JP2004336549A - 帯域制御方法およびその帯域制御装置 - Google Patents
帯域制御方法およびその帯域制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004336549A JP2004336549A JP2003131836A JP2003131836A JP2004336549A JP 2004336549 A JP2004336549 A JP 2004336549A JP 2003131836 A JP2003131836 A JP 2003131836A JP 2003131836 A JP2003131836 A JP 2003131836A JP 2004336549 A JP2004336549 A JP 2004336549A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bandwidth control
- token
- group
- flow
- traffic flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
【解決手段】複数のフロー1〜nを、所定のグループに区分し、各フロー1〜nに対して個別にトークンバケツ、たとえばフロー1〜3にはトークンバケツ32〜34が割り当てられ、この状態でトークン入力バケツ選択部31が所定のアルゴリズムを用いて、予め設定されたグループレートで、これらトークンバケツ32〜34にトークン30を配分し、トラフィックの流量を制限することで、所定の帯域制御を行う。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のトラフィックフローを、トータルのトラフィックレート(以下、「トータルレート」という)で帯域制限を行ってデータ伝送する帯域制御方法およびその帯域制御装置に関し、特に複数のトラフィックフローからなるフローグループを作成し、フローグループの各トラフィックフローを、フローグループ毎のトータルレート(以下、「グループレート」という)で帯域制限を行ってデータ伝送する帯域制御方法およびその帯域制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信ネットワークの接続サービスでは、FTTH(Fiber To The Home)の普及によって高速な接続サービスが低コストで提供できるようになってきている。このような通信ネットワークを流れるデータトラフィックは、その使用するアプリケーションに応じたQoS(通信品質)制御を行う必要がある。
【0003】
このQoS制御を行うための技術手法としては、出力ポート毎に異なるキューを用いるスケジューリング手法や、トラフィックの最大流量を制限するポリシング手法などが用いられている。これらの手法を用いる場合に、従来の文献では、たとえば特許文献1に示すように、複数のトラフィックフロー(以下、単に「フロー」という)に対して、フロー毎に帯域制限を行うものであった。しかし、ネットワーク構成によっては、たとえば各ユーザに対応する複数のフローを束ねて、フローグループを作成し、このフローグループに対してデータ伝送の帯域制限を行いたい場合が生じる。
【0004】
このような場合、さらに以下の機能をサポートすることが要求されている。
1.同一のフローグループに属する各フローのパケットは、(あるポリシーに基づいて)公平に帯域を利用できること。
2.パケットを送信しないフローがある場合には、その余剰帯域を他のフローが使えるようにすること。
3.2.の余剰帯域の配分は、各フローに(あるポリシーに基づいて)公平に配分されること。
【0005】
この帯域制限を行うポリシング手法では、たとえばトークンバケツを用いるアルゴリズムが一般的である。このトークンバケツアルゴリズムでは、図6に示すように、トークン50と呼ばれるトラフィック送信権を表す仮想的な流量を用いる。そして、このトラフィックの流量を制限したいフローには、このトークン50をためておくための仮想的なトークンバケツ51が用意され、このトークンバケツ51には、トラフィックの制限流量に等しいトラフィックレートで、トークン50が補充されている。
【0006】
パケット到着時には、パケット処理部52が、このデータ量に比例したトークンをバケツから取り出し、トラフィック送信権を得てから、パケットをいったん送信キュー25に格納した後に、このパケットの送信を行っていた。ここで、このバケツ内にトラフィック送信権を得るための十分なトークンがない場合には、当該パケット処理部52が、そのパケットをたとえば廃棄するか、遅延するなどの処理を行うことで、フローの流量制限が実現されていた。
【0007】
【特許文献1】
特開平6−178373号公報(第1−4頁、図1−図2)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このポリシング手法を上記フローグループに対して用いた場合では、たとえばフロー毎に個別のポリサーを適用したときに、1.の機能は満たすことが可能であるが、2.の機能と3.の機能を持たすことができないという問題点があった。一方、フローグループに対して、2.の機能を満たすポリシング手法を使うと、1.の機能と3.の機能を満たすことができないという問題点があった。
【0009】
この発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、フロー全体またはフローグループ全体に対して帯域制限を行うとともに、この全体内またはフローグループ内の各フローに対して公平に帯域を配分することができる帯域制御方法およびその帯域制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる帯域制御方法では、入力したデータに対し、所定の帯域制御を行ってデータ伝送する帯域制御方法において、各トラフィックフローの前記データを、予め設定されたトータルレートに基づいて、トラフィックの流量を制限して、前記所定の帯域制御を行う帯域制御工程を含むことを特徴とする帯域制御方法が提供される。
【0011】
この発明によれば、フロー毎に個別のトークンバケツを用意し、かつ予め設定されたトータルレートによって各トークンバケツへのトークンの入力を制御することで、トラフィックの流量を制限して、所定の帯域制御を行う。
【0012】
また、請求項2にかかる帯域制御方法では、前記各トラフィックフローは、所定のグループに区分され、前記帯域制御工程では、当該各トラフィックフローのデータを、予め設定されたグループ毎のトータルレートに基づいて、トラフィックの流量を制限して、前記所定の帯域制御を行うことを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、フロー毎に個別のトークンバケツを用意し、かつ予め設定されたグループレートによって各トークンバケツへのトークンの入力を制御することで、トラフィックの流量を制限して、所定の帯域制御を行う。
【0014】
また、請求項3にかかる帯域制御方法では、前記各トラフィックフローに対応したトークンバケツを監視するバケツ監視工程をさらに含み、前記バケツ監視工程での監視結果にて、あるトラフィックフローに対応したトークンバケツのトークンが使用されていない場合に、前記帯域制御工程では、前記トータルレートに基づいて、他のトラフィックフローに対応したトークンバケツに、該トークンを割り当ててトラフィックの流量を制限し、前記所定の帯域制御を行うことを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、たとえばあるトークンバケツが使用されていないでいっぱいの場合には、同じトークングループ内の他のトークンバケツにトークンを割り当てることで、トラフィックの流量を制限して、所定の帯域制御を行う。
【0016】
また、請求項4にかかる帯域制御装置では、入力したデータのトラフィック流量を帯域制御する帯域制御手段と、前記帯域制御されたデータを伝送する伝送制御手段とを備えた帯域制御装置において、前記帯域制御手段は、各トラフィックフローの前記データを、予め設定されたトータルレートに基づいて、トラフィックの流量を制限して、前記所定の帯域制御を行うことを特徴とする帯域制御装置が提供される。
【0017】
この発明によれば、フロー毎に個別のトークンバケツを用意し、かつ帯域制御手段によって予め設定されたトータルレートで各トークンバケツへのトークンの入力を制御することで、トラフィックの流量を制限して、所定の帯域制御を行う。
【0018】
また、請求項5にかかる帯域制御装置では、前記各トラフィックフローは、所定のグループに区分され、前記帯域制御手段は、当該各トラフィックフローのデータを、予め設定されたグループ毎のトータルレートに基づいて、トラフィックの流量を制限して、前記所定の帯域制御を行うことを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、フロー毎に個別のトークンバケツを用意し、かつ帯域制御手段によって予め設定されたグループレートで各トークンバケツへのトークンの入力を制御することで、トラフィックの流量を制限して、所定の帯域制御を行う。
【0020】
また、請求項6にかかる帯域制御装置は、少なくとも、前記グループと、当該グループを構成する前記トラフィックフローと、各グループのトータルレートとを記憶する記憶手段をさらに備え、前記帯域制御手段は、少なくとも、入力するトラフィックフローの情報に基づいて、当該トラフィックフローが属するグループの前記トータルレートを、前記記憶手段の記憶内容から判断し、該判断したトータルレートに基づいて、トラフィックの流量を制限し、前記所定の帯域制御を行うことを特徴とする。
【0021】
この発明によれば、記憶手段に記憶されたトラフィックフローが属するグループのトータルレートで各トークンバケツへのトークンの入力を制御することで、トラフィックの流量を制限して、所定の帯域制御を行う。
【0022】
また、請求項7にかかる帯域制御装置は、前記各トラフィックフローに対応して設けられたトークンバケツを監視する監視手段をさらに備え、前記監視手段の監視結果にて、あるトラフィックフローに対応したトークンバケツのトークンが使用されていない場合に、前記帯域制御手段は、前記トータルレートに基づいて、他のトラフィックフローに対応したトークンバケツに、該トークンを割り当ててトラフィックの流量を制限し、前記所定の帯域制御を行うことを特徴とする。
【0023】
この発明によれば、たとえばあるトークンバケツが使用されていないでいっぱいの場合には、帯域制御手段によって同じトークングループ内の他のトークンバケツにトークンを割り当てることで、トラフィックの流量を制限して、所定の帯域制御を行う。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に図1〜図5の添付図面を参照して、この発明にかかる帯域制御方法およびその帯域制御装置の好適な実施の形態を説明する。なお、以下の図において、同一の構成部分に関しては、説明の都合上、同一符号を付記するものとする。
【0025】
(実施の形態1)
図1は、この発明にかかる帯域制御装置の構成の一例を示す構成図である。図1において、帯域制御装置であるルータ10は、入力ポート(この実施例では3つの入力ポート)毎に設けられてポリシング制御を行う複数の入力側NP(ネットワーク・プロセッサ)11〜13と、入力したパケットを適切な出力ポートに振り分けるスイッチファブリック21と、出力ポート(この実施例では3つの出力ポート)毎に設けられて振り分けられたパケットに対して帯域制御を行う出力側NP31〜33とから構成されている。
【0026】
入力側NP11〜13は、入力するパケットに対してポリシング制御を行っている。なお、この入力側NP11〜13は、それぞれ同様の構成からなっており、ここでは代表して入力側NP11の構成を図2の構成図に示す。
【0027】
入力側NP11は、クラシファイア14と、グループポリサー15と、ポリシーアクション処理部16と、ポリシング制御部17と、フローグループテーブル18とから構成されている。この入力側NP11において、クラシファイア14は、たとえばCAM(Contents Addressable Memory)などを用いており、入力するパケットのヘッダ情報を参照して、トラフィックをユーザ毎、サービスタイプ毎の個別のトラフィックフローに分類して、この情報を内部ヘッダ部(図1参照)に追加してパケットとともにグループポリサー15に出力している。なお、この実施の形態では、このフローの識別子の情報と、フローが属するグループの識別子の情報(グループID)も内部ヘッダ部に追加されている。
【0028】
、グループポリサー15は、フローグループテーブル18を参照して、フローグループ毎のポリシング制御を行い、各フローからのパケットの合計が、予め設定されたグループレートの帯域以内に収まるように帯域制御を行っている。具体的には、たとえばグループIDが「a」では、グループレートの帯域が30Mbpsに、グループIDが「b」では、グループレートの帯域が50Mbpsに設定されているので、この帯域以内に収まるようにトラフィック流量を制限している。
【0029】
ここで、この発明の特徴であるポリシングを行うアルゴリズムとしては、たとえばトークンバケツを用いる。このトークンバケツのアルゴリズムでは、トークンと呼ばれるトラフィック送信権を表す仮想的な量を用いる。すなわち、グループポリサー15では、図3に示すように、各フロー1〜nには、トラフィック流量を制限するトークン30,40をためておくための仮想的なトークンバケツ32〜n(nは、任意の整数)が用意され、このトークンバケツ32〜nには、トラフィックの制限流量に等しいグループレートでトークンが補充される。そして、トークン入力バケツ選択部31,41によって、パケット到着時に、このトークンバケツ32〜n内にパケット長分のトークン30,40がためられていれば、パケット処理部35〜37,45〜47は、パケットが制限帯域に適合していると判断されて、パケット長分のトークンがこのバケツから取り除かれ、また十分なトークンがなければ、パケットは、不適合と判断される。
【0030】
この実施の形態では、フローグループa,b,…毎にトークン入力バケツ選択部31,41が設けられており、このトークン入力バケツ選択部31,41は、フローグループa,b,…に対する制限帯域で補充されるトークンを、どのフロー1〜nのトークンバケツ32〜34,42〜44に配分するかを決めている。
【0031】
このトークン入力バケツ選択部31(41)は、予め設定されたアルゴリズムによって、各フロー1〜3(n−5,n−3〜n)にどのように制限帯域を割り当てるかを制御しており、たとえば典型的な例としては、各フロー1〜3(n−5,n−3〜n)のトークンバケツ32〜34(42〜44)にラウンドロビンでトークン30(40)を入力することである。このとき、もしトークン30(40)を入力しようとしたトークンバケツ32〜34(42〜44)がいっぱいの時には、次のフロー1〜3(n−5,n−3〜n)のトークンバケツ32〜34,42〜44にトークン1〜3(n−5,n−3〜n)の入力を試みる。そして、トークン入力バケツ選択部31(41)は、自己の管轄する全てのフロー1〜3(n−5,n−3〜n)のトークンバケツ32〜34(42〜44)がいっぱいのときにのみ、トークン30(40)の入力をスキップする。
【0032】
これにより、この実施の形態では、トークン入力バケツ選択部31(41)の動作によって、各フローが公平に帯域を利用でき、かつフローグループ全体での帯域制限が実現される。
【0033】
また、各フロー内に異なるサービスタイプ(たとえばVoIP)を持つパケットが混在する場合(以下、各サービスタイプのフローを、「マイクロフロー」という)には、個々のフローのトークンバケツにマイクロフロー毎の閾値を設けて、トークンバケツ内のトークン量が、この閾値未満のときには、対応するマイクロフローのパケットを制御帯域に不適合と判定することで、フロー内のトラフィックに優先制御を行うことが実現される。
【0034】
ポリシーアクション処理部16は、入力されるパケットのフロー識別子とポリサー判定結果を抽出して、これら情報に基づいて、この入力パケットに対する処理を決定する。たとえばポリシーアクション処理部16は、低遅延通信が必要なトラフィッククラスの適合パケットに対しては、優先的にサービスされるキュー(たとえば、送信キュー22に)へパケットを入力させる。
【0035】
また、ポリシング制御部17では、この帯域制御装置の管理者からの指示に従って、各フローグループに属するフローやトークン入力バケツ選択アルゴリズムなどをフローグループテーブル18に書き込む書き込み制御を行っている。
【0036】
フローグループテーブル18は、図2に示すように、グループID(識別子)と、このグループに属するフローのメンバリストと、グループレートと、トークン入力バケツを選択するための選択アルゴリズムが書き込まれている。
【0037】
スイッチファブリック21は、パケットを格納する送信キュー22,23と、これら送信キュー22,23を選択してパケット取り出して送信するスケジューラ24とから構成されている。スケジューラ24は、選択した各送信キューから、それぞれの送信優先度に応じたタイミングでパケットを取り出して、出力ポート毎に設けられた出力側NP31〜33に出力している。
【0038】
出力側NP31〜33は、スイッチファブリック21から入力するパケットに対して、必要に応じて再度帯域制御を行い、このパケットをネットワークに転送している。
【0039】
次にグループポリサー15の各グループ毎の処理動作を、図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、ここでは、説明の都合上、代表してグループポリサー15のうちの任意のグループgのポリシングについて説明する。まず、図4において、グループポリサー15のトークン入力バケツ選択部31は、t−t0=1/Rgになったかどうか判断する(ステップ101)。なお、tは、現在の時間、t0は、前回トークンを補充した時間、Rgは、グループgの制御帯域を示す。
【0040】
ここで、t−t0=1/Rgの場合には、トークン入力バケツ選択部31は、トークンをトークンバケツ32〜34に入力する時間に達したと判断して、次にグループgに属する全てのフローi(iは、任意の整数)に対して、Bi=BMaxiかどうか判断する(ステップ102)。ここで、BMaxiは、バケツの最大値を示し、このステップ102は、グループgの全てのトークンバケツがいっぱいで、いずれのユーザも使ってない場合を想定したものである。
【0041】
ここで、Bi=BMaxiでなく、いずれかのフローが使用されている場合には、Bk<BMaxkとなるフローkを選択する(ステップ103)。すなわち、ここでは、トークンがいっぱいになっていないトークンバケツの中から、どのトークンバケツにトークンを入力させるか、トークンバケツの選択を行う。たとえば、この選択のアルゴリズムがラウンドロビンの場合には、前回トークンを入れたフローの番号を覚えておき、次にトークンを入れる場合には、そのフローの番号kに1を加えたフローのトークンバケットBk=Bk+1を選出する(ステップ104)。
【0042】
そして、前回トークンを補充した時間t0を、現在の時間tに更新して(ステップ105)、次にトークンを入れる時間間隔を測り始める。なお、ステップ101でt−t0=1/Rgでない場合は、ステップ106に進む。また、ステップ102で全てのフローがいっぱいの場合には、何もせずにステップ105に進んで、次にトークンを入れる時間を計り始める。次に、パケット処理部は、パケットが到着したかどうか判断する(ステップ106)。
【0043】
ここで、パケットがまだ到着していない場合には、ステップ101に戻って、トークンを補充する時間になったかどうか判断し、またパケットが到着している場合には、そのパケットのパケットサイズLとフローfを抽出する(ステップ107)。このフローfの抽出だが、通常はクラシファイア14からこのパケットは、どのフローかという情報をグループポリサー15に出力するので、グループポリサー15は、この情報を受け取ることによって、フローfを認識する。そして、パケット処理部は、該当するトークンバケツにたまっているトークンの残量BfがパケットサイズL以上かどうか判断する(ステップ108)。
【0044】
ここで、パケット処理部は、トークンバケツにたまっているトークンの残量BfよりもパケットサイズLが大きい場合には、パケット不適合と判断し(ステップ109)、またトークンバケツにたまっているトークンの残量BfがパケットサイズL以上の場合には、パケットが適合しているとして(ステップ110)、後続のポリシーアクション処理部16に伝える。なお、この実施の形態では、不適合と判断したパケットに関しては、たとえばこのパケットを廃棄してもよいし、またはいったん所定のバッファなどにためておいて、トークンバケツにたまっているトークンの残量BfがパケットサイズL以上になったときに適合と判断するように設定することが可能である。
【0045】
このように、この実施の形態では、複数のフローを所定のグループに区分し、各フローに対して個別にトークンバケツを割り当てるとともに、これら複数のトークンバケツに所定の選択アルゴリズムを用いて、トークンを配分するトークン入力バケツ選択部を備えて、個別のフローに対して帯域を制御しつつ、フローグループに対する帯域制御も同時に行うので、フローグループ全体に対して帯域制限を行うとともに、このフローグループ内の各フローに対して公平に帯域を配分することができ、これによりネットワークの運用ポリシーに従った柔軟なトラフィック制御を行うことができる。
【0046】
(実施の形態2)
図5は、図2に示したグループポリサー15の構成の他例を示す構成図である。図5において、図3と異なる点は、複数のグループ内のトークンバケツの選択を1つのトークン入力バケツ選択部31で行う点である。
【0047】
この場合には、トークン入力バケツ選択部31は、それぞれのフローグループレートで、かつそれぞれのグループの選択アルゴリズムで、トークン30,40を各グループのトークンバケツ32〜34,42〜44に配分している。なお、グループポリサー15のグループ毎の処理動作は、図4と同様であり、グループ内でのトークンバケツの選択および到着パケットのパケットサイズとトークン残量の比較を行って、パケットの適合、不適合を判断している。
【0048】
この実施の形態でも、実施の形態1と同様に、フロー毎に個別のトークンバケツを用意し、かつフローグループレートによって各トークンバケツへのトークンの入力を制御するので、フローグループ全体に対して帯域制限を行うとともに、このフローグループ内の各フローに対して公平に帯域を配分することができる。
【0049】
さらに、この実施の形態では、1つのトークン入力バケツ選択部で、各グループ内のトークンバケツの選択を行うので、帯域制御装置の部品点数を削減することができ、製作コストの削減を可能にする。
【0050】
この発明は、これら実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。これら実施の形態では、フローがグループ単位での構成を説明したが、この発明はこれに限らず、たとえば図2に示したフロー1〜n全体に対して、予めトータルのトラフィックレートを設定し、このトータルレートに基づいて、これらフローのトークンバケツへのトークンの入力を制御することによって、トラフィックの流量を制限することも可能である。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明では、フロー毎に個別のトークンバケツを割り当てるとともに、トータルレートによって各トークンバケツへのトークンの入力を制御するので、フロー全体に対して帯域制限を行い、かつこの全体内の各フローに対して公平に帯域を配分することができる。
【0052】
また、この発明では、フロー毎に個別のトークンバケツを割り当てるとともに、グループレートによって各トークンバケツへのトークンの入力を制御するので、フローグループ全体に対して帯域制限を行い、かつこのフローグループ内の各フローに対して公平に帯域を配分することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる帯域制御装置の構成の一例を示す構成図である。
【図2】図1に示した入力側NPとスイッチファブリックの構成の一例を示す構成図である。
【図3】図2に示したグループポリサーの構成の一例を示す構成図である。
【図4】図3に示したグループポリサーのグループ毎の処理動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】図2に示したグループポリサーの構成の他例を示す構成図である。
【図6】従来の帯域制御装置におけるポリサーの構成の一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1〜n フロー(トラフィックフロー)
10 ルータ
14 クラシファイア
15 グループポリサー
16 ポリシーアクション処理部
17 ポリシング制御部
18 フローグループテーブル
21 スイッチファブリック
22,23,25 送信キュー
24 スケジューラ
30,40,50 トークン
31,41 トークン入力バケツ選択部
32〜34,42〜44,51 トークンバケツ
35〜37,42〜44,52 パケット処理部
a,b,… フローグループ
11〜13,31〜33 NP(ネットワーク・プロセッサ)
Claims (7)
- 入力したデータに対し、所定の帯域制御を行ってデータ伝送する帯域制御方法において、
各トラフィックフローの前記データを、予め設定されたトータルレートに基づいて、トラフィックの流量を制限して、前記所定の帯域制御を行う帯域制御工程
を含むことを特徴とする帯域制御方法。 - 前記帯域制御方法では、前記各トラフィックフローは、所定のグループに区分され、
前記帯域制御工程では、当該各トラフィックフローのデータを、予め設定されたグループ毎のトータルレートに基づいて、トラフィックの流量を制限して、前記所定の帯域制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の帯域制御方法。 - 前記帯域制御方法では、前記各トラフィックフローに対応したトークンバケツを監視するバケツ監視工程
をさらに含み、前記バケツ監視工程での監視結果にて、あるトラフィックフローに対応したトークンバケツのトークンが使用されていない場合に、前記帯域制御工程では、前記トータルレートに基づいて、他のトラフィックフローに対応したトークンバケツに、該トークンを割り当ててトラフィックの流量を制限し、前記所定の帯域制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の帯域制御方法。 - 入力したデータのトラフィック流量を帯域制御する帯域制御手段と、前記帯域制御されたデータを伝送する伝送制御手段とを備えた帯域制御装置において、
前記帯域制御手段は、各トラフィックフローの前記データを、予め設定されたトータルレートに基づいて、トラフィックの流量を制限して、前記所定の帯域制御を行うことを特徴とする帯域制御装置。 - 前記帯域制御装置では、前記各トラフィックフローは、グループに分類され、
前記帯域制御手段は、当該各トラフィックフローのデータを、予め設定されたグループ毎のトータルレートに基づいて、トラフィックの流量を制限して、前記所定の帯域制御を行うことを特徴とする請求項4に記載の帯域制御装置。 - 前記帯域制御装置は、少なくとも、前記グループと、当該グループを構成する前記トラフィックフローと、各グループのトータルレートとを記憶する記憶手段
をさらに備え、前記帯域制御手段は、少なくとも、入力するトラフィックフローの情報に基づいて、当該トラフィックフローが属するグループの前記トータルレートを、前記記憶手段の記憶内容から判断し、該判断したトータルレートに基づいて、トラフィックの流量を制限し、前記所定の帯域制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の帯域制御装置。 - 前記帯域制御装置は、前記各トラフィックフローに対応して設けられたトークンバケツを監視する監視手段
をさらに備え、前記監視手段の監視結果にて、あるトラフィックフローに対応したトークンバケツのトークンが使用されていない場合に、前記帯域制御手段は、前記トータルレートに基づいて、他のトラフィックフローに対応したトークンバケツに、該トークンを割り当ててトラフィックの流量を制限し、前記所定の帯域制御を行うことを特徴とする請求項4〜6のいずれか一つに記載の帯域制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003131836A JP4163044B2 (ja) | 2003-05-09 | 2003-05-09 | 帯域制御方法およびその帯域制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003131836A JP4163044B2 (ja) | 2003-05-09 | 2003-05-09 | 帯域制御方法およびその帯域制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004336549A true JP2004336549A (ja) | 2004-11-25 |
JP4163044B2 JP4163044B2 (ja) | 2008-10-08 |
Family
ID=33506909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003131836A Expired - Lifetime JP4163044B2 (ja) | 2003-05-09 | 2003-05-09 | 帯域制御方法およびその帯域制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4163044B2 (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006246177A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | フラッド攻撃防御方法および装置 |
JP2007013449A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Nec Commun Syst Ltd | シェーパー制御方法、データ通信システム、ネットワークインタフェース装置及びネットワーク中継装置 |
JP2007049591A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Kddi Corp | トラフィック制御装置、トラフィック制御方法及びコンピュータプログラム |
JP2007134779A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 分散型帯域割当回路及び方法 |
JP2007181085A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Fujitsu Ltd | 帯域管理装置 |
JP2007208518A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Fujitsu Ltd | 集線装置 |
JP2008104110A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Fujitsu Ltd | 帯域制御システム、帯域制御方法および帯域制御プログラム |
CN100454897C (zh) * | 2005-08-25 | 2009-01-21 | 华为技术有限公司 | 一种网络设备有效防攻击的方法 |
JP2009522849A (ja) * | 2005-12-30 | 2009-06-11 | イクストリーム・ネットワークス・インコーポレーテッド | トラフィック測定用多優先順位多色マーカー |
JP2009147874A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-02 | Kddi Corp | トラヒック制御装置、トラヒック制御方法、及びトラヒック制御プログラム |
JP2009194705A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Fujitsu Ltd | ポリサ装置および帯域制御プログラム |
KR100921684B1 (ko) | 2007-12-14 | 2009-10-15 | 한국전자통신연구원 | 워크 컨서빙 모드를 선택적으로 지원하기 위한 네트워크스케쥴러 및 네트워크 스케쥴링 방법 |
JP2009278250A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Nec Corp | データ伝送装置および帯域割当方法 |
JP2010246155A (ja) * | 2010-07-12 | 2010-10-28 | Kddi Corp | トラフィック制御装置、トラフィック制御方法及びコンピュータプログラム |
JP2011083028A (ja) * | 2010-12-16 | 2011-04-21 | Kddi Corp | トラフィック制御装置、トラフィック制御方法及びコンピュータプログラム |
US8023411B2 (en) | 2008-02-04 | 2011-09-20 | Fujitsu Limited | Bandwidth control apparatus and bandwidth control method |
CN102271083A (zh) * | 2010-06-04 | 2011-12-07 | 川崎微电子股份有限公司 | 通信控制装置和整形装置 |
US8953454B2 (en) | 2012-03-19 | 2015-02-10 | Fujitsu Limited | Apparatus for policing traffic in a communication network |
WO2015030491A1 (ko) * | 2013-08-28 | 2015-03-05 | 주식회사 케이티 | 멀티 플로우 그룹핑에 기반한 대역폭 제공 방법 |
JP2015177215A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 富士通株式会社 | 伝送装置および伝送方法 |
WO2020036200A1 (ja) * | 2018-08-16 | 2020-02-20 | 日本電信電話株式会社 | 通信制御装置、および、通信制御方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1013415A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-16 | Toshiba Corp | ノード装置及び確保帯域量制御方法 |
JPH10313324A (ja) * | 1997-02-07 | 1998-11-24 | Lucent Technol Inc | 通信ネットワークにおけるパケットの配送装置とその方法 |
JPH11308237A (ja) * | 1998-04-23 | 1999-11-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | セルスケジューラ |
JP2002185509A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-28 | Sony Corp | 通信装置及び通信方法 |
JP2002185501A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-28 | Toshiba Corp | ネットワーク間中継装置及び該中継装置における転送スケジューリング方法 |
JP2002261826A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-13 | Fujitsu Ltd | 入力回線インタフェース装置及びパケット通信装置 |
JP2002374251A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Nec Corp | ネットワーク監視システム及びそれに用いるデータ量カウント方法並びにそのプログラム |
JP2003018204A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-17 | Hitachi Ltd | フロー検出機能を備えたパケット転送装置およびフロー管理方法 |
-
2003
- 2003-05-09 JP JP2003131836A patent/JP4163044B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1013415A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-16 | Toshiba Corp | ノード装置及び確保帯域量制御方法 |
JPH10313324A (ja) * | 1997-02-07 | 1998-11-24 | Lucent Technol Inc | 通信ネットワークにおけるパケットの配送装置とその方法 |
JPH11308237A (ja) * | 1998-04-23 | 1999-11-05 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | セルスケジューラ |
JP2002185501A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-28 | Toshiba Corp | ネットワーク間中継装置及び該中継装置における転送スケジューリング方法 |
JP2002185509A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-28 | Sony Corp | 通信装置及び通信方法 |
JP2002261826A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-13 | Fujitsu Ltd | 入力回線インタフェース装置及びパケット通信装置 |
JP2002374251A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Nec Corp | ネットワーク監視システム及びそれに用いるデータ量カウント方法並びにそのプログラム |
JP2003018204A (ja) * | 2001-07-02 | 2003-01-17 | Hitachi Ltd | フロー検出機能を備えたパケット転送装置およびフロー管理方法 |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
信学技報 NS2003-219, JPN6008032548, ISSN: 0001077723 * |
信学技報 NS2003-91, JPN6008032549, ISSN: 0001077724 * |
Cited By (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006246177A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | フラッド攻撃防御方法および装置 |
JP2007013449A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Nec Commun Syst Ltd | シェーパー制御方法、データ通信システム、ネットワークインタフェース装置及びネットワーク中継装置 |
JP2007049591A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Kddi Corp | トラフィック制御装置、トラフィック制御方法及びコンピュータプログラム |
JP4704147B2 (ja) * | 2005-08-12 | 2011-06-15 | Kddi株式会社 | トラフィック制御装置、トラフィック制御方法及びコンピュータプログラム |
CN100454897C (zh) * | 2005-08-25 | 2009-01-21 | 华为技术有限公司 | 一种网络设备有效防攻击的方法 |
JP2007134779A (ja) * | 2005-11-08 | 2007-05-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 分散型帯域割当回路及び方法 |
JP2007181085A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Fujitsu Ltd | 帯域管理装置 |
JP4648833B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2011-03-09 | 富士通株式会社 | 帯域管理装置 |
JP2009522849A (ja) * | 2005-12-30 | 2009-06-11 | イクストリーム・ネットワークス・インコーポレーテッド | トラフィック測定用多優先順位多色マーカー |
JP4802249B2 (ja) * | 2005-12-30 | 2011-10-26 | イクストリーム・ネットワークス・インコーポレーテッド | トラフィック測定用多優先順位多色マーカー |
JP2007208518A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Fujitsu Ltd | 集線装置 |
JP4519079B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2010-08-04 | 富士通株式会社 | 集線装置 |
JP2008104110A (ja) * | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Fujitsu Ltd | 帯域制御システム、帯域制御方法および帯域制御プログラム |
JP4714661B2 (ja) * | 2006-10-20 | 2011-06-29 | 富士通株式会社 | 帯域制御システム、帯域制御方法および帯域制御プログラム |
US7898960B2 (en) | 2006-10-20 | 2011-03-01 | Fujitsu Limited | System, method, and computer product for controlling bandwidth |
KR100921684B1 (ko) | 2007-12-14 | 2009-10-15 | 한국전자통신연구원 | 워크 컨서빙 모드를 선택적으로 지원하기 위한 네트워크스케쥴러 및 네트워크 스케쥴링 방법 |
US7961620B2 (en) | 2007-12-14 | 2011-06-14 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Network scheduler for selectively supporting work conserving mode and network scheduling method thereof |
JP2009147874A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-02 | Kddi Corp | トラヒック制御装置、トラヒック制御方法、及びトラヒック制御プログラム |
US8023411B2 (en) | 2008-02-04 | 2011-09-20 | Fujitsu Limited | Bandwidth control apparatus and bandwidth control method |
JP2009194705A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Fujitsu Ltd | ポリサ装置および帯域制御プログラム |
JP2009278250A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Nec Corp | データ伝送装置および帯域割当方法 |
CN102271083A (zh) * | 2010-06-04 | 2011-12-07 | 川崎微电子股份有限公司 | 通信控制装置和整形装置 |
US8699345B2 (en) | 2010-06-04 | 2014-04-15 | Megachips Corporation | Communication control apparatus and shaping apparatus having token bucket |
JP2010246155A (ja) * | 2010-07-12 | 2010-10-28 | Kddi Corp | トラフィック制御装置、トラフィック制御方法及びコンピュータプログラム |
JP2011083028A (ja) * | 2010-12-16 | 2011-04-21 | Kddi Corp | トラフィック制御装置、トラフィック制御方法及びコンピュータプログラム |
US8953454B2 (en) | 2012-03-19 | 2015-02-10 | Fujitsu Limited | Apparatus for policing traffic in a communication network |
WO2015030491A1 (ko) * | 2013-08-28 | 2015-03-05 | 주식회사 케이티 | 멀티 플로우 그룹핑에 기반한 대역폭 제공 방법 |
JP2015177215A (ja) * | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 富士通株式会社 | 伝送装置および伝送方法 |
WO2020036200A1 (ja) * | 2018-08-16 | 2020-02-20 | 日本電信電話株式会社 | 通信制御装置、および、通信制御方法 |
JP2020028087A (ja) * | 2018-08-16 | 2020-02-20 | 日本電信電話株式会社 | 通信制御装置、および、通信制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4163044B2 (ja) | 2008-10-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4163044B2 (ja) | 帯域制御方法およびその帯域制御装置 | |
Semeria | Supporting differentiated service classes: queue scheduling disciplines | |
JP3715098B2 (ja) | 通信ネットワークにおけるパケットの配送装置とその方法 | |
US6959002B2 (en) | Traffic manager for network switch port | |
US6810426B2 (en) | Methods and systems providing fair queuing and priority scheduling to enhance quality of service in a network | |
US7701849B1 (en) | Flow-based queuing of network traffic | |
US7782776B2 (en) | Shared weighted fair queuing (WFQ) shaper | |
US9608926B2 (en) | Flexible recirculation bandwidth management | |
US6895012B2 (en) | Method and apparatus for packet scheduling in network | |
US7206858B2 (en) | DSL transmit traffic shaper structure and procedure | |
US6940861B2 (en) | Data rate limiting | |
US10616126B2 (en) | Virtual CCAP downstream traffic scheduling | |
JP2004200905A (ja) | ルータ装置とその出力ポート回路及びその制御方法 | |
Homg et al. | An adaptive approach to weighted fair queue with QoS enhanced on IP network | |
JP2014187421A (ja) | 通信装置及びパケットスケジューリング方法 | |
US8665719B2 (en) | Variable packet-size backplanes for switching and routing systems | |
CA2462793C (en) | Distributed transmission of traffic streams in communication networks | |
US11336582B1 (en) | Packet scheduling | |
US20050078655A1 (en) | Hierarchical credit queuing for traffic shaping | |
JP2005236669A (ja) | 通信品質制御方法およびその通信品質制御装置 | |
US8467401B1 (en) | Scheduling variable length packets | |
KR100588001B1 (ko) | 가중치 기반의 패킷 스케줄링 시스템 및 그 방법 | |
KR20120055947A (ko) | 가입자 인지 플로우별 QoS 제공 방법 및 장치 | |
US7756037B2 (en) | Oversubscription of guaranteed bandwidth | |
JP2004320380A (ja) | 帯域制御方法およびその帯域制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071120 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080701 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080723 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4163044 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |