JP2011084474A - 柑橘類の皮を使ったお香 - Google Patents

Abstract

【課題】柑橘類の皮は、これまで干したものを漢方（陳皮）として用いらたり、洗剤として利用される事はあったものの、一般的には消費された後に廃棄されることがほとんどであった。そこで柑橘類の皮の新たな活用法を確立し、資源の有効活用や廃棄物の削減を可能とする。
【解決手段】粉末にし乾燥させた柑橘類の皮と増粘剤（タブの粉等）を水で練り合わせ、乾燥させたものをお香（線香）として利用する。柑橘類の皮を特有の香りによりリラックス等様々な効果が期待され、線香として仏壇等で利用することも可能である。皮と増粘剤を水で混ぜる際、柑橘の花から抽出した成分も混ぜることにより、より一層香りを発生させることも可能である。
【図面の簡単な説明】

【選択図】図１

Description

本発明は、柑橘類の皮を使ったお香に関するものである。

柑橘類の皮は、これまで干したものを漢方（陳皮）として用いられてきた。

また、皮に含まれる成分を利用し、洗剤として用いられることが多かった。

しかし、一般的には消費された後に廃棄されることがほとんどであり、資源の有効活用や廃棄物の削減の観点から他の利用法を検討する必要がある。

特許公開平９−１８８８９８

「おばあちゃんの知恵袋 再利用大事典」宝島社 ２００８年

本発明は、柑橘類の皮の新たな活用法を確立し、資源の有効活用や廃棄物の削減を目的とする。

本発明は、粉末にした柑橘類の皮と増粘剤（タブの粉等）を水で練り合わせ、乾燥させたものをお香（線香）として利用する。

本発明の柑橘類の皮を使ったお香は、柑橘類の皮を特有の香りによりリラックス等様々な効果が期待され、線香として仏壇等で利用することも可能である。皮と増粘剤を混ぜる際、柑橘の花から抽出した成分も混ぜることにより、より一層香りを発生させることも可能である。また、一般家庭にある簡単な器具で作ることができるという利点もある。粉末化にはおろし金が利用でき、粉末が大きい場合はすり鉢も利用する。

図１は柑橘類の皮を使ったお香の作成方法を示した説明図である。（実施例１） 図２は柑橘類の皮を使ったお香の作成方法を示した説明図である。（実施例２）

粉末化した柑橘類の皮と増粘剤を水で練り合わせる際の配合比を体積比を変えて比較し、次表の配合を得た。
表１

実施例１では、着火する時としない時があるが、最後まで燃え尽きることはない

実施例２では線状にすれば着火するも最後まで燃えない事が多い

実施例３では線状にすれば着火し、
燃え尽きる

実施例４では円錐状でも着火し、
燃え尽きる

形状に合わせて配合を変えることにより、お香として利用することが可能である

以上をふまえて、本発明の実施例に関わる柑橘類の皮を利用したお香は柑橘類の果汁を利用したジュース類を作成する際に廃棄される柑橘の皮の有効利用にも繋がる。

Claims (1)

1. 粉末化した柑橘の皮と増粘剤を混合して主成分となすことを特徴とするお香。

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