JP2011085513A - 動釣合い試験機およびロータ受け用アタッチメント - Google Patents

動釣合い試験機およびロータ受け用アタッチメント Download PDF

Info

Publication number
JP2011085513A
JP2011085513A JP2009239420A JP2009239420A JP2011085513A JP 2011085513 A JP2011085513 A JP 2011085513A JP 2009239420 A JP2009239420 A JP 2009239420A JP 2009239420 A JP2009239420 A JP 2009239420A JP 2011085513 A JP2011085513 A JP 2011085513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
mandrel
attachment
hole
thrust ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009239420A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5426991B2 (ja
Inventor
Hitoshi Nagashima
仁 永嶋
Nobuo Shimokura
宜夫 霜倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagahama Seisakusho Ltd
Original Assignee
Nagahama Seisakusho Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagahama Seisakusho Ltd filed Critical Nagahama Seisakusho Ltd
Priority to JP2009239420A priority Critical patent/JP5426991B2/ja
Publication of JP2011085513A publication Critical patent/JP2011085513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5426991B2 publication Critical patent/JP5426991B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Balance (AREA)

Abstract

【課題】ロータ受け部の交換性および加工性の向上を図ることができる動釣合い試験機およびロータ受け用アタッチメントを提供すること。
【解決手段】動釣合い試験機1では、振動部4に設けられたアタッチメント5がロータ2を保持し、ロータ2を回転させたときに振動部4に生じる振動を検出することで、ロータ2の動釣合い試験を行う。アタッチメント5は、マンドレル28とスラストリング29とブラケット30とを含んでいる。アタッチメント5は、振動部4に対して取り外し可能であることから、ロータ2の種類に応じて交換可能である。アタッチメント5は、マンドレル28、スラストリング29およびブラケット30に分割可能であるので、マンドレル28、スラストリング29およびブラケット30のそれぞれを、別々の状態で精度よく加工できる。
【選択図】図4

Description

この発明は、高速回転用ロータなどの被試験体を動釣合い試験するための動釣合い試験機およびロータ受け用アタッチメントに関するものである。
ターボチャージャーコアアッセンブリの構成パーツ等に代表される高速回転用ロータの動釣合い試験をする場合、動釣合い試験機には、当該ロータの形状に合ったロータ受け部が必要である。また、このロータ受け部は、ロータを高速回転させるために、流体軸受の構成である必要がある。
この種のロータ受け部の従来例は、特許文献1、2および3に開示されている。
特開昭59−83028号公報 特開2004−271528号公報 特開2004−317501号公報
ロータの様々な種類(大きさや形状等)に柔軟に対応するためには、ロータの種類に応じてロータ受け部が交換可能である必要がある。一方で、ロータを高速回転させる都合上、ロータ受け部に高い寸法精度が要求されることから、ロータ受け部の高い寸法精度を確保するためにロータ受け部の加工性がよいことが望まれている。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、ロータ受け部の交換性および加工性の向上を図ることができる動釣合い試験機およびロータ受け用アタッチメントを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、ジャーナル部を備え、かつ、回転軸上に貫通孔を有するロータのための動釣合い試験機であって、固定ベースと、前記固定ベースに対して振動可能に連結された振動部と、前記振動部に設けられた前記ロータを回転自在に保持するためのロータ受け用アタッチメントと、を有し、当該アタッチメントは、前記ロータの前記貫通孔が外嵌されるマンドレルと、前記マンドレルの一端側に結合されたスラストリングと、前記マンドレルの一端側および前記スラストリングに結合されたブラケットと、を含み、前記アタッチメントには、前記ロータを保持したときに、少なくとも前記マンドレルと前記貫通孔との間に流体を供給するための流体供給孔が形成されており、前記アタッチメントは、前記振動部に対して取り外し可能であり、かつ、前記マンドレル、前記スラストリングおよび前記ブラケットに分割可能であることを特徴とする、動釣合い試験機である。
請求項2記載の発明は、前記アタッチメントは、前記マンドレルが垂直方向に延びるように配置されていて、前記ロータを縦方向に保持するものであり、前記振動部は、一端が前記固定ベースに取り付けられて他端が前記振動部に取り付けられた水平方向に延びる複数本のばねで支持されており、かつ、前記振動部を上方から振動自在に吊り下げる吊り下げばねが設けられていることを特徴とする、請求項1記載の動釣合い試験機である。
請求項3記載の発明は、前記ロータは、前記アタッチメントに保持された状態において、前記ロータの外周面にベルトが掛けられ、前記固定ベース側に設けられた駆動源によって、前記ベルトを介して回転されることを特徴とする、請求項1または2記載の動釣合い試験機である。
請求項4記載の発明は、ジャーナル部を備え、かつ、回転軸上に貫通孔を有するロータ受け用アタッチメントであって、当該アタッチメントは、前記ロータの前記貫通孔が外嵌されるマンドレルと、前記マンドレルの一端側に結合されたスラストリングと、前記マンドレルの一端側および前記スラストリングに結合されたブラケットと、を含み、前記アタッチメントには、前記ロータを保持したときに、少なくとも前記マンドレルと前記貫通孔との間に流体を供給するための流体供給孔が形成されており、前記アタッチメントは、動釣合い試験機の振動部に対して取り外し可能であり、かつ、前記マンドレル、前記スラストリングおよび前記ブラケットに分割可能であることを特徴とする、ロータ受け用アタッチメントである。
請求項1および4記載の発明によれば、ジャーナル部を備えて回転軸上に貫通孔を有するロータの動釣合い試験をすることができる。具体的には、固定ベースに対して振動可能に連結された振動部に設けられたロータ受け用アタッチメントがロータを回転自在に保持し、ロータを回転させたときに振動部に生じる振動を検出することで、ロータの動釣合い試験を行う。
ここで、(ロータ受け用)アタッチメントは、請求項1および請求項4に規定されているように、マンドレルと、マンドレルの一端側に結合されたスラストリングと、マンドレルの一端側およびスラストリングに結合されたブラケットとを含んでいる。ロータは、その貫通孔がマンドレルに外嵌されることで、アタッチメントに保持される。
アタッチメントには、流体供給孔が形成されており、ロータにおいてマンドレルに外嵌された貫通孔とマンドレルとの間に、流体供給孔から流体(空気や油や水等)が供給されて、この流体が軸受となることで、ロータは、アタッチメントによって回転自在に保持されることとなる。
そして、アタッチメントは、振動部に対して取り外し可能であることから、ロータの種類に応じて交換可能である。そのため、アタッチメント(ロータ受け部)の交換性の向上を図ることができる。
また、アタッチメントは、マンドレル、スラストリングおよびブラケットに分割可能である。これにより、アタッチメントでは、マンドレル、スラストリングおよびブラケットのそれぞれを、別々の状態で精度よく加工できる。そのため、アタッチメントの加工性の向上を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、アタッチメントは、マンドレルが垂直方向に延びるように配置されていて、ロータを縦方向に保持する。
そして、この動釣合い試験機には、水平方向に延びる複数本のばねと吊り下げばねとが設けられている。
水平方向に延びるばねでは、一端が固定ベースに取り付けられて、他端が振動部に取り付けられている。これにより、振動部は、水平方向へ振動可能となる。
一方、吊り下げばねは、振動部を上方から振動自在に吊り下げる。これにより、アタッチメントを含む振動部およびロータの荷重を支持することができる。
請求項3記載の発明によれば、ロータがアタッチメントに保持された状態において、ロータの外周面にベルトが掛けられ、ロータは、固定ベース側に設けられた駆動源によって、ベルトを介して回転される。
つまり、ロータを保持したアタッチメント(振動部全体)が駆動源から分離されているので、ロータの動釣合い試験をする際に、駆動源の駆動によって生じる振動等の影響を振動部側が受けることはなく、精度よく動釣合い試験を実施できる。
動釣合い試験機1を正面上方から見た斜視図である。 動釣合い試験機1の側面図である。 動釣合い試験機1の正面図である。 図2の要部を拡大して断面で示した図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る動釣合い試験機1を正面上方から見た斜視図である。ここで、動釣合い試験機1を正面側(図1における紙面手前側)から見たときを基準として、動釣合い試験機1の前後左右を規定する。
図1に示す動釣合い試験機1は、ターボチャージャーコアアッセンブリの構成パーツ(ターボ部品)である高速回転用ロータ(以下では、単に「ロータ」という。)2を、被試験体の一例としている。
動釣合い試験機1は、固定ベース3と、振動部4と、ロータ受け用アタッチメント(以下では、単に「アタッチメント」という。)5とを含んでいる。以下では、固定ベース3、振動部4およびアタッチメント5のそれぞれについて、この順番で説明する。
(1)固定ベース
固定ベース3は、動釣合い試験機1を固定するためのものであり、動釣合い試験機1が設置される試験室の床等にボルト等によって固着される。固定ベース3は、側面視略L字をなしていて、縦壁6と横壁7とを含んでいる。
縦壁6は、正面視において上下にやや長手の略矩形状をなしており、図1の奥側(後側)へ向かう方向(前後方向)においてやや薄いブロック形状である。縦壁6の前側面6A(図1における手前側の側面)は、垂直方向に沿って平坦であり、この前側面6Aには、上下に延びる縦溝8が、幅方向に間隔を隔てて3本形成されている。
横壁7は、平面視において前後にやや長手の略矩形状をなしており、上下方向においてやや薄いブロック形状である。横壁7の天面7Aは、水平方向に沿って平坦であり、この天面7Aには、前後に延びる横溝9が、縦溝8と同様に、幅方向に間隔を隔てて3本形成されている。
固定ベース3では、横壁7の天面7Aにおける奥側の端部(後端部)に、縦壁6が載置されている。そのため、固定ベース3は、前述した側面視略L字をなしている。この状態で、側面視略L字状のアングル10が、縦壁6の前側面6Aの下端部と、横壁7の天面7Aにおいて縦壁6の下端部より手前側の部分との両方に対して、ねじ11で取り付けられている。これにより、縦壁6と横壁7とが一体化されている。
固定ベース3は、上支持板12と下支持板13とをさらに含んでいる。
上支持板12および下支持板13は、ともに、上下に薄い板状であって、平面視では略矩形状をなしている。上支持板12および下支持板13のそれぞれでは、後側端部の左端部が左側へ突き出ている。上支持板12および下支持板13のそれぞれの天面および底面には、水平方向に平坦な取付面14が形成されている(後述する図2も参照)。上支持板12および下支持板13のそれぞれの後側端部の幅方向両端部には、後側へ突出する突起15が一体的に設けられている。
上支持板12および下支持板13のそれぞれでは、左側の突起15が、横壁7の天面7Aにおける左端の縦溝8に対して、前側から外れ不能に嵌め込まれていて、右側の突起15が、左端の縦溝8に対する右隣の縦溝8に対して、前側から外れ不能に嵌め込まれている。この状態で、上支持板12および下支持板13のそれぞれは、左右の突起15が縦溝8にガイドされることによって、上下にスライドして高さ方向の位置を変えることができる。
ここで、上支持板12および下支持板13のそれぞれにおいて、後側端部の左右の端部には、レバー16が設けられている。各レバー16を操作することによって、上支持板12および下支持板13のそれぞれの高さの位置をロックしたり、そのロックを解除して上支持板12および下支持板13のそれぞれの高さの位置を調整したりすることができる。
上支持板12の天面の取付面14の前側端部には、ホルダ17が取り付けられている。ホルダ17は、後述する吊り下げばね27を支持するものである。
ホルダ17は、上下に長い板を幅方向から見てクランク状に折り曲げることによって形成されている。詳しくは、ホルダ17では、上端部が水平方向に沿って前側へ延びていて、下端部が水平方向に沿って後側へ延びていて、上端部と下端部との間の部分は、垂直方向に沿って延びている。ホルダ17は、後側へ延びる下端部が、ねじ18によって、上支持板12の天面の取付面14に対して上から固定されている。この状態で、ホルダ17において前側へ延びる上端部は、上支持板12の前側端縁よりも前側へはみ出ている。
上支持板12の底面および下支持板13の天面のそれぞれにおける取付面14には、第1ステー19が取り付けられている(上支持板12の第1ステー19については、図2参照)。第1ステー19は、後述するばね26の一端(後端)を支持するものである。
各第1ステー19は、上下に扁平で幅方向にやや長手の直方体形状である。ここで、上支持板12の天面および下支持板13の底面のそれぞれにおける取付面14には、レバー20が設けられている(下支持板13のレバー20については、図2参照)。レバー20を操作することによって、対応する第1ステー19の位置をロックしたり、そのロックを解除して第1ステー19の位置を調整したりすることができる。
そして、上支持板12および下支持板13のそれぞれの右端部には、ピックアップステー21が一体的に設けられている。ピックアップステー21は、前後方向に沿って長手の柱形状である。そして、各ピックアップステー21の前側端部には、ピックアップ22が右側から取り付けられており、対応するピックアップステー21によって支持されている。
ピックアップ22は、固定ベース3に対する振動部4の振動を検出するものである。各ピックアップ22は、左側へ延びる棒状の振動検出部23を有している。振動検出部23に関連して、ピックアップステー21には、その前側端部を左右方向に貫通する貫通孔21Aが形成されており、ピックアップ22の振動検出部23は、貫通孔21Aを通って左側へ延びている(上側のピックアップ22を参照)。
(2)振動部
振動部4は、他の部品と区別するために、ドットで塗り潰されている。振動部4は、前後方向に薄い板状であって、正面視において、内側に開口を有する略矩形の枠体形状をなしている。振動部4の後側面における上端部および下端部のそれぞれには、後側へ突出する第2ステー24が取り付けられている。第2ステー24は、幅方向に長手の略四角柱である。
また、振動部4の上端縁の幅方向略中央には、上側の第2ステー24よりも上側へ突出する凸部4Aが一体的に設けられており、凸部4Aの後側面には、ブロック形状の固定部材25が取り付けられている。
ここで、振動部4が動釣合い試験機1に組み付けられた状態において、固定部材25は、ホルダ17において前側へ延びる上端部のほぼ真下に位置している。また、正面から見て、上側の第2ステー24の左端部と、上側(上支持板12側)の第1ステー19(図2参照)の左端部とがほぼ一致していて、上側の第2ステー24の右端部と、上側の第1ステー19の右端部とがほぼ一致している。また、正面から見て、下側の第2ステー24の左端部と、下側(下支持板13側)の第1ステー19の左端部とがほぼ一致していて、下側の第2ステー24の右端部と、下側の第1ステー19の右端部とがほぼ一致している。
図2は、動釣合い試験機1の左側面図である。なお、図2では、説明の便宜上、ピックアップステー21およびピックアップ22(図1参照)の図示が省略されている。図2を参照すると、上側の第1ステー19の左端部と、上側の第2ステー24の左端部とは、ばね26(26Aと区別される。)によってつながれている。ばね26は、前後方向に長手の棒ばねであり、水平方向に沿って前後(図2では左右)に延びている。
また、上側の第1ステー19の右端部と、上側の第2ステー24の右端部とは、別のばね26(26Bと区別されるが、図示せず)によってつながれている。また、下側の第1ステー19の左端部と、下側の第2ステー24の左端部とは、別のばね26(26Cと区別される。)によってつながれている。また、下側の第1ステー19の右端部と、下側の第2ステー24の右端部とは、別のばね26(26Dと区別され、図1参照)によってつながれている。ばね26A〜26Dのそれぞれでは、一端(後端)が固定ベース3側の対応する第1ステー19に取り付けられ、他端(前端)が振動部4側の対応する第2ステー24に取り付けられている。この状態で、振動部4は、4本のばね26によって支持され、水平方向へ振動可能である。
一方、前述した固定部材25とホルダ17の上端部とは、垂直方向に沿って延びる吊り下げばね27によってつながれている。吊り下げばね27は、上下方向に長手の棒ばねである。吊り下げばね27は、固定部材25につながることで、振動部4を上方から振動自在に吊り下げている。
このように、振動部4は、上支持板12および下支持板13(つまり、固定ベース3)によって、ばね26(26A〜26D)および吊り下げばね27を介して弾性的に支持されている。そのため、この状態で、振動部4に力を加えると、振動部4は、比較的安定した姿勢で、水平方向に自在に振動することができる。つまり、振動部4は、固定ベース3に対して振動可能に連結されている。
図3は、動釣合い試験機1の正面図であり、図3を参照して、前述した各ピックアップ22の振動検出部23の左端部が、振動部4に連結されている(図1における上側のピックアップ22も参照)。そのため、振動部4を振動させると、その振動が、振動検出部23において各ピックアップ22に検出される。
(3)アタッチメント
図4は、図2の要部を拡大して断面で示した図である。次に、図4を参照して、アタッチメント5について説明する。説明に際し、図4におけるアタッチメント5の姿勢を基準とする。
図4を参照して、アタッチメント5は、振動部4に取り外し可能に設けられていて、前述したロータ2を回転自在に保持するものである。ここで、ロータ2は、少なくとも、ジャーナル部2Aを備え、かつ、ロータ2の回転軸上にロータ2を上下に貫通する貫通孔2Bを備えているものとする。また、図4の姿勢を基準として、ロータ2の下部において、下端面よりも上側には、ロータ2の回転軸を中心とする径方向外側へ突き出る段付き部分2Cが形成されているものとする。
アタッチメント5は、マンドレル28(右上へ延びる斜線のハッチングが施された部分)と、スラストリング29と、ブラケット30(右下へ延びる斜線のハッチングが施された部分)とを含んでいる。マンドレル28、スラストリング29およびブラケット30のそれぞれは、独立した部品であり、アタッチメント5は、マンドレル28、スラストリング29およびブラケット30に分割可能である。
マンドレル28は、垂直方向に細長い中空円筒状である。マンドレル28では、上端部が、上側へ向けて次第に細く(小径に)なっている。マンドレル28の上端(先端)は、丸められている。
一方、マンドレル28では、下端部が、下側へ向けて、一段大径となっていて(この部分を第1大径部31という。)、第1大径部31の下側でさらに一段大径となっていて(この部分を第2大径部32という。)、第2大径部32の下側で一段小径になっている(この部分を小径部33という。)。
マンドレル28において上端部と下端部との間の部分では、その太さ(外径)が一定である。
第1大径部31の上端面、ならびに、第2大径部32の上端面および下端面は、水平方向に沿って平坦である。第1大径部31および小径部33のそれぞれの外周面には、周方向に沿って延びて環状をなす1本の溝34が形成されている。
マンドレル28の下端面(小径部33の下端面でもある。)には、マンドレル28の円中心を通ってマンドレル28の内部へ向けて上側へ窪む凹部35(流体供給孔)が形成されている。凹部35は、マンドレル28の中空部分をなしている。凹部35の最深部(上端)は、マンドレル28の上端の手前まで延びており、凹部35は、マンドレル28を上下に貫通していない。また、マンドレル28において凹部35を区画する内周面の下端部には、ねじ部が形成されている。
マンドレル28において、凹部35の上端位置および凹部35の上下方向中央よりやや下寄りの位置のそれぞれには、凹部35からマンドレル28の径方向外側へ放射状に延びてマンドレル28を貫通する第1供給孔36(流体供給孔)が複数形成されている。
スラストリング29は、上方から見て環状をなす上下に薄い板状である。詳しくは、スラストリング29の円中心位置には、スラストリング29を上下に貫通する挿通孔37が形成されている。
スラストリング29は、略下半分をなす下部38と、略上半分をなす上部39とを一体的に含んでいる。下部38および上部39は、ともに挿通孔37が形成された環状をなしている。下部38の外径は、上部39の外径よりも大きい。下部38の上端面および下端面、ならびに、上部39の上端面は、いずれも、水平方向に沿って平坦である。上部39の外側周縁部の上端部は、面取りされている。
スラストリング29には、スラストリング29を上下に貫通する第2供給孔40(流体供給孔)が複数形成されている。複数の第2供給孔40は、挿通孔37を中心とする環状をなしており、挿通孔37を中心とする周方向において所定の間隔を隔てて形成されている。各第2供給孔40は、スラストリング29を上下に貫通していることから、下部38の下端面および上部39の上端面のそれぞれにおいて開口している。ここで、各第2供給孔40において、上部39側の上端部は、細くなっている。
下部38において、その径方向で第2供給孔40よりも外側の位置には、下部38を上下に貫通するねじ挿通孔41が複数形成されている。複数のねじ挿通孔41は、環状をなしており、下部38の周方向において所定の間隔を隔てて形成されている。下部38の下端面において、下部38の径方向で第2供給孔40とねじ挿通孔41との間の位置には、底面視で環状をなす1本の溝42が形成されている。
上部39には、挿通孔37から上部39の径方向外側へ放射状に延びて上部39を貫通する排出孔43が複数形成されている。各排出孔43は、第2供給孔40を避けた位置に形成されており、第2供給孔40に連通していない。
ブラケット30は、平面視で略矩形をなし、上下にやや薄い板状である。ブラケット30の上下のそれぞれの側面は、水平方向に沿って平坦である。
平面視におけるブラケット30の略中央位置には、ブラケット30を上下に貫通する円形の嵌合孔44が形成されている。嵌合孔44において、略上半分44Aは、略下半分44Bより大径である。略上半分44Aの直径は、マンドレル28の第2大径部32の外径より少し大きい一方で、略下半分44Bの直径は、マンドレル28の小径部33の外径とほぼ同じである。略上半分44Aおよび略下半分44Bに関連して、ブラケット30において嵌合孔44を区画する内周面には、略上半分44Aと略下半分44Bとの境界をなす段付き部分51が形成されている。
ブラケット30には、ブラケット30を上下に貫通するねじ孔45が複数形成されている。複数のねじ孔45は、嵌合孔44を中心とする環状をなしており、嵌合孔44を中心とする周方向において所定の間隔を隔てて形成されている。
ブラケット30の下側面において、嵌合孔44に隣接する位置には、上側へ窪む凹部52(流体供給孔)が1つ形成されている。凹部52の最深部(上端部)は、ブラケット30の上側面まで届いておらず、凹部52は、ブラケット30を上下に貫通していない。凹部52は、その最深部において、嵌合孔44に連通している。また、ブラケット30で凹部52を区画する内周面の下端部には、ねじ部が形成されている。
次に、アタッチメント5の組み立てについて説明する。
まず、図4に示すように、ブラケット30を水平方向に沿った姿勢にする。
そして、マンドレル28を、垂直方向に延びた姿勢にしてから、ブラケット30の嵌合孔44に対して上から嵌め込む。すると、マンドレル28では、小径部33が嵌合孔44の略下半分44Bに対してぴったりと(ほぼ隙間なく)嵌り、第2大径部32が嵌合孔44の略上半分44Aに対して、径方向に遊びを持って嵌る。つまり、この状態で、ブラケット30において略上半分44Aを区画する内周面と第2大径部32の外周面との間には、所定の隙間Xが区画されている。隙間Xは、第2大径部32を中心として第2大径部32を取り囲む環状の空間である。隙間Xには、ブラケット30の凹部52が連通している。
また、このとき、第2大径部32の下端面が、ブラケット30の内周面において略上半分44Aと略下半分44Bとの境界をなす段付き部分51に対して上から当接している。これによって、マンドレル28が、垂直方向に延びた姿勢で、ブラケット30に対して上下方向で位置決めされている。この状態で、マンドレル28の第2大径部32の上端面と、ブラケット30の上側面とは、面一になっている。また、マンドレル28の小径部33の下端面(換言すれば、凹部35の下端部)が、ブラケット30の下側面から下方へ露出されている。
次いで、このようにブラケット30に位置決めされたマンドレル28に対して、スラストリング29を上から外嵌し、この状態で、スラストリング29を下降させる。スラストリング29の下部38の下端面がマンドレル28の第2大径部32の上端面およびブラケット30の上側面の両方に対して上から面接触すると、スラストリング29の下降が停止する。
この状態で、マンドレル28では、第1大径部31がスラストリング29の挿通孔37の略下半分に対してぴったりと嵌っている一方で、マンドレル28において第1大径部31に対して上から連続する部分(連続部分28Aという。)が、挿通孔37の略上半分に対して径方向に遊びを持って嵌っている。つまり、この状態で、スラストリング29において挿通孔37の略上半分を区画する内周面とマンドレル28の連続部分28Aの外周面との間には、所定の隙間Yが区画されている。隙間Yは、連続部分28Aを中心として連続部分28Aを取り囲む環状の空間である。隙間Yには、スラストリング29の各排出孔43が連通している。
また、この状態で、スラストリング29の各第2供給孔40が、ブラケット30側の前述した隙間Xに対して上から連通している。そして、スラストリング29の各ねじ挿通孔41が、ブラケット30においてマンドレル28を中心とする周方向で同じ位置にあるねじ孔45に対して、上から連通している。
最後に、ねじ46を、各ねじ挿通孔41に上から通して、対応するねじ孔45に組付けると、スラストリング29がブラケット30に固定される。
この状態で、前述したように、スラストリング29(下部38)が、マンドレル28の第2大径部32およびブラケット30の両方に対して上から面接触しつつ、第2大径部32が、ブラケット30の段付き部分51に対して上から当接している。そのため、ねじ46をねじ孔45に組付けると、マンドレル28の第2大径部32が、スラストリング29とブラケット30とによって上下から挟持され、マンドレル28がスラストリング29およびブラケット30の両方に対して固定される。換言すれば、スラストリング29が、マンドレル28の一端側(下端側)の第2大径部32に結合され、ブラケット30が、マンドレル28の下端側およびスラストリング29に結合される。
以上で、アタッチメント5の組み立てが完了する。
そして、完成したアタッチメント5を振動部4の下端部の幅方向略中央部分(図1および図3を参照)に対して正面側(図4では右側)から取り付け、後側(図4では左側)から振動部4に通したねじ48をアタッチメント5のブラケット30に組付ける。これにより、アタッチメント5が振動部4に固定される。この状態で、アタッチメント5は、振動部4とともに、所定方向に振動することができる。
ここで、アタッチメント5は、保持するロータ2の種類(大きさや形状等)に応じて、複数の種類があり、ロータ2に応じて交換される。そのため、アタッチメント5を交換する際には、ねじ48を外して、既に振動部4に取り付けられたアタッチメント5を振動部4から取り外す。そして、別のアタッチメント5を振動部4に取り付ける。
このように、アタッチメント5は、振動部4に対して取り外し可能であることから、ロータ2の種類に応じて交換可能である。そのため、アタッチメント5の交換性の向上を図ることができる。
また、アタッチメント5は、前述したように、マンドレル28、スラストリング29およびブラケット30に分割可能である。これにより、アタッチメント5では、マンドレル28、スラストリング29およびブラケット30のそれぞれを、別々の状態で精度よく加工できる。そのため、アタッチメント5の加工性の向上を図ることができる。
(4)動釣り合い試験の手順
次に、この動釣り合い試験機1を用いたロータ2の動釣り合い試験の手順について説明する。
まず、ロータ2を、その貫通孔2Bが上下に向いた姿勢にし、垂直方向に延びているマンドレル28に対して貫通孔2Bを上から外嵌し、この状態で、ロータ2を下降させる。そして、ロータ2の下端部が、前述した隙間Yに対して上から嵌り、ロータ2の段付き部分2Cがスラストリング29の上部39の上端面に対して上から当接すると、ロータ2の下降が停止する。これにより、ロータ2は、アタッチメント5によって、縦方向に保持されたことになる。このとき、マンドレル28の上端部がロータ2の貫通孔2Bから上方にはみ出ている。
この状態で、ロータ2の貫通孔2Bは、マンドレル28に対して、マンドレル28を中心とする径方向へ若干の遊びを持って外嵌されており、ロータ2の下端部は、隙間Yに対して、径方向へ若干の遊びを持って嵌っている。
また、この状態で、マンドレル28の各第1供給孔36は、ロータ2において貫通孔2Bを区画する内周面に対して、径方向内側から対向している。そして、スラストリング29の上部39の上端面における各第2供給孔40の開口部分が、ロータ2の段付き部分2Cに対して下から対向している。
ここで、このようにアタッチメント5がロータ2を保持した状態では、外部の流体供給源(図示せず)から延びるホース(図示せず)につながったコネクタ49が、マンドレル28の凹部35に対して下から差し込まれている。このコネクタ49は、マンドレル28で凹部35を区画する内周面の下端部(前述したねじ部)に組付けられている。
また、流体供給源(図示せず)から延びるホース(図示せず)につながった別のコネクタ50が、ブラケット30の下側面の凹部52に対して下から差し込まれている。このコネクタ50は、ブラケット30で凹部52を区画する内周面の下端部(前述したねじ部)に組付けられている。
この状態で、流体供給源(図示せず)から流体(空気や油や水等であり、ここでは空気とする。)が供給される。流体供給源から供給された空気は、コネクタ49およびコネクタ50のそれぞれに到達する。
コネクタ49に到達した空気は、点線矢印で示すように、マンドレル28の凹部35内を上昇し、その際、各第1供給孔36からマンドレル28の径方向外側へ進んでマンドレル28の外周面とロータ2の貫通孔2Bにおける内周面との間に進入する。つまり、コネクタ49に到達した空気は、マンドレル28とロータ2の貫通孔2Bとの間に供給される。これにより、マンドレル28の外周面とロータ2の貫通孔2Bにおける内周面との間には、その全域に亘って、空気の薄い層が形成され、マンドレル28の外周面とロータ2の貫通孔2Bにおける内周面とは非接触状態となる。
コネクタ50に到達した空気は、1点鎖線矢印で示すように、ブラケット30の凹部52および隙間Xをこの順番で流れてから、スラストリング29の各第2供給孔40を上昇する。そして、第2供給孔40の上端に到達した空気は、スラストリング29の上部39の上端面からロータ2の段付き部分2Cに対して下から吹き付けられる。これにより、ロータ2は、段付き部分2Cがスラストリング29の上部39の上端面から僅かに浮いた状態(上部39に接触していない状態)となって、この状態で上下方向に位置決めされる。
このように流体供給源(図示せず)から供給された空気によって、ロータ2は、アタッチメント5のいずれの部分にも接触してない状態に維持されている。そして、ロータ2は、この状態でアタッチメント5によって保持されており、垂直方向に延びるマンドレル28を中心に回転自在である。つまり、流体供給源(図示せず)から供給された空気は、ロータ2の軸受(流体軸受)を構成する。なお、この空気は、ロータ2を回転自在に保持するためだけに機能するが、ロータ2を回転させる駆動力は発生しない。
ここで、アタッチメント5の前述した溝34および溝42のそれぞれには、Oリング等のパッキン47(黒く塗り潰された部分を参照)が嵌め込まれている。これにより、流体供給源(図示せず)から供給された空気が、マンドレル28とスラストリング29およびブラケット30との間や、スラストリング29とブラケット30との間から不意に漏れることが防止されている。
また、マンドレル28とロータ2の貫通孔2Bとの間に供給された空気は、上方ヘ抜けて外部へ排出されたり、下降して隙間Yへ向かったりする。ロータ2の段付き部分2Cに対して下から吹き付けられた空気は、径方向外側ヘ抜けて外部へ排出されたり、径方向内側から隙間Yへ向かったりする。隙間Yに到達した空気は、隙間Yから排出孔43を通って、外部へ排出される。前述した流体として、空気に代わって液体が用いられる場合には、外部へ排出された液体は、回収される。
そして、図3を参照して、固定ベース3側(振動部4およびアタッチメント5以外の部分)には、駆動源(図示せず)が設けられている。駆動源は、動釣合い試験機1の外部に設けられていてもよい。駆動源の出力軸には、ベルト(図示せず)が連結されており、このベルトは、ロータ2に外周面に掛けられている。
前述したようにロータ2がアタッチメント5によって回転自在に保持された状態において駆動源が駆動されると、その駆動力がベルトを介してロータ2に伝達され、ロータ2がマンドレル28を中心に回転される。ロータ2に不釣合いが存在する場合には、ロータ2の回転に伴って、ロータ2の不釣合いに起因する振動が振動部4に生じる。この振動(固定ベース3に対する振動部4の振動)が、前述したように振動検出部23において各ピックアップ22に検出されることにより、ロータ2の不釣合いが測定され、ロータ2の動釣合い試験が実施される。
つまり、固定ベース3側に設けられた駆動源(図示せず)によってロータ2が回転されることから、ロータ2を保持したアタッチメント5(振動部4全体)が駆動源から分離されている。そのため、ロータ2の動釣合い試験をする際に、駆動源の駆動によって生じる振動等の影響を振動部4側が受けることはなく、精度よく動釣合い試験を実施できる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
1 動釣合い試験機
2 ロータ
2A ジャーナル部
2B 貫通孔
3 固定ベース
4 振動部
5 (ロータ受け用)アタッチメント
26 ばね
27 吊り下げばね
28 マンドレル
29 スラストリング
30 ブラケット
35 凹部
36 第1供給孔
40 第2供給孔
52 凹部

Claims (4)

  1. ジャーナル部を備え、かつ、回転軸上に貫通孔を有するロータのための動釣合い試験機であって、
    固定ベースと、
    前記固定ベースに対して振動可能に連結された振動部と、
    前記振動部に設けられた前記ロータを回転自在に保持するためのロータ受け用アタッチメントと、を有し、
    当該アタッチメントは、
    前記ロータの前記貫通孔が外嵌されるマンドレルと、
    前記マンドレルの一端側に結合されたスラストリングと、
    前記マンドレルの一端側および前記スラストリングに結合されたブラケットと、を含み、
    前記アタッチメントには、前記ロータを保持したときに、少なくとも前記マンドレルと前記貫通孔との間に流体を供給するための流体供給孔が形成されており、
    前記アタッチメントは、前記振動部に対して取り外し可能であり、かつ、前記マンドレル、前記スラストリングおよび前記ブラケットに分割可能であることを特徴とする、動釣合い試験機。
  2. 前記アタッチメントは、前記マンドレルが垂直方向に延びるように配置されていて、前記ロータを縦方向に保持するものであり、
    前記振動部は、一端が前記固定ベースに取り付けられて他端が前記振動部に取り付けられた水平方向に延びる複数本のばねで支持されており、かつ、前記振動部を上方から振動自在に吊り下げる吊り下げばねが設けられていることを特徴とする、請求項1記載の動釣合い試験機。
  3. 前記ロータは、前記アタッチメントに保持された状態において、前記ロータの外周面にベルトが掛けられ、前記固定ベース側に設けられた駆動源によって、前記ベルトを介して回転されることを特徴とする、請求項1または2記載の動釣合い試験機。
  4. ジャーナル部を備え、かつ、回転軸上に貫通孔を有するロータ受け用アタッチメントであって、
    当該アタッチメントは、
    前記ロータの前記貫通孔が外嵌されるマンドレルと、
    前記マンドレルの一端側に結合されたスラストリングと、
    前記マンドレルの一端側および前記スラストリングに結合されたブラケットと、を含み、
    前記アタッチメントには、前記ロータを保持したときに、少なくとも前記マンドレルと前記貫通孔との間に流体を供給するための流体供給孔が形成されており、
    前記アタッチメントは、動釣合い試験機の振動部に対して取り外し可能であり、かつ、前記マンドレル、前記スラストリングおよび前記ブラケットに分割可能であることを特徴とする、ロータ受け用アタッチメント。
JP2009239420A 2009-10-16 2009-10-16 動釣合い試験機およびロータ受け用アタッチメント Active JP5426991B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009239420A JP5426991B2 (ja) 2009-10-16 2009-10-16 動釣合い試験機およびロータ受け用アタッチメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009239420A JP5426991B2 (ja) 2009-10-16 2009-10-16 動釣合い試験機およびロータ受け用アタッチメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011085513A true JP2011085513A (ja) 2011-04-28
JP5426991B2 JP5426991B2 (ja) 2014-02-26

Family

ID=44078556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009239420A Active JP5426991B2 (ja) 2009-10-16 2009-10-16 動釣合い試験機およびロータ受け用アタッチメント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5426991B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107588893A (zh) * 2017-09-25 2018-01-16 杭州集智机电股份有限公司 用于竖直放置转子的软支撑动平衡测试装置
CN109564140A (zh) * 2016-08-10 2019-04-02 国际计测器株式会社 动平衡测试机
CN115342973A (zh) * 2022-10-18 2022-11-15 淄博市技师学院(淄博市文化旅游学校) 一种动平衡测试实验系统

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5983028A (ja) * 1982-09-25 1984-05-14 カ−ル・シエンク・アクチエンゲゼルシヤフト つりあい試験方法および装置
JPS63176813A (ja) * 1987-01-19 1988-07-21 Hitachi Ltd 軸受装置
JP2004271528A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Schenck Rotec Gmbh 釣合い試験方法および釣合い試験機
JP2004317501A (ja) * 2003-04-10 2004-11-11 Schenck Rotec Gmbh 不釣合い測定装置および不釣合い測定方法
JP2005172538A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 回転体のバランス修正用支承装置
JP2005172537A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 回転体のバランス修正用支承装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5983028A (ja) * 1982-09-25 1984-05-14 カ−ル・シエンク・アクチエンゲゼルシヤフト つりあい試験方法および装置
JPS63176813A (ja) * 1987-01-19 1988-07-21 Hitachi Ltd 軸受装置
JP2004271528A (ja) * 2003-03-10 2004-09-30 Schenck Rotec Gmbh 釣合い試験方法および釣合い試験機
JP2004317501A (ja) * 2003-04-10 2004-11-11 Schenck Rotec Gmbh 不釣合い測定装置および不釣合い測定方法
JP2005172538A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 回転体のバランス修正用支承装置
JP2005172537A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 回転体のバランス修正用支承装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109564140A (zh) * 2016-08-10 2019-04-02 国际计测器株式会社 动平衡测试机
CN109564140B (zh) * 2016-08-10 2021-05-04 国际计测器株式会社 动平衡测试机
CN107588893A (zh) * 2017-09-25 2018-01-16 杭州集智机电股份有限公司 用于竖直放置转子的软支撑动平衡测试装置
CN107588893B (zh) * 2017-09-25 2023-07-14 杭州集智机电股份有限公司 用于竖直放置转子的软支撑动平衡测试装置
CN115342973A (zh) * 2022-10-18 2022-11-15 淄博市技师学院(淄博市文化旅游学校) 一种动平衡测试实验系统
CN115342973B (zh) * 2022-10-18 2023-01-24 淄博市技师学院(淄博市文化旅游学校) 一种动平衡测试实验系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5426991B2 (ja) 2014-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5426991B2 (ja) 動釣合い試験機およびロータ受け用アタッチメント
US11549857B2 (en) Dynamic balance testing device
CN102071979B (zh) 用于涡轮增压器轴承的定位机构
KR20140050117A (ko) 타이어 시험 장치
JP2007170951A (ja) 極低測定圧接触式測長装置
US7412884B2 (en) Unbalance measuring device and method for unbalance measurement
JP5622171B2 (ja) 縦型バランス計測装置
TW200837485A (en) Color wheel
US4412707A (en) Bearing device for centrifuge
JP2007327528A (ja) 動圧軸受装置の製造方法
US7311003B2 (en) Method and device for balancing journal-less rotors
JP6830272B2 (ja) 動釣合い試験機
JP2004340939A (ja) ジャーナルを備えていないロータのための釣合い試験方法および釣合い試験用支持装置
JP2010160119A (ja) ドライブシャフト支持構造
JP2005181012A (ja) 動釣合い試験機に適用される軸受け装置
KR20060071201A (ko) 고속주축의 동특성 측정 시스템
KR20050069072A (ko) 상부 지지형 로터리 테이블 장치
JP2019200219A (ja) 動釣合い試験機
CN211426272U (zh) 一种检验工装
JP2006220550A (ja) バランス試験機及びバランス試験方法並びにバランス調整方法
Hassan et al. Advancing balancing machine technology: A cost-effective solution for laboratory and small-medium enterprises
RU2292533C2 (ru) Балансировочный стенд с вертикальной осью вращения
KR101729271B1 (ko) 로터리 테이블의 베이스 지그
JP5197778B2 (ja) ロータリテーブル
JP2018099745A (ja) 加工治具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5426991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250