JP2011081973A - リチウムイオン二次電池、車両及び電池搭載機器 - Google Patents

リチウムイオン二次電池、車両及び電池搭載機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 負極活物質層のうち放電に関与できない部位へのリチウムイオンの拡散を抑制して、電池容量の低下を抑制可能なリチウムイオン二次電池、これを搭載した車両及び電池搭載機器を提供する。
【解決手段】 リチウムイオン二次電池1は、いずれも帯状の正電極板30と負電極板20とセパレータ50とを捲回して発電要素10をなし、負極活物質層21は、正極活物質層と対向する対向部22A,22Bと、長手方向DAの巻き始め側に位置し、対向する正極活物質層が存在しない巻き始め非対向部23A,23Bと、巻き終わり側に位置する巻き終わり非対向部24A,24Bと、を有し、巻き始め非対向部及び巻き終わり非対向部は、分断部位KX,KYで分断されて互いに離間する第1非対向部23AF,23BF,24AF,24BF、及び、第2非対向部23AS,23BS,24AS,24BSからなる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、いずれも帯状の正電極板と負電極板とセパレータとを捲回して発電要素をなすリチウムイオン二次電池、このリチウムイオン二次電池を搭載した車両及び電池搭載機器に関する。
近年、ハイブリッド自動車やノート型パソコン、ビデオカムコーダなどのポータブル電子機器の駆動用電源に、リチウムイオン二次電池(以下、単に電池ともいう)が利用されている。
特許文献1では、長手方向に延びる帯状の負極板(負電極板)の負極材層(負極活物質層)のうち、長手方向の一方の端部から外側に延出する負極側リード線接続部に、金属リチウム(デンドライト)が析出するのを防ぐため、負極側リード線接続部、及び、この負極側リード線接続部が延出する負極材層の端部と、セパレータとの間に、リチウムイオンの移動を阻止するリチウムイオン移動阻止用絶縁物を配置してなる捲回型のリチウムイオン二次電池が開示されている。
特開平10−326629号公報
しかしながら、特許文献1の電池では、負極材層(負極活物質層)中のリチウムイオンは、その負極材層(負極活物質層)内部を拡散により移動できる。このため、リチウムイオン移動阻止用絶縁物に覆われて接するセパレータ側の表面からはリチウムイオンが入らないようにされた負極材層(負極活物質層)の端部にも、これに接続している負極材層(負極活物質層)からリチウムイオンが拡散によって移動してくる。ところで、この負極材層(負極活物質層)の端部は、リチウムイオン移動阻止用絶縁物で覆われているので、放電の際、この負極材層(負極活物質層)の端部からは、リチウムイオンを放出できない。つまり、この電池では、拡散によって、負極材層(負極活物質層)の端部に移動したリチウムイオンの分だけ、放電の際に、負極材層(負極活物質層)から放出されうるリチウムイオンの量が減少してしまう、即ち、電池の放電容量(電池容量)が低下してしまう。
また、上述した特許文献1の電池の他に、長手方向の中央に位置し、セパレータを介して、正極活物質層と対向する対向部と、この対向部よりも長手方向の巻き始め側に位置し、セパレータを介して対向する正極活物質層が存在しない巻き始め非対向部と、対向部よりも長手方向の巻き終わり側に位置し、セパレータを介して対向する正極活物質層が存在しない巻き終わり非対向部とを有する、帯状の負極活物質層を備えた電池が挙げられる。このような電池でもまた、リチウムイオンの拡散によって、負極活物質層の対向部に存在しているリチウムイオンが、巻き始め非対向部や巻き終わり非対向部に移動してしまう。しかるに、巻き始め非対向部及び巻き終わり非対向部にはいずれも、対向する正極活物質層が存在しないので、放電の際に、巻き始め非対向部及び巻き終わり非対向部からその内部にあるリチウムイオンを放出させることができない。つまり、これら巻き始め非対向部及び巻き終わり非対向部は、負極活物質層でありながら、放電に関与できない。このため、対向部から、拡散によって、巻き始め非対向部及び巻き終わり非対向部に移動したリチウムイオンの分、放電の際に、負極活物質層から放出しうるリチウムイオンの量が減少してしまう、即ち、電池容量が低下してしまう。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、負極活物質層のうち放電に関与できない部位へのリチウムイオンの拡散を抑制して、電池容量の低下を抑制可能なリチウムイオン二次電池、このリチウムイオン二次電池を搭載した車両及び電池搭載機器を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、導電性を有する帯状の正極集電板、及び、正極活物質粒子を含み、上記正極集電板上にこの正極集電板の長手方向に延びる帯状に配置された正極活物質層を有する帯状の正電極板と、導電性を有する帯状の負極集電板、及び、負極活物質粒子を含み、上記負極集電板上にこの負極集電板の長手方向に延びる帯状に配置された負極活物質層を有する帯状の負電極板と、上記正電極板と上記負電極板との間に介在してなる帯状のセパレータと、を備え、上記正電極板、上記負電極板及び上記セパレータを捲回して発電要素をなすリチウムイオン二次電池であって、上記負極活物質層は、このうち、上記長手方向の中央に位置し、上記セパレータを介して、上記正極活物質層と対向する対向部と、上記対向部よりも上記長手方向の巻き始め側に位置し、上記セパレータを介して対向する上記正極活物質層が存在しない巻き始め非対向部と、上記対向部よりも上記長手方向の巻き終わり側に位置し、上記セパレータを介して対向する上記正極活物質層が存在しない巻き終わり非対向部と、を有し、上記巻き始め非対向部及び上記巻き終わり非対向部のうち少なくともいずれかは、上記長手方向について、上記対向部との境界寄りの分断部位で分断されて互いに離間する、対向部側に位置する第1非対向部、及び、これより上記長手方向の外側に位置する第2非対向部からなるリチウムイオン二次電池である。
上述の電池では、負極活物質層のうち、巻き始め非対向部及び巻き終わり非対向部の少なくともいずれかは、分断部位で分断されて互いに離間する、第1非対向部及び第2非対向部からなる。このため、少なくとも分断した側では、対向部からリチウムイオンが拡散しようとしても、その拡散の範囲を第1非対向部までに止め、第2非対向部にまで拡散するのを防止できる。従って、巻き始め非対向部及び巻き終わり非対向部へ拡散するリチウムイオンの量を少なくすることができ、電池容量の低下を抑制することができる。
なお、分断部位は、例えば、負極集電板が露出している形態とするほか、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系の樹脂など、リチウムイオンが透過しない材質からなるイオン非透過部材を、第1非対向部と第2非対向部との間に介在させた形態としても良い。
さらに、上述のリチウムイオン二次電池であって、前記巻き始め非対向部及び前記巻き終わり非対向部のいずれも、前記分断部位で分断されてなるリチウムイオン二次電池とすると良い。
上述の電池では、巻き始め非対向部及び巻き終わり非対向部のいずれも、上述の第1非対向部及び第2非対向部に分断されてなる。このため、リチウムイオンが対向部から巻き始め非対向部及び巻き終わり非対向部に向けて拡散したとしても、いずれもその拡散の範囲を第1非対向部までに止めることができ、各第2非対向部にまでリチウムイオンが拡散するのを防止できる。従って、巻き始め非対向部及び巻き終わり非対向部に拡散するリチウムイオンの量をさらに少なくすることができ、電池容量の低下を抑制できる。
さらに、上述のいずれかのリチウムイオン二次電池であって、前記第1非対向部と前記第2非対向部との間の少なくとも1つに、リチウムイオンが透過しない材質からなるイオン非透過部材を配置してなるリチウムイオン二次電池とすると良い。
上述の電池では、第1非対向部と第2非対向部との間の少なくとも1つに、イオン非透過部材を配置してなる。このため、リチウムイオンが、分断部位を越えて、第2非対向部にまで拡散することを、確実に防止することができる。
なお、イオン非透過部材の材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系で、透孔を有さない中実の樹脂などが挙げられる。
或いは、本発明の他の態様は、前述のいずれかのリチウムイオン二次電池を搭載し、このリチウムイオン二次電池に蓄えた電気エネルギを動力源の全部又は一部に使用する車両である。
上述の車両は、電池容量の低下を抑制した電池を搭載しているので、安定した性能の動力源を有する車両とすることができる。
なお、車両としては、電池による電気エネルギを動力源の全部又は一部に使用する車両であれば良く、例えば、電気自動車、ハイブリッド自動車、プラグインハイブリッド自動車、ハイブリッド鉄道車両、フォークリフト、電気車いす、電動アシスト自転車、電動スクータが挙げられる。
或いは、本発明の他の態様は、前述のいずれかのリチウムイオン二次電池を搭載し、このリチウムイオン二次電池に蓄えた電気エネルギを駆動エネルギ源の全部又は一部に使用する電池搭載機器である。
上述の電池搭載機器は、電池容量の低下を抑制した電池を搭載しているので、安定した性能の駆動エネルギ源を有する電池搭載機器とすることができる。
なお、電池搭載機器としては、電池を搭載し、これを駆動エネルギ源の全部又は一部に使用する機器であれば良く、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話、電池駆動の電動工具、無停電電源装置など、電池で駆動される各種の家電製品、オフィス機器、産業機器が挙げられる。
実施形態1,変形形態1にかかる電池の斜視図である。 実施形態1,変形形態1の正電極板の斜視図である。 実施形態1の負電極板の斜視図である。 実施形態1の負電極板の説明図であり、(a)は内方主面の上方から見た平面図、(b)は外方主面の上方から見た平面図である。 実施形態1の発電要素の断面図(図1中のA−A断面)である。 変形形態1の負電極板の斜視図である。 変形形態1の負電極板の説明図であり、(a)は内方主面の上方から見た平面図、(b)は外方主面の上方から見た平面図である。 実施形態2にかかる車両の説明図である。 実施形態3にかかるハンマードリルの説明図である。
(実施形態1)
次に、本発明の実施形態1について、図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施形態1にかかる電池1について、図1を参照して説明する。
この電池1は、いずれも帯状の正電極板30、負電極板20及びセパレータ50を備え、これらを捲回して発電要素10をなすリチウムイオン二次電池である(図1参照)。なお、電池1は、図1に示すように、発電要素10を電池ケース80に収容してなる。
この電池ケース80は、共にアルミニウム製の電池ケース本体81及び封口蓋82を有する。このうち電池ケース本体81は有底矩形箱形であり、この電池ケース80と発電要素10との間には、樹脂からなり、箱状に折り曲げた絶縁フィルム(図示しない)が介在させてある。また、封口蓋82は矩形板状であり、電池ケース本体81の開口を閉塞して、この電池ケース本体81に溶接されている。この封口蓋82には、発電要素10と接続している正極集電部材91及び負極集電部材92のうち、それぞれ先端に位置する正極端子部91A及び負極端子部92Aが貫通しており、図1中、上方に向く蓋表面82aから突出している。これら正極端子部91A及び負極端子部92Aと封口蓋82との間には、それぞれ絶縁性の樹脂からなる絶縁部材95が介在し、互いを絶縁している。さらに、この封口蓋82には矩形板状の安全弁97も封着されている。
また、電解液60は、エチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)とを、体積比でEC:EMC=3:7に調整した混合有機溶媒に、溶質としてLiPF6を添加し、リチウムイオンを1mol/lの濃度とした非水電解液である。
また、発電要素10は、帯状の正電極板30及び負電極板20が、帯状のセパレータ50を介して扁平形状に捲回されてなる捲回型である(図1,5参照)。なお、この発電要素10の正電極板30及び負電極板20はそれぞれ、クランク状に屈曲した板状の正極集電部材91又は負極集電部材92と接合している(図1参照)。このうち、ポリエチレンからなる帯状のセパレータ50は、正電極板30と負電極板20との間に介在して、これらを離間させている。このセパレータ50には、全体に上述した電解液60が含浸させてある。
また、正電極板30は、図2の斜視図に示すように、長手方向DAに延びる帯状で、アルミニウム製のアルミ箔38と、このアルミ箔38の両主面上にそれぞれ帯状に形成された2つの正極活物質層31,31とを有している。
この正極活物質層31は、LiCoO2からなる正極活物質粒子37と、アセチレンブラックからなる導電材(図示しない)と、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)からなる結着材(図示しない)とを含む。
また、負電極板20は、図3の斜視図に示すように、長手方向DAに延びる帯状で、銅製の銅箔28と、この銅箔28の両主面(内方主面28A,外方主面28B)上にそれぞれ帯状に形成された2つの負極活物質層21(内方負極活物質層21A,外方負極活物質層21B)とを有している。
なお、この負電極板20は、前述したように、正電極板30とセパレータ50と共に捲回されて発電要素10をなすが、2つの負極活物質層21,21のうち、捲回の際に、銅箔28よりも、内側(発電要素10の軸芯側)に位置するように捲回されるものを内方負極活物質層21Aとする。この逆に、銅箔28よりも外側に位置するようにして捲回されるものを外方負極活物質層21Bとする。また、銅箔28の2つの主面のうち、内方負極活物質層21Aを担持する主面を内方主面28Aと、この内方主面28Aの裏側に位置する主面を外方主面28Bとする。
内方負極活物質層21A及び外方負極活物質層21Bは、いずれもグラファイトからなる負極活物質粒子27、及び、PVDFからなる結着材(図示しない)を含む。
内方負極活物質層21Aは、図3、内方主面28A側から見た平面図の図4(a)、及び、発電要素10の断面図(図1のA−A断面)の図5に示すように、長手方向DAの中央に位置し、セパレータ50を介して、正極活物質層31と対向する内方対向部22Aと、この内方対向部22Aの外周に位置し、セパレータ50を介して対向する正極活物質層31が存在しない非対向部(次述する内方巻き始め非対向部23A、内方巻き終わり非対向部24A及び内方端側非対向部25A)とを有する。従って、本実施形態1にかかる電池1では、内方負極活物質層21Aの面積が対向する正極活物質層31に比して大きい形態であり、電池1を充電する際、内方負極活物質層21Aの周縁に位置する銅箔28に金属リチウムが析出するのを防止できる。
内方負極活物質層21Aは、非対向部として、内方対向部22Aよりも長手方向DAの巻き始め側に位置する内方巻き始め非対向部23Aと、長手方向DAよりも巻き終わり側に位置する内方巻き終わり非対向部24Aとを有する(図5参照)。また、図3,4(a)に示すように、内方対向部22Aの短手方向(幅方向)DBの両端側に位置する2つの内方端側非対向部25A,25Aを有する。
このうち、内方巻き始め非対向部23Aは、長手方向DAについて、内方対向部22Aとの境界寄りの第1分断部位KXで分断されて互いに離間する、内方対向部22A側に位置する内方第1巻き始め非対向部23AF、及び、これより長手方向DAの外側に位置する内方第2巻き始め非対向部23ASからなる(図3,4(a),5参照)。また、内方巻き終わり非対向部24Aは、長手方向DAについて、内方対向部22Aとの境界寄りの第2分断部位KYで分断されて互いに離間する、内方対向部22A側に位置する内方第1巻き終わり非対向部24AF、及び、これより長手方向DAの外側に位置する内方第2巻き終わり非対向部24ASからなる(図3,4(a),5参照)。
なお、第1分断部位KX及び第2分断部位KYには、リチウムイオンが透過しない、中実のポリプロピレン製の第1イオン非透過部材26X及び第2イオン非透過部材26Yがそれぞれ配置されている(図3,4(a),5参照)。
一方、外方負極活物質層21Bは、外方主面28B側から見た平面図の図4(b)及び図5に示すように、長手方向DAの中央に位置し、セパレータ50を介して、正極活物質層31と対向する外方対向部22Bと、この外方対向部22Bの外周に位置し、セパレータ50を介して対向する正極活物質層31が存在しない非対向部(次述する外方巻き始め非対向部23B、外方巻き終わり非対向部24B及び外方端側非対向部25B)とを有する。従って、本実施形態1にかかる電池1では、内方負極活物質層21Aと同様、電池1を充電する際、外方負極活物質層21Bの周縁に位置する銅箔28に金属リチウムが析出するのを防止できる。
外方負極活物質層21Bは、非対向部として、外方対向部22Bよりも長手方向DAの巻き始め側に位置する外方巻き始め非対向部23Bと、長手方向DAよりも巻き終わり側に位置する外方巻き終わり非対向部24Bとを有する(図5参照)。また、図4(b)に示すように、外方対向部22Bの短手方向DBの両端側に位置する2つの外方端側非対向部25B,25Bを有する。
このうち、外方巻き始め非対向部23Bは、長手方向DAについて、外方対向部22Bとの境界寄りの第1分断部位KXで分断されて互いに離間する、外方対向部22B側に位置する外方第1巻き始め非対向部23BF、及び、これより長手方向DAの外側に位置する外方第2巻き始め非対向部23BSからなる(図4(b),5参照)。また、外方巻き終わり非対向部24Bは、長手方向DAについて、外方対向部22Bとの境界寄りの第2分断部位KYで分断されて互いに離間する、外方対向部22B側に位置する外方第1巻き終わり非対向部24BF、及び、これより長手方向DAの外側に位置する外方第2巻き終わり非対向部24BSからなる(図4(b),5参照)。
なお、第1分断部位KX及び第2分断部位KYには、内方負極活物質層21Aと同様、中実のポリプロピレン製の第1イオン非透過部材26X及び第2イオン非透過部材26Yがそれぞれ配置されている(図4(b),5参照)。
以上より、本実施形態1にかかる電池1では、内方負極活物質層21Aのうち、内方巻き始め非対向部23Aは、第1分断部位KXで分断されて互いに離間する、内方第1巻き始め非対向部23AF及び内方第2巻き始め非対向部23ASからなり、内方巻き終わり非対向部24Aは、第2分断部位KYで分断されて互いに離間する、内方第1巻き終わり非対向部24AF及び内方第2巻き終わり非対向部24ASからなる。このため、内方巻き始め非対向部23A及び内方巻き終わり非対向部24Aでは、内方対向部22Aからリチウムイオンが拡散しようとしても、その拡散の範囲を内方第1巻き始め非対向部23AF及び内方第1巻き終わり非対向部24AFまでに止め、内方第2巻き始め非対向部23AS及び内方第2巻き終わり非対向部24ASにまで拡散するのを防止できる。
また、内方負極活物質層21Aと同様、外方負極活物質層21Bのうち、外方巻き始め非対向部23Bは、第1分断部位KXで分断されて互いに離間する、外方第1巻き始め非対向部23BF及び外方第2巻き始め非対向部23BSからなり、外方巻き終わり非対向部24Bは、第2分断部位KYで分断されて互いに離間する、外方第1巻き終わり非対向部24BF及び外方第2巻き終わり非対向部24BSからなる。このため、外方巻き始め非対向部23B及び外方巻き終わり非対向部24Bでは、外方対向部22Bからリチウムイオンが拡散しようとしても、その拡散の範囲を外方第1巻き始め非対向部23BF及び外方第1巻き終わり非対向部24BFまでに止め、外方第2巻き始め非対向部23BS及び外方第2巻き終わり非対向部24BSにまで拡散するのを防止できる。
以上により、巻き始め非対向部23A,23B及び巻き終わり非対向部24A,24Bへ拡散するリチウムイオンの量を少なくすることができ、電池容量の低下を抑制することができる。
また、この電池1では、内方負極活物質層21Aについて、内方巻き始め非対向部23A及び内方巻き終わり非対向部24Aのいずれも、内方第1非対向部(内方第1巻き始め非対向部23AF,内方第1巻き終わり非対向部24AF)及び内方第2非対向部(内方第2巻き始め非対向部23AS,内方第2巻き終わり非対向部24AS)に分断されてなる。このため、リチウムイオンが内方対向部22Aから、内方巻き始め非対向部23A及び内方巻き終わり非対向部24Aに向けて拡散したとしても、いずれもその拡散の範囲を内方第1非対向部23AF,24AFまでに止めることができ、各内方第2非対向部23AS,24ASにまでリチウムイオンが拡散するのを防止できる。
また、外方負極活物質層21Bについて、外方巻き始め非対向部23B及び外方巻き終わり非対向部24Bのいずれも、外方第1非対向部(外方第1巻き始め非対向部23BF,外方第1巻き終わり非対向部24BF)及び外方第2非対向部(外方第2巻き始め非対向部23BS,外方第2巻き終わり非対向部24BS)に分断されてなる。このため、リチウムイオンが外方対向部22Bから、外方巻き始め非対向部23B及び外方巻き終わり非対向部24Bに向けて拡散したとしても、いずれもその拡散の範囲を外方第1非対向部23BF,24BFまでに止めることができ、各外方第2非対向部23BS,24BSにまでリチウムイオンが拡散するのを防止できる。
以上により、巻き始め非対向部23A,23B及び巻き終わり非対向部24A,24Bに拡散するリチウムイオンの量をさらに少なくすることができ、電池容量の低下を抑制できる。
また、第1巻き始め非対向部23AF,23BFと第2巻き始め非対向部23AS,23BSとの間に第1イオン非透過部材26Xを、第1巻き終わり非対向部24AF,24BFと第2巻き終わり非対向部24AS,24BSとの間に第2イオン非透過部材26Yをそれぞれ配置してなる。このため、リチウムイオンの拡散する範囲を、第1巻き始め非対向部23AF,23BFまで、及び、第1巻き終わり非対向部24AF,24BFまでに確実に止めることができる。
次に、本実施形態1にかかる電池1の製造方法について説明する。
まず、負電極板20を作製する。具体的には、結着材を溶解したN−メチル−2−ピロリドン(NMP)中に前述したグラファイトからなる負極活物質粒子を投入し、混練してできたペースト(図示しない)を、長手方向DAに延びる帯状の銅箔の両主面に塗布し、乾燥させた。なお、ペーストを銅箔の長手方向DAに帯状に、かつ、長手方向DAには銅箔と同じ長さに塗布した(短手方向には、ペーストを一部塗布しない)。その後、図示しないロールプレスで、銅箔上で乾燥させたペーストを圧縮して、高密度化した負極活物質層を形成した。
次いで、円板形状の刃を有する回転カッターを用いて、負極活物質層のうち、短手方向DBに延びる第1分断部位KX及び第2分断部位KYの負極活物質層を除去して、第1分断部位KX及び第2分断部位KYに、短手方向DBに延びる溝を形成した。さらに、これら第1分断部位KX及び第2分断部位KYに形成した溝に軟化したポリプロピレンを注入して、第1分断部位KX及び第2分断部位KYに第1イオン非透過部材26X及び第2イオン非透過部材26Yをそれぞれ配置した負電極板20を作製した(図3参照)。
一方、結着材を溶解したNMP中に、正極活物質粒子37及び導電材をそれぞれ投入し混練してできたペースト(図示しない)を、長手方向DAに延びる帯状のアルミ箔38に塗布した。塗布後、アルミ箔38上のペーストを乾燥させた。アルミ箔38の裏側についても、同様にペーストを塗布し、乾燥させた。その後、図示しないロールプレスで、アルミ箔38の両主面上で乾燥させたペーストを圧縮した正電極板30を作製した(図2参照)。
上述のように作製した負電極板20と正電極板30とを、これらの間にセパレータ50を介在させて捲回し、発電要素10とする。なお、負電極板20の負極活物質層21における、内方対向部22A及び外方対向部22Bにいずれも、セパレータ50を介して、正電極板30の正極活物質層31が対向するように、セパレータ50、負電極板20、セパレータ50、正電極板30の順に重ねて捲回する。
その後は、負電極板20(銅箔28)及び正電極板30(アルミ箔38)にそれぞれ負極集電部材92及び正極集電部材91を溶接し、電池ケース本体81に挿入し、前述した電解液60を注入後、封口蓋82で電池ケース本体81を溶接で封口する。かくして、電池1が完成する(図1参照)。
(変形形態1)
次に、本発明の変形形態1にかかる電池101について、図1,2,6,7を参照しつつ説明する。
この電池101は、第1分断部位KX及び第2分断部位KYに部材を介在させていない点で、前述の実施形態1にかかる電池1と異なり、それ以外は同様である。
そこで、実施形態1にかかる電池1と異なる点を中心に説明し、同様の部分の説明は省略、又は、簡略化する。なお、同様の部分については同様の作用効果を生じる。また、同内容のものには同番号を付して説明する。
この電池101の負電極板120は、図6の斜視図に示すように、実施形態1の電池1と同様、銅製の銅箔28と、この銅箔28の両主面(内方主面28A及び外方主面28B)上に、それぞれ帯状に形成された2つの負極活物質層21(内方負極活物質層21A及び外方負極活物質層21B)とを有している。
このうち、内方負極活物質層21Aは、図6,7(a)に示すように、実施形態1の電池1と同様、長手方向DAの中央に位置する内方対向部22Aと、この内方対向部22Aの周縁に位置する内方巻き始め非対向部23A、内方巻き終わり非対向部24A及び内方端側非対向部25Aとを有する。
また、外方負極活物質層21Bは、図7(b)に示すように、実施形態1の電池1と同様、長手方向DAの中央に位置する外方対向部22Bと、この外方対向部22Bの周縁に位置する外方巻き始め非対向部23B、外方巻き終わり非対向部24B及び外方端側非対向部25Bとを有する。
負極活物質層21の巻き始め非対向部23A,23Bは、実施形態1の電池1と同様、長手方向DAについて、対向部22A,22Bとの境界寄りの第1分断部位KXで分断されて互いに離間する、第1巻き始め非対向部23AF,23BF、及び、第2巻き始め非対向部23AS,23BSからなる(図6,7(a),7(b)参照)。また、巻き終わり非対向部24A,24Bもまた、実施形態1の電池1と同様、長手方向DAについて、対向部22A,22Bとの境界寄りの第2分断部位KYで分断されて互いに離間する、第1巻き終わり非対向部24AF,24BF、及び、第2巻き終わり非対向部24AS,24BSからなる(図6,7(a),7(b)参照)。
本変形形態1にかかる電池101では、第1分断部位KX及び第2分断部位KYに、実施形態1で示した第1イオン非透過部材26X及び第2イオン非透過部材26Y等の部材を配置していない(図6,7(a),7(b)参照)。但し、この電池101でもまた、負極活物質層21の対向部22A,22Bからのリチウムイオンの拡散の範囲を、第1巻き始め非対向部23AF,23BF及び第1巻き終わり非対向部24AF,24BFまでに止め、第2巻き始め非対向部23AS,23BS及び第2巻き終わり非対向部24AS,24BSにまで拡散するのを防止できる。
かくして電池101では、巻き始め非対向部23A,23B及び巻き終わり非対向部24A,24Bへ拡散するリチウムイオンの量を少なくすることができ、電池容量の低下を抑制することができる。
なお、本変形形態1にかかる電池101の製造方法では、第1分断部位KX及び第2分断部位KYの両方にイオン非透過部材を形成しない点で、実施形態1の電池1の製造方法と異なり、それ以外については実施形態1と同様であるので、説明を省略する。
(実施形態2)
本実施形態2にかかる車両200は、前述した電池1,101を複数含むバッテリパック210を搭載したものである。具体的には、図8に示すように、車両200は、エンジン240、フロントモータ220及びリアモータ230を併用して駆動するハイブリッド自動車である。この車両200は、車体290、エンジン240、これに取り付けられたフロントモータ220、リアモータ230、ケーブル250、インバータ260、及び、矩形箱形状のバッテリパック210を有している。このうちバッテリパック210は、前述した電池1,101を複数収容してなる。
本実施形態2にかかる車両200は、電池容量の低下を抑制した電池1,101を搭載しているので、安定した性能の動力源を有する車両200とすることができる。
(実施形態3)
また、本実施形態3のハンマードリル300は、前述した電池1,101を含むバッテリパック310を搭載したものであり、図9に示すように、バッテリパック310、本体320を有する電池搭載機器である。なお、バッテリパック310はハンマードリル300の本体320のうち底部321に可能に収容されている。
本実施形態3にかかるハンマードリル300は、電池容量の低下を抑制した電池1,101を搭載しているので、安定した性能の駆動エネルギ源を有する電池搭載機器とすることができる。
以上において、本発明を実施形態1〜3及び変形形態1に即して説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、実施形態1,変形形態1では、内方負極活物質層21Aのうち、内方巻き始め非対向部23A及び内方巻き終わり非対向部24Aの両方、かつ、外方負極活物質層21Bのうち、外方巻き始め非対向部23BF及び外方巻き終わり非対向部24BFの両方の、全ての巻き始め非対向部,巻き終わり非対向部について、分断部位KX,KYで分断して、それぞれ第1非対向部及び第2非対向部を形成した電池を示した。
しかし、負極活物質層21A,21Bのうち、全ての巻き始め非対向部,巻き終わり非対向部を分断するものに限定されない。例えば、内方巻き始め非対向部23Aのみや内方巻き終わり非対向部24Aのみについて分断したり、外方巻き始め非対向部24Aのみや外方巻き終わり非対向部24Bのみについて分断した電池としても良い。
また、実施形態1では、第1巻き始め非対向部23AF,23BFと第2巻き始め非対向部23AS,23BSとの間、及び、第1巻き終わり非対向部24AF,24BFと前記第2巻き終わり非対向部24AS,24BSとの間の分断部材KX,KYの全てに、イオン非透過部材26X,26Yを配置した。しかし、これらの間の少なくとも1つに、イオン非透過部材を配置しても良い。また、ポリプロピレン製のイオン非透過部材を用いたが、例えば、ポリエチレン等のポリオレフィン系で中実の樹脂としても良い。
1,101 電池(リチウムイオン二次電池)
10,110 発電要素
20,120 負電極板
21 負極活物質層
21A 内方負極活物質層(負極活物質層)
21B 外方負極活物質層(負極活物質層)
22A 内方対向部(対向部)
22B 外方対向部(対向部)
23A 内方巻き始め非対向部(巻き始め非対向部)
23AF 内方第1巻き始め部(第1非対向部)
23AS 内方第2巻き始め部(第2非対向部)
23B 外方巻き始め非対向部(巻き始め非対向部)
23BF 外方第1巻き始め部(第1非対向部)
23BS 外方第2巻き始め部(第2非対向部)
24A 内方巻き終わり非対向部(巻き終わり非対向部)
24AF 内方第1巻き終わり部(第1非対向部)
24AS 内方第2巻き終わり部(第2非対向部)
24B 外方巻き終わり非対向部(巻き終わり非対向部)
24BF 外方第1巻き終わり部(第1非対向部)
24BS 外方第2巻き終わり部(第2非対向部)
26X 巻き始め側樹脂部材(イオン非透過部材)
26Y 巻き終わり側樹脂部材(イオン非透過部材)
27 負極活物質粒子
28 銅箔(負極集電板)
30 正電極板
31 正極活物質層
37 正極活物質粒子
38 アルミ箔(正極集電板)
50 セパレータ
200 車両
300 ハンマードリル(電池搭載機器)
DA 長手方向
KX 第1分断部位(分断部位)
KY 第2分断部位(分断部位)

Claims (5)

  1. 導電性を有する帯状の正極集電板、及び、正極活物質粒子を含み、上記正極集電板上にこの正極集電板の長手方向に延びる帯状に配置された正極活物質層を有する帯状の正電極板と、
    導電性を有する帯状の負極集電板、及び、負極活物質粒子を含み、上記負極集電板上にこの負極集電板の長手方向に延びる帯状に配置された負極活物質層を有する帯状の負電極板と、
    上記正電極板と上記負電極板との間に介在してなる帯状のセパレータと、を備え、
    上記正電極板、上記負電極板及び上記セパレータを捲回して発電要素をなす
    リチウムイオン二次電池であって、
    上記負極活物質層は、
    このうち、上記長手方向の中央に位置し、上記セパレータを介して、上記正極活物質層と対向する対向部と、
    上記対向部よりも上記長手方向の巻き始め側に位置し、上記セパレータを介して対向する上記正極活物質層が存在しない巻き始め非対向部と、
    上記対向部よりも上記長手方向の巻き終わり側に位置し、上記セパレータを介して対向する上記正極活物質層が存在しない巻き終わり非対向部と、を有し、
    上記巻き始め非対向部及び上記巻き終わり非対向部のうち少なくともいずれかは、
    上記長手方向について、上記対向部との境界寄りの分断部位で分断されて互いに離間する、対向部側に位置する第1非対向部、及び、これより上記長手方向の外側に位置する第2非対向部からなる
    リチウムイオン二次電池。
  2. 請求項1に記載のリチウムイオン二次電池であって、
    前記巻き始め非対向部及び前記巻き終わり非対向部のいずれも、前記分断部位で分断されてなる
    リチウムイオン二次電池。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のリチウムイオン二次電池であって、
    前記第1非対向部と前記第2非対向部との間の少なくとも1つに、リチウムイオンが透過しない材質からなるイオン非透過部材を配置してなる
    リチウムイオン二次電池。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池を搭載し、このリチウムイオン二次電池に蓄えた電気エネルギを動力源の全部又は一部に使用する車両。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池を搭載し、このリチウムイオン二次電池に蓄えた電気エネルギを駆動エネルギ源の全部又は一部に使用する電池搭載機器。
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