JP2011089659A - 熱交換器の効率改善装置、削減率検証方法および削減率検証装置 - Google Patents

熱交換器の効率改善装置、削減率検証方法および削減率検証装置 Download PDF

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Abstract

【課題】その目的は放熱フィンへの散水による熱交換効率の向上をさらに効果的に行うと共に、放熱フィンに対する水垢や汚れの付着を防止することができる熱交換器の効率改善装置、削減率検証方法および削減率検証装置を提供する。
【解決手段】水を純水化する純水精製部3と、この純水精製部3によって精製された純水を貯留するタンク4と、このタンク4内の純水を熱交換器の放熱フィン5に散水する散水部6と、少なくとも外気温Tを測定するセンサStと、このセンサStによって測定された外気温Tを用いて、散水を行う外気温Tの下限閾値Ttを定めると共に散水部6により散水された純水が放熱フィン5に付着した状態で蒸発する程度の間隔を空けるように散水時間Ontを間欠制御する制御部7とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱交換器の効率改善装置、削減率検証方法および削減率検証装置を提供するものである。
従来、空調装置、冷凍冷蔵装置、ガスヒートポンプ型空調装置(以下、GHPという)などの熱交換器において放熱フィンに散水を施すことにより、放熱フィンを冷却して冷却効率を向上させる装置が発明され実用化に至っている。
下記特許文献1(特開2006−57971号公報)には空調装置の濃縮機(熱交換器)の放熱フィンに冷却水を散水することにより、これを効率よく冷却する冷却装置が記載されている。また、散水によって放熱フィンに水垢やスケールなどが付着することを防止するために、放熱フィンを清掃するための清掃ブラシを備えることが記載されている。
特開2006−57971号公報
しかしながら、従来の効率改善装置には放熱フィンを清掃するための清掃ブラシを駆動する装置が必要となるので、それだけ製造コストがかかるだけでなく、機械的な稼動駆動部分が多いため故障を誘発するという問題があった。また、清掃ブラシの駆動に伴って機械的に弱い放熱フィンを傷める危険性があるだけでなく、既存の熱交換器に取り付けることができないという問題があった。
そこで、散水による水垢やスケールの付着を防止するために、水が気化して残渣を残すことがないように多量の水を噴霧することが考えられる。しかしながら、この場合には使用水量が多くなり不経済であるだけでなく、周囲が水浸しになるため藻やカビなどの繁殖を助長し、蚊などの害虫が生息するための環境を作ってしまうという問題もある。加えて、大量に散水された水に含まれる成分によって熱交換器の寿命を短くする危険性があるという問題があった。
また、効率改善装置の設置後には、これを取り付けたことにより、どの程度電力を削減できているのかを確認することが望まれるが、電力消費量は気象条件や空調装置の使用者の意識による影響や冷却対象となる空間や物品の状況などの条件によって大いに異なっているため、この削減効果を定量することは極めて困難であった。
本発明は上述の事柄を考慮に入れてなされたものであり、その目的は、放熱フィンへの散水による熱交換効率の向上をさらに効果的に行うと共に、放熱フィンに対する水垢や汚れの付着を防止することができる熱交換器の効率改善装置、削減率検証方法および削減率検証装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、第1発明は、水を純水化する純水精製部と、この純水精製部によって精製された純水を貯留するタンクと、このタンク内の純水を熱交換器の放熱フィンに散水する散水部と、少なくとも外気温を含む物理量を測定するセンサと、このセンサによって測定された少なくとも外気温を含む物理量を用いて、散水を行う外気温の下限閾値を定めると共に散水部により散水された純水が放熱フィンに付着した状態で蒸発する程度の間隔を空けるように散水時間を間欠制御する制御部とを備えることを特徴とする熱交換器の効率改善装置を提供する(請求項1)。
前記構成の熱交換器の効率改善装置は、純水精製部によって精製され、水の成分を除去た純水がタンクに蓄えられ、この純水が散水部を介して熱交換器の放熱フィンに散水される。また、センサが少なくとも外気温を含む物理量を測定し、制御部はこの物理量に合わせて散水器による散水時間の間欠制御を行うものであるから、散水器から散水した純水が放熱フィンに付着した状態で蒸発する。このとき、散水する水が純水であるから完全に気化したときに残渣が残ることがない。逆に放熱フィンにシリカなどの付着物が取り付いている場合、純水が付着物に浸透し蒸発する工程を繰り返すことにより、付着物が放熱フィンから剥がれ落ちやすくなり、長期間にわたって散水を施すことにより放熱フィンを洗浄する作用を期待することができる。
また、水の気化熱は大きいので、少量の純水を用いて熱交換効率が引き上げられ、多量の水を消費することも、周囲が水浸しになることも避けながら、省エネルギーを実現することができる。
制御部によって散水を行う外気温の下限閾値が定められているので、散水の必要がない外気温である状態においては散水を止めることができ、それだけ使用水量を少なくすることができる。従って、純水精製部の精製速度は一日に精製できる純水の総量が一日の総散水量に見合うものであり、かつ、タンクの容量は最も外気温が上がる時間帯においてタンク内の水が枯渇することがない程度の容量であれば良い。
前記散水部はタンクに貯留した純水を加圧して送り出すポンプと、このポンプに蓄えられた純水を各部に分岐供給する配管と、この配管を介して送り出される純水を放熱フィンに散水するための散水ノズルとを備える。タンクに貯留した純水をポンプによって送り出すことにより、配管の配置と散水ノズルの数を適正に保つことにより安定した水圧で放熱フィンに散水することができ、それだけ、安定した散水を行うことができる。
前記センサは物理量として相対湿度を測定する湿度センサを備え、前記制御部は相対湿度によって散水できる外気温の下限閾値を変動させるものである場合(請求項2)には、散水した純水の気化による冷却が効果的に行われる条件下でのみ散水を行うことができるので、純水を効果的に使用することができる。
前記制御部は散水時間の間欠制御において散水時間の長さを季節、時間帯、外気温、相対湿度、放熱フィンの温度のうち少なくとも一つの値に合わせて調整するものである場合(請求項3)には、散水した純水が完全に気化する頃に再び散水を行うことが可能であり、これによってさらに効率的な散水を行うことができる。
前記センサは室外機に流れる電流を測定する電流計測部を備え、前記制御部は電流測定部によって測定された電流を用いて室外機の動作状況を監視し、外気温の測定値と室外機の消費電力を所定時間ごとに記録すると共に動作している室外機にのみ前記散水部による散水を行わせるものである場合(請求項4)には、動作中で冷却の必要がある室外機にのみ散水を施すことによりさらに効率的な散水を行うことができる。
前記制御部は外部と通信可能に構成された通信部を備え、この通信部を介して散水部の動作状況、センサによる測定値、制御部による設定情報のうち少なくとも一つの情報からなる状態データおよびまたは前記ログデータを出力する状態データ出力部とを備える請求項4に記載の熱交換器の効率改善装置(請求項5)には、前記通信部を例えばネットワークに接続することにより状態データがネットワークに送信されるので、ネットワークを介して通信部に接続可能な監視装置を用いて状態データを受信して状態を遠隔監視することができる。なお、制御部が通信部を介して前記監視装置からの設定変更コマンドを受信し、制御部の設定を変更可能とする変更データ受信部を備えることが好ましい。
第2発明は、前記熱交換器の効率改善装置において記録されたログデータを用いて、前記散水停止期間内と散水停止期間外の両方において記録された外気温と室外機の消費電力の相関関係を求め、この相関関係から消費電力の削減率を検証することを特徴とする削減率検証方法を提供する。
前記散水停止期間を1日ごとに設定し、外気温と室外機の消費電力の相関関係を日毎に求めることが好ましい。すなわち、散水停止期間内の1日における平均温度と、散水停止期間外の1日における平均温度を比較し、この差が所定の範囲内であり、両日の温度の標準偏差の差が所定の範囲内であるときに、室外機の消費電力の積分値を求めて比較することにより外気温と室外機の消費電力の相関関係から気象条件を考慮に入れた削減率を検証することが可能である。なお、外気温に加えて相対湿度も比較し、この差が所定の範囲内である条件を加えて削減率を検証して、より厳密な検証を行ってもよい。
上述のように1日の平均を用いて外気温と室外機の消費電力の相関関係を求めることにより、外乱による一時的な変化による影響を小さくすることができ、それだけ信頼性の高い検証を行うことができる。なお、前記外気温と室外機の消費電力のそれぞれの測定値から外気温と消費電力の相関関係を示す近似関数を求め、この近似関数を用いて散水を行ったときと行わなかったときの差を削減率として求めることも可能である。また、前記近似関数は相対湿度も加えて求めることにより、さらに厳密な検証を行ってもよい。
第3発明は、熱交換器の効率改善装置と通信可能に接続される通信部と、この通信部を介して各散水装置における外気温などの物理量に加えて室外機の消費電力の測定値を入力する状態入力部と、この状態入力部を介してログデータとして入力する散水停止期間内と散水停止期間外の両方において記録された外気温と室外機の消費電力の相関関係を求め、この相関関係から消費電力の削減率を検証する削減率検証部とを有することを特徴とする削減率検証装置を提供する。
例えばネットワークを介する通信によって状態入力部に散水装置における外気温などの物理量に加えて室外機の消費電力の測定値が入力されることにより、外気温と室外機の消費電力の相関関係を求め、この相関関係から消費電力の削減率を検証することができる。また、ネットワークを介する通信によって状態データを入力することにより、ほぼリアルタイムの検証を行うことが可能であるから、電力消費が著しく上がった場合に警告を出してその原因を追究することが可能となる。なお、熱交換器の効率改善装置と削減率検証装置の通信部を互いに通信ケーブルなどによって直接接続するようにしてもよい。
前述したように、第1発明の熱交換器の効率改善装置によれば、純水が熱交換器の放熱フィンに散水され放熱フィンに付着した状態で蒸発するとき、残渣を残すことなく気化熱によって多くの熱を取り除くことができ、少量の純水を用いて熱交換効率が引き上げられるので、多量の水を消費することも、周囲が水浸しになることも避けながら、省エネルギーを実現することができる。また、制御部によって散水を行う外気温の下限閾値が定められているので、使用水量を少なくすることができる。
さらに、放熱フィンに既にシリカなどの付着物が取り付いている場合、純水が付着物に浸透し放熱フィンと付着物の間に入り込んだ状態で蒸発する工程を繰り返すことにより、付着物が放熱フィンから剥がれ落ちやすくなり、長期間にわたって散水を施すことにより放熱フィンを洗浄する効果を期待することができる。
第2発明の削減率検証方法によれは、外気温と消費電力の相関関係から気象条件を考慮に入れた消費電力の削減率を求めることより、外気温に変動のある条件下においても正確な消費電力の削減率を検証することができる。
第3発明の削減率検証方法によれば、通信によって状態入力部に散水装置における外気温などの物理量に加えて室外機の消費電力の測定値のログデータが入力されることにより、外気温と室外機の消費電力の相関関係を求め、この相関関係から消費電力の削減率を検証することができる。
本発明の熱交換器の効率改善装置の構成を示す図である。 前記熱交換器の効率改善装置の設定状態を説明する図である。 熱交換器の効率改善装置の構成を説明する図である。 削減率検証方法の一例を説明する図である。 削減率検証方法の別の例を説明する図である。
図1は本発明の第1実施形態に係る熱交換器の効率改善装置1の構成を説明する図である。図1に示すように、熱交換器の効率改善装置1は水源2に接続される純水精製装置3(純水精製部)と、この純水精製装置3によって精製された純水を貯留するタンク4と、このタンク4内の純水を熱交換器の放熱フィン5に散水する散水部6と、これらの制御部7とを備える。
前記水源2に接続された配管1aには調圧弁10と、チャッキ弁11と、ボールバルブ12がこの順番に接続されており、調圧弁10とチャッキ弁11の間の分岐点13にバイパス流路1bが分岐接続されている。
前記純水精製装置3は逆浸透膜(以下、RO膜:Reverse Osmosis Membraneという)を備え、このRO膜に浸透圧以上の水圧を加えることにより、RO膜を透過する純水を生成するもの(以下、RO装置3という)であり、1cは精製された純水の供給管、1dはRO膜を透過しなかった、不純物が濃縮された排水を流すドレン管である。
前記タンク4には満水を検出するセンサS1と渇水を検出するセンサS2とを備え、これらが前記制御部7に接続されている。タンク4の容量は1日に散水する水量とRO装置3が単位時間当たり精製できる純水の量に合わせて設定され、最も散水する時間帯にタンク4が枯渇することがない程度の大きさを有するものである。なお、本実施形態では、センサS1,S2は何れも上下2個のセンサ素子を備えることにより、後述のRO装置3やバイパス流路制御が頻繁に切り替わることがないように構成している。
前記放熱フィン5は空調装置、冷凍冷蔵装置、GHP装置などの任意の冷却装置の熱交換器を構成するものであり、内部に冷媒を流動させる冷媒管と、この冷媒管の表面積を大きくする様に冷媒管に連結させたアルミ板からなるフィンとを備える。
前記散水部6はタンク4に貯留した純水を導く給水管1eと、この給水管1e上に設けたボールバルブ14と、ポンプ15と、チャッキ弁16と、電磁弁17と、複数の散水ノズル18とを備える。また、前記バイパス流路1bにはボールバルブ19と、電磁弁20と、チャッキ弁21がこの順に接続されており、このバイパス流路1bが前記チャッキ弁16の下流側の給水管1eに接続されている。
前記制御部7はセンサS1とRO装置3が接続されたRO制御部7aと、前記散水部6による散水を制御する散水制御部7bと、制御部7の動作記録をログデータDrとして残すログ記録部7cと、現在時刻Timeや日Dayを計測する時計部7dとを備える。また、前記散水制御部7bは外気温Tを検出する温度センサSt、周囲外気の相対湿度Hを測定する湿度センサShおよび熱交換器に流れる電流Iを検出するCTセンサ(電流計測部)Scなど種々の物理量を測定するセンサを備える。
また、前記RO制御部7aはセンサS1が満水を検知するまでRO装置3に純水を精製させる制御を行う部分であり、散水制御部7bはセンサS2によってタンク4内に渇水が発生していないことを検出している状態で、温度センサStが湿度センサShによって測定された相対湿度Hで調整された所定の後述する下限閾値Tt以上を検出する場合に、間欠的に電磁弁17を開いて散水ノズル18からの散水を行わせる制御を行うものである。
より詳細には、前記散水制御部7bは、センサS2によって渇水を検出していない状態でポンプ15を駆動させ、渇水を検知するとポンプ15を止めて電磁弁20を開く制御を行うものである。制御部7は図示を省略するCPUとメモリ(ハードディスクも含む)などからなる記録装置とを備え、この記録装置には前記RO制御部7aを実現するためのRO制御プログラムPaと、散水を制御するための散水制御プログラムPbと、動作中の各センサSt,Sh,Scによって検出された値や散水状態などのログを取るログ記録プログラムPcとが記録され、CPUによって実行可能に構成されている。
前記制御部7の記録装置には、さらに散水を行う外気温Tの下限閾値Tt(散水を開始する散水開始温度T1、散水を終了する散水停止温度T2)と、ノズル18から水を散水する時間を示す散水時間Ontと、ノズル18からの散水を停止する時間(散水間隔)Oftと、熱交換器5が動作状態であることを検出する最低電流値Itと、散水を強制的に停止させる期間を定める散水停止期間Ptとを含む設定情報を記録する。
本実施形態の場合、前記下限閾値Tt、散水時間Ontおよび散水間隔Oftを、相対湿度H、1日を幾つかに分けた時間帯、1年を幾つかに分けた季節の値に合わせて調整する関数として設定してある。また、散水停止期間Ptは例えば初夏の任意の時期に隔日で散水する散水実施日と散水しない散水停止日を交互に繰り返す2週間を設定する。
図2は本実施形態で設定した散水停止期間Ptの設定状態を示す図である。図2に示すように6月の第2週と第3週において、6月7日から隔日で散水停止期間Ptを設定することにより、2週間で合計7日を散水停止期間Ptとして定める。
また、30〜32は前記各設定情報T1,T2,It,Ont,Oft,Ptを設定可能とする入力キー(例えば入力選択キー30、数値変更キー31、数値決定キー32など)、33は設定内容を確認するための表示部(例えば液晶パネル)であり、34は外部にノート型コンピュータなどからなる監視装置35を接続してログデータDrにアクセスし、これを取り出すための通信ポート(通信部)である。なお、前記制御部7は監視装置35からのコマンドに従って前記設定情報T1,T2,It,Ont,Oft,Ptのうちの任意の情報、および、ログデータDrを出力する状態データ出力部36を備える。
前記調圧弁10は水源2の水圧が大きすぎることにより熱交換器の効率改善装置1に悪影響を与えないようするためのものであり、各チャッキ弁11,16,21は水流の急激な変化によるウォーターハンマー現象を抑える逆止弁、ボールバルブ12,14,19は各部の水の流れを手動で止めるものである。
前記構成の熱交換器の効率改善装置1は、稼動時にはCPUによってRO制御プログラムPaを実行することにより制御部7がRO制御部7aとして機能し、センサS1によってタンク4内の水量を確認し、このタンク4にセンサS1の上の素子が満水を検知するまでRO装置3を稼動させ、センサS1の下の素子が満水を検知しなくなると再びRO装置3を稼動させるように制御する。
つまり、夜などの散水する必要のない時間帯にRO装置3を稼動させて純水を精製させることにより、次の日の散水に十分な純水をタンク4内に蓄えることができる。なお、本実施形態ではセンサS1が2つのセンサ素子を有する例を考えているが、センサS1として単一のセンサ素子を用いる場合には、RO制御部7aはセンサS1がON/OFF切り替えした時点から所定時間だけ遅らせてRO装置3の停止/稼動を制御することにより、RO装置3の稼動と停止を頻繁に切り替えることを防止できる。
前記散水制御部7bは前記温度センサStによって測定される外気温Tが下限閾値Ttを超えており、かつ、CTセンサによって測定される電流Iが最低電流値Itを超え、さらに、前記散水停止期間Ptで定められた期間でないという散水条件を満たすときに、ポンプ15を稼動させるとともに、前記電磁弁17を開放してノズル18からの散水を行わせる。このとき例えば電磁弁17を開閉させるタイミングは前記散水時間Ontと散水間隔Oftによって定められた間隔で間欠的になるように制御する。なお、ポンプ15の稼動は電磁弁17を開閉させるタイミングに合わせて間欠的に稼動させてもよいが、散水条件を満たす状態では常に稼動させておいてもよい。
散水を間欠的に行うことにより、散水時間Ontだけ散水した水は放熱フィン5に適度に広がり、散水間隔Oftの間に全て気化し、放熱フィン5から気化熱を奪い取ることにより、それだけ放熱フィン5を冷却することができる。散水時間Ontおよび散水間隔Oftの設定値が適正であれば散水した水が完全に気化した頃に次の散水が開始され、無駄な水の浪費を防止できる。本実施形態では散水時間Ontと散水間隔Oftは相対湿度Hの関数であり湿度が高いときには散水時間Ontを短く散水間隔Oftを長くするから、散水した水の無駄を防止しながら放熱フィン5から気化熱を十分に取り去ることができる。
また、散水する水が純水であるから、完全に気化したときに放熱フィン5に残渣を残すことがない。逆に既に放熱フィン5にシリカなどの不純物が付着しているなら、放熱フィン5と不純物との間に水が浸透して気化する過程を繰り返すうちに、不純物が剥がれ落ちやすくなり、これらの不純物を徐々に除去することができる。さらに、散水制御部7bは一日の業務が終了した後の時間帯において、CPUが図示していないフィン洗浄プログラムを実行して、タンク4内の水がなくなるまで連続散水させるフィン洗浄工程を実行することにより、放熱フィン5の洗浄効果をさらに高めることができる。なお、このフィン洗浄工程は省略してもよい。
さらに、前記CPUによってログ記録プログラムPcを実行することにより、制御部7がログ記録部7cとして機能し、少なくとも日Dayと時刻Time、計測された外気温T、電流Iに電圧をかけて求めた消費電力Wを時間積算した値Wh、ノズル18を用いて散水した散水時間の積算値Spt、散水停止期間であるかどうかのフラグFをログデータDrとして時系列に記録する。なお、ログ記録部7cはログデータDrとして上記情報を記録間隔30分毎に1年間記録できることが好ましく、ログデータDrとして記録される外気温Tは記録間隔内の平均値であることが好ましい。
前記熱交換器の効率改善装置1は放熱フィン5に散水を施すことにより熱交換器の効率を飛躍的に引き上げることができるが、初夏の時期に前記散水停止期間Ptが設定されているので、この散水停止期間Ptにおいてあえて散水を施さないことにより、散水を施す場合と散水しない場合のログデータDrを残すことができる。このログデータDrは前記通信ポート34を介して接続された監視装置35によって取り出して分析することにより、散水によって削減された電力量(削減率)を算出することができる。また、監視装置35を通信ポート34に接続している状態では前記各設定情報や測定値をモニタすることができ、適正な運転を行っているかどうかを監視することができる。
本実施形態では、散水停止期間Ptとして初夏の期間中に2週間にわたって隔日で散水停止日を定めているので、図2に示すように、同じような気候において散水した日と散水しない日の消費電力を比較することができる。また、同じ曜日において散水した日と散水しない日の消費電力を比較することも可能である。
図3は、本発明の削減率検証装置40およびこの削減率検証装置40を用いた削減率検証方法を説明する図である。この削減率検証装置40は、図1に示す熱交換器の効率改善装置1と通信可能に接続されるものであり、前記監視装置35と同じように直接的に熱交換器の効率改善装置1に接続されるものであっても、図3に示すように、インターネットなどのネットワークシステムNを介して熱交換器の効率改善装置1に接続されるものであってもよい。
削減率検証装置40は、熱交換器の効率改善装置1と通信可能に接続される通信部41と、この通信部41を介して各散水装置における外気温Tおよび相対湿度Hなどの物理量に加えて消費電力W(Wh)を入力する状態入力部42と、この状態入力部42を介してログデータDrとして入力する散水停止期間Pt内と散水停止期間Pt外の両方において記録された外気温Tと室外機の消費電力Wの相関関係F1,F2を求め、この相関関係F1,F2から消費電力Wの削減率(電力削減効果)Eを検証する削減率検証部43と、求めた削減率Eを現場ごとにファイルする削減率記録部44を有する。
前記状態入力部42および削減率検証部43は何れも削減率検証装置40に設けた図示していないCPUによって状態入力プログラムPdおよび削減率検証プログラムPeを実行することにより実現するものであり、前記削減率記録部44はハードディスクなどの外部記憶装置に記録されている。また、40aは削減率検証装置40によって各熱交換器の効率改善装置1から受信したログデータDrをグラフGなどにして表示することができるモニタ表示部、40bは削減率検証装置40に対して設定や指示を入力可能とするキーボードやマウス(図示していない)などの入力部である。
ネットワークシステムNは広く普及されているインターネットを用いることが好ましく、これによって熱交換器の効率改善装置1および削減率検証装置40の設置場所を比較的自由に設定することができる。なお、ネットワークシステムNとの接続は有線であることにより安定性が高くなるので好ましいが、このネットワークシステムNに携帯電話会社の無線通信システムなどを導入してもよい。さらには、イントラネットのように閉ざされたネットワークや1対1のデータ通信回路を構築してもよい。いずれにしても通信部41は少なくとも一つの熱交換器の効率改善装置1の通信部34と接続されて、データのやり取りを行うことができるように構成されている。
さらに、削減率検証装置40は複数の現場における熱交換器の効率改善装置1と通信可能に接続されることにより、各現場における熱交換器の効率改善装置1の状態を遠隔監視できる監視装置としても機能し、各熱交換器の効率改善装置1が適正な運転を行っているかどうかを確認できるようにすることが好ましい。
前記構成の削減率検証装置40はそのCPUが前記状態入力プログラムPdを実行することにより状態入力部42として機能し、前記通信部41を介して目的とする熱交換器の効率改善装置1からログデータDrを転送することができ、これをメモリやハードディスクなどの記録装置に記録する。次いで、CPUが削減率検証プログラムPeを実行することにより削減検証部43として機能し、ログデータDrを解析して削減率Eを求めることができる。
図4は、前記散水停止期間Ptとして、図2に示すように1日ごとに設定している場合に行うことができる削減率検証方法Met1の一例を示している。まず、採取したログデータDrに記録されている散水停止期間Pt内の1日における外気温Tの平均値(平均温度)および外気温Tの標準偏差と、散水停止期間Pt外の1日における平均温度および外気温Tの標準偏差を求める。(ステップStep1)なお、このとき相対湿度Hの平均値(平均湿度)も求めることにより、さらに精度の高い削減効果の検証を行うこともできる。
次いで、散水停止期間Ptの内外において平均温度と標準偏差を比較し、この差が所定の範囲内である2日間を選択する。(ステップStep2)なお、このとき同じ曜日であること、同程度の平均湿度であることなどの付加的な選択条件に含めることにより、曜日による変動や天候の変動が激しい場合にこれに対応することができる。ここで温度Tの標準偏差を比較対象とするのは、温度変化の変動が日によって異なっており、これによって平均温度が同じであっても温度差が大きく現れることがあるためである。
前述のようにして選んだ2日間における消費電力Whの合計を求めて比較することにより削減率Eを求める。(ステップStep3)ここで、比較する対象となる2日は、その外気温度Tが同じとなるように選んだものであるから、Step3における消費電力Whの比較によって外気温Tと室外機の消費電力Whの相関関係から散水による電力の削減率Eを求めることができる。なお、前記ステップStep2において複数の比較対象を選んだ場合には、散水停止期間Ptの内外において消費電力Whの合計を求めて比較することにより、全体の平均値を求めて、さらに信頼性の高い削減効率の検証を行うことができる。
次に、図5を用いて、別の削減率検証方法Met2の例を説明する。本例に示す削減率検証方法Met2では、散水停止期間Ptの内外においてログデータDrに記録された各外気温Tと室外機の消費電力Whの関係からその相関関係を散水停止期間Ptの内と外において、それぞれたとえば最小二乗法などにより直線近似して一次式の相関関係F1,F2を求める。(ステップStep4)
次いで、求めた相関関係F1,F2からその時期の平均的な外気温であるときにおける各消費電力の計算値を散水停止期間Ptの内と外においてそれぞれ求める。(ステップStep5)
上記求められた消費電力の計算値を比較することにより削減率Eを求める。(ステップStep6)
上述の削減率検証方法Met2によれば、採取したログデータDrをできる限り使って外乱による一時的な変化による影響を小さくすることができ、それだけ現実に即した信頼性の高い検証を行うことができる。
1 熱交換器の効率改善装置
3 純水精製部
4 タンク
5 放熱フィン
6 散水部
7 制御部
34 通信部
35 監視装置
36 状態データ出力部
40 削減率検証装置
41 通信部
42 状態入力部
Dr ログデータ
E 削減率
H 相対湿度
I 電流
It 稼動閾値
T 外気温
Tt 下限閾値
Ont 散水時間
Pt 散水停止期間
St,Sh,Sc センサ
W(Wh) 消費電力

Claims (7)

  1. 水を純水化する純水精製部と、この純水精製部によって精製された純水を貯留するタンクと、このタンク内の純水を熱交換器の放熱フィンに散水する散水部と、少なくとも外気温を含む物理量を測定するセンサと、このセンサによって測定された少なくとも外気温を含む物理量を用いて、散水を行う外気温の下限閾値を定めると共に散水部により散水された純水が放熱フィンに付着した状態で蒸発する程度の間隔を空けるように散水時間を間欠制御する制御部とを備えることを特徴とする熱交換器の効率改善装置。
  2. 前記センサは物理量として相対湿度を測定する湿度センサを備え、前記制御部は相対湿度によって散水できる外気温の下限閾値を変動させるものである請求項1に記載の熱交換器の効率改善装置。
  3. 前記制御部は散水時間の間欠制御において散水時間の長さを季節、時間帯、外気温、相対湿度、放熱フィンの温度のうち少なくとも一つの値に合わせて調整するものである請求項1または請求項2に記載の熱交換器の効率改善装置。
  4. 前記センサは室外機に流れる電流を測定する電流計測部を備え、前記制御部は電流測定部によって測定された電流から室外機の消費電力を求め、外気温の測定値と室外機の消費電力を所定時間ごとにログデータとして記録する一方、設定された散水停止期間においては前記散水部による散水を強制的に停止させるとともに、前記消費電力が設定された稼動閾値を超えている場合にのみ前記散水部による散水を行わせるものである請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の熱交換器の効率改善装置。
  5. 前記制御部は外部と通信可能に構成された通信部を備え、この通信部を介して散水部の動作状況、センサによる測定値、制御部による設定情報のうち少なくとも一つの情報からなる状態データおよび/または前記ログデータを出力する状態データ出力部とを備える請求項4に記載の熱交換器の効率改善装置。
  6. 請求項4に記載の熱交換器の効率改善装置において記録されたログデータを用いて、前記散水停止期間内と散水停止期間外の両方において記録された外気温と室外機の消費電力の相関関係を求め、この相関関係から消費電力の削減率を検証することを特徴とする削減率検証方法。
  7. 請求項5に記載の熱交換器の効率改善装置と通信可能に接続される通信部と、この通信部を介して各散水装置における外気温などの物理量に加えて室外機の消費電力の測定値を入力する状態入力部と、この状態入力部を介してログデータとして入力する散水停止期間内と散水停止期間外の両方において記録された外気温と室外機の消費電力の相関関係を求め、この相関関係から消費電力の削減率を検証する削減率検証部とを有することを特徴とする削減率検証装置。
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