JP2011083028A - トラフィック制御装置、トラフィック制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

トラフィック制御装置、トラフィック制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】トークンバケットを用いたトラフィック制御の柔軟性の向上を図る。
【解決手段】パケットバッファ11に各々対応する第1のトークンバッファと、パケットバッファ11の全て或いは一部複数に対応する第2のトークンバッファとを備え、制御部31は、1つのパケットバッファ11に関し、当該パケットバッファ11に対応する第1のトークンバッファ及び第2のトークンバッファに蓄積されているトークンの量を総合して当該パケットバッファ11からのパケット読み出しを制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、トラフィック制御装置、トラフィック制御方法及びコンピュータプログラムに関する。
従来、トークンバケットと呼ばれるトラフィック制御方式が知られている(例えば、非特許文献1参照)。トークンバケットは、トークンを蓄積するトークンバッファを備え、トークンバッファに蓄積されているトークンの量に応じてトラフィックの流量を制御する。トークンバケットの制御パラメータには、トークンバッファにトークンを入力するレートである「トークンレート」と、トークンバッファのサイズである「トークンバケットサイズ」とがある。トークンレートは、トラフィック流量の平均レートを規定する。トークンバケットサイズは、トラフィック流量の最大バースト長を規定する。
A. Parekh, R.Gallerger, "A generalized processor sharing approach to flow control in integrated services network: the single node case", IEEE/ACM transaction on Networking vol.1, no.3, Jun-93.
しかし、上述した従来のトークンバケットを用いたトラフィック制御では、平均レート及び最大バースト長を用いた局所的なトラフィック制御しか実現することができず、柔軟性に欠けるという問題がある。つまり、平均レートの制限により、長時間の平均で見たときに、ネットワークに流入するトラフィック量を一定以下に制限すること、また、最大バースト長の制限により、瞬間的にネットワークに流入するトラフィック量を一定以下に制限することはできる。しかしながら、インタラクティブなアプリケーションの使い勝手等のユーザの多様な要求を満たすことはできない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、トークンバケットを用いたトラフィック制御の柔軟性の向上を図ることのできるトラフィック制御装置、トラフィック制御方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、本発明のトラフィック制御装置をコンピュータを利用して実現するためのコンピュータプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係るトラフィック制御装置は、入力されるパケットを蓄積するパケットバッファと、前記パケットバッファからパケットを読み出すバッファ読み出し手段の組み合わせを複数と、トラフィック流量の最大バースト長を規定するバッファサイズ(トークンバケットサイズ)を有し、トラフィック流量の平均レートを規定するレート(トークンレート)で入力されるトークンを蓄積するトークンバッファを複数と、前記バッファ読み出し手段にパケットの読み出しを指示する制御手段と、を備え、前記複数のトークンバッファは、前記パケットバッファに各々対応する第1のトークンバッファと、前記パケットバッファの全て或いは一部複数に対応する第2のトークンバッファとから成り、前記制御手段は、1つの前記パケットバッファに関し、当該パケットバッファに対応する前記第1のトークンバッファ及び前記第2のトークンバッファに蓄積されているトークンの量を総合して、当該パケットバッファからのパケット読み出しを制御する、ことを特徴とする。
本発明に係るトラフィック制御方法は、入力されるパケットを蓄積するパケットバッファと、前記パケットバッファからパケットを読み出すバッファ読み出し手段の組み合わせを複数と、トラフィック流量の最大バースト長を規定するバッファサイズ(トークンバケットサイズ)を有し、トラフィック流量の平均レートを規定するレート(トークンレート)で入力されるトークンを蓄積するトークンバッファを複数と、を用いたトラフィック流量制限を行うトラフィック流量制限過程と、前記バッファ読み出し手段にパケットの読み出しを指示する制御過程と、を有し、前記複数のトークンバッファは、前記パケットバッファに各々対応する第1のトークンバッファと、前記パケットバッファの全て或いは一部複数に対応する第2のトークンバッファとから成り、前記制御過程は、1つの前記パケットバッファに関し、当該パケットバッファに対応する前記第1のトークンバッファ及び前記第2のトークンバッファに蓄積されているトークンの量を総合して、当該パケットバッファからのパケット読み出しを制御する、ことを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、入力されるパケットを蓄積するパケットバッファと、前記パケットバッファからパケットを読み出すバッファ読み出し手段の組み合わせを複数と、トラフィック流量の最大バースト長を規定するバッファサイズ(トークンバケットサイズ)を有し、トラフィック流量の平均レートを規定するレート(トークンレート)で入力されるトークンを蓄積するトークンバッファを複数と、を用いたトラフィック流量制限を行うトラフィック流量制限機能と、前記バッファ読み出し手段にパケットの読み出しを指示する制御機能と、をコンピュータに実現させるコンピュータプログラムであり、前記複数のトークンバッファは、前記パケットバッファに各々対応する第1のトークンバッファと、前記パケットバッファの全て或いは一部複数に対応する第2のトークンバッファとから成り、前記制御機能は、1つの前記パケットバッファに関し、当該パケットバッファに対応する前記第1のトークンバッファ及び前記第2のトークンバッファに蓄積されているトークンの量を総合して、当該パケットバッファからのパケット読み出しを制御する、ことを特徴とする。
これにより、前述のトラフィック制御装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
本発明によれば、トークンバケットを用いたトラフィック制御の柔軟性の向上を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係るトラフィック制御装置1aの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るトラフィック制御装置1bの構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係るトラフィック制御装置1cの構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係るトラフィック制御装置1dの構成を示すブロック図である。 本発明の第5実施形態に係るトラフィック制御装置1eの構成を示すブロック図である。 本発明の第6実施形態に係るトラフィック制御装置1fの構成を示すブロック図である。 本発明の第7実施形態に係るトラフィック制御装置1gの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照し、本発明の各実施形態について順次説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係るトラフィック制御装置1aの構成を示すブロック図である。第1実施形態では、複数のトークンバケットを直列に接続する。
図1において、トラフィック制御装置1aは、2つのトークンバケット10−1、10−2(以下、特に区別しないときは「トークンバケット10」と称する)を有する。それらトークンバケット10−1、10−2は、直列に接続されている。
トークンバケット10は、パケットバッファ11とトークンバッファ12とバッファ読み出し部13とを有する。
パケットバッファ11は、トークンバケット10に入力されたパケットPaを蓄積する。
トークンバッファ12はトークンを蓄積する。トークンバッファ12には、トークンレートrでトークンが入力される。また、トークンバッファ12のサイズであるトークンバケットサイズbが設定される。トークンレートr及びトークンバケットサイズbは、トークンバケット10−1、10−2毎に個別に設定可能である。
バッファ読み出し部13は、トークンバッファ12に蓄積されているトークンの量に応じてパケットバッファ11からパケットPaを読み出し、読み出したパケットPaを出力する。
図1のトラフィック制御装置1aに入力されたパケットPaは、まず一段目のトークンバケット10−1でトラフィック流量の制限を受ける。そして、トークンバケット10−1出力後のパケットPaは、二段目のトークンバケット10−2に入力され、二段目のトークンバケット10−2でのトラフィック流量の制限を受けた後に出力される。
上述した第1実施形態によれば、まず、一段目のトークンバケット10−1によって入力トラフィックのトラフィック流量を制限する。次いで、その一段目によって制限されたトラフィックに対して、さらに二段目のトークンバケット10−2によってトラフィック流量を制限する。これにより、トークンレートr(トラフィック流量の平均レート)及びトークンバケットサイズb(トラフィック流量の最大バースト長)を用いた2段階のトラフィック制御を行うことができ、より柔軟なトラフィック制御を行うことが可能となる。
なお、上述した図1の構成例では、トークンバケット10の直列2段構成を一例として挙げたが、さらなる直列多段構成(3段以上)も同様に可能である。
[第2実施形態]
図2は、本発明の第2実施形態に係るトラフィック制御装置1bの構成を示すブロック図である。この図2において図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。第2実施形態では、複数のトークンバケットを並列に接続する。
図2において、トラフィック制御装置1bは、2つのトークンバケット10−1、10−2とクラシファイア21とトランスミッタ22とを有する。トークンバケット10−1、10−2は、入力側はクラシファイア21、出力側はトランスミッタ22を介して並列に接続される構成となっている。
クラシファイア21は、トラフィック制御装置1bに入力されたパケットPaを個々のQOS(Quality Of Service)クラスに分類する。そして、その分類したパケットPaを各QoSクラスに対応付けられているトークンバケット10−1、10−2に振り分けて出力する。
トランスミッタ22は、トークンバケット10−1、10−2からそれぞれ出力されたパケットPaを一系統にまとめて出力する。
上述した第2実施形態によれば、QoSクラスに応じてトークンバケット10−1、10−2を使い分けし、各QoSクラスに適したトラフィック流量制限を行うことができる。
なお、上述した図2の構成例では、トークンバケット10の並列2段構成を一例として挙げたが、さらなる並列多段構成(3段以上)も同様に可能である。
また、上述した例では、クラシファイア21は、QOSクラスでの分類を行ったが、アプリケーション毎等、他の分類を行うようにしてもよい。
[第3実施形態]
図3は、本発明の第3実施形態に係るトラフィック制御装置1cの構成を示すブロック図である。この図3において図1、図2の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。第3実施形態では、複数のトークンバケットを直列及び並列に接続する。
図3において、トラフィック制御装置1cは、3つのトークンバケット10−1〜3とクラシファイア21とトランスミッタ22とを有する。
クラシファイア21によって分類されたパケットPaは、各々対応するトークンバケット10−1、10−2に入力される。トークンバケット10−1、10−2は、入力されたパケットPaに対して、それぞれ個別のトラフィック流量制限を行う。トークンバケット10−1、10−2出力後のパケットPaは、トークンバケット10−3に入力される。トークンバケット10−3は、入力されたパケットPaに対して独自のトラフィック流量制限を行う。トークンバケット10−3出力後のパケットPaは、トランスミッタ22に入力される。
また、クラシファイア21によって分類されたパケットPaの一部は、トークンバケット10−1〜3を介さずにトランスミッタ22に入力される。
上述した第3実施形態によれば、トークンバケット10−1、10−2の並列接続構成によるQoSクラス等の分類に応じたトラフィック制御機能と、トークンバケット10−1、10−2と10−3の直列接続構成による二段階のトラフィック制御機能とを併せ持つことができる。これにより、トラフィック制御の更なる柔軟性向上を実現できる。
なお、上述した図3の構成例では、トークンバケット10の直列及び並列ともに2段の構成を一例として挙げたが、さらなる多段構成(3段以上)も同様に可能である。また、直列接続と並列接続の段数は異なっていてもよい。
[第4実施形態]
図4は、本発明の第4実施形態に係るトラフィック制御装置1dの構成を示すブロック図である。この図4において図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。また、図4では、トラフィック制御装置1dの入力パケットを分類するクラシファイア21については省略している。
上述した第1〜3の実施形態では、トークンバケット10毎に個別のトラフィック制御を行ったが、第4実施形態では複数のトークンバケットによるトラフィック制御を統合して行う。
図4において、トラフィック制御装置1dは、3つのトークンバケット100−1〜3(以下、特に区別しないときは「トークンバケット100」と称する)と制御部31とを有する。トークンバケット100−1〜3は、上記図3のトークンバケット10−1〜3の接続構成と同様に、トークンバケット100−1と100−2が並列に、そして、トークンバケット100−1、100−2と100−3が直列に接続される構成となっている。
トークンバケット100は、上述した第1〜3の実施形態のトークンバケット10と同様の構成であるが、バッファ読み出し部13は、制御部31からの指示に従ってパケットバッファ11からのパケット読み出しを行う。
制御部31は、各トークンバケット100−1〜3のトークンバッファ12に蓄積されているトークンの量を総合して、各トークンバケット100−1〜3のパケットバッファ11からのパケット読み出し制御を行う。そして、その読み出し制御の結果である読み出し制御指示を、各トークンバケット100−1〜3のバッファ読み出し部13に出力する。
上述した第4実施形態によれば、各トークンバケット100−1〜3のトークンバッファ12に蓄積されているトークンの量を総合して、トラフィック制御を行うことができる。これにより、多様なトラフィック制御の実現が可能となる。
なお、上述した図4の構成例では、トークンバケット100の直列及び並列ともに2段の構成を一例として挙げたが、さらなる多段構成(3段以上)も同様に可能である。また、直列接続と並列接続の段数は異なっていてもよい。
また、制御部31は、トラフィック制御装置1d内の全て或いは一部のトークンバケット100のトークンバッファ12に蓄積されているトークンの量を総合して、各トークンバケット100のパケットバッファ11からのパケット読み出し制御を行えばよい。
[第5実施形態]
図5は、本発明の第5実施形態に係るトラフィック制御装置1eの構成を示すブロック図である。この図5において図4の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。また、図5では、トラフィック制御装置1eの入力パケットを分類するクラシファイア21と、トラフィック制御装置1eの出力パケットを一系統にまとめて出力するトランスミッタ22については省略している。
第5実施形態では、複数のトークンバケットによるトラフィック制御を統合して行う場合の変形例を示している。
図5において、トラフィック制御装置1eは、パケットバッファ11−1とバッファ読み出し部13−1の組み合わせと、パケットバッファ11−2とバッファ読み出し部13−2の組み合わせと、3つのトークンバッファ12−1〜3と、制御部31とを有する。
パケットバッファ11−1、11−2には、それぞれ対応する系統のパケットPaが入力される。
トークンバッファ12−1は、パケットバッファ11−1からの読み出し制御に用いられる。トークンバッファ12−2は、パケットバッファ11−2からの読み出し制御に用いられる。トークンバッファ12−2は、パケットバッファ11−1からの読み出し制御及びパケットバッファ11−2からの読み出し制御の両方に用いられる。
制御部31は、トークンバッファ12−1及び12−3に蓄積されているトークンの量に応じて、パケットバッファ11−1からの読み出し制御を行う。また、トークンバッファ12−2及び12−3に蓄積されているトークンの量に応じて、パケットバッファ11−1からの読み出し制御を行う。
上述した第5実施形態によれば、トークンバッファ12−3に係るトークンレートr(トラフィック流量の平均レート)及びトークンバケットサイズb(トラフィック流量の最大バースト長)によって、各パケットバッファ11−1、11−2からの出力トラフィックを統合して制御することができる。
なお、上述した図5の構成例では、パケットバッファ11の並列2段構成を一例として挙げたが、さらなる並列多段構成(3段以上)も同様に可能である。
また、上述した図5の構成例では、並列多段構成としたが、直列多段構成についても同様に適用可能である。
また、制御部31は、トラフィック制御装置1e内の全て或いは一部のトークンバッファ12に蓄積されているトークンの量を総合して、各パケットバッファ11からのパケット読み出しを制御すればよい。
また、複数のトークンバッファ12は、パケットバッファ11に各々対応するトークンバッファ12と、パケットバッファ11の全て或いは一部複数に対応するトークンバッファ12とから成るようにしてもよい。例えば、トークンバッファ12−1、12−2は各々パケットバッファ11−1、11−2に対応して設けられるが、トークンバッファ12−3は一方のパケットバッファ11のみ(例えばパケットバッファ11−1のみ)のパケット読み出し制御に用いられるようにしてもよい。
[第6実施形態]
図6は、本発明の第6実施形態に係るトラフィック制御装置1fの構成を示すブロック図である。この図6において図5の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。また、図6では、トラフィック制御装置1fの入力パケットを分類するクラシファイア21については省略している。
第6実施形態では、複数のトークンバケットによるトラフィック制御を統合して行う場合の他の変形例を示している。
図6において、トラフィック制御装置1fは、一つのパケットバッファ11とそのバッファ読み出し部13aと、3つのトークンバッファ12−1〜3と、制御部31とを有する。
パケットバッファ11には、二系統のパケットPa−1、Pa−2が入力される。
トークンバッファ12−1は、パケットバッファ11からのパケットPa−1の読み出し制御に用いられる。トークンバッファ12−2は、パケットバッファ11からのパケットPa−2の読み出し制御に用いられる。トークンバッファ12−2は、パケットバッファ11からのパケットPa−1の読み出し制御及びパケットバッファ11からのパケットPa−2の読み出し制御の両方に用いられる。
制御部31は、トークンバッファ12−1及び12−3に蓄積されているトークンの量に応じて、パケットバッファ11からのパケットPa−1の読み出し制御を行う。また、トークンバッファ12−2及び12−3に蓄積されているトークンの量に応じて、パケットバッファ11からのパケットPa−2の読み出し制御を行う。
バッファ読み出し部13aは、制御部31からの指示に従って、パケットバッファ11からパケットPa−1、Pa−2を読み出す。
上述した第6実施形態によれば、一つのパケットバッファ11のみを備える構成において、QoSクラス等で分類された二系統のパケットPa−1、Pa−2に対する個別のトラフィック制御を実現することができる。
なお、上述した図6の構成例では、パケットバッファ11へのパケットの入力系統を二系統としたが、さらなる多系統(三系統以上)も同様に可能である。
また、制御部31は、トラフィック制御装置1f内の全て或いは一部のトークンバッファ12に蓄積されているトークンの量を総合して、パケットバッファ11からのパケット読み出しを制御すればよい。
また、複数のトークンバッファ12は、パケット入力系統に各々対応するトークンバッファ12と、パケット入力系統の全て或いは一部複数に対応するトークンバッファ12とから成るようにしてもよい。例えば、トークンバッファ12−1、12−2は各々パケットPa−1、Pa−2に対応して設けられるが、トークンバッファ12−3は一方のパケットPaのみ(例えばパケットPa−1のみ)のパケット読み出し制御に用いられるようにしてもよい。
[第7実施形態]
図7は、本発明の第7実施形態に係るトラフィック制御装置1gの構成を示すブロック図である。この図7において図1及び図3の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。また、図7では、トラフィック制御装置1gの入力パケットを分類するクラシファイア21については省略している。
上述した第1〜6の実施形態では、トークンバッファ12のトークンレートr(トラフィック流量の平均レート)は固定としたが、第7実施形態ではトークンレートrを可変とする。
図7において、トラフィック制御装置1gは、図3のトラフィック制御装置1cとほぼ同様の構成である。但し、図7のトラフィック制御装置1gには、トークンレート制御部41を設けている。また、トラフィック制御装置1gのトークンバケット10−1、10−2には、トークンレート変更部42を設けている。
トークンレート制御部41は、トークンバケット10−3の状態値xに基づき、トークンバケット10−1、10−2のトークンレートrを制御する。例えば、所定の関数f(x)を定義し、関数f(x)の値をトークンレートrとする。関数f(x)の一例としては、
f(x)=ax+c、
が利用できる。但し、a,b,cは任意に設定可能な定数である。
また、トークンバケット10の状態値xとしては、
(1)トークンバッファ12に蓄積されているトークンの量、
(2)パケットバッファ11に蓄積されているパケットのバイト数、
(3)パケットバッファ11に蓄積されているパケット数、
などが利用できる。
また、トークンレートrの最大値又は最小値を設定し、関数f(x)の値がその最大値又は最小値で規定される範囲を超えた場合には、その範囲内に収めるようにトークンレートrの値を補正するようにしてもよい。
トークンレート制御部41は、トークンバケット10−3の状態値xに基づき、トークンバケット10−1、10−2のトークンレートrを決定し、決定したトークンレートrをトークンバケット10−1、10−2に指示する。
トークンバケット10−1、10−2のトークンレート変更部42は、トークンレート制御部41からのトークンレートrの指示に従って、トークンレートrを変更する。これにより、トークンバケット10−1、10−2のトークンバッファ12のトークンレートrが更新される。
上述した第7実施形態によれば、あるトークンバケット10の状態を他のトークンバケット10のトークンレートr(トラフィック流量の平均レート)に反映させたトラフィック制御を実現することができる。これにより、トラフィック流量の制限を動的に変更することが可能となる。
なお、状態値を参照するトークンバケット10は、任意に選択可能である。また、その選択数は、少なくとも一つあればよく、複数のトークンバケット10の状態値を参照するようにしてもよい。
また、あるトークンバケット10の状態を反映させる他のトークンバケット10は、任意に選択可能である。また、その選択数は、一つ或いは複数であってよい。
なお、上述した第1〜7の実施形態を適宜組み合わせることは可能である。
また、図1〜図7のいずれかに示すトラフィック制御装置の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりトラフィック制御処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1a〜1g…トラフィック制御装置、10,100…トークンバケット、11…パケットバッファ、12…トークンバッファ、13…バッファ読み出し部、21…クラシファイア、22…トランスミッタ、31…制御部、41…トークンレート制御部、42…トークンレート変更部、b…トークンバケットサイズ、r…トークンレート、Pa…パケット

Claims (3)

  1. 入力されるパケットを蓄積するパケットバッファと、前記パケットバッファからパケットを読み出すバッファ読み出し手段の組み合わせを複数と、
    トラフィック流量の最大バースト長を規定するバッファサイズ(トークンバケットサイズ)を有し、トラフィック流量の平均レートを規定するレート(トークンレート)で入力されるトークンを蓄積するトークンバッファを複数と、
    前記バッファ読み出し手段にパケットの読み出しを指示する制御手段と、を備え、
    前記複数のトークンバッファは、前記パケットバッファに各々対応する第1のトークンバッファと、前記パケットバッファの全て或いは一部複数に対応する第2のトークンバッファとから成り、
    前記制御手段は、1つの前記パケットバッファに関し、当該パケットバッファに対応する前記第1のトークンバッファ及び前記第2のトークンバッファに蓄積されているトークンの量を総合して、当該パケットバッファからのパケット読み出しを制御する、
    ことを特徴とするトラフィック制御装置。
  2. 入力されるパケットを蓄積するパケットバッファと、前記パケットバッファからパケットを読み出すバッファ読み出し手段の組み合わせを複数と、トラフィック流量の最大バースト長を規定するバッファサイズ(トークンバケットサイズ)を有し、トラフィック流量の平均レートを規定するレート(トークンレート)で入力されるトークンを蓄積するトークンバッファを複数と、を用いたトラフィック流量制限を行うトラフィック流量制限過程と、
    前記バッファ読み出し手段にパケットの読み出しを指示する制御過程と、を有し、
    前記複数のトークンバッファは、前記パケットバッファに各々対応する第1のトークンバッファと、前記パケットバッファの全て或いは一部複数に対応する第2のトークンバッファとから成り、
    前記制御過程は、1つの前記パケットバッファに関し、当該パケットバッファに対応する前記第1のトークンバッファ及び前記第2のトークンバッファに蓄積されているトークンの量を総合して、当該パケットバッファからのパケット読み出しを制御する、
    ことを特徴とするトラフィック制御方法。
  3. 入力されるパケットを蓄積するパケットバッファと、前記パケットバッファからパケットを読み出すバッファ読み出し手段の組み合わせを複数と、トラフィック流量の最大バースト長を規定するバッファサイズ(トークンバケットサイズ)を有し、トラフィック流量の平均レートを規定するレート(トークンレート)で入力されるトークンを蓄積するトークンバッファを複数と、を用いたトラフィック流量制限を行うトラフィック流量制限機能と、
    前記バッファ読み出し手段にパケットの読み出しを指示する制御機能と、をコンピュータに実現させるコンピュータプログラムであり、
    前記複数のトークンバッファは、前記パケットバッファに各々対応する第1のトークンバッファと、前記パケットバッファの全て或いは一部複数に対応する第2のトークンバッファとから成り、
    前記制御機能は、1つの前記パケットバッファに関し、当該パケットバッファに対応する前記第1のトークンバッファ及び前記第2のトークンバッファに蓄積されているトークンの量を総合して、当該パケットバッファからのパケット読み出しを制御する、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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