード記憶部23が記憶する「認証レベル中」の認証情報を読み取る。その後、ステップS210の処理に進む。
(ステップS207)制御部11は、入力部14が備える「認証レベル低」スイッチ143が押下されたか否かを判定する。制御部11は、入力部14が備える「認証レベル低」スイッチ143が押下されたと判定した場合にはステップS208の処理に進み、それ以外の場合にはステップS201の処理に戻る。
(ステップS208)制御部11は、読み取り用アンテナ12とカード20−1とが通信を開始したか否かを判定する。制御部11は、読み取り用アンテナ12とカード20−1とが通信を開始したと判定した場合にはステップS209の処理に進み、それ以外の場合にはステップS208の処理を再度実行する。
(ステップS209)読み取り用アンテナ12は、承認者30の表面に発生する電界を介して、カード20−1のカード記憶部23が記憶する「認証レベル低」の認証情報を読み取る。その後、ステップS210の処理に進む。
(ステップS210)制御部11は、ステップS203またはステップS206またはステップS209で読み取り用アンテナ12が認証情報を読み取ったか否かを判定する。制御部11は、ステップS203またはステップS206またはステップS209で読み取り用アンテナ12が認証情報を読み取ったと判定した場合にはステップS211の処理に進み、それ以外の場合には処理を終了する。
(ステップS211)制御部11は、書き込み用アンテナ13とカード20−2とが通信を開始したか否かを判定する。制御部11は、書き込み用アンテナ13とカード20−2とが通信を開始したと判定した場合にはステップS212の処理に進み、それ以外の場合にはステップS211の処理を再度実行する。
(ステップS212)書き込み用アンテナ13は、被承認者40の表面に発生する電界を介して、カード20−2のカード記憶部23に、ステップS203またはステップS206またはステップS209で読み取った認証情報を書き込む。その後、処理を終了する。
上述したとおり、認証情報を記憶するカード20−1を保持した承認者30が、認証情報書込装置10の読み取り用アンテナ12を保持し、認証情報書込装置10の入力部14が備えるスイッチ141〜143のいずれかを押下しつつ、書き込み用アンテナ13を被承認者40に接触させた場合、認証情報書込装置10は、承認者30が保持するカード20−1から、押下されたスイッチ141〜143に応じた認証情報を読み取り、この情報を被承認者40が保持するカード20−2に書き込む。
よって、承認者30は、スイッチ141〜143の選択により、被承認者40に付与する認証レベルを容易に選択することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。例えば、第2の実施形態では、認証レベルが3段階に分かれている例に基づいて説明したがこれに限らず、認証レベルが3段階以外の複数段階に分かれていてもよい。
また、第1の実施形態および第2の実施形態では、電界通信機能が搭載されたデバイスとして電界通信機能が搭載されたカードを例として説明したが、これに限らない。例えば、電界通信機能が搭載されたデバイスとして、電界通信機能が搭載された携帯電話などを用いてもよい。
10・・・認証情報書込装置、11・・・制御部、12・・・読み取り用アンテナ、13・・・書き込み用アンテナ、14・・・入力部、20−1,20−2・・・カード、21・・・カード制御部、22・・・カード通信部、23・・・カード記憶部、30・・・承認者、40・・・被承認者、50・・・セキュリティシステム、51・・・セキュリティシステム制御部、52・・・アンテナ、60・・・ドア、140〜143・・・スイッチ

Claims (6)

  1. 電界を電界伝達媒体に誘起し、当該電界を用いて通信を行う認証情報書込装置と電界通信機能が搭載されたデバイスとを備えた電界通信システムであって、
    前記電界通信機能が搭載されたデバイスは、
    当該電界通信機能が搭載されたデバイスを保持するユーザの認証情報を記憶するデバイス記憶部と、
    前記電界を用いて情報の送受信を行うデバイス通信部と、
    を備え、
    前記認証情報書込装置は、
    前記電界を用いて、第1の前記電界通信機能が搭載されたデバイスから前記認証情報を受信する受信部と、
    前記電界を用いて、第2の前記電界通信機能が搭載されたデバイスに第1の前記電界通信機能が搭載されたデバイスから受信した前記認証情報を書き込む送信部と、
    を備えたことを特徴とする電界通信システム。
  2. 前記認証情報書込装置は、
    入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部が入力を受け付けた場合、前記送信部が前記電界を用いて第2の前記電界通信機能が搭載されたデバイスに前記認証情報を書き込むように制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電界通信システム。
  3. 前記入力部は、認証レベルを示す入力を受け付け、
    前記制御部は、前記送信部が前記電界を用いて第2の前記電界通信機能が搭載されたデバイスに前記認証レベルを示す入力に応じた前記認証情報を書き込むように制御する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電界通信システム。
  4. 電界を電界伝達媒体に誘起し、当該電界を用いて通信を行う認証情報書込装置と電界通信機能が搭載されたデバイスとを備えた電界通信システムに含まれる認証情報書込装置であって、
    第1の前記電界通信機能が搭載されたデバイスが記憶する認証情報を、前記電界を用いて第1の前記電界通信機能が搭載されたデバイスから受信する受信部と、
    前記電界を用いて、第2の前記電界通信機能が搭載されたデバイスに第1の前記電界通信機能が搭載されたデバイスから受信した前記認証情報を書き込む送信部と、
    を備えたことを特徴とする認証情報書込装置。
  5. 入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部が入力を受け付けた場合、前記送信部が前記電界を用いて第2の前記電界通信機能が搭載されたデバイスに前記認証情報を書き込むように制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の認証情報書込装置。
  6. 前記入力部は、認証レベルを示す入力を受け付け、
    前記制御部は、前記送信部が前記電界を用いて第2の前記電界通信機能が搭載されたデバイスに前記認証レベルを示す入力に応じた前記認証情報を書き込むように制御する
    ことを特徴とする請求項5に記載の認証情報書込装置。
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