JP2011085030A - 内燃機関装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各燃焼室に接続された吸気管毎に排気を導入する分岐連通管を有する排気再循環装置の異常を精度良く検出する。
【解決手段】EGRバルブ154の開弁時における主吸気管120aの管内圧力P1と閉弁時における管内圧力P2の差の絶対値である圧力変化量ΔPが所定値ΔPref未満であるときにEGR装置150に異常が発生していると判定する。そして、エンジン22の排気側と吸気側とを連通するEGR管152は、排気管121に接続される主EGR管152aと、主EGR管152aから分岐された分岐EGR管152bとからなり、分岐EGR管152bの断面積Sdの総和は、主EGR管152aの断面積Sm未満である。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関と、内燃機関の排気側と吸気側とを連通する排気連通管に設けられた排気再循環バルブを介して排気再循環を行なう排気再循環装置とを備えた内燃機関装置に関する。
従来、この種の内燃機関装置としては、主吸気管から分岐されて複数の気筒にそれぞれ接続された複数の吸気通路と、排気側と吸気側とを連通すると共にEGRバルブが設けられたEGRパイプを通して排出ガスの一部を複数の吸気通路のそれぞれに還流させる排気ガス還流装置とを含む内燃機関を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この内燃機関装置では、EGRパイプをEGRバルブの下流側で各気筒に対応した枝管に分岐して各気筒の吸気通路にそれぞれ接続することにより、各気筒の吸気通路にそれぞれ排気ガスを導入している。また、この種の内燃機関装置として、排気ガスの一部を排気管より吸気管に還流する排気ガス還流制御弁を有する排気ガス還流制御装置を備え、当該排気ガス還流制御弁を作動状態から非作動状態又は非作動状態から作動状態に変更させた場合における吸気管圧力の変化量に基づいて排気ガス還流制御装置の異常を検出するものが提案されている(例えば、特許文献2および3参照)。特許文献2に記載の内燃機関装置では、内燃機関の定常運転中に上記の異常判定処理を実行し、吸気管圧力の変化量が所定値に至るまでの時間が所定時間よりも長いときに、排気ガス還流制御弁や排気ガス還流通路の汚れによる目詰まり(閉塞)等の異常が発生していると判定する。さらに、特許文献3に記載の内燃機関装置では、内燃機関の燃料噴射の停止中に上記の異常判定処理を実行することにより、内燃機関の定常運転中に排気ガス還流制御弁を開閉することによるエミッションやドライバビリティの悪化を防止している。
特開2009−156216号公報 特開平6−117330号公報 特開平6−58211号公報
ところで、上述の特許文献1に記載のような内燃機関装置においても、排気ガス還流装置の異常を判定するために特許文献2および3に記載の手法を適用することが考えられる。しかしながら、特許文献1に記載の内燃機関装置では、EGRパイプから分岐した枝管を通して吸気通路毎に排気ガスが導入されるため、上記の異常判定処理の実行時に、例えば一つの枝管だけが閉塞しているような場合には、異常が発生しているにも拘わらず閉塞していない枝管からは排気が吸気側に導入されることから、正常時と異常時とで吸気管圧力の変化量に顕著な差が生じない可能性があり、排気ガス還流装置の異常を誤判定してしまうおそれがある。
本発明の内燃機関装置は、各燃焼室に接続された吸気管毎に排気を導入する分岐連通管を有する排気再循環装置の異常が一本または少数の分岐連通管の閉塞に起因するものであっても、当該異常を精度良く検出可能とすることを主目的とする。
本発明の内燃機関装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の内燃機関装置は、複数の燃焼室と、主吸気管と該主吸気管から分岐されて対応する前記燃焼室にそれぞれ接続される分岐吸気管とからなる吸気管と、を含む内燃機関と、前記主吸気管における管内圧力を検出する圧力検出手段と、前記内燃機関の排気側と吸気側とを連通する排気連通管に設けられた排気再循環バルブを介して排気再循環を行なう排気再循環装置と、前記内燃機関に対する燃料供給が停止された際に前記排気再循環バルブを開閉させると共に前記圧力検出手段により検出された前記排気再循環バルブの開弁時と閉弁時とにおける前記管内圧力の変化量の絶対値が所定値未満であるときに前記排気再循環装置に異常が発生していると判定する異常判定手段と、
を備えた内燃機関装置において、
前記排気連通管は、前記排気再循環バルブを含むと共に前記内燃機関の排気管に接続された主連通管と、前記主連通管の前記排気再循環バルブよりも吸気側で該主連通管から分岐されて対応する前記分岐吸気管にそれぞれ接続される分岐連通管とからなり、該分岐連通管の断面積の総和は、前記主連通管の前記排気再循環バルブよりも吸気側における断面積未満であることを特徴とする。
本発明の内燃機関装置では、内燃機関に対する燃料供給が停止された際に排気再循環バルブを開閉させると共に排気再循環バルブの開弁時と閉弁時における管内圧力の変化量の絶対値が所定値未満であるときに排気再循環装置に異常が発生していると判定する。そして、内燃機関の排気側と吸気側とを連通する排気連通管は、排気再循環バルブを含むと共に内燃機関の排気管に接続される主連通管と、主連通管の排気再循環バルブよりも吸気側で主連通管から分岐されて対応する吸気分岐管にそれぞれ接続される分岐連通管とからなり、分岐連通管の断面積の総和は、主連通管の排気再循環バルブよりも吸気側における断面積未満である。このように、各分岐連通管の断面積の総和を主連通管の排気再循環バルブよりも吸気側の断面積未満とすれば、排気再循環バルブおよび分岐連通管を介して分岐吸気管に排気を導入したときに、各分岐連通管内の排気圧力を高めて、各分岐連通管の断面積の総和が主連通管の排気再循環バルブよりも吸気側の断面積以上である場合に比べて主吸気管における管内圧力を大きくすると共に、一本あたりの分岐連通管を介した排気再循環の主吸気管における管内圧力に対する影響度合いを大きくすることができる。従って、一本または少数の分岐連通管が閉塞しているような排気再循環装置の異常状態においても、排気再循環バルブの開弁時における管内圧力と排気再循環バルブの閉弁時における管内圧力との間に明確な差を生じさせることが可能となる。これにより、本発明の内燃機関装置では、排気再循環装置の異常が一本または少数の分岐連通管の閉塞に起因するものであっても、排気再循環バルブの開弁時と閉弁時とにおける管内圧力の変化量に基づいて当該異常を精度良く検出することができる。
本発明の実施例に係る内燃機関装置20の概略構成図である。 内燃機関装置20の要部を示す模式図である。 電子制御ユニット70により実行されるEGR異常判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例に係る内燃機関装置20の概略構成図である。実施例の内燃機関装置20は、ハイブリッド自動車等の車両に動力発生源として搭載されるものであり、例えばガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力可能な内燃機関であるエンジン22と、エンジン22からの排気を吸気系に再循環するEGR(Exhaust Gas Recirculation)装置150と、エンジン22やEGR装置150をコントロールする電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、図1に示すように、エアクリーナ122により清浄された空気を吸気管120に設けられたスロットルバルブ123を介して吸入すると共に燃料噴射弁126からガソリンを噴射して吸入された空気とガソリンとを混合し、この混合気を吸気バルブ128を介して燃焼室125に吸入し、点火プラグ130による電気火花によって爆発燃焼させて、そのエネルギにより押し下げられるピストン132の往復運動をクランクシャフト26の回転運動に変換する。エンジン22からの排気は、排気管121を通った後に、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する浄化装置(三元触媒)134を介して外気へ排出される。EGR装置150は、浄化装置134の前段で排気管121に接続されたEGR管152と、EGR管152に組み込まれると共にステッピングモータ153により駆動されるEGRバルブ154とを備え、EGRバルブ154を開弁することにより、排気を吸気系に還流する。従って、エンジン22は、空気と排気とガソリンとの混合気を燃焼室に吸引することができる。
図2に示すように、本実施例のエンジン22は、4つの燃焼室125を有する。また、吸気管120は、主吸気管120aと、主吸気管120aから分岐されて対応する燃焼室125にそれぞれ接続されると共に燃焼室125に空気を導入する分岐吸気管120bとからなる。そして、EGR装置150のEGR管152は、中途にEGRバルブ154が組み込まれた主EGR管152aと、主EGR管152aのEGRバルブ154よりも吸気側(排気の流れ方向における下流側)で対応する分岐吸気管120bにそれぞれ接続される分岐EGR管152bからなる。ここで、実施例において、各分岐EGR管152bの断面積Sdの総和は、主EGR管152aのEGRバルブ154よりも吸気側における最小の断面積Sm未満となるように定められている。これにより、主EGR管152aから分岐EGR管152bへと流れ込んだ排気の圧力は、主EGR管152a内の排気の圧力よりも高くなる。従って、EGRバルブ154を開弁したときに、各分岐吸気管120b内に高圧の排気が導入されることから、主吸気管120a内における流体の圧力である管内圧力は、各分岐EGR管152bの断面積Sdの総和が主EGR管152aのEGRバルブ154よりも吸気側における最小の断面積Sm以上である場合に比べて大きくなる。
電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。電子制御ユニット70には、エンジン22の状態を検出する種々のセンサからの信号、例えば、クランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ140からのクランクポジションや、スロットルバルブ123のポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサ124からのスロットルポジション、主吸気管120aに取り付けられた圧力センサ147からの管内圧力などが入力ポートを介して入力されている。また、電子制御ユニット70からは、エンジン22を駆動するための種々の制御信号、例えば、燃料噴射弁126への駆動信号やスロットルバルブ123のポジションを調節するスロットルモータ136への駆動信号、EGR装置150のEGRバルブ154への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。さらに、電子制御ユニット70は、エンジン22やEGR装置150のコントローラとして機能するだけではなく、車両全体をコントロールするユニットとしても機能し、車両全体をコントロールするユニットとしても機能することから、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号やシフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP、車速センサ88からの車速Vなども入力ポートを介して入力している。そして、電子制御ユニット70は、エンジン22の運転中に運転者によりアクセルペダル83の踏み込みが解除されたアクセルオフ時や所定の燃料カット条件が成立した時にエンジン22に対する燃料供給すなわち燃料噴射弁126からの燃料噴射を停止する燃料カット制御を実行する。
次に、上述のように構成された内燃機関装置20の動作、特にEGR装置150の異常の有無を判定する際の動作について説明する。図3は、実施例の電子制御ユニット70により実行されるEGR異常判定ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、エンジン22の始動後に最初の燃料カット制御が実行されている最中に実行される。なお、ここでは、エンジン22の最初の燃料カット制御が実行されたときにEGRバルブ154が開弁状態にあってEGR装置150による排気再循環は実行されていないものとして本ルーチンについて説明する。
図3のEGR異常判定ルーチンが実行されると、電子制御ユニット70は、閉弁状態にあるEGRバルブ154が所定開度だけ開弁するようにステッピングモータ153を制御する(ステップS100)。これにより、排気管121内の排気の一部が主EGR管152a、EGRバルブ154および各分岐EGR管152bを介して各分岐吸気管120b内に導入される。続いて、EGRバルブ154の開弁後に圧力センサ147により検出された主吸気管120aの管内圧力P1を読み込み、RAM76に格納する(ステップS110)。次に、EGRバルブ154が全閉するようにステッピングモータ153を制御し(ステップS120)、全閉後に圧力センサ147により検出された主吸気管120aの管内圧力P2を読み込み、RAM76に格納する(ステップS130)。さらに、EGRバルブ154の開弁時における主吸気管120aの管内圧力P1とEGRバルブ154の閉弁時における管内圧力P2との差の絶対値である圧力変化量ΔPを算出し(ステップS140)、算出した圧力変化量ΔPが所定値ΔPref以上であるか否かを判定する(ステップS150)。ここで、所定値ΔPrefは、上記のステップS100〜S150の処理を実行した際に、EGRバルブ154が正常であって、かつ主EGR管152aおよび分岐EGR管152bの何れにも閉塞が生じていないときに主吸気管120aに生じるべき圧力変化量ΔPとして、実験・解析等により予め定められるものである。圧力変化量ΔPが所定値ΔPref以上であると判定された場合には、EGRバルブ154が正常であって、かつ主EGR管152aおよび分岐EGR管152bの何れにも閉塞が生じていないものと判断され、EGR装置150は正常であると判定される(ステップS160)。これに対して、圧力変化量ΔPが所定値ΔPref未満であると判定された場合には、主吸気管120a内に本来生じるべき圧力変化量ΔPが現れていないことから、EGRバルブ154に異常が発生しているか、あるいは主EGR管152aおよび分岐EGR管152bの少なくとも何れかに閉塞が生じていると判断され、EGR装置150に異常が生じている旨を運転者に知らせるために警告灯の点灯処理等が行われる(ステップS170)。
以上説明した実施例の内燃機関装置20では、エンジン22の始動後に最初の燃料カット制御が実行されている際に、EGRバルブ154を開閉させると共にEGRバルブ154の開弁時における主吸気管120aの管内圧力P1と閉弁時における主吸気管120aの管内圧力P2の差の絶対値である圧力変化量ΔPが所定値ΔPref未満であるときにEGR装置150に異常が発生していると判定するEGR異常判定ルーチンが実行される(ステップS100〜S170)。そして、エンジン22の排気側と吸気側とを連通するEGR管152は、EGRバルブ154を含むと共にエンジン22の排気管121に接続される主EGR管152aと、主EGR管152aのEGRバルブ154よりも吸気側で主EGR管152aから分岐されて対応する分岐吸気管120bにそれぞれ接続される分岐EGR管152bとからなり、分岐EGR管152bの断面積Sdの総和は、主EGR管152aのEGRバルブ154よりも吸気側における断面積Sm未満である。このように、分岐EGR管152bの断面積Sdの総和を主EGR管152aのEGRバルブ154よりも吸気側の断面積Sm未満とすれば、上述のEGR異常判定ルーチンを実行した際には、EGRバルブ154および分岐EGR管152bを介して分岐吸気管120bに排気を導入したときに各分岐EGR管152b内の排気圧力を高めることができる。これにより、本発明を適用しない場合、すなわち、各分岐EGR管152bの断面積Sdの総和が主EGR管152aのEGRバルブ154よりも吸気側の断面積Sm以上である場合に比べ、EGRバルブ154の開弁時における主吸気管120aの管内圧力P1を大きくすると共に、一本あたりの分岐EGR管152bを介した排気再循環の主吸気管120aにおける管内圧力P1に対する影響度合いを大きくすることができる。従って、一本または少数の分岐EGR管152bが閉塞しているようなEGR装置150の異常状態においても、EGRバルブ154の開弁時における管内圧力P1とEGRバルブ154の閉弁時における管内圧力P2との差の絶対値である圧力変化量ΔPに明確な差を生じさせることが可能となる。これにより、本発明の内燃機関装置20では、EGR装置150の異常が一本または少数の分岐EGR管152bの閉塞に起因するものであっても、EGRバルブ154の開弁時と閉弁時とにおける管内圧力Pの変化量に基づいて当該異常を精度良く検出することができる。
なお、エンジン22の始動後における最初の燃料カット制御の実行中にEGRバルブ154を介した排気再循環が実行されている場合には、開弁状態にあるEGRバルブ154を一旦全閉とした後に再度開弁し、EGRバルブ154の開弁時における管内圧力P1と閉弁時における管内圧力P2との差の絶対値である圧力変化量ΔPを算出してもよい。また、本実施例では、EGR異常判定ルーチンにおいてEGRバルブ154の開閉動作と圧力変化量ΔPの算出(ステップS100〜S140)および圧力変化量ΔPと所定値ΔPrefとの比較(ステップS150)をそれぞれ一度だけ行うものとしたが、EGRバルブ154の開閉動作と圧力変化量ΔPの算出および圧力変化量ΔPと所定値ΔPrefとの比較を複数回行い、圧力変化量ΔPが所定値ΔPref未満であると判定された回数が所定回数以上である場合にEGR装置150に異常が発生していると判定してもよい。さらに、複数回算出した圧力変化量ΔPの平均値を算出すると共に当該圧力変化量ΔPの平均値と所定値ΔPrefとの比較を行い、圧力変化量ΔPの平均値が所定値ΔPref未満であるときにEGR装置150に異常が発生していると判定してもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、4つの燃焼室125が「複数の燃焼室」に相当し、主吸気管120aが「主吸気管」に相当し、分岐吸気管120bが「分岐吸気管」に相当し、エンジン22が「内燃機関」に相当し、圧力センサ147が「圧力検出手段」に相当し、EGR管152が「排気連通管」に相当し、EGRバルブ154が「排気再循環バルブ」に相当し、EGR装置150が「排気再循環装置」に相当し、図3のステップS100〜170の処理を実行する電子制御ユニット70が「異常判定手段」に相当し、主EGR管152aが「主連通管」に相当し、分岐EGR管152bが「分岐連通管」に相当する。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、内燃機関と、内燃機関の排気側と吸気側とを連通する排気連通管に設けられた排気再循環バルブを介して排気再循環を行なう排気再循環装置とを備えた内燃機関装置の製造産業に利用可能である。
20 内燃機関装置、22 エンジン、26 クランクシャフト、70 電子制御ユニット、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、120 吸気管、120a 主吸気管、120b 分岐吸気管、121 排気管、122 エアクリーナ、123 スロットルバルブ、124 スロットルバルブポジションセンサ、125 燃焼室、126 燃料噴射弁、128 吸気バルブ、130 点火プラグ、132 ピストン、134 浄化装置、136 スロットルモータ、140 クランクポジションセンサ、147 圧力センサ、150 EGR装置、152 EGR管、152a 主EGR管、152b 分岐EGR管、153 ステッピングモータ、154 EGRバルブ。

Claims (1)

  1. 複数の燃焼室と、主吸気管と該主吸気管から分岐されて対応する前記燃焼室にそれぞれ接続される分岐吸気管とからなる吸気管と、を含む内燃機関と、前記主吸気管における管内圧力を検出する圧力検出手段と、前記内燃機関の排気側と吸気側とを連通する排気連通管に設けられた排気再循環バルブを介して排気再循環を行なう排気再循環装置と、前記内燃機関に対する燃料供給が停止された際に前記排気再循環バルブを開閉させると共に前記圧力検出手段により検出された前記排気再循環バルブの開弁時と閉弁時とにおける前記管内圧力の変化量の絶対値が所定値未満であるときに前記排気再循環装置に異常が発生していると判定する異常判定手段と、
    を備えた内燃機関装置において、
    前記排気連通管は、前記排気再循環バルブを含むと共に前記内燃機関の排気管に接続された主連通管と、前記主連通管の前記排気再循環バルブよりも吸気側で該主連通管から分岐されて対応する前記分岐吸気管にそれぞれ接続される分岐連通管とからなり、該分岐連通管の断面積の総和は、前記主連通管の前記排気再循環バルブよりも吸気側における断面積未満であることを特徴とする内燃機関装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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