JP2011083028A - トラフィック制御装置、トラフィック制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
トラフィック制御装置、トラフィック制御方法及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】パケットバッファ11に各々対応する第1のトークンバッファと、パケットバッファ11の全て或いは一部複数に対応する第2のトークンバッファとを備え、制御部31は、1つのパケットバッファ11に関し、当該パケットバッファ11に対応する第1のトークンバッファ及び第2のトークンバッファに蓄積されているトークンの量を総合して当該パケットバッファ11からのパケット読み出しを制御する。
【選択図】図5
Description
これにより、前述のトラフィック制御装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るトラフィック制御装置1aの構成を示すブロック図である。第1実施形態では、複数のトークンバケットを直列に接続する。
図1において、トラフィック制御装置1aは、2つのトークンバケット10−1、10−2(以下、特に区別しないときは「トークンバケット10」と称する)を有する。それらトークンバケット10−1、10−2は、直列に接続されている。
パケットバッファ11は、トークンバケット10に入力されたパケットPaを蓄積する。
トークンバッファ12はトークンを蓄積する。トークンバッファ12には、トークンレートrでトークンが入力される。また、トークンバッファ12のサイズであるトークンバケットサイズbが設定される。トークンレートr及びトークンバケットサイズbは、トークンバケット10−1、10−2毎に個別に設定可能である。
バッファ読み出し部13は、トークンバッファ12に蓄積されているトークンの量に応じてパケットバッファ11からパケットPaを読み出し、読み出したパケットPaを出力する。
図2は、本発明の第2実施形態に係るトラフィック制御装置1bの構成を示すブロック図である。この図2において図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。第2実施形態では、複数のトークンバケットを並列に接続する。
図2において、トラフィック制御装置1bは、2つのトークンバケット10−1、10−2とクラシファイア21とトランスミッタ22とを有する。トークンバケット10−1、10−2は、入力側はクラシファイア21、出力側はトランスミッタ22を介して並列に接続される構成となっている。
トランスミッタ22は、トークンバケット10−1、10−2からそれぞれ出力されたパケットPaを一系統にまとめて出力する。
また、上述した例では、クラシファイア21は、QOSクラスでの分類を行ったが、アプリケーション毎等、他の分類を行うようにしてもよい。
図3は、本発明の第3実施形態に係るトラフィック制御装置1cの構成を示すブロック図である。この図3において図1、図2の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。第3実施形態では、複数のトークンバケットを直列及び並列に接続する。
図3において、トラフィック制御装置1cは、3つのトークンバケット10−1〜3とクラシファイア21とトランスミッタ22とを有する。
図4は、本発明の第4実施形態に係るトラフィック制御装置1dの構成を示すブロック図である。この図4において図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。また、図4では、トラフィック制御装置1dの入力パケットを分類するクラシファイア21については省略している。
図5は、本発明の第5実施形態に係るトラフィック制御装置1eの構成を示すブロック図である。この図5において図4の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。また、図5では、トラフィック制御装置1eの入力パケットを分類するクラシファイア21と、トラフィック制御装置1eの出力パケットを一系統にまとめて出力するトランスミッタ22については省略している。
トークンバッファ12−1は、パケットバッファ11−1からの読み出し制御に用いられる。トークンバッファ12−2は、パケットバッファ11−2からの読み出し制御に用いられる。トークンバッファ12−2は、パケットバッファ11−1からの読み出し制御及びパケットバッファ11−2からの読み出し制御の両方に用いられる。
また、上述した図5の構成例では、並列多段構成としたが、直列多段構成についても同様に適用可能である。
図6は、本発明の第6実施形態に係るトラフィック制御装置1fの構成を示すブロック図である。この図6において図5の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。また、図6では、トラフィック制御装置1fの入力パケットを分類するクラシファイア21については省略している。
トークンバッファ12−1は、パケットバッファ11からのパケットPa−1の読み出し制御に用いられる。トークンバッファ12−2は、パケットバッファ11からのパケットPa−2の読み出し制御に用いられる。トークンバッファ12−2は、パケットバッファ11からのパケットPa−1の読み出し制御及びパケットバッファ11からのパケットPa−2の読み出し制御の両方に用いられる。
図7は、本発明の第7実施形態に係るトラフィック制御装置1gの構成を示すブロック図である。この図7において図1及び図3の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。また、図7では、トラフィック制御装置1gの入力パケットを分類するクラシファイア21については省略している。
f(x)=axb+c、
が利用できる。但し、a,b,cは任意に設定可能な定数である。
また、トークンバケット10の状態値xとしては、
(1)トークンバッファ12に蓄積されているトークンの量、
(2)パケットバッファ11に蓄積されているパケットのバイト数、
(3)パケットバッファ11に蓄積されているパケット数、
などが利用できる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (3)
- 入力されるパケットを蓄積するパケットバッファと、前記パケットバッファからパケットを読み出すバッファ読み出し手段の組み合わせを複数と、
トラフィック流量の最大バースト長を規定するバッファサイズ(トークンバケットサイズ)を有し、トラフィック流量の平均レートを規定するレート(トークンレート)で入力されるトークンを蓄積するトークンバッファを複数と、
前記バッファ読み出し手段にパケットの読み出しを指示する制御手段と、を備え、
前記複数のトークンバッファは、前記パケットバッファに各々対応する第1のトークンバッファと、前記パケットバッファの全て或いは一部複数に対応する第2のトークンバッファとから成り、
前記制御手段は、1つの前記パケットバッファに関し、当該パケットバッファに対応する前記第1のトークンバッファ及び前記第2のトークンバッファに蓄積されているトークンの量を総合して、当該パケットバッファからのパケット読み出しを制御する、
ことを特徴とするトラフィック制御装置。 - 入力されるパケットを蓄積するパケットバッファと、前記パケットバッファからパケットを読み出すバッファ読み出し手段の組み合わせを複数と、トラフィック流量の最大バースト長を規定するバッファサイズ(トークンバケットサイズ)を有し、トラフィック流量の平均レートを規定するレート(トークンレート)で入力されるトークンを蓄積するトークンバッファを複数と、を用いたトラフィック流量制限を行うトラフィック流量制限過程と、
前記バッファ読み出し手段にパケットの読み出しを指示する制御過程と、を有し、
前記複数のトークンバッファは、前記パケットバッファに各々対応する第1のトークンバッファと、前記パケットバッファの全て或いは一部複数に対応する第2のトークンバッファとから成り、
前記制御過程は、1つの前記パケットバッファに関し、当該パケットバッファに対応する前記第1のトークンバッファ及び前記第2のトークンバッファに蓄積されているトークンの量を総合して、当該パケットバッファからのパケット読み出しを制御する、
ことを特徴とするトラフィック制御方法。 - 入力されるパケットを蓄積するパケットバッファと、前記パケットバッファからパケットを読み出すバッファ読み出し手段の組み合わせを複数と、トラフィック流量の最大バースト長を規定するバッファサイズ(トークンバケットサイズ)を有し、トラフィック流量の平均レートを規定するレート(トークンレート)で入力されるトークンを蓄積するトークンバッファを複数と、を用いたトラフィック流量制限を行うトラフィック流量制限機能と、
前記バッファ読み出し手段にパケットの読み出しを指示する制御機能と、をコンピュータに実現させるコンピュータプログラムであり、
前記複数のトークンバッファは、前記パケットバッファに各々対応する第1のトークンバッファと、前記パケットバッファの全て或いは一部複数に対応する第2のトークンバッファとから成り、
前記制御機能は、1つの前記パケットバッファに関し、当該パケットバッファに対応する前記第1のトークンバッファ及び前記第2のトークンバッファに蓄積されているトークンの量を総合して、当該パケットバッファからのパケット読み出しを制御する、
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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JP2010280730A JP2011083028A (ja) | 2010-12-16 | 2010-12-16 | トラフィック制御装置、トラフィック制御方法及びコンピュータプログラム |
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