JP2011087100A - 擬似立体画像作成装置及び擬似立体画像表示システム - Google Patents

擬似立体画像作成装置及び擬似立体画像表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】人物の入力画像部分に対しても、複雑な絵柄で急峻なエッジを多く含む入力画像部分と同程度の十分な立体感が得られる擬似立体画像を作成する。
【解決手段】奥行き推定データ生成部101は、非立体画像の入力画像信号の肌色画像部分を画素単位で検出し、その肌色画像部分についての視差量を、肌色画像部分以外の他の画像部分に比較して相対的に強調させた奥行き推定データを生成する。ステレオペア生成部102は、奥行き推定データ生成部101の入力画像信号を右眼画像信号としたとき、ステレオペアを構成する左眼画像信号を生成して出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は擬似的な立体画像を作成する擬似立体画像作成装置及び擬似立体画像を表示する擬似立体画像表示システムに関する。
立体画像表示システムにおいて非立体画像の擬似立体視による鑑賞を可能にするために、通常の2次元の静止画もしくは動画、即ち奥行き情報が明示的にも又はステレオ画像のように暗示的にも与えられていない2次元の画像(非立体画像)から擬似的な立体画像を作成することが数多く行われている。
例えば、本発明者により、非立体画像から擬似的な立体画像を作成する擬似立体画像作成装置が特許文献1に開示されている。この特許文献1記載の擬似立体画像作成装置は、2次元の静止画の画像内容からシーンの基本的な奥行き構造を、“経験知からあるタイプのシーン構造が比較的近い可能性が高いので選択する”という程度に推定し、誤判定された場合でも違和感の小さいものを採用する、所謂フェイルセーフの思想に基づき、擬似的な立体画像を作成するものである。
特許第4214976号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の従来の擬似立体画像作成装置のように、推定される奥行き構造をもとに作成した擬似立体画像は、同じような設定であっても、一般的に単純な絵柄で急峻なエッジをあまり含まない入力画像に基づいて作成した場合は、十分な立体感を得られない傾向がある。このため、特に人物に関する入力画像に対しては、人物が多くのコンテンツにおいてシーン中で重要な位置付けであるにもかかわらず、一般に急峻なエッジを多く含まないため、作成した擬似立体画像の立体感が、人物以外のエッジを多く含む擬似立体画像部分のそれに対して相対的に不十分に感じられる。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、入力画像の肌色領域に応じて立体化の強度を制御することにより、人物の入力画像部分に対しても、複雑な絵柄で急峻なエッジを多く含む入力画像部分と同程度の十分な立体感が得られる擬似立体画像を作成し得る擬似立体画像作成装置及び擬似立体画像表示システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明の擬似立体画像作成装置は、基本となる複数のシーン構造のそれぞれについて奥行き値を示す複数の基本奥行きモデルタイプを記憶する記憶手段と、奥行き情報が明示的にも又はステレオ画像のように暗示的にも与えられていない非立体画像の画面内の複数の所定領域における画素値の統計量を算定して複数の評価値を得る算定手段と、記憶手段に記憶されている複数の基本奥行きモデルタイプを、算定手段により得られた評価値に応じた合成比率で合成する合成手段と、非立体画像の画素単位に肌色の度合いを示す肌色強度を算出する肌色強度算出手段と、合成手段により合成された合成結果と、供給される非立体画像と、肌色強度とから奥行き推定データを生成する奥行き推定データ生成手段と、非立体画像のテクスチャを、肌色強度に基づいて、被写体の凹凸を強調するように奥行き推定データに応じた量だけシフトするテクスチャシフト手段と、テクスチャシフト手段から出力された画像信号と、非立体画像による画像信号とを擬似立体画像信号として出力する出力手段とを有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第2の発明の擬似立体画像作成装置は、基本となる複数のシーン構造のそれぞれについて奥行き値を示す複数の基本奥行きモデルタイプを記憶する記憶手段と、奥行き情報が明示的にも又はステレオ画像のように暗示的にも与えられていない非立体画像の画面内の複数の所定領域における画素値の統計量を算定して複数の評価値を得る算定手段と、記憶手段に記憶されている複数の基本奥行きモデルタイプを、算定手段により得られた評価値に応じた合成比率で合成する合成手段と、非立体画像の画素単位に肌色の度合いを示す肌色強度を算出する肌色強度算出手段と、合成手段により合成された合成結果と、供給される非立体画像とから奥行き推定データを生成する奥行き推定データ生成手段と、非立体画像のテクスチャを、対応部分の奥行き推定データに応じた量だけシフトするテクスチャシフト手段と、テクスチャシフト手段から出力された画像信号に対して、肌色強度算出手段から出力される肌色強度に応じて画像強調の度合いを制御する処理を行って第1の画像信号を生成する第1の画像強調手段と、非立体画像に対して、肌色強度算出手段から出力される肌色強度に応じて画像強調の度合いを制御する処理を行って、第1の画像信号と共に擬似立体画像信号を構成する第2の画像信号を生成する第2の画像強調手段とを有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第3の発明の擬似立体画像表示システムは、基本となる複数のシーン構造のそれぞれについて奥行き値を示す複数の基本奥行きモデルタイプを記憶する記憶手段と、奥行き情報が明示的にも又はステレオ画像のように暗示的にも与えられていない非立体画像の画面内の複数の所定領域における画素値の統計量を算定して複数の評価値を得る算定手段と、記憶手段に記憶されている複数の基本奥行きモデルタイプを、算定手段により得られた評価値に応じた合成比率で合成する合成手段と、非立体画像の画素単位に肌色の度合いを示す肌色強度を算出する肌色強度算出手段と、合成手段により合成された合成結果と、供給される非立体画像と、肌色強度とから奥行き推定データを生成する奥行き推定データ生成手段と、非立体画像のテクスチャを、肌色強度に基づいて、被写体の凹凸を強調するように奥行き推定データに応じた量だけシフトするテクスチャシフト手段と、テクスチャシフト手段から別視点画像として出力された画像信号と、非立体画像による画像信号とを擬似立体画像信号として出力する出力手段と、出力手段から出力された別視点画像の画像信号及び非立体画像の画像信号の一方を右眼画像信号とし他方を左眼画像信号として擬似立体画像を表示する表示装置とを有することを特徴とする。
更に、上記の目的を達成するため、第4の発明の擬似立体画像表示システムは、基本となる複数のシーン構造のそれぞれについて奥行き値を示す複数の基本奥行きモデルタイプを記憶する記憶手段と、奥行き情報が明示的にも又はステレオ画像のように暗示的にも与えられていない非立体画像の画面内の複数の所定領域における画素値の統計量を算定して複数の評価値を得る算定手段と、記憶手段に記憶されている複数の基本奥行きモデルタイプを、算定手段により得られた評価値に応じた合成比率で合成する合成手段と、非立体画像の画素単位に肌色の度合いを示す肌色強度を算出する肌色強度算出手段と、合成手段により合成された合成結果と、供給される非立体画像とから奥行き推定データを生成する奥行き推定データ生成手段と、非立体画像のテクスチャを、対応部分の奥行き推定データに応じた量だけシフトするテクスチャシフト手段と、テクスチャシフト手段から出力された画像信号に対して、肌色強度算出手段から出力される肌色強度に応じて画像強調の度合いを制御する処理を行って第1の画像信号を生成する第1の画像強調手段と、非立体画像に対して、肌色強度算出手段から出力される肌色強度に応じて画像強調の度合いを制御する処理を行って、第1の画像信号と共に擬似立体画像信号を構成する第2の画像信号を生成する第2の画像強調手段と、第1の画像信号及び第2の画像信号の一方を右眼画像信号とし、他方を左眼画像信号として擬似立体画像を表示する表示装置とを有することを特徴とする。
本発明によれば、人物の入力画像部分に対しても、複雑な絵柄で急峻なエッジを多く含む肌色領域以外の領域の入力画像部分と同程度の十分な立体感が得られる擬似立体画像を作成することができる。
本発明の擬似立体画像作成装置の第1の実施の形態のブロック図である。 図1中の奥行き推定データ生成部の一実施の形態のブロック図である。 シグモイド関数を示す図である。 図2中の肌色強度評価部が有する関数分布の一例を示す図である。 図2中の奥行きモデル合成部の一例のブロック図である。 図1中のステレオペア生成部の一実施の形態のブロック図である。 図2中の合成比率決定部による合成比率の決定条件の一例の説明図である。 本発明の擬似立体画像作成装置の第2の実施の形態のブロック図である。 図8中の奥行き推定データ生成部の一実施の形態のブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明になる擬似立体画像作成装置の第1の実施の形態のブロック図を示す。同図に示すように、本実施の形態の擬似立体画像作成装置100は、擬似立体化を行う非立体画像のカラー画像信号が入力される奥行き推定データ生成部101と、上記の非立体画像のカラー画像信号及び奥行き推定データ生成部101で生成された奥行き推定データが入力されて、入力カラー画像信号とステレオペアを構成する画像信号を生成して出力するステレオペア生成部102とから構成されている。
上記の入力カラー画像信号は、奥行き情報が明示的にも又はステレオ画像のように暗示的にも与えられていない非立体画像であり、赤(R)、緑(G)及び青(B)の三原色の表色系で表示されるカラー画像信号である。
奥行き推定データ生成部101は、上記の非立体画像の入力カラー画像信号の肌色画像部分を画素単位で検出し、その肌色画像部分についての視差量を、肌色画像部分以外の他の画像部分に比較して相対的に強調させた奥行き推定データを生成する。ステレオペア生成部102は、奥行き推定データ生成部101の入力画像信号を右眼画像信号としたとき、ステレオペアを構成する左眼画像信号を生成して出力する。
図2は、奥行き推定データ生成部101の一実施の形態のブロック図を示す。同図に示すように、本実施の形態の奥行き推定データ生成部101は、擬似立体化を行う非立体画像の画像信号が入力される画像入力部201と、画像入力部201からの非立体画像の上部約20%の高域成分評価値を計算により求める算定手段である上部の高域成分評価部202と、画像入力部201からの非立体画像の下部約20%の高域成分評価値を計算により求める算定手段である下部の高域成分評価部203と、非立体画像の画素値の肌色に近い度合い(以下、「肌色強度」という)の推定を行うために、画像入力部201からの非立体画像の三原色(RGB)表色系をHSV表色系に変換するRGB→HSV変換部204とを有する。
また、奥行き推定データ生成部101は、上部の高域成分評価値及び下部の高域成分評価値の各値に応じて基本奥行きモデルタイプA、基本奥行きモデルタイプB及び基本奥行きモデルタイプCの合成比率を決定する合成比率決定部205と、各々基本奥行きモデルタイプA、基本奥行きモデルタイプB及び基本奥行きモデルタイプCの画像を記憶する3つの記憶手段であるフレームメモリ206、207及び208と、下部の高域成分評価値及び上部の高域成分評価値の各値に応じて合成比率決定部205で決定された合成比率により、フレームメモリ207、208及び209からの3種類の基本奥行きモデル画像を合成する奥行きモデル合成部209と、肌色強度評価部210と、奥行きモデル合成部209により得られた合成基本奥行きモデル画像に、画像入力部201の基になる画像の三原色信号(RGB信号)のうちの赤色信号(R信号)をある乗数を乗じて重畳し最終的な奥行き推定データを得る第1の重み付け部211と、肌色強度評価部210から出力される信号にある乗数を乗じて重み付けを行う第2の重み付け部212と、加算器213とを有する。
なお、RGB→HSV変換部204と肌色強度評価部210とは、肌色強度算出手段を構成している。また、合成比率決定部205と奥行きモデル合成部209とは、合成手段を構成している。また、重み付け部211及び212と加算器213とは、奥行き推定データ生成手段を構成している。この奥行き推定データ生成部101は、RGB→HSV変換部204、肌色強度評価部210及び重み付け部212により、入力画像信号中の人物部分の立体感を強調するための肌色処理を行う点に特徴がある。
RGB→HSV変換部204は、画像入力部201からの非立体画像の三原色(RGB)表色系を、公知の方法でHSV表色系に変換する。HSV表色系は、色を色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Value又はBrightness)の3つの要素で表す表色系である。ここでは、RGB→HSV変換部204は、三原色信号である非立体画像の入力カラー画像信号から、公知の方法でHSV表色系の色相を示すH値と彩度を示すS値とを画素単位で算出して出力する。
肌色強度評価部210は、色相座標と彩度座標についてそれぞれ予め決定した値の関数分布fh、fsを有し、その関数分布fh、fsをRGB→HSV変換部204から出力されたH値とS値とで別々に参照することで得られた関数分布の色相座標と彩度座標の各値の積をもって肌色強度を画素単位に算出する。ここでは、上記の関数分布fh、fsは、後述するように色相座標の中心座標値と、彩度座標値に“40”を乗算した彩度座標の中心座標値がそれぞれ“20”であるような関数分布である。ここで、彩度座標値に“40”を乗算しているのは、正規化によって関数分布を共用するためである。
そして、肌色強度評価部210は、上記の関数分布において色相座標値(H値)が20、彩度座標値(S値)が0.5(すなわち、S×40=20に相当)程度を中心とする一帯を典型的な肌色とし、H値が0又はH値が40、若しくはS値が0.0(すなわち、S×40=0に相当)又はS値が1.0(すなわち、S×40=40に相当)に近付くと、肌色である可能性は低い、若しくは肌色部分でも影になった部分である可能性が高いと判断する。これにより、肌色領域内での被写体の凹凸の推定も可能になる。
上記の関数分布fh、fsは、具体的には図3に示すような、シグモイド関数δa(x)(=1/(1+e-ax))を利用して作成される。図3に示すように、シグモイド関数δa(x)は、xの値が約6/a以上で“1”に漸近する関数なので、上記の関数分布fh、fsは、この特性を利用してH=18〜22、S×40=18〜22において関数値が“1”、H=0又はS×40=0、H=40又はS×40=40において、関数値が“0”になるように設計される。これらの関数分布fh、fsは、以下のように書くことができる。
Figure 2011087100
図4は、上記の数式で表される関数分布fh、fsを示す。ただし、横軸がHのときは関数分布fh、横軸がS×40のときは関数fsを示す。
肌色強度評価部210は、これらの関数分布fh、fsにおけるRGB→HSV変換部204から出力されたH値とS値に対応する関数値fh(H)、fs(S×40)を求め、更にそれらの積を肌色強度として算出して出力する。
なお、人物の肌色は、厳密には人種などに応じて異なるが、肌色強度評価部210により算出される上記の肌色強度は、H値及びS値がそれぞれ所定の範囲内にあるときに、肌色領域を示すようにしているので、人種にあまり依存せずに肌色部分を示すことが確認されている。例えば、所定の範囲とは、図4に示すH値がH=18〜22、及びS値がS×40=18〜22の範囲のことである。
図5は、奥行きモデル合成部209の一例の構成を示す。同図に示すように、奥行きモデル合成部209は、合成比率決定部205により決定された各基本奥行きモデルタイプの合成比率k1、k2、k3(ただし、k1+k2+k3=1)と、フレームメモリ206、207、208からの基本奥行きモデルタイプA、B、Cの値とを乗算器2091、2092、2093において別々に乗算し、それら3つの乗算結果を加算器2094で加算して、得られた加算結果を加算器213へ出力する構成である。
上記の基本奥行きモデルタイプA〜Cは、それぞれ基本となる複数のシーン構造のそれぞれについて奥行き値を示す。すなわち、上記の基本奥行きモデルタイプAは、球面状の凹面による奥行きモデルで、多くの場合に、この基本奥行きモデルタイプAの画像が使用される。また、上記の基本奥行きモデルタイプBは、基本奥行きモデルタイプAの上部を球面でなく、アーチ型の円筒面に置き換えたもので、上部を円筒面(軸は垂直方向)で下部を凹面(球面)としたモデルである。更に、上記の基本奥行きモデルタイプCは、上部を平面とし、下部をその平面から連続し、下に行くほど手前側に向かう円筒面状としたもので、上部が平面、下部が円筒面(軸は水平方向)としたモデルである。
図6は、図1中のステレオペア生成部102の一実施の形態のブロック図を示す。同図に示すように、本実施の形態のステレオペア生成部102は、奥行き推定データ生成部101から奥行き推定データが入力され、かつ、奥行き推定データ生成部101に入力される非立体画像の画像信号が分岐して入力され、テクスチャシフト手段であるテクスチャシフト部301と、オクルージョン補償部302と、ポスト処理部303により構成される。なお、オクルージョン補償部302とポスト処理部303により出力手段が構成される。
テクスチャシフト部301は、奥行き推定データを基に別視点の画像を生成する。例えば、原画の画像信号を基準として左に視点移動した画像を生成する場合、画面より手前に表示するものについては、近い物ほど画像を見る者の内側(鼻側)に見えるので、内側すなわち右に対応部分のテクスチャを奥行きに応じた量だけ移動する。画面より奥に表示するものについては、近い物ほど画像を見る者の外側に見えるので、左に対応部分のテクスチャを奥行きに応じた量だけ移動する。
オクルージョン補償部302は、シフトを行うことによる画像中の位置関係変化によりテクスチャの存在しない部分、すなわちオクルージョンが発生する場合があるため、入力画像の対応部分で充填する、又は分割された画像のテクスチャの統計量に基づき公知の方法等で、テクスチャシフト部301からの画像信号に対して、オクルージョンを補償する。
ポスト処理部303は、オクルージョン補償部302によりオクルージョン補償された画像信号に対して、平滑化などの公知のポスト処理を施して、それ以前の処理において発生したノイズを軽減した画像信号、例えば左眼画像信号を出力する。
次に、本実施の形態の擬似立体画像作成装置100の動作について説明する。
奥行き推定データ生成部101内の画像入力部201は、擬似立体化を行う非立体画像のカラー画像信号(三原色信号)を取り込み、そのカラー画像信号を上部の高域成分評価部202、下部の高域成分評価部203及びRGB→HSV変換部204に供給すると共に、画像信号中の赤色信号(R信号)を重み付け部211に供給する。上記のカラー画像信号は、量子化された画像データである。
上部の高域成分評価部202は、入力された非立体画像の上部約20%の画像領域を、水平方向8画素、垂直方向8画素のブロックに分割し、各ブロック内の点(i,j)における輝度信号をY(i,j)としたとき、各ブロックについて次式の演算を行う。
Figure 2011087100
続いて、上部の高域成分評価部202は、上部約20%の画像領域における全てのブロックの上式で得られた加算結果の平均値を上部の高域成分評価値として算出する。
下部の高域成分評価部203は、上記の上部高域成分評価部202とは評価対象の画像領域が異なるだけで、入力された非立体画像の下部約20%の画像領域を前記のサイズのブロックに分割し、数2で示した式により得られた各ブロックの輝度信号の加算結果の平均値を下部高域成分評価値として算出する。
合成比率決定部205は、上記の上部の高域成分評価値と下部の高域成分評価値の各値に応じて、所定の合成比率の決定条件に基づいて前記合成比率k1、k2、k3を決定する。
図7は、合成比率の決定条件の一例を示す。図7は、横軸に示す上部の高域成分評価値と、縦軸に示す下部の高域成分評価値の各値と、予め指定された値tps、tpl、bms、bmlとの兼ね合いにより合成比率が決定されることを示す。図7において、複数のタイプが記載されている領域については、高域成分評価値に応じて線形に合成される。
例えば、図7において、「typeA/B」の領域では、下記のように(上部の高域成分評価値)と(下部の高域成分評価値)の比率でtypeAとtypeBの比率が決定され、typeCは比率の決定には用いられない。なお、図7に示す「typaA」は上述の基本奥行きモデルタイプA、「typaB」は上述の基本奥行きモデルタイプB、「typaC」は上述の基本奥行きモデルタイプCに対応する。
typeA:typeB:typ3
=(上部の高域成分評価値−tps):(tp1−下部の高域成分評価値):0
また、図7において、「typeA/B/C」の領域では、typeA/BとtypeA/Cとの平均を採用して、下記のようにtypeA/B/Cの値が決定される。
typeA:typeB:typeC
=(上部の高域成分評価値−tps)+(下部の高域成分評価値−bms):(tpl−
上部の高域成分評価値):(bml−下部の高域成分評価値)
なお、図5における合成比率k1、k2、k3は次式で算出される。
k1=typeA/(typeA+typeB+typeC)
k2=typeB/(typeA+typeB+typeC)
k3=typeC/(typeA+typeB+typeC)
図5に示す奥行きモデル合成部209は、乗算器2091、2092、2093において、上記のように合成比率決定部205で決定された合成比率k1、k2、k3と、フレームメモリ206、207、208からの基本奥行きモデルタイプA、B、Cの値とを別々に乗算し、それら3つの乗算結果を加算器2094で加算合成して、得られた加算結果を図2に示す加算器213へ出力する。
このように、本実施の形態では、基本となるシーンの奥行き構造モデルとして3種類の基本奥行きモデルを用意し、基になる画像の輝度信号の高域成分を画面上部及び画面下部について算定し、基本奥行きモデルタイプAを基本にしながらも、画面上部の高域成分が少ない場合には上部に空若しくは平坦な壁が存在するシーンと認識して上部の奥行きを深くした基本奥行きも出るタイプBの比率を増加させ、画面下部の高域成分が少ない場合には下部に平坦な地面若しくは水面が手前に連続的に広がるシーンと認識して、上部を遠景として平面近似し、下部については下に行くほど奥行きの小さくなる基本奥行きも出るタイプCの比率を増加させるといった処理を行うようにしたため、どのような画像に対しても違和感を感じさせないと同時に、できる限り現実に近いシーン構造の決定を行うことが可能になる。
再び図2に戻って説明する。重み付け部211は、画像入力部201により入力された基になる非立体画像の画像信号(これは三原色信号である)のうちの赤色信号(R信号)に対して所定の重み付け係数を乗算して加算器213へ出力する。
一方、RGB→HSV変換部204は、三原色信号である非立体画像の入力カラー画像信号から、公知の方法でHSV表色系の色相を示すH値と彩度を示すS値とを画素単位で算出して肌色強度評価部210へ出力する。
肌色強度評価部210は、(1)式〜(6)式で表される図4に示した関数分布fh、fsを予め有しており、これらの関数分布fh、fsにおけるRGB→HSV変換部204から出力されたH値とS値に対応する関数値fh(H)、fs(S×40)を求め、更にそれらの積を評価値である肌色強度として算出して重み付け部212へ出力する。
関数分布fh、fsは、H=20、S×40=20程度の関数値fh(H)、fs(S×40)が、(2)式、(5)式で表される、それぞれ“1”のときに肌色部分であるとしているので、肌色強度評価部210は、それらの積である肌色強度の値が“1”である画素は肌色領域と評価し、肌色強度の値が”0”に近い画素ほど肌色領域ではない(肌色である可能性が低い、あるいは肌色部分でも影になった部分である)と評価する。
重み付け部212は、肌色強度評価部210から出力された肌色強度に対して所定の重み付け係数を乗算し、得られた乗算結果を加算器213へ出力する。加算器213は、重み付け部211からの重み付けされたR信号と、重み付け部212からの重み付けされた肌色強度と、奥行きモデル合成部209からの合成信号とを加算合成して奥行き推定データを生成して出力する。
R信号を使用する理由の一つは、R信号の大きさが、順光に近い環境で、かつ、テクスチャの明度が大きく異ならないような条件において、被写体の凹凸と一致する確率が高いという経験則によるものである。更に、もう一つの理由として、赤色及び暖色は色彩学における前進色であり、寒色系よりも奥行きが手前に認識されるという特徴があり、この奥行きを手前に配置することで立体感を強調することが可能であるということである。
なお、赤色及び暖色が前進色であるのに対し、青色は後退色であり、暖色系よりも奥行きが奥に認識される特徴がある。よって、青色の部分を奥に配置することによっても立体感の強調は可能である。更に双方を併用して、赤色の部分を手前、青色の部分を奥に配置することによって立体感を強調することも可能である。
また、本実施の形態では、肌色領域の程度の大きさを示す肌色強度を重み付けした値を用いて奥行き推定データを生成しているので、作成される擬似立体画像の肌色領域の全体について人物等の被写体の凹凸が強調される(被写体の凹凸を大きくする)ことで立体感が強調され、更に肌色領域内部でも凹凸を強調することができる。
奥行き推定データ生成部101内の加算器213から出力された奥行き推定データは、図1及び図6に示したステレオペア生成部102に供給される。図6において、ステレオペア生成部102内のテクスチャシフト部301は、奥行き推定データ生成部101に入力される画像信号と同一の非立体画像の画像信号が入力され、その入力画像信号の別視点の画像信号を上記の奥行き推定データを基に生成する。
いま、入力画像信号に対する奥行き推定データを8ビットの値Ydで表すものとする。テクスチャシフト部301は、この値Ydについて小さい値、すなわち奥に位置するものから順に、その値に対応する部分の入力画像信号のテクスチャを(Yd−m)/n画素だけ右にシフトする。ここで、mは画面上全体の飛び出し感を調整する輻輳パラメータであり、mより大きな値のYdに関しては画面より手前に、mより小さな値のYdに関しては奥に表示される。また、nは立体感を調整するパラメータである。
奥行き推定データ生成部101及びステレオペア生成部102に入力される右眼画像信号とポスト処理部303より出力される左眼画像信号とにより、ステレオペアが構成される。
このように、本実施の形態によれば、入力画像の肌色領域の全体について視差量を強調させる制御を行うようにしたため、人物の入力画像部分に対しても、複雑な絵柄で急峻なエッジを多く含む肌色領域以外の領域の入力画像部分と同程度の十分な立体感が得られる擬似立体画像を作成することができる。
(第2の実施の形態)
図8は、本発明になる擬似立体画像作成装置の第2の実施の形態のブロック図を示す。同図に示すように、本実施の形態の擬似立体画像作成装置400は、擬似立体化を行う非立体画像のカラー画像信号が入力される奥行き推定データ生成部401と、上記の非立体画像のカラー画像信号及び奥行き推定データ生成部401で生成された奥行き推定データが入力されて、入力カラー画像信号とステレオペアを構成する画像信号を生成して出力するステレオペア生成部402と、ステレオペア生成部402から出力される画像信号の画像強調を奥行き推定データ生成部401からの制御信号CTL1に応じて行う画像強調部403と、入力カラー画像信号の画像強調を奥行き推定データ生成部401からの制御信号CTL1に応じて行う画像強調部404とから構成されている。なお、画像強調部403、404は、第1、第2の画像強調手段を構成している。
本実施の形態の擬似立体画像作成装置400は、第1の実施の形態の擬似立体画像作成装置100と同様に、入力される非立体画像の画像信号に対して、奥行き推定データ生成部401において奥行き推定を行って奥行き推定データを生成し、その奥行き推定データを基にしてステレオペア生成部402において生成される左眼画像信号と、入力される上記非立体画像の画像信号を流用した右眼画像信号とからステレオペアを構成する。
ただし、この擬似立体画像作成装置400は、擬似立体画像作成装置100と比較して、奥行き推定データ生成部401の構成が若干異なり、かつ、画像強調部403及び404が追加されている点で異なる。なお、ステレオペア生成部402は、図6に示したステレオペア生成部102と同一構成である。
図9は、奥行き推定データ生成部401の一実施の形態のブロック図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図9において、肌色強度評価部410は、前述した(1)式〜(6)式で表される図4に示した関数分布fh、fsを予め有しており、これらの関数分布fh、fsにおけるRGB→HSV変換部204から出力されたH値とS値に対応する関数値fh(H)、fs(S×40)を求め、更にそれらの積を肌色強度として算出し、その肌色強度を制御信号CTL1として図8に示す画像強調部403及び404にそれぞれ供給する。なお、肌色強度評価部410は、RGB→HSV変換部204と共に肌色強度算出手段を構成している。
また、加算器411は、重み付け部211からの重み付けされたR信号と、奥行きモデル合成部209からの合成信号とを加算合成して奥行き推定データを生成して出力する。すなわち、奥行き推定データ生成部401は、肌色強度評価部410により算出して得た肌色強度を視差データとして用いず、画像強調部403及び404による画像強調のために用いる。
再び図8に戻って説明する。ステレオペア生成部402は、非立体画像の入力画像信号に対して、奥行き推定データ生成部401からの奥行き推定データを基にして生成され、かつ、オクルージョン補償された、非立体画像の入力画像信号とは別視点の画像信号を生成する。
画像強調部403は、ステレオペア生成部402から出力された画像信号に対して、奥行き推定データ生成部401からの制御信号CTL1に基づいて、肌色強度に応じて画像強調の度合いを制御する処理を行い、肌色部分のテクスチャを強調した画像信号を左眼画像信号として出力する。一方、画像強調部404は、奥行き推定データ生成部401に入力される非立体画像のカラー画像信号に対して、奥行き推定データ生成部401からの制御信号CTL1に基づいて、肌色強度に応じて画像強調の度合いを制御する処理を行い、肌色部分のテクスチャを強調した画像信号を右眼画像信号として出力する。
画像強調部403及び404における画像強調としては、高域強調、コントラスト調整、輝度変調、彩度強調などがある。画像強調部403及び404におけるこれらの画像強調は、関心領域である顔や皮膚の細部や陰影の強調や色彩の補正などを、関心領域外の事物と比較して強く行うことで、結果的に関心領域が非関心領域に比べて相対的に強めの凹凸が感じられるようにすることを目的とするものである。
このように、本実施の形態によれば、入力画像の肌色領域の全体について画像を強調させる制御を行うようにしたため、人物の入力画像部分に対しても、複雑な絵柄で急峻なエッジを多く含む肌色領域以外の領域の入力画像部分と同程度の十分な立体感が得られる擬似立体画像を作成することができる。
以上、本発明の第1及び第2の実施の形態について説明したが、本発明は第1の実施の形態と第2の実施の形態の各擬似立体画像作成装置100及び400を単独で使用する場合に限らず、これらを組み合わせて使用することが可能である。
また、擬似立体画像作成装置100又は400により生成されたステレオペアを構成する右眼画像信号と左眼画像信号とは、図示しないステレオ表示装置に供給されて擬似立体画像を表示される。擬似立体画像作成装置100又は400と、ステレオ表示装置とは本発明の擬似立体画像表示システムの実施の形態を構成する。
ここで、上記のステレオ表示装置とは、偏光メガネを用いたプロジェクションシステム、時分割表示と液晶シャッタメガネを組み合わせたプロジェクションシステムもしくはディスプレイシステム、レンチキュラ方式のステレオディスプレイ、パララックスバリア方式のステレオディスプレイ、アナグリフ方式のステレオディスプレイ、ヘッドマウントディスプレイなどを含む。特にステレオ画像の各画像に対応した2台のプロジェクタによるプロジェクションシステムを含む。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、以上の実施の形態では、肌色強度評価部210、410が、図4に示した非線形的な関数分布を用いて、典型的な肌色領域と、肌色領域で無い典型的な非肌色領域と、それらの中間の領域とに応じた肌色強度を算出するようにしたが、上記の関数分布を中間領域の無い肌色領域であるか否かの二値の領域を示す関数分布を用いた構成として肌色強度を算出するようにしてもよい。
すなわち、この場合は、(1)式〜(6)式で表される図4に示した関数分布の替りに、0≦H≦40のときは関数値fh(H)が“1”の肌色領域で、それ以外のときは関数値fh(H)が“0”の非肌色領域である二値的な関数分布と、0≦S×40≦40のときは関数値fs(S×40)が“1”の肌色領域で、それ以外のときは関数値fs(S×40)が “0”の非肌色領域である二値的な関数分布とを用いる。
また、例えば、立体感の画像高域成分による制御は上記のようなシフト量への乗算による制御に限らず、シフト量への加減や、前記パラメータmを制御することによる飛び出し感の制御、図2の重み付け部211の制御などによって実現することも可能である。
また、上記の実施の形態では、右眼画像信号を入力画像信号、左眼画像信号を作成された画像信号としたステレオペアを作成しているが、左眼画像信号を入力画像信号、右眼画像信号を作成された画像信号としたステレオペアとしてもよく、更には右に視点移動した別視点画像と左に視点移動した別視点画像とを用いてステレオペアを構成することも可能である。
また、以上の実施の形態では2視点のステレオペアの画像信号による擬似立体画像信号を作成するように説明したが、3視点以上の表示が可能な表示装置を用いた場合、その視点数に応じた数の別視点画像信号から上記の実施の形態と同様の方法により擬似立体画像信号を作成して表示する多視点立体映像表示システムの構築も可能である。
また、本発明の擬似立体画像表示システムにおいては、音声出力を装備する形態のものも考えられる。この場合、静止画等音声情報を持たない映像コンテンツについては、映像にふさわしい環境音を付加するような態様のものが考えられる。
更に、本発明は、擬似立体画像作成装置100、400をコンピュータのソフトウェアによって実現する擬似立体画像作成用プログラムも包含するものである。この場合、擬似立体画像作成用プログラムは、記録媒体からコンピュータに取り込まれてもよいし、ネットワーク経由でコンピュータに取り込まれてもよい。
100、400 擬似立体画像作成装置
101、401 奥行き推定データ生成部
102、402 ステレオペア生成部
201 画像入力部
202 上部の高域成分評価部
203 下部の高域成分評価部
204 RGB→HSV変換部
205 合成比率決定部
206〜208 フレームメモリ
209 奥行きモデル合成部
210、410 肌色強度評価部
211、212 重み付け部
213、2094、411 加算器
301 テクスチャシフト部
302 オクルージョン補償部
303 ポスト処理部
403、404 画像強調部
2091〜2093 乗算器

Claims (4)

  1. 基本となる複数のシーン構造のそれぞれについて奥行き値を示す複数の基本奥行きモデルタイプを記憶する記憶手段と、
    奥行き情報が明示的にも又はステレオ画像のように暗示的にも与えられていない非立体画像の画面内の複数の所定領域における画素値の統計量を算定して複数の評価値を得る算定手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記複数の基本奥行きモデルタイプを、前記算定手段により得られた前記評価値に応じた合成比率で合成する合成手段と、
    前記非立体画像の画素単位に肌色の度合いを示す肌色強度を算出する肌色強度算出手段と、
    前記合成手段により合成された合成結果と、供給される前記非立体画像と、前記肌色強度とから奥行き推定データを生成する奥行き推定データ生成手段と、
    前記非立体画像のテクスチャを、前記肌色強度に基づいて、被写体の凹凸を強調するように前記奥行き推定データに応じた量だけシフトするテクスチャシフト手段と、
    前記テクスチャシフト手段から出力された画像信号と、前記非立体画像による画像信号とを擬似立体画像信号として出力する出力手段と
    を有することを特徴とする擬似立体画像作成装置。
  2. 基本となる複数のシーン構造のそれぞれについて奥行き値を示す複数の基本奥行きモデルタイプを記憶する記憶手段と、
    奥行き情報が明示的にも又はステレオ画像のように暗示的にも与えられていない非立体画像の画面内の複数の所定領域における画素値の統計量を算定して複数の評価値を得る算定手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記複数の基本奥行きモデルタイプを、前記算定手段により得られた前記評価値に応じた合成比率で合成する合成手段と、
    前記非立体画像の画素単位に肌色の度合いを示す肌色強度を算出する肌色強度算出手段と、
    前記合成手段により合成された合成結果と、供給される前記非立体画像とから奥行き推定データを生成する奥行き推定データ生成手段と、
    前記非立体画像のテクスチャを、対応部分の前記奥行き推定データに応じた量だけシフトするテクスチャシフト手段と、
    前記テクスチャシフト手段から出力された画像信号に対して、前記肌色強度算出手段から出力される前記肌色強度に応じて画像強調の度合いを制御する処理を行って第1の画像信号を生成する第1の画像強調手段と、
    前記非立体画像に対して、前記肌色強度算出手段から出力される前記肌色強度に応じて画像強調の度合いを制御する処理を行って、前記第1の画像信号と共に擬似立体画像信号を構成する第2の画像信号を生成する第2の画像強調手段と
    を有することを特徴とする擬似立体画像作成装置。
  3. 基本となる複数のシーン構造のそれぞれについて奥行き値を示す複数の基本奥行きモデルタイプを記憶する記憶手段と、
    奥行き情報が明示的にも又はステレオ画像のように暗示的にも与えられていない非立体画像の画面内の複数の所定領域における画素値の統計量を算定して複数の評価値を得る算定手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記複数の基本奥行きモデルタイプを、前記算定手段により得られた前記評価値に応じた合成比率で合成する合成手段と、
    前記非立体画像の画素単位に肌色の度合いを示す肌色強度を算出する肌色強度算出手段と、
    前記合成手段により合成された合成結果と、供給される前記非立体画像と、前記肌色強度とから奥行き推定データを生成する奥行き推定データ生成手段と、
    前記非立体画像のテクスチャを、前記肌色強度に基づいて、被写体の凹凸を強調するように前記奥行き推定データに応じた量だけシフトするテクスチャシフト手段と、
    前記テクスチャシフト手段から別視点画像として出力された画像信号と、前記非立体画像による画像信号とを擬似立体画像信号として出力する出力手段と、
    前記出力手段から出力された前記別視点画像の画像信号及び前記非立体画像の画像信号の一方を右眼画像信号とし他方を左眼画像信号として擬似立体画像を表示する表示装置と
    を有することを特徴とする擬似立体画像表示システム。
  4. 基本となる複数のシーン構造のそれぞれについて奥行き値を示す複数の基本奥行きモデルタイプを記憶する記憶手段と、
    奥行き情報が明示的にも又はステレオ画像のように暗示的にも与えられていない非立体画像の画面内の複数の所定領域における画素値の統計量を算定して複数の評価値を得る算定手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記複数の基本奥行きモデルタイプを、前記算定手段により得られた前記評価値に応じた合成比率で合成する合成手段と、
    前記非立体画像の画素単位に肌色の度合いを示す肌色強度を算出する肌色強度算出手段と、
    前記合成手段により合成された合成結果と、供給される前記非立体画像とから奥行き推定データを生成する奥行き推定データ生成手段と、
    前記非立体画像のテクスチャを、対応部分の前記奥行き推定データに応じた量だけシフトするテクスチャシフト手段と、
    前記テクスチャシフト手段から出力された画像信号に対して、前記肌色強度算出手段から出力される前記肌色強度に応じて画像強調の度合いを制御する処理を行って第1の画像信号を生成する第1の画像強調手段と、
    前記非立体画像に対して、前記肌色強度算出手段から出力される前記肌色強度に応じて画像強調の度合いを制御する処理を行って、前記第1の画像信号と共に擬似立体画像信号を構成する第2の画像信号を生成する第2の画像強調手段と、
    前記第1の画像信号及び前記第2の画像信号の一方を右眼画像信号とし、他方を左眼画像信号として擬似立体画像を表示する表示装置と
    を有することを特徴とする擬似立体画像表示システム。
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