JP2011078475A - 創傷被覆材 - Google Patents

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Abstract

【課題】創傷部を湿潤な状態に維持できる創傷被覆材を提供する。
【解決手段】装着者の創傷部側に位置し、この創傷部からの浸出液が通過可能な表面シート2と、装着者の創傷部側とは反対の外面側に位置する裏面シート3と、これら表面シート2および裏面シート3の間に配設され、表面シート2を通過した浸出液を吸収可能な吸収体4とを備える。表面シート2は、装着者の創傷部および肌面に当接する有孔シート5を有する。この有孔シート5における吸収体4に対応する位置に浸出液が通過可能な複数の開孔部7を設ける。有孔シート5の各開孔部7の直径を0.3mm以上1.0mm以下にする。また、有孔シート5の一の開孔部7の縁部から最も近くに位置する他の開孔部7の縁部までの非開孔部間距離Lを3.3mm以上11.0mm以下にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、皮膚の創傷部を被覆して治癒するために使用する創傷被覆材に関する。
従来、創傷部を被覆する際には、ガーゼなどを前記創傷部に当接させて人体からの浸出液を吸収していた。
しかしながら、このような方法の治療では、浸出液を吸収し過ぎてしまい、前記創傷部が乾燥して治癒が遅くなることがあった。
そして、創傷部の治癒を促すためには、湿潤な状態を維持することが好ましいので、創傷被覆材としては、余分な浸出液を吸収し、かつ、前記創傷部の乾燥を防止するとともに、前記創傷部に固着しないものが求められている。
そこで、合成樹脂フィルムの表面シートに開孔率が0.2%以上0.5%以下となるように複数の開孔部を形成して、前記表面シートにおける浸出液の通過を適度に調整した創傷被覆材が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、浸出液を吸収し、前記創傷部を保護するための製品として白十字株式会社の「モイスキンパッド」が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
特開2008−113781号公報(第3−6頁、図1)
[online]、白十字株式会社、[平成21年9月29日検索]、インターネット<URL:http://www.hakujuji.co.jp/products/medical/medical03_07.html>
しかしながら、上述の特許文献1の構成では、表面シートの開孔率や開孔部の大きさを設定して浸出液の吸収速度等の吸収性を制御しているものの、前記表面シートに残る浸出液の量である残液量等の残液性の制御については考慮されおらず、表面シートに付着した浸出液は開孔部を介して吸収体に吸収され、前記創傷部を湿潤な状態に維持できない可能性が考えられる。
また、上述の非特許文献1の構成では、浸出液を吸収する吸収速度の調整を図っているものの、前記表面シートにおける残液量等については考慮されておらず、特許文献1と同様に前記創傷部を湿潤な状態に維持できない可能性が考えられる。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、創傷部を湿潤な状態に維持できる創傷被覆材を提供することを目的とする。
請求項1に記載された創傷被覆材は、装着者の創傷部側に位置し、この創傷部からの浸出液が通過可能な表面シートと、前記創傷部側とは反対の外面側に位置する裏面シートと、これら表面シートおよび裏面シートの間に配設され、前記表面シートを通過した浸出液を吸収可能な吸収体とを具備し、前記表面シートは、前記創傷部に当接し、少なくとも前記吸収体に対応する位置に前記浸出液が通過可能な複数の開孔部が設けられた有孔シートを有し、この有孔シートは、前記各開孔部の直径が0.3mm以上1.0mm以下でありかつ一の開孔部の縁部から最も近くに位置する他の開孔部の縁部までの前記浸出液が通過できない非開孔部間距離が3.3mm以上11.0mm以下であるものである。
請求項2に記載された創傷被覆材は、請求項1に記載された創傷被覆材において、非開孔部間距離は、6.0mm以上11.0mm以下であるものである。
請求項1に記載された発明によれば、有孔シートは、開孔部の直径が0.3mm以上1.0mm以下でありかつ非開孔部間距離が3.3mm以上11.0mm以下であることにより、浸出液の吸収性および有孔シートにおける浸出液の残液性を制御できるので、被覆した創傷部を湿潤な状態に維持できる。
請求項2に記載された発明によれば、非開孔部間距離を6.0mm以上11.0mm以下にすることにより、有孔シートの残液量をより確実に制御できるので、被覆した創傷部を湿潤な状態に維持し易い。
本発明の第1の実施の形態に係る創傷被覆材の構成を示す平面図である。 同上創傷被覆材の図1のA−A断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る創傷被覆材の構成を示す断面図である。 非開孔部間距離条件試験および開孔部条件試験の試験方法を示す斜視図である。 非開孔部間距離条件試験の結果を示すグラフである。 開孔部条件試験の結果を示すグラフである。
以下、本発明の第1の実施の形態の構成について図1および図2を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2において、1は創傷被覆材であり、この創傷被覆材1は、例えば、切り傷や擦り傷などの図示しない肌面の創傷部を被覆するように装着され、血液や膿等の図示しない浸出液を吸収するとともに、創傷部を適度に湿潤な状態に維持して、創傷部の治癒を促す。
また、創傷被覆材1は、装着状態にて内側、すなわち、装着者の創傷部側に位置し、この創傷部からの浸出液が通過可能な表面シート2を備えている。また、創傷被覆材1は、創傷部とは反対の外側に位置し、外周縁が表面シート2の外周縁に接合された裏面シート3を備えている。さらに、創傷被覆材1は、これら表面シート2および裏面シート3の間に配設され、表面シート2を通過した浸出液を吸収可能な吸収体4を備えている。
表面シート2は、装着者の創傷部および肌面に当接する有孔シート5と、この有孔シート5の吸収体4および裏面シート3側に積層された内面シート6とを有する平面視略矩形状のシートである。
有孔シート5は、液透過性材料にて形成するとシート上に浸出液を残液させることができないので、液不透過性のシート材にて形成されている。また、有孔シート5は、創傷部に当接するので、創傷部への負担が少ない素材で形成されることが好ましく、具体的にはポリウレタン、ポリエチレンおよびPETといった合成樹脂製フィルム等が好ましい。
有孔シート5には、吸収体4に対応する位置に浸出液が通過可能な複数の開孔部7が設けられている。これら開孔部7は、直径が0.3mm以上、1.0mm以下に形成されている。
ここで、開孔部7の直径が0.3mmより小さいと、浸出液の粘性が高い場合に開孔部7を通過し難くなるおそれがある。一方、開孔部7の直径が1.0mmより大きいと、必要以上に浸出液が開孔部7を通過して吸収体4に吸収されてしまい、創傷部が乾燥してしまうおそれがある。
複数の開孔部7のうちの一の開孔部7の縁部から最も近くに位置する他の開孔部7の縁部までの非開孔部間距離Lは、3.3mm以上、11.0mm以下であり、より好ましくは、6.0mm以上、11.0mm以下である。
ここで、非開孔部間距離Lが3.3mmより小さいと、各開孔部7が近接し過ぎて開孔部7から浸出液が通過し過ぎてしまい、非開孔部分にて浸出液を保持できないおそれがある。一方、非開孔部間距離Lが11.0mmより大きいと、各開孔部7が離間し過ぎて開孔部7から浸出液が通過しにくくなってしまうおそれがある。
内面シート6は、有孔シート5の開孔部7を通過してきた浸出液を吸収体4側へ透過できるように、例えば不織布等の液透過性シートにて、有孔シート5と同様の形状に形成され、有孔シート5の吸収体4および裏面シート3側に例えば接着剤等にて接合されている。
裏面シート3は、表面シート2と同様の平面視略正方形状の液不透過性のシートであり、例えば、織布、不織布および合成樹脂製のフィルム等にて適宜形成される。
吸収体4は、表面シート2および裏面シート3より小さい平面視略正方形状であり、綿状またはシート状のパルプ等の吸収繊維に高分子吸収剤を混合して形成されている。
次に、上記第1の実施の形態の作用を説明する。
創傷被覆材1の使用に際しては、有孔シート5を創傷部に当接させて表面シート2にて創傷部を被覆し、創傷部を被覆した状態の創傷被覆材1を例えば医療用テープ等で固定する。
創傷部からの浸出液は、有孔シート5の各開孔部7を通過するとともに、有孔シート5の非開孔部分に付着して有孔シート5に残液する。
各開孔部7を通過した浸出液は、液透過性の内面シート6を透過して、吸収体4にて十分に吸収される。
吸収体4の表面シート2とは反対側には、液不透過性の裏面シート3が設けられているので、吸収体4にて吸収された浸出液が、裏面シート3側から創傷被覆材1の外部へ漏出することを防止できる。
そして、このような創傷被覆材1によれば、有孔シート5の開孔部7の直径が0.3mm以上、1.0mm以下であることにより、浸出液が開孔部7を通って有孔シート5を通過でき、この通過した浸出液を吸収体4にて吸収できるとともに、有孔シート5の非開孔部間距離Lが3.3mm以上、11.0mm以下であることにより、有孔シート5の開孔部7以外の部分、すなわち、非開孔部分に浸出液を付着させて保持し残液できる。したがって、創傷被覆材1は、浸出液の吸収性および有孔シート5における浸出液の残液性を制御できるので、被覆した創傷部を湿潤な状態に維持し易く、創傷部の治癒を促すことができる。
特に、創傷被覆材1は、非開孔部間距離Lを6.0mm以上、11.0mm以下にすると、有孔シート5の残液量を100mg以上、120mg以下の範囲に制御できるので、被覆した創傷部を湿潤な状態に維持し易い。
表面シート2が有孔シート5と内面シート6とを有することにより、表面シート2の強度を向上できるので、有孔シート5のみにて表面シート2を構成する場合に比べて有孔シート5の厚みを薄く設定できる。
また、有孔シート5の吸収体4側に内面シート6が積層されるので、吸収体4の一部が有孔シート5の各開孔部7から外部へ出てしまうことを防止できる。
なお、上記第1の実施の形態では、表面シート2、裏面シート3および吸収体4を平面視略正方形状とし、表面シート2および裏面シート3より吸収体4が小さく形成された構成としたが、このような構成には限定されず、表面シート2、裏面シート3および吸収体4の形状や大きさは適宜設計できる。
表面シート2は、有孔シート5と内面シート6とを積層した構成としたが、有孔シート5が設けられていればこのような構成には限定されず、表面シート2は内面シート6を設けずに有孔シート5単層の構成等にしてもよい。内面シート6を設ける構成にする場合は、有孔シート5と内面シート6とを接着剤等にて接合された構成には限定されず、例えば、ポリウレタン樹脂をフィルム状にして有孔シート5を形成すると同時に内面シート6を貼り合わせるようにして一体化する構成等にしてもよい。
有孔シート5は、吸収体4に対応する位置に複数の開孔部7が設けられた構成としたが、このような構成には限定されず、少なくとも吸収体4に対応する位置に複数の開孔部7が設けられていればよい。
次に、第2の実施の形態を図3を参照して説明する。なお、上記第1の実施の形態と同一の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
図3に示すように、有孔シート5には、創傷部に当接する面における非開孔部分に凹部9が設けられている。
創傷被覆材1は、このように有孔シート5に凹部9が設けられることにより、凹部9に浸出液を留めることができ、有孔シート5の非開孔部分に浸出液を保持し易い。したがって、有孔シート5の残液量を制御し易く、被覆した創傷部を湿潤な状態に維持し易い。
凹部9は、凹みの深さを適宜設定でき、有孔シート5から内面シート6および吸収体4にわたる深さに形成してもよいが、凹みが深すぎると凹部9に浸出液が溜まってしまい、残液量が多くなりすぎ、浸出液を吸収し難くなるおそれがあるので、有孔シート5の厚さの範囲にて凹部9を形成する構成が好ましい。
次に、本発明の実施例について図4ないし図6を参照しながら説明する。
創傷被覆材1の有孔シート残液性および吸収性を評価するため、非開孔部間距離Lの変化に伴う浸出液の残液量および吸収速度の変化を比較する非開孔部間距離条件試験、および、開孔部7の直径の変化に伴う浸出液の残液量および吸収速度の変化を比較する開孔部条件試験を行った。
図4に示すように、非開孔部間距離条件試験および開孔部条件試験では、縦95mm×横95mmの底面部11の中心に直径40mmの円筒部12が形成された重量1240gの試験器13を、創傷被覆材である各試験検体の上に載置し、この試験器13の円筒部12に生理食塩水20gを注いで試験検体に吸収させる。
そして、円筒部12に生理食塩水を注ぎ始めた際から、円筒部12内の生理食塩水が表面シート2を通過し吸収体4に吸収されて、円筒部12内の液面がなくなるまでの時間(秒)を測定して吸収時間(s)とし、吸収速度の変化を比較した。
また、生理食塩水が試験検体に吸収された後、有孔シート5上に残った生理食塩水の重量を測定して残液量(mg)とし、残液量の変化を比較した。
なお、非開孔部間距離条件試験および開孔部条件試験では、白十字株式会社製「シングルパッドA1515」に、各条件の有孔シート5を重ね合わせたものを試験検体Aないし試験検体Lとした。
「シングルパッドA1515」は、内面シート6として、180mm×180mmのコットン不織布が用いられている。また、裏面シート3として180mm×180mmの透湿フィルムが用いられている。さらに、吸収体4として、150mm×150mmのレーヨン不織布、および、130mm×150mmのSAP含有シート(SAP目付16g/m、シート目付9g/m)を内面シート6側から順次積層したものが用いられている。
表1は、非開孔部間距離条件試験を行った試験検体Aないし試験検体Hの非開孔部間距離Lおよび開孔部7の直径を示す。この非開孔部間距離条件試験では、開孔部7の直径を1.0mmとし、非開孔部間距離Lをそれぞれ0.4mm〜13.0mmとした。
Figure 2011078475
表2は、開孔部条件試験を行った試験検体Iないし試験検体Lの非開孔部間距離Lおよび開孔部7の直径を示す。この開孔部条件試験では、開孔部7間の距離(一の開孔部7の中心から最も近くに位置する他の開孔部7の中心までの距離)を5.0mmとし、開孔部7の直径をそれぞれ0.3mm〜1.3mmとした。
Figure 2011078475
表3および図5には、非開孔部間距離条件試験の結果を示す。
Figure 2011078475
これら表3および図5に示すように、非開孔部間距離Lが1.5mmである試験検体Bまでは残液量が約20mgで推移し、非開孔部間距離Lが3.3mmである試験検体Cでは、残液量が約70mgとなり急激に増加した。この試験検体Cから非開孔部間距離が6.0mmである試験検体Eまでは、非開孔部間距離Lが長くなるのに伴って残液量が増加し、試験検体Eでは残液量が100mgを超えた。この試験検体Eより非開孔部間距離Lを長くしても残液量は略横ばいだった。
そして、残液量が20mg程度では、被覆した創傷部を湿潤な状態に維持することは困難であるので、非開孔部間距離Lを3.3mm以上に設定することにより残液性を良好にできる。また、非開孔部間距離Lが11.0mmで残液量はピークとなり、それ以上に非開孔部間距離Lを長くしても残液量は向上しないので、非開孔部間距離Lを11.0mm以下に設定することにより、残液性を良好にできる。
一方、吸収時間は、非開孔部間距離Lが3.3mmである試験検体Cから長くなり始め、非開孔部間距離Lが6.0mmである試験検体Eないし非開孔部間距離Lが11.0mmである試験検体Gでは、吸収時間が11秒前後であったが、非開孔部間距離Lが13.0mmの試験検体Hではさらに吸収時間が長くなった。つまり、非開孔部間距離Lが長くなるのに伴って吸収速度が遅くなる。
そして、被覆した創傷部を湿潤な状態に維持するには、吸収速度はある程度遅い方が好ましいが、非開孔部間距離Lが1.5mm以下では吸収速度が速すぎるので、非開孔部間距離Lを3.3mm以上に設定することにより、吸収性を良好にできる。
表4および図6には開孔部条件試験の結果を示す。
Figure 2011078475
これら表4および図6に示すように、開孔部7の直径が0.3mmである試験検体Iないし1.0mmである試験検体Kは、残液量が80mgよりやや多い量で略横ばいであるが、開孔部7の直径が1.3mmである試験検体Lでは残液量が減少傾向を示した。
したがって、開孔部7の直径を0.3mm以上、1.0mm以下にすることにより、残液性を良好にできる。
一方、開孔部7の直径が0.3mmである試験検体Iから0.6mmである試験検体Jまでは吸収時間は急激に短くなった。また、この試験検体Jから開孔部7の直径が1.3mmである試験検体Lまでは、試験検体Iおよび試験検体J間に比べて吸収時間が少しずつ短くなった。すなわち、開孔部7の直径が大きくなるのに伴って吸収速度は速くなった。
上記各試験の結果、吸収速度は、非開孔部間距離L、および、開孔部7の直径に影響を受けて追従するように変化するが、残液量は、非開孔部間距離L、および、開孔部7の直径に追従するように変化しない。
1 創傷被覆材
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 有孔シート
7 開孔部
L 非開孔部間距離

Claims (2)

  1. 装着者の創傷部側に位置し、この創傷部からの浸出液が通過可能な表面シートと、
    前記創傷部側とは反対の外面側に位置する裏面シートと、
    これら表面シートおよび裏面シートの間に配設され、前記表面シートを通過した浸出液を吸収可能な吸収体とを具備し、
    前記表面シートは、前記創傷部に当接し、少なくとも前記吸収体に対応する位置に前記浸出液が通過可能な複数の開孔部が設けられた有孔シートを有し、
    この有孔シートは、前記各開孔部の直径が0.3mm以上1.0mm以下でありかつ一の開孔部の縁部から最も近くに位置する他の開孔部の縁部までの前記浸出液が通過できない非開孔部間距離が3.3mm以上11.0mm以下である
    ことを特徴とした創傷被覆材。
  2. 非開孔部間距離は、6.0mm以上11.0mm以下である
    ことを特徴とした請求項1記載の創傷被覆材。
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