JP2011085842A - 光変調器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極間隔を狭くすることが可能な光変調器を提供する。
【解決手段】光変調器10は、基板1と、電極2,5,6と、クラッド3と、コア42,43とを備える。電極2は、基板1上に形成され、クラッド3は、電極2上に形成される。コア42,43の各々は、クラッド3中に形成される。コア42は、Si薄膜421、ポリマ薄膜422およびSi薄膜423を基板1に垂直な方向へ積層した構造からなる。コア43は、Si薄膜431、ポリマ薄膜432およびSi薄膜433を基板1に垂直な方向へ積層した構造からなる。電極5は、Si薄膜423に接して形成され、電極6は、Si薄膜433に接して形成される。コア42,43の厚みは、100nmよりも薄い。
【選択図】図3

Description

この発明は、光変調器に関し、特に、光を基板に垂直な方向に閉じ込めた光変調器に関するものである。
従来、基板に垂直な方向に導波光を遷移させるポリマ光変調器が知られている(非特許文献1)。このポリマ光変調器は、ゾルゲルガラスからなる第1のコアと、ゾルゲルガラスからなるクラッドと、電気光学ポリマからなる第2および第3のコアと、底部電極と、上部電極とを備える。
第1のコアは、クラッド中に配置され、2個のY型分岐を有するマッハツェンダー型の導波路構造からなる。底部電極は、マッハツェンダー型の導波路構造において、第1のコアの分岐した2個の導波路に対向して2個の導波路の下側に配置される。
第2のコアは、マッハツェンダー型の導波路構造において、第1のコアの分岐した2個の導波路のうちの一方の導波路に接して一方の導波路上に配置される。
第3のコアは、マッハツェンダー型の導波路構造において、第1のコアの分岐した2個の導波路のうちの他方の導波路に接して他方の導波路上に配置される。
第1の上部電極は、マッハツェンダー型の導波路構造において、第1のコアの分岐した2個の導波路に対向して2個の導波路と第2および第3のコアとの上側に配置される。
そして、第1のコアは、クラッドの屈折率よりも大きい屈折率を有し、第2および第3のコアは、第1のコアの屈折率よりも大きく、かつ、相互に同じ屈折率を有する。
このポリマ変調器においては、導波光が第1のコアの一方端からポリマ変調器に入射すると、導波光は、第1のコアの直線部分を伝搬し、1個目のY型分岐によって第1のコアの2個の導波路へ分岐される。その後、導波光は、2個の導波路において、第1のコアから第2および第3のコアへと基板に垂直な方向へ遷移しながら2個の導波路中を伝搬する。
そして、上部電極と底部電極とによって2個の導波路の部分に電圧が印加されていない場合、2個の導波路中を伝搬する2個の導波光は、相互に同じ位相を有し、2個目のY分岐の部分で強め合って合成され、第1のコア中を伝搬して出射される。
一方、上部電極と底部電極とによって2個の導波路の部分に電圧が印加されている場合、2個の導波路中を伝搬する2個の導波光は、相互に180°だけ異なる位相を有し、2個目のY分岐の部分で弱め合って合成される。
このように、従来のポリマ変調器は、マッハツェンダー型の導波路構造において基板に垂直な方向に導波光を遷移させながら光を変調する。
Y. Enami, D. Mathine, C. T. DeRose, and R. A. Norwood, "Hybrid cross-linkable polymer/sol-gel waveguide modulators with 0.65V half wave voltage at 1550nm," Applied Physics Letters 91, 093505, 2007.
しかし、従来のポリマ変調器においては、第2および第3のコアからクラッドへの光の染み出し量が多い。そして、第2および第3のコアの厚みを薄くすると、光の第2および第3のコアへの閉じ込め効果が減少するため、底部電極と上部電極との電極間隔を狭くすることが困難であるという問題がある。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、電極間隔を狭くすることが可能な光変調器を提供することである。
この発明によれば、光変調器は、基板と、底部電極と、クラッドと、第1から第4のコアと、第1および第2の上部電極とを備える。底部電極は、基板の一主面に形成される。クラッドは、基板上に形成され、ゾルゲルガラスからなる。第1のコアは、基板の表面に略平行にクラッド中に配置され、Y型に分岐した形状からなる。第2のコアは、基板の表面に略平行にクラッド中に配置され、Y型に分岐した形状からなる。第3のコアは、基板の表面に略平行にクラッド中に配置され、第1のコアのY型に分岐した一方の分岐部分と第2のコアのY型に分岐した一方の分岐部分との間に接続される。第4のコアは、基板の表面に略平行にクラッド中に配置され、第1のコアのY型に分岐した他方の分岐部分と第2のコアのY型に分岐した他方の分岐部分との間に接続される。第1の上部電極は、基板の法線方向において、第3のコアに接して第3のコア上に配置される。第2の上部電極は、基板の法線方向において、第4のコアに接して第4のコア上に配置される。そして、第2のコアは、光の進行方向に垂直な方向の軸に対して第1のコアと対称に配置されている。また、第3および第4のコアの各々は、第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有する層が基板の法線方向から第1の屈折率を有する2つの層によって挟み込まれ、かつ、光が2つの層間に閉じ込められる構造からなる。
好ましくは、第3および第4のコアの各々は、第1から第3の薄膜を含む。第1の薄膜は、底部電極上に形成され、第1の屈折率を有する。第2の薄膜は、第1の薄膜に接して第1の薄膜上に形成され、第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有する。第3の薄膜は、第2の薄膜に接して第2の薄膜上に形成され、第1の屈折率を有する。第1の上部電極は、第3のコアの第3の薄膜に接して第3の薄膜上に配置されている。第2の上部電極は、第4のコアの第3の薄膜に接して第3の薄膜上に配置されている。
好ましくは、第3および第4のコアの各々の厚みは、100nmよりも薄い。
好ましくは、第2の薄膜は、電気光学ポリマからなる。
好ましくは、第1および第3の薄膜の各々は、TiOからなる。
好ましくは、第1および第2のコアの各々は、ゾルゲルガラスからなる。
好ましくは、第1の上部電極は、第2の上部電極に印加される電圧と逆極性の電圧が印加される。
この発明による光変調器においては、電圧が印加される第3および第4のコアの各々は、第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有する層が基板の法線方向から第1の屈折率を有する2つの層によって挟み込まれ、かつ、光が2つの層間に閉じ込められる構造からなる。その結果、第1の屈折率を有する層の膜厚と第2の屈折率を有する層の膜厚とを薄膜化しても光が2つの層間に閉じ込められる。
したがって、この発明によれば、底部電極と第1および第2の上部電極との電極間隔を狭くできる。
この発明の実施の形態による光変調器の斜視図である。 図1に示すA方向から見たコアの平面図である。 図1に示す線III−III間における光変調器の断面図である。 図1に示すB方向から見たコアの側面図である。 図1に示す光変調器の製造方法を説明するための第1の工程図である。 図1に示す光変調器の製造方法を説明するための第2の工程図である。 図1に示す光変調器の製造方法を説明するための第3の工程図である。 図1に示す光変調器の製造方法を説明するための第4の工程図である。 図6に示す工程(f)の詳細な工程を説明するための第1のサブ工程図である。 図6に示す工程(f)の詳細な工程を説明するための第2のサブ工程図である。 図6に示す工程(f)の詳細な工程を説明するための第3のサブ工程図である。 光変調器の動作を説明するための模式図である。 コアの近傍の拡大断面図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による光変調器の斜視図である。図1を参照して、この発明の実施の形態による光変調器10は、基板1と、電極2,5,6と、クラッド3と、コア4とを備える。
光変調器10は、略長方形の平面形状を有する。基板1は、シリコン基板11と、酸化シリコン(SiO)膜12とからなる。SiO膜12は、6μmの厚みを有し、シリコン基板11の一主面に形成される。
電極2は、たとえば、チタン(Ti)/金(Au)/チタン(Ti)の多層膜からなり、基板1のSiO膜12上に形成される。そして、2つのTiの各々は、12.5nmの厚みを有し、Auは、100nmの厚みを有する。したがって、電極2は、全体で125nmの厚みを有する。このように、電極2をTiとAuとの多層膜によって構成することによって、電極2とSiO膜12との接着性を向上させることができる。
クラッド3は、たとえば、3−(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレート(MAPTMS:Methacryloyloxy propyltrimethoxysilane)を主成分とするゾルゲルガラスからなり、電極2上に形成される。そして、クラッド3は、1550nmの波長に対して1.487の屈折率を有する。
コア4は、たとえば、MAPTMSを主成分とするゾルゲルガラスと、ポリメチルメタアクリレート(PMMA:Poly−methyl methacrylate)を主成分とする電気光学ポリマと、ゾルゲルTiOとからなり、クラッド3中において光変調器10の長さ方向DR1に沿って基板1に略平行に配置される。
そして、コア4は、6〜8μmの幅および3〜4μmの厚みを有する。また、コア4は、端面4Aがクラッド3の端面3Aに一致し、端面4Bがクラッド3の端面3Bに一致する。
電極5は、たとえば、Auからなり、コア4の一部に接してコア4の一部の上に配置される。電極6は、たとえば、Auからなり、コア4の他の一部に接してコア4の他の一部の上に配置される。
図2は、図1に示すA方向から見たコア4の平面図である。図2を参照して、コア4は、コア41〜44からなる。コア41,44の各々は、Y型に分岐した平面形状からなる。そして、コア41,44の各々は、ゾルゲルガラスとゾルゲルTiOとからなる。この場合、ゾルゲルガラスは、1.48の屈折率を有し、ゾルゲルTiOは、2.1の屈折率を有する。
コア44は、光の進行方向(すなわち、光変調器10の長さ方向DR1)に垂直な方向の軸AXに対してコア41と対称に配置される。
コア42は、直線形状からなり、コア41のY型に分岐した一方の分岐部分411と、コア44のY型に分岐した一方の分岐部分441とに接続される。
コア43は、直線形状からなり、コア41のY型に分岐した他方の分岐部分412と、コア44のY型に分岐した他方の分岐部分442とに接続される。
このように、コア4は、マッハツェンダ型の導波路からなる。
図3は、図1に示す線III−III間における光変調器10の断面図である。図3を参照して、電極2は、基板1のSiO膜12に接してSiO膜12上に配置される。
コア42は、ゾルゲルガラス421,425と、ゾルゲルTiO422,424と、ポリマ薄膜423とからなる。
ゾルゲルガラス421は、クラッド3の一部からなり、電極2に接して電極2上に形成される。ゾルゲルTiO422は、2.1の屈折率を有し、ゾルゲルガラス421に接してゾルゲルガラス421上に形成される。ポリマ薄膜423は、1.6の屈折率を有し、ゾルゲルTiO422に接してゾルゲルTiO422上に形成される。そして、ポリマ薄膜423は、PMMAを主成分とする電気光学ポリマからなる。
ゾルゲルTiO424は、2.1の屈折率を有し、ポリマ薄膜423に接してポリマ薄膜423上に形成される。ゾルゲルガラス425は、ゾルゲルTiO424に接してゾルゲルTiO424上に形成される。
ゾルゲルガラス421の膜厚は、175nmであり、ゾルゲルTiO422の膜厚は、50nmであり、ポリマ薄膜423の膜厚は、50nmであり、ゾルゲルTiO424の膜厚は、50nmであり、ゾルゲルガラス425の膜厚は、200nmである。
そして、ゾルゲルTiO422、ポリマ薄膜423、およびゾルゲルTiO424の幅は、4μmである。
コア43は、ゾルゲルガラス431,435と、ゾルゲルTiO432,434と、ポリマ薄膜433とからなる。
ゾルゲルガラス431は、クラッド3の一部からなり、電極2に接して電極2上に形成される。ゾルゲルTiO432は、2.1の屈折率を有し、ゾルゲルガラス431に接してゾルゲルガラス431上に形成される。ポリマ薄膜433は、1.6の屈折率を有し、ゾルゲルTiO432に接してゾルゲルTiO432上に形成される。そして、ポリマ薄膜433は、PMMAを主成分とする電気光学ポリマからなる。
ゾルゲルTiO434は、2.1の屈折率を有し、ポリマ薄膜433に接してポリマ薄膜433上に形成される。ゾルゲルガラス435は、ゾルゲルTiO434に接してゾルゲルTiO434上に形成される。
ゾルゲルガラス431の膜厚は、175nmであり、ゾルゲルTiO432の膜厚は、50nmであり、ポリマ薄膜433の膜厚は、50nmであり、ゾルゲルTiO434の膜厚は、50nmであり、ゾルゲルガラス435の膜厚は、200nmである。
そして、ゾルゲルTiO432、ポリマ薄膜433、およびゾルゲルTiO434の幅は、4μmである。
このように、コア42は、基板1の法線方向からポリマ薄膜423を2つのゾルゲルTiO422,424によって挟み込んだ構造からなる。また、コア43は、基板1の法線方向からポリマ薄膜433を2つのゾルゲルTiO432,434によって挟み込んだ構造からなる。
したがって、コア42,43は、相互に同じ構造からなる。
図4は、図1に示すB方向から見たコア42の側面図である。図4を参照して、ポリマ薄膜423は、光変調器10の長さ方向DR1において、ゾルゲルTiO422中に埋め込まれており、その両端がテーパ構造になっている。
なお、ポリマ薄膜423が形成されていない部分におけるTiO422の膜厚は、100nmである。
また、コア43の側面図も、図4に示すコア42の側面図と同じ側面図からなる。
図5から図8は、それぞれ、図1に示す光変調器10の製造方法を説明するための第1から第4の工程図である。
図5を参照して、光変調器10の製造が開始されると、酸素(O)ガスを用いてシリコン基板11を1000℃の温度で酸化し、シリコン基板11の一主面にSiO膜12を形成する。これによって、基板1が作製される(工程(a)参照)。
その後、Ti/Au/Tiの多層膜をSiO膜12上に蒸着して電極2をSiO膜12上に形成する(工程(b)参照)。
引き続いて、MAPTMSとZrPO(zirconium(IV)−n−propoxide)とのモル比MAPTMS/ZrPOを95%/5%に設定したゾルゲルシリカ溶液を作製し、その作製したゾルゲルシリカ溶液をスピンコートによって電極2上に塗布する。この場合、塗布したゾルゲルシリカ溶液の厚みは、クラッド3の厚みに相当する厚みである。
そして、150℃の温度で1時間、ゾルゲルシリカ溶液をベーキングしてゾルゲルガラス21を電極2上に形成する(工程(c)参照)。
図6を参照して、工程(c)の後、水銀ランプのi線(波長365nm)からなるUV光をマスク22を介してゾルゲルガラス21に照射する。この場合、マスク22は、ガラス221と、クロム(Cr)膜222とからなる。そして、Cr膜222は、ガラス221の一主面221Aに形成されている。また、Cr膜222は、i線からなるUV光を遮断する。さらに、UV光の照射強度は、11mW/cmであり、照射時間は、10分間である。これによって、ゾルゲルシリカ21の一部分211以外の部分にUV光が照射される(工程(d)参照)。
そして、ゾルゲルシリカ21の一部分211をウエットエッチングによって除去し、コア4が形成されるクラッド3の領域に穴23を形成する(工程(e)参照)。これによって、クラッド3が形成される。この場合、ウエットエッチングは、試料をイソプロピルアルコール中に30秒〜1分の間、浸漬することによって行なわれる。
その後、コア4を穴23中に形成する(工程(f)参照)。
図7を参照して、工程(f)の後、Auをスパッタリングし、試料の全面にAu薄膜30を形成する(工程(g)参照)。
そして、フォトレジスト40をAu薄膜30の全面にスピンコートによって塗布する。その後、その塗布したフォトレジスト40にマスク24を用いてUV光を照射する(工程(h)参照)。この場合、マスク24は、ガラス241と、Cr膜242,243とからなる。そして、Cr膜242,243は、ガラス241の一主面241Aに形成されている。UV光を照射した後、フォトレジスト40をパターンニングする。
そうすると、フォトレジスト40のうち、UV光が照射された部分を除去し、レジストパターン31,32を形成する(工程(i)参照)。
引き続いて、2.5gの沃素と、5.0gの沃化カリウムとの水溶液によってAu薄膜30をエッチングし、コア4上にそれぞれ電極5,6を形成する。
そして、試料をガラス遷移温度(例えば、150℃)に加熱した状態で、ポリマ薄膜423,433へ印加される電界が100〜150V/μmとなる電圧を電極2と電極5,6との間に印加する。その後、電圧を印加した状態で試料を冷却する。これによって、光変調器10が完成する(工程(j)参照)。
図9から図11は、それぞれ、図6に示す工程(f)の詳細な工程を説明するための第1から第3のサブ工程図である。
なお、図9から図11は、コア4のうち、コア41,42,44の部分を作製する工程を示すが、実際には、コア42の作製と同時にコア43の部分も作製される。
図9を参照して、工程(e)の後、クラッド3の一部分からなるゾルゲルガラス421上にゾルゲルTiO溶液をスピンコートに塗布し、その塗布したゾルゲルTiO溶液を425℃で1時間加熱する。これによって、100nmのゾルゲルTiO25が形成される(サブ工程(f1)参照)。
そして、フォトレジスト26をゾルゲルTiO25上にスピンコートによって塗布し(サブ工程(f2)参照)、グレースケールマスク27を介してUV光をフォトレジスト26に照射する(サブ工程(f3)参照)。この場合、グレースケールマスク27のうち、部分271,275は、UV光を透過せず、部分272,274は、UV光の一部を透過し、部分273は、UV光の全体を透過する。
図10を参照して、サブ工程(f3)の後、フォトレジスト26をデベロッピングし、レジストパターン28を形成する(サブ工程(f4)参照)。
そして、レジストパターン28をマスクとして用い、CF+Oガスを用いた反応性イオンエッチングによってゾルゲルTiO25をエッチングする(サブ工程(f5)参照)。この場合、試料の温度は、25℃であり、エッチング深さは、50nmである。
その後、レジストパターン28を除去すると、ゾルゲルTiO422が形成される(サブ工程(f6)参照)。
図11を参照して、サブ工程(f6)の後、ゾルゲルTiO422の凹部に、PMMAにクロモフォアをドープした電気光学ポリマ溶液(溶媒:たとえば、サイクロペンタノン)をスピンコートによって塗布する。そして、電気光学ポリマ溶液を真空オーブンで80℃の温度に8時間以上加熱する。これによって、ポリマ薄膜423が、ゾルゲルTiO422中に形成される(サブ工程(f7)参照)。
その後、ゾルゲルTiO溶液をスピンコートによってゾルゲルTiO422およびポリマ薄膜423上に塗布する。そして、ゾルゲルTiO溶液を真空オーブン中で140〜200℃の温度で1時間加熱する。これによって、ゾルゲルTiO424が形成される(サブ工程(f8)参照)。
引き続いて、ゾルゲルガラスカ溶液をスピンコートによってゾルゲルTiO424上に塗布し、その塗布したゾルゲルガラス溶液を真空オーブン中で150℃の温度で1時間加熱する。これによって、ゾルゲルガラス425が形成される(サブ工程(f9)参照)。
これによって、工程(f)が終了する。
図12は、光変調器10の動作を説明するための模式図である。図12を参照して、電圧が電極5,6に印加されていない場合、コア4の端面4Aから入射した光は、コア41中を直進し、その後、コア31の分岐部分411,412へ分岐される。
そして、分岐部分411へ分岐された光は、分岐部分411を進行し、コア42中を進行する。また、分岐部分412へ分岐された光は、分岐部分412を進行し、コア43中を進行する。
その後、コア42中を進行した光は、コア44の分岐部分441を進行し、コア43中を進行した光は、コア44の分岐部分442を進行する。
そうすると、分岐部分441を進行した光は、分岐部分441と分岐部分442との接続部で分岐部分442を進行した光と強め合って合成される。その後、合成された光は、コア44中を進行し、光変調器10の外部へ放射される(図12の(a)参照)。
一方、電圧が電極5,6に印加されている場合、コア42を通過して分岐部分441を進行する光の位相は、コア43を通過して分岐部分442を進行する光の位相と180°異なる。
その結果、分岐部分441を進行した光は、分岐部分441と分岐部分442との接続部で分岐部分442を進行した光と打ち消し合う。したがって、光変調器10は、光を外部へ放射しない(図12の(b)参照)。
このように、光変調器10は、デジタル信号の“1”に応じて電極5,6に電圧を印加せず、デジタル信号の“0”に応じて電極5,6に電圧を印加することによって、デジタル信号によって変調された光を外部へ放出する。
そして、電極5に印加される電圧は、電極6に印加される電圧と絶対値が同じであり、極性が逆である電圧である。このように、互いに逆極性の電圧を電極5,6に印加することによって、本来、印加すべき電圧の絶対値の半分の値からなる電圧を極性を互いに逆にして電極5,6に印加すればよく、消費電力を低減できる。
図13は、コア42の近傍の拡大断面図である。図13を参照して、コア42は、ゾルゲルガラス421、ゾルゲルTiO422、ポリマ薄膜423、ゾルゲルTiO424およびゾルゲルガラス425を電極2上に順次積層した構造からなる。
そして、ポリマ薄膜423は、上述したように、50nmの膜厚を有するので、2つのゾルゲルTiO422,424は、近接して配置されることになる。そして、ゾルゲルTiO422,424の屈折率は、ポリマ薄膜423の屈折率よりも大きいので、コア42に入射した光は、ゾルゲルTiO422,424中を伝搬する。
この場合、ゾルゲルTiO422,424の膜厚は、上述したように、50nmであり、薄いので、ゾルゲルTiO422,424中を伝搬する光は、ポリマ薄膜423中へ染み出す。
そうすると、ゾルゲルTiO422からの光の染み出し部分は、ゾルゲルTiO424からの染み出し部分と重ね合わされ、光は、2つのゾルゲルTiO422,424間に閉じ込められる。
したがって、ゾルゲルガラス421、ゾルゲルTiO422、ポリマ薄膜423、ゾルゲルTiO424およびゾルゲルガラス425を基板1に垂直な方向へ積層することによって、光が伝搬する2つのゾルゲルTiO422,424の膜厚を薄くしても、光を2つのゾルゲルTiO422,424間に閉じ込めることができる。
また、コア42は、ゾルゲルガラス421、ゾルゲルTiO422、ポリマ薄膜423、ゾルゲルTiO424およびゾルゲルガラス425を電極2上に順次積層した構造からなるので、ゾルゲルTiO422,424間の間隔をポリマ薄膜423の膜厚によって制御できる。
同様に、コア43においても、ゾルゲルガラス431、ゾルゲルTiO432、ポリマ薄膜433、ゾルゲルTiO434およびゾルゲルガラス435を基板1に垂直な方向へ積層することによって、光が伝搬する2つのゾルゲルTiO432,434の膜厚を薄くしても、光を2つのゾルゲルTiO432,434間に閉じ込めることができる。
その結果、電極2,5間の距離および電極2,6間の距離を縮めることができ、印加する電圧を低くできる。
光変調器10においては、上述したように、ゾルゲルガラス421、ゾルゲルTiO422、ポリマ薄膜423、ゾルゲルTiO424およびゾルゲルガラス425の全体の膜厚、およびゾルゲルガラス431、ゾルゲルTiO432、ポリマ薄膜433、ゾルゲルTiO434およびゾルゲルガラス435の全体の膜厚は、1000nmよりも薄いので、電極2,5間および電極2,6間に印加する電圧は、従来の光変調器に比べ、1000分の1程度(=0.65mV〜6.5mV)まで低減される。
なお、この発明の実施の形態においては、ゾルゲルTiO422,424,432,434に代えてSi薄膜を用いてもよい。
また、ゾルゲルTiO422,424,432,434に代えてSi薄膜を用いた場合、光変調器10は、上述したサブ工程(f1),(f8)においてアモルファスシリコン膜を形成することによって製造される。
上記においては、コア42,43の各々は、ポリマ薄膜423,433をそれぞれ2つのゾルゲルTiO422,424および2つのゾルゲルTiO432,434によって挟み込んだ構造からなると説明したが、この発明の実施の形態においては、これに限らず、コア42,43の各々は、一般的には、屈折率n1よりも小さい屈折率n2を有する薄膜TH1が屈折率n1を有する2つの薄膜TH2によって挟み込められ、かつ、光が2つの薄膜TH2間に閉じ込められた構造からなっていればよい。
この発明の実施の形態においては、電極2は、「底部電極」を構成し、電極5は、「第1の上部電極」を構成し、電極6は、「第2の上部電極」を構成する。
また、この発明の実施の形態においては、コア41は、「第1のコア」を構成し、コア44は、「第2のコア」を構成し、コア42は、「第3のコア」を構成し、コア43は、「第4のコア」を構成する。
さらに、この発明の実施の形態においては、ゾルゲルTiO422,432の各々は、「第1の薄膜」を構成し、ポリマ薄膜423,433の各々は、「第2の薄膜」を構成し、ゾルゲルTiO424,434の各々は、「第3の薄膜」を構成する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、電極間隔を狭くすることが可能な光変調器に適用される。
1 基板、2,5,6 電極、3 クラッド、10 光変調器、11 シリコン基板、12 SiO膜、42,43 コア、421,431,425,435 ゾルゲルガラス、422,424,432,434 ゾルゲルTiO、423,433 ポリマ薄膜。

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板の一主面に形成された底部電極と、
    前記基板上に形成され、ゾルゲルガラスからなるクラッドと、
    前記基板の表面に略平行に前記クラッド中に配置され、Y型に分岐した形状からなる第1のコアと、
    前記基板の表面に略平行に前記クラッド中に配置され、Y型に分岐した形状からなる第2のコアと、
    前記基板の表面に略平行に前記クラッド中に配置され、前記第1のコアのY型に分岐した一方の分岐部分と前記第2のコアのY型に分岐した一方の分岐部分との間に接続された第3のコアと、
    前記基板の表面に略平行に前記クラッド中に配置され、前記第1のコアのY型に分岐した他方の分岐部分と前記第2のコアのY型に分岐した他方の分岐部分との間に接続された第4のコアと、
    前記基板の法線方向において、前記第3のコアに接して前記第3のコア上に配置された第1の上部電極と、
    前記基板の法線方向において、前記第4のコアに接して前記第4のコア上に配置された第2の上部電極とを備え、
    前記第2のコアは、光の進行方向に垂直な方向の軸に対して前記第1のコアと対称に配置されており、
    前記第3および第4のコアの各々は、第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有する層が前記基板の法線方向から前記第1の屈折率を有する2つの層によって挟み込まれ、かつ、光が前記2つの層間に閉じ込められる構造からなる、光変調器。
  2. 前記第3および第4のコアの各々は、
    前記底部電極上に形成され、第1の屈折率を有する第1の薄膜と、
    前記第1の薄膜に接して前記第1の薄膜上に形成され、前記第1の屈折率よりも小さい第2の屈折率を有する第2の薄膜と、
    前記第2の薄膜に接して前記第2の薄膜上に形成され、前記第1の屈折率を有する第3の薄膜とを含み、
    前記第1の上部電極は、前記第3のコアの前記第3の薄膜に接して前記第3の薄膜上に配置されており、
    前記第2の上部電極は、前記第4のコアの前記第3の薄膜に接して前記第3の薄膜上に配置されている、請求項1に記載の光変調器。
  3. 前記第3および第4のコアの各々の厚みは、100nmよりも薄い、請求項2に記載の光変調器。
  4. 前記第2の薄膜は、電気光学ポリマからなる、請求項2に記載の光変調器。
  5. 前記第1および第3の薄膜の各々は、TiOからなる、請求項4に記載の光変調器。
  6. 前記第1および第2のコアの各々は、ゾルゲルガラスからなる、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の光変調器。
  7. 前記第1の上部電極は、前記第2の上部電極に印加される電圧と逆極性の電圧が印加される、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の光変調器。
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