JP2011087044A - 通信アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 AZ/ELの2軸駆動アンテナ、あるいはAZ/クロスEL/ELの3軸駆動アンテナでのユニット取り外し時の固定を簡単な方法で行うことができ、保守性を向上させた通信アンテナ装置を得ることを目的とする。
【解決手段】 棒状の固定用部材10は、AZ可動部6の下部において端部がピン固定され、アンテナ駆動時には他端がAZ可動部6の上部に固定されている。通信アンテナ装置を保守等する場合には、固定用部材10の上記他端をEL可動部4に取り付けることができ、この棒状の固定用部材10で、EL軸の固定、または、クロスEL軸及びEL軸の両方の同時固定をすることができる。このように固定することで、RFユニット8や制御ユニット9の取り付け、取り外しを容易に行うことができ、通信アンテナ装置の保守性を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、通信相手からの電波を追尾して可動するアンテナの保守性を向上させた通信アンテナ装置に関するものである。
特許文献1において開示された従来の通信アンテナ装置は、アンテナの方位角と仰角を駆動させるためにAZ可動部とEL可動部を有しており、更に通信衛星を追尾することのできる範囲を広げるための冗長軸としてクロスEL可動部を有している。これらの可動部では、アンテナを搭載する車輌、船舶、航空機等における振動や動揺による外乱の影響を軽減するために、各軸周りの重心バランスを回転軸上に一致させるように、カウンターウェイト等によって調整されている事が一般的である。一方、通信アンテナ装置を構成するRF(高周波)ユニットは、電波受信部からの距離が長くなることによって回線ロスが増加するために、できるだけ電波受信部の近くに設置したいという要求があることから、EL可動部またはクロスEL可動部に設置されることが多い。このように、RFユニットをEL可動部またはクロスEL可動部に設置することによって、回転軸周りの重心バランスが崩れることになることになるが、これを調整するためには、単にカウンターウェイトを配置するのではなく、もう一つの衛星通信アンテナの構成ユニットである制御ユニットを適切な位置に配置することによって、調整用のカウンターウェイトの量を減らす工夫がされている。
特開2008―228045
上記のようにRFユニットと制御ユニットを互いに重心バランスを取れる位置に配置することによって、カウンターウェイトの量を減らし、アンテナ装置全体としての質量と体積を減らすことが可能であるが、一方で、各ユニットが互いのカウンターウェイとの役割を果たしていることから、保守点検の際にこれらのユニットの一方を取外すことによってアンテナの重心バランスが崩れ、重量物側に回転してしまうことから、保守作業がし難くなるという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、AZ/ELの2軸駆動アンテナ、あるいはAZ/クロスEL/ELの3軸駆動アンテナでのユニット取り外し時の固定を簡単な方法で行うことができ、保守性を向上させた通信アンテナ装置を得ることを目的とする。
請求項1の発明に係る通信アンテナ装置は、通信波を反射するメインリフレクタと、このメインリフレクタからの反射波を反射するサブリフレクタと、これらを支持する構造を有する主鏡部と、この主鏡部を仰角軸まわりに回転可能に支持するEL可動部と、上記仰角軸と交差する軸周りに上記EL可動部を回転可能に支持するクロスEL可動部と、上記クロスEL可動部を方位軸周りに回転可能に支持するAZ可動部と、アンテナ駆動時には一端を上記AZ可動部の下部にピン固定し、他端は上記AZ可動部の上部に固定することができ、アンテナ固定時には上記他端をEL可動部に取り付けることのできる棒状の固定用部材とを備えたものである。
この発明によれば、アンテナ駆動時には一端をAZ可動部の下部にピン固定し、他端はAZ可動部の上部に固定することができ、アンテナ固定時にはこの他端をEL可動部に取り付けることのできる棒状の固定用部材によって、保守作業の際に、EL可動部とクロスEL可動部を同時に固定することができることから、通信アンテナ装置の保守性を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係る通信アンテナ装置の外観を表わす外観図である。 この発明の実施の形態1に係る通信アンテナ装置の固定用部材10の周辺の拡大図である。
実施の形態1
この発明の実施の形態1に係る衛星通信アンテナを図1及び図2に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係る通信アンテナ装置の外観を表わす外観図であり、図2はこの発明の実施の形態1に係る通信アンテナ装置の固定用部材10の周辺の拡大図である。図1において、1は通信衛星からの通信波を反射するメインリフレクタであり、2はメインリフレクタ1からの反射波を反射するサブリフレクタ2である。3はメインリフレクタ1とサブリフレクタ2を支持する主鏡部3であり、4は主鏡部を仰角軸まわりに回転可能に支持するEL可動部であり、5はEL可動部4を仰角軸と交差するクロスEL軸周りに回転可能に支持するクロスEL可動部である。6はこれらの構造を方位軸周りに回転可能に支持するAZ可動部であり、7はAZ可動部6を支持するベース部である。8は主鏡部1によって受信した受信波または主鏡部1によって送信する送信波の周波数変換やノイズ除去を行うRFユニットであり、9はアンテナの動揺センサーと各可動部の角度センサーからの入力を元に、モーター出力を制御する制御ユニットである。RFユニット8と制御ユニット9は互いに重心バランスを取る位置で互いに逆の位置の配置も可能である。10は固定用部材である。アンテナの非運用時は、EL可動部4、クロスEL可動部5、AZ可動部6はそれぞれの軸周りに自由に回転することができることから、保守作業の際は、アンテナの姿勢を安定させることができない。また、EL可動部4、クロスEL可動部5においては、左右の制御ユニット9またはRFユニット8を取外す際に、軸周りに質量のアンバランスが発生することから、アンテナが重量物側に急激に回転してメカストッパーに衝突し、大きな衝撃力がアンテナに加わってしまうが、固定用部材10によってこれを防ぐことができるものとしている。
図2に基づいて固定用部材10の機能を説明する。図2と図1に示す固定用部材10周辺を拡大した図であり、図2(a)はアンテナ運用時の状態を、図2(b)はアンテナ保守時の状態を表している。図2において、11はAZ可動部6の下部に設けられ、固定用部材10を回転可能に固定するヒンジ部であり、12はAZ可動部6の上部に設けられ、アンテナ運用時に固定用部材10を固定しておくためのアンテナ運用時固定部である。13は、EL可動部4に連結する部材上に設けられ、アンテナ非運用時の保守時にEL可動部4、クロスEL可動部5が各軸周りに自由に回転するのを拘束するために、固定用部材10を固定するアンテナ保守時固定部である。EL可動部4に連結してRFユニット8と制御ユニット9が設けられているが、これらのユニットを取り付けるためのフランジ部分(図2にて図示を省略)にアンテナ保守時固定部13を設ければよい。アンテナ運用時固定部12およびアンテナ保守時固定部13に対する固定用部材10の固定方法は、着脱可能な蝶ネジや、つまみネジによる固定、または、着脱可能である落下防止機構が設けられたピンにより固定する方法をとることができる。また、アンテナ保守時固定部13を複数用意することで、保守作業がしやすいように、複数のアンテナ姿勢でアンテナを固定することができる。
以上のように、アンテナ運用時には、固定用部材10はAZ可動部4の上下に取り付けられており、アンテナ保守時には、固定用部材10の上部をEL可動部4に連結する部材上に取り付けることにより、アンテナ姿勢を固定することができ、RFユニット8や制御ユニット9の取り外しによるアンバランスによって、アンテナが重量物側に急激に回転してしまうことを防止し、通信アンテナ装置の保守性を高めることができる。
1 メインリフレクタ
2 サブリフレクタ
3 主鏡部
4 EL可動部
5 クロスEL可動部
6 AZ可動部
7 ベース部
8 左部制御ユニット又はRFユニット
9 右部制御ユニット又はRFユニット
10 固定用部材
11 ヒンジ
12 アンテナ運用時固定部
13 アンテナ保守時固定部

Claims (1)

  1. 通信波を反射するメインリフレクタと、このメインリフレクタからの反射波を反射するサブリフレクタと、これらを支持する構造を有する主鏡部と、この主鏡部を仰角軸まわりに回転可能に支持するEL可動部と、上記仰角軸と交差する軸周りに上記EL可動部を回転可能に支持するクロスEL可動部と、上記クロスEL可動部を方位軸周りに回転可能に支持するAZ可動部と、アンテナ駆動時には一端を上記AZ可動部の下部にピン固定し、他端は上記AZ可動部の上部に固定することができ、アンテナ固定時には上記他端をEL可動部に取り付けることのできる棒状の固定用部材とを備えたことを特徴とする通信アンテナ装置。
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