JP2011086463A - 回転陽極型x線管 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストを低減しつつ、陽極ターゲットに発生する熱を効率よく放出させることが可能な信頼性の高い回転陽極型X線管を提供することを目的とする。
【解決手段】 電子を放出する陰極10と、陰極10から放出される電子が入射されることによりX線を放出する陽極ターゲット層22を有する陽極ターゲット20と、内部に冷却液が流れる固定部30と、固定部30の外側に潤滑剤80を介して配置され、陽極ターゲット20を支持し、固定部30を軸として陽極ターゲット20とともに回転可能な回転部40と、陽極ターゲット20と回転部40とを接続するフランジ50と、回転部40と接続され、回転部40の外側に間隔をもって配置され、熱伝導性を有する遮蔽部60と、陰極10および陽極ターゲット20を収容する真空外囲器90と、を備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 電子を放出する陰極10と、陰極10から放出される電子が入射されることによりX線を放出する陽極ターゲット層22を有する陽極ターゲット20と、内部に冷却液が流れる固定部30と、固定部30の外側に潤滑剤80を介して配置され、陽極ターゲット20を支持し、固定部30を軸として陽極ターゲット20とともに回転可能な回転部40と、陽極ターゲット20と回転部40とを接続するフランジ50と、回転部40と接続され、回転部40の外側に間隔をもって配置され、熱伝導性を有する遮蔽部60と、陰極10および陽極ターゲット20を収容する真空外囲器90と、を備えている。
【選択図】 図1
Description
この発明は、X線を発生する回転陽極型X線管に関する。
回転陽極型X線管は、電子を放出する陰極と、X線を放出する陽極ターゲットと、陽極ターゲットを回転可能に支持する回転部および固定部と、陰極および陽極ターゲットを収容する真空外囲器と、によって構成されている。陰極と陽極ターゲットとの間に高電圧を印加することにより、陰極側から放出された電子が陽極ターゲットに衝突し、陽極ターゲットからX線が放射される。
陰極から放出された電子が陽極ターゲットに衝突すると、陽極ターゲットに熱が発生する。陽極ターゲットは、発生する熱により1000℃以上に高温になることがある。陽極ターゲットで発生した熱は、陽極ターゲットを回転可能に支持する回転部や固定部などに伝達されことがある。
例えば、特許文献1によれば、回転軸を回転自在に支持する軸受の温度上昇を抑えることを目的として、回転子と回転軸との間に、先端部が回転子の先端部より突出ように配置された管状部を備え、陽極ターゲットからの熱の熱経路を増大させる構成が開示されている。
また、例えば、特許文献2によれば、良好な熱放出特性を有する回転陽極型X線管を提供することを目的として、陽極ターゲットと、陽極ターゲットと機械的に連結した回転体と、この回転体と嵌合部分にすべり軸受が設けられ、内部に空洞が設けられた固定体と、を備え、固定体の空洞部分に形成される冷却用通路と空洞の壁面との間に保護部材が設けられた構成が開示されている。
陽極ターゲットで発生した熱が回転部および固定部に伝達されることがあるため、回転部および固定部は、一般的に耐熱性の高いモリブデン(Mo)などの金属材料によって形成されることが多い。しかしながら、モリブデンなどの金属材料は高価であるため、製造コストの低減が必要とされる。
この発明の目的は、製造コストを低減しつつ、陽極ターゲットに発生する熱を効率よく放出させることが可能な信頼性の高い回転陽極型X線管を提供することにある。
この発明の一態様によれば、電子を放出する陰極と、前記陰極から放出される電子が入射されることによりX線を放出する陽極ターゲット層を有する陽極ターゲットと、内部に冷却液が流れる固定部と、前記固定部の外側に潤滑剤を介して配置され、前記陽極ターゲットを支持し、前記固定部を軸として前記陽極ターゲットとともに回転可能な前記回転部と、前記陽極ターゲットと前記回転部とを接続するフランジと、前記回転部と接続され、前記回転部の外側に間隔をもって配置され、熱伝導性を有する遮蔽部と、前記陰極および前記陽極ターゲットを収容する真空外囲器と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、製造コストを低減しつつ、陽極ターゲットに発生する熱を効率よく放出させることが可能な信頼性の高い回転陽極型X線管を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態に係る回転陽極型X線管について図面を参照して説明する。
図1に示すように、回転陽極型X線管1は、陰極10、陽極ターゲット20と、陽極ターゲット20を回転可能に支持する固定部30および回転部40と、陰極10および陽極ターゲット20を収納した真空外囲器90と、を有している。
陰極10は、電子を放出するフィラメント11を有している。
陽極ターゲット20は、陰極10と対向するように配置されている。陽極ターゲット20は、陽極21と、陽極21の表面S1(すなわち、陰極10と対向する面)に陰極10と対向する位置に設けられた陽極ターゲット層22と、を有している。陽極21は、回転軸Aを中心とする傘状である。陽極21は、陽極21の裏面S2(すなわち、陰極10と対向する面と反対の面)から回転軸Aに沿った方向に後退した円形状の後退面21ASを有する凹部21Aを有している。陽極21は、モリブデン(Mo)などによって形成されている。陽極21は、回転軸Aを中心に回転可能である。陽極ターゲット層22は、輪状である。陽極ターゲット層22は、タングステン(W)などによって形成されている。
陽極21の裏面S2には、陽極ターゲット20の熱容量を大きくするために、熱容量部70が接合されている。熱容量部70は、環状であり、陽極ターゲット20の凹部21Aと対向しないように配置されている。熱容量部70は、グラファイトなどの熱容量の大きい材料によって形成されている。
固定部30は、陽極ターゲット20を間接的に支持している。固定部30は、第1筒部31と、第1底面部32と、を有している。第1筒部31は、回転軸Aに沿って延出しており、回転軸Aを中心軸として筒状に形成されている。第1筒部31の陽極ターゲット20側の一端は、第1底面部32によって塞がれている。第1底面部32は、回転軸Aを中心とする円盤状に形成されている。第1底面部32は、陽極ターゲット20の凹部21Aと対向するように配置されている。第1筒部31と第1底面部32とは、一体的に形成されている。固定部30は、陽極ターゲット20と同軸的に設けられている。固定部30は、例えば、鉄(Fe)によって形成されている。
固定部30の内部は、冷却液によって満たされている。冷却液は、例えば、純水、水溶液、絶縁油である。固定部30は、冷却液を排出する排出口30Aを有している。固定部30の内部には、管部35が設けられている。管部35は、固定部30とともに、冷却液が流れる冷却路を形成している。管部35の一端は、固定部30を貫通し、固定部30の外部に延出している。管部35は、その一端に冷却液を取り入れる取入口35Aを有している。管部35の他端は、固定部30の第1底面部32と間隔をおいて配置されている。管部35は、その他端に冷却液を固定部30の内部に吐き出す吐出口35Bと、を有している。
冷却液は、管部35の取入口35Aから取り入れられ、管部35の内部を通って矢印方向に上昇し、管部35の吐出口35Bから吐き出され、管部35の外側に移動して、管部35と固定部30の第1筒部31との間を通って矢印方向に下降し、固定部30の排出口30Aから排出される。
回転部40は、固定部30とともに陽極ターゲット20を回転可能に支持している。回転部40は、固定部30の外側に配置されている。回転部40は、第2筒部41と、第2底面部42と、シール部43を有している。
第2筒部41は、回転軸Aに沿って延出しており、回転軸Aを中心軸として筒状に形成されている。第2筒部41は、固定部30の第1筒部31より大きい径を有している。第2筒部41は、固定部30の第1筒部31を囲むように配置されている。第2筒部41は、固定部30の第1筒部31との間に間隔をもって配置されている。第2筒部41の陽極ターゲット20側の一端は、第2底面部42によって塞がれている。
第2底面部42は、回転軸Aを中心とする円盤状に形成されている。第2底面部42は、固定部30の第1底面部32より大きい径を有している。第2底面部42は、陽極ターゲット20と固定部30との間に配置されている。第2底面部42は、陽極ターゲット20の凹部20Aおよび固定部30の第1底面部32と対向するように配置されている。第2底面部42は、固定部30の第1底面部32および陽極ターゲット20との間に間隔をおいて配置されている。
シール部43は、第2筒部41の他端に接合されている。シール部43は、環状に形成されている。シール部43は、固定部30の第1筒部31との間にわずかな間隔をおいて配置されている。
第2筒部41と第2底面部42とは、一体的に形成されている。回転部40は、陽極ターゲット20および固定部30と同軸的に設けられている。回転部40は、固定部30を軸に陽極ターゲット20とともに回転可能である。回転部40は、例えば、鉄(Fe)によって形成されている。
潤滑剤80は、固定部30と回転部40との間の隙間に充填されている。ここでは、潤滑剤として液体金属が用いられている。すなわち、液体金属80は、固定部30の第1筒部31と、回転部40の第2筒部41との間の隙間、および、固定部30の第1底面部32と、回転部40の第2底面部42との間の隙間に充填されている。これらの隙間は、繋がっている。液体金属80は、例えば、ガリウム・インジウム・錫合金(GaInSn)である。
フランジ50は、陽極ターゲット20と回転部40とを接続している。フランジ50は、第1フランジ部51と、第2フランジ部52と、を有している。第1フランジ部51は、回転軸Aに沿って延出しており、回転軸Aを中心として筒状に形成されている。第1フランジ部51は、回転部40の第2筒部41を囲むように配置されている。第1フランジ部51の一端は、陽極ターゲット20の裏面S2に接合されている。第1フランジ部51は、陽極21と一体的に、同一材料によって形成されている。第1フランジ部51の他端は、第2フランジ部52の一端に接合されている。第1フランジ部51は、回転部40の第2筒部41との間に間隔をおいて配置されている。第1フランジ部51は、適度な熱抵抗を有している。
第2フランジ部52は、回転軸Aに沿って延出しており、回転軸Aを中心として筒状に形成されている。第2フランジ部52は、回転部40の第2筒部41を囲むように配置されている。第2フランジ部52の一端は、第1フランジ部51の一端に接合されている。第2フランジ部52は、回転部40の第2筒部41との間に間隔をおいて配置されている。第2フランジ部52は、第1フランジ51より熱伝導率が高い材料によって形成されている。
遮蔽部60は、陽極ターゲット20と回転部40との間に配置されている。遮蔽部60は、第3筒部61と、第3底面部62と、を有している。第3筒部61は、回転軸Aに沿って延出しており、回転軸Aを中心軸として筒状に形成されている。第3筒部61は、回転部40の第2筒部41より大きい径を有している。第3筒部61は、回転部40の第2筒部41を囲むように配置されている。第3筒部61は、回転部40の第2筒部41との間に間隔をもって配置されている。第3筒部61の陽極ターゲット20側の一端は、第3底面部62によって塞がれている。第3筒部61の他端は、回転部40の第2筒部41、例えば、フランジ50が接続された近傍領域に接合されている。
第3底面部62は、回転軸Aを中心とする円盤状に形成されている。第3底面部62は、回転部40の第2底面部42より大きい径を有している。第3底面部62は、陽極ターゲット20と回転部40との間に配置されている。第3底面部62は、陽極ターゲット20の凹部21Aおよび回転部40の第2底面部42と対向するように配置されている。第3底面部62は、回転部40の第2底面部42および陽極ターゲット20との間に間隔をおいて配置されている。
第3筒部61と第3底面部62とは、一体的に形成されている。遮蔽部60は、鉄より高い熱伝導率を有する材料、例えば、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、セラミックスまたは合金などによって形成されている。
真空外囲器90は、陰極10、陽極ターゲット20、固定部30、回転部40、フランジ50、遮蔽部60、を収容している。真空外囲器90は、密閉されている。真空外囲器90の内部は、真空状態に維持されている。つまり、真空外囲器90は、陰極10および陽極ターゲット20を真空状態に保持している。真空外囲器90は、回転軸Aに対して直交した方向にX線透過窓90Aを有している。固定部30の一端は、真空外囲器を貫通し、外部に延出している。
ステータコイル2は、回転部40の側面、すなわち第2筒部41の側面に対向して真空外囲器90の外側を囲むように配置されている。ステータコイル2は、環状である。
上記回転陽極型X線管1の動作時において、ステータコイル2に電流を流して磁界を発生させ、回転部40を回転させる。回転部40の回転により、陽極ターゲット20が回転する。また、陰極10に相対的に負の電圧が印加され、陽極ターゲット20に相対的に正の電圧が印加される。例えば、陰極10は、−150kVの電圧が印加され、陽極ターゲット20は、接地される。陰極10と陽極ターゲット20との間に電位差が生じ、陰極10から放出された電子が陽極ターゲット20に衝突し、陰極10側から放出された電子が陽極ターゲット20に衝突し、陽極ターゲット20からX線が放射される。陽極ターゲット20から照射されたX線がX線透過窓90Aを透介して外部に放出される。
ところで、陽極ターゲット20の温度は、電子が陽極ターゲット層22に衝突することによって、1000℃以上の高温となる。上記した構成によれば、電子が陽極ターゲット20に衝突することによって生じる熱は、陽極ターゲット20と接合された第1フランジ部51に伝達される。第1フランジ部51に伝達された熱は、第1フランジ部51が熱抵抗を有するため、第1フランジ部51において温度が下げられる。第1フランジ部51からの熱は、第2フランジ部52に伝達される。第2フランジ部52に伝達された熱は、第2フランジ部52が高い熱伝導率を有するため、第2フランジ部52において広い面積に拡散される。第2フランジ部52からの熱は、回転部40に伝達される。回転部40に伝熱された熱は、回転部40と固定部30との間の隙間に充填された液体金属80を介して、固定部30に伝達される。さらに、固定部30に伝導された熱は、固定部30の内部の冷却液を媒介として、回転陽極型X線管1の外部へ放出される。このようにして、陽極ターゲット20を冷却することが可能となる。
陽極ターゲット20は、強い輻射熱を発する。上記した構成によれば、陽極ターゲット20からの輻射熱は、遮蔽部60によって吸収される。陽極ターゲット20からの輻射熱は、遮蔽部60が高い熱伝導率を有するため、遮蔽部60において速やかに回転部40に伝達される。また、遮蔽部60は、回転部40の第2筒部41と接合しているため、温度がより低い領域に陽極ターゲット20からの輻射熱を伝達することができる。回転部40に伝達された熱は、液体金属80を介して固定部30に伝導される。さらに、固定部30に伝導された熱は、固定部30の内部の冷却液を媒介として、回転陽極型X線管1の外部へ放出される。このようにして、陽極ターゲット20を冷却することが可能となる。
つまり、上記した構成よれば、陽極ターゲット20からの輻射熱は、遮蔽部60よって遮蔽される。これにより、陽極ターゲット20からの輻射熱が、陽極ターゲット20と対向する固定部30および回転部40によって吸収されることを防止することができる。したがって、回転部40および固定部30に高価なモリブデンなどを用いず、鉄系の材料を用いた場合においても、回転部40および固定部30の許容温度の範囲に抑えることができる。したがって、信頼性の高い回転陽極型X線管1をえることができる。回転陽極型X線管1の温度を制御することができる。
以上、本実施の形態によれば、製造コストを低減しつつ、陽極ターゲットに発生する熱を効率よく放出させることが可能な信頼性の高い回転陽極型X線管を提供することができる。
なお、遮蔽部60は、陽極ターゲット20と対向する面を黒化していてもよい。このように構成することによって、陽極ターゲット20からの熱をさらに吸収することができ、陽極ターゲット20からの輻射熱を回転陽極型X線管1の外部へさらに放出することができる。
さらに、回転陽極型X線管1は、図2に示すように、遮蔽部60より高い輻射率を有する遮蔽層100を有していてもよい。遮蔽層100は、陽極ターゲット20と遮蔽部60との間に配置され、遮蔽部60の上に積層されている。遮蔽層100は、第4筒部101と、第4底面部102と、を有している。第4筒部101は、回転軸Aに沿って延出しており、回転軸Aを中心軸として筒状に形成されている。第4筒部101は、遮蔽部60の第3筒部61より大きい径を有している。第4筒部101は、遮蔽部60の第3筒部61を囲むように配置されている。第4筒部101の陽極ターゲット20側の一端は、第4底面部102によって塞がれている。第4底面部102は、回転軸Aを中心とする円盤状に形成されている。第4底面部102は、遮蔽部60の第3底面部62より大きい径を有している。第4底面部102は、陽極ターゲット20と遮蔽部60との間に配置されている。第4筒部101と第4底面部102とは、一体的に形成されている。このように構成することによって、陽極ターゲット20からの熱をさらに吸収することができ、陽極ターゲット20からの輻射熱を回転陽極型X線管1の外部へさらに放出することができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのものに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10…陰極 20…陽極ターゲット 22…陽極ターゲット層 30…固定部 40…回転部 50…フランジ 60…遮蔽部 80…液体金属 90…真空外囲器90
Claims (5)
- 電子を放出する陰極と、
前記陰極から放出される電子が入射されることによりX線を放出する陽極ターゲット層を有する陽極ターゲットと、
内部に冷却液が流れる固定部と、
前記固定部の外側に潤滑剤を介して配置され、前記陽極ターゲットを支持し、前記固定部を軸として前記陽極ターゲットとともに回転可能な前記回転部と、
前記陽極ターゲットと前記回転部とを接続するフランジと、
前記回転部と接続され、前記回転部の外側に間隔をもって配置され、熱伝導性を有する遮蔽部と、
前記陰極および前記陽極ターゲットを収容する真空外囲器と、
を備えたことを特徴とする回転陽極型X線管。 - 前記遮蔽部は、鉄より高い熱伝導率を有することを特徴とする請求項1に記載の回転陽極型X線管。
- さらに、前記遮蔽部と前記陽極ターゲットとの間に位置し、前記遮蔽部の上に積層された遮蔽層を有し、
前記遮蔽層は、前記遮蔽部より高い輻射率を有することを特徴とする請求項1に記載の回転陽極型X線管。 - 前記遮蔽部は、前記陽極ターゲットと対向する面が黒化されていることを特徴とする請求項1に記載の回転陽極型X線管。
- 前記回転部は、筒部と、前記筒部の前記陽極ターゲット側の一端を塞ぐ底面部と、を有し、
前記遮蔽部は、前記回転部の前記筒部と接合されていることを特徴とする請求項1に記載の回転陽極型X線管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009237532A JP2011086463A (ja) | 2009-10-14 | 2009-10-14 | 回転陽極型x線管 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009237532A JP2011086463A (ja) | 2009-10-14 | 2009-10-14 | 回転陽極型x線管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011086463A true JP2011086463A (ja) | 2011-04-28 |
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ID=44079263
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JP2009237532A Withdrawn JP2011086463A (ja) | 2009-10-14 | 2009-10-14 | 回転陽極型x線管 |
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JP (1) | JP2011086463A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107768219A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-03-06 | 上海钧安医疗科技有限公司 | 一种新型大容量x线球管散热结构 |
-
2009
- 2009-10-14 JP JP2009237532A patent/JP2011086463A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107768219A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-03-06 | 上海钧安医疗科技有限公司 | 一种新型大容量x线球管散热结构 |
CN107768219B (zh) * | 2017-11-29 | 2023-10-13 | 上海钧安医疗科技有限公司 | 一种新型大容量x线球管散热结构 |
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Legal Events
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