JP2011086081A - 検索システム - Google Patents

検索システム Download PDF

Info

Publication number
JP2011086081A
JP2011086081A JP2009237824A JP2009237824A JP2011086081A JP 2011086081 A JP2011086081 A JP 2011086081A JP 2009237824 A JP2009237824 A JP 2009237824A JP 2009237824 A JP2009237824 A JP 2009237824A JP 2011086081 A JP2011086081 A JP 2011086081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
search
mail
acquaintance
person
degree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009237824A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Mukai
慶和 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009237824A priority Critical patent/JP2011086081A/ja
Priority to US12/891,917 priority patent/US20110093454A1/en
Publication of JP2011086081A publication Critical patent/JP2011086081A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management

Abstract

【課題】検索された人物が検索要求者にとって接触し易い人物であるかどうかが検索結果から分からなかった。
【解決手段】検索サーバ装置120は、クライアント装置110から入力された検索要求に含まれる検索条件に該当する人物を検索する。個人知人テーブル145は、人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に計算された人物間の知り合い度を記憶する。人間関係スコア反映部114は、個人知人テーブル145に記憶された知り合い度を元に、検索された人物に対して、検索要求を入力した人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与し、スコアの高い順に検索結果をソートする。
【選択図】図1

Description

本発明は、検索条件に該当する人物を検索する検索システムに関する。
仕事を進める上で、あるいは知識の向上のために、必要とする知識やノウハウを持っている人物を探したいことがある。このような目的のために、多くの人物の中から検索条件に該当する人物を検索できる検索システムが幾つか提案されている。
例えば特許文献1には、検索要求者から得意分野と知識レベルとを含む検索条件を入力し、個々の個人についてその得意分野と知識レベルと連絡先とを記憶したデータベースを検索し、検索条件に該当する人物の連絡先を含む検索結果を出力する検索システムが記載されている(以下、第1の関連技術と称す)。
また特許文献2には、検索要求者から検索キーワードを含む検索条件を入力し、個々の文書について、そのタイトル、内容、重要度、特徴語、作成者などを記憶したデータベースを検索し、検索キーワードに合致する文字列を特徴語などに含む文書の作成者を検索結果として出力する検索システムが提案されている(以下、第2の関連技術と称す)。また、この第2の関連技術では、検索された文書の重要度、文書数などに従って、検索された人物に関するスコアを計算し、スコアの高い順に人物をソートして提示している。
特許第4042445号 特開2002−304536号公報
検索システムを利用して人物を検索する者の殆どは、検索された人物に接触して、新たな知識やノウハウを獲得したいと考えている。このような検索要求者にとっては、検索された人物がどの程度の知識を持っているかということ以上に、自分にとって接触し易い人物はどの人物であるかが重要である。
しかるに上述した第1の関連技術では、所望する知識レベル以上の人物が検索されるだけであるため、どの人物が自分にとって接触し易い人物であるかは検索結果からは分からない。また、上述した第2の関連技術では、検索された文書の重要度、文書数などから計算したスコアの高い順に人物を並べて表示するだけであるため、どの人物が自分にとって接触し易い人物であるかは検索結果からは不明である。
本発明の目的は、検索された人物が検索要求者にとって接触し易い人物であるかどうかが検索結果から分からないという課題を解決する検索システム、検索方法、クライアント装置、検索サーバ装置およびプログラムを提供することにある。
本発明の一形態に係る検索システムは、クライアント装置から入力された検索要求に含まれる検索条件に該当する人物を検索する機能を有する検索サーバ装置を備えた検索システムであって、人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に計算された人物間の知り合い度を記憶するテーブルと、上記テーブルに記憶された知り合い度を元に、上記検索された人物に対して、上記検索要求を入力した人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与し、スコアの高い順に検索結果をソートする人間関係スコア反映手段とを備える。
本発明の他の形態に係る検索方法は、クライアント装置が、検索要求を検索サーバ装置へ送信し、上記検索サーバ装置が、上記クライアント装置から入力された検索要求に含まれる検索条件に該当する人物を検索し、上記検索サーバ装置または上記クライアント装置の何れかの装置が、人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に計算された人物間の知り合い度を記憶するテーブルに記憶された知り合い度を元に、上記検索された人物に対して、上記検索要求を入力した人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与し、スコアの高い順に検索結果をソートする。
本発明の他の形態に係るクライアント装置は、検索要求を検索サーバ装置に送信し、上記検索要求に含まれる検索条件に該当する人物を検索した検索結果を上記検索サーバ装置から受信するクライアント装置であって、人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に計算された人物間の知り合い度を記憶するテーブルと、上記テーブルに記憶された知り合い度を元に、上記検索された人物に対して、上記検索要求を入力した人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与し、スコアの高い順に検索結果をソートする人間関係スコア反映手段とを備える。
本発明の他の形態に係る検索サーバ装置は、クライアント装置から入力された検索要求に含まれる検索条件に該当する人物を検索する機能を有する検索サーバ装置であって、人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に計算された人物間の知り合い度を記憶するテーブルと、上記テーブルに記憶された知り合い度を元に、上記検索された人物に対して、上記検索要求を入力した人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与し、スコアの高い順に検索結果をソートする人間関係スコア反映手段とを備える。
本発明の他の形態にかかるプログラムは、検索要求を検索サーバ装置に送信し、上記検索要求に含まれる検索条件に該当する人物を検索した検索結果を上記検索サーバ装置から受信するコンピュータを、人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に計算された人物間の知り合い度を記憶するテーブルに記憶された知り合い度を元に、上記検索された人物に対して、上記検索要求を入力した人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与し、スコアの高い順に検索結果をソートする人間関係スコア反映手段として機能させる。
本発明の他の形態にかかるプログラムは、クライアント装置から入力された検索要求に含まれる検索条件に該当する人物を検索する機能を有するコンピュータを、人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に計算された人物間の知り合い度を記憶するテーブルに記憶された知り合い度を元に、上記検索された人物に対して、上記検索要求を入力した人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与し、スコアの高い順に検索結果をソートする人間関係スコア反映手段として機能させる。
本発明は上述したように構成されているため、検索要求者は、検索された人物の中でどの人物が自身にとって接触し易い人物であるかどうかを、検索結果から認識することが可能になる。
本発明の第1の実施の形態のブロック図である。 個人知人テーブルの一例を示す図である。 社員情報の一例を示す図である。 知人テーブル抽出部の処理例を示すフローチャートである。 メーリングリストによる社員間のメールの送受信例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における検索時の処理例を示すフローチャートである。 検索結果の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態のブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における検索時の処理例を示すフローチャートである。 検索結果の他の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態のブロック図である。
[第1の実施の形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態に係る検索システム100は、特定の企業の社員が自社の社員の中から所望の知識を有する人物を検索するための企業内検索システムであり、クライアント装置110と、このクライアント装置110に社内ネットワーク等の通信網を通じて接続された検索サーバ装置120とを含んで構成されている。
クライアント装置110は、社員が使用する情報処理装置、例えば企業の社員それぞれに支給されたパーソナルコンピュータである。ここでは、クライアント装置110はU1という社員が使用するものとする。図1には、1台のクライアント装置110だけが描かれているが、U1〜Unの合計n人の社員が存在する場合、それぞれの社員に1対1に対応するn台のクライアント装置が存在する。
クライアント装置110は、検索画面/結果表示部111、検索要求処理部112、知人テーブル抽出部113および人間関係スコア反映部114を備えている。また、クライアント装置110には、キーボードやマウスなどで構成される入力装置141、液晶ディスプレイなどで構成される表示装置142、ハードディスク装置などで構成される記憶装置143が接続されている。さらに、記憶装置143は、ローカル保存社員メールデータ144、個人知人テーブル145を記憶する。これらはそれぞれ以下のような機能を有する。
ローカル保存社員メールデータ144は、社員U1と他の社員との間で送受信された電子メール(単にメールとも称す)の送受信履歴である。例えば、クライアント装置110上で電子メールソフトが動作する場合、社員U1がその電子メールソフトを利用して送受信したメールの送受信履歴がローカル保存社員メールデータ144として記憶装置143に蓄積される。
個人知人テーブル145は、ローカル保存社員メールデータ144を元に作成された社員U1と他の社員との人間関係の強度を示すスコアを保持するテーブルである。本実施の形態では、社員U1とメールの送受信を行ったことのある他の社員は、社員U1との人間関係がゼロでない社員(知人)として扱う。図2に個人知人テーブル145の一例を示す。
図2を参照すると、個人知人テーブル145は、社員U1の知人毎のエントリで構成され、各エントリは、知人メールアドレス欄、To回数欄、Cc回数欄、Reply回数欄、メールチェーン平均回数欄、知り合い度欄から成る。
知人メールアドレス欄には、社員U1の知人の電子メールアドレスが記録される。To回数欄には、社員U1と当該知人との間で送受信されたメールのうち、宛先Toに当該知人または社員U1のメールアドレスを設定して送受信されたメールの総数が記録される。Cc回数欄には、社員U1と当該知人との間で送受信されたメールのうち、宛先Ccに当該知人または社員U1のメールアドレスを設定して送受信されたメールの総数が記録される。Reply回数欄には、社員U1と当該知人との間で送受信された返信メールの総数が記録される。メールチェーン平均回数欄には、社員U1と当該知人との間で或る1つのメールを起点として返信が繰り返される場合の平均繰り返し数であるメールチェーン平均回数が記録される。そして、知り合い度欄には、上記のTo回数、Cc回数、Reply回数およびメールチェーン平均回数を用いて計算された社員U1と当該知人との間の知り合い度が記録される。
To回数、Cc回数、Reply回数およびメールチェーン平均回数を用いて、社員U1と或る知人との知り合い度を計算する具体的な方法は、各種考えられる。例えば、それら4つの数値を単純に足し合わせた結果を知り合い度としても良いし、重み付けして加算した結果を知り合い度としても良い。重み付けする際には、Cc回数はTo回数よりも重みを軽くすることが望ましい。その理由は、宛先Ccは「参考までに貴方にも送信しておく」という使われ方がされるためである。また、メールチェーン平均回数はReply回数の重みとして扱うようにしても良い。次式に、知り合い度の計算式の一例を示す。なお、本発明は以下の計算式に限定されるものではない。
知り合い度=To回数×1.0(To回数の重み)
+Cc回数×0.5(Cc回数の重み)
+Reply回数×メールチェーン平均回数 …(1)
再び図1を参照すると、クライアント装置110の知人テーブル抽出部113は、記憶装置143に記憶されたローカル保存社員メールデータ144を元に、個人知人テーブル145を作成する手段である。この知人テーブル抽出部113は定期的に起動される。起動する頻度は任意であるが、個人知人テーブル145の作成処理は比較的時間のかかる負荷の重たい処理であること、新規に追加された送受信メール数が少ない場合には計算結果にあまり変化がないことを考えると、1週間に1度、夜間に起動する程度の頻度で良い。
検索画面/結果表示部111は、検索条件を指定した検索要求を受け付ける検索画面や検索条件に該当する社員の情報を含む検索結果を表示装置142に表示する手段である。検索画面/結果表示部111は、検索画面で受け付けた検索要求を検索要求処理部112へ送信し、それに対する検索結果を人間関係スコア反映部114から受け取って表示装置142に出力する。
検索要求処理部112は、検索画面/結果表示部111から検索要求を受け取って検索サーバ装置120へ送信し、それに対する検索結果を検索サーバ装置120から受信し、人間関係スコア反映部114へ出力する。検索サーバ装置120から受信する検索結果には、検索条件に該当する各社員のメールアドレスが含まれている。
人間関係スコア反映部114は、検索要求処理部112から検索結果を受け取り、検索結果に含まれる社員に、個人知人テーブル145に記録された社員U1との間の知り合い度の値を付与し、その付与した知り合い度の値の大きい順に社員をソートした検索結果を検索画面/結果表示部111へ出力する。
他方、検索サーバ装置120は、クライアント要求受付/返却処理部121と人物検索部122とを備えている。また、検索サーバ装置120は、社員情報131を記憶する記憶装置130に接続されている。これらはそれぞれ以下のような機能を有する。
社員情報131には、当該検索システム100が構築されている企業に所属する社員に関する各種の情報が記録されている。図3に社員情報131の一例を示す。
図3を参照すると、社員情報131は、社員毎のエントリで構成され、各エントリは、氏名欄、所属欄、担当業務欄、メールアドレス欄、属性欄から成る。氏名欄には、社員の氏名が記録される。所属欄、担当業務欄には、その社員の所属と担当業務とが記録される。メールアドレス欄には、社員のメールアドレスが記録される。これらの氏名、所属、担当業務、メールアドレスは、社員を特徴付けるメタ情報である。メタ情報には、電話番号など他の情報が含まれていても良い。属性欄には、社員の得意分野や業務内容を特徴付ける文字列が1つ以上記録される。
上述のような社員情報131は、社員検索のために専用に用意した情報であっても良いし、他の目的(例えば社内電話帳システム)のために用意した情報を活用しても良い。
検索サーバ装置120のクライアント要求受付/返却処理部121は、クライアント装置110の検索要求処理部112から検索要求を受け取って人物検索部122へ出力し、その検索結果を人物検索部122から受け取ってクライアント装置110の検索要求処理部112に返却する。
人物検索部122は、クライアント要求受付/返却処理部121から検索要求を受け取り、検索要求で指定された検索条件を満たす人物を社員情報131から検索し、その検索結果をクライアント要求受付/返却処理部121へ出力する。
次に本実施の形態の動作を説明する。
まず、定期的に実施される個人知人テーブル145の作成処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
クライアント装置110の知人テーブル抽出部113は、起動されると、図4に示す処理の実行を開始する。まず、知人テーブル抽出部113は、ローカル保存社員メールデータ144から、ヘッダに記録された送受信日時が現在日時より予め定められた過去一定期間内(例えば過去1年内)の送受信メールを処理対象メールとして抽出する(ステップS101)。
次に、知人テーブル抽出部113は、個人知人テーブル145を何も記録されていない初期の状態に初期化する(ステップS102)。
次に、知人テーブル抽出部113は、処理対象メールのうち、宛先Toで社員U1と他の社員との間で送受信されたメールの総数を計算する(ステップS103)。具体的には、知人テーブル抽出部113は、処理対象メール中の個々のメールについて、以下の処理を行う。なお、社員U1のメールアドレスは、知人テーブル抽出部113に事前に設定されているものとする。
まず、知人テーブル抽出部113は、当該メールが送信メールか、受信メールかを判定する。
送信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダの宛先Toに記録されたメールアドレスを確認し、確認したメールアドレスのドメインが自社のメールアドレスのドメインと一致するメールアドレス毎に以下の処理を繰り返す。まず、そのメールアドレスを知人メールアドレス欄に持つエントリを個人知人テーブル145から検索する。該当するエントリが存在しない場合、知人テーブル抽出部113は、そのメールアドレスをメールアドレス欄に設定し、To回数欄、Cc回数欄、Reply回数欄、メールチェーン平均回数欄および知り合い度欄に値0を設定したエントリを個人知人テーブル145に追加し、そのエントリのTo回数欄の値を1だけインクリメントする。該当するエントリが存在した場合、知人テーブル抽出部113は、そのエントリのTo回数欄の値を1だけインクリメントする。
他方、受信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダのToに記録されたメールアドレスが自分(社員U1)のメールアドレスか否かを判定し、自分のメールアドレスでなければ、当該メールに関する処理を終了する。Toに自分のメールアドレスが設定されていれば、Fromに記録されたメールアドレスを確認し、確認したメールアドレスのドメインが自社のメールアドレスのドメインに一致すれば、そのメールアドレスを知人メールアドレス欄に持つエントリを個人知人テーブル145から検索する。該当するエントリが存在しない場合、知人テーブル抽出部113は、そのメールアドレスをメールアドレス欄に設定し、To回数欄、Cc回数欄、Reply回数欄、メールチェーン平均回数欄および知り合い度欄に値0を設定したエントリを個人知人テーブル145に追加し、そのエントリのTo回数欄の値を1だけインクリメントする。該当するエントリが存在した場合、知人テーブル抽出部113は、そのエントリのTo回数欄の値を1だけインクリメントする。
次に、知人テーブル抽出部113は、処理対象メールのうち、宛先Ccで社員U1と他の社員との間で送受信されたメールの総数を計算する(ステップS104)。具体的には、知人テーブル抽出部113は、処理対象メール中の個々のメールについて、以下の処理を行う。
まず、知人テーブル抽出部113は、当該メールが送信メールか、受信メールかを判定する。
送信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダの宛先Ccに記録されたメールアドレスを確認し、確認したメールアドレスのドメインが自社のメールアドレスのドメインと一致するメールアドレス毎に以下の処理を繰り返す。まず、そのメールアドレスを知人メールアドレス欄に持つエントリを個人知人テーブル145から検索する。該当するエントリが存在しない場合、知人テーブル抽出部113は、そのメールアドレスをメールアドレス欄に設定し、To回数欄、Cc回数欄、Reply回数欄、メールチェーン平均回数欄および知り合い度欄に値0を設定したエントリを個人知人テーブル145に追加し、そのエントリのCc回数欄の値を1だけインクリメントする。該当するエントリが存在した場合、知人テーブル抽出部113は、そのエントリのCc回数欄の値を1だけインクリメントする。
他方、受信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダのCcに記録されたメールアドレスが自分(社員U1)のメールアドレスか否かを判定し、自分のメールアドレスでなければ、当該メールに関する処理を終了する。Ccに自分のメールアドレスが設定されていれば、Fromに記録されたメールアドレスを確認し、そのメールアドレスのドメインが自社のメールアドレスのドメインと一致すれば、そのメールアドレスを知人メールアドレス欄に持つエントリを個人知人テーブル145から検索する。該当するエントリが存在しない場合、知人テーブル抽出部113は、そのメールアドレスをメールアドレス欄に設定し、To回数欄、Cc回数欄、Reply回数欄、メールチェーン平均回数欄および知り合い度欄に値0を設定したエントリを個人知人テーブル145に追加し、そのエントリのCc回数欄の値を1だけインクリメントする。該当するエントリが存在した場合、知人テーブル抽出部113は、そのエントリのCc回数欄の値を1だけインクリメントする。
次に、知人テーブル抽出部113は、処理対象メールのうち、自分または相手からのメールの返信として送受信されたメールの総数であるReply回数を計算する(ステップS105)。具体的には、次のような処理を行う。
まず、知人テーブル抽出部113は、処理対象メールを、単独メールと、関連メール群とに分類する。
単独メールとは、返信メールでもなく、返信対象とされたメールでもないメールを意味する。知人テーブル抽出部113は、履歴中の或るメールが、そのメールヘッダにIn-Replay-Toを含まず、そのメールのMessageIDをIn-Replay-Toに持つ他のメールが履歴中に存在しなければ、当該メールを単独メールと判定する。
関連メール群とは、或る1つのメールを起点として返信によりつながる複数のメールを意味する。例えば、社員U1→(メール1)→社員U2→(メール2)→社員U1→(メール3)→社員U2と3回にわたってメールの送受信が行われた場合、社員U1の送信履歴にはメール1、3が記録され、受信履歴にはメール2が記録されている。このとき、メール1のメールヘッダにはIn-Replay-Toは含まれず、メール2のメールヘッダのIn-Replay-Toにメール1のMessageIDが設定され、メール3のメールヘッダのIn-Replay-Toにメール2のMessageIDが設定される。知人テーブル抽出部113は、In-Replay-Toに設定されるMessageIDを頼りに、上述のような返信によりつながる一連のメールを関連メール群として抽出する。
次に、知人テーブル抽出部113は、関連メール群のそれぞれについて、以下の処理を行う。
まず、知人テーブル抽出部113は、当該関連メール群について、自分または相手のメールに対して返信したメールの数を集計する。例えば、社員U1→(メール1)→社員U2→(メール2)→社員U1→(メール3)→社員U2と3回にわたってメールの送受信が行われた関連メール群の場合、返信したメールの数は2回と計算する(最初の1回は返信ではない)。
次に、知人テーブル抽出部113は、当該関連メール群の何れかのメールヘッダのTo、CcおよびFromに設定されたメールアドレス(但し、自クライアント装置の利用者のメールアドレスは除く)のうち、そのドメインが自社のメールアドレスのドメインと一致するメールアドレス毎に以下の処理を繰り返す。すなわち、当該メールアドレスを知人メールアドレス欄に持つエントリを個人知人テーブル145から検索し、検索したエントリのReply回数欄の値を、当該関連メール群について集計した返信メール数だけカウントアップする。
次に、知人テーブル抽出部113は、メールチェーン平均回数を計算する(ステップS106)。具体的には、次のような処理を行う。
知人テーブル抽出部113は、個人知人テーブル145の各エントリ毎に、そのエントリの知人メールアドレスをTo、Cc、またはFromに含む単独メールの総数と、そのエントリの知人メールアドレスをTo、Cc、またはFromに含む関連メール群の総数との総和を計算し、この総和でそのエントリのReply回数を割った値を、そのエントリのメールチェーン平均回数欄に設定する。例えば、社員U1が、社員U2との間で、単独メールのやりとりを合計5回、関連メール群のやりとりを合計15回行っており、社員U1と社員U2のReply回数が60回であれば、社員U1の個人知人テーブル145における社員U2のメールチェーン平均回数は、60/(5+15)=3回となる。
ここでは、単独メールの返信回数を0回と考え、関連メール群だけでなく単独メールも含めて、メールチェーン平均回数を計算した。しかし、別の実施の形態として、単独メールを考慮せずに、関連メール群1個当たりの返信メールの平均数をメールチェーン平均回数としても良い。この場合、上述した社員U1と社員U2との例では、社員U1の個人知人テーブル145における社員U2のメールチェーン平均回数は、60/15=4回となる。
最後に、知人テーブル抽出部113は、個人知人テーブル145のそれぞれのエントリ毎に、そのエントリのTo回数欄、Cc回数欄、Reply回数欄、メールチェーン平均回数欄に設定された値を元に、例えば前述した式(1)を用いて、知り合い度を計算し、知り合い度欄に設定する(ステップS107)。
以上の知人テーブル抽出部113の説明では、処理対象メールに含まれる各メールがメーリングリストによる送受信メールか否かを考慮せずに、メーリングリストによる送受信メールを通常の送受信メールと同じように扱って、To回数、Cc回数、Reply回数、メールチェーン平均回数を計算した。しかし、本発明の他の実施の形態として、処理対象メールに含まれる各メールがメーリングリストによる送受信メールか否かを判定し、通常の送受信メールと区別して、To回数、Cc回数、Reply回数、メールチェーン平均回数を計算するようにしても良い。
知人テーブル抽出部113は、メーリングリストによる送受信メールであるか否かは、送信メールについては、To、Ccに設定されたメールアドレスが社内で使用されるメーリングリストアドレスか否かを確認することで判定し、受信メールについては、メールヘッダのReply-toに設定されたメールアドレスが社内で使用されるメーリングリストアドレスか否かを確認することで判定する。社内で使用するメーリングリストアドレスとそれに対応するメンバのメールアドレスは、社内のメールサーバに保持されている。知人テーブル抽出部113は、社内のメールサーバから、メーリングリストアドレスとそれに対応するメンバのメールアドレスとを取得して保持し、判定に使用する。
以下、メーリングリストによる送受信メールか否かを考慮して、To回数、Cc回数、Peply回数、メールチェーン平均回数を計算する方法について説明する。
メーリングリストによる送受信メールを元に、To回数、Cc回数、Peply回数、メールチェーン平均回数を計算する場合、以下の3通りの方法がある。何れの方法もメリット、デメリットがあるため、どの方法を使用するかをシステム設定情報で選択できるようにしておくことが望ましい。
(1)第1の方法
メーリングリストによるメールについては、To回数、Cc回数、Reply回数、メールチェーン平均回数をカウントしない。
(2)第2の方法
メーリングリストのメンバ全員について、To回数、Cc回数、Reply回数、メールチェーン平均回数をカウントする。
(3)第3の方法
メーリングリストのメンバのうち、メーリングリストによるメールに対して後刻に返信した社員のみについて、To回数、Cc回数、Reply回数、メールチェーン平均回数をカウントする。
まず、第1の方法について説明する。
(1-1)To回数
知人テーブル抽出部113は、処理対象メールからメールを1つずつ入力し、入力したメールが送信メールか、受信メールかを判定する。
送信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダの宛先Toに記録されたメールアドレスを確認し、確認したメールアドレスがメーリングリストアドレスであれば、当該メールに関する処理を終了する。メーリングリストアドレスでない通常の送信メールであれば、図4のステップS103で送信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
受信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダのReply-toに設定されたメールアドレスがメーリングリストアドレスであれば、当該メールに関する処理を終了する。メーリングリストアドレスでない通常の受信メールであれば、図4のステップS103で受信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
(1-2)Cc回数
知人テーブル抽出部113は、処理対象メールからメールを1つずつ入力し、入力したメールが送信メールか、受信メールかを判定する。
送信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダの宛先Ccに記録されたメールアドレスを確認し、確認したメールアドレスがメーリングリストアドレスであれば、当該メールに関する処理を終了する。メーリングリストアドレスでない通常の送信メールであれば、図4のステップS104で送信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
受信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダのReply-toに設定されたメールアドレスがメーリングリストアドレスであれば、当該メールに関する処理を終了する。メーリングリストアドレスでない通常の受信メールであれば、図4のステップS104で受信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
(1-3)Reply回数
知人テーブル抽出部113は、図4のステップS105で説明した処理と同様の処理を行って、処理対象メールを単独メールと関連メール群とに分類する。次に、知人テーブル抽出部113は、関連メール群のそれぞれについて、以下の処理を行う。
まず、知人テーブル抽出部113は、当該関連メール群について、メーリングリストアドレス宛てのメールを含むか否かを判定し、含む場合には、当該関連メール群に関する処理を終了する。メーリングリストアドレス宛てのメールを含まない場合、図4のステップS105で関連メール群について説明した処理と同様の処理を行う。
例えば、図5に示すように、メーリングリストX(MLx)のメンバにA、B、Cが存在するとし、メンバでないDさんがMLxに向けてメールを送信し、メンバのAさんがDさんに返信して、DさんがMLxに返信して、メンバのCさんがDさんに返信した状況を想定する。つまり、Dさん→MLx(Aさん)→Dさん→MLx(Cさん)→Dさんと、メールがやりとりされた状況を考える。この場合、Dさんの個人知人テーブルを作成する際、DさんがMLxに送信したメール、このメールに対してAさんがDさんに返信したメール、このメールに対してDさんがMLxに返信したメール、このメールに対してCさんがDさんに返信したメールの合計4つのメールが1つの関連メール群として抽出される。知人テーブル抽出部113は、この関連メール群を処理した際、メーリングリストによるメールが含まれていることを確認し、Dさんの個人知人テーブルには、この関連メール群を元としたReply回数は計上しない。
(1-4)メールチェーン平均回数
知人テーブル抽出部113は、メーリングリストによる単独メールとメーリングリストによるメールを含む関連メール群とを除外して、個人知人テーブル145の各エントリ毎に、そのエントリの知人メールアドレスをTo、Cc、およびFromに含む単独メールの総数と、そのエントリの知人メールアドレスをTo、Cc、およびFromに含む関連メール群の総数との総和を計算し、この総和でそのエントリのReply回数を割った値を、そのエントリのメールチェーン平均回数欄に設定する。
次に、第2の方法について説明する。
(2-1)To回数
知人テーブル抽出部113は、処理対象メールからメールを1つずつ入力し、入力したメールが送信メールか、受信メールかを判定する。
送信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダの宛先Toに記録されたメールアドレスを確認し、確認したメールアドレスがメーリングリストアドレスであれば、そのメーリングリストアドレスに対応するメンバのリストを確認し、リストに載っているメンバのそれぞれに対して、次の処理を行う。まず、そのメンバのメールアドレスを知人メールアドレス欄に持つエントリを個人知人テーブル145から検索する。該当するエントリが存在しない場合、知人テーブル抽出部113は、そのメールアドレスをメールアドレス欄に設定し、To回数欄、Cc回数欄、Reply回数欄、メールチェーン平均回数欄および知り合い度欄に値0を設定したエントリを個人知人テーブル145に追加し、そのエントリのTo回数欄の値を1だけインクリメントする。該当するエントリが存在した場合、知人テーブル抽出部113は、そのエントリのTo回数欄の値を1だけインクリメントする。他方、宛先Toに記録されたメールアドレスが、メーリングリストアドレスでなければ、図4のステップS103で送信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
受信メールの場合、メーリングリストによるメールか否かにかかわらず、知人テーブル抽出部113は、図4のステップS103で受信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
(2-2)Cc回数
知人テーブル抽出部113は、処理対象メールからメールを1つずつ入力し、入力したメールが送信メールか、受信メールかを判定する。
送信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダの宛先Ccに記録されたメールアドレスを確認し、確認したメールアドレスがメーリングリストアドレスであれば、そのメーリングリストアドレスに対応するメンバのリストを確認し、リストに載っているメンバのそれぞれに対して、次の処理を行う。まず、そのメンバのメールアドレスを知人メールアドレス欄に持つエントリを個人知人テーブル145から検索する。該当するエントリが存在しない場合、知人テーブル抽出部113は、そのメールアドレスをメールアドレス欄に設定し、To回数欄、Cc回数欄、Reply回数欄、メールチェーン平均回数欄および知り合い度欄に値0を設定したエントリを個人知人テーブル145に追加し、そのエントリのCc回数欄の値を1だけインクリメントする。該当するエントリが存在した場合、知人テーブル抽出部113は、そのエントリのCc回数欄の値を1だけインクリメントする。他方、宛先Ccに記録されたメールアドレスが、メーリングリストアドレスでなければ、図4のステップS104で送信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
受信メールの場合、メーリングリストによるメールか否かにかかわらず、知人テーブル抽出部113は、図4のステップS104で受信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
(2-3)Reply回数
知人テーブル抽出部113は、メーリングリストアドレス宛てのメールを含むか否かにかかわらず、図4のステップS105で説明した処理と同様の処理を行う。例えば、図5に示した例の場合、知人テーブル抽出部113は、Dさんの個人知人テーブルのメンバ全員(A、B、C)に対してReply回数=3を計上する。
(2-4)メールチェーン平均回数
知人テーブル抽出部113は、メーリングリストアドレス宛てのメールを含むか否かにかかわらず、図4のステップS106で説明した処理と同様の処理を行う。
次に、第3の方法について説明する。
(3-1)To回数
知人テーブル抽出部113は、処理対象メールからメールを1つずつ入力し、入力したメールが送信メールか、受信メールかを判定する。
送信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダの宛先Toに記録されたメールアドレスを確認し、確認したメールアドレスがメーリングリストアドレスであれば、以下の処理を行う。まず、そのメーリングリストアドレスに対応するメンバのリストを確認する。次に、リストに載っているメンバのうち、後刻に返信したメンバを特定する。或る特定のメールに対して返信したかどうかは、特定のメールのヘッダに設定されたMessageIDと同じMessageIDがメールヘッダのIn-Reply-Toに設定されている別のメールの履歴があるか否かを調べることにより、判定する。そして、特定したメンバに対してのみ、次の処理を行う。まず、そのメンバのメールアドレスを知人メールアドレス欄に持つエントリを個人知人テーブル145から検索する。該当するエントリが存在しない場合、知人テーブル抽出部113は、そのメールアドレスをメールアドレス欄に設定し、To回数欄、Cc回数欄、Reply回数欄、メールチェーン平均回数欄および知り合い度欄に値0を設定したエントリを個人知人テーブル145に追加し、そのエントリのTo回数欄の値を1だけインクリメントする。該当するエントリが存在した場合、知人テーブル抽出部113は、そのエントリのTo回数欄の値を1だけインクリメントする。
他方、宛先Toに記録されたメールアドレスが、メーリングリストアドレスでない送信メールについては、当該送信メールに対する返信の有無を確認することなく、図4のステップS103で送信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
受信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダのReply-toに設定されたメールアドレスがメーリングリストアドレスであるか否かを確認し、メーリングリストアドレスであれば、以下の処理を行う。まず、当該受信メールに対して後刻に返信したか否かを確認する。或る特定のメールに対して返信したかどうかは、特定のメールのヘッダに設定されたMessageIDと同じMessageIDがメールヘッダのIn-Reply-Toに設定されている別のメールの履歴があるか否かを調べることにより、判定する。そして、当該受信メールに対して返信していなければ、当該受信メールに関する処理を終了する。他方、当該受信メールに対して返信していれば、図4のステップS103で受信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
他方、メールヘッダのReply-toに設定されたメールアドレスがメーリングリストアドレスでない受信メールについては、その返信の有無を確認することなく、図4のステップS103で受信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
(3-2)Cc回数
知人テーブル抽出部113は、処理対象メールからメールを1つずつ入力し、入力したメールが送信メールか、受信メールかを判定する。
送信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダの宛先Ccに記録されたメールアドレスを確認し、確認したメールアドレスがメーリングリストアドレスであれば、以下の処理を行う。まず、そのメーリングリストアドレスに対応するメンバのリストを確認する。次に、リストに載っているメンバのうち、後刻に返信したメンバを特定する。或る特定のメールに対して返信したかどうかは、特定のメールのヘッダに設定されたMessageIDと同じMessageIDがメールヘッダのIn-Reply-Toに設定されている別のメールの履歴があるか否かを調べることにより、判定する。そして、特定したメンバに対してのみ、次の処理を行う。まず、そのメンバのメールアドレスを知人メールアドレス欄に持つエントリを個人知人テーブル145から検索する。該当するエントリが存在しない場合、知人テーブル抽出部113は、そのメールアドレスをメールアドレス欄に設定し、To回数欄、Cc回数欄、Reply回数欄、メールチェーン平均回数欄および知り合い度欄に値0を設定したエントリを個人知人テーブル145に追加し、そのエントリのCc回数欄の値を1だけインクリメントする。該当するエントリが存在した場合、知人テーブル抽出部113は、そのエントリのCc回数欄の値を1だけインクリメントする。
他方、宛先Ccに記録されたメールアドレスが、メーリングリストアドレスでない送信メールについては、当該送信メールに対する返信の有無を確認することなく、図4のステップS104で送信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
受信メールの場合、知人テーブル抽出部113は、メールヘッダのReply-toに設定されたメールアドレスがメーリングリストアドレスであるか否かを確認し、メーリングリストアドレスであれば、以下の処理を行う。まず、当該受信メールに対して後刻に返信したか否かを確認する。或る特定のメールに対して返信したかどうかは、特定のメールのヘッダに設定されたMessageIDと同じMessageIDがメールヘッダのIn-Reply-Toに設定されている別のメールの履歴があるか否かを調べることにより、判定する。そして、当該受信メールに対して返信していなければ、当該受信メールに関する処理を終了する。他方、当該受信メールに対して返信していれば、図4のステップS104で受信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
他方、メールヘッダのReply-toに設定されたメールアドレスがメーリングリストアドレスでない受信メールについては、その返信の有無を確認することなく、図4のステップS104で受信メールについて説明した処理と同様の処理を行う。
(3-3)Reply回数
知人テーブル抽出部113は、図4のステップS105で説明した処理と同様の処理を行って、処理対象メールを単独メールと関連メール群とに分類する。次に、知人テーブル抽出部113は、関連メール群のそれぞれについて、以下の処理を行う。
まず、知人テーブル抽出部113は、当該関連メール群について、メーリングリストアドレス宛てのメールを含むか否かを判定し、含む場合には、以下の処理を行う。まず、当該関連メール群に含まれるメーリングリストアドレス宛ての送受信メールに対して後刻に返信したメンバを特定する。或る特定のメールに対して返信したかどうかは、特定のメールのヘッダに設定されたMessageIDと同じMessageIDがメールヘッダのIn-Reply-Toに設定されている別のメールの履歴があるか否かを調べることで、判定する。そして、特定したメンバに対してのみ、当該関連メール群によるReply回数を計上する。例えば、図5に示した例の場合、知人テーブル抽出部113は、Dさんの個人知人テーブルに、後刻に返信したメンバA、Cのみに対してReply回数=3を計上する。
他方、メーリングリストアドレス宛てのメールを含まない関連メール群については、図4のステップS105で関連メール群について説明した処理と同様の処理を行う。
(3-4)メールチェーン平均回数
知人テーブル抽出部113は、個人知人テーブル145の各エントリ毎に、次の処理を行う。
まず、そのエントリの知人メールアドレスをTo、Cc、およびFromに含む単独メールのそれぞれについて、メーリングリストによるメールか否かを判定し、メーリングリストによるメールについては、後刻に返信が行われたか否かを確認する。そして、そのエントリの知人メールアドレスをTo、Cc、およびFromに含む単独メールのうち、メーリングリスト以外によるメールの総数と、メーリングリストによるメールであって後刻に返信が行われたメールの総数との総和を、単独メールの総数として計上する。
また、そのエントリの知人メールアドレスをTo、Cc、およびFromに含む関連メール群のそれぞれについて、メーリングリストによるメールを含むか否かを判定し、メーリングリストを含む関連メール群については、メーリングリストによるメールに対して後刻に返信が行われたか否かを確認する。そして、そのエントリの知人メールアドレスをTo、Cc、およびFromに含む関連メール群のうち、メーリングリストによるメールを含まない関連メール群の総数と、メーリングリストによるメールを含む関連メール群であって後刻に返信が行われた関連メール群の総数との総和を、関連メール群の総数として計上する。
そして、上記計上した単独メールの総数と関連メール群の総数との合計値でそのエントリのReply回数を割った値を、そのエントリのメールチェーン平均回数欄に設定する。
続いて、本実施の形態において、クライアント装置110の社員U1から検索条件を指定した検索要求が入力された際の動作を説明する。
クライアント装置110は、検索画面/結果表示部111を用いて表示装置142に表示している検索画面を通じて、或る検索キーワードを検索条件として指定した検索要求が入力されると、その検索要求を検索要求処理部112を用いて検索サーバ装置120へ送信する(図6のステップS111)。
検索サーバ装置120は、クライアント要求受付/返却処理部121を用いてクライアント装置110から検索要求を受信すると、人物検索部122を用いて、その検索要求において検索条件として指定された検索キーワードと一致する文字列を属性情報に持つ社員を社員情報131から検索する(ステップS112)。そして、検索サーバ装置120は、検索結果をクライアント要求受付/返却処理部121を用いてクライアント装置110へ返却する(ステップS113)。この検索結果には、検索された社員のメールアドレスを含むメタ情報が含まれている。
クライアント装置110は、検索要求処理部112を用いて検索結果を検索サーバ装置120から受信すると、人間関係スコア反映部114を用いて検索結果に対して人間関係スコアを反映する(ステップS114)。具体的には、人間関係スコア反映部114は、検索結果に含まれる社員毎に以下の処理を行う。まず、当該社員のメールアドレスを知人メールアドレス欄に持つエントリを個人知人テーブル145から検索する。検索に成功した場合には、検索されたエントリの知り合い度欄に設定された知り合い度を、検索要求者との間の人間関係の強度を示すスコアとして当該社員に付与する。検索に失敗した場合には、当該社員の情報を検索結果から取り除く。次に、人間関係スコア反映部114は、付与したスコアの昇順に、検索結果の社員をソートし、ソート後の検索結果を検索画面/結果表示部111に伝達する。
次に、クライアント装置110は、検索画面/結果表示部111を用いて、検索結果を表示装置142に表示する(ステップS115)。
図7に表示装置142に表示された検索結果の一例を示す。図7に示されるように、本実施の形態では、検索条件に該当する社員の情報がスコアの高い順に並べて表示される。この例では、社員の情報として、スコア、名前、メールアドレスを使用したが、電話番号など他の情報を表示するようにしても良いし、スコアは表示を省略してもよい。
このように本実施の形態によれば、検索条件に該当する社員が、検索要求者との間の人間関係の強度を示すスコアが高い順に表示されるため、検索要求者は、検索された人物の中でどの人物が自身にとって接触し易い人物であるかどうかを、検索結果から直ちに認識することができる。
また本実施の形態によれば、クライアント装置110に知人テーブル抽出部113と人間関係スコア反映部114を備える構成であるため、検索サーバ装置120に一切手を加える必要がない。
[第2の実施の形態]
図8を参照すると、本発明の第2の実施の形態に係る検索システム200は、特定の企業の社員が自社の社員の中から所望の知識を有する人物を検索するための企業内検索システムであり、クライアント装置210と、このクライアント装置210に社内ネットワーク等の通信網を通じて接続された検索サーバ装置220とを含んで構成されている。
クライアント装置210は、社員が使用する情報処理装置、例えば企業の社員それぞれに支給されたパーソナルコンピュータである。ここでは、クライアント装置210はU1という社員が使用するものとする。図8には、1台のクライアント装置210だけが描かれているが、U1〜Unの合計n人の社員が存在する場合、それぞれの社員に1対1に対応するn台のクライアント装置が存在する。
クライアント装置210は、検索画面/結果表示部211、検索要求処理部212および知人テーブル抽出部213を備えている。また、クライアント装置210には、キーボードやマウスなどで構成される入力装置241、液晶ディスプレイなどで構成される表示装置242、ハードディスク装置などで構成される記憶装置243が接続されている。さらに、記憶装置243は、ローカル保存社員メールデータ244を記憶する。
他方、検索サーバ装置220は、クライアント要求受付/返却処理部221と人物検索部222と人間関係スコア反映部223とを備えている。また、検索サーバ装置220は、社員情報231を記憶する記憶装置230と、全社員知人テーブル251を記憶する記憶装置250に接続されている。
これらはそれぞれ以下のような機能を有する。
ローカル保存社員メールデータ244は、第1の実施の形態の図1のローカル保存社員メールデータ144と同じものである。
全社員知人テーブル251は、各クライアント装置のローカル保存社員メールデータ244を元に作成された各社員毎の個人知人テーブルの集合である。集合内の個々の個人知人テーブルは、第1の実施の形態の図1の個人知人テーブル145と同じものであり、例えば図2に示した構成と同じ構成を持つ。
クライアント装置210の知人テーブル抽出部213は、記憶装置243に記憶されたローカル保存社員メールデータ244を元に、クライアント装置210の社員U1用の個人知人テーブルを作成して、記憶装置250に記憶する手段である。この知人テーブル抽出部213は定期的に起動される。起動する頻度は任意であるが、個人知人テーブルの作成処理は比較的時間のかかる負荷の重たい処理であること、新規に追加された送受信メール数が少ない場合には計算結果にあまり変化がないことを考えると、1週間に1度、夜間に起動する程度の頻度で良い。
クライアント装置210の検索画面/結果表示部211は、検索条件および検索要求者のメールアドレスを指定した検索要求を受け付ける検索画面や検索条件に該当する社員の情報を含む検索結果を表示装置242に表示する手段である。検索画面/結果表示部211は、検索画面で受け付けた検索要求を検索要求処理部212へ送信し、それに対する検索結果を検索要求処理部212から受け取って表示装置242に出力する。
検索要求処理部212は、検索画面/結果表示部211から検索要求を受け取って検索サーバ装置220へ送信し、それに対する検索結果を検索サーバ装置220から受信し、検索画面/結果表示部211へ出力する。検索サーバ装置220から受信する検索結果には、検索条件に該当する各社員のメールアドレスが含まれている。
社員情報231は、第1の実施の形態の図1の社員情報131と同じものである。
検索サーバ装置220のクライアント要求受付/返却処理部221は、クライアント装置210の検索要求処理部212から検索要求を受け取って人物検索部222へ出力し、その検索結果を人間関係スコア反映部223から受け取ってクライアント装置210の検索要求処理部212に返却する。
人物検索部222は、クライアント要求受付/返却処理部221から検索要求を受け取り、検索要求で指定された検索条件を満たす人物を社員情報231から検索し、その検索結果を人間関係スコア反映部223へ出力する。
人間関係スコア反映部223は、人物検索部222から検索結果を受け取り、検索結果に含まれる社員に、個人知人テーブル145に記録された検索要求者との間の知り合い度の値を付与し、その付与した知り合い度の値の大きい順に社員をソートした検索結果をクライアント要求受付/返却処理部221へ出力する。
次に本実施の形態の動作を説明する。
まず、定期的に実施される全社員知人テーブル251の作成処理について説明する。
クライアント装置210の知人テーブル抽出部213は、起動されると、ローカル保存社員メールデータ244から、ヘッダに記録された送受信日時が現在日時より予め定められた過去一定期間内(例えば過去1年内)の送受信メールを処理対象メールとして抽出し、この抽出した処理対象メールを元に、全社員知人テーブル251中の自クライアント装置210の社員U1用の個人知人テーブルを作成し、社員U1のメールアドレスに対応付けて記憶装置250に記憶する。個人知人テーブルの作成方法は、第1の実施の形態の知人テーブル抽出部113と同じである。
他のクライアント装置の知人テーブル抽出部も、定期的に、全社員知人テーブル251中の自クライアント装置210の社員用の個人知人テーブルを作成し、その社員のメールアドレスに対応付けて記憶装置250に記憶する。
続いて、本実施の形態において、クライアント装置210の社員U1から検索条件を指定した検索要求が入力された際の動作を、図9のフローチャートを参照して説明する。
クライアント装置210は、検索画面/結果表示部211を用いて表示装置242に表示している検索画面を通じて、検索キーワードによる検索条件と検索要求者のメールアドレスとを指定した検索要求が入力されると、その検索要求を検索要求処理部212を用いて検索サーバ装置220へ送信する(ステップS201)。
検索サーバ装置220は、クライアント要求受付/返却処理部221を用いてクライアント装置210から検索要求を受信すると、人物検索部222を用いて、その検索要求において検索条件として指定された検索キーワードと一致する文字列を属性情報に持つ社員を社員情報231から検索し、検索結果を取得する(ステップS202)。この検索結果には、検索要求者のメールアドレスと検索された社員のメールアドレスを含むメタ情報とが含まれている。
次に検索サーバ装置220は、人間関係スコア反映部223を用いて検索結果に対して人間関係スコアを反映する(ステップS203)。具体的には、人間関係スコア反映部223は、検索結果に含まれる社員毎に以下の処理を行う。
まず、人間関係スコア反映部223は、全社員知人テーブル251から、検索要求者のメールアドレスに対応する個人知人テーブル(クライアント装置210の社員U1用の個人知人テーブル)を検索対象テーブルとして読み出す。次に、この読み出した検索対象テーブルから、検索された社員のメールアドレスを知人メールアドレス欄に持つエントリを検索する。検索に成功した場合には、検索されたエントリの知り合い度欄に設定された知り合い度を当該社員に第1のスコアとして付与する。検索に失敗した場合には、当該社員に対して値0の第1のスコアを付与する。
次に、人間関係スコア反映部223は、全社員知人テーブル251から、検索要求者であるクライアント装置210の社員U1用の個人知人テーブルにおいて知り合い度が0でない知人用の個人知人テーブルを検索対象テーブルとして全て読み出す。次に、第2のスコアの初期値を0とし、読み出した検索対象テーブル毎に、以下の処理を繰り返す。まず、当該検索対象テーブルに対して、検索された社員のメールアドレスを知人メールアドレス欄に持つエントリを検索する。そして、検索に成功した場合には、検索されたエントリの知り合い度欄に設定された知り合い度を第2のスコアに加算する。また、検索に成功した当該検索対象テーブルが或る社員Ux用の個人知人テーブルの場合、当該社員Uxを当該検索された社員に検索要求者が接触する際の仲介者として抽出しておく。検索に失敗した場合には、第2のスコアには値を加算しない。全ての検索対象テーブルについての処理を終えた後の第2のスコアを、当該検索された社員に対して付与する。
次に、人間関係スコア反映部223は、第1のスコアと第2のスコアとに異なる重みを付与して加算した値を、当該検索された社員と検索要求者との間の人間関係の強度を示すスコアとして計算し、検索された社員に付与する。第1のスコアは、検索要求者との間の直接の知り合い度であるのに対して、第2のスコアは、検索要求者との間の知り合いの知り合いの知り合い度になるため、第2のスコアの重みは第1のスコアの重みより軽くすることが望ましい。例えば、第2のスコアは第1のスコアの半分の重みにする。
次に、人間関係スコア反映部223は、付与した人間関係の強度を示すスコアが0である社員は検索結果から取り除く。次に、人間関係スコア反映部223は、付与した人間関係の強度を示すスコアの昇順に、検索結果の社員をソートし、ソート後の検索結果をクライアント要求受付/返却処理部221に伝達する。また、人間関係スコア反映部223は、検索結果の社員に対して、スコアとその内訳(第1、第2のスコアの値)、仲介者が抽出されている場合には仲介者の情報(例えば、氏名とメールアドレス)を付加しておく。
検索サーバ装置220は、ソート後の検索結果をクライアント要求受付/返却処理部221を用いてクライアント装置110へ返却する(ステップS204)。
クライアント装置110は、検索要求処理部212を用いて検索結果を検索サーバ装置220から受信すると、検索画面/結果表示部211を用いて、検索結果を表示装置242に表示する(ステップS205)。
図10に表示装置242に表示された検索結果の一例を示す。図10に示されるように、本実施の形態では、検索条件に該当する社員の情報がスコアの高い順に並べて表示される。この例では、社員の情報として、内訳を含むスコア、名前、メールアドレス、仲介者の氏名とメールアドレスを使用したが、電話番号など他の情報を表示するようにしても良いし、スコア、その内訳は表示を省略してもよい。
このように本実施の形態によれば、検索条件に該当する社員が、検索要求者との間の人間関係の強度を示すスコアの値が大きい順に表示されるため、検索要求者は、検索された人物の中でどの人物が自身にとって接触し易い人物であるかどうかを、検索結果から直ちに認識することができる。
また本実施の形態によれば、検索要求者と直接にメールを送受信したことがあるという人間関係だけでなく、検索要求者と直接にメールを送受信したことがある社員と直接にメールを送受信したことがあるという人間関係、換言すれば、知り合いの知り合いという人間関係まで把握することが可能である。これによって、直接の知り合いだけを人間関係として把握する第1の実施の形態では、接触する術がなかった社員に対しても、自分の直接の知り合いを介して紹介してもらうといった手段で接触することができ、より多くの社員との接触が可能になる。
また本実施の形態によれば、全社員知人テーブル251を個々のクライアント装置210で分担、分割して作成するため、一か所で全社員知人テーブル251を作成する構成に比べて、負荷の集中を避けることができると共に、作成処理速度が向上する。また、仮に1台のクライアント装置が停止しても、そのクライアント装置の社員の人間関係の更新は停止するものの、全社員の人間関係の情報は全社員知人テーブル251に作成されているため、人間関係を利用した検索サービスは継続でき、検索システムの信頼性が向上する。
[第3の実施の形態]
図11を参照すると、本発明の第3の実施の形態に係る検索システム300は、特定の企業の社員が自社の社員の中から所望の知識を有する人物を検索するための企業内検索システムであり、クライアント装置310と、このクライアント装置310に社内ネットワーク等の通信網を通じて接続された検索サーバ装置320と、社内メールサーバであるメールサーバ装置360とを含んで構成されている。
クライアント装置310は、社員が使用する情報処理装置、例えば企業の社員それぞれに支給されたパーソナルコンピュータである。ここでは、クライアント装置310はU1という社員が使用するものとする。図11には、1台のクライアント装置310だけが描かれているが、U1〜Unの合計n人の社員が存在する場合、それぞれの社員に1対1に対応するn台のクライアント装置が存在する。
クライアント装置310は、検索画面/結果表示部311および検索要求処理部312を備えている。また、クライアント装置310には、キーボードやマウスなどで構成される入力装置341、液晶ディスプレイなどで構成される表示装置342が接続されている。
他方、検索サーバ装置320は、クライアント要求受付/返却処理部321と人物検索部322と人間関係スコア反映部323とを備えている。また、検索サーバ装置320は、社員情報331を記憶する記憶装置330と、全社員知人テーブル351を記憶する記憶装置350に接続されている。
また、メールサーバ装置360は、知人テーブル抽出部361を備えている。また、メールサーバ装置360は、全社員メールデータ371を記憶する記憶装置370が接続されている。
これらはそれぞれ以下のような機能を有する。
全社員メールデータ371は、全てのクライアント装置310が送受信したメールの履歴であり、第1の実施の形態の図1のローカル保存社員メールデータ144を全社員分について集めた情報に相当する。
全社員知人テーブル351は、全社員メールデータ371を元に作成された各社員毎の個人知人テーブルの集合である。集合内の個々の個人知人テーブルは、第1の実施の形態の図1の個人知人テーブル145と同じものであり、例えば図2に示した構成と同じ構成を持つ。
メールサーバ装置360の知人テーブル抽出部361は、全社員メールデータ371を元に、全社員知人テーブル351を作成して、記憶装置350に記憶する手段である。この知人テーブル抽出部361は定期的に起動される。起動する頻度は任意であるが、全社員知人テーブル351の作成処理は比較的時間のかかる負荷の重たい処理であること、新規に追加された送受信メール数が少ない場合には計算結果にあまり変化がないことを考えると、1週間に1度、夜間に起動する程度の頻度で良い。
クライアント装置310の検索画面/結果表示部311と検索要求処理部312とは、第2の実施の形態の図8に示した検索画面/結果表示部211と検索要求処理部212と同じものである。
社員情報331は、第2の実施の形態の図8の社員情報231と同じものである。
検索サーバ装置320のクライアント要求受付/返却処理部321、人物検索部322および人間関係スコア反映部323は、第2の実施の形態の図8のクライアント要求受付/返却処理部221、人物検索部222および人間関係スコア反映部223と同じものである。
次に本実施の形態の動作を説明する。
まず、定期的に実施される全社員知人テーブル351の作成処理について説明する。
メールサーバ装置360の知人テーブル抽出部361は、起動されると、全社員メールデータ371から、ヘッダに記録された送受信日時が現在日時より予め定められた過去一定期間内(例えば過去1年内)の送受信メールを処理対象メールとして抽出し、この抽出した処理対象メールを元に、全社員知人テーブル351中の各クライアント装置310の社員用の個人知人テーブルを作成し、各社員のメールアドレスに対応付けて記憶装置350に記憶する。各個人知人テーブルの作成方法は、第2の実施の形態の知人テーブル抽出部213と同じである。
本実施の形態において、クライアント装置310の社員U1から検索条件を指定した検索要求が入力された際の動作は、第2の実施の形態において、図9のフローチャートを参照して説明した動作と同じである。
このように本実施の形態によれば、検索条件に該当する社員が、検索要求者との間の人間関係の強度を示すスコアの値が大きい順に表示されるため、検索要求者は、検索された人物の中でどの人物が自身にとって接触し易い人物であるかどうかを、検索結果から直ちに認識することができる。
また本実施の形態によれば、検索要求者と直接にメールを送受信したことがあるという人間関係だけでなく、検索要求者と直接にメールを送受信したことがある社員と直接にメールを送受信したことがあるという人間関係、換言すれば、知り合いの知り合いという人間関係まで把握することが可能である。これによって、直接の知り合いだけを人間関係として把握する第1の実施の形態では、接触する術がなかった社員に対しても、自分の直接の知り合いを介して紹介してもらうといった手段で接触することができ、より多くの社員との接触が可能になる。
また本実施の形態によれば、全社員知人テーブル351をメールサーバ装置360が作成するため、全社員知人テーブル351を一元管理でき、運用が容易になる。また、クライアント装置310には一切手を加える必要がない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は以上の実施の形態にのみ限定されず、以下のような各種の付加変更が可能である。
第2および第3の実施の形態では、第1のスコアと第2のスコアの双方を用いて人間関係の強度を示すスコアを計算したが、第1の実施の形態と同様に、第1のスコアのみから人間関係の強度を示すスコアを計算して、検索された社員に付与するようにしても良い。
また、上述した各実施の形態では、特定の企業の社員が自社の社員の中から所望の知識を有する人物を検索するための企業内検索システムに本発明を適用したが、特定の企業グループ、特定のサークル、特定の団体、特定の会など、特定の集団に属する個人がその集団の中から所望の検索条件に該当する人物を検索するための検索システムに本発明は適用可能である。
また、本発明を構成するクライアント装置、検索サーバ装置、メールサーバ装置の各機能的手段は、ハードウェアで実現することができる以外に、コンピュータとプログラムとで実現することが可能である。
100 検索システム
110 クライアント装置
111 結果表示部
112 検索要求処理部
113 知人テーブル抽出部
114 人間関係スコア反映部
120 検索サーバ装置
121 返却処理部
122 人物検索部
130 記憶装置
131 社員情報
141 入力装置
142 表示装置
143 記憶装置
144 ローカル保存社員メールデータ
145 個人知人テーブル
200 検索システム
210 クライアント装置
211 結果表示部
212 検索要求処理部
213 知人テーブル抽出部
220 検索サーバ装置
221 返却処理部
222 人物検索部
223 人間関係スコア反映部
230 記憶装置
231 社員情報
241 入力装置
242 表示装置
243 記憶装置
244 ローカル保存社員メールデータ
250 記憶装置
251 全社員知人テーブル
300 検索システム
310 クライアント装置
311 結果表示部
312 検索要求処理部
320 検索サーバ装置
321 返却処理部
322 人物検索部
323 人間関係スコア反映部
330 記憶装置
331 社員情報
341 入力装置
342 表示装置
350 記憶装置
351 全社員知人テーブル
360 メールサーバ装置
361 知人テーブル抽出部
370 記憶装置
371 全社員メールデータ

Claims (25)

  1. クライアント装置から入力された検索要求に含まれる検索条件に該当する人物を検索する機能を有する検索サーバ装置を備えた検索システムであって、
    人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に計算された人物間の知り合い度を記憶するテーブルと、
    前記テーブルに記憶された知り合い度を元に、前記検索された人物に対して、前記検索要求を入力した人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与し、スコアの高い順に検索結果をソートする人間関係スコア反映手段とを備えることを特徴とする検索システム。
  2. 人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に、人物間の知り合い度を計算して、前記テーブルを生成するテーブル抽出手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の検索システム。
  3. 前記テーブル抽出手段は、宛先Toによって送受信されたメールの総数であるTo回数、宛先Ccによって送受信されたメールの総数であるCc回数、返信メールの総数であるReply回数、返信によって連なる複数のメール群の返信回数の平均値であるメールチェーン平均回数のうちの1つ、または2つ、または3つ、または全てを使用して、人物間の知り合い度を計算することを特徴とする請求項2に記載の検索システム。
  4. 前記テーブル抽出手段は、メーリングリストによるメールについては、前記To回数、前記Cc回数、前記Reply回数、前記メールチェーン平均回数をカウントしないことを特徴とする請求項3に記載の検索システム。
  5. 前記テーブル抽出手段は、メーリングリストによるメールについては、メーリングリストのメンバ全員について、前記To回数、前記Cc回数、前記Reply回数、前記メールチェーン平均回数をカウントすることを特徴とする請求項3に記載の検索システム。
  6. 前記テーブル抽出手段は、メーリングリストによるメールについては、メーリングリストのメンバのうち、メーリングリストによるメールに対して後刻に返信した人物のみについて、前記To回数、前記Cc回数、前記Reply回数、前記メールチェーン平均回数をカウントすることを特徴とする請求項3に記載の検索システム。
  7. 前記テーブルは、特定の人物と他の人物との間の人間関係の強度を示すスコアを記憶する個人用の知人テーブルの集合で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の検索システム。
  8. 個々の個人用の知人テーブルは、その個人が使用するクライアント装置からアクセス可能な記憶装置に記憶されており、且つ、前記人間関係スコア反映手段は、前記クライアント装置毎に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の検索システム。
  9. 前記クライアント装置は、自クライアント装置を使用する人物と他の人物との間で送受信されたメールの送受信履歴を元に、自クライアント装置を使用する人物と他の人物との間の知り合い度を計算して、自クライアント装置で用いる前記個人用の知人テーブルを生成するテーブル抽出手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の検索システム。
  10. 全ての個人用の知人テーブルは、前記検索サーバからアクセス可能な記憶装置に記憶されており、且つ、前記人間関係スコア反映手段は、前記検索サーバに配置されていることを特徴とする請求項7に記載の検索システム。
  11. 前記クライアント装置は、自クライアント装置を使用する人物と他の人物との間で送受信されたメールの送受信履歴を元に、自クライアント装置を使用する人物と他の人物との間の知り合い度を計算して、自クライアント装置を使用する個人用の知人テーブルを生成し、前記検索サーバ装置からアクセス可能な前記記憶装置に記憶するテーブル抽出手段を備えることを特徴とする請求項10に記載の検索システム。
  12. 全ての人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に、前記全ての個人用の知人テーブルを生成し、前記検索サーバ装置からアクセス可能な前記記憶装置に記憶する機能を有するメールサーバ装置を備えることを特徴とする請求項10に記載の検索システム。
  13. 前記人間関係スコア反映手段は、前記検索要求を入力した人物と前記検索された人物との間の知り合い度を元に、前記検索要求を入力した人物と前記検索された人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与することを特徴とする請求項1に記載の検索システム。
  14. 前記人間関係スコア反映手段は、前記検索要求を入力した人物と前記検索された人物との間の知り合い度と、前記検索要求を入力した人物との間の知り合い度がゼロでない人物と前記検索された人物との間の知り合い度とを元に、前記検索要求を入力した人物と前記検索された人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与することを特徴とする請求項1に記載の検索システム。
  15. 前記人間関係スコア反映手段は、前記検索要求を入力した人物と前記検索された人物との間の知り合い度と、前記検索要求を入力した人物との間の知り合い度がゼロでない人物と前記検索された人物との間の知り合い度とに異なる重みを付与して、前記検索要求を入力した人物と前記検索された人物との間の人間関係の強度を示すスコアを計算することを特徴とする請求項14に記載の検索システム。
  16. 前記検索された人物の情報を含む検索結果を表示する際、前記検索された人物の情報に対応付けて、前記検索要求を入力した人物との間の知り合い度がゼロでない人物のうち、当該検索された人物との間の知り合い度がゼロでない人物の情報を提示する検索結果表示手段を備えることを特徴とする請求項14または15に記載の検索システム。
  17. クライアント装置が、検索要求を検索サーバ装置へ送信し、
    前記検索サーバ装置が、前記クライアント装置から入力された検索要求に含まれる検索条件に該当する人物を検索し、
    前記検索サーバ装置または前記クライアント装置の何れかの装置が、人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に計算された人物間の知り合い度を記憶するテーブルに記憶された知り合い度を元に、前記検索された人物に対して、前記検索要求を入力した人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与し、スコアの高い順に検索結果をソートすることを特徴とする検索方法。
  18. 前記クライアント装置または他の装置の何れかに設けられたテーブル抽出手段が、人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に、人物間の知り合い度を計算して、前記テーブルを生成することを特徴とする請求項17に記載の検索方法。
  19. 前記テーブル抽出手段は、宛先Toによって送受信されたメールの総数であるTo回数、宛先Ccによって送受信されたメールの総数であるCc回数、返信メールの総数であるReply回数、返信によって連なる複数のメール群の返信回数の平均値であるメールチェーン平均回数のうちの1つ、または2つ、または3つ、または全てを使用して、人物間の知り合い度を計算することを特徴とする請求項18に記載の検索方法。
  20. 検索要求を検索サーバ装置に送信し、前記検索要求に含まれる検索条件に該当する人物を検索した検索結果を前記検索サーバ装置から受信するクライアント装置であって、
    人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に計算された人物間の知り合い度を記憶するテーブルと、
    前記テーブルに記憶された知り合い度を元に、前記検索された人物に対して、前記検索要求を入力した人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与し、スコアの高い順に検索結果をソートする人間関係スコア反映手段とを備えることを特徴とするクライアント装置。
  21. 人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に、人物間の知り合い度を計算して、前記テーブルを生成するテーブル抽出手段を備えることを特徴とする請求項20に記載のクライアント装置。
  22. 前記テーブル抽出手段は、宛先Toによって送受信されたメールの総数であるTo回数、宛先Ccによって送受信されたメールの総数であるCc回数、返信メールの総数であるReply回数、返信によって連なる複数のメール群の返信回数の平均値であるメールチェーン平均回数のうちの1つ、または2つ、または3つ、または全てを使用して、人物間の知り合い度を計算することを特徴とする請求項21に記載のクライアント装置。
  23. クライアント装置から入力された検索要求に含まれる検索条件に該当する人物を検索する機能を有する検索サーバ装置であって、
    人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に計算された人物間の知り合い度を記憶するテーブルと、
    前記テーブルに記憶された知り合い度を元に、前記検索された人物に対して、前記検索要求を入力した人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与し、スコアの高い順に検索結果をソートする人間関係スコア反映手段とを備えることを特徴とする検索サーバ装置。
  24. 検索要求を検索サーバ装置に送信し、前記検索要求に含まれる検索条件に該当する人物を検索した検索結果を前記検索サーバ装置から受信するコンピュータを、
    人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に計算された人物間の知り合い度を記憶するテーブルに記憶された知り合い度を元に、前記検索された人物に対して、前記検索要求を入力した人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与し、スコアの高い順に検索結果をソートする人間関係スコア反映手段として機能させるためのプログラム。
  25. クライアント装置から入力された検索要求に含まれる検索条件に該当する人物を検索する機能を有するコンピュータを、
    人物間で送受信されたメールの送受信履歴を元に計算された人物間の知り合い度を記憶するテーブルに記憶された知り合い度を元に、前記検索された人物に対して、前記検索要求を入力した人物との間の人間関係の強度を示すスコアを付与し、スコアの高い順に検索結果をソートする人間関係スコア反映手段として機能させるためのプログラム。
JP2009237824A 2009-10-15 2009-10-15 検索システム Pending JP2011086081A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009237824A JP2011086081A (ja) 2009-10-15 2009-10-15 検索システム
US12/891,917 US20110093454A1 (en) 2009-10-15 2010-09-28 Search system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009237824A JP2011086081A (ja) 2009-10-15 2009-10-15 検索システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011086081A true JP2011086081A (ja) 2011-04-28

Family

ID=43880080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009237824A Pending JP2011086081A (ja) 2009-10-15 2009-10-15 検索システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20110093454A1 (ja)
JP (1) JP2011086081A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014026615A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Ricoh Co Ltd 検索システムおよび検索方法
JP2017021515A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 日本電気株式会社 マッチング装置、マッチングシステム、マッチング方法及びプログラム
CN109992724A (zh) * 2019-04-03 2019-07-09 西咸新区心灯软件科技有限公司 一种基于个人特征信息的用户契合度的计算方法和装置
JP7471145B2 (ja) 2020-05-26 2024-04-19 株式会社Nttドコモ 提示装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014058435A1 (en) * 2012-10-12 2014-04-17 Empire Technology Development Llc Data list customization based on social relationship
US10121270B2 (en) 2013-07-01 2018-11-06 Facebook, Inc. Flexible image layout
CN105933494A (zh) * 2016-05-26 2016-09-07 乐视控股(北京)有限公司 通讯录联系人排序方法、装置及移动终端

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000066970A (ja) * 1998-08-19 2000-03-03 Nec Corp 人脈情報管理システム、人脈情報管理方法および記録媒体
JP2001175680A (ja) * 1999-12-21 2001-06-29 Nec Corp 人脈データ管理システムと人脈探索方法
JP2001297111A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理システム
JP2003108592A (ja) * 2001-09-26 2003-04-11 Toshiba Corp 検索方法および検索装置
JP2005018499A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Sendai Foundation For Applied Information Sciences パーソナルエージェントによるグループメイキングサポートシステム
JP2008257512A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Hitachi Ltd 情報提供装置およびプログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8452722B2 (en) * 2002-01-11 2013-05-28 Sap Ag Method and system for searching multiple data sources
US20070203906A1 (en) * 2003-09-22 2007-08-30 Cone Julian M Enhanced Search Engine
US7389346B2 (en) * 2004-04-13 2008-06-17 Microsoft Corporation System and method for aggregating and extending parental controls auditing in a computer network
KR100462542B1 (ko) * 2004-05-27 2004-12-17 엔에이치엔(주) 신뢰성 있는 컨텐츠를 제공하는 컨텐츠 검색 시스템 및 그방법
US8838588B2 (en) * 2005-03-30 2014-09-16 International Business Machines Corporation System and method for dynamically tracking user interests based on personal information
US8024328B2 (en) * 2006-12-18 2011-09-20 Microsoft Corporation Searching with metadata comprising degree of separation, chat room participation, and geography
US20090150494A1 (en) * 2007-12-05 2009-06-11 International Business Machines Corporation Just-in time mailing list traffic indicator

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000066970A (ja) * 1998-08-19 2000-03-03 Nec Corp 人脈情報管理システム、人脈情報管理方法および記録媒体
JP2001175680A (ja) * 1999-12-21 2001-06-29 Nec Corp 人脈データ管理システムと人脈探索方法
JP2001297111A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理システム
JP2003108592A (ja) * 2001-09-26 2003-04-11 Toshiba Corp 検索方法および検索装置
JP2005018499A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Sendai Foundation For Applied Information Sciences パーソナルエージェントによるグループメイキングサポートシステム
JP2008257512A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Hitachi Ltd 情報提供装置およびプログラム

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNJ200810029010; 吉府 研治: '電子メールを利用した人脈探索システム' 第60回(平成12年前期)全国大会講演論文集(4) , 20040314, P4-20, 社団法人情報処理学会 *
JPN6013060963; 吉府 研治: '電子メールを利用した人脈探索システム' 第60回(平成12年前期)全国大会講演論文集(4) , 20040314, P4-20, 社団法人情報処理学会 *

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014026615A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Ricoh Co Ltd 検索システムおよび検索方法
JP2017021515A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 日本電気株式会社 マッチング装置、マッチングシステム、マッチング方法及びプログラム
CN109992724A (zh) * 2019-04-03 2019-07-09 西咸新区心灯软件科技有限公司 一种基于个人特征信息的用户契合度的计算方法和装置
JP7471145B2 (ja) 2020-05-26 2024-04-19 株式会社Nttドコモ 提示装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20110093454A1 (en) 2011-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9866509B2 (en) Spam filtering and person profiles
US10778624B2 (en) Systems and methods for spam filtering
US10768787B2 (en) Collecting and presenting data including links from communications sent to or from a user
US10963524B2 (en) Self populating address book
US7409384B2 (en) Integration of instant messaging with internet searching
US8341232B2 (en) Relationship identification based on email traffic
US8271597B2 (en) Intelligent derivation of email addresses
JP2011086081A (ja) 検索システム
US20110078150A1 (en) Intelligent Sorting and Correlation of Email Traffic
JP4639615B2 (ja) 人脈パス検索のためのプログラム、装置
JP2003108592A (ja) 検索方法および検索装置
JP2012194799A (ja) Snsを利用した雇用時期調整システム及びその運用のためのアプリケーションプログラム
US8458224B2 (en) Auditing search requests in a relationship analysis system
JP2011237912A (ja) 検索装置
JP2020107131A (ja) 就労マッチング装置、就労マッチングプログラム及び就労マッチング方法
JP2007004504A (ja) 組織活動支援システム及び方法
JP2006252223A (ja) コミュニケーション分析装置、およびコミュニケーション分析方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP4802523B2 (ja) 電子メッセージ分析装置および方法
JP5592141B2 (ja) メール優先度判定装置
KR100789336B1 (ko) 인맥 서비스 제공 방법 및 그 시스템
JP2006285857A (ja) メールサーバ
JP2010211733A (ja) 検索装置および検索方法
JP2014197271A (ja) ソーシャルデータレポート作成装置
WO2014170901A1 (en) A method for mapping social groups of a person
GB2474126A (en) Relationship classification based upon email traffic

Legal Events

Date Code Title Description
RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20120717

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140430