JP2011090161A - 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011090161A
JP2011090161A JP2009243779A JP2009243779A JP2011090161A JP 2011090161 A JP2011090161 A JP 2011090161A JP 2009243779 A JP2009243779 A JP 2009243779A JP 2009243779 A JP2009243779 A JP 2009243779A JP 2011090161 A JP2011090161 A JP 2011090161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation member
function
information processing
processing apparatus
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009243779A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5355347B2 (ja
JP2011090161A5 (ja
Inventor
Jun Nozaki
純 野崎
Kentaro Tanaka
謙太郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009243779A priority Critical patent/JP5355347B2/ja
Publication of JP2011090161A publication Critical patent/JP2011090161A/ja
Publication of JP2011090161A5 publication Critical patent/JP2011090161A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5355347B2 publication Critical patent/JP5355347B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】操作入力量を微調整するための専用部材を追加することなく、1回の操作の操作量に応じた可変的な量を入力可能な操作部材の入力量を微調整することが可能なユーザインターフェースを提供できるようにする。
【解決手段】1回の操作の操作量に応じた可変的な量を入力可能な第1の操作部材と、前記第1の操作部材に付与された第1の機能とは異なる第2の機能が付与された第2の操作部材と、前記第1の操作部材が操作されてから一定時間内のみ、前記第1の操作部材と同じパラメータを変更可能な第3の機能を前記第2の操作部材に付与するシステム制御手段とを設け、第1の操作部材を用いて行い難い、隣接する項目の選択などのような小さな移動入力を、デジタルカメラ100が元々有している操作部70の操作部材を用いて、予め特定の機能が割り当てられている操作部材に一定の条件下で、他の機能を割り当てるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は情報処理装置及び情報処理装置の制御方法に関し、特に、多数の撮影モードなどの選択を行うデジタルカメラ等のユーザインターフェースに用いて好適な技術に関する。
携帯電話、ミュージックプレイヤー、デジタルカメラなどの携帯型の製品では、機能の多様化が著しい。それに伴い、それらの機能の中からニーズに合った動作を行わせるために、ユーザはメニュー画面などを通じて多くの選択項目を選択・設定する必要がある。
たとえば、デジタルカメラにおいては、撮影モード、ストロボモード、ドライブモード、オートフォーカスのアルゴリズムの選択、色調の選択、画像のサイズ、等々さまざまな選択メニューが用意されている。さらに、それぞれの選択項目は多様化の一途をたどり、それに対応するため、多数の項目から任意の項目に迅速かつ直感的に移動可能な操作部材を備える製品がある。
これらの多様な機能へのアクセスを、携帯機器の制約に合わせて実現すること、すなわち、できるだけ少ない操作部材を用いて、利用者に分かり易く直感的なユーザインターフェースを提供することが大きな課題となっている。
多数の設定を能率的かつ直感的に行うために、たとえば接触移動量並びに移動方向が検知可能な静電容量方式のセンサなどを操作部材として備えた製品がある。しかしながら、これら接触型の操作部材は、広域的な選択項目への移動、たとえば多数の選択肢を備えたメニュー画面などには適しているものの、構造上クリックなど機械的な動作を伴わない。このため小さな移動、例えば隣接する項目の選択などには、一定の慣熟を要する問題があった。
このような問題点を解消するための技術として、直観力に優れたユーザインターフェースが特許文献1にて提案されている。この例の場合、操作部材はホイール操作を前提とした接触型のホイール形状であり、隣接項目への移動の場合は、ホイール操作とは別に、ホイール接触センサの背後に配置された方向を表す専用のスイッチ状の操作部材により行う方法である。すなわち、広域的な移動を接触検知ホイール部材で行い、隣接する項目などへの移動については、一回のスイッチ動作でそれぞれの方向に応じた微調整をスイッチ部材で行う方法である。
また、特許文献2においては、情報処理装置等の入力装置におけるカーソル移動の操作性を改善する方法として、補助的な操作部材からの入力により、ホイールの回転速度の調整を図る方法が提案されている。
特開2007−183914号公報 特開2003−108290号公報
しかしながら、これらの方法では、ホイール操作を補完する微動作のための専用の補助操作部材を別途に設ける必要があるので、操作部材が増加してしまう問題点があった。
本発明は前述の問題点に鑑み、操作入力量を微調整するための専用部材を追加することなく、1回の操作の操作量に応じた可変的な量を入力可能な操作部材の入力量を微調整することが可能なユーザインターフェースを提供できるようにすることを目的とする。
本発明の情報処理装置は、1回の操作の操作量に応じた可変的な量を入力可能な第1の操作部材と、前記第1の操作部材に付与された入力機能とは異なる入力機能が付与された第2の操作部材と、前記第1の操作部材が操作されてから一定時間は、前記第1の操作部材と同じパラメータを変更する機能を前記第2の操作部材に付与するシステム制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、1回の操作の操作量に応じた可変的な量を入力可能な操作部材の操作量を微調整することが可能となり、自然な操作感でパラメータの変更を素早く、かつ、確実に行うことを、専用操作部材を増やすことなく実現することができる。
本実施形態のデジタルカメラの構成例を示す外観図である。 本実施形態のデジタルカメラの背面の操作部材の配置を表した図である。 ISO感度切り替えスイッチを押下した直後の様子を表す図である。 接触検知ホイール操作部が接触を感知した直後の様子を表す図である。 ユーザインターフェースの動作手順の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1に、本発明の情報処理装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切り替えダイヤル60は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112は接続ケーブルとデジタルカメラ100とのコネクタである。
操作部70は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。コントローラホイール73は操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。72は電源スイッチであり、電源オン、電源オフを切り替える。記録媒体200は、メモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。記録媒体スロット201は記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、103はフォーカスレンズを含む撮影レンズ、101は絞り機能を備えるシャッター、22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像部である。23はA/D変換器であり、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。102はバリアであり、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像部を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
24は画像処理部であり、A/D変換器23からのデータ、またはメモリ制御部15からのデータに対して所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られ、A/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像及び音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。13はD/A変換器であり、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13から供給されるアナログ信号に応じた表示を行う。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
50はシステム制御部であり、デジタルカメラ100の全体動作を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。
モード切り替えダイヤル60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切り替えダイヤル60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。
機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、消去ボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、十字に配置された4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。本実施形態においては、1回の操作の操作量に応じた可変的な量を入力可能な第1の機能が付与された第1の操作部材としてコントローラホイール73を用いる。すなわち、コントローラホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール73が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。また、コントローラホイール73には、コントローラホイール73にユーザの指などが触れたことを検知する接触検知部材が設けられているものとする。
なお、コントローラホイール73は、1回の操作量が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール73自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール73自体は回転せず、コントローラホイール73上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。また、本実施形態のコントローラホイール73のように、回転操作する部材(回転ダイヤル)ではなく、レバー部材、タッチスライドバーでもよい。本実施形態においては、第1の機能が第1の操作部材からの入力により実行されたときと、第2の機能が第2の操作部材からの入力により実行されたときとで、異なった形式で表示部28に表示する。
80は電源制御部であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
30は電源部であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。18はメモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。
次に、本実施形態のデジタルカメラにおける、撮影モード切り替え操作について説明する。
図3は、本実施形態のデジタルカメラ100の背面の操作部材の配置を表した図であり、表示部28には設定表示領域301が表示されている。
302〜305は前述した操作部70の構成要素の一部であり、本実施形態においては、前述した第1の操作部材に付与された第1の機能とは異なる第2の機能が付与された第2の操作部材として用いる。302はISO感度切り替えスイッチ、303はストロボモード切り替えスイッチ。304はフォーカスモード切り替えスイッチ。305はドライブモード切り替えスイッチであり、十字に配置された4方向キーを構成している。
次に、ISO感度切り替えスイッチ302に着目し、その動作を説明する。
図3は、ISO感度切り替えスイッチ302を押下した直後のデジタルカメラの様子を表す図であり、設定表示領域301には、現在選択しているISO感度値を表示している。
本実施形態のデジタルカメラ100では、選択可能なISO感度として、80,100,200,400,800,1600があり、さらに、ISO感度を自動で設定するAUTOが選択できる。それぞれのISO感度ならびにAUTOの選択はISO感度切り替えスイッチ302を押下するたびに切り替わり、設定表示領域301に表示されるISO感度はその度に表示が更新される。これにより、利用者は選択したISO感度を知ることができる。
次に、ドライブモード切り替えスイッチ305に着目し、図3を用いてその動作を説明する。
ドライブモード切り替えスイッチ305を押下すると、設定表示領域301に選択したドライブモードがアイコン表示される。本実施形態のデジタルカメラ100では、設定可能なドライブモードとして、一枚撮影、連続撮影、セルフタイマー撮影がある。これらの選択はドライブモード切り替えスイッチ305を押下する度に切り替わり、設定表示領域301の表示内容はその度に更新される。
次に、コントローラホイール73に着目し、その動作を説明する。
図4は、コントローラホイール73への接触を検知した直後の本実施形態のデジタルカメラ100の様子を示している。コントローラホイール73は撮影モードの選択を行う機能が付与されており、最初に接触を検知すると、図4に示すように表示部28の右端に、選択可能な撮影モードの一覧が表示される。
本実施形態のデジタルカメラ100で設定可能な撮影モードは、Mで表されるマニュアルモード、Autoで表されるデジタルカメラ100内で撮影パラメータを自動設定するオートモード。C1、C2で表される、利用者があらかじめ任意に設定した撮影パラメータを採用するカスタムモード。Tvで表されるシャッタースピード優先モード。Avで表される絞り優先モード。Movで表される動画撮影モード、Pで表されるプログラム撮影モードである。
401は現在選択されている撮影モードを示すカーソルであり、これらの表示から、利用者は、選択可能な撮影モードと、現在選択されている撮影モードを知ることができる。矢印402の方向にホイールの回転動作をコントローラホイール73が検知すると、カーソル401は矢印403の方向に移動する。このため、利用者はコントローラホイール73からの入力と連動したカーソル401の動作を見ることができ、ホイール操作部への入力を調整し、目的とするモードへの移動を行うことが可能となる。
具体的に説明すると、現在、図4のデジタルカメラ100の撮影モードTv、すなわちシャッタースピード優先モードが選択されている。このとき、利用者が隣接する項目と大きく離れた項目を選択する際には、コントローラホイール73を大きく操作すれば、その操作量(ここでは回転量)に応じた項目数分離れた項目を選択できる。このため、項目数が多くてもすばやく所望の項目付近の項目を選択することが可能である。一方、利用者がTvに隣接するAvを選択する際には、コントローラホイール73を矢印402の方向にわずかに動かす必要がある。しかしながら、接触型の操作部材であるコントローラホイール73においては、構造上の理由により、クリックなどの機械的な反応が伴わないため、その操作量が利用者に対して明示的でなく、微妙な操作には一定の慣熟が必要となる。
そこで、本実施形態のデジタルカメラ100では、一定時間内に限り、上方向の項目単位の移動にISO感度切り替えスイッチ302を用いる。また、下方向の項目単位の移動にはドライブモード切り替えスイッチ305を用いるユーザインターフェースを提供し、利便性を向上させるようにしている。
次に、図5のフローチャートを参照しながら、前述したユーザインターフェースの動作例を説明する。この例では、第1の操作部材であるコントローラホイール73が操作されてから一定時間内のみは、第1の操作部材と同じパラメータを変更可能な第3の機能を、前述した第2の操作部材として用いるスイッチ302〜305に付与する例を説明する。
S501では、ISO感度切り替えスイッチ302またはドライブモード切り替えスイッチ305の押下の有無を検知する。この検知の結果、押下が検知された場合はS502へ進み、ドライブモード切り替え、ISO感度切り替えの処理を行う。また、S501の検知の結果、操作部材の押下が検知されなければ、S503に進み、コントローラホイール73への接触入力を検出する。
この検出の結果、コントローラホイール73からの入力が検出されなかったら、S501に戻り前述したフローを繰り返す。一方、S503の検出の結果、コントローラホイール73からの接触入力を検出した場合には、S504に進み、撮影モード表示タイマーを起動する。その後、S505に進み、図4に示した撮影モード一覧表示を表示部28に対して行う。
S506では、S504で起動したタイマーの値が一定時間を上回っていないか判定を行う。この判定の結果、一定時間以上の経過と判定されたら、S507に進み、表示部28上の撮影モードの非表示処理と撮影モード選択処理の撤収を行い、その後、S501に戻り、以降、同様な処理の繰り返しとなる。
一方、S506の判定の結果、タイマーカウンタの値が一定時間内と判定された場合には、S508に進み、コントローラホイール73からの接触面の移動検知を行う。この検知の結果、コントローラホイール73から接触面の移動を検知した場合は、S510に進み、S504で起動したタイマー値を初期化して再スタートする。これは、一定時間内の操作部材からの入力により、タイムアウトまでの時間を一定時間延長するための処置である。
次に、S511に進み、コントローラホイール73の接触面の移動量と移動方向を検知する。次に、S512に進み、S511において検知したコントローラホイール73の移動方向に対し、検知した移動量に応じた項目数分、カーソルの移動を行う。その後、制御をS506に戻し、以降、タイムアウトが成立するまで前述した処理を繰り返す。
一方、S508の判定の結果、コントローラホイール73からの入力を検知しなかった際はS509に進み、ドライブモード切り替えスイッチ305またはISO感度切り替えスイッチ302が押下されたか否かを検出を判定する。この判定の結果、これらの部材が押下されなかった場合は、S506に戻り、以降、同様の処理を繰り返す。
一方、S509の判定の結果、ドライブモード切り替えスイッチ305またはISO感度切り替えスイッチ302が押下された場合には、S513に進み、S504で起動したタイマー値を初期化して再スタートする。これは、S510と同様に、第1の操作部材または第2の操作部材の操作入力のいずれかを検出した際には、第2の操作部材に第3の機能を付与する時間、すなわち、タイムアウトまでの時間を一定時間延長するするための処置である。
次に、S514に進み、S509で検出されたドライブモード切り替えスイッチ305またはISO感度切り替えスイッチ302の押下に応じた処理を実行する。すなわち、ドライブモード切り替えスイッチ305の押下が検知された場合には、カーソルを上方向に1項目移動し、ISO感度切り替えスイッチ302の押下が検知された場合には、カーソルを下方向に1項目移動する。S514の処理を実行した後はS506に戻り、以降、タイムアウト検出まで同様に処理を繰り返す。
以上のような処理を実行することにより、通常はドライブモード切り替え、ISO感度切り替えとして機能している操作部材を、一定期間に限って、接触検知型部材であるコントローラホイール73の補助入力部材として機能させることが可能となる。これにより、部材点数を増やすことなく直感的に各種設定を行うことが可能となり、良好な操作性を利用者に提供することができる。
上述の例では、コントローラホイール73への接触を検知すると所定時間、ドライブモード切り替えスイッチ305またはISO感度切り替えスイッチ302をコントローラホイール73の回転操作と同じくカーソル移動を行えるものとした。以下、簡単のため、ドライブモード切り替えスイッチ305またはISO感度切り替えスイッチ302を合わせてドライブ・ISOボタンと称する。しかしこれに限らず、コントローラホイール73への接触のみではドライブ・ISOボタンの機能は切り換えず、コントローラホイール73を回転する操作を実際に検知してからドライブ・ISOボタンの機能を一定時間コントローラホイール73と同じカーソル移動としてもよい。
その場合は、S504でスタートした撮影モード表示タイマーとは別途に、ホイール移動を検知した時点で起動する(すなわち、S510で起動する)第2のタイマーを設ける。そして、S508でNoとなった後、S509よりも前に第2のタイマーがタイムアウトするか否かを判定するステップを設ける。このステップで第2のタイマーがタイムアウトしていると判定するとS506へ処理を戻し、第2のタイマーがタイムアウトしていないと判定するとS509へ進むものとする。この時、第2のタイマーはS504で起動した撮影モード表示タイマーと同様にS510とS513で初期化して再スタートするものとする。
このようにすることで、コントローラホイール73に触れただけではまだドライブ・ISOボタンの機能は切り替わらず、通常通りドライブモード切り替え、ISO感度切り替えのためのボタンとしてそれぞれ機能する。そしてコントローラホイール73を回転する操作で実際にカーソル移動が行われてから、ドライブ・ISOボタンをコントローラホイール73の微調整用でカーソル移動を行うボタンとして機能させることができる。
したがって、ユーザがコントローラホイール73に触れて回転操作を行う前に、S505で表示される撮影モード表示をみる。そして、コントローラホイール73では意図する操作は行えないことがわかった際に、速やかにドライブ・ISOボタンを用いた通常の操作(ドライブモード切り替えあるいはISO感度切り替え)を行うことができる。なお、第2のタイマーをS504で起動される撮影モード表示タイマーと同じ時間にセットしておけば、ドライブ・ISOボタンの機能がカーソル移動の機能から通常の機能に戻るタイミングと、撮影モード表示を終了するタイミングとを同じとすることができる。これは、第2のタイマーと撮影モード表示タイマーの更新されるタイミングが、同じS510とS513であるためである。このようにすることで、表示と操作性に食い違いがなく、違和感のない操作感を提供することが可能である。
前述した実施形態においては、コントローラホイール73で行える操作であり、かつ、コントローラホイール73の操作から一定時間、他のボタンでも微調整が行える操作として、撮影モードの項目を選択するための項目移動(カーソル移動)について説明した。しかし、これに限られるものではなくはコントローラホイール73のような操作部材による操作量に応じた可変的な量が入力される操作には適用可能である。例えば、画像送り、動画における高速再生とコマ送り再生、或いは音量等の数値入力、などに利用できる
なお、本実施形態においては、1回の操作量が検出できる操作部材として回転操作可能なコントローラホイール73を用いた例を説明した。しかし、これ以外にも、レバー部材、タッチスライドバー、上下方向の帯状のセンサ領域を持った部材などの単位移動検知が困難な部材を採用した場合にも応用可能である。
なお、システム制御部50の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
また、前述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、本発明は、パーソナルコンピュータやPDAといった機器に適用してもよい。さらに、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、プリンタ装置に設けられた印刷画像選択及び確認のためのディスプレイ、デジタルフォトフレームなどの装置に本発明は適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明を構成することになる。
28 表示部、60 モード切り替えダイヤル、70 操作部、73 コントローラホイール、100 デジタルカメラ

Claims (8)

  1. 1回の操作の操作量に応じた可変的な量を入力可能な第1の操作部材と、
    前記第1の操作部材に付与された第1の機能とは異なる第2の機能が付与された第2の操作部材と、
    前記第1の操作部材が操作されてから一定時間内のみ、前記第1の操作部材と同じパラメータを変更可能な第3の機能を前記第2の操作部材に付与するシステム制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の操作部材は、回転ダイヤル、タッチホイール、レバー部材、タッチスライドバーの何れかにより構成され、前記第2の操作部材は、消去ボタン、メニューボタン、SETボタン、十字に配置された4方向キーの何れかを含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記システム制御手段は、前記第2の操作部材に前記第3の機能を付与している間に、前記第1の操作部材または第2の操作部材の操作入力のいずれかを検出した際には、前記第2の操作部材に前記第3の機能を付与する時間を一定時間延長することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の操作部材による操作または第2の操作部材による操作を表示する表示装置を有し、
    前記システム制御手段は、前記第1の機能が前記第1の操作部材からの入力により実行されたときと、前記第2の機能が前記第2の操作部材からの入力により実行されたときとで、異なった形式で前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の操作部材による操作または第2の操作部材による操作を表示する表示装置を有し、
    前記システム制御手段は、前記第2の操作部材が前記第2の機能が付与されている間と、前記第2の操作部材に前記第3の機能が付与されている間とでは異なった形式で異なった形式で前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 1回の操作の操作量に応じた可変的な量を入力可能な第1の操作部材と、前記第1の操作部材に付与された第1の機能とは異なる第2の機能が付与された第2の操作部材とを有する情報処理装置の制御方法であって、
    前記第1の操作部材が操作されてから一定時間内のみ、前記第1の操作部材と同じパラメータを変更可能な第3の機能を前記第2の操作部材に付与するシステム制御工程を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. 1回の操作の操作量に応じた可変的な量を入力可能な第1の操作部材と、前記第1の操作部材に付与された第1の機能とは異なる第2の機能が付与された第2の操作部材とを有する情報処理装置の制御方法を実現する工程をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記第1の操作部材が操作されてから一定時間内のみ、前記第1の操作部材と同じパラメータを変更可能な第3の機能を前記第2の操作部材に付与するシステム制御工程をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  8. 請求項7に記載のコンピュータプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2009243779A 2009-10-22 2009-10-22 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 Expired - Fee Related JP5355347B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009243779A JP5355347B2 (ja) 2009-10-22 2009-10-22 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009243779A JP5355347B2 (ja) 2009-10-22 2009-10-22 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011090161A true JP2011090161A (ja) 2011-05-06
JP2011090161A5 JP2011090161A5 (ja) 2012-12-06
JP5355347B2 JP5355347B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=44108468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009243779A Expired - Fee Related JP5355347B2 (ja) 2009-10-22 2009-10-22 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5355347B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019124790A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 キヤノン株式会社 表示制御装置、その制御方法およびプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003276525A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Toyota Motor Corp タッチパネル複合スイッチ
JP2006350932A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Ntt Docomo Inc 入力端末
JP2008146201A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Xanavi Informatics Corp 車載用表示装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003276525A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Toyota Motor Corp タッチパネル複合スイッチ
JP2006350932A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Ntt Docomo Inc 入力端末
JP2008146201A (ja) * 2006-12-07 2008-06-26 Xanavi Informatics Corp 車載用表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019124790A (ja) * 2018-01-15 2019-07-25 キヤノン株式会社 表示制御装置、その制御方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5355347B2 (ja) 2013-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6004855B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法
JP5451433B2 (ja) 表示制御装置および表示制御装置の制御方法
JP2014042164A (ja) 電子機器、その制御方法、プログラムおよび記録媒体
CN109479096B (zh) 电子设备及其控制方法和记录介质
JP6873830B2 (ja) 表示制御装置、その制御方法及びプログラム
US9671932B2 (en) Display control apparatus and control method thereof
JP2018129765A (ja) 撮像装置及びその制御方法
CN110661946B (zh) 电子设备、电子设备的控制方法和计算机可读介质
JP2019109686A (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム及び記憶媒体
US20210165562A1 (en) Display control apparatus and control method thereof
JP6234521B2 (ja) 表示制御装置、表示制御装置の制御方法およびプログラム
JP5355347B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法
JP2021029034A (ja) 露出設定装置、その制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2020182185A (ja) 撮像装置、及び、表示制御方法
CN112351189B (zh) 曝光设置设备及其控制方法以及存储介质
JP7086722B2 (ja) 表示制御装置およびその制御方法
US20210166658A1 (en) Display control apparatus and control method therefor
JP6827860B2 (ja) 電子機器およびその制御方法
JP2018132961A (ja) 表示制御装置及び方法
JP6444350B2 (ja) 表示制御装置およびその制御方法
JP6849364B2 (ja) 電子機器およびその制御方法
JP5989202B2 (ja) 表示制御装置、表示制御装置の制御方法およびプログラム
JP6207698B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法
JP2021141453A (ja) 電子機器
CN112286425A (zh) 电子装置、电子装置的控制方法和计算机可读介质

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121022

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130827

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5355347

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees