JP2011086014A - 疑似環境提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客の要件を考慮した擬似環境提供システムを提供する。
【解決手段】システムモデル情報をデータベースとして保持し、擬似環境を構築するためのイメージファイルパス情報をデータベースとして保持し、各環境における設定箇所の定義情報をデータベースとして保持し、各議事環境上で収集するエラーログファイルのパス情報をデータベースとして保持し、少なくともGUI画面上からのヒアリング情報入力手段と、入力された情報から設計情報データを作成する手段と、作成した設計情報データを送信する手段と、設計情報データから仮想OS環境を構築する手段と、構築した仮想OS環境へ設定値を適用する手段と、構築した仮想OS環境からシステムエラーログを収集する手段と、仮想OS環境を構築するためのイメージファイルを検索する手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は顧客の入力端末からヒアリング情報を回答してもらうことにより、疑似環境を自動生成し、ネットワーク経由での利用を可能とした情報システムに関する。
業務システムの設計・構築には要件事項の確認(以下、ヒアリング)が必要であり、各OS及び、アプリケーション別にヒアリングを実施する。このヒアリング結果を踏まえ、要件定義作業を実施する。
しかしながら、ヒアリングを実施する作業担当者の技術経験、ヒアリング相手の要件認識度等の条件により、顧客のイメージされる機能と、実際のシステムが提供する機能において差異が生じる場合が多々ある。この場合、ハードウェア構成やソフトウェア構成の変更を余儀なくされ、プロジェクトに多大な損失を与えてしまう。
これに対する解決策としては、標準的な設計パターンに沿った基本設計書、詳細設計書、定数設計書、ヒアリングシートのテンプレートを用意し、それをデータベースに格納し作業者が利用することで、設計書作成を支援する技術が知られている(例えば特許文献1)。
特開平11−238050号公報
上記、特許文献1では、予め各種設計書のテンプレートをデータベースに格納し、設計者の技術レベルに依存せずに安定したシステムを提供することを可能としている。
しかしながら、上記解決策では、要件定義フェーズにおける顧客と設計担当者の意識差異を解決することにはならず、設計・構築後に顧客がサービスを利用し、本来の要件と異なる機能を提供していることが発覚するリスクを回避出来ていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、顧客の要件を考慮した擬似環境提供システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決する一手段として以下の方法を実現する。
第1の手段は、顧客入力端末として、顧客がシステムモデル、ヒアリング情報を入力可能とする画面制御機能を有し、入力された情報から設計情報としてデータを作成する機能を有し、作成した設計情報をヒアリングサーバへ送信する機能を有する技術である。
第2の手段は、ヒアリングサーバとして、顧客入力端末からの設計情報を受信する機能を有し、受信した設計情報をシミュレーションサーバへ送信する機能を有し、顧客入力端末からの依頼に対して、システムモデル情報及び、ヒアリング項目リスト情報を送信する機能を有する技術である。
第3の手段は、シミュレーションサーバとして、ヒアリングサーバからの設計情報を受信する機能を有し、受信した設計情報をデータベースに登録する機能を有し、設計情報から仮想OS環境を構築する機能を有し、構築した仮想OS環境へ設計情報の設定値を適用する機能を有し、仮想OS環境上のシステムエラーログファイルを収集する機能を有する技術である。
第4の手段は、システム管理端末として、コンピュータのGUI画面上からシステムモデル情報、サーバOSの登録情報、サーバアプリケーションの登録情報、クライアントOSの登録情報、クライアントアプリケーションの登録情報を入力できる機能を有し、入力された情報を事前登録情報としてデータ作成し、シミュレーションサーバ及び、ヒアリングサーバへ送信する機能を有する。
上記4つの手段を用いて、顧客の要件に沿ったヒアリング作業をシステム的に提供し、擬似環境構築を実施する。これにより、顧客へ擬似的にサービスを提供し、課題で示した本来の要件との機能差異の発覚リスクを回避する。
本発明によれば、顧客の要件を考慮した擬似環境提供システムを提供することができる。
本実施形態に係る擬似環境提供システム1の構成例を示す図である。 ヒアリングサーバ10のハードウェア構成例を示す図である。 シミュレーションサーバ20のハードウェア構成例を示す図である。 システム管理端末30のハードウェア構成例を示す図である。 顧客入力端末40のハードウェア構成例を示す図である。 ヒアリングサーバ10が具備するヒアリング情報管理データベース114のデータ構成例を示す図である。 ヒアリングサーバ10とシミュレーションサーバ20が具備するシステムモデル情報管理データベース115、216のデータ構成例を示す図である。 シミュレーションサーバ20が具備するイメージファイルパス管理データベース217のデータ構成例を示す図である。 シミュレーションサーバ20が具備する設定箇所定義情報管理データベース218のデータ構成例を示す図である。 シミュレーションサーバ20が具備するエラーログファイルパス管理データベース219のデータ構成例を示す図である。 システムモデル選択画面例を示す図である。 ヒアリング項目回答画面例を示す図である。 顧客入力端末40とヒアリングサーバ10間のデータの送受信を示すシーケンス図である。 システムモデル情報の構成例を示す図である。 ヒアリング情報の構成例を示す図である。 設計情報の構成例を示す図である。 顧客入力端末におけるシステムモデル番号送信までの処理フローを示す図である。 顧客入力端末における設計情報送信までの処理フローを示す図である。 ヒアリングサーバにおけるシステムモデル情報検索までの処理フローを示す図である。 ヒアリングサーバにおけるサーバアプリケーション情報検索までの処理フローを示す図である。 ヒアリングサーバにおけるクライアントアプリケーション情報検索までの処理フローを示す図である。 ヒアリングサーバにおける設計情報送信までの処理フローを示す図である。 設計支援サーバ処理フローを示す図である。 設計支援サーバにおける仮想OS環境構築処理概要フローを示す図である。 OS環境構築処理における検索処理フローを示す図である。 OS環境構築処理におけるイメージファイルパスコピー処理までのフローを示す図である。 アプリケーション適用処理における検索処理フローを示す図である。 アプリケーション適用処理におけるインストール処理までのフローを示す図である 設定値適用処理の概要フローを示す図である。 設定値適用処理における設定箇所定義情報検索処理フローを示す図である。 設定値適用処理における設定情報読み込みまでの処理フローを示す図である。 エラーログファイル収集処理概要フローを示す図である。 エラーログファイル収集処理における詳細処理フローを示す図である。 システム管理端末サーバ登録情報画面例を示す図である。 システム管理端末クライアント登録情報画面例を示す図である。 使用済み製品番号確認画面例を示す図である。 エディション番号確認画面例を示す図である。 エラーログファイルパス入力画面例を示す図である。 設定箇所定義情報入力画面例を示す図である。 ヒアリング情報入力画面例を示す図である。 システム管理端末30で実施される処理の概要を示すフロー図である。 システム管理端末30で実施される情報登録開始時の処理を示すフロー図である。 システム管理端末30で実施される情報登録終了までの処理を示すフロー図である。 同じく、システム管理端末30で実施される情報登録終了までの処理を示すフロー図である。
本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態に係る擬似環境提供システム1の構成例を示す図である。
疑似環境提供システム1は、顧客入力端末40と、ヒアリングサーバ10、システム管理端末30、シミュレーションサーバ20から構成される。顧客入力端末40とヒアリングサーバ10、ヒアリングサーバ10とシステム管理端末30、システム管理端末30とシミュレーションサーバ20、シミュレーションサーバ20と顧客入力端末40は、それぞれネットワークで相互に接続されている。
図2は、ヒアリングサーバ10のハードウェア構成例を示す図である。
ヒアリングサーバ10は、CPU等の制御部120と、記憶部100と、ネットワークインタフェース部130とを具備する。各部は、BUS等に接続されている。
記憶部100には、ヒアリング情報入出力制御部110と、ヒアリング項目検索処理部111と、設計情報出力制御部112と、事前情報登録制御部113とからなるプログラムが格納されている。制御部120は、記憶部100からプログラムをメモリにロードし実行する。ヒアリング情報入出力制御部110は、顧客入力端末40とヒアリング情報の送受信を行う。ヒアリング項目検索処理部111は、ヒアリング情報管理データベース114からヒアリング項目情報を検索する。設計情報出力制御部112は、シミュレーションサーバ20へ設計情報を送信する。事前情報登録制御部113は、事前にヒアリング情報管理データベース114とシステムモデル情報管理データベース115に格納する。
また、記憶部100には、顧客入力端末40へ送信するヒアリング情報を記憶するヒアリング情報管理データベース114と、顧客入力端末40へシステムモデル情報を記憶するシステムモデル情報管理データベース115とが格納されている。
図3は、シミュレーションサーバ20のハードゥエア構成例を示す図である。シミュレーションサーバ20は、CPU等の制御部230と、記憶部200と、ネットワークインタフェース部240とを具備する。各部は、BUS等に接続されている。記憶部200には、設計情報入力制御部210と、設計情報登録制御部211と、システムエラーログ収集制御部212と、擬似環境構成管理部213と、設定値情報登録制御部214と、事前登録制御部215とからなるプログラムが格納されている。設計情報入力制御部210は、ヒアリングサーバ10から設計情報を受信する。設計情報登録制御部211は、受信した設計情報を設計情報管理データベース220に格納する。システムエラーログ収集制御部212は、疑似環境上のエラーログファイルを収集する。疑似環境構成管理部213は、受信した設計情報に従い疑似環境を構築する。設定値情報登録制御部214は、構築した疑似環境へ設定値情報を適用する。事前登録制御部215は、事前に、システムモデル情報管理データベース216とイメージファイルパス管理データベース217、設定箇所定義情報管理データベース218、エラーログファイルパス管理データベース219へ情報を格納する。
また、記憶部200には、システムモデル情報を記憶するシステムモデル情報管理データベース216と、構築する疑似環境のイメージファイルパスを記憶するイメージファイルパス管理データベース217と、設定値の設定箇所定義情報を記憶する設定箇所定義情報管理データベース218と、エラーログファイルのパス情報を記憶するエラーログファイルパス管理データベース219と、ヒアリングサーバ10から受信した設計情報を記憶する設計情報管理データベース220が格納されている。
図4は、システム管理端末30のハードウェア構成例を示す図である。
システム管理端末30は、CPU等の制御部320と、記憶部300と、ネットワークインタフェース部330とを具備する。各部は、BUS等に接続されている。記憶部300には、情報登録画面制御部310と、事前登録情報作成処理部311と、事前情報出力制御部312とからなるプログラムが格納されている。情報登録画面制御部310は、事前情報の登録画面を制御する。事前登録情報作成処理部311は、事前登録情報を作成する。事前情報出力制御部312は、ヒアリングサーバ10とシミュレーションサーバ20へ事前情報を送信する。
また、記憶部300には、使用済みの製品番号情報を格納した使用済み製品番号管理データベース313が格納されている。
図5は、顧客入力端末40のハードウェア構成例を示す図である。
顧客入力端末40は、CPU等の制御部420と、記憶部400と、ネットワークインタフェース部430とを具備する。各部は、BUS等に接続されている。記憶部400には、ヒアリング情報入出力制御部410と、ヒアリング画面制御部411とからなるプログラムが格納されている。ヒアリング情報入出力制御部410は、ヒアリングサーバ10との間でシステムモデル情報及び、設計情報を送受信する。ヒアリング画面制御部411は、システムモデル情報とヒアリング情報を表示する。
次に、ヒアリングサーバ10で保持するデータベースのデータ構成を説明する。
まず、ヒアリングサーバ10が保持するヒアリング情報管理データベース114のデータ構成を図6に示す。ヒアリング情報管理データベース114はサーバOS、サーバアプリケーション、クライアントOS、クライアントアプリケーションの各ソフトウェアのどれかを識別する情報であるソフトウェア種別情報11400、ソフトウェア製品名の識別情報となる製品番号情報11401、各ソフトウェアのバージョン番号を示したバージョン番号情報11402、ソフトウェアのエディション(Windows(登録商標)ならEnterprise等)の識別子となるエディション番号情報11403、同一製品上で役割を分けたい場合の識別子となるサーバ種別情報11404、必要なサーバ台数を示したサーバ台数情報11405、ヒアリング項目テーブル1141を参照先として指定したポインタ情報11406で構成されたソフトウェア種別テーブル1140と、各ヒアリング項目情報を保持したヒアリング項目情報11411と、各ヒアリング項目の番号となる項番情報11410で構成されたヒアリング項目テーブル1141から構成される。
ヒアリング情報管理データベース114へのデータ格納処理は事前情報登録制御部113が行い、システム管理端末30から送信されてきたデータを格納する。
システムモデル情報管理データベース115は図7に示すデータ構成となっている。システムモデルの識別子となるシステムモデル番号情報11500、システムモデルで想定されているユーザ数を示した想定ユーザ数情報11501、システム構成をイメージ化したシステム構成図のjpgファイルパス情報11502、各種情報ポインタテーブル1151を参照先として指定したポインタ情報11503で構成されたシステムモデル情報テーブル1150を保持し、このテーブルとポインタで関連付けられた各種情報ポインタテーブル1151には、サーバOSの情報を格納したソフトウェア種別テーブル1152を参照先として指定したサーバOS情報ポインタ11510,サーバアプリケーション情報を格納したソフトウェア種別テーブル1152を参照先として指定したサーバアプリケーション情報ポインタ11511、クライアントOS情報を格納したソフトウェア種別テーブル1152を参照先として指定したクライアントOS情報ポインタ11512、クライアントアプリケーション情報を格納したソフトウェア種別テーブル1152を参照先として指定したクライアントアプリケーション情報ポインタ11513が含まれる。
ソフトウェア種別テーブル1152には、ソフトウェア種別11520、製品番号11521、バージョン番号11522、エディション番号11523、サーバ種別11524、サーバ台数11525、の情報が含まれており、これらの情報の用途は、図6で記載したソフトウェア種別テーブル1140と同一とする。
また、シミュレーションサーバ20が保持しているシステムモデル情報管理データベース216もシステムモデル情報管理データベース115と同様なデータ構成とする。
システムモデル情報管理データベース115へのデータ格納処理は事前情報登録制御部113が行い、システム管理端末30から送信されてきたデータを格納する。
システムモデル情報管理データベース216へのデータ格納処理はシミュレーションサーバ20上の事前登録制御部215が行い、システム管理端末30から送信されてきたデータを格納する。
次に、シミュレーションサーバ20で保持するデータベースのデータ構成について説明する。
シミュレーションサーバ20のイメージファイルパス管理データベース217のデータ構成は図8に示す構成となっている。サーバOS、サーバアプリケーション、クライアントOS、クライアントアプリケーションの各ソフトウェアのどれかを識別する情報であるソフトウェア種別情報21700を格納したソフトウェア種別テーブル2170にはポインタ情報21701が保持され、ソフトウェア製品名の識別子である製品番号情報21710を格納した製品番号テーブル2171が関連付けられている。製品番号テーブル2171にもポインタ情報21711が保持され、ソフトウェアバージョンの識別子であるバージョン番号21720を格納したバージョン番号テーブル2172が関連付けられている。バージョン番号テーブル2172にもポインタ情報21721が保持され、ソフトウェアのエディション情報の識別子となるエディション番号情報21730と、イメージファイルのファイルパス情報となるファイルパス情報21731と、各イメージファイルを疑似環境として構築した際に設定されるIPアドレス情報21732を格納したファイルパス情報テーブル2173が関連付けられている。
イメージファイルパス管理データベース217を検索する際は、ソフトウェア種別、製品番号、バージョン番号、エディション番号の各情報順に検索を行い、合致するレコードが見つかった場合は、そのレコードのポインタに関連付けられたテーブルに移動していく方法とする。
イメージファイルパス管理データベース217へのデータ格納処理は事前情報登録制御部215が行い、システム管理端末30から送信されてきたデータを格納する。
シミュレーションサーバ20の設定箇所定義情報管理データベース218のデータ構成は図9に示す構成となっている。ソフトウェア種別情報21800、製品番号情報21801、バージョン番号情報21802、エディション番号情報21803、サーバ種別情報21804から構成されたソフトウェア種別テーブル2180と、ポインタ情報21805で関連付けられた設定箇所情報テーブル2181で構成される。設定箇所定義情報テーブル2181には、構築した疑似環境に対して設定値を適用する際の設定箇所の情報21811とそれに対応した項目番号の情報21810が格納される。
ソフトウェア種別情報21800、製品番号情報21801、バージョン番号情報21802、エディション番号情報21803、サーバ種別情報21804の各情報の用途は図6で記載したソフトウェア種別テーブル1140と同一とする。
設定箇所定義情報管理データベース218へのデータ格納処理は事前情報登録制御部215が行い、システム管理端末30から送信されてきたデータを格納する。
シミュレーションサーバ20のエラーログファイルパス管理データベース219のデータ構成は図10に示す構成となっている。設定箇所定義情報管理データベース218のソフトウェア種別テーブル2180と同様な用途となる、ソフトウェア種別情報21900、製品番号情報21901、バージョン番号情報21902、エディション番号情報21903、サーバ種別情報21904で構成されたソフトウェア種別テーブル2190を保持し、このテーブルにはポインタ情報21905で関連付けられたエラーログファイルパス情報テーブル2191が保持される。エラーログファイルパス情報テーブル2191には疑似環境構築後に収集するエラーログファイルのパス情報が格納される。
エラーログファイルパス管理データベース219へのデータ格納処理は事前情報登録制御部215が行い、システム管理端末30から送信されてきたデータを格納する。
次に、顧客入力端末40上でのシステムモデル情報及び、ヒアリング情報の入力画面について図11、図12に沿って説明する。まず、初期画面として、システムモデル情報入力画面50が表示されるため、システムモデル番号500を選択する。選択すると、想定ユーザ数501とシステム構成イメージ502が表示されるため、これらの情報を確認し要件に沿ったシステムモデルの選別を行う。システムモデル番号500を変更した場合、変更した番号に沿った想定ユーザ数501とシステム構成イメージ502が表示される。
システムモデルが決まったら、選択ボタン503を押下する。すると、選択したモデルに沿ったヒアリング項目回答画面60が表示されるため、質問項目及び回答欄601にヒアリングに対する回答を入力する。入力後、次への質問ボタン602を押下すると次の質問項目及び回答欄601が表示される。必要なヒアリング項目を回答後、登録ボタン603を押下すると、操作は終了となる。
この時の、顧客入力端末40とヒアリングサーバ10の間のデータシーケンスを図13に沿って説明する。
まず、初期画面起動時に、顧客入力端末40のヒアリング画面制御部411からヒアリング情報入出力制御部410へシステムモデル上情報の要求が送信される(ステップ701)。ヒアリング情報入出力制御部410は受け取った要求をヒアリングサーバ10のヒアリング情報入出力制御部110へ送信する(ステップ702)。その後、ヒアリング情報入出力制御部410がヒアリングサーバ10からシステムモデル情報を受信し(ステップ703)、ヒアリング画面制御部411へシステムモデル情報を渡す(ステップ704)。ヒアリング画面制御部411は、受信したシステムモデル情報を基にシステムモデル情報入力画面50を表示部に表示する。
顧客がシステムモデル番号を選択したら、ヒアリング画面制御部411は、システムモデル番号をヒアリング情報入出力制御部410へ渡し(ステップ705)、ヒアリング情報入出力制御部410は、このシステムモデル番号をヒアリングサーバ10へ送信する(ステップ706)。その後、ヒアリング情報入出力制御部410は、アリングサーバ10からヒアリング項目リストを受信する(ステップ707)。ヒアリング情報入出力制御部410は、受信したヒアリング項目リストをヒアリング画面制御部411へ渡す(ステップ708)。ヒアリング画面制御部411は、ヒアリング項目回答画面60を表示部に表示する。顧客によりヒアリング項目に入力がされると、ヒアリング画面制御部411は、この入力情報を元に設計情報テーブルを作成し、このテーブルの情報をヒアリング情報入出力制御部410へ渡し(ステップ709)、ヒアリング情報入出力制御部410は、このテーブルの情報をヒアリングサーバ10へ送信する(ステップ710)。上記データシーケンスにおいて、ヒアリング情報入出力制御部410はデータ変換を行わず、受け取った各データをそのまま他処理部へ転送する。
図13で送受信したシステムモデル情報及び、ヒアリング項目リスト、設計情報テーブルについて図14、15、16に沿って補足説明する。
システムモデル情報は図14に示すデータ構成となっており、システムモデル情報入力画面50の表示に必要なシステムモデル番号情報70300、想定ユーザ数70301、システム構成図パス70302の情報を格納したシステムモデル情報テーブル7030となる。また、この情報に加え、システム構成イメージ502に表示するjpgファイルを顧客入力端末上のシステムモデル情報テーブル7030に記載されたシステム構成図パスにファイル転送する。
ヒアリング項目リストは、図15に示すデータ構成となっている。顧客が選択したシステムモデルの番号情報70700を格納したシステムモデル情報ポインタテーブル7070には、このシステムモデルを構成するサーバOS、サーバアプリケーション、クライアントOS、クライアントアプリケーションの各情報をポインタで関連付けており(70701〜70704)、ポインタ参照先にはソフトウェア種別情報70710、製品番号情報70711、バージョン番号情報70712、エディション番号情報70713、サーバ種別情報70714の各情報を格納したソフトウェア種別テーブル7071が存在する。ソフトウェア種別テーブル7071上の各情報の用途は図6で記載したソフトウェア種別テーブル1140と同一とする。ソフトウェア種別テーブル7071はポインタ情報70715を保持しており、その参照先にはヒアリング項目の情報70721と、それに対応する項目番号情報70720を格納したヒアリング項目テーブル7072が存在する。
設計情報テーブルは図16に示すデータ構成となっている。顧客が選択したシステムモデル番号情報70910を格納したシステムモデル情報ポインタテーブル7091には、このシステムモデルを構成するサーバOS、サーバアプリケーション、クライアントOS、クライアントアプリケーションの各情報をポインタで関連付けており(70911〜70914)、ポインタ参照先にはソフトウェア種別情報70920、製品番号情報70921、バージョン番号情報70922、エディション番号情報70923、サーバ種別情報70924の各情報を格納したソフトウェア種別テーブル7092が存在する。ソフトウェア種別テーブル7092上の各情報の用途は図6で記載したソフトウェア種別テーブル1140と同一とする。ソフトウェア種別テーブル7092はポインタ情報70925を保持しており、その参照先にはヒアリングの回答結果として設定値情報70931と、それに対応する項目番号情報70930を格納したヒアリング項目テーブル7093が存在する。
顧客入力端末40上での処理フローを図17、18に示す。まず、初期画面として、システムモデル情報入力画面50を表示するために、システムモデル情報の要求701をヒアリング画面制御部411から出す(ステップ800)。システムモデル情報の要求702をヒアリング情報入出力制御部410からヒアリングサーバ10へ送信する(ステップ801)。ヒアリングサーバからのシステムモデル情報をヒアリング情報入出力制御部410で受信し、ヒアリング画面制御部411へ渡す(ステップ802)。ヒアリング画面制御部411では、システムモデル情報テーブル7030の先頭レコードを参照し(ステップ803)、システム構成図ファイルパス情報に従い(ステップ804)、指定されたパス70302上のjpgファイルをシステム構成イメージ502上に表示する(ステップ805)。また、想定ユーザ数情報70301を参照し、想定ユーザ数501上に表示する(ステップ806)。システムモデル番号が変更された場合、変更されたシステムモデル番号をシステムモデル情報テーブル7030から検索し(ステップ807)、合致したレコードのシステム構成ファイルパス情報70302と想定ユーザ数情報70301を参照し画面上に表示する(ステップ804〜ステップ806)。
最終的に選択ボタンが押下されれば、システムモデル番号をヒアリング情報入出力制御部410からヒアリングサーバ10へ送信する(ステップ808)。その後、ヒアリングサーバ10からのヒアリング項目リストをヒアリング情報入出力制御部410で受信し(ステップ809)、ヒアリング画面制御部411へ渡す。ヒアリング画面制御部411では、システムモデル情報ポインタテーブル7070のサーバOS情報ポインタ70701のポインタ参照先であるソフトウェア種別テーブル7071へ移動し、そのポインタ情報70715の参照先であるヒアリング項目テーブル7072まで移動する(ステップ810)。そして、ヒアリング項目テーブル7072上にある先頭レコードのヒアリング項目値70721と項番情報70720を参照し(ステップ811)、ヒアリング項目回答画面60上に表示する(ステップ812)。次への質問ボタン602が押下されたら、画面上に表示しているヒアリング項目テーブル70721のデータを入力された設定値へ置き換える(ステップ813)。その後、ヒアリング項目テーブル7072上の次レコード有無を確認し(ステップ814)、存在すれば次レコードへ移動し(ステップ815)、再度ヒアリング項目回答画面60上にヒアリング情報を表示する。次レコードが存在しない場合、システムモデル情報ポインタテーブル7070のサーバアプリケーション情報ポインタ70702へ移動する。
サーバアプリケーション情報ポインタ70702、クライアントOS情報ポインタ70703、クライアントアプリケーション情報ポインタ70704の参照先テーブルに対してもサーバOS情報ポインタ70701の参照先テーブルと同様にヒアリング項目値を参照し、順にヒアリング項目回答画面60上に表示していく。クライアントアプリケーション情報ポインタのヒアリング項目まで全て回答された時点で、ヒアリング項目値が設定値情報に全て置き換わるため、図16に示す設計情報テーブルとなる。
全てのヒアリング項目を入力し、次の質問移動ボタンが押下されたら、自動的にヒアリング処理を終了し、ヒアリング情報入出力制御部410からヒアリングサーバ10へ設計情報テーブルの情報を送信する(ステップ816)。
ヒアリングサーバ10での処理フローを図19、20、21、22に示し詳細を説明する。
顧客入力端末40からのシステムモデル情報の要求702をヒアリング情報入出力制御部110で受信したら(ステップ817)、ヒアリング項目検索処理部111でシステムモデル情報管理データベース115を参照する(ステップ818)。
ヒアリング項目検索処理部111は、システムモデル情報テーブル1150のポインタ以外の情報を全て(11500〜11502のデータ)をメモリ上に読み込み(ステップ819)、ヒアリング情報入出力制御部110へ渡す。ヒアリング情報入出力制御部110では渡された情報をシステムモデル情報として顧客入力端末40へ送信する(ステップ820)。送信後、システムモデル情報テーブル1150のシステム構成図パス情報11502を参照し(ステップ821)、各パスにあるシステム構成図のjpgファイルを顧客入力端末40上の同一パスへファイル転送する(ステップ822)。
顧客入力端末40からのシステムモデル番号情報をヒアリング情報入出力制御部110で受信したら(ステップ823)、システムモデル番号情報をキーとしてヒアリング項目検索処理部111でシステムモデル情報管理データベース115のシステムモデル情報テーブル1150からシステムモデル番号11500を検索する(ステップ824)。合致したレコードのポインタ情報11503を参照し、各種情報ポインタテーブル1151とこれにポインタで関連付けられたソフトウェア種別テーブル1152の情報を全てメモリ上に読み込む(ステップ825)。
その後、ヒアリング情報管理データベース114を参照し(ステップ826)、メモリ上の各種情報ポインタテーブル1151からサーバOS情報ポインタに関連付けられたソフトウェア種別テーブル1152の全情報(をキーにしてテーブルの検索を行う(ステップ827)。ソフトウェア種別情報11520、製品番号情報11521、バージョン番号情報11522、エディション番号情報11523、サーバ種別情報11524、サーバ台数情報11525が合致するテーブルがソフトウェア種別テーブル1140上に見つかれば(ステップ828)、そのテーブルのポインタに関連付けられたヒアリング項目テーブル1141の全情報をメモリ上に読み込み、メモリ上のソフトウェア種別テーブル1152にポインタを設定して参照先として関連付ける(ステップ830)。見つからなければ、次のレコードへ移動する(ステップ829)。
上記処理を、メモリ上のサーバアプリケーション情報ポインタ11511、クライアントOS情報ポインタ11512、クライアントアプリケーション情報ポインタ11513の各ポインタに関連付けられたソフトウェア種別テーブル1152に対しても実施し(ステップ831〜842)、ヒアリング項目リストを作成する。作成したヒアリング項目リストをヒアリング項目検索処理部111からヒアリング情報入出力制御部110へ渡し、顧客入力端末40へ送信する(ステップ843)。
顧客入力端末40からの設計情報テーブルをヒアリング情報入出力制御部110で受信したら(ステップ844)、設計情報出力制御部112からシミュレーションサーバ20へ送信し(ステップ845)、処理を終了する。
シミュレーションサーバ20における処理フローについて、図23〜33に沿って詳細を説明する。
まず、シミュレーションサーバ20で実施する処理概要をフローとして図23に記載する。ヒアリングサーバ10からの設計情報テーブルを、設計情報入力制御部210で受信し(ステップ900)、設計情報登録制御部211へ渡す。設計情報登録制御部211では、設計情報テーブルの情報を設計情報管理データベース220へ格納する(ステップ910)。その後、設計情報テーブルを設計情報入力制御部210から疑似環境構成管理部213へ渡する。疑似環境構成管理部213では、設計情報テーブルのシステムモデル番号情報をキーにして、システムモデル情報管理データベース220を検索する。システムモデル番号が合致したシステムモデル情報テーブル1150が見つかった場合、その参照結果を基に仮想OS環境を構築する(ステップ920)。その後、設定値情報登録制御部214でシステムモデル情報管理データベース220を参照し、ステップ910で格納した設定値情報をメモリ上に読み込む。メモリ上の設定値情報をキーとして、設定箇所定義情報管理データベース218を参照し、設定箇所情報21811を確認し、各設定値を仮想OS環境へ適用する(ステップ930)。
設定値の適用後、システムエラーログ収集制御部212からエラーログファイルパス管理データベース219を参照し、仮想OS環境上のエラーログファイルの収集を行う(ステップ940)。
最後に収集したエラーログファイルをシステム管理端末30へ送信し(ステップ950)、処理を終了する。
次に、疑似環境構成管理部213での疑似環境構築処理(ステップ920)の詳細フローについて図24〜28に記載する。
設計情報入力制御部210から設計情報テーブルを受信したら、システムモデル番号情報70910をキーとして、システムモデル情報管理データベース216を検索する(ステップ9200)。システムモデル番号情報11500がシステムモデル番号情報70910と合致したシステムモデル情報ポインタテーブル1150があれば(ステップ9201)、該当テーブル1150ポインタ情報11503の参照先テーブル1151へ移動し、サーバOS情報ポインタ情報11510の参照先テーブル1152に移動する(ステップ9203)。無ければ、次のレコードへ移動する(ステップ9202)。発見し移動後、OS環境構築処理(ステップ9204)を該当テーブル1152に記載されたサーバ台数11525分実施する。その後、クライアントOS情報ポインタ情報11512の参照先テーブル1152に移動し(ステップ9205)、同様にOS環境構築処理(ステップ9206)をクライアント台数11525分実施する。ここで、ステップ9204とステップ9206で実施する処理の内容は同じ内容とする。
その後、該当テーブル1151のサーバアプリケーション情報ポインタ11511の参照先テーブル1152に移動する(ステップ9207)。移動後、アプリケーション適用処理(ステップ9208)をサーバ台数11525分実施する。その後、クライアントアプリケーション情報ポインタ11513の参照先テーブル1152に移動し(ステップ9209)、同様にアプリケーション適用処理(ステップ9210)を台数分実施する。ここで、ステップ9208とステップ9210で実施する処理の内容は同じ内容とする。
OS環境構築処理ステップ9204、ステップ9206の詳細フローについて図25、26を用いて説明する。
OS環境構築処理ステップ9204、ステップ9206では、サーバOS情報ポインタ11510もしくは、クライアントOS情報ポインタ11512の参照先テーブルとなるソフトウェア種別テーブル1152の情報をメモリ上に読み込む(ステップ92040)。その後、メモリ上のソフトウェア種別情報11520、製品番号情報11521、バージョン番号情報11522、エディション番号情報11523、サーバ種別情報11524をキーにしてイメージファイルパス管理データベース217を検索する(ステップ92041)。ソフトウェア種別テーブル2170のソフトウェア種別情報217100、製品番号テーブル2171の製品番号情報21710、バージョン番号テーブル2172のバージョン番号情報21720、ファイルパス情報テーブル2173のエディション番号情報21730の順にテーブルを検索していき(ステップ92042〜92050)、各情報が一致するレコードのファイルパス情報21731をメモリ上に読み込む(ステップ92052)。
一般的な仮想化ソフトウェアでは、仮想OS環境のイメージファイルを特定のファイルパス上で管理しており、ファイルパス上にイメージファイルを置けば、自動的に仮想OS環境として認識される。
そのため、メモリ上に読み込んだファイルパス情報21731に基づき、イメージファイルを仮想化ソフトウェアが管理している特定のフォルダ上にファイルコピーする(ステップ92053)。
アプリケーション適用処理ステップ9208、ステップ9210の詳細フローについて、図27、28を用いて説明する。
アプリケーション適用処理ステップ9208、ステップ9210では、サーバアプリケーション情報ポインタ11511もしくは、クライアントアプリケーション情報ポインタ11513の参照先テーブルとなるソフトウェア種別テーブル1152の情報をメモリ上に読み込む(ステップ92080)。その後、メモリ上のソフトウェア種別情報11520、製品番号情報11521、バージョン番号情報11522、エディション番号情報11523、サーバ種別情報11524をキーにしてイメージファイルパス管理データベース217を検索する(ステップ92081)。ソフトウェア種別テーブル2170のソフトウェア種別情報217100、製品番号テーブル2171の製品番号情報21710、バージョン番号テーブル2172のバージョン番号情報21720、ファイルパス情報テーブル2173のエディション番号情報21730の順にテーブルを検索していき(ステップ92082〜92091)、各情報が一致するレコードのファイルパス情報をメモリ上に読み込む(ステップ92093)。
メモリ上のファイルパスにイメージファイルを仮想化ソフトウェア上にマウントし(ステップ92094)、各OS標準のコマンドを使用して、イメージファイルにアクセスする(ステップ92095)。その後、イメージファイル上のsetupコマンドを実行し、アプリケーションのインストール作業を行う(ステップ92096)。
次に設定値情報登録制御部214での設定値情報適用処理(図23、ステップ930)について、図29、30、31を用いて詳細フローを説明する。まず、設計情報管理データベース220を参照し、設計情報テーブルをメモリ上に読み込み、サーバOS情報ポインタ70911の参照先テーブル7092に移動し(ステップ9300)、設定値適用処理(ステップ9301)を構築した仮想OSサーバ台数分実行する。その後、サーバアプリケーション情報ポインタ70912、クライアントOS情報ポインタ70913、クライアントアプリケーション情報ポインタ70914の参照先テーブル7092に対しても、動揺な設定値適用処理(ステップ9302〜9307)を実行する。
設定値適用処理ステップ9301、ステップ9303、ステップ9305、ステップ9307の詳細フローを図30、31に記載する。まず、ソフトウェア種別情報70920、製品番号情報70921、バージョン番号情報70922、エディション番号情報70923、サーバ種別情報70924及び、ポインタ参照先にある設定値情報70931をメモリ上に読み込み(ステップ93010)、ソフトウェア種別情報70920、製品番号情報70921、バージョン番号情報70922、エディション番号情報70923、サーバ種別情報70924をキーとして設定箇所定義情報管理データベース218のソフトウェア種別テーブル2180を検索する(ステップ93011)。これらの情報と合致するソフトウェア種別テーブル2180が見つかった場合(ステップ93012)、該当テーブルのポインタ情報21805の参照先にある設定箇所情報テーブル2181に移動し、メモリ上の項番70930の情報をキーとして項目番号情報21810を検索する。ソフトウェア種別テーブル2180が見つからなかった場合、次のテーブルへ移動する(ステップ93013)。項番情報が合致するレコードが見つかったら(ステップ93015)、設定箇所定義情報管理データベース218にある設定箇所情報21811をメモリ上に読み込む(ステップ93017)。合致するレコードが見つからなかった場合、次のレコードへ移動する(ステップ93016)。
その後、設定値テーブル7093に次のレコードがあれば(ステップ93018)、ステップ93014の処理へ戻り、レコードがなければ、メモリ上のソフトウェア種別情報70920、製品番号情報70921、バージョン番号情報70922、エディション番号情報70923、サーバ種別情報70924をキーとしてイメージファイルパス管理データベース217を検索する(ステップ93019)。合致したレコードがあれば(ステップ93020)、ポインタの参照先テーブルとなっているファイルパス情報テーブル2173に移動し、IPアドレス情報21732をメモリ上に読み込む(ステップ93022)。
そして、メモリ上のIPアドレスに対して、各OS標準のターミナルサービスコマンドを使用してリモート接続する(ステップ93023)。接続後、メモリ上の設定箇所情報2181に従い、設定値を適用する(ステップ93024)。メモリ上の設定値情報70931全てを適用したら(ステップ93026)、処理を終了し、残りの設定値情報70931がある場合は、設定適用処理(ステップ93024)を繰り返し実施する。
次に、システムエラーログ収集制御部212でのログファイル収集処理(図23、ステップ940)における詳細フローを図32、33を用いて説明する。システムエラーログ収集制御部212では、まず、設計情報管理データベース220を参照し、サーバOS情報ポインタ70911の参照先テーブル7092に移動する(ステップ9400)。その後、エラーログ収集処理(9401)を実行する。エラーログ収集処理(ステップ9401)が終了後、サーバアプリケーション情報ポインタ70912、クライアントOS情報ポインタ70913、クライアントアプリケーション情報ポインタ70914の各参照先テーブル7092に移動し、順にエラーログ収集処理を実行する(ステップ9402〜9407)。
エラーログ収集処理ステップ9401、ステップ9403、ステップ9405、ステップ9407の詳細フローを図33に記載する。エラーログ収集処理ステップ9401、ステップ9403、ステップ9405、ステップ9407では、まず、ソフトウェア種別情報70920、製品番号情報70921、バージョン番号情報70922、エディション番号情報70923、サーバ種別情報70924をメモリ上に読み込み(ステップ94010)、これらの値をキーとして、エラーログファイルパス管理データベース219のソフトウェア種別テーブル2190を検索する(ステップ94011)。合致したレコードが見つかったら(ステップ94012)、該当レコードのポインタ参照先テーブル2191へ移動し、エラーログファイルパスのリスト情報をメモリ上に読み込む(ステップ94014)。
その後、メモリ上のソフトウェア種別情報70920、製品番号情報70921、バージョン番号情報70922、エディション番号情報70923、サーバ種別情報70924をキーとしてイメージファイルパス管理データベース217を検索し(ステップ94015)、合致したレコードがあれば(ステップ94016)、ポインタの参照先テーブルとなっているファイルパス情報テーブル2173に移動し、IPアドレス情報21732をメモリ上に読み込み、メモリ上のIPアドレスに対して、各OS標準のターミナルサービスコマンドを使用してリモート接続する(ステップ94018)。接続後、各OS標準のファイル操作コマンドを利用してエラーログファイルを収集する。
収集したエラーログファイルはシステムエラーログ収集制御部212からシステム管理端末へファイル転送する(ステップ94019)。
次に、システム管理端末30から事前情報を登録する際の入力画面について、図34〜41を用いて説明する。
まず、システム管理端末から事前情報を登録する際の初期画面は図34の構成となる。大きく分けて、システムモデル情報3100、使用済み製品番号確認ボタン3101、サーバOS情報登録画面3102、サーバアプリケーション登録画面3103、次へボタン3104で構成される。
システムモデル情報3100は、モデル番号を入力するシステムモデル番号31000、モデルに対応したユーザ数を入力する想定ユーザ数31001、システム構成図のjpgファイルのファイルパスを入力するシステム構成図ファイル31002で構成される。
サーバOS情報登録画面3102は、モデルを構成するサーバの製品番号入力欄310200とバージョン番号入力欄310201、エディション番号入力欄310202、サーバ台数入力欄310203で構成されたサーバ情報入力欄31020と、エディション番号のリストを確認するエディション番号確認ボタン31021、ヒアリング項目を定義するためのヒアリング項目定義ボタン31022、各ソフトウェア製品の設定箇所を定義するための設定箇所定義ボタン31023、エラーファイルパスを登録するためのエラーファイルパス定義ボタン31024、イメージファイルのパスを登録するためのイメージファイルパス定義ボタン31025から構成される。
サーバアプリケーション情報登録画面3103の画面構成はサーバOS情報登録画面3102と同一内容とする(31030〜31035)。
初期画面上で各項目を入力後、図35に示すクライアント構成情報の登録画面が表示される。クライアント構成情報の登録画面は、クライアントOS情報登録画面3105と、クライアントアプリケーション情報登録画面3106、登録ボタン3107で構成され、クライアントOS情報登録画面3105と、クライアントアプリケーション情報登録画面3106は夫々サーバOS情報登録画面3102と同一の画面構成とする(31050〜31065)。
クライアント構成情報登録画面上で登録ボタン3107を押下すると、入力した画面が登録される。
サーバOS情報登録画面3102上で使用済み製品番号確認ボタン3101を押下すると、図36に示す使用済み製品番号画面3108が表示され、この時点で使用されている製品番号のリストが表示される。
サーバOS情報登録画面3102、サーバアプリケーション情報登録画面3103、クライアントOS情報登録画面3105、クライアントアプリケーション情報登録画面3106の各画面上で、エディション番号確認ボタンを押下すると、図37に示すエディション番号情報表示画面3109が表示される。エディション番号情報表示画面3109は各OS製品のエディション情報31090と、アーキテクチャ情報31091、これに対応したエディション番号31092で構成される。
サーバOS情報登録画面3102、サーバアプリケーション情報登録画面3103、クライアントOS情報登録画面3105、クライアントアプリケーション情報登録画面3106の各画面上で、エラーファイルパス定義ボタンを押下すると、図38に示すエラーログファイルパス登録画面3110が表示される。エラーログファイルパス登録画面3110は、エラーログファイルパスの入力欄31100と、各情報登録画面へ戻るための戻るボタン311010、入力した情報を登録するための登録ボタン31102で構成される。
サーバOS情報登録画面3102、サーバアプリケーション情報登録画面3103、クライアントOS情報登録画面3105、クライアントアプリケーション情報登録画面3106の各画面上で、設定箇所定義ボタンを押下すると、図39に示す設定箇所定義情報登録画面3111が表示される。設定箇所定義情報登録画面3111は設定箇所の入力欄31110と、各情報登録画面へ戻るための戻るボタン31111、入力した情報を登録するための登録ボタン31112で構成される。
サーバOS情報登録画面3102、サーバアプリケーション情報登録画面3103、クライアントOS情報登録画面3105、クライアントアプリケーション情報登録画面3106の各画面上で、ヒアリング項目定義ボタンを押下すると、図40に示すヒアリング項目情報登録画面3112が表示される。ヒアリング項目情報登録画面3112はヒアリング項目の入力欄31120と、各情報登録画面へ戻るための戻るボタン31121、入力した情報を登録するための登録ボタン31122で構成される。
サーバOS情報登録画面3102、サーバアプリケーション情報登録画面3103、クライアントOS情報登録画面3105、クライアントアプリケーション情報登録画面3106の各画面上で、イメージファイルパス定義ボタンを押下すると、図41に示すイメージファイルパス情報登録画面3113が表示される。イメージファイルパス情報登録画面3113はファイルパスの入力欄31130と、各情報登録画面へ戻るための戻るボタン31131、入力した情報を登録するための登録ボタン31132で構成される。
次に、システム管理端末30の処理フローを図42、43、44に示す。
まず、初期画面として、情報登録画面制御部310からサーバOS情報登録画面3102、サーバアプリケーション情報登録画面3103を表示する(ステップ91000)。使用済み製品番号確認ボタンが押下されると、使用済み製品番号管理データベース313を参照し、全ての使用済み製品番号情報をメモリ上に読み込み(ステップ91001)、使用済み製品番号表示画面3108上に表示する(ステップ91002)。尚、システム管理端末30上の使用済み製品番号管理データベース313のデータ構成は図36の構成と同じものとする。その後、サーバOS情報登録画面3101と、サーバアプリケーション情報登録画面3102に戻り(ステップ91003)、情報登録処理(ステップ91004、ステップ91005)を実行する。続けて、次へボタン3104が押下されたら、クライアントOS情報登録画面3105、クライアントアプリケーション情報登録画面3106を表示し(ステップ91006)、情報登録処理(ステップ91007、ステップ91008)を実行する。その後、登録ボタン3107が押下されたら、事前登録情報作成処理部311へ入力された全情報を渡し、ヒアリング情報管理データベース114への登録情報と、システムモデル情報管理データベース115、システムモデル情報管理データベース216への登録情報、イメージファイルパス管理データベース217への登録情報、設定箇所定義情報管理データベース218への登録情報、エラーログファイルパス管理データベース219への登録情報を夫々作成する。この時作成するテーブルは各データベース上のデータ構成と同一の内容とする(ステップ91009)。
その後、事前情報出力制御部312から作成した各テーブル情報をヒアリングサーバ10の事前情報登録制御部113と、シミュレーションサーバ20の事前登録制御部215へ送信する(ステップ91010)。
最後に、図43、44にて、情報登録処理(ステップ91004、ステップ91005、ステップ91007、ステップ91008)で共通して実施する処理フローを説明する。
各情報登録画面上で、エディション番号確認ボタンが押下されたら、エディション番号情報画面を表示する(ステップ910030)。このとき表示する画面の情報はjpgの画像ファイルとし、特定のファイルパス上に配置しておく。ヒアリング項目定義ボタンが押下されたら、ヒアリング項目情報登録画面3112を表示し(ステップ910031)、登録ボタン31122が押下されれば、メモリ上に入力値を読み込み(ステップ910032)、再度ヒアリング項目情報登録画面3112を表示する。戻るボタン31121が押下されれば、各情報登録画面を表示する(ステップ910033)。
各情報登録画面上で、設定箇所定義ボタンが押下されたら、設定箇所定義情報登録画面3111を表示し(ステップ910034)、登録ボタン31112が押下されれば、メモリ上に入力値を読み込み(ステップ910035)、再度設定箇所定義情報登録画面3111を表示する。戻るボタン31111が押下されれば、各情報登録画面を表示する(ステップ910036)。
各情報登録画面上で、エラーファイルパス定義ボタンが押下されたら、エラーログファイルパス登録画面3110を表示し(ステップ910037)、登録ボタン31102が押下されれば、メモリ上に入力値を読み込み(ステップ910038)、再度エラーログファイルパス登録画面3110を表示する。戻るボタン31101が押下されれば、各情報登録画面を表示する(ステップ910039)。
各情報登録画面上で、イメージファイルパス定義ボタンが押下されたら、イメージファイルパス情報登録画面3113を表示し(ステップ910040)、登録ボタン31132が押下されれば、メモリ上に入力値を読み込み(ステップ910041)、再度イメージファイルパス情報登録画面3113を表示する。戻るボタン31131が押下されれば、各情報登録画面を表示する(ステップ910042)。
その後、サーバOS情報登録画面3102、サーバアプリケーション情報登録画面3103で次へボタンもしくは、クライアントOS情報登録画面3105、クライアントアプリケーション情報登録画面3106で登録ボタンが押下されれば、使用済み製品番号管理データベースに入力された製品番号情報を登録する(ステップ910043)。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、上記実施形態によれば、上記問題点を改善するために、顧客の要件に沿ったヒアリング作業をシステム的に提供し、擬似環境構築を実施することで、顧客へ擬似的にサービスを提供することができる。これにより、顧客の要件を各サーバ製品で実装した場合のサービス提供形態を理解してもらうことが可能となり、要件定義フェーズにおける顧客との意識差異を回避することが可能となる。また、上記の擬似環境提供システムを利用することにより、要件定義の意識差異による顧客のイメージされる機能と、実際のシステムが提供する機能における差異が生じる可能性を回避することが可能となる。また、利用した顧客はサービスの提供イメージを体験することが出来るため、より詳細な顧客要件を聞き出すことが可能となる。
1…疑似環境提供システム、10…ヒアリングサーバ、100…記憶部、110…ヒアリング情報入出力制御部、111…ヒアリング項目検索処理部、112…設計情報出力制御部、113…事前情報登録制御部、114…ヒアリング情報管理データベース、115…システムモデル情報管理データベース、120…制御部、130…ネットワークインターフェース部、20…シミュレーションサーバ、200…記憶部、210…設計情報入力制御部、211…設計情報登録制御部、212…システムエラーログ収集制御部、213…疑似環境構成管理部、214…設計値情報登録制御部、215…事前登録制御部、216…システムモデル情報管理データベース、217…イメージファイルパス管理データベース、218…設定箇所定義情報管理データベース、219…エラーログファイルパス管理データベース、220…設計情報管理データベース、230…制御部、240…ネットワークインターフェース部、30…システム管理端末、300…記憶部、310…情報登録画面制御部、311…事前登録情報作成処理部、312…事前情報出力制御部、313…使用済み製品番号管理データベース、320…制御部、330…ネットワークインターフェース部、40…顧客入力端末、400…記憶部、410…ヒアリング情報入出力制御部、411…ヒアリング画面制御部、420…制御部、430…ネットワークインターフェース部。

Claims (1)

  1. 何らかの業務システムを設計する際に要件確認するための質問事項の情報(以下、ヒアリング情報)から、実際の業務システムに類似した擬似環境を構築する擬似環境提供システムであって、
    システムモデル情報をデータベースとして保持し、擬似環境を構築するためのイメージファイルパス情報をデータベースとして保持し、
    各環境における設定箇所の定義情報をデータベースとして保持し、
    各議事環境上で収集するエラーログファイルのパス情報をデータベースとして保持し、少なくともGUI画面上からのヒアリング情報入力手段と、
    入力された情報から設計情報データを作成する手段と、
    作成した設計情報データを送信する手段と、
    設計情報データから仮想OS環境を構築する手段と、構築した仮想OS環境へ設定値を適用する手段と、
    構築した仮想OS環境からシステムエラーログを収集する手段と、
    仮想OS環境を構築するためのイメージファイルを検索する手段とを有する、
    ことを特徴とする擬似環境提供システム。
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