JP2011080754A - 燃焼機器制御のための画像センシングシステム、ソフトウェア、装置、及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】工業フレアような火炎発生燃焼機器に関連して野外火炎発生燃焼機器の動作を制御するイメージングシステムを提供する。
【解決手段】光学画像キャプチャ装置を含む自動制御システムは、ソフトウェア(及び対応アルゴリズム)とカメラなど必要な関連装置とを含むコンピュータシステムに接続された光学画像キャプチャ装置を使用して、フレア、バーナ、パイロット、及び他の燃焼機器のような火炎発生機器の様々な側面を制御することができる。例えば、火炎の定性的かつ定量的分析、予測を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本願発明によれば、工業フレア、バーナ、及びパイロットのような火炎発生燃焼機器に関連してイメージングシステムが使用され、野外環境の火炎発生燃焼機器の動作が制御される。
工業フレア(例えば廃ガスのフレア)では、流体性能、無煙性能、分解効率、燃焼効率、フレア・ガス組成、空気混入度、蒸気ノズル、空気ファン、ブロワ、及びコンプレッサ等の関連機器の機械的効率、並びに点火付与必要性が主要設計点に含まれる。最適性能を得るには、最大及び最小フローレートの双方において上記パラメータのバランスをとることが必要となる。フレアのオペレータは、フレアチップを通る最大フローレート(流体性能と称する)を望むのが典型的である。フレアのオペレータはまた、すす又は煙なしでフレアリングが生じる低フローレート(フレアチップの無煙性能と称する)を望む。オペレータはまた、約98%以上のフレアガスを分解してフレアが排出する排出物の安全性を保証することも求められる。かかるパーセンテージは、分解除去効率又は分解効率という。
希釈率は、フレアとなるガスに付加される空気及び/又は蒸気の量である。空気及び/又は蒸気は、フレアガス燃焼の助力となる付加的な周囲空気を取り込む機能を果たす。しかしながら、フレアに対して空気又は蒸気の付加が多すぎると、空気供給過多又は蒸気供給過多として知られる状態となり得る。実際は、フレアガスの所定部分が、もはや燃焼可能ではない点まで空気供給過多又は蒸気供給過多となり、フレアの効率が低下することとなる。
蒸気又は空気の補助は通常、上記無煙性能を達成するべく必要な混合を促進するために用いられる。蒸気フレアは、高速蒸気を利用して混合補助及び空気取り込みを行う。フレアの蒸気部分は一般に、ガスが蒸気フレアチップを離れるときに空気及び蒸気がノズル又は混合管を通して分布するように設計される。当該蒸気の目的は、付加的な周囲空気を取り込む動力流体として機能することにある。所定の蒸気又は空気はフレアチップ内部にパージガスとして分布して、当該チップ内部で火炎が燃えることを防止する。過剰な蒸気及び/又は空気は、フレア効率を低下させる不燃性混合物を発生し得る。
フレアチップは、当該チップ内部で火炎が安定し得る場合又は時に損傷する。これは、フレアガスフローレートが低い時又は非常に低いパージレートが使用される時に生じるのが典型的である。その結果、フレアチップ内部に分布した蒸気が常に継続的に流れる。
オペレータは現在のところ、当該チップが小さなフレアリング事象中の介在を要しないようにするべく蒸気を所定よりも高く調整している。しかしながら、蒸気フローは、ガスストリームを冷やし、及び/又はガスストリームをガスが酸化しない点まで不活性にする可能性を有し得る。これにより、潜在的に危険なストリームが大気に流れ、フレア効率が低下し得る。
寒冷気候では、蒸気は凍るかもしれないので空気が好ましい。このタイプのフレアは、数百馬力のモータを有する1つ以上の大電気ファンによって大容量の空気をフレアチップに送る。大きなフレアは、空気をチップに送る4つ以上のファンを有することがある。かかるファンの少なくとも1つ以上は2段変速ファンであり、残りのファンがフレアリング事象に備えるアイドル時間の100%動作する。かかる2段変速ファンは、小さなプロセス又はパージレートフローに対処する。2段変速ファンを常に動作させる電気エネルギーにかかる純費用は相当のものである。
低い又は半分のスピードであっても、空気フレアのベーン軸流ファンは十分な空気フローよりも多くの空気フローを送る。バルブリーク及びチップの上流プロセスに関連する通常のパージレートフローは、フレアへの相当のガスフローを生じ得る。しかしながら、当該ガスに関連するパージレートフロー速度は、大きなチップに対して約0.3メートル/秒(約1フィート/秒)よりも小さいことがある。半分のスピードで動作しているファンは、ガスと空気との不燃性又は層状混合物をフレアチップに対して生じるのに十分なフローレートの空気を送る可能性がある。その後、当該チップからの未酸化排出物の可能性が問題となり、環境上の要件に違反しかねない。パージ又はリークレートが予測よりも低い場合、分解効率は、許容要件以下のレベルまで低下し得る。
米国特許第5,810,575号明細書 米国特許第5,195,884号明細書 米国特許第6,616,442号明細書 米国特許第6,695,609号明細書 米国特許第6,702,572号明細書 米国特許第6,840,761号明細書
一側面において本願発明はフレア制御システムを与える。フレア制御システムは、光学に基づくイメージングシステムと自動フレア制御プロセッサとを含む。光学に基づくイメージングシステムは、少なくとも1つの画像キャプチャ装置と画像プロセッサとを含む。当該少なくとも1つの画像キャプチャ装置は、周囲に排出される少なくとも1つのフレアに向けられる。当該画像プロセッサは、フレアのキャプチャ画像を電子的に分析することができ、かつ、当該フレアと周囲バックグラウンドとを弁別することができる少なくとも1つの画像プロセシングアルゴリズムを含む。自動フレア制御プロセッサは、フレアのための制御システムを定義する。当該自動フレア制御プロセッサは、画像プロセッサから受信した分析に応答してフレアを制御する。
他側面において本願発明は、少なくとも1つのフレアと、画像プロセシングシステムと、自動フレア制御プロセッサとを含むフレアコントローラを与える。フレアは、周囲の大気中に排出される。イメージングシステムは、少なくとも2つの光学画像キャプチャ装置と、画像プロセッサと、少なくとも1つの画像プロセシングアルゴリズムと、電子出力とを含む。また、少なくとも1つの光学画像キャプチャ装置は、フレア中の火炎の検出、位置特定、及びキャプチャを行う。少なくとも1つの光学画像キャプチャ装置は、火炎の電子画像をキャプチャする。画像プロセッサは、光学画像キャプチャ装置と電子的に通信する少なくともコンピュータである。画像プロセシングアルゴリズムは、画像プロセッサがホストとなり、電子画像を分析するべく構成される。画像プロセシングアルゴリズムはフレアと大気とを弁別する。画像プロセッサが生成した電子出力は、フレアの少なくとも1つの性能パラメータを特定する。自動フレア制御プロセッサは、当該電子出力を受信する。当該フレア制御プロセッサは、当該フレアを含む火炎発生システムへの又は同火炎発生システムに入力を与えるデジタル制御システムへの応答制御入力を生成する。
他側面において本願発明は、少なくとも1つのフレアと、イメージングシステムと、コンピュータシステムとを含む自動フレア制御システムを与える。イメージングシステムは、フレアが発生する火炎のデジタル画像を電子的にキャプチャすることができる。コンピュータシステムは、イメージングシステムがキャプチャした画像を分析するソフトウェアを含む。
一側面において本願発明は、画像センシング装置を備える自動フレア制御システムを含む。
他側面において本願発明は、ソフトウェア(及び対応アルゴリズム)と必要な関連装置とを含むコンピュータシステムに接続された画像センシング装置を用いるイメージングシステムである。当該システムは、フレア、バーナ、パイロット、及び他の燃焼機器のような火炎発生機器の様々な側面を制御するべく使用することができる。火炎の定性的かつ定量的な分析を行うことができる。
画像センシング装置は、一連の連続事象を記録することができるデジタルビデオカメラ又は他のタイプのカメラであるか又はこれを含んでよい。例えば一実施例において、画像センシング装置は、可視スペクトルのピクセルを計数可能な画像を生成することができるカメラである。デジタルカメラ、及びデジタル画像に変換可能な画像を生成するアナログカメラを使用することができる。一実施例において、デジタルビデオカメラが使用される。
他側面において本願発明は、新規なイメージングシステムを使用する特定の方法を与える。
さらなる他側面において本願発明の方法は、光学イメージングを介した野外周囲環境に排出されるフレアの制御を与える。本方法は、
(a)フレアを野外周囲環境に排出するステップと、
(b)少なくとも1つのカメラを有する光学に基づくイメージングシステムを使用して上記フレアをモニタするステップと、
(c)上記カメラを使用して上記フレアの画像を電子画像としてキャプチャするステップと、
(d)先行して煙を予測するべく構成された少なくとも1つのアルゴリズムと、上記フレアと上記野外周囲環境とを弁別することができる少なくとも1つのアルゴリズムとを使用して上記フレアの上記電子画像を分析するステップと、
(e)上記フレアについて分析された条件に基づいて上記フレアを調整するステップと
を含む。
イメージングシステムを伴う複数のフレアの概略図である。 図1のフレアから描画された火炎画像及び反転火炎画像を示す。 アンズーム可視電荷結合素子カメラによるフレアの夜間スクリーン画像キャプチャをターゲットボックスとともに示す。 赤外カメラと、図3Aに示した可視フレアのターゲットボックスとを使用した図3Aからのフレア火炎の夜間スクリーン画像キャプチャを示す。 アンズーム可視電荷結合素子カメラとターゲットボックスとを使用した、可視の火炎を有しないフレアの夜間スクリーン画像キャプチャを示す。 赤外カメラと、図3Aに示した可視フレアのターゲットボックスとを使用した図4Aにおけるフレア火炎の夜間スクリーン画像キャプチャを示す。 イメージングプロセスの接続性を示す。 火炎発生及びフィードバック制御ループの接続性を示す。 低い火炎品質比で動作して煙を排出するフレアを示す。 低い火炎品質比で動作して煙を排出するフレアを示す。 所望の火炎品質比で動作するフレアを示す。 所望の火炎品質比で動作するフレアを示す。 火炎品質比の棒グラフが重ね合わされた空気供給火炎を示す。 実地試験中に見られる、煙を排出するフレアを示す。 図9に示した実地試験フレアの火炎品質比の時間履歴を示す。 図9に示した実地試験フレアの火炎品質比の時間履歴を示す。
本願発明に関連して、可視及び赤外イメージング装置を使用する光学イメージングシステムが、フレア、バーナ、パイロット、及び他の燃焼機器のような火炎発生機器と関連して使用して、野外雰囲気での当該火炎発生機器の動作のモニタ及び制御を有効かつ効率的に補助できることがわかっている。光学イメージングシステムは、モニタ及び制御動作のほかに、地上フレアとしても知られる閉じた又は美的なフレア又はバーナにおける先行煙予測を与えることの補助ともなる。
図面を参照すると、本願発明に係る画像センシングシステムはフレア制御システムを含む。フレア制御システムは、一般に番号10が付されて示される。図面に示されて当業者に理解されるように、フレア制御システム10及びその構成要素は、少なくともフレア12、又は少なくとも1つのバーナ14内で動作する少なくとも1つのフレア12に関連付けられるように設計される。フレア12及び/又はバーナ14は、フレア12及び/又はバーナ14を使用する石油、化学等の産業のための周囲環境16において使用される火炎発生燃焼機器の一部である。フレア12及び/又はバーナ14は、野外フレア及び/又はバーナか、または閉じた又は美的なフレア及び/又はバーナである。好ましくは、フレア制御システム10は自動化されている。
図1、2、5A、及び5Bを参照すると、フレア制御システム10はイメージングシステム18を含む。イメージングシステム18は、フレア12又はバーナ14に向けられたカメラ20とも称される少なくとも1つの光学画像キャプチャ装置20と、カメラコントローラ22と、画像プロセッサ24と、上記ハードウェアを動かして必要な分析を行うべく必要な任意の適用可能なソフトウェアとを含む光学に基づくイメージングシステムである。カメラコントローラ22及び画像プロセッサ24は一のユニットとして統合され、画像プロセッサ24として称される。
図1は、カメラ20及びこれの視野を示す。図示のように、カメラ20は、ズームレンズ21を有する複数のカメラを含み、少なくとも第1のカメラ20a及び少なくとも第2のカメラ20bを備える。図1において、破線は第1のカメラ20a及び第2のカメラ20bからの視野を表す。一実施例においてカメラ20はマルチ電荷結合素子(CCD)カメラである。当該マルチCCDカメラは、入射光をCCDアレイ上の異なるスペクトル光群にスプリットするべくプリズム(不図示)、光学ビームスプリッタ(不図示)、又は波長フィルタ(不図示)を使用する。
一実施例において第1のカメラ20a及び第2のカメラ20bは、CCDカメラ、マルチCCDカメラ、マルチスペクトルカメラ、高精細カメラ、デジタルカメラ、アナログカメラ、カラーカメラ、白黒カメラ、グレースケールカメラ、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。一実施例において第1のカメラ20aは、広域スペクトル赤外カメラである。他実施例において第1のカメラ20aは、近赤外カメラである。一実施例において第1のカメラ20aは、短波長赤外域カメラである。一実施例において第1のカメラ20aは、中波長赤外域カメラである。一実施例において第1のカメラ20aは、長波長赤外域カメラである。
一実施例において第2のカメラ20bは、可視スペクトル又はその一部で動作する。他実施例において第2のカメラ20bは、可視から紫外までのスペクトル又はその一部で動作する。
第1のカメラ20a及び第2のカメラ20b、カメラコントローラ22及び画像プロセッサと電子的に通信する。第1のカメラ20aは、フレア12及び/又はバーナ14の画像を検出、位置特定、及び電子的キャプチャするべく構成される。第1のカメラ20aは、フレア12又はバーナ14を特定及び取得して、複数のフレア12又はバーナ14間の識別を行う。第2のカメラ20bは、火炎を含むフレア12及び/又はバーナ14に関連付けられる画像を電子的にキャプチャするべく構成される。第1のカメラ20aは、第2のカメラ20bのための少なくとも1つの照準パラメータを定義かつ生成し、かかるパラメータをカメラコントローラ22に電子的に通信する。これにより、イメージングシステム18を介する通信が行われる。
複数のカメラ、フィルタ、ビームスプリッタ、又は他の光学装置が様々な組み合わせですべて動作する。一実施例において、カメラ20が少なくともマルチスペクトル又はマルチCCDカメラであれば、一のカメラ20が使用されてよい。かかる実施例において、フレア12及び/又はバーナ14からの光はカメラ20に入射する際にスプリットされる。かかる例では、プリズム(不図示)又は他の、光学に基づく光制御装置が使用されて、入射光が2つ以上のビームにスプリットされる。ここで、少なくとも一方のビームが近赤外で分析され、少なくとも他方が可視スペクトルで分析される。例えば遠赤外、中赤外、赤外、近赤外、可視、近紫外、紫外、又は所望の波長の任意の一部のような他のスペクトル成分又は範囲も単独又は組み合わせで使用される。外部及び/又は内部に取り付けられる向上した光学素子のような高品質要素をカメラ20が有する場合、イメージングシステム18の性能は向上かつロバストとなる。
第1のカメラ20a及び第2のカメラ20bは、視野を拡大又は縮小する別個のレンズを使用してよい。または、第1のカメラ20a及び第2のカメラ20bは、視野を調整するズーム機能を有する。図1は、フレア12の火炎56にズームインするカメラ20bを示す。
カメラコントローラ22又は画像キャプチャ制御システム22は、当該画像キャプチャ装置又はカメラ20の制御パラメータを定義する。かかる制御は、動作制御と電子通信制御とを含む。カメラコントローラ22と第1のカメラ20a及び第2のカメラ20bとの電子通信により、カメラ20a及び20bのそれぞれへの及びそれぞれの間のリアルタイムでインタラクティブな制御が保証される。カメラコントローラ22はズームレンズ21をインタラクティブに調整する。カメラコントローラ22は、ズームレンズ21の焦点を火炎56に合わせ、ピクセル数を統計分析が利用可能なまで最大化するべく構成される。画像プロセシングアルゴリズム26で使用されるピクセル数が大きくなればなるほど、結果の精度は増す。
カメラコントローラ22は、画像プロセッサ24と電子通信する。画像プロセッサ24は、キャプチャされたデジタル画像を処理するべくコンピュータ28がホストとなるソフトウェアを有するコンピュータ系システムである。また、画像プロセッサ24は、コンピュータ28がホストとなる少なくとも1つの画像プロセシングアルゴリズム26も有する。コンピュータ28は、光学画像キャプチャ装置20及び/又はカメラコントローラ22と電子通信する。カメラコントローラ22は画像プロセッサ24の一部である。
好ましくは、画像プロセシングアルゴリズム26は、コンピュータ28がホストとなるソフトウェアであり、フレア12及び/又はバーナ14からのキャプチャ画像を電子的に分析することができる。さらに、画像プロセシングアルゴリズム26は、大気バックグラウンド30に対するような、フレア12又はバーナ14と周囲環境16との弁別ができる。
非限定的な例では、複数の画像プロセシングアルゴリズム26は、異なるアルゴリズムが与える機能多様性を表す図5Aの説明用ボックス内に囲まれる。第1の画像プロセシングアルゴリズム26aは、カメラ20a及びカメラ20bからの画像の分析を与える。第2の画像プロセシングアルゴリズム26bは、カメラ20a、カメラ20b、及び周囲環境16からの画像の弁別を与える。第3の画像プロセシングアルゴリズム26cは、フレア12及び/又はバーナ14内の火炎56を個別のピクセルに分解する。これにより当該ピクセルが、特定されて複数のスペクトル色群に分類される。各画像プロセシングアルゴリズム26は、イメージングシステム18からの画像を定量的かつ定性的に分析する。複数の画像プロセシングアルゴリズムを並行して用いることにより、付加的な評価パラメータが利用可能となる。これは以下で述べる。
画像プロセシングアルゴリズム26cに関して、当該画像プロセシングアルゴリズムは、ピクセル計数と、これによる火炎品質結果の決定を行う。非限定的な例では、青色、赤色、及び緑色を有する24ビットのスペクトル色モデルが選択される。各スペクトル色は、0から255までの強度を有する。分離された別個のピクセル全体における青色強度全体(各ピクセルに対する青色強度(0−255)の合計)が、赤色強度全体及び緑色強度全体の組み合わせ合計(各ピクセルに対する赤色強度(0−255)の合計プラス緑色強度(0−255)の合計)で割られた比が既知であれば、火炎の状態又は火炎品質比(FQR)が既知となる。
代替的にFQRは、合計ではなく平均で計算されて同じ結果を与える。かかるアプローチを用いると、火炎品質比が約40%から約55%の場合に火炎は、発光性となる。火炎品質比が約35%以下の場合に火炎は差し迫った煙を有する。また、火炎品質比が約65%以上の場合に火炎は希釈過多である。実地試験サンプルが以下で例示的に説明される。32ビット又は48ビットのような他のスペクトル色モデルも付加的データを与え得る。
火炎品質比及び関連範囲は燃料依存である。例えば、水素又はメタンの場合、画像プロセシングアルゴリズム26内にバイアス乗数が導入されて所望の火炎品質比が得られる。設置されたフレア12及び/又はバーナ14のそれぞれは、必要なバイアス乗数を確立するべく初期実地試験を有する。バイアス乗数は、火炎56を手動で調整して、計算された火炎品質比を実地条件と対比することによって決定される。
他のパラメータも、選択された特定の画像プロセシングアルゴリズム26によって特定可能かつ分析可能である。例えば、第4の画像プロセシングアルゴリズム26dは、フレア12及び/又はバーナ14内の温度センシング及び詳細な温度変化を与える。
画像プロセッサ24及びそのソフトウェアは、フレームグラバを使用してカメラ20から画像をキャプチャすることができる。画像プロセッサ24は、デジタルビデオ、高精細デジタルビデオ、アナログビデオ、及びこれらのバリエーションからなる群からのビデオ及びビデオ信号をキャプチャ及び分析するべく構成される。さらに、画像プロセッサ24はアナログビデオを分析し、個々のピクセルが当該アナログ画像内で検出可能である限り当該アナログ画像をデジタル画像に変換することができる。画像プロセッサ24のフレームグラバ部分は、プロセシング用の個々の画像を選択する。好ましくは、少なくとも1つの画像プロセシングアルゴリズム26が、フレアのビデオ画像における個々のピクセルを特定するべく構成される。
画像プロセッサ24は、自動フレア制御プロセッサ34に通信される電子出力32を与える。好ましくは、電子出力32は、少なくとも1つの性能パラメータ36を特定して自動フレア制御プロセッサ34に与える。性能パラメータ36は、画像プロセシングアルゴリズム26からの出力である。これにより、点火状態の分析、無煙条件、並びに、フレア12及び/又はバーナ14の分解効率が分析される。同様に、同一の又は少なくとも1つの他の画像プロセシングアルゴリズム26が、火炎のフレア12からの分離又はフレア12及び/若しくはバーナ14の煙のビルドアップに関する性能パラメータを与える。自動フレア制御プロセッサ34は画像プロセッサ24と同じコンピュータを使用してよい。
カメラ20又はカメラ20a及び20bからの画像、並びに、結果的なグラフィカルユーザインターフェイス画像が、グラフィカルユーザインターフェイス又はモニタ/制御スクリーン54上に任意に表示される。モニタ/制御スクリーン54は任意であるが、使用される場合にモニタ/制御スクリーン54は画像プロセッサ24及びイメージングシステム18の一部であり、画像プロセッサ24及びイメージングシステム18と電子通信する。
好ましくは、画像プロセッサ24、イメージングシステム18、及び自動フレア制御プロセッサ34は、これらの間でフィードバック制御ループ38を画定する。フィードバック制御ループ38はイメージングシステム18からの画像を分析するべく構成される。さらに、フィードバック制御ループ38は、フレア12及び/又はバーナ14の多くの性能パラメータ36を同時に特定かつモニタできる。非限定的な例では、フィードバック制御ループ38は、フレア12及び/又はバーナ14の少なくとも温度を特定;フレア12及び/又はバーナ14内にビルドアップしたすすの存否を決定;フレア12及び/又はバーナ14から火炎が分離したか否かを特定;フレア12及び/又はバーナ14の火炎に色差が存在するか否かを特定;並びに、フレア12及び/又はバーナ14の火炎全体の複数の密度を特定することができる。他の非限定的な例では、フレアガスを分解するための無煙かつ混合良好な火炎56の制御を含むフィードバック制御ループ38によって特定可能である。フィードバック制御ループ38は、フレア12又はバーナ14のホットスポットの特定、パイロット48が「オン」状態であることのチェック、フレア12又はバーナ14の分解効率の検証、及び、フレア12、バーナ14、又はパイロット48内の内部燃焼の特定をすることもできる。
レコーダ40は、イメージングシステム18と電子通信する。一実施例においてレコーダ40は、画像プロセッサ24と電子通信して、光学画像キャプチャ装置20からの画像に日/時スタンプを与える。レコーダ40は、詳細な日時スタンプがフレア12及び/又はバーナ14のすべての状態に課されるロギング機能を与える。
自動フレア制御プロセッサ34は、オペレータが設定したインターバルレートで連続して、制御入力システム42をフレア12及び/又はバーナ14に対して画定する。単数又は複数の性能パラメータ36に基づいて、自動フレア制御プロセッサ34は、火炎発生システム46への応答制御入力44又は調整を生成する。当該制御入力システム42は、一のフレア12及び/又は一のバーナ14の存否にかかわらず、又は複数のフレア12及び/若しくは複数のバーナ14の存否にかかわらず適用可能である。制御入力システム42及び応答制御入力44は、精油所又は他の大規模施設のデジタル制御システムと直接通信する。または、制御入力システム42及び応答制御入力44は、フレア12及び/又はバーナ14に直接入力を与える。
火炎発生システム46は、火炎発生に関連するすべての制御入力に応答するべく構成され、少なくともフレア12、バーナ14、パイロット48、蒸気バルブ50、及び/又は空気発生器52を含む。火炎発生システム46は、先行的に制御されるのが好ましい。応答制御入力44又は調整は、画像プロセッサ24からのフレア12及び/又はバーナ14の分析に基づく。電子出力32は、火炎56のほぼ即時の統計分析を与える。これにより、フレア12又はバーナ14の状態が予測される。自動フレア制御プロセッサ34は付加的な制御アルゴリズムを含む。かかる付加的な制御アルゴリズムは、火炎発生システム46への、又はデジタル制御システムを介した間接的な火炎発生システム46への、空気、蒸気、又はガスの入力の増加/減少を決定する。また、かかる付加的な制御アルゴリズムは、煙、すす、及び希釈のような望ましくない状態を最小限にするべく当該入力の最適な時間インターバルを決定する。
(方法)
図1−5Bに示されたフレア12及び/又はバーナ14を制御する方法に関して、当該方法は、少なくともカメラ20を有する光学に基づくイメージングシステム18を使用して、周囲環境16への排出及びフレア12又はバーナ14のモニタを行うフレア12又はバーナ14を含む。または、フレア12又はバーナ14は、閉じた又は美的なフレアへ排出される。フレア12又はバーナ14のデジタル画像は、カメラ20によって電子画像としてキャプチャされる。当該電子画像は、モニタ/制御スクリーン54上に任意に表示される。電子画像の分析は、フレア12又はバーナ14の火炎を分析するべく構成された少なくとも1つの画像プロセシングアルゴリズム26によって画像プロセッサ24内で行われる。好ましくは画像プロセシングアルゴリズム26は、フレア12又はバーナ14と周囲環境16との弁別;フレア12又はバーナ14の状態決定;並びに、光度、色密度、煙、すすビルドアップ、及び火炎の決定又は予測をすることができる。または、画像プロセシングアルゴリズム26は、フレア12又はバーナ14と、閉じた又は美的なフレア又はバーナの閉じた周囲環境との弁別;フレア12又はバーナ14の状態決定;並びに、光度、色密度、煙、すすビルドアップ、及び火炎の決定又は予測をすることができる。フレア12及び/又はバーナ14は、フレア12の分析された状態に基づいて調整される。
イメージングシステム18は、フレア12及び/又はバーナ14への入力を先行的に迅速かつ簡潔に変化させるべく自動フレア制御プロセッサ34に入力を与える。これにより、火炎の分離、希釈、煙発生、又は任意の他の望ましくない状態が回避される。イメージングシステム18は、フレア12又はバーナ14全体を評価する。これには、煙62、パイロット48、火炎56の形状、及び/又は内部燃焼状態が含まれる。
カメラ20aを赤外又は近赤外カメラとすることで、フレア12又はバーナ14と周囲環境16との弁別は、画像プロセシングアルゴリズム26への負荷を低減する。よって、火炎56と周囲環境16との可視境界の弁別が容易となる。特定のアプリケーションに応じて、短波長、中波長、又は長波長赤外域を用いることが望ましい。
図2は、フレア12からキャプチャされた火炎56aのコンピュータ表示赤外画像を示す。火炎56aに線で表された色線条がある。また、図2に示されているのは、火炎56bのコンピュータ表示画像である。可視周囲環境16を取り去る処理がなされて火炎56aの描画画像が表されている。火炎56aと同様に、当該火炎の色線条は火炎56bの線で表される。色線条は図2において線で示されるが、火炎の中には、乱流渦、及び非均一な色画像が火炎56内に生成される色密度束が生じるものもある。
図1及び3A−4Bに示されるように、カメラ20は第1のカメラ20a及び第2のカメラ20bを含む。かかる例では、第1のカメラ20aは赤外カメラ20aであり、第2のカメラ20bは可視スペクトルカメラである。双方のカメラ20の焦点は、フレア12又はバーナ14の火炎の画像に合わせられる。図3A−4Bは、夜間に使用されてモニタリング/制御スクリーン54上に表示された双方のカメラ20a及び20bを示す。図3Bに示されるように、赤外カメラ20aは火炎56を取得し、画像プロセッサ24のカメラコントローラ22と協働する。特定された火炎56のまわりにターゲットボックス58が挿入される。図3Aに示されるように、図3Bに示されたのと同じ画像が可視スペクトルカメラ20bの視覚投射から示される。当該可視スペクトルカメラ20bは、アンズーム電荷結合素子(CCD)カメラとして示される。ターゲットボックス58は図3Aにも示される。
一実施例において第1のカメラ20aと第2のカメラ20bとが分離されて、フレア12及び/又はバーナ14の異なる角度の視野が与えられる。例えば、第1のカメラ20a及び第2のカメラ20bは、これらの間の相当の角度分離を与えるべく配置してよい。これにより、フレア12及び/又はバーナ14に関連する火炎56の画像が3次元でキャプチャされる。当該分離により、少なくとも一方のカメラ20は、他方のカメラ20から離れるように曲がる火炎56をキャプチャすることができる。当該相当の角度であれば、3次元モデリング用データを与えるには十分である。
ズーム機能を有するカメラ20を使用する場合、火炎面積が拡大される。火炎56の拡大により、カメラ20が見る光子数が増加する。これにより、火炎特有情報を含む利用可能ピクセル数が増加する。利用可能ピクセル数が増加すればするほど、統計的サンプルサイズも増加する。これにより、評価及び予測性能の精度も上がる。
2つ以上のカメラ20を使用する実施例では、カメラコントローラ22が、図3Aに示されるターゲットボックス58内の画像をキャプチャするべく、又はターゲットボックス58にズームインして当該画像をキャプチャするべく可視スペクトルカメラ20bに命令を与える。図4A及び4Bは、図4Aにおいて火炎56が可視スペクトルカメラ20bにとって直ちに特定可能ではないことを除いて図3A及び3Bに類似する。しかしながら、図4Bは赤外カメラ20aが明確に火炎56を特定している。したがって、特定の可視スペクトルカメラ20bが使用される場合、画像プロセシングアルゴリズム26を使用する画像プロセッサ24のパワーが、野外周囲環境16又は閉じた若しくは美的なフレアのバックグラウンドを背景としてフレア12を適切にイメージングする上で重要となる。いずれの場合でも、画像プロセシングアルゴリズム26は、火炎56の境界64を特定してバックグラウンド情報を電子的に除去する。これにより、スペクトル情報が実際の火炎56に限定される。赤外線が使用されて、処理のための火炎のサイズ及び形状が決定される。
第1のカメラ20aとしては赤外及び近赤外カメラが好ましいが、中波長赤外域及び長波長赤外域を含む任意のスペクトルを選択しても動作する。赤外線を使用して確立された境界は、複数の画像プロセシングアルゴリズム26の1つに対する評価のための可視領域を決定的に特定するべく可視スペクトルとともに比較として使用される。キャプチャ画像からバックグラウンドがひとたび除去されると、赤外/近赤外線により、火炎56から離れるすす又は煙を示す画像プロセシングが可能となる。煙を構成する個々のすす粒子は、測定可能な割合で排出される。そして、パイロット、内部燃焼、ホットスポット、すすビルドアップ、温度不規則性等を特定するべく中波長赤外域又は長波長赤外域を使用することができる。マルチCCDカメラが使用される場合、カメラ20が一のレンズシステムとなり得る。
周囲環境16を背景として複数のフレア12及びバーナ14が観測される場合、画像プロセッサ24を有するイメージングシステム18は、複数のフレア12及びバーナ14のそれぞれを操作可能に弁別することができる。また、自動フレア制御プロセッサ34及び火炎発生システム46を介してリアルタイムでの調整を与えることができる。例えば、多くのフレア12及び/又はバーナ14が、火炎の制御を目的として蒸気、空気、又はその双方を使用する。蒸気及び空気のシステムのための制御入力機能は、火炎発生システム46の一部である。フィードバック制御ループ38及びその関連システムによって決定されるように、蒸気入力及び/又は空気入力は、フレア12及び/又はバーナ14の分析された状態に応じて制御かつ調整される。かかるプロセスにより、フレア12、バーナ14、及びパイロット48を含む火炎発生システム46の要素すべての制御が可能となる。複数のフレアが評価される場合、画像プロセシングアルゴリズム26は、1つ以上のカメラ20による画像の三角測量性能を含む。複数のカメラ20を使用して、異なるフレア12及び/又はバーナ14を操作するべく異なる値が調整される。
フレア12及び/又はバーナ14の分析は、性能に影響する様々な状態を定性的かつ定量的に特定するべく画像プロセッサ24を使用することと、自動フレア制御プロセッサ34によって火炎発生システム46に与えられた命令に当該分析を組み入れることとを含む。色に基づく定性的かつ定量的な分析が画像プロセッサ24から自動フレアコントローラ34に入力されるので、火炎発生システム46は先行して容易に決定される。したがって、フレア12は、すす/煙を最小限に維持する一方で高分解効率も維持するべく、必要に応じて変更してよい。フレア12及び/又はバーナ14への空気又は蒸気の入力が必要に応じて低減される。
かかるリアルタイム調整ステップは、フレア12及び/又はバーナ14に必要な調整を与える。これにより、煙の発生又は他の望ましくない状態が打ち消される。火炎発生システム46への入力と特定のガス、空気、又は蒸気入力制御との間に関連する固有の遅延時間が存在するので、自動フレア制御プロセッサ34は、当該特定のガス、空気、又は蒸気入力制御を変更するための最良の時間インターバルを決定する。
フレア12及び/又はバーナ14の分析は、火炎56の分析を与える。また、火炎56が成長しているか、減衰しているか、又は定常状態にあるかに関する重要な情報をオペレータに与える。フィードバック制御ループ38が、フレア12及び/又はバーナ14が望ましくない運転状態を有している状態を特定する場合、オペレータへの通知及びフィードバックを与えるべく及び当該事象を記憶するべく警告システム60及びレコーダ40が利用可能である。オペレータへの通知及びフィードバックは、可聴信号、電子警報、及び/又は可視のキュー(queues)の形態をとり得る。当該事象を記憶することは、日時を記録に課すことと、当該記録をレコーダ40に送信することとを含む。
他の代表例が図6A−8に示される。図6A及び6Bでは、火炎56とともに煙62が示される。図7A及び7Bでは、清浄な火炎が示される。図6A−7Bでは、火炎56を有するフレア12が示される。輪郭64は、赤外カメラ20aによって分離された興味領域の境界を示す。輪郭64が確立された後、カメラコントローラ22は、カメラ20bの焦点を火炎56及び輪郭64に合わせる。これにより、カメラ20bは、画像プロセシングのための火炎56の画像をキャプチャする。代表例では、ピクセルがその色に応じてグループ分けされ、ピクセル計数画像プロセシングアルゴリズム26が各グループの各ピクセルの数を計数する。代表例に示されるように、図6Aは、煙を発生して火炎品質比0.34を有する火炎を示す。同様に、図6Bは、煙を発生して火炎品質比0.36を有する火炎を示す。対照的に、図7A及び7Bはそれぞれ、火炎品質比0.53及び0.54を示す。図7A及び7Bは、適切な燃焼火炎を示す。図8は、適切な空気供給プロパン火炎56を示す。火炎品質比の棒グラフが重ね合わされている。
フレア制御システム10及びその使用方法は、様々な野外周囲環境条件でフレア12及び/又はバーナ14の火炎56、同じ環境条件にさらされた半ば閉じた又は美的なフレアを検出するには十分にロバストである。例えば、野外周囲環境条件は、晴天、曇天、雨、雪、みぞれ、風、砂塵、及びこれらの組み合わせからなる大気状態を含む。
(アルゴリズム及び実施例)
画像プロセシングアルゴリズム26は、(例えばピクセル配色を使用した)数学表現である。また、電子信号32の形態の性能パラメータ36を与えるべく使用される。これにより、自動フレアコントローラシステム34及び火炎発生システム46は、フレアチップに送られる空気フローを機能的に制御変化させることができる。当該アルゴリズムにより、先行インジケータが特定かつ評価されて、すす/煙が十分に実現される前にフレア12に変化を与えることができる。
ピクセル分解及び評価により、青色光濃度の火炎品質比を、赤色及び緑色光濃度及び可能であれば黄色光の比と対比することができる。次に、かかる火炎品質比は検証かつ確認された統計範囲と対比される。
画像プロセシングアルゴリズム26の1つは、オンライン光濃度を数学的相関と対比して、自動フレアコントローラシステム34に性能パラメータ36を与える。必要に応じて火炎56の化学量論を修正するべく、火炎発生システム46に所定の機能的変化が与えられる。任意条件下で火炎56を分離するべく赤外線を使用してよい。次に、可視スペクトルが分析に使用される。かかる赤外性能は、評価のために火炎56を分離するべく使用され、次に、火炎56がフレアチップ本体内部で安定しているか否かと同様にパイロットバーナ状態を決定するべくさらに使用される。フレアチップ内部に深く定在する火炎56は、当該チップの構造的完全性に経時的に損傷を与える。赤外検出装置を診断ツールとして使用することは、パージレートフロー中に当該チップの上部領域に火炎56を配置するべく火炎制御システム10を使用することによって所定のフレアチップの寿命を著しく延ばすことができる。
非限定的な例では、検出プロセスの一実施例は、下記を含む1つ以上の画像プロセシングアルゴリズム26を使用することを含む。
・カメラ20aすなわち赤外又は近赤外カメラが火炎56を分離し、フレア14又はバーナ14の画像をキャプチャし、当該画像を画像プロセッサ24に電子通信する。
・一の画像プロセシングアルゴリズム26が火炎56のまわりに赤外画像境界を挿入する。
・一の画像プロセシングアルゴリズム26が赤外線に基づくキャプチャ画像から周囲環境16のバックグラウンドを除去する。
・一の画像プロセシングアルゴリズム26が可視スペクトルを決定することにより可視画像を決定する。
・一の画像プロセシングアルゴリズム26が当該可視画像を当該赤外画像境界と対比して、当該可視画像と不可視赤外画像との差分を除去する。これにより真の可視火炎56のみが残る。
・一の画像プロセシングアルゴリズム26が、当該可視画像のピクセルの色を適用可能な色スペクトルから分離しかつ計数する。これにより、火炎品質比及びその先行煙との関係が決定される。
・当該火炎品質比が自動フレアコントローラ34に送られ、制御アルゴリズムが変化の要否を決定する。必要な場合は、火炎発生システム46に修正入力を与える。
・付加的な画像プロセシングアルゴリズム及び/又は制御アルゴリズムが、パイロット48の状態、火炎56の温度、フレア12、バーナ14、又はパイロット48の温度のような2次的評価を与えて、内部燃焼等の存否を決定する。
(動作のバックグラウンド)
動作のバックグラウンド、動作理論、及び、フレア12及び/又はバーナ14に関連して本願発明に係る制御システムがどのように使用されるかを以下に述べる。フレア12への言及が以下で用いられるが、フレア12への言及はバーナ14も含む。
本願発明に係るフレア制御システム10が使用されて、フレア12(蒸気フレア及び空気フレアを含む)が当該フレアストリーム中の潜在的に望ましくない成分を分解するべく有効かつ効率的に動作することの保証が補助される。
本願発明に係るフレア制御システム10は、フレア12のすす生成に先行する初期警告を与えるべく使用することができる。当該先行データは、最適な燃焼及び分解効率を目的として当該チップの化学量論を修正するべくフレア12のフィードバック制御ループ38で使用される。当該システムは、火炎の根(root)付近の火炎色及び光度を見ることにより可視画像の統計処理を使用して、蒸気供給過多及びそれに引き続いて生じる希釈を低減することができる。例えば、(青色スペクトルに向かってシフトした)明るい色であって光度がないか又は大幅に低い色は、火炎分離及び蒸気供給過多又はその程度を示すことができる。火炎56は、過剰な空気又は蒸気が与えられると結局、近赤外線で可視となる。希釈状態中に、可視スペクトルにおける火炎56の幾何形状を特定することができる。火炎56が明るくなると、火炎56の付着が悪化し、火炎56は可視的に当該チップから離れ始める。かかる状態では、フレア12又はバーナ14への空気又は蒸気が低減されて希釈効果が低下する。
出口において又はフレア12内部において火炎56を着火するべく、可燃性混合物が達成される必要があり、点火源が当該混合物を点火する必要がある。フレア12は、点火用にいくつか(例えば3から4)の冗長なパイロットバーナ48を保持するのが典型的である。バーナ14は、フレアリング事象(flaring event)が生じる場合に点火源が利用可能であることが保証される時点まで100%運転される。フレア12にとって点火源は常に利用可能である必要がある。さもないとフレア12はもはやその役割を果たすことができない。本願発明に係るフレア制御システム10は、万一フレアリング事象が開始された場合にパイロットバーナが点火されて当該フレアに点火する準備ができることを保証するべく使用される。
燃焼可能ストリームが、火炎56を維持するのに不十分な加熱エネルギーしか利用できない空気供給過多又は実質的に希釈されている場合に問題が発覚する。空気供給過多又は蒸気供給過多の場合、燃焼可能ガスは、適切な化学量論又は速度が達成されるまで点火しない。蒸気供給過多又は空気供給過多の場合、フレアチップは危険なガスフラクションを環境中に排出し得る。かかる状態は、パージレートフロー又はリークフローの点から特に問題となる。これは、フレアガス容量の十分な増加又は蒸気/空気注入の低減により燃焼可能混合物が再び達成されて安定化されるまで続く。繰り返しになるが、本願発明に係るフレア制御システム10は、万一フレアリング事象が開始された場合にパイロットバーナが点火されて当該フレアに点火する準備ができることを保証するべく使用される。
火炎56の温度が上昇すると輝くようになり、可視スペクトル内の光を放出する。火炎56がファンの流量容量に到達すると、火炎56は、酸化を完了するべく大気に依存するようになる。これにより、火炎エンベロープ内にリッチな層状領域が発生する。空気の制約及び/又は混合問題が問題となると、すす又は煙が火炎56に形成し始めるのが典型的である。すすが火炎56内に形成されると通常、火炎56の暗色化が起こる。これは肉眼で見ることができるのが典型的である。
本願発明によれば、高精細カメラ、カラーカメラ、又はグレースケールを使用する白黒カメラが生成する情報に基づいて空気及び/又は蒸気に制御変化を与えることができることが発見された。また、火炎56内の所定の色は、フレアチップがすす又は煙を発生し始める直前に際立つようになり濃くなることも発見された。すす又は煙が明らかになると、色シフトが火炎内で可視となる。これは冷却を示す。これは、火炎56の可視色の変化、すなわち青色スペクトルから低温赤色スペクトルへの有意なシフトによって示される。火炎56には、煙形成直前に暗いオレンジから茶色の色が集中するようになる。この時点では、初期煙が当該火炎の境界内に形成されるのが見える。かかる色は、当該領域が火炎56の本体から分離してトレーリング煙(trailing smoke)62を発生する点に到達するまで濃くなる。ガスフローが付加されて空気には変化がないので、両者の化学量論的関係が低下してトレーリング煙62が増加する。当該空気は基本的に一定量であるか、又は増加するガスフローに対して少なくとも漸近的である。初期煙がひとたび達成されると、付加的な燃料フローによりトレーリング煙が増加する。何らかの入力又は変化がなければ、フレア12及び/又はバーナ14は、燃料が増加するにつれてよりはっきりとした煙を出し続ける。
いくつかの場合、かかる煙62は、横風問題により火炎本体から吹き飛ばされる燃料ガスによって発生し得る。大きなフレアリング事象が有する表面積は、横風がガスの一部を火炎56本体から引き離す相当の領域を容易に生じさせる。これが生じると、火炎56のない希釈領域か、又は煙62を発生することができるリッチな火炎56領域かのいずれかが形成され得る。非常な低圧において低パージレートフローが排出されると、風は、未酸化燃料フラクションを容易に希釈かつ分離して、望ましくない/許されない排出をもたらす状況を作り得る。
リーク又はパージレートフローに遭遇すると、突風は、低いガスモーメントに起因して著しい悪影響をもたらし得る。暖かい場合当該ガスは浮力を有するのが典型的であり、風の流れ内で上昇する。点火源及び流れる空気/蒸気から吹き飛ばされて、ガスは未酸化から脱することができる。
フレア制御システム10の実地試験において、火炎品質比すなわち青色ピクセルの赤色及び緑色ピクセルに対する比を見ることにより、直接的なアプローチを取り得ることが示された。実地試験は有煙及び無煙のフレアを用いて行われ、当該フレアが煙を生じ始める数値点が決定された。電磁スペクトルの可視部分は赤色から紫色までの範囲にわたる。赤色は当該可視スペクトルの低温端であり、紫色及び青色は当該スペクトルの高温端である。火炎56が蒸気供給過小/空気供給過小又は空気供給過多若しくは蒸気供給過多(クエンチ状態)になると、火炎56はすす/煙を形成し始める。フレーム56の内部に形成されたすすの固体粒子は、火炎56からの放射を遮り始める。可視スペクトル内の色がシフトする火炎が発生する。かかるシナリオは、当該スペクトルの青色及び紫色端から当該スペクトルの赤色及び黄色端までの測定可能な移動によって示される。多くの場合、火炎56の当該冷却は、火炎56が実際に著しく冷却し始める前にデジタル的に検出することができる。かかる効果は、酸素欠如が主因である。または、希釈(蒸気供給過多又は過剰空気)により火炎が冷却されるので、蒸気及び空気のクエンチ効果若しくは空気が主因である。
イメージングシステム18は、火炎温度のシフトに起因する色シフトを、秒単位又は必要であれば秒未満のわずかな単位の態様で見ることができる。ピクセルが数値アルゴリズムと対比されて、火炎が過度に煙を生じ始めるか又は分離されて不安定になる前に、蒸気又は空気の比に変化を与えることができる。図6A−9は、実地試験からの代表例である。
図9、10A、及び10bを参照すると、フレア12の実地試験中、煙62がフレア12から排出された。第1のカメラ20a及び第2のカメラ20bを使用して、火炎がイメージングシステム18により繰り返し輪郭を取られてキャプチャされた。当該画像は画像プロセシングアルゴリズム26にかけられた。結果的な性能パラメータ36が、電子出力32を介して自動フレアコントローラ34に通信された。当該自動フレアコントローラ34は、火炎発生システム46へ制御入力を与えた。
図10Aを参照すると、実地試験の時間履歴は、時間に対してプロットされた火炎品質比についてカメラ出力信号を示す。図10Aはまた、時間に対してプロットされた火炎品質比についてカメラ20の出力のコンピュータ処理も示す。図10Bを参照すると、実地試験の時間履歴は、時間に対してプロットされた火炎品質比について火炎56の予測曲線を示す。図10Bの予測曲線は、図10Aの実測曲線に一致する。
画像センシング装置を本願発明に係る制御システムとして使用することは、以下のように行うことができる。
(制御用可視光バリエーション)
フレア12を手動で動作させる場合、所定の火炎56内の色のバリエーションが非常に容易にわかる。フレア12がまさに煙を生じようとしていると火炎56は暗くなり、煙62がまさに形成されようとする領域に関連して異なる色も有する。フレア試験は、蒸気又は空気が煙を抑制することを単純に検証することで、何年間も行われている。
画像センシングシステム又はイメージングシステム18が使用されて、肉眼で視認されるのと同じ色フラクション/鮮明度が維持され得る。これにより、かかるロジック及び決定処理を、煙打ち消しのための自動制御を達成する画像センシングシステムによって開始させることができる。例えば、自動フレア制御システム34への入力を与えるべく当該画像センシングシステムを使用することができる。これにより、煙が検知された場合はいつでも、多くの蒸気を求めて制御バルブが開けられたり、又は、多くの空気を与えるべくベーン軸流ファンのピッチが変更される。いずれの場合も、制御変化がさらに計算されて、フレアチップが発生する火炎の質を高めるように制御変化をもたらすことができる。これにより、フレア12及びフレアチップの効果が改善される。火炎の品質、安定性、及び分解効率を最適化するべく、非常に正確な変化をもたらすことができる。
肉眼と同様にイメージングシステム18は、可視スペクトルにおいて昼/夜及び温暖/寒冷の空を弁別することができる。可視スペクトルに加え、イメージングシステム18は、少なくとも赤外及び近赤外で動作することもできる。さらに、紫外のような他のスペクトルへの拡張は、カメラ20及び画像プロセシングアルゴリズム26によってのみ限定される。赤外及び近赤外スペクトルは熱署名(heat signatures)に適しており、火炎56のエンベロープを離れるすす粒子を特定する。
(パイロット火炎の検証)
画像センシング装置はまた、温度範囲を検知するべく使用することもできる。所定のフレアチップに関連付けられたパイロットバーナ48は、当該フレアチップの点火性能を保証するべく常に点火したままでなければならない。冗長性を目的としてパイロット火炎の状態をモニタかつ決定するべく、少なくとも2つの異なる方法が必要となることが多い。大抵の場合かかる方法は、火炎56が当該機器の供用が困難となる時点で行われる。フレアチップが、空中約60メートルから約120メートル(約200フィートから約400フィート)に取り付けられることは珍しいことではない。画像センシングは、パイロットが点火しているか否かを決定し、当該パイロットを地上からモニタするための付加的方法である。画像センシングアプローチにより、パイロット火炎を少なくとも3つの異なる方法で検出することができる。まず、画像センシング装置は火炎を見ることができる。冗長システムが必要であれば、第2のカメラ20b又はマルチCCDカメラを使用した赤外又は熱センシングによって、パイロット48まわりの火炎シールドの温度を測定することができる。当該シールドが周囲よりも熱くプログラム設定点を超える場合、パイロット火炎が含まれていると仮定できる。当該シールドの温度を検知できる中波長赤外域又は長波長赤外域の別個の赤外カメラを使用することで、確証を得ることができる。火炎が外れている場合、制御システムはアラームを鳴らして主制御システムへアラームを送る。いくつかの場合、当該制御システムは次に、パイロットの再点火を、かかる努力が成功しないと決定されるまで自動的に試行することができる。
かかる方法は、火炎56がフレアチップ本体内深くに含まれているか否かを決定するべく使用される。火炎56が当該チップ領域内深くで安定している場合、当該チップの外側シェルにホットスポットを特定することができる。本明細書に開示される制御装置を使用することで、火炎を当該チップの内部から移動させて、当該シェルを冷却することができる。これにより、もはや当該チップ本体が内部火炎により台無しにされることはない。
(風の問題)
蒸気又は空気フレア12により発生した火炎56は、パージレートフローに対して極めて小さい。かかる火炎12はまた、実際の本格的なフレアリング事象中、相当大きな火炎56を生じ得る。合理的なレートで燃える、蒸気又は空気フレアにより発生した非常に大きな火炎56は、風を受ける著しい表面積を有する。当該風に関連する圧力は次に、火炎56を押して火炎56が軸から外し(曲げ)始める。火炎56が軸から外れると、当該火炎を適切に酸化するのに必要な高速空気(並びに/又は蒸気及び空気フロー)からも外れる。試験により、フレアの化学量論的要求が、火炎表面に及ぼされる風量によって著しく影響を受けることが示されている。いくつかの場合、風が強くなればなるほど、火炎を適切に形成させて煙をなくすべく化学量論的要求は強くなる。パージレートフロー(相当に小さな火炎)中、風は火炎56の希釈に著しい影響を与え得る。蒸気及び空気並びに/又は空気フローと組み合わされて、風の効果は、もはや可燃性ではないプロセス混合物を生成し得る。かかる状態が生じると、フレア12の正常な分解効率は、完全に打ち消されないまでも大きく低下し得る。分解効率の低下を導くものはすべて一般に、フレアの環境及び安全性の双方の側面に著しい影響を与え得る。かかる問題を知ることでオペレータは、必要に応じて蒸気及び空気を付加又は削除するべく意識的な決定を行うことができる。これにより火炎56は、最適な性能を維持する設計混合領域付近に配置される。これは、風が相当であっても、すす又は煙62のない火炎56を維持するために行われる。
パージレートフローが観測される場合、可燃性混合物を完全に維持するべく蒸気及び/又は空気を低減する必要がある。繰り返しになるが、フレア12の分解効率は、排出されるガスが適切に酸化されることを保証する。パージフローは、実際のフレアリング事象が実現する場合よりも問題となることが多い。小さなフレアリング事象が十分なフローを介在なしで有するようにするべく、オペレータが蒸気及び空気を設定する場合、パージフローは非燃焼性となる点まで希釈され得る。したがって、最小限必要な化学量論によっては、一の設定点又はしきい値がフレア12の動作にとって有害となり得る。本願発明に係るフレア制御システム10は、適切な分解効率を有する最適動作範囲を保証する最適な方法となる。また、フレア制御システム10は、最も有効な燃焼エンベロープ及び分解効率を目的として火炎を適切に配置することと組み合わされて、適切な化学量論的混合も保証する。
繰り返しになるが、イメージングシステム18及び自動フレア制御システム34は、オペレータが行うことができるのと同じことを、より正確かつ再現的に行うべくプログラムすることができる。光学画像キャプチャ装置20又はカメラ20は、火炎56を連続して観測することができる。また、火炎56に対して、垂直に立つように補助が必要な場合、付加的なモーメント及び混合を加えるべく蒸気又は空気フローを調整することができる。火炎56を垂直に維持するには、無煙火炎エンベロープを維持する空気を少なくする必要がある。火炎56を垂直に立たせるのに使用される空気又は蒸気が、その後の希釈問題を引き起こすほどのものではないことを保証するべく、ガスと空気又は蒸気とのバランスを取る必要がある。次に、火炎温度が、火炎56を非クエンチかつ安定に維持するのに十分な範囲内にあることを保証するべく第2の評価が必要となる。これにより、過剰な蒸気又は空気を加えることにより火炎56が損なわれていないことが保証される。イメージングシステム18及び自動フレア制御システム34による定常的な評価並びに火炎発生システム46の制御により、良好な火炎燃焼及び品質並びに当該火炎内のガス分解が保証される。
(分離された火炎)
火炎56が蒸気供給過多及び/又は空気供給過多となり始めると、火炎56は、当該チップの安定化幾何形状から垂直上方に移動し始める。かかる移動は、希釈に伴う火炎スピードの低下に対応する。可視又は赤外レンズを伴う光学画像キャプチャ装置20を使用することで、フレア12の火炎56が、フレアチップの通常の安定化メカニズムから分離されないようにする手段を取ることが可能となる。過剰な蒸気又は空気は火炎56を上昇させて排出領域から離し、不安定性を生じさせる。空気供給過多又は蒸気供給過多に起因して火炎56が可視的に上昇し又は不安定となる場合、効率が損なわれる。火炎56を付着させて分解のための合理的な温度に維持することで、当該チップの燃焼効率の維持が保証される。また、不安定火炎56に典型的に関連する低周波ノイズが防止される。
(複数チップの評価)
固定位置(又は所定シナリオでは非固定位置)で光学画像キャプチャ装置20を使用することは、イメージングシステム18に複数チップの評価を可能とする。光学画像キャプチャ装置20は肉眼にできることは何でもできるので、イメージングシステム18は、複数の閉じた又は美的なフレアバーナを見ることができる。これにより、当該フレアバーナが適切に点火しているか、不安定か、離脱しているか(Indair配置の場合にあり得るように)、が決定される。自動フレア制御システム34を使用して、バーナ14に安定性又は離脱に関する問題があるとわかった場合に圧力を低減することができる。煙62の場合にバーナ14は、圧力を高めるべく又は低圧ユニットの使用を可能とするべくオフにされる。煙62が認められる場合システムは、煙62の量を追跡して当該持続時間を書き留めることができる。また、履歴ビデオ記録を与えるべく、煙が生じているチップのフレーム写真を保持することもできる。
イメージングシステム18内の光学画像キャプチャ装置20による画像センシングアプローチを使用すると、任意事象の可視的記録を保持する能力を与えることができる。システムは、日/時がスタンプされたフレーム写真を撮るためのレコーダ若しくはスクリーンキャプチャ、又は、当該状態の画像のログをとり、記録し、保存するための画像キャプチャを使用することができる。事象のロギングは、許可外動作すべてを文書化する上で重要である。イメージングシステム18は煙62を認識することができるので、その後、1秒若しくは2秒ごとに又は時間インターバルが設定されたときはいつでも、当該システムが煙62がもはや形成されていないと特定するまで設定インターバルで画像記録を保持することができる。かかる画像記録は、格納された日時スタンプを有する。これにより画像記録は、実際に煙がどれくらい長く生じていたか、どのレベルの不透明度まで煙が達したか、及び、エクスカーションがどの程度まで到達したかを示す偏りのない履歴文書となる。したがって、レコーダ40は、偏りのない第三者の観測者として機能し、当該データの信頼性を保証する。
大抵の場合、フレアチップから生じた煙62は、当該事象を見る単数又は複数の人の主観である。イメージングシステム18を火炎56の真の画像がキャプチャできるようにすることで、実際の事象がどれくらいの長さだったか及びどの程度だったかの改善された文書化が可能となる。火炎56は所定数のピクセルを占めるので、火炎56内において所定パーセンテージの不透明度を達成することができる。また、フレーム写真又は画像記録をさらに使用することにより、極端なエクスカーション中の煙トレーリング火炎56の量を示すことができる。
不透明度を有するフレア12の排出物にはリンゲルマン数(Ringleman Number)が適用されるのが典型的である。リンゲルマン尺度は、所定フレアチップにより生じた煙の密度、及び、個別に許可値を上回ったか否かを描写するべく利用される方法である。しかしながらリンゲルマン数は、訓練を受けて適切な使用方法を知る人がほとんどいないので特に主観的となり得る。リンゲルマン数発生器は、フレア制御システム10の任意の一部であり、不透明度を文書化するべく使用される。次にかかる性能は、画像が保存される際に当該画像に表示され得る。次にかかる画像は、事象の時間順序を示す偏りのない履歴文書として機能する。当該時間順序は、初期煙から、トレーリング煙を介して、フレアが準拠状態の火炎を再び有する時点まで遡る。各履歴画像は、当該煙事象に対する日時スタンプ及びリンゲルマン数を有する。
(チップ内部の火炎)
フレアチップに関するよくある問題は、当該チップが休止状態にある際の当該チップ内部での燃焼である。所定のフレアシステムには何千フィートもの上流配管が存在する場合が多い。多くの場合、多くの異なるプロセスからのバルブはリークしがちであり、少量の極低圧ガスがフレアチップまで進み得る。空気より重いガスはフレアチップまで進んだ後、短期間で当該チップ内部にビルドアップする。ガスが大量にビルドアップすると、結局は可燃性混合物となりパイロット48による点火を受ける。ガスは、日中に暖まると浮力を有するようになり、抜け出して燃焼する可能性が増す。空気より重い典型的なガスは次に、当該チップの内部に存在して、可燃性混合物がもやは当該チップ内部に存在しなくなるまで燃える。かかる状態はチップに損傷を与え得る。当該チップを冷却するべく空気又は蒸気がオンとなり当該チップが損傷を受けないようにされない場合である。また、空気又は蒸気が、ガスストリームをクエンチするべく過剰に高い機械的設定点に設定されて適切な酸化なしに放出される場合、分解効率に関する問題も存在し得る。
イメージングシステム18は、かかる小さな火炎を、それが明らかになり次第赤外又は可視光カメラ20によって見ることができる。次に自動フレア制御システム34と組み合わせられると、当該空気及び蒸気が制御されて、フレア12の分解効率を損なうことなく当該ストリームを適切な酸化状態に維持することができる。また、上流リークに関する問題が存在することを作業者に知らせて、当該単数又は複数の問題をメンテナンスにより発見かつ是正することができる。同時に、かかるプロセスにより、フレアシステムまで進むガスが止められて未酸化ガスが抜け出さないことが保証される。
適切に構成されると、イメージングシステム18及び自動フレアコントローラ34は、フレアチップがさらされる温度範囲を追跡することができる。当該温度範囲が過剰な場合、ホットスポットが冷却されるまで蒸気及び/又は空気が増やされる。当該システムの履歴性能は次に、何度の温度が達成されたか、当該温度がどれくらいの期間認められたか、及び当該温度は局所的か又は当該チップ内で移動していたかに関する進行中ログを取り続ける。かかるツールを適切に使用することで、所定のフレアチップの延命を補助し得る。また、火炎可視度及び温度範囲の履歴を追跡することは、当該チップからの排出フローの任意の成長又は減衰の決定に役立ち得る。
(点火)
点火中、イメージングシステム18技術を使用することにより、所定チップが適切に点火されているか否かを決定するための、ほぼ任意のフレア12タイプ火炎56の評価が可能となる。画像に基づくフレア制御システム10の使用により、煙を最小化かつ分解効率を最大化する態様で一のエンティティ又は複数の多バーナチップがオンラインでもたらされることが保証される。閉じた又は美的なフレア12システムは、百を上回るバーナ14を有し得る。バーナ14は、いくつかの異なるヘッダシステムが使用されるようにセグメント化される。各ヘッダは、1つ以上のパイロット48バーナを使用して、各ヘッダシステムのバーナ14に点火する。ヘッダシステムの一端又は両端で点火が開始されて、ひとたびヘッダシステムにガスが集中すると引き続きバーナ48が点火される。初期バーナ48の点火の際、整列したバーナ48を順次点火する時間インターバルが、システムを適切に動作させる上で非常に重要である。1つのバーナ48が整列ステージでの点火に失敗すると、残りのバーナ48は点火に数分かかり得る。この時間、分解されるはずのガスは、適切な酸化なしに大気中へ排出される。
イメージングシステム18は、所定のフレア12システムを連続的に監視することができる。必要に応じて複数のバーナ14が点火されたか否か、ヘッダの一端から他端までこれらが点火されるのにどれくらいの期間かかったかを決定して、当該システムに問題があった場合はアラームが起動させる。オペレータは次に、当該状況を解決するべく適切なアクションをとることができる。繰り返しになるが、問題のある点火は、相当のガスを大気中に排出させ得る。当該ユニットがどのようにプログラムされているかに応じて、イメージングシステム18及び自動フレア制御システム34は、パイロット48の問題の存否、又は当該システムがアクティベートされて適切に点火しているか否かを決定することができる。これは単に、全ラインのバーナ14を点火するのにかかった時間を決定して当該情報を履歴データと対比するだけでよい。持続時間が変化すると、当該システムに問題が存在することが意味され得る。これは、システムの予備診断として機能し、物事が誤った方向に向かい始める時をオペレータに知らせる。フレア12、システムもまた、フレアリング事象の長さを文書化する履歴ファイルとなるようにプログラムされる。当該事象の時間順序タイムフレーム内で、コンピュータの補助を受けた当該システムは、点火、排出中の煙発生、フレアリング事象の長さ、点火しなかったバーナ14、及び、リンゲルマンアプローチを用いて作られた煙62の分数量に関する任意の問題をロギングすることができる。パイロットが点火されて、当該フレアチップに与えられる任意のフレアガスに点火する準備ができていることを保証することにより、制御システムは、フレアリングシステムが常に任意排出の準備ができていることを保証する。
本願発明に係る制御システムもまた同様に(適宜に)、バーナ、パイロット等の火炎発生機器をモニタすることができる。
本願発明が使用できるフレア12、バーナ14、及びパイロット48の例は、特許文献1(フレア装置及び方法)、特許文献2(低NOx形成バーナ装置及び方法)、特許文献3(低NOx予備混合バーナ装置及び方法)、特許文献4(コンパクト低NOxガスバーナ装置及び方法)、特許文献5(超安定フレアパイロット及び方法)、及び特許文献6(超安定フレアパイロット及び方法)に示されるフレア12、バーナ14、及びパイロット48を含む。当該特許文献はすべて本明細書に参照として組み入れられる。
本願発明の他実施例は、本明細書又は本明細書に開示の本願発明に係る実施を考慮することにより当業者にとって明らかとなる。したがって上記明細書は、本願発明の単なる例示として考慮される。本願発明の真の範囲は下記特許請求の範囲に規定される。

Claims (60)

  1. 光学に基づくイメージングシステムと、
    自動フレア制御プロセッサと
    を含むフレア制御システムであって、
    前記光学に基づくイメージングシステムは、
    周囲に排出される少なくとも1つのフレアに向けられた少なくとも1つの画像キャプチャ装置と、
    前記フレアのキャプチャ画像を電子的に分析することができ、かつ、前記フレアと周囲バックグラウンドとを弁別することができる少なくとも1つの画像プロセシングアルゴリズムを備える画像プロセッサと
    を含み、
    前記自動フレア制御プロセッサは、
    前記フレアのための制御システムを定義し、前記画像プロセッサから受信した分析に応じて前記フレアを制御するフレア制御システム。
  2. 前記画像キャプチャ装置は赤外カメラ及び可視カメラをさらに含む、請求項1に記載のフレア制御システム。
  3. 前記赤外カメラは近赤外カメラである、請求項2に記載のフレア制御システム。
  4. 前記赤外カメラは広域スペクトル赤外カメラである、請求項2に記載のフレア制御システム。
  5. カメラ制御システムをさらに含み、
    前記光学に基づくイメージングシステムは、前記カメラ制御システムと電子通信することにより、前記赤外カメラ及び前記可視カメラにリアルタイムかつインタラクティブな制御を与える、請求項2に記載のフレア制御システム。
  6. 前記画像キャプチャ装置はマルチ電荷結合素子カメラである、請求項1に記載のフレア制御システム。
  7. 前記マルチ電荷結合素子カメラのレンズ前に配置された光スプリッタをさらに含み、
    前記光スプリッタは前記画像をスペクトル分割する、請求項6に記載のフレア制御システム。
  8. 前記画像キャプチャ装置は、近赤外カメラ及び可視カメラをさらに含み、
    前記近赤外カメラは、前記光学に基づくイメージングシステムを介して電子通信する前記可視カメラのための少なくとも1つの照準パラメータを定義する、請求項1に記載のフレア制御システム。
  9. 前記画像プロセッサは、デジタルビデオ、高精細デジタルビデオ、アナログビデオ、及びこれらのバリエーションからなる群からのビデオを分析する、請求項1に記載のフレア制御システム。
  10. 前記画像プロセシングアルゴリズムは、前記フレアのキャプチャ電子画像における個々のピクセルを特定するべく構成される、請求項1に記載のフレア制御システム。
  11. 前記画像プロセシングアルゴリズムは、前記フレアの点火状態に関する分析を与える、請求項1に記載のフレア制御システム。
  12. 前記画像プロセシングアルゴリズムは、前記フレアからの火炎の分離に関する先行煙予測分析を与える、請求項1に記載のフレア制御システム。
  13. 前記画像プロセシングアルゴリズムは、前記フレアの火炎不安定性の先行予測を与える、請求項1に記載のフレア制御システム。
  14. 前記画像プロセシングアルゴリズムは、前記フレアの煙の先行予測を与える、請求項1に記載のフレア制御システム。
  15. 前記画像プロセッサと前記自動フレア制御プロセッサとの間のフィードバック制御ループをさらに含み、
    前記フィードバック制御ループは少なくとも、前記フレアの温度、すすビルドアップ、火炎分離、色差、及び、前記フレア全体の複数の密度を特定するべく構成される、請求項1に記載のフレア制御システム。
  16. 前記フレアを備える火炎発生システムをさらに含み、
    前記自動フレア制御プロセッサが、前記火炎発生システムに制御入力を与える、請求項1に記載のフレア制御システム。
  17. フレア状態を日時スタンプとともに記録するレコーダをさらに含む、請求項1に記載のフレア制御システム。
  18. 大気に周囲排出をする少なくとも1つのフレアと、
    イメージングシステムと、
    自動フレア制御プロセッサと
    を含むフレアコントローラであって、
    前記イメージングシステムは、
    少なくとも1つの光学画像キャプチャ装置が前記フレアの火炎を検出、位置特定、及びキャプチャし、少なくとも1つの光学画像キャプチャ装置が前記火炎の電子画像をキャプチャする少なくとも2つの光学画像キャプチャ装置と、
    前記光学画像キャプチャ装置と電子通信する少なくとも1つのコンピュータである画像プロセッサと、
    前記画像プロセッサがホストとなる少なくとも1つの画像プロセシングアルゴリズムであって、前記電子画像を分析することができて前記フレアと前記大気とを弁別する画像プロセシングアルゴリズムと、
    前記画像プロセッサにより生成されて、前記フレアの少なくとも1つの性能パラメータを特定する電子出力と
    を含み、
    前記自動フレア制御プロセッサは、電子出力を受信して、前記フレアを含む火炎発生システムへの応答制御入力を生成するフレアコントローラ。
  19. 前記光学画像キャプチャ装置の制御を操作可能に定義する画像キャプチャ制御システムをさらに含み、
    前記画像キャプチャ制御システムは、前記光学画像キャプチャ装置同士間の動作制御及び電子通信を含む、請求項18に記載のフレアコントローラ。
  20. 前記光学画像キャプチャ装置は、赤外/近赤外スペクトルで動作するカメラと、可視スペクトルで動作するカメラとを含む、請求項18に記載のフレアコントローラ。
  21. 前記光学画像キャプチャ装置は、電荷結合素子カメラ、高精細カメラ、アナログカメラ、カラーカメラ、白黒カメラ、グレースケールカメラ、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項20に記載のフレアコントローラ。
  22. フレア状態とともに日時スタンプを記録するレコーダをさらに含む、請求項18に記載のフレアコントローラ。
  23. 前記自動フレア制御プロセッサと電子通信するバルブコントローラをさらに含み、
    前記バルブコントローラは、前記フレアに入力される蒸気のフロー制御を与える、請求項18に記載のフレアコントローラ。
  24. 前記画像プロセッサは、前記火炎の定性的かつ定量的分析を電子データファイルに与える、請求項18に記載のフレアコントローラ。
  25. 前記自動フレア制御プロセッサにより制御される少なくとも1セットの火炎発生機器をさらに含む、請求項18に記載のフレアコントローラ。
  26. 前記火炎発生機器は、少なくとも1つのフレア、少なくとも1つのバーナ、及び少なくとも1つのパイロットの制御を含む火炎発生の全側面を制御するべく構成される、請求項25に記載のフレアコントローラ。
  27. 前記画像プロセッサは、前記火炎内の詳細な温度変化を与える温度センシングアルゴリズムを含む、請求項18に記載のフレアコントローラ。
  28. フレアを野外周囲環境に排出することと、
    前記フレアを、少なくとも1つのカメラを有する光学に基づくイメージングシステムを使用してモニタすることと、
    前記フレアの画像を前記カメラを使用して電子画像としてキャプチャすることと、
    前記フレアの前記電子画像を、煙を予測することができる少なくとも1つのアルゴリズムと、前記フレアと前記野外周囲環境とを弁別することができる少なくとも1つのアルゴリズムとを使用して分析することと、
    前記フレアを、前記フレアの分析された状態に基づいて調整することと
    を含むフレアを制御する方法。
  29. 第1のカメラ及び第2のカメラをさらに含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記第1のカメラは、前記フレアの火炎を特定するべく使用される赤外カメラであり、前記第2のカメラは、前記火炎に焦点を合わせて前記電子画像をキャプチャするべく使用される可視スペクトルカメラである、請求項29に記載の方法。
  31. 前記赤外カメラは、前記可視スペクトルカメラに照準情報を与える、請求項30に記載の方法。
  32. 前記光学に基づくイメージングシステムは、前記フレアの点火状態、火炎分離、及び煙を弁別することができる、請求項29に記載の方法。
  33. 前記光学に基づく画像センサは、複数のフレア同士をリアルタイムで操作可能に弁別する、請求項29に記載の方法。
  34. 前記フレアの分析された状態に応じて制御かつ調整される、前記フレアへの蒸気入力をさらに含む、請求項29に記載の方法。
  35. 前記フレアの分析された状態に応じて制御かつ調整される、前記フレアへの空気入力をさらに含む、請求項29に記載の方法。
  36. 前記フレアを調整するステップは、少なくとも前記フレア、バーナすべて、及びパイロットすべてを制御することを含む、請求項29に記載の方法。
  37. 前記分析するステップは、温度、火炎すす、火炎分離、前記フレーム内の色弁別、及び、色帯での密度変化を検出することができる定量的かつ定性的アルゴリズムを使用することを含む、請求項29に記載の方法。
  38. 生成される前記画像は、ピクセル計数を含む分析を与えるのに十分である、請求項29に記載の方法。
  39. 少なくとも、火炎分離、煙、すす、オン状態の火炎、アウト状態の火炎に対する自動通知を与える警告システムをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  40. 前記フレアの全状態に対して詳細な日時スタンプを与えるロギング機能をさらに含む、請求項29に記載の方法。
  41. 予備点火フレアを検知するステップをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  42. 煙を打ち消すステップをさらに含み、
    前記調整するステップが、前記フレアへのリアルタイム調整を与えることにより煙の発生を打ち消す、請求項29に記載の方法。
  43. 前記野外周囲環境は、晴天、曇天、雨、雪、みぞれ、風、砂塵、及びこれらの組み合わせからなる大気状態を含む、請求項29に記載の方法。
  44. 前記火炎を分析して、前記火炎が成長か、減衰か、定常状態から外れているか、又は、定常状態にあるかに関する情報を与えるステップをさらに含む、請求項29に記載の方法。
  45. 少なくとも1つのフレアと、
    前記フレアにより生じた火炎のデジタル画像を電子的にキャプチャすることができるイメージングシステムと、
    前記イメージングシステムによりキャプチャされた画像を分析するソフトウェアを含むコンピュータシステムと
    を含む自動フレア制御システム。
  46. 前記イメージングシステムは、画像プロセッサ、少なくとも1つの光学画像キャプチャ装置、及び前記デジタル画像を処理するソフトウェアを含む、請求項45に記載の自動フレア制御システム。
  47. 前記光学画像キャプチャ装置は、電荷結合素子カメラ、マルチ電荷結合素子カメラ、マルチスペクトルカメラ、高精細カメラ、アナログカメラ、カラーカメラ、白黒カメラ、グレースケールカメラ、及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるカメラである、請求項46に記載の自動フレア制御システム。
  48. 前記画像プロセッサ及びソフトウェアは、アナログ画像をデジタル画像に変換するべく構成される、請求項45に記載の自動フレア制御システム。
  49. フレアコントローラをさらに含み、
    前記フレアコントローラは、前記コンピュータと電子通信し、
    前記フレアコントローラは、前記コンピュータの前記ソフトウェアにより実行された分析に基づいて複数のフレアに制御を与える、請求項45に記載の自動フレア制御システム。
  50. 前記ソフトウェアは、前記デジタル画像を分析することと、前記フレアと大気バックグラウンドとを弁別することとができるアルゴリズムを含む、請求項45に記載の自動フレア制御システム。
  51. 前記ソフトウェアは、前記フレアの前記デジタル画像における個々のピクセルを特定するべく構成される、請求項45に記載の自動フレア制御システム。
  52. 前記ソフトウェアは、前記フレアの点火状態に関する分析を与える、請求項45に記載の自動フレア制御システム。
  53. 前記ソフトウェアは、前記フレアからの火炎の分離に関する分析を与える、請求項45に記載の自動フレア制御システム。
  54. 前記ソフトウェアは、前記フレアにおける煙のビルドアップに関する分析を与える、請求項45に記載の自動フレア制御システム。
  55. 前記ソフトウェアは、前記フレアの前記デジタル画像から、青色、赤色、及び緑色の可視波長スペクトルにある複数の別個のピクセルを特定するべく構成され、これらから火炎品質比を定義するべく構成される、請求項45に記載の自動フレア制御システム。
  56. 前記画像プロセシングアルゴリズムは、前記フレアの前記キャプチャ画像から、青色、赤色、及び緑色の可視波長スペクトルにある複数の別個のピクセルを特定するべく構成され、これらから火炎品質比を定義するべくさらに構成される、請求項1に記載のフレア制御システム。
  57. 前記画像プロセシングアルゴリズムは、前記フレアからの火炎の電子画像から、青色、赤色、及び緑色の可視波長スペクトルにある複数の別個のピクセルを特定するべく構成され、火炎品質比を定義するべくさらに構成される、請求項18に記載のフレアコントローラ。
  58. 前記分析するステップは、前記フレアからの火炎の電子画像から、青色、赤色、及び緑色の可視波長スペクトルにある複数の別個のピクセルを特定する少なくとも1つのアルゴリズムを使用することをさらに含み、前記分析するステップは、これらから火炎品質比をさらに定義する、請求項28に記載の方法。
  59. 前記火炎品質比は、各ピクセルの青色強度の合計を、各ピクセルの赤色強度の合計と各ピクセルの緑色強度の合計との和で割ったものである、請求項58に記載の方法。
  60. 前記火炎品質比は、各ピクセルの青色強度の平均を、各ピクセルの赤色強度の平均と各ピクセルの緑色強度の平均との和で割ったものである、請求項58に記載の方法。
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