JP2011089334A - 電動日射遮蔽システムの電源制御装置 - Google Patents

電動日射遮蔽システムの電源制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】待機電力を十分に低減可能とした電動日射遮蔽装置の電源制御装置を提供する。
【解決手段】商用交流電源17の供給に基づいて動作して、日射遮蔽材を駆動するモーター10と、直流電源が供給され、指令信号に基づいてモーター10の動作を制御する制御部7とを備えた電動日射遮蔽装置と、指令信号を出力する指令元12とを備えた電動日射遮蔽システムにおいて、指令元12から出力される省エネモード指令信号に基づいて、制御部7への直流電源を遮断する電源制御手段4,27を備えた。
【選択図】図2

Description

この発明は、モーターの駆動力で日射遮蔽材を駆動する日射遮蔽装置に関するものである。
従来、電動ブラインドの制御システムの一種類として、ビルの各フロアに設置された電動ブラインドの動作を各フロア毎、各フロアであらかじめ設定されたエリア毎、あるいは全館一斉に自動制御するシステムが実用化されている。
このようなシステムでは、中央制御装置で全フロアの電動ブラインドを一括制御し、あるいは各フロア毎、各エリア毎の電動ブラインドを一括して自動制御可能である。また、各フロアに設置された操作スイッチの操作により、各フロア毎あるいは各エリア毎の電動ブラインドを一括して制御可能である。
各電動ブラインドへの電源供給は、送電効率や汎用性の面から商用交流電源が供給される。また、各電動ブラインドのスラットを駆動するモーターは安価で制御の容易な直流モーターが使用されるとともに、モーターの制御回路も直流電源で動作する。
従って、各電動ブラインドのヘッドボックス内には、商用交流電源を所要電圧の直流電源に変換する電源回路がそれぞれ配設されている。この電源回路は、電源トランス、整流回路、安定化回路等を備えている。
特開2008−163577号
上記のような電動ブラインドでは、制御回路及びモーターが動作しない待機時にも電源トランスの一時側コイルには交流電源が供給され続けるため、トランスで待機電力が消費される。従って、多数の電動ブラインドが並設される制御システムでは、電動ブラインドの台数の増加にともなって待機電力も増大する。
特許文献1には、モーターへ電源を供給する大電力用トランスの一時側コイルに供給される交流電源を、待機時に遮断して待機電力を低減するようにした電動ブラインドが開示されている。
しかし、モーターの制御回路に電源を供給する小電力用トランスの一時側コイルには、待機時にも交流電源を供給し続ける必要があるため、待機電力を十分に低減することができないという問題点がある。
この発明の目的は、待機電力を十分に低減可能とした電動日射遮蔽システムの電源制御装置を提供することにある。
請求項1では、商用交流電源の供給に基づいて動作して、日射遮蔽材を駆動するモーターと、指令信号に基づいて前記モーターの動作を制御する制御部とを備えた電動日射遮蔽装置と、前記指令信号を出力する指令元とを備えた電動日射遮蔽システムにおいて、前記指令元から出力される省エネモード指令信号に基づいて、前記制御部への直流電源を遮断する電源制御手段を備えた。
請求項2では、前記制御部は、前記商用交流電源の供給に基づいて直流電源を前記モーター及び制御部に供給する電源回路を備え、前記電源制御手段は、前記商用交流電源が供給されるコネクタと前記電源回路との間に介在されるリレーと、前記省エネモード指令信号に基づいて前記リレーを不導通とする電源コントローラーとを備えた。
請求項3では、前記電源コントローラーは、前記省エネモード時に前記リレーに供給するリレー電源を遮断する。
請求項4では、前記制御部は、前記商用交流電源の供給に基づいて前記モーターへ電力を供給する電源回路を備え、前記電源制御手段は、商用交流電源が供給されるコネクタと前記電源回路との間に介在されるリレーと、前記省エネモード指令信号に基づいて前記リレーを不導通とする前記制御部と、通常モードで前記制御部に直流電源を供給し、前記省エネモード指令信号に基づいて前記制御部への直流電源の供給を遮断する電源コントローラーとを備えた。
請求項5では、前記指令信号を出力する中央制御装置及び操作スイッチを、前記指令元として備えた。
本発明によれば、待機電力を十分に低減可能とした電動日射遮蔽システムの電源制御装置を提供することができる。
電動ブラインドシステムを示すブロック図である。 電源コントローラーとブラインドコントローラーの電気的構成を示すブロック図である。 ブラインドコントローラーの電源回路を示すブロック図である。 電源コントローラーの動作を示すフローチャートである。 電源コントローラーの動作を示すフローチャートである。 ブラインドコントローラーの動作を示すフローチャートである。 第二の実施形態を示すブロック図である。 第二の実施形態のブラインドコントローラーの電源回路を示すブロック図である。 第二の実施形態のブラインドコントローラーの動作を示すフローチャートである。
(第一の実施形態)
以下、この発明を具体化した第一の実施形態を図面に従って説明する。図1に示す電動ブラインドシステム(電動日射遮蔽システム)は、多数のフロアにそれぞれ複数の電動ブラインドが設置されるものであり、フロア毎に設置されるフロアコントローラー1に通信線2aを介してパソコン等の中央制御装置3が接続される。
前記フロアコントローラー1は通信線2bを介して電源コントローラー4に接続され、電源コントローラー4は通信線2cを介して当該フロアに多数設置される電動横型ブラインド5のヘッドボックス6内に配設されるブラインドコントローラー7に接続される。また、前記電源コントローラー4は通信線2dを介して操作スイッチ8に接続されている。
前記フロアコントローラー1と、電源コントローラー4と、ブラインドコントローラー7には、分電盤9を介して商用交流電源17が供給されている。
そして、電源コントローラー4は中央制御装置3あるいは前記操作スイッチ8から通信線2a,2dを介して入力される指令信号に基づいて、各電動横型ブラインド5のブラインドコントローラー7への電源供給を制御するとともに、ブラインドコントローラー7の動作を制御する。
前記ヘッドボックス6内には前記ブラインドコントローラー7で制御される直流モーター(以下モーターとする)10が配設されている。前記ブラインドコントローラー7は、電源コントローラー4から出力される指令信号に基づいてモーター10を制御する。そして、モーター10の作動により前記ヘッドボックス6から吊下支持されるスラット(日射遮蔽材)11が昇降され、あるいは角度調節される。
次に、前記電源コントローラー4及びブラインドコントローラー7の電気的構成を図2に従って説明する。
同図において、指令元12は前記操作スイッチ8若しくは中央制御装置3であり、その指令元12から電源コントローラー4の通信ポート13に供給される指令信号は、通信インターフェース14を介してマイコン15に入力される。
前記電源コントローラー4の電源回路16には、商用交流電源17がコネクタ18を介して供給される。前記電源回路16は交流電源を所要電圧の直流電源に変換し、前記マイコン15及びリレー電源インターフェース19に供給する。そして、前記リレー電源インターフェース19はマイコン15から出力される駆動信号に基づいて、電源回路16から供給される直流電源をリレー電源RDとしてリレー電源出力端子25に供給する状態と、その供給を遮断する状態とのいずれかに制御される。
前記マイコン15は、ROM20に格納されているプログラムに基づいて動作し、その処理結果を一時的に格納するRAM21が接続されている。前記マイコン15に接続されたEEPROM22には、各電動横型ブラインド5のステータス情報が格納される。
前記マイコン15に接続された状態表示用LED23は、各電動横型ブラインド5の動作モード、すなわち通常モードであるか省エネモードであるかを表示する。また、前記マイコン15に接続されたディップスイッチ24は、電源コントローラー4のアドレス情報や同電源コントローラー4で制御する電動横型ブラインド5のアドレス情報等を設定可能となっている。
前記ブラインドコントローラー7には、前記商用交流電源17がコネクタ26及び無接点リレー27を介して電源回路28に供給される。前記無接点リレー27は、前記電源コントローラー4のリレー電源出力端子25から配線29及びリレー電源入力端子30を介してリレー電源RDが供給されるとき、コネクタ26に供給される商用交流電源17を前記電源回路28に供給する。すなわち、無接点リレー27はリレー電源RDが供給されないとき、接点を開く常開接点として動作する。
また、無接点リレー27はリレー電源RDの供給に基づいて、交流電源のゼロクロスポイント、すなわち交流電源電圧が中間電圧となるタイミングで電源回路28に交流電源の供給を開始する公知の機能を備えている。
前記電源回路28は商用交流電源17を所要電圧の直流電源に変換し、マイコン31及びモーター駆動回路32に供給する。そして、モーター駆動回路32は前記マイコン31から出力されるモーター制御信号に基づいて前記モーター10の動作を制御する。
前記指令元12からブラインドコントローラー7の通信ポート34に供給される指令信号は、通信インターフェース35を介してマイコン31に入力される。
前記マイコン31は、ROM36に格納されているプログラムに基づいて動作し、その処理結果を一時的に格納するRAM37が接続されている。前記マイコン31に接続されたEEPROM38には、当該電動横型ブラインド5のスラット高さ、スラット角度等の現在データが格納される。
前記マイコン31に接続された状態表示用LED39は、当該電動横型ブラインド5の動作モード、すなわち通常モードであるか省エネモードであるかを表示する。また、前記マイコン31に接続されたディップスイッチ40は、当該電動横型ブラインド5のアドレス情報等を設定可能となっている。
図3は、前記ブラインドコントローラー7の電源回路28の具体的構成を示す。前記電源回路28は、前記モーター駆動回路32に動作電流を供給する大電力用トランス41と、前記マイコン等に動作電流を供給する小電力用トランス42を備えている。そして、大電力用トランス41と小電力用トランス42の一次側コイルには、前記商用交流電源17が前記無接点リレー27を介して供給される。
前記無接点リレー27は前記リレー電源RDが供給されると、大電力用トランス41と小電力用トランス42の一次側コイルに商用交流電源17を供給する。従って、リレー電源RDが供給されないときには、大電力用トランス41と小電力用トランス42の一次側コイルには商用交流電源17が供給されないので、大電力用トランス41と小電力用トランス42での電力消費がなくなるようになっている。
前記大電力用トランス41は、商用交流電源17を所要の電圧に降圧して出力する。そして、大電力用トランス41の交流出力電圧が整流回路43及び安定化回路44で直流電圧に変換されて、前記モーター駆動回路32に供給される。
同様に、前記小電力用トランス42は前記商用交流電源を所要の電圧に降圧し、その降圧電圧が整流回路45及び安定化回路46で直流電圧に変換されて、前記マイコン31に供給される。
次に、前記電源コントローラー4の動作を図4及び図5に従って説明する。電源コントローラー4は、指令元12から出力される指令信号に基づいて各電動横型ブラインド5を通常モード若しくは省エネモードのいずれかで制御する。
通常モードでは、電源コントローラー4のリレー電源インターフェース19からブラインドコントローラー7の無接点リレー27にリレー電源RDが供給され、大電力用トランス41及び小電力用トランス42の一次側コイルに商用交流電源17が供給されている。そして、指令元12から出力される指令信号に基づいてモーター駆動回路32が動作して、スラット11の昇降操作あるいは角度調節操作が行われる。
このような通常モードでは、図4に示すように、電源コントローラー4のマイコン15は指令元12からの通常モードでの指令信号の受信の有無を監視している(ステップ1)。
この状態で指令元12から電源コントローラー4に、制御対象すなわち当該電源コントローラー4に接続された電動横型ブラインド5に対する指令信号が入力され、その指令信号が省エネモードに移行するための指令信号であると(ステップ2,3)、ステップ4に移行する。
ステップ2,3で省エネモードに移行するための指令信号が入力されていない場合には、ステップ1に移行して指令信号の受信を監視している。
ステップ4では、省エネモードの指令信号の受信により、制御対象となる電動横型ブラインド5が昇降動作中あるいは角度調節動作中であるか否かをスキャンする。そして、昇降動作及び角度調節動作が停止すると(ステップ5)、制御対象となる電動横型ブラインド5にデータスキャン指令を出力する(ステップ6)。
すると、各電動横型ブラインド5のブラインドコントローラー7のマイコン31は、スラット高さ及びスラット角度等の現在データをスキャンし、そのスキャン結果を電源コントローラー4に送信するとともに、EEPROM38に格納する。
次いで、電源コントローラー4のマイコン15は、制御対象の電動横型ブラインド5に対し電源の遮断制御を行う(ステップ7)。すなわち、電源コントローラー4のマイコン15はリレー電源インターフェース19からのリレー電源RDの出力を停止させる。
すると、制御対象となる電動横型ブラインド5のブラインドコントローラー7では、無接点リレー27が不導通状態となり、大電力用トランス41及び小電力用トランス42の一次側コイルへの商用交流電源17の供給が遮断される。この結果、ブラインドコントローラー7での電力消費はなくなる。
次いで、電源コントローラー4のマイコン15は、ステップ6で受信した現在データをEEPROM22に格納し(ステップ8)、さらに当該現在データを指令元12へ送信して(ステップ9)、省エネモードへの移行処理を終了する。
図6は、通常モードから省エネモードへ移行する場合の前記ブラインドコントローラー7のマイコン31の動作を示す。
通常モードでは、マイコン31は通信ポート34から入力される指令信号を常時監視している(ステップ31)。そして、入力された指令信号が当該ブラインドコントローラー7に対するデータスキャン指令であると(ステップ32,33)、マイコン31はスラット高さ及びスラット角度等の現在データをスキャンし、そのスキャン結果を電源コントローラー4に送信するとともに(ステップ34)、EEPROM38に格納する(ステップ35)。
省エネモードでは、図5に示すように、電源コントローラー4のマイコン15は指令元12からの省エネモードでの指令信号の受信の有無を監視している(ステップ11)。
この状態で指令元12から電源コントローラー4に、制御対象すなわち当該電源コントローラー4に接続された電動横型ブラインド5に対する指令信号が入力される。そして、その指令信号がデータスキャンを指令する信号であると(ステップ12,13,14)、マイコン15はステップ15に移行して、EEPROM22に格納されている各電動横型ブラインド5の現在データを読み出し、指令元12へ送信する(ステップ16)。
ステップ12,13で制御対象に対し省エネモードの解除を指令する信号が入力されると、ステップ17に移行して指令信号にブラインドの操作指令信号も含まれているか否かを判別する。
そして、操作指令信号が含まれている場合には、その操作指令信号をRAM21に一時的に格納する(ステップ18)。
次いで、ステップ19に移行して、制御対象の電動横型ブラインド5に対し電源の遮断を解除する制御を行う。すなわち、電源コントローラー4のマイコン15はリレー電源インターフェース19からのリレー電源RDの出力を停止させる。
すると、制御対象となる電動横型ブラインド5のブラインドコントローラー7では、無接点リレー27が導通状態となり、大電力用トランス41及び小電力用トランス42の一次側コイルへ商用交流電源17が供給される。この結果、ブラインドコントローラー7ではモーター駆動回路32及びマイコン31に電源が供給される通常モードとなる。
次いで、ステップ20で制御対象の電動横型ブラインド5にステップ18でRAMに格納した操作指令信号を出力する。すると、制御対象の電動横型ブラインド5では操作指令信号に基づいてスラット11を駆動し、スラット11の制御動作が終了すると、当該電動ブラインド5の現在データをEEPROM38に格納する。
次いで、ステップ16で電源コントローラー4は、制御対象の各電動横型ブラインド5から現在データを読み出し、EEPROM22に格納するとともに、指令元12に送信する。
ステップ17において、指令信号にブラインドの操作指令信号が含まれていない場合には、ステップ19に移行して制御対象の電動横型ブラインド5に対し電源の遮断を解除する制御を行う。そして、ステップ20の処理を行わず、ステップ21で制御対象の各電動横型ブラインド5から現在データを読み出し、EEPROM22に格納するとともに、指令元12に送信する。
上記のように構成された電動ブラインドシステムでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)省エネモードでは、電動横型ブラインド5のブラインドコントローラー7に供給する電源を遮断することができる。従って、省エネモードでの電動横型ブラインド5での電力消費を削減することができる。
(2)省エネモードでは、電動横型ブラインド5の電源回路28で、モーター駆動回路32に電力を供給する大電力用トランス41の一次側コイルと、マイコン31等に電力を供給する小電力用トランス42の一次側コイルへの商用交流電源17の供給を遮断することができる。従って、省エネモードでの大電力用トランス41及び小電力用トランス42での電力消費をなくすことができる。
(3)電源コントローラー4で任意台数の電動横型ブラインド5の電源回路28の動作を並行して制御することができる。従って、電動横型ブラインド5の台数が増加しても、省エネモード時の消費電力が増大することはない。
(4)電源コントローラー4を中央制御装置3及び操作スイッチ8で制御することができる。
(5)各電動横型ブラインド5に商用交流電源17を直流電源に変換する電源回路28を備えながら、省エネモードでの消費電力を低減することができる。
(第二の実施形態)
図7〜図9は、第二の実施形態を示す。この実施形態は、第一の実施形態の電源コントローラー4とブラインドコントローラー7の構成を一部変更したものである。第一の実施形態と同一構成部分は同一符号を付して説明する。
図7に示すように、この実施形態の電源コントローラー4の電源インターフェース51は、マイコン15から出力される制御信号に基づいて、電源回路16から供給される直流電圧を所定の電圧に変換してマイコン電源MDとして出力する。
前記マイコン電源MDは、電源コントローラー4のマイコン電源出力端子52から配線53を介してブラインドコントローラー7のマイコン電源入力端子54に供給される。そして、マイコン電源入力端子54に供給されたマイコン電源MDは、電源安定化回路55で定電圧化されてマイコン31に供給される。
前記電源コントローラー4のマイコン15は、通常モード時に電源インターフェース51からブラインドコントローラー7にマイコン電源MDを供給し、省エネモードでは電源インターフェース51からのマイコン電源MDの供給を遮断する。また、省エネモード時にもマイコン電源MDを供給するようにしてもよい。上記以外の電源コントローラー4の構成は、前記第一の実施形態と同様である。
前記ブラインドコントローラー7の無接点リレー27は、マイコン31からの制御信号に基づいて、通常モード時にはコネクタ26に供給される商用交流電源17を前記電源回路56に供給し、省エネモード時には電源回路56への商用交流電源17の供給を遮断する。また、無接点リレー27は、交流電源のゼロクロスポイント、すなわち交流電源電圧が中間電圧となるタイミングで電源回路56に交流電源の供給を開始する公知の機能を備えている。上記以外のブラインドコントローラー7の構成は、前記第一の実施形態と同様である。
図8は、前記電源回路56の具体的構成を示す。前記商用交流電源17は無接点リレー27を介して大電力用トランス41の一次側コイルに供給される。大電力用トランス41は、商用交流電源17を所要の電圧に降圧して二次側コイルから出力する。そして、大電力用トランス41の交流出力電圧が整流回路43及び安定化回路44で直流電圧に変換されて、前記モーター駆動回路32に供給される。
前記無接点リレー27は、通常モード時に前記マイコン31から電源供給信号PSが入力されたとき、商用交流電源17を大電力用トランス41に供給し、電源供給信号PSが入力されないとき、大電力用トランス41への商用交流電源17の供給を遮断する。
この実施形態の電源コントローラー4は、図4及び図5に示す第一の実施形態の動作のステップ7及びステップ19を除いて同様に動作する。
ステップ7では、マイコン15の制御により電源インターフェース51からのマイコン電源MDの供給が遮断される。このとき、ブラインドコントローラー7でマイコン31の制御により電源回路56への商用交流電源17の供給が遮断された後に、マイコン電源MDの供給が遮断される。
また、ステップ19ではマイコン15の制御により電源インターフェース51からのマイコン電源MDの供給が再開される。
図9は、通常モードから省エネモードへ移行する場合の前記ブラインドコントローラー7のマイコン31の動作を示す。
通常モードでは、マイコン31は通信ポート34から入力される指令信号を常時監視している(ステップ41)。そして、入力された指令信号が当該ブラインドコントローラー7に対する省エネモード指令であると(ステップ42,43)、マイコン31はモーター33がそれ以前の操作指令信号に基づいて動作中であれば、スラット11を指令信号に基づく位置まで制御する(ステップ44)。
その後、無接点リレー27を制御して、電源回路56への商用交流電源17の供給を遮断する(ステップ45)。
次いで、スラット高さ及びスラット角度等の現在データをスキャンし、そのスキャン結果をEEPROM38に格納し(ステップ46)、電源コントローラー4からデータスキャン指令を受信すると(ステップ47)、EEPROM38に格納されている現在データを電源コントローラー4に送信する(ステップ48)。
上記のように構成された電動ブラインドシステムでは、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)省エネモードでは、電動横型ブラインド5のブラインドコントローラー7に供給する電源を遮断することができる。従って、省エネモードでの電動横型ブラインド5での電力消費を削減することができる。
(2)省エネモードでは、電動横型ブラインド5の電源回路56で、モーター駆動回路32に電力を供給する大電力用トランス41の一次側コイルへの商用交流電源17の供給を遮断することができる。従って、省エネモードでの大電力用トランス41での電力消費をなくすことができる。
(3)電源コントローラー4で任意台数の電動横型ブラインド5の電源回路56の動作を並行して制御することができる。従って、電動横型ブラインド5の台数が増加しても、省エネモード時の消費電力が増大することはない。
(4)電源コントローラー4を中央制御装置3及び操作スイッチ8で制御することができる。
(5)各電動横型ブラインド5のブラインドコントローラー7に商用交流電源17を直流電源に変換する電源回路56を備えながら、省エネモードでの消費電力を低減することができる。
(6)省エネモード時に、電源コントローラー4からブラインドコントローラー7にマイコン電源MDを供給し続ける構成としても、ブラインドコントローラー7でのトランスによる電力消費が発生しないので、消費電力を低減することができる。
上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態の電源コントローラー4及びブラインドコントローラー7の構成を、電動縦型ブラインド、電動シェード、電動ロールブラインド、電動カーテン、電動オーニング等に使用してもよい。
・第一の実施形態で、無接点リレー27をリレー電源RDが供給されないとき、導通状態となる常閉接点とし、省エネモードではリレー電源RDに基づいて無接点リレー27が不導通となるようにしてもよい。このような構成では、電源コントローラー4の故障等により、リレー電源RDが供給されないとき、ブラインドコントローラー7の電源回路28に商用交流電源17が供給されているため、操作スイッチ8を操作して各電動横型ブラインド5を操作することができる。
・第二の実施形態で、省エネモード時にも電源インターフェース51からマイコン電源MDを出力させてもよい。
・第一及び第二の実施形態で、モーター10に交流モーターを使用し、その交流モーターに前記無接点リレー27を介して商用交流電源17を供給してもよい。
4…電源制御手段(電源コントローラー)、5…電動日射遮蔽装置(電動横型ブラインド)、7…制御部(ブラインドコントローラー)、10…モーター、12…指令元、17…商用交流電源、27…電源制御手段(無接点リレー)、28,56…電源回路、31…マイコン。

Claims (5)

  1. 商用交流電源の供給に基づいて動作して、日射遮蔽材を駆動するモーターと、
    指令信号に基づいて前記モーターの動作を制御する制御部と
    を備えた電動日射遮蔽装置と、
    前記指令信号を出力する指令元と
    を備えた電動日射遮蔽システムにおいて、
    前記指令元から出力される省エネモード指令信号に基づいて、前記制御部への直流電源を遮断する電源制御手段を備えたことを特徴とする電動日射遮蔽システムの電源制御装置。
  2. 前記制御部は、前記商用交流電源の供給に基づいて直流電源を前記モーター及び制御部に供給する電源回路を備え、
    前記電源制御手段は、
    前記商用交流電源が供給されるコネクタと前記電源回路との間に介在されるリレーと、
    前記省エネモード指令信号に基づいて前記リレーを不導通とする電源コントローラーと
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の電動日射遮蔽システムの電源制御装置。
  3. 前記電源コントローラーは、前記省エネモード時に前記リレーに供給するリレー電源を遮断することを特徴とする請求項2記載の電動日射遮蔽システムの電源制御装置。
  4. 前記制御部は、前記商用交流電源の供給に基づいて前記モーターへ電力を供給する電源回路を備え、
    前記電源制御手段は、
    商用交流電源が供給されるコネクタと前記電源回路との間に介在されるリレーと、
    前記省エネモード指令信号に基づいて前記リレーを不導通とする前記制御部と、
    通常モードで前記制御部に直流電源を供給し、前記省エネモード指令信号に基づいて前記制御部への直流電源の供給を遮断する電源コントローラーと
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の電動日射遮蔽システムの電源制御装置。
  5. 前記指令信号を出力する中央制御装置及び操作スイッチを、前記指令元として備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電動日射遮蔽システムの電源制御装置。
JP2009244512A 2009-10-23 2009-10-23 電動日射遮蔽システムの電源制御装置 Active JP5651318B2 (ja)

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