JP2001197110A - トラヒック制御方法 - Google Patents

トラヒック制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成でギャランティー型サービスとベ
ストエフォート型サービスとを同時に実現することがで
きるトラヒック制御方法を提供する。 【解決手段】 IPネットワークを構成するルータのイ
ンターフェースで、到着したIPパケットのIPヘッダ
ーを参照し、IPトラヒックを、ギャランティーサービ
スクラス、最低帯域保証クラス及びベストエフォートサ
ービスクラスへのクラス分けを行い、クラス毎のレギュ
レータを用いてIPトラヒックをクラス毎に設定された
キューに振り分け、ギャランティーサービス用キューは
PQ方式の優先キューとして設定し、最低帯域保証用キ
ューはWFQ方式によって読出しWFQフローの全レー
トを制限してPQ方式の優先キューに入力し、ベストエ
フォートサービス用キューはPQ方式の非優先キューに
設定しPQ方式により出力リンクへ送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IPネットワーク
を構成するルータのインターフェースで実施されるDiff
serv(Differentiated Service)型のサービスにおいて、
クラス別の品質保証を行うためのトラヒック制御方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信業者がIPネットワークにおいてシ
ンプルに付加価値サービスを提供する手段としてDiffse
rvが提案されている。Diffservは、IPヘッダーに埋め
込まれた情報によって各ルータが優先制御を行ってIP
品質保証サービスを提供する方法である。その品質保証
サービス要求を保証する重要なメカニズムの一つとして
スケジューリング法が挙げられる。スケジューリング法
は、大きくギャランティー型及びベストエフォート型に
分けられる。ギャランティー型は、帯域保証、低遅延及
び低ジッターを利点とし、ベストエフォート型は、公平
性及び帯域利用率を利点としている。これらの利点は相
反する特性を実現しようとするものであるため、一方の
利点を強調すると他方にとっては欠点となるという性質
を持つ。
【0003】従来のルータにおいては、サービス品質を
保証するようなスケジューリング法が実装されているル
ータでも、一つのルータに対して一つのスケジューリン
グ法又はインターフェース毎に一つのスケジューリング
法を目的に合わせて選択することになっている。代表的
なスケジューリング法はWFQ(Weighted Fair Queuin
g) であり、これは、公平性及び帯域利用率に関して非
常に優れており、同時に低遅延を実現するスケジューリ
ング法として、現在多くの高性能ルータに実装されてい
る。
【0004】このWFQは、到着したIPパケットに対
してビット毎のラウンドロビンによってサービスを終了
するまでの時間をタグ付けし、そのタグの最小のパケッ
トから読出しを行う。しかしながら、保証される遅延及
びジッターは設定する帯域によってのみ指定され、ま
た、ギャランティー型トラヒックもベストエフォート型
トラヒックと同様の計算によってタグ付けされるためベ
ストエフォート型トラヒックからの影響を避けられな
い。従って、従来のルータのように、一つのスケジュー
リング法によってDiffserv型サービスを全て提供するこ
とは困難であるという問題がある。
【0005】Diffservでは、契約帯域を保証し仮想専用
線を実現するEF(Expedited Forwarding)サービス、及
び最低帯域保証付きベストエフォートサービスを行うA
F(Assured Forwarding)サービスの二つのサービスが規
定されている。しかしながら、スケジューリング法等に
関しては規定されておらず、これらのサービスを実現す
る方法が課題となっている。以下に、このDiffserv型サ
ービスを、現在多くの高性能ルータに実装されているW
FQによって行う場合について説明する。
【0006】WFQは、それぞれのキューから無限小の
データを公平に読出すGPS(Generalized Processor S
haring) サーバをビット毎に実行するようにモデル化
し、到着したパケットはそのGPSによるサービス終了
時刻によってソートされ、読出される。また、キューに
パケットが存在する際には常に読出しを行うので、公平
性及び帯域利用率に関して非常に優れている。また、W
FQは、コネクション毎の帯域を保証しており、複数段
のWFQスケジューラを介してエンド間を接続した場合
の遅延は以下のように示される(A.K.Perekh, R.G.Gall
ager, "A Generalized Processor Sharing Approach to
Flow Control in Integrated Service Networks-The M
ultiple Node Case", IEEE/ACM transactions on Netwo
rking, pp.137-150,Apr.1994 参照)。
【0007】いま、k番目のスケジューラがリンクレー
トr(k) のリンクで接続されている場合、φを重み付け
とすると、リーキーバケットパラメータ(σ,ρ)で制
限されたソースiがそのスケジューラで受けるサービス
レートg(i,k) は、次式で表される。
【数1】
【0008】ここでは、最小のサービスレートg(i) は
ρより大きいとする。また、コネクションの中で最大の
パケット長をPmax(i)とし、他のコネクションの影響は
ないとすると、エンド間での遅延D(i) は次式で制限さ
れる。
【数2】 従って、エンド間での遅延は適切なg(i) を割当てるこ
とによって制限することができ、ギャランティー型とし
ても用いることができる。
【0009】AFのみのサービスをWFQで行うには、
それぞれのサービスクラスに対応する最低帯域分の重み
付けを行えばよく、クラス間の公平性又は帯域利用率を
考えても適用できると考えられる。しかしながら、同時
にギャランティークラスであるEFクラスのサービスを
行う場合は、EFクラスの品質を保つことが難しい。W
FQでも式2に示したように到着するトラヒックをリー
キーバケット等で制限すれば、エンド間での最大遅延を
抑え、ジッターを抑えることができる。しかし、式2か
ら、その最大遅延は配分するレートによって左右され、
低遅延及び低ジッターを実現するにはより多くの帯域を
必要とし、ネットワーク設計上問題がある。また、他の
トラヒックの影響も全くないことはなく、空き帯域をア
クティブなコネクションで共用するため、コネクション
数によって式1のレートの変化率が影響を受ける。即
ち、AFトラヒックの混み具合によってEFトラヒック
に影響が出るという問題がある。
【0010】これらの上述の問題は他のスケジューリン
グ法を用いる場合でも同様に生起する問題であり、ギャ
ランティー型(EF型)サービスとベストエフォート型
(AF型)サービスとを同時に実現することは難しい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、Diff
serv型サービスを実現する場合の上述の問題を解決し、
簡易な構成でギャランティー型サービスとベストエフォ
ート型サービスとを同時に実現することができるトラヒ
ック制御方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のトラヒック制御
方法は、上記の目的を達成するため、IPネットワーク
を構成するルータのインターフェースで、到着したIP
パケットのIPヘッダーを参照し、IPパケットを、ギ
ャランティーサービスクラス、最低帯域保証クラス及び
ベストエフォートサービスクラスへのクラス分けを行
い、クラス毎のレギュレータを用いてIPトラヒックを
クラス毎に設定されたキューに振り分け、ギャランティ
ーサービス用キューはPQ方式の最優先キューとして設
定し、最低帯域保証用キューはWFQ方式によって読出
しWFQフローの全レートを制限してPQ方式のいずれ
かの優先キューに入力し、ベストエフォートサービス用
キューはPQ方式の非優先キューに設定しPQ方式によ
り出力リンクへ送ることを特徴とする。
【0013】本発明のトラヒック制御方法においては、
WFQの実装に、アクティブなキューではその時点での
ビット毎のラウンドロビンがサービスを終了するラウン
ド数をタグ付けし、アクティブでないキューではそのキ
ューにおける直前のパケットのサービス終了時刻をタグ
付けするSFQ(Start-Time Fair queuing)(P.Goyal,H.
Vin,H.Chen, "Start-Time Fair Queuing : A Schedulin
g Algorithm for Integrated Services Packet Switchi
ng Networks", Proceedings of ACM SIGCOMM '96,Aug.1
996 参照) を用い、WFQ全体の読出しレートを自由に
設定することを可能にした上で、PQ方式のいずれかの
優先キューに入れて出力リンクから読出すようにしても
よい。
【0014】また、クラス分けの際にBEクラスに設定
したトラヒックは、PQにおいて非優先クラスに設定
し、PQの各優先クラスに対応するレギュレータのパラ
メータの全リンクレートをPQ全体の出力の帯域より小
さく設定し、残りの帯域に対しても優先度別に読出すよ
うにしてもよい。
【0015】このような本発明によれば、PQ方式は最
優先キューのパケットを到着し次第読出すので、到着レ
ート以上に読出しレートを設定することにより低遅延及
び低ジッターを実現することができる。スケジューリン
グ全体としては、AFクラスのWFQ方式とEFクラス
のPQ方式とを完全に独立させることにより、EFクラ
スに対するAFクラスの影響を防ぐ。これらのスケジュ
ーリングの前段には、クラス分け機構、及びそれぞれの
サービスクラスのプロファイルに基づくトークンバケッ
トレギュレータを設けており、トークンバケットパラメ
ータ(トークンレート、バケットサイズ、リンクレー
ト)により特徴付けられたトラヒックがスケジューラに
送られるため、EFクラス及びAFクラスそれぞれにお
いて品質を保証することができ、Diffserv型サービスを
全て実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施例
を説明する。本発明の方法を実施する場合、既知のルー
タ構成を用いて実施することができる。図1はこのよう
なルータの例の機能ブロック図である(Y.Bernet et a
l., "A Conceptual Model for DiffservRouter", Draft
-ietf-diffserv-model-00.txt,June 1999参照) 。この
ルータは二つのインターフェースA及びBを有するルー
タであり、エッジルータとして用いる場合は、入力側モ
ジュールにおいて契約に応じてシェーピングを行う。ま
た、コアルータとして用いる場合は、入力側モジュール
を省略することができる。本発明によりDiffserv型サー
ビスを実現するためには、出力側モジュールで図2に示
すトラヒック制御を行う。
【0017】図2は、本発明によるトラヒック制御方法
を説明するための図である。到着したIPパケットに対
して、クラス分け機構11が、IPヘッダーのDiffservコ
ードポイント、ソース/デスティネーションアドレス、
ソース/デスティネーションポート、IPプロトコル番
号等を識別し、フロー毎に識別子を決定し、EFクラス
A、AFクラスB〜E、BEクラスF及び不適合パケッ
トXにクラス分けし、それぞれのプロファイルに従って
クラスA〜Fについて設定されたトークンバケットレギ
ュレータ12a〜12nにIPパケットを送る。非適合であ
るクラスXのパケットは直ちに破棄される。
【0018】トークンバケットレギュレータ12a〜12n
は、例えばバケットサイズ、トークンレート及びリンク
レートの三つのパラメータでトラヒックを制限する。図
3に示すように、到着したパケットは、トークンがある
場合はそのトークンサイズだけ送出され、トークンがな
い場合は破棄される。バケットの中のトークンはトーク
ンレートで溜まり、最大値はバケットサイズで制限され
ている。例えばLバイトのフローが到着した時は、バケ
ットの中にL個のトークンがある場合に送出が許可され
る。即ち、トークンレートに相当する平均レートを超え
てバケットサイズまでのバーストが許可され、リンクレ
ートによって、その大きさが制限される。
【0019】図2の場合、EFクラスのパケットAはP
Q方式の最優先キュー14aに送られ、AFクラスのパケ
ットB〜EはWFQのキュー13a〜13nに送られ、BE
クラスのパケットFはPQ方式の非優先キュー15に送ら
れる。
【0020】WFQは、アクティブなキューに対してそ
れぞれのキューのデータを無限に細かく分割して理想的
に公平なスケジューリングを行うGPSサーバを、パケ
ット単位でのスケジューリングに近似したものである。
WFQは、GPSサーバをビット毎のラウンドロビンで
モデル化し、そのラウンドロビンでのサービス時間を基
にしてサービス終了時刻を決定し、それにより、パケッ
トをソートし順次読出す。
【0021】即ち、或る時刻tにおいて、コネクション
iに到着したk番目のパケットのパケットサイズをP
(i,k,t) 、ラウンドナンバーをR(t) 、サービスを終了
する時刻であるフィニッシュナンバーをF(i,k,t) 、i
番目のコネクションに対する重み付けをφ(i) とする
と、WFQサーバは、次式によりF(i,k,t) を決定し、
F(i,k,t) の小さいパケットからサービスを行う。
【数3】
【0022】このようなアクティブなコネクションのみ
の計算を行うため、帯域を公平に配分でき、なお且つ利
用可能な帯域を最大限活用することができる。しかしな
がら、R(t) の計算はパケットの到着及び送出毎に計算
しなければならず、その実装は非常に困難であるため、
この実施例では、このR(t) の計算にSFQの方法を用
いる。即ち、パケットがアクティブではないキューに到
着した際には、その時点でのラウンドナンバーをスター
トナンバー(S(i,k,t))とし、パケットがアクティブな
キューに到着した際には、その直前のパケットのフィニ
ッシュナンバーをスタートナンバーとし、次式によりフ
ィニッシュナンバーF(i,k,t) を決定する。
【数4】
【0023】このようにすることにより、WFQの問題
点とされるコネクションの繰り返し削除を防ぐことがで
きる。パケットはこのフィニッシュナンバーF(i,k,t)
によりソートされ、それぞれのキューに送られる。WF
Q全体のフローは、スタティックに全体のフローのレー
トに制限を与えて、PQのいずれかの優先キューに送
る。
【0024】PQはそれぞれのコネクションがサービス
する優先順位に相当し、例えばn個の優先レベルがある
場合、或る番号の優先レベルに対してそれより高い優先
度の番号の優先レベルに属するパケットは常に優先的に
送出される。即ち、優先レベルkのパケットは、k+1,k+
2,...,nの番号の優先レベルにサービス待ちのパケット
がない場合のみサービスされる。優先キュー14(図2)
は、EFフロー及びAFフロー即ちWFQフローを集合
し、優先レベルに従って読出す。
【0025】このような構成を有するトラヒック制御方
法を用いるモジュールをルータのインターフェースに装
備することにより、Diffserv型サービスを全て実現する
ことができる。以下に、EFクラス、AFクラス及びB
Eクラスについて具体的に説明する。
【0026】EFクラスのトラヒックは、上述のよう
に、低遅延及び低ジッターを実現するものであり、本発
明では、トークンバケットレギュレータ及びPQによっ
て実現される。クラス分け機構でEFクラスに識別され
るフローのトークンバケットパラメータは、バケットサ
イズ=0、トークンレート=リンクレートである。契約
帯域をリンクレートに設定することにより契約違反トラ
ヒックを排除することができる。このEFクラスのトラ
ヒックはWFQのフィニッシュナンバーの計算を行わ
ず、処理のオーバーヘッドを減らすことができる。EF
クラスのトラヒックは直接PQの最優先キュー14aに送
られ、このPQでは、入力レートを常に出力レートより
小さく設計することにより、キューイング遅延及びジッ
ターを最小にすることができる。また、このように完全
にキューを分けることにより、このEFクラスのキュー
サイズを削減することができる。
【0027】AFクラス即ち最低帯域保証クラスのトラ
ヒックは、限られた帯域を有効に活用し且つ帯域を保証
されるものであり、本発明では、トークンバケット及び
WFQによって実現される。クラス分け機構11で四つの
AFクラスB〜Eに識別されたフローは、それぞれのク
ラスのプロファイルに応じてトークンバケットパラメー
タを設定される。WFQの重み付けはトークンレートに
よる重み付けであり、フィニッシュナンバーの計算を行
うことによりクラス間での公平性を確保し、且つAFク
ラスに与えられた帯域を有効に利用する。このWFQ全
体の読出しレートを制限し、PQのいずれかの優先キュ
ー14に入力することにより、出力帯域をPQ及びWFQ
双方で共用すると共に、EFクラスのトラヒックに対す
るAFクラスのトラヒックの影響を防ぐことができる。
【0028】クラス分け機構11でBEクラスに設定した
トラヒックは、PQにおいて優先キュー14以外の非優先
レベル15に設定する。PQでは、低優先のトラヒックは
高優先のトラヒックの影響を受け、その優先レベルに応
じて遅延及びジッターを受ける。本発明では、EFクラ
ス及びAFクラスのトークンバケットパラメータのリン
クレートをPQの全出力の帯域より小さく設定するた
め、残りの帯域に対して、BEクラス内においてもPQ
の優先レベルによる差別化サービスを提供することがで
きる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
Diffserv型サービスの契約帯域を保証し低遅延及び低ジ
ッターを実現するクラスであるEFクラスと、最低帯域
保証付きのベストエフォートクラスであるAFクラスと
のサービスを同時に実現することができる。即ち、EF
クラスサービスにはPQを行うことにより低遅延及び低
ジッターを実現し、AFクラスサービスにはWFQを用
いることによりEFクラスに対する影響を防ぎ、また、
AFクラス間での公平性及び帯域利用率を高め、配分さ
れた帯域を最大限活用することができる。BEクラスで
は帯域保証なしの優先度別サービスを実現することがで
きる。本発明はWFQをベースとした簡易な構成であ
り、実装を容易なものとしているため、現在多くの高性
能ルータに実装されているWFQを本発明の実行に適す
るように改良することにより、簡単にDiffserv型サービ
スの全てを提供できるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 Diffservルータの例の機能ブロック図であ
る。
【図2】 本発明によるトラヒック制御方法を説明する
ための図である。
【図3】 トークンバケットレギュレータの動作を説明
するための図である。
【符号の説明】
11 クラス分け機構 12 トークンバケットレギュレータ 13 キュー 14 優先キュー 14a 最優先キュー 15 非優先キュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金山 之治 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA01 GA08 GA13 HA08 HB28 HD03 KX12 KX18 KX29 LB05 LC02 MB15 5K034 AA01 AA07 BB06 DD03 EE11 HH21 HH64 MM11 MM21 9A001 CC03 DD10 JJ25 LL02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IPネットワークを構成するルータのイ
    ンターフェースで、到着したIPパケットのIPヘッダ
    ーを参照し、IPトラヒックを、ギャランティーサービ
    スクラス、最低帯域保証クラス及びベストエフォートサ
    ービスクラスへのクラス分けを行い、クラス毎のレギュ
    レータを用いてIPトラヒックをクラス毎に設定された
    キューに振り分け、ギャランティーサービス用キューは
    PQ方式の最優先キューとして設定し、最低帯域保証用
    キューはWFQ方式によって読出しWFQフローの全レ
    ートを制限してPQ方式のいずれかの優先キューに入力
    し、ベストエフォートサービス用キューはPQ方式の非
    優先キューに設定しPQ方式により出力リンクへ送るこ
    とを特徴とするトラヒック制御方法。
  2. 【請求項2】 WFQの実装には、アクティブなキュー
    ではその時点でのビット毎のラウンドロビンがサービス
    を終了するラウンド数をタグ付けし、アクティブでない
    キューではそのキューにおける直前のパケットのサービ
    ス終了時刻をタグ付けするSFQを用い、WFQ全体の
    読出しレートを自由に設定することを可能にした上で、
    PQ方式のいずれかの優先キューに入れて出力リンクか
    ら読出すことを特徴とする請求項1に記載のトラヒック
    制御方法。
  3. 【請求項3】 クラス分けの際にBEクラスに設定した
    トラヒックは、PQにおいて非優先クラスに設定し、P
    Qの各優先クラスに対応するレギュレータのパラメータ
    の全リンクレートをPQ全体の出力の帯域より小さく設
    定し、残りの帯域に対しても優先度別に読出すことを特
    徴とする請求項1に記載のトラヒック制御方法。
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