JP2005303644A - 色補正装置、それを有するデジタルカメラ、色補正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズの増幅を防ぎつつ、画像データの中の肌色領域を強調して、良好な画像を得ることができる色補正装置を提供する。
【解決手段】デジタルカメラ31は、画像データから輝度信号と色差信号とを生成する画像処理手段7と、色差信号に基づいて画像データが肌色であるかどうかを判定する肌色検出手段9と、肌色検出手段9で肌色であると判定したとき、肌色であると判定された画像データから生成された輝度信号に補正信号を加算する輝度調整手段11と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラ等の画像補正装置および画像補正方法に関し、特に、画像データ中の特定の色(例えば、肌色)の領域を補正して、画像(例えば、人間の肌)をきれいに撮像することができるものに関するものである。
デジタルカメラでは、人物を被写体とすることが多く、人物をきれいに撮影できるものが望まれている。人物をきれいに撮像する方法の一つに肌色を強調する方法が知られている。肌色を強調する方法に関する従来技術は、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載の映像信号処理装置は、映像信号が肌色であることを検出すると、その映像信号の輝度信号の利得を上げることにより、肌色を強調するものである。この肌色の強調方法について、図11を用いて説明する。図11(a)は、調整前の映像信号の輝度信号の空間分布を示す模式図である。特許文献1に記載の映像信号処理装置に図11(a)に示す映像信号が入力されると、該装置は肌色領域を有することを検出する。すると、該装置は、図11(b)に示すような空間分布で輝度信号を増幅する。すなわち、該装置は、輝度信号の肌色領域のみを増幅し、他の領域の輝度信号は増幅しない。その結果、該装置は、図11(c)に示す調整後の輝度信号を生成する。すなわち、該装置は、肌色領域の輝度信号の利得を上げることによって、映像信号の肌色を強調し、被写体である人物をきれいに撮影するものである。
特開平6−121332号公報(段落0210〜0231等)
しかしながら上記従来の映像信号処理装置では、肌色領域内に存在するノイズも同時に増幅してしまい、画像の質が低下するという問題があった。この点について、図11を用いて説明する。いま、図11(a)に示すように調整前の輝度信号にノイズが発生しているとする。このノイズは、肌がざらざらに見える程度のノイズで、肌色が異なる色に見えるほどの大きなものではない。そのため、肌色領域の輝度信号にこのノイズが乗っていたとしても、肌色領域として検出される。この肌色領域の利得を上げると、図11(c)に示すように、肌色領域の信号成分と同時にノイズ成分の振幅も増幅されてしまうことになる。その結果、被写体の肌のざらざら感が増した質の悪い画像となってしまうという問題が生じていた。
本発明は上記従来の問題を解決するもので、ノイズの増幅を防ぎつつ、画像データの中の特定の色領域を強調して、良好な画像を得ることができる色補正装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために第1発明の色補正装置は、画像データから輝度信号と色差信号とを生成する画像処理手段と、色差信号に基づいて画像データが所定の色を中心とする範囲内にあるかどうかを判定する色検出手段と、色検出手段で範囲内にあると判定したとき、そのように判定された画像データから生成された輝度信号に補正信号を加算する輝度調整手段と、を備える。
この構成により、特定の色領域の輝度信号に補正信号を加算するので、特定の色領域の信号成分は振幅が大きくなり、特定の色を強調できる。一方で、ノイズ成分の振幅は増幅されることはない。そのため、第1発明の色補正装置は、ノイズの増幅を防ぎつつ、画像データの中の特定の色領域を強調して、良好な画像を得ることができる。
第2発明の色補正装置は、画像データから輝度信号と色差信号とを生成する画像処理手段と、色差信号に基づいて、画像データが所定の色にどの程度近いかを示す度合を検出する色検出手段と、画像データから生成された輝度信号に、色検出手段で検出した度合に応じて定められる補正信号を加算する輝度調整手段と、を備える。この構成により、補正信号は、画像データが所定の色にどの程度近いかを示す度合に応じて定められるので、特定の色領域の境界で急激にその領域全体を強調するということを防ぐことができる。このため、第2発明の色補正装置は、特定の色領域を滑らかに強調でき、自然な印象の画像を得ることができる。
第3発明の色補正装置は、画像データから輝度信号と色差信号とを生成する画像処理手段と、色差信号に基づいて、画像データが第1の色にどの程度近いかを示す第1の度合を検出する第1の色検出手段と、色差信号に基づいて、画像データが第2の色にどの程度近いかを示す第2の度合を検出する第2の色検出手段と、画像データから生成された輝度信号に、第1の度合および第2の度合に応じて定められる補正信号を加算する輝度調整手段と、を備える。この構成により、複数の特定の色について強調することができる。
第4発明の色補正装置は、画像データから輝度信号と色差信号とを生成する画像処理手段と、色差信号に基づいて、画像データが第1の色にどの程度近いかを示す第1の度合を検出するとともに、画像データが第2の色にどの程度近いかを示す第2の度合を検出する色検出手段と、画像データから生成された輝度信号に、色検出手段で検出した第1の度合および第2の度合に応じて定められる補正信号を加算する輝度調整手段と、を備える。この構成により、1つの色検出手段を用いて複数の特定の色を強調することができるので、色補正装置を簡易に構成することができる。
なお、第4発明の色補正装置において、色検出手段は、第1の度合または第2の度合を検出すると、制御信号を生成するものであっても良く、輝度調整手段は、制御信号に基づいて補正信号を加算するものでも良く、制御信号は、相互に重複しない第1レベルの信号と第2レベルの信号とを含み、第1レベルの信号は第1の度合に応じて定められる信号であり、第2レベルの信号は第2の度合に応じて定められる信号であっても良い。この構成により、輝度調整手段は入力中の画像データがどの色なのかを認識できるため、認識した色に応じて輝度信号の強調方法を変えることができる。
また、第1から第4発明の色補正装置において、所定の色、第1の色または第2の色は、肌色または空色であっても良い。
また、上記の色補正装置は、いずれもデジタルカメラに搭載することができる。
以上のように本発明は、ノイズの増幅を防ぎつつ、画像データの中の特定の色領域を強調して、良好な画像を得ることができるという優れた効果が得られる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態にかかるデジタルカメラ31は、画像データを撮像し、撮像した画像データのうちの肌色領域を強調するものである。この肌色領域の強調は、肌色領域の画像データの輝度信号に補正信号を加算することにより行う。以下、デジタルカメラ31について、図1〜3を用いて説明する。
図1は、デジタルカメラ31の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ31は、撮像手段3、画像メモリ5、画像処理手段7、肌色検出手段9および輝度調整手段11を備える。この構成により、撮像手段3で生成されたRAWデータを画像処理手段7でYC変換し、さらに肌色領域の輝度信号を強調した画像データを輝度調整手段11により得ることができる。また、図示していないが、デジタルカメラ31は、液晶モニタやメモリーカードスロット等を備えることもできる。以下、各構成について詳述する。
撮像手段3は、単数または複数のレンズ、CCDイメージセンサ等の撮像素子、A/D変換器等から構成される。撮像手段3は、被写体を撮像して画像データを生成する。撮像手段3が生成する画像データはRAWデータであるが、他の形式のデータであっても構わない。
画像メモリ5は、撮像手段3で生成された画像データを記憶する手段である。画像メモリ5は、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリを含む記憶手段である。また、画像メモリ5は、画像処理手段7の出力である色差信号および輝度調整手段9の出力である輝度信号を記憶する。
画像処理手段7は、画像メモリ5に記憶されている画像データを読み出して、読み出した画像データから輝度信号と色差信号とを生成する。画像処理手段7は、DSPやマイコン等で構成する。また、ハードウェアだけで構成しても良いし、ハードウェアとソフトウェアとで構成しても良い。
肌色検出手段9は、画像処理手段7で生成された色差信号に基づいてこの画像データが肌色であるかどうかを判定する。具体的には、肌色検出手段9は以下のように動作する。まず、肌色検出手段9は、肌色を表す色差信号値として値CRO、CBOを予め設定しておく。また、肌色検出手段9は、肌色として認識し得る限界値として、値CROからの最大ズレ幅である値CRTおよび値CBOからの最大ズレ幅である値CBTを予め設定しておく。そして、肌色検出手段9は、入力された色差信号CRXが値CRO±CRTの範囲内であって、入力された色差信号CBXが値CBO±CBTの範囲内であれば、そのときの画像データを肌色であると判断する。ここで、CRX、CBXは画像処理手段7で生成された色差信号である。以上の動作の結果、肌色検出手段9は、画像データが肌色であれば、その旨を知らせる制御信号を輝度調整手段11に送信する。
輝度調整手段11は、画像処理手段7から輝度信号を受信する。また、輝度調整手段11は、肌色検出手段9から肌色と判定した際の制御信号を受ける。そして、輝度調整手段11は、肌色検出手段9から制御信号を受けると、画像処理手段7から入力される輝度信号に補正信号を加算する。すなわち、輝度調整手段11は、肌色検出手段9で肌色であると判定したとき、肌色であると判定された画像データから生成された輝度信号に補正信号を加算する手段である。
ここで、上記補正信号の振幅の大きさはユーザーまたはカメラメーカーが予め設定しておく。この振幅の大きさを大きくすると、肌色の強調を強くすることができる。
次に、図2に基づいて、デジタルカメラ31の動作について説明する。図2は、撮像開始から調整後の輝度信号を画像メモリ5に記録するまでのデジタルカメラ31の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、撮像手段3は被写体を撮像して画像データを生成する(S100)。次に、画像メモリ5はこの画像データを記憶する(S102)。次に、画像処理手段7は、画像メモリ5に記録されている画像データを読み出して、輝度信号と色差信号とを生成する(S104)。画像処理手段7で生成された色差信号は肌色検出手段9と画像メモリ5の両方に対して出力される。また、画像処理手段7で生成された輝度信号は輝度調整手段11に対して出力される。このときの輝度信号は、図3(a)に示すような信号であり、信号成分に微小のノイズ成分が乗ることもある。
次に、肌色検出手段9は、入力された色差信号に基づいて、画像処理手段7で処理されている画像データが肌色であるかどうかを判定する(S106)。この結果、肌色であると判定した場合、肌色検出手段9は、輝度調整手段11に対して、肌色と判定した旨の制御信号を送信する。これを受けて、輝度調整手段11は、入力される輝度信号に図3(b)に示す補正信号を加算する(S108)。このようにして調整した後の輝度信号を図3(c)に示す。図3(a)と図3(c)とを比較すれば分かるように、肌色領域の輝度信号は全体として底上げされることにより強調されているため、ノイズ成分の振幅が大きくなることはない。
一方、ステップS106において、肌色でないと判定した場合、肌色検出手段9は、輝度調整手段11に対して、肌色と判定した旨の制御信号を送信しない。そのため、輝度調整手段11は、入力される輝度信号に対して調整をすることなく(S110)、入力された輝度信号を画像メモリ5に出力する。
最後に、輝度調整手段11で調整された輝度信号は、画像処理手段7で生成された色差信号と共に、肌色強調後の画像データとして画像メモリ5に記録される。また、輝度信号調整手段11で調整されなかった場合も同様に、調整されなかった輝度信号は、画像処理手段7で生成された色差信号と共に、通常の画像データとして画像メモリ5に記録される(S112)。画像メモリ5に記録された肌色強調後の画像データおよび通常の画像データは、液晶モニタ(図示せず)に表示されたり、メモリーカード(図示せず)に記憶されることによって利用される。
以上のように、デジタルカメラ31は、画像データから輝度信号と色差信号とを生成する画像処理手段7と、色差信号に基づいて画像データが肌色であるかどうかを判定する肌色検出手段9と、肌色検出手段9で肌色であると判定したとき、肌色であると判定された画像データから生成された輝度信号に補正信号を加算する輝度調整手段11と、を備える。
これにより、肌色領域の輝度信号に補正信号を加算するので、肌色領域の信号成分は振幅が大きくなり、肌色を強調できる。一方で、ノイズ成分の振幅は増幅されることはない。そのため、デジタルカメラ31は、ノイズの増幅を防ぎつつ、画像データの中の肌色領域を強調して、良好な画像を得ることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係るデジタルカメラ32は、画像データが肌色にどの程度近いかを示す度合に応じて、輝度信号の強調を制御するものである。
図4は、デジタルカメラ32の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ32は、撮像手段3、画像メモリ5、画像処理手段7、肌色検出手段13および輝度調整手段15を備える。撮像手段3、画像メモリ5および画像処理手段7は、本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラ31の構成と同様であるため、説明を省略する。
肌色検出手段13は、画像データの色差信号CRX、CBXに基づいて、画像データが肌色にどの程度近いかを示す度合を検出する。そして、肌色検出手段13は、その度合を示す制御信号を輝度調整手段15に対して発信する。
具体的には、肌色検出手段13は以下のように動作する。まず、肌色検出手段13は、肌色を表す色差信号値として値CRO、CBOを予め設定しておく。また、肌色検出手段9は、肌色として認識し得る限界値として、値CROからの最大ズレ幅である値CRTおよび値CBOからの最大ズレ幅である値CBTを予め設定しておく。そして、肌色検出手段13は、入力された色差信号CRXが値CRO±CRTの範囲内であって、入力された色差信号CBXが値CBO±CBTの範囲内であれば、そのときの画像データを肌色であると判断する。ここで、CRX、CBXは画像処理手段7で生成された色差信号である。次に、値CRX、CBXがそれぞれ値CRO、CBOにどの程度近いかを示す度合を計算する。例えば、その度合Cを以下のように計算する。
=CRT−絶対値(CRO−CRX)+CBT−絶対値(CBO−CBX
そして、肌色検出手段13は、これを制御信号として輝度調整手段15に送信する。
輝度調整手段15は、画像処理手段7から輝度信号を受信する。また、輝度調整手段15は、肌色検出手段13からの制御信号を受ける。そして、輝度調整手段15は、肌色検出手段13から制御信号を受けると、画像処理手段7から入力される輝度信号に補正信号を加算する。ここで、補正信号は、肌色検出手段13からの制御信号の強度に応じて、変化する信号である。例えば、補正信号は、上記制御信号に比例するように設定しても良いし、制御信号の一次関数としても良く、また制御信号の二次関数として設定しても良い。すなわち、輝度調整手段15は、画像データから生成された輝度信号に、肌色検出手段13で検出した度合に応じて定められる補正信号を加算する手段である。
次に、図5および図6に基づいて、デジタルカメラ32の動作について説明する。図5は、撮像開始から調整後の輝度信号を画像メモリ5に記録するまでのデジタルカメラ32の動作を説明するためのフローチャートである。図6は、デジタルカメラ32で補正された輝度信号を示す模式図である。図6(a)は、画像処理手段7から出力される輝度信号を示す模式図である。図6(b)は、画像処理手段7から出力される色差信号を示す模式図である。但し、図6(b)では、便宜上色差信号CRX、CBXを総称してCと示す。同様に、値CRO、CBOを総称して値Cと示し、値CRT、CBTを総称して値Cと示す。図6(c)は、肌色検出手段9から出力される制御信号を示す模式図である。図6(d)は、輝度信号調整手段15で調整した後の輝度信号を示す模式図である。図6(e)は、画像データの走査画素であり、図6(a)〜(d)の横軸の値を示す。
図5において、ステップS100からステップS106までの動作は、図2に示すデジタルカメラ31の動作と同様であるため説明を省略する。
ステップS106で画像データが肌色であると判定すると、肌色検出手段13は制御信号を算出する。図6において、画素bまでの走査期間は肌色であると判定せず、画素bから色差信号Cが値C±Cの範囲内となるので肌色であると判定する。そして、肌色検出手段13は、色差信号Cに基づいて制御信号を生成し、輝度調整手段15に出力する。ここで、画素bからcおよび画素dからeでは、色差信号Cが変化するため、制御信号も変化する。一方、画素cから画素dでは、色差信号Cは所定値Cに等しくなるため、制御信号は最大値Cとなる(S114)。次に、輝度調整手段15は、このような制御信号を受け、これに基づいて補正信号を算出し、これを画像処理手段7から出力される輝度信号に加算する(S116)。
一方、ステップS106で画像データが肌色でないと判定すると、肌色検出手段13は制御信号を発信することはなく、輝度調整手段15は、調整をすることなく入力された輝度信号をそのまま出力する(S110)。
最後に、輝度調整手段15で調整された輝度信号は、画像処理手段7で生成された色差信号と共に、肌色強調後の画像データとして画像メモリ5に記録される。また、輝度信号調整手段15で調整されなかった場合も同様に、調整されなかった輝度信号は、画像処理手段7で生成された色差信号と共に、通常の画像データとして画像メモリ5に記録される(S112)。画像メモリ5に記録された肌色強調後の画像データおよび通常の画像データは、液晶モニタ(図示せず)に表示されたり、メモリーカード(図示せず)に記憶されることによって利用される。
以上のようにデジタルカメラ32は、画像データから輝度信号と色差信号とを生成する画像処理手段7と、色差信号に基づいて、画像データが肌色にどの程度近いかを示す度合を検出する肌色検出手段13と、画像データから生成された輝度信号に、肌色検出手段13で検出した度合に応じて定められる補正信号を加算する輝度調整手段15と、を備える。
このため、補正信号は、画像データ肌色にどの程度近いかを示す度合に応じて定められるので、肌色領域の境界(例えば、画素b付近)で急激にその領域全体を強調するということを防ぐことができる。このため、デジタルカメラ32は、肌色領域を滑らかに強調でき、自然な印象の画像を得ることができる。
また、肌色領域の境界で一律にその領域全体を強調した場合、局所的に肌色であると誤検出した場合に、本来肌色でない部分を強調してしまう。本発明の実施の形態2によれば、誤って肌色と検出しても、その肌色度合が小さければ、その誤検出領域の強調の度合も小さいので、このような誤検出があっても画像に与える影響を小さくできる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係るデジタルカメラ33は、画像データのうち複数の所定の色(例えば、肌色と空色)の領域について、輝度調整を行うものである。
図7は、デジタルカメラ33の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ33は、撮像手段3、画像メモリ5、画像処理手段7、肌色検出手段13、空色検出手段17および輝度調整手段19を備える。撮像手段3、画像メモリ5、画像処理手段7および肌色検出手段13は、本発明の実施の形態2に係るデジタルカメラ32の構成と同様であるため、説明を省略する。
空色検出手段17は、画像データの色差信号に基づいて、制御信号を輝度調整手段19に対して発信する。空色検出手段17は、空色を表す色差信号値として値CRSO、CBSOを予め設定しておく。また、空色検出手段19は、空色として認識し得る限界値CRST、CBSTを予め設定しておく。空色検出手段17が空色に関する制御信号を生成する動作については、所定の色を表す色差信号値と所定の限界値が異なるだけで、肌色検出手段13の動作と同様である。すなわち、空色検出手段17は、画像処理手段7で生成される色差信号に基づいて、画像データが空色にどの程度近いかを示す度合を検出する手段である。
輝度調整手段19は、画像処理手段7から輝度信号を受信する。また、輝度調整手段19は、肌色検出手段13からの制御信号および空色検出手段17からの制御信号を受ける。そして、輝度調整手段19は、肌色検出手段13および空色検出手段17から制御信号を受けると、画像処理手段7から入力される輝度信号に補正信号を加算する。ここで、補正信号は、肌色検出手段13および空色検出手段17からの制御信号の強度に応じて、変化する信号である。
次に、図8に基づいて、デジタルカメラ33の動作について説明する。図8は、デジタルカメラ33で補正された輝度信号を示す模式図である。図8(a)は、画像処理手段7から出力される輝度信号を示す模式図である。図8(b)は、画像処理手段7から出力される色差信号のうち肌色成分を示す模式図である。但し、図8(b)では、便宜上2つの色差信号の肌色成分CRPX、CBPXを総称して値CPXと示す。同様に、肌色を表す色差信号値CRPO、CBPOを総称して値CPOと示し、肌色として認識し得る限界値CRPT、CBPTを総称して値CPTと示す。図8(c)は、画像処理手段7から出力される色差信号のうち空色成分を示す模式図である。但し、図8(c)では、便宜上2つの色差信号の空色成分CRSX、CBSXを総称して値CSXと示す。同様に、空色を表す色差信号値CRSO、CBSOを総称して値CSOと示し、空色として認識し得る限界値CRST、CBSTを総称して値CSTと示す。図8(d)は、輝度信号調整手段15で調整した後の輝度信号を示す模式図である。図8(e)は、画像データの走査画素であり、図8(a)〜(d)の横軸の値を示す。
図8において、画素bまでの走査期間、画素cからdの期間および画素e以降の期間は、肌色検出手段13は肌色であると判定せず、空色検出手段17も空色であると判定しない。そのため、これらの期間は、肌色検出手段13も空色検出期間17も制御信号を発信しないので、輝度調整手段19は、輝度調整をすることなく、入力された輝度信号をそのまま出力する。
画素bからcの走査期間では、色差信号の肌色成分CPXが値CPO±CPTの範囲内となるので肌色であると判定する。すると、肌色検出手段13は、色差信号CPXに基づいて制御信号を生成し、輝度調整手段19に出力する。次に、輝度調整手段19は、この制御信号を受け、これに基づいて補正信号を算出し、これを画像処理手段7から出力される輝度信号に加算する。その結果、調整後の輝度信号は、図8(d)に示すように、画素bからcの走査期間中、振幅が増大する。
画素dからeの走査期間では、色差信号の空色成分CSXが値CSO±CSTの範囲内となるので空色であると判定する。すると、空色検出手段17は、色差信号CSXに基づいて制御信号を生成し、輝度調整手段19に出力する。次に、輝度調整手段19は、この制御信号を受け、これに基づいて補正信号を算出し、これを画像処理手段7から出力される輝度信号に加算する。その結果、調整後の輝度信号は、図8(d)に示すように、画素cからdの走査期間中、振幅が増大する。
以上のようにデジタルカメラ33は、画像データから輝度信号と色差信号とを生成する画像処理手段7と、色差信号に基づいて、画像データが肌色にどの程度近いかを示す第1の度合を検出する肌色検出手段13と、色差信号に基づいて、画像データが空色にどの程度近いかを示す第2の度合を検出する空色検出手段17と、画像データから生成された輝度信号に、第1の度合および第2の度合に応じて定められる補正信号を加算する輝度調整手段19と、を備える。この構成により、デジタルカメラ33は、複数の特定の色について強調することができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係るデジタルカメラ34は、1つの色検出手段21で複数の所定の色(例えば、肌色と空色)を検出し、この検出結果に基づいて色補正を行うものである。
図9は、デジタルカメラ34の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ34は、撮像手段3、画像メモリ5、画像処理手段7、色検出手段21および輝度調整手段23を備える。撮像手段3、画像メモリ5および画像処理手段7は、本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラ31の構成と同様であるため、説明を省略する。
色検出手段21は、画像データの色差信号に基づいて、制御信号を輝度調整手段23に対して発信する。色検出手段21は、肌色を表す色差信号値として値CRPO、CBPOおよび空色を表す色差信号値として値CRSO、CBSOを予め設定しておく。また、色検出手段21は、肌色として認識し得る限界値CRPT、CBPTおよび空色として認識し得る限界値CRST、CBSTを予め設定しておく。色検出手段21は、輝度調整手段23に対して制御信号を発信する。この制御信号は、相互に重複しない第1レベルの信号と第2レベルの信号とを含む。
輝度調整手段23は、画像処理手段7から輝度信号を受信する。また、輝度調整手段23は、色検出手段21からの制御信号を受ける。そして、輝度調整手段23は、色検出手段21から制御信号を受けると、画像処理手段7から入力される輝度信号に補正信号を加算する。ここで、補正信号は、色検出手段21からの制御信号の強度に応じて、変化する信号である。
次に、図10に基づいて、デジタルカメラ34の動作について説明する。図10は、デジタルカメラ34で補正された輝度信号を示す模式図である。図10(a)は、画像処理手段7から出力される輝度信号を示す模式図である。図10(b)は、画像処理手段7から出力される色差信号のうち肌色成分を示す模式図である。但し、図10(b)では、便宜上2つの色差信号の肌色成分CRPX、CBPXを総称して値CPXと示す。同様に、肌色を表す色差信号値CRPO、CBPOを総称して値CPOと示し、肌色として認識し得る限界値CRPT、CBPTを総称して値CPTと示す。図10(c)は、画像処理手段7から出力される色差信号のうち空色成分を示す模式図である。但し、図10(c)では、便宜上2つの色差信号の空色成分CRSX、CBSXを総称して値CSXと示す。同様に、空色を表す色差信号値CRSO、CBSOを総称して値CSOと示し、空色として認識し得る限界値CRST、CBSTを総称して値CSTと示す。図10(d)は、色検出手段21から出力される制御信号を示す模式図である。図10(e)は、輝度信号調整手段15で調整した後の輝度信号を示す模式図である。図10(f)は、画像データの走査画素であり、図10(a)〜(e)の横軸の値を示す。
図10において、画素bまでの走査期間、画素cからdの期間および画素e以降の期間は、色検出手段21は肌色であるととも空色であると判定しない。そのため、これらの期間は、色検出手段21は制御信号を発信しないので、輝度調整手段23は、輝度調整をすることなく、入力された輝度信号をそのまま出力する。
画素bからcの走査期間では、色差信号の肌色成分CPXが値CPO±CPTの範囲内となるので肌色であると判定する。すると、色検出手段21は、色差信号CPXに基づいて制御信号を生成する。このとき色検出手段21は、図中の第1レベルを基準にして制御信号を生成する。そして、これを輝度調整手段23に出力する。次に、輝度調整手段23は、この制御信号を受け、この制御信号が第1レベルの信号であることを検知して、画像データが肌色であることを認識する。そして、この制御信号に基づいて補正信号を算出し、これを画像処理手段7から出力される輝度信号に加算する。その結果、調整後の輝度信号は、図10(e)に示すように、画素bからcの走査期間中、振幅が増大する。
画素cからdの走査期間では、色差信号の空色成分CSXが値CSO±CSTの範囲内となるので空色であると判定する。すると、色検出手段21は、色差信号CSXに基づいて制御信号を生成する。このとき色検出手段21は、画像データが空色であることを認識することにより、図中の第2レベルを基準にして制御信号を生成する。そして、これを輝度調整手段23に出力する。次に、輝度調整手段23は、この制御信号を受け、この制御信号が第2レベルの信号であることを検知して、画像データが空色であることを認識する。そして、この制御信号に基づいて補正信号を算出し、これを画像処理手段7から出力される輝度信号に加算する。その結果、調整後の輝度信号は、図10(e)に示すように、画素cからdの走査期間中、振幅が増大する。
なお、輝度調整手段23は、制御信号が第1レベルの信号であるか第2レベルの信号であるかによって、色差信号から補正信号を生成する方法を変えるようにしても良い。例えば、第1レベルの信号のときは、第2レベルの信号のときに比べて、補正信号の振幅を大きくするようにしても良い。このようにすると、画像データのうち、肌色領域を空色領域よりも強調することができる。
以上のようにデジタルカメラ34は、画像データから輝度信号と色差信号とを生成する画像処理手段7と、色差信号に基づいて、画像データが肌色にどの程度近いかを示す第1の度合を検出するとともに、画像データが空色にどの程度近いかを示す第2の度合を検出する色検出手段21と、画像データから生成された輝度信号に、色検出手段21で検出した第1の度合および第2の度合に応じて定められる補正信号を加算する輝度調整手段23と、を備える。この構成により、1つの色検出手段21を用いて複数の特定の色を強調することができるので、デジタルカメラ34を簡易に構成することができる。
また、色検出手段21は、第1の度合または第2の度合を検出すると、制御信号を生成し、輝度調整手段23は、制御信号に基づいて補正信号を加算し、制御信号は、相互に重複しない第1レベルの信号と第2レベルの信号とを含み、第1レベルの信号は第1の度合に応じて定められる信号であり、第2レベルの信号は第2の度合に応じて定められる信号であっても良い。この構成により、輝度調整手段23は入力中の画像データがどの色なのかを認識できるため、認識した色に応じて輝度信号の強調方法を変えることができる。
なお、本発明の実施の形態1〜4では、強調する色として、肌色または/および空色を例示したが、これに限らない。例えば、緑色を強調することにより、風景写真における山をきれいに撮影することができる。
また、本発明は、画像データが静止画像であっても、動画像であっても、適用できる。
本発明にかかる色補正装置、色補正方法およびこれを搭載するデジタルカメラは、ノイズの増幅を防ぎつつ、画像データの中の肌色領域を強調して、良好な画像を得ることができるので、画像データの変換、補正機能を有する電子機器であれば適用できる。例えば、デジタルスチルカメラの他に、デジタルビデオカメラ、携帯電話端末、PHS端末、PDA端末、カーナビゲーションシステム端末、DVDレコーダー、DVDプレーヤー、ハードディスクレコーダー、テレビジョン受像機等の電子機器に適用できる。
本発明の実施の形態1におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態1のデジタルカメラにおける肌色強調の方法を説明するための輝度信号の空間分布を示す模式図 本発明の実施の形態2におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2におけるデジタルカメラの動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態2のデジタルカメラにおける肌色強調の方法を説明するための輝度信号の空間分布を示す模式図 本発明の実施の形態3におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3のデジタルカメラにおける複数の色の強調の方法を説明するための輝度信号の空間分布を示す模式図 本発明の実施の形態4におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4のデジタルカメラにおける複数の色の強調の方法を説明するための輝度信号の空間分布を示す模式図 従来の映像信号処理装置における肌色強調の方法を説明するための輝度信号の空間分布を示す模式図
符号の説明
31、32、33、34 デジタルカメラ
7 画像処理手段
9、13 肌色検出手段
17 空色検出手段
21 色検出手段
11、15、19、23 輝度調整手段

Claims (8)

  1. 画像データから輝度信号と色差信号とを生成する画像処理手段と、
    前記色差信号に基づいて前記画像データが所定の色を中心とする範囲内にあるかどうかを判定する色検出手段と、
    前記色検出手段で前記範囲内にあると判定したとき、そのように判定された画像データから生成された輝度信号に補正信号を加算する輝度調整手段と、
    を備える色補正装置。
  2. 画像データから輝度信号と色差信号とを生成する画像処理手段と、
    前記色差信号に基づいて、前記画像データが所定の色にどの程度近いかを示す度合を検出する色検出手段と、
    前記画像データから生成された輝度信号に、前記色検出手段で検出した度合に応じて定められる補正信号を加算する輝度調整手段と、
    を備える色補正装置。
  3. 画像データから輝度信号と色差信号とを生成する画像処理手段と、
    前記色差信号に基づいて、前記画像データが第1の色にどの程度近いかを示す第1の度合を検出する第1の色検出手段と、
    前記色差信号に基づいて、前記画像データが第2の色にどの程度近いかを示す第2の度合を検出する第2の色検出手段と、
    前記画像データから生成された輝度信号に、前記第1の度合および前記第2の度合に応じて定められる補正信号を加算する輝度調整手段と、
    を備える色補正装置。
  4. 画像データから輝度信号と色差信号とを生成する画像処理手段と、
    前記色差信号に基づいて、前記画像データが第1の色にどの程度近いかを示す第1の度合を検出するとともに、前記画像データが第2の色にどの程度近いかを示す第2の度合を検出する色検出手段と、
    前記画像データから生成された輝度信号に、前記色検出手段で検出した第1の度合および第2の度合に応じて定められる補正信号を加算する輝度調整手段と、
    を備える色補正装置。
  5. 前記色検出手段は、第1の度合または第2の度合を検出すると、制御信号を生成し、
    前記輝度調整手段は、前記制御信号に基づいて前記補正信号を加算し、
    前記制御信号は、相互に重複しない第1レベルの信号と第2レベルの信号とを含み、前記第1レベルの信号は前記第1の度合に応じて定められる信号であり、前記第2レベルの信号は前記第2の度合に応じて定められる信号であることを特徴とする請求項4に記載の色補正装置。
  6. 前記所定の色、前記第1の色または前記第2の色は、肌色または空色であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の色補正装置。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の色補正装置を有するデジタルカメラ。
  8. 画像データから輝度信号と色差信号とを生成する第1のステップと、
    前記色差信号に基づいて、前記画像データが所定の色にどの程度近いかを示す度合を検出する第2のステップと、
    前記画像データから生成された輝度信号に、前記色検出手段で検出した度合に応じて定められる補正信号を加算する第3のステップと、
    を備える画像データの色補正方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011087100A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Jvc Kenwood Holdings Inc 擬似立体画像作成装置及び擬似立体画像表示システム

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