JP2011076673A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の半導体記憶装置では、精度良くデータの書き込みを行うことができないという問題があった。
【解決手段】本発明にかかる半導体記憶装置は、記憶素子を構成する第1及び第2のインバータと、第1のインバータの出力側の記憶ノードV1と書き込み用ビット線WBL0との間に設けられ、書き込み用ワード線WWLに基づいて電流が制御される書き込み用トランジスタN3と、第2のインバータの出力側の記憶ノードV2と書き込み用ビット線WBL1との間に設けられ、書き込み用ワード線WWLに基づいて電流が制御される書き込み用トランジスタN4と、第1のインバータと高電位側電源との間に設けられ、記憶素子に書き込まれるデータに基づいて電流が制御される補助トランジスタP3と、第2のインバータと高電位側電源との間に設けられ、記憶素子に書き込まれるデータに基づいて電流が制御される補助トランジスタP4と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明にかかる半導体記憶装置は、記憶素子を構成する第1及び第2のインバータと、第1のインバータの出力側の記憶ノードV1と書き込み用ビット線WBL0との間に設けられ、書き込み用ワード線WWLに基づいて電流が制御される書き込み用トランジスタN3と、第2のインバータの出力側の記憶ノードV2と書き込み用ビット線WBL1との間に設けられ、書き込み用ワード線WWLに基づいて電流が制御される書き込み用トランジスタN4と、第1のインバータと高電位側電源との間に設けられ、記憶素子に書き込まれるデータに基づいて電流が制御される補助トランジスタP3と、第2のインバータと高電位側電源との間に設けられ、記憶素子に書き込まれるデータに基づいて電流が制御される補助トランジスタP4と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体記憶装置に関するものであり、特にスタティックランダムアクセスメモリに関する。
近年、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)プロセスの微細化に伴い、SRAM(Static Random Access Memory)セルを構成するトランジスタの素子ばらつきが増大している。この素子ばらつきが増大することにより、SRAMセルには、例えば以下のような問題が発生する。
A)記憶データが破壊されやすくなる。
B)SRAMセルにデータを書き込みにくくなる。
また、これらの問題により大規模SRAMの歩留まりが低下する、という問題が発生している。
A)記憶データが破壊されやすくなる。
B)SRAMセルにデータを書き込みにくくなる。
また、これらの問題により大規模SRAMの歩留まりが低下する、という問題が発生している。
このような問題を解決するために、非特許文献1には、図6に示すような半導体記憶装置が提案されている。図6に示す回路は、記憶素子としてのラッチ回路を構成する2つのインバータ501、502と、書き込み用ビット線対WBL、/WBLと、書き込み用ワード線WWLと、読み出し用ビット線RBLと、読み出し用ワード線RWLと、書き込み用アクセストランジスタ503、504と、読み出し用アクセストランジスタ505、読み出し用駆動トランジスタ506と、を備える。
インバータ501の出力端子は、インバータ502の入力端子に接続される。インバータ502の出力端子は、インバータ501の入力端子に接続される。インバータ501の出力端子とインバータ502の入力端子とを接続する接続ノードV1と、書き込み用ビット線対の一方WBLと、の間に書き込み用アクセストランジスタ503が接続される。書き込み用アクセストランジスタ503のゲートは、書き込み用ワード線WWLに接続される。インバータ502の出力端子とインバータ501の入力端子とを接続する接続ノードV2と、書き込み用ビット線対の他方/WBLと、の間に書き込み用アクセストランジスタ504が接続される。書き込み用アクセストランジスタ504のゲートは、書き込み用ワード線WWLに接続される。なお、便宜上、記号「V1」、「V2」はそれぞれノード名を示すと同時に、電位を示すものとする。
また、図6に示す回路の例では、読み出し用ビット線RBLに、読み出し用アクセストランジスタ505及び読み出し用駆動トランジスタ506が直列に接続される。読み出し用アクセストランジスタ505のゲートは、読み出し用ワード線RWLに接続される。読み出し用駆動トランジスタ506のゲートは、接続ノードV2に接続される。
図6に示す回路の読み出し及び書き込み動作について簡単に説明する。なお、図6に示す回路は、2ポートSRAMセルをシングルポートメモリとして用いている。記憶素子に記憶されたデータの読み出しは、読み出し専用ポートによって行われる。
まず、データの読み出し動作について説明する。最初に、読み出し用ビット線RBLの電位をHレベルにプリチャージする。そして、読み出し用ワード線RWLを活性化させる(例えば、Hレベルに設定する)。それにより、読み出し用アクセストランジスタ505をオンする。
このとき、接続ノードV2の電位V2に基づいて読み出し用駆動トランジスタ506に流れる電流が制御される。つまり、電位V2がHレベルの場合には、読み出し用駆動トランジスタ506がオンする。それにより、読み出し用ビット線RBLにプリチャージされた電荷は放電され、ビット線RBLの電位は低下する。一方、電位V2がLレベルの場合は、読み出し用駆動トランジスタ506がオフする。それにより、読み出し用ビット線RBLの電位はHレベルを保つ。このような動作により、データの読み出し時において記憶データが破壊されることを防ぐことができる。つまり、上述の問題(A)を解決することができる。
次に、データの書き込み動作について説明する。なお、書き込み用ビット線対WBL、/WBLは、いずれかの電圧レベルにプリチャージされている必要はない。まず、データ書き込み時において、書き込み用ビット線対WBL、/WBLのうち、選択されたいずれか一方の電位をLレベルに設定する。そして、書き込み用ワード線WWLを活性化させる(例えば、Hレベルに設定する)。それにより、書き込み用アクセストランジスタ503、504をオンする。
例えば、書き込み用ビット線対の一方WBLがLレベルに設定された場合について説明する。この場合、接続ノードV1の電荷は、書き込み用アクセストランジスタ503を介してビット線WBLに放電される。つまり、電位V1はLレベルを示す。また、インバータ502により、電位V2はHレベルを示す。このようにして、記憶素子にデータが書き込まれる(記憶される)。
それ以外にも、非特許文献2には、図7に示すような半導体記憶装置が提案されている。図7に示す回路は、第1のインバータを構成するトランジスタQ1、Q3と、第2のインバータを構成するトランジスタQ2、Q4と、書き込み用ビット線対BL_W、/BL_Wと、書き込み用ワード線WL_Wと、読み出し用ビット線対BL_R、/BL_Rと、読み出し用ワード線WL_Rと、書き込み用アクセストランジスタQ5、Q6と、読み出し用アクセストランジスタQ7、Q8と、読み出し用駆動トランジスタQ9、Q10と、を備える。なお、第1及び第2のインバータにより記憶素子としてのラッチ回路を構成する。また、トランジスタQ1のドレインとトランジスタQ3のドレインとを接続する接続ノードを第1の記憶ノードV1とする。トランジスタQ2のドレインとトランジスタQ4のドレインとを接続する接続ノードを第2の記憶ノードV2とする。
図7に示す回路は、図6に示す回路と比較して、読み出し用ビット線RBLの代わりに一対の差動信号BL_R、/BL_Rによってデータの読み出しを行う。その他の回路構成及び動作は、図6の場合と同様であるため説明を省略する。図7に示す回路も、図6に示す回路の場合と同様に、データの読み出し時において記憶データが破壊されることを防ぐことができる。つまり、上述の問題(A)を解決することができる。
しかし、図6、図7に示す回路は、問題(B)を解決することができない。ここで、問題(B)について、図7に示す回路を用いて説明する。図7に示す回路の書き込み動作は、従来技術と同様に、書き込みビット線対BL_W、/BL_Wのうち、いずれか一方の電位をLレベルに設定する。例えば、書き込み用ビット線対の一方BL_Wの電位をLレベルに設定した場合について説明する。これにより、第1の記憶ノードV1の電荷が、書き込み用アクセストランジスタQ5を介して、書き込み用ビット線対の一方BL_Wに放電される。
ここで、素子のばらつき等により、記憶用トランジスタQ1の駆動能力が、書き込み用アクセストランジスタQ5の駆動能力よりも大きくなる可能性がある。つまり、電源電圧VDDから第1の記憶ノードV1に供給される電荷が、第1の記憶ノードV1から書き込みビット線対の一方BL_Wに放電される電荷よりも多くなる可能性がある。この場合、第1の記憶ノードV1に"0"を書き込むことができない。つまり、トランジスタの素子のばらつき等により、精度良くデータの書き込みを行うことができないという問題があった。なお、第2の記憶ノードV2に"0"を書き込む場合も同様である。
Leland Chang et al., "Stable SRAM Cell Design for the 32 nm Node and Beyond", 2005 Symposium on VLSI Technology Digest of Technical Papers, June 2005, pp.128-129.
Nobutaro Shibata et al., "A 0.5-V 25-MHz 1-mW 256-Kb MTCMOS/SOI SRAM for Solar-Power-Operated Portable Personal Digital Equipment - Sure Write Operation by Using Step-Down Negatively Overdriven Bitline Scheme", IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS, MARCH 2006, VOL.41, No.3, pp.728-742.
上述のように、従来の半導体記憶装置では、素子のばらつき等により、精度良くデータの書き込みを行うことができないという問題があった。
本発明にかかる半導体記憶装置は、記憶素子としてのラッチ回路を構成する第1及び第2のインバータと、前記第1のインバータの出力端子と前記第2のインバータの入力端子とを接続する第1の記憶ノードと、書き込み用ビット線対の一方と、の間に設けられ、書き込み用ワード線からの信号に基づいて流れる電流が制御される第1の書き込み用アクセストランジスタと、前記第2のインバータの出力端子と前記第1のインバータの入力端子とを接続する第2の記憶ノードと、書き込み用ビット線対の他方と、の間に設けられ、前記書き込み用ワード線からの信号に基づいて流れる電流が制御される第2の書き込み用アクセストランジスタと、前記第1のインバータと高電位側電源との間に設けられ、前記記憶素子に書き込まれるデータに基づいて流れる電流が制御される第1の書き込み補助トランジスタと、前記第2のインバータと高電位側電源との間に設けられ、前記記憶素子に書き込まれるデータに基づいて流れる電流が制御される第2の書き込み補助トランジスタと、を備える。
上述のような回路構成により、精度良くデータの書き込みを行うことができる。
本発明により、精度良くデータの書き込みを行うことが可能な半導体記憶装置を提供することができる。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
実施の形態1
本発明の実施の形態1にかかる半導体記憶装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかる半導体記憶装置である。図1に示す回路は、第1のインバータを構成する記憶用トランジスタP1、N1と、第2のインバータを構成する記憶用トランジスタP2、N2と、書き込み用ビット線対WBL0、WBL1と、書き込み用ワード線WWLと、読み出し用ビット線対RBL0、RBL1と、読み出し用ワード線RWLと、書き込み用アクセストランジスタ(第1の書き込み用アクセストランジスタ)N3、(第2の書き込み用アクセストランジスタ)N4と、書き込み補助トランジスタ(第1の書き込み補助トランジスタ)P3、(第2の書き込み補助トランジスタ)P4と、読み出し用アクセストランジスタ(第1の読み出し用アクセストランジスタ)N7、(第2の読み出し用アクセストランジスタ)N8と、読み出し用駆動トランジスタ(第1の読み出し駆動トランジスタ)N5、(第2の読み出し駆動トランジスタ)N6と、を備える。
本発明の実施の形態1にかかる半導体記憶装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかる半導体記憶装置である。図1に示す回路は、第1のインバータを構成する記憶用トランジスタP1、N1と、第2のインバータを構成する記憶用トランジスタP2、N2と、書き込み用ビット線対WBL0、WBL1と、書き込み用ワード線WWLと、読み出し用ビット線対RBL0、RBL1と、読み出し用ワード線RWLと、書き込み用アクセストランジスタ(第1の書き込み用アクセストランジスタ)N3、(第2の書き込み用アクセストランジスタ)N4と、書き込み補助トランジスタ(第1の書き込み補助トランジスタ)P3、(第2の書き込み補助トランジスタ)P4と、読み出し用アクセストランジスタ(第1の読み出し用アクセストランジスタ)N7、(第2の読み出し用アクセストランジスタ)N8と、読み出し用駆動トランジスタ(第1の読み出し駆動トランジスタ)N5、(第2の読み出し駆動トランジスタ)N6と、を備える。
なお、第1及び第2のインバータにより記憶素子としてのラッチ回路を構成する。また、記憶用トランジスタP1のドレインと記憶用トランジスタN1のドレインとを接続する接続ノードを第1の記憶ノードV1とする。また、記憶用トランジスタP2のドレインと記憶用トランジスタN2のドレインとを接続する接続ノードを第2の記憶ノードV2とする。つまり、第1のインバータの出力端子と第2のインバータの入力端子との接続ノードが第1の記憶ノードV1である。第2のインバータの出力端子と第1のインバータの入力端子との接続ノードが第2の記憶ノードV2である。
なお、便宜上、記号「V1」、「V2」はそれぞれノード名を示すと同時に、電位を示すものとする。また、記憶用トランジスタP1、P2と、書き込み補助トランジスタP3、P4と、はPチャネルMOSトランジスタである場合を例に説明する。また、記憶用トランジスタN1、N2と、書き込み用アクセストランジスタN3、N4と、読み出し用駆動トランジスタN5、N6と、読み出し用アクセストランジスタN7、N8と、はNチャネルMOSトランジスタである場合を例に説明する。
ここで、図1に示す回路は、記憶素子としてのラッチ回路を構成する第1及び第2のインバータと、電源電圧VDDと、の間にそれぞれ書き込み補助トランジスタP3、P4を備える。それにより、記憶素子にデータを書き込む場合(一方の記憶ノードをLレベルにする場合)、電源電圧VDDから記憶ノードに対して供給される電荷を抑制することができる。つまり、精度良くデータの書き込みを行うことができることを特徴とする。
まず、図1に示す回路の回路構成を説明する。書き込み補助トランジスタP3のソース及び書き込み補助トランジスタP4のソースは、電源電圧VDDに接続される。書き込み補助トランジスタP3のドレインは、記憶用トランジスタP1のソースに接続される。書き込み補助トランジスタP4のドレインは、記憶用トランジスタP2のソースに接続される。記憶用トランジスタP1のドレインは、第1の記憶ノードV1を介して、記憶用トランジスタN1のドレインと、書き込み用アクセストランジスタN3のドレインと、記憶用トランジスタP2のゲートと、記憶用トランジスタN2のゲートと、読み出し用駆動トランジスタN6のゲートと、に接続される。記憶用トランジスタP2のドレインは、第2の記憶ノードV2を介して、記憶用トランジスタN2のドレインと、書き込み用アクセストランジスタN4のドレインと、記憶用トランジスタP1のゲートと、記憶用トランジスタN1のゲートと、読み出し用駆動トランジスタN5のゲートと、に接続される。記憶用トランジスタN1のソース及び記憶用トランジスタN2のソースは、接地電圧GNDに接続される。
読み出し用駆動トランジスタN5のソース及び読み出し用駆動トランジスタN6のソースは、接地電圧GNDに接続される。読み出し用駆動トランジスタN5のドレインは、読み出し用アクセストランジスタN7のソースに接続される。読み出し用アクセストランジスタN7のドレインは、読み出しビット線対の一方RBL0に接続される。読み出し用駆動トランジスタN6のドレインは、読み出し用アクセストランジスタN8のソースに接続される。読み出し用アクセストランジスタN8のドレインは、読み出し用ビット線対の他方RBL1に接続される。読み出し用アクセストランジスタN7のゲート及び読み出し用アクセストランジスタN8のゲートは、読み出し用ワード線RWLに接続される。
書き込み用アクセストランジスタN3のゲート及び書き込み用アクセストランジスタN4のゲートは、書き込み用ワード線WWLに接続される。書き込み用アクセストランジスタN3のソース及び書き込み補助トランジスタP4のゲートは、書き込み用ビット線対の一方WBL0に接続される。書き込み用アクセストランジスタN4のソース及び書き込み補助トランジスタP3のゲートは、書き込み用ビット線対の他方WBL1に接続される。なお、図1に示す回路は、1つのメモリセルを図示しているが、実際には、このような回路構成のメモリセルを複数備える。
次に、図2に示すタイミングチャートを参照しながら、図1に示す回路の動作について説明する。なお、第1のインバータの出力信号は、第2のインバータの入力端子に入力される。一方、第2のインバータの出力信号は、第1のインバータの入力端子に入力される。これにより、記憶素子としてのラッチ回路を構成している。
まず、データの読み出し動作について説明する。最初に、読み出し用ビット線対RBL0、RBL1の電位をHレベルにプリチャージする。なお、書き込み用ビット線対WBL0、WBL1は、書き込み動作時以外、常にLレベルにプリチャージされている。つまり、書き込み補助トランジスタP3、P4はオンしている。それにより、第1及び第2のインバータからなる記憶素子は、正常にデータを記憶する。次に、読み出し用ワード線RWLを活性化させる(Hレベルに設定する)。それにより、読み出し用アクセストランジスタN7、N8をオンする。
このとき、第1の記憶ノードV1の電位V1に基づいて読み出し用駆動トランジスタN6のソース−ドレイン間に流れる電流が制御される。また、第2の記憶ノードV2の電位V2に基づいて読み出し用駆動トランジスタN5のソース−ドレイン間に流れる電流が制御される。
例えば、図2のように第1の記憶ノードV1の電位がHレベルの場合、読み出し用駆動トランジスタN6がオンする。それにより、読み出し用ビット線対の他方RBL1の電位が降下する。一方、第2の記憶ノードV2の電位はLレベルである。この場合、読み出し用駆動トランジスタN5はオフする。したがって、読み出し用ビット線対の一方RBL0の電位は変化しない。その後、読み出し用ビット線対RBL0、RBL1の電位差に基づいて、記憶されたデータが読み出される。
このような動作により、図1に示す回路はデータの読み出しを行う。また、図1に示す回路は、データの読み出し専用ポートを用いて読み出しを行っている。そのため、データの読み出し時に記憶データが破壊されることを防ぐことができる。
次に、データの書き込み動作について説明する。前述のように、書き込み用ビット線対WBL0、WBL1は、Lレベルにプリチャージされている。データを書き込む場合、書き込み用ビット線対WBL0、WBL1のうち、選択されたいずれか一方の電位をHレベルに設定する。
まず、図2に示すように、書き込み用ビット線対の他方WBL1がHレベル(WBL0はLレベル)に設定された場合を例に説明する。また、第1の記憶ノードV1の電位はHレベル、第2の記憶ノードV2の電位はLレベルを記憶している場合を例に説明する。まず、書き込み用ワード線WWLを活性化させる(Hレベルに設定する)。それにより、書き込み用アクセストランジスタN3、N4をオンする。それにより、第1の記憶ノードV1の電位は、書き込み用ビット線対の一方WBL0によってLレベルに降下する。
ここで、素子のばらつき等により、書き込み用アクセストランジスタN3のソース−ドレイン間の抵抗成分が、記憶用トランジスタP1のソース−ドレイン間の抵抗成分よりも大きい場合が考えられる。このような場合、従来技術では、電源電圧VDDから第1の記憶ノードV1に対して供給される電荷により、第1の記憶ノードV1の電位をLレベルに降下させることができない場合があった。
この問題を解決するため、本発明の実施の形態1にかかる半導体記憶装置は、電源電圧VDDと記憶用トランジスタP1との間に書き込み補助トランジスタP3をさらに備える。データ書き込み時において、書き込み補助トランジスタP3は書き込み用ビット線対の他方WBL1によってオフに制御される。そのため、電源電圧VDDから第1の記憶ノードV1に対して電荷が供給されない。したがって、電源電圧VDDから供給される電荷の影響を受けることなく、第1の記憶ノードV1の電位をLレベルに降下させることができる。つまり、精度良くデータの書き込みを行うことができる。
なお、この場合、書き込み補助トランジスタP4は、書き込み用ビット線対の一方WBL0によってオンに制御される。つまり、書き込み補助トランジスタP3、P4はいずれか一方がオフの場合、他方はオンする。それにより、第2のインバータは、通常のインバータ動作を行うことができる。つまり、第1の記憶ノードV1の電位がLレベルに遷移した後、第2の記憶ノードV2の電位がHレベルに遷移する。
次に、書き込み用ビット線対の一方WBL0がHレベル(WBL1はLレベル)に設定された場合を例に説明する。また、第1の記憶ノードV1の電位はLレベル、第2の記憶ノードV2の電位はHレベルを記憶している場合を例に説明する。まず、書き込み用ワード線WWLを活性化させる(Hレベルに設定する)。それにより、書き込み用アクセストランジスタN3、N4をオンする。それにより、第2の記憶ノードV2の電位は、書き込み用ビット線対の他方WBL1によってLレベルに降下する。
ここで、素子のばらつき等により、書き込み用アクセストランジスタN4のソース−ドレイン間の抵抗成分が、記憶用トランジスタP2のソース−ドレイン間の抵抗成分よりも大きい場合が考えられる。このような場合、従来技術では、電源電圧VDDから第2の記憶ノードV2に対して供給される電荷により、第2の記憶ノードV2の電位をLレベルに降下させることができない場合があった。
この問題を解決するため、本発明の実施の形態1にかかる半導体記憶装置は、電源電圧VDDと記憶用トランジスタP2との間に書き込み補助トランジスタP4をさらに備える。データ書き込み時において、書き込み補助トランジスタP4は、書き込み用ビット線対の一方WBL0によってオフに制御される。そのため、電源電圧VDDから第2の記憶ノードV2に対して電荷が供給されない。したがって、電源電圧VDDから供給される電荷の影響を受けることなく、第2の記憶ノードV2の電位をLレベルに降下させることができる。つまり、精度良くデータの書き込みを行うことができる。
なお、この場合、書き込み補助トランジスタP3は、書き込み用ビット線対の他方WBL1によってオンに制御される。そのため、第1のインバータは、通常のインバータ動作を行うことができる。つまり、第2の記憶ノードV2の電位がLレベルに遷移した後、第1の記憶ノードV1の電位がHレベルに遷移する。
このように、本発明の実施の形態1にかかる半導体記憶装置は、書き込み動作時において、電源電圧VDDから供給される電荷の影響を受けることなく、記憶ノードV1(V2)の電位をLレベルに降下させることができる。それにより、素子ばらつきが増大した場合でもデータの書き込みに誤動作が生じない。つまり、精度良くデータの書き込みを行うことができる。そのため、より微細化した素子からなる半導体記憶装置の開発を進めることができる。また、電源電圧を低下させても誤動作しないため、DVFS(Dynamic Voltage and Frequency Scaling)等の技術にも適用することができる。
実施の形態2
本発明の実施の形態1では、データ書き込み時において、書き込み補助トランジスタP3、P4のいずれかが完全にオフする場合について説明した。しかし、データの書き込みに時間を要する場合、書き込みビット線対WBL0、WBL1に接続された他のメモリセル(不図示)が正常動作しない可能性がある。具体的には、あるメモリセルにデータの書き込みを行う場合、他のメモリセルに備えられた書き込み補助トランジスタも完全にオフしてしまう。そのため、これらの他のメモリセルに含まれるラッチ回路は、正常にデータを記憶できない可能性がある。本発明の実施の形態2にかかる半導体記憶装置は、このような問題を解決する。
本発明の実施の形態1では、データ書き込み時において、書き込み補助トランジスタP3、P4のいずれかが完全にオフする場合について説明した。しかし、データの書き込みに時間を要する場合、書き込みビット線対WBL0、WBL1に接続された他のメモリセル(不図示)が正常動作しない可能性がある。具体的には、あるメモリセルにデータの書き込みを行う場合、他のメモリセルに備えられた書き込み補助トランジスタも完全にオフしてしまう。そのため、これらの他のメモリセルに含まれるラッチ回路は、正常にデータを記憶できない可能性がある。本発明の実施の形態2にかかる半導体記憶装置は、このような問題を解決する。
なお、本発明の実施の形態2にかかる半導体記憶装置の回路構成及び接続関係は、図1に示す回路と同様である。また、データの読み出し動作も実施の形態1の場合と同様である。また、データの書き込み動作の手順も実施の形態1の場合と同様である。したがった、ここでは、図1に示す回路及び図3に示すタイミングチャートを用いて、データの書き込み動作の特徴的な部分についてのみ説明する。
本発明の実施の形態2にかかる半導体記憶装置は、データ書き込み時において、Lレベルにプリチャージされた書き込み用ビット線対WBL0、WBL1のいずれか一方の電位を上昇させる。このとき、書き込み補助トランジスタP3、P4が完全にオフしない程度の電位に設定する。
まず、書き込み用ビット線対の他方WBL1の電位を上昇させた場合(WBL0はLレベル)を例に説明する。ここで、素子のばらつき等により、書き込み用アクセストランジスタN3のソース−ドレイン間の抵抗成分が、記憶用トランジスタP1のソース−ドレイン間の抵抗成分よりも大きい場合が考えられる。
この場合、電源電圧VDDと第1の記憶ノードV1との間の抵抗成分が、書き込み用アクセストランジスタN3のソース−ドレイン間の抵抗成分よりも大きくなるように調整する。つまり、このような条件を満たすように、データ書き込み時における書き込み補助トランジスタP3のソース−ドレイン間の抵抗成分を制御する。言い換えると、このような条件を満たすように、書き込み用ビット線対の他方WBL1の電位を調整する。それにより、電源電圧VDDから供給される電荷の影響を抑制し、第1の記憶ノードV1の電位をLレベルに降下させることができる。つまり、精度良くデータの書き込みを行うことができる。さらに、書き込み補助トランジスタP3は完全にはオフしていない。そのため、データの書き込みが行われない他のメモリセルは正常動作をすることができる。
次に、書き込み用ビット線対の一方WBL0の電位を上昇させた場合(WBL1はLレベル)を例に説明する。ここで、素子のばらつき等により、書き込み用アクセストランジスタN4のソース−ドレイン間の抵抗成分が、記憶用トランジスタP2のソース−ドレイン間の抵抗成分よりも大きい場合が考えられる。
この場合、電源電圧VDDと第2の記憶ノードV2との間の抵抗成分が、書き込み用アクセストランジスタN4のソース−ドレイン間の抵抗成分よりも大きくなるように調整する。つまり、このような条件を満たすように、データ書き込み時における書き込み補助トランジスタP4のソース−ドレイン間の抵抗成分を制御する。言い換えると、このような条件を満たすように、書き込み用ビット線対の一方WBL0の電位を調整する。それにより、電源電圧VDDから供給される電荷の影響を抑制し、第2の記憶ノードV2の電位をLレベルに降下させることができる。さらに、書き込み補助トランジスタP4は完全にはオフしていない。そのため、データの書き込みが行われない他のメモリセルは正常動作をすることができる。
このように、本発明の実施の形態2にかかる半導体記憶装置は、書き込み動作時において、電源電圧VDDから供給される電荷の影響を抑制することにより、記憶ノードV1(V2)の電位をLレベルに降下させることができる。それにより、素子ばらつきが増大した場合でもデータの書き込みに誤動作が生じない。つまり、精度良くデータの書き込みを行うことができる。そのため、より微細化した素子からなる半導体記憶装置の開発を進めることができる。また、電源電圧を低下させても誤動作しないため、DVFS(Dynamic Voltage and Frequency Scaling)等の技術にも適用することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、図1に示す回路は、読み出し用ビット線が一対の差動対RBL0、RBL1である場合を例に説明したが、これに限られない。図4に示すように、読み出し用ビット線がシングルエンド方式の回路構成にも適宜変更可能である。図4に示す回路は、図1に示す回路と比較して、読み出し用ビット線対RBL0、RBL1の代わりに読み出し用ビット線RBLを備える。読み出し用アクセストランジスタN8のドレインには読み出し用ビット線RBLが接続される。また、読み出し用アクセストランジスタN7及び読み出し用駆動トランジスタN5を備えない。その他の回路構成及び動作は、図1に示す回路と同様であるため、説明を省略する。このような回路構成においても、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、図1に示す回路では、読み出し用ビット線対の一方RBL0と第2の記憶ノードV2との間に、読み出し用駆動トランジスタN5及び読み出し用アクセストランジスタN7が備えられた場合を例に説明した。同様に、読み出し用ビット線対の他方RBL1と第1の記憶ノードV1との間に、読み出し用駆動トランジスタN6及び読み出し用アクセストランジスタN8を備えた場合を例に説明した。しかし、これに限られない。
例えば、図5に示すような回路構成にも適宜変更可能である。つまり、読み出し用ビット線対の一方RBL0と第2の記憶ノードV2との間に、読み出し用アクセストランジスタN7のみが接続される。また、読み出し用ビット線対の他方RBL1と第1の記憶ノードV1との間に、読み出し用アクセストランジスタN8のみが接続される。読み出し用アクセストランジスタN7、N8は、読み出し用ワード線RWLによってオンオフが制御される。また、読み出し用駆動トランジスタN5、N6は備えない。このような回路構成にも適宜変更可能である。つまり、データ読み出し用に用いられる回路の構成は適宜変更可能である。
また、図1に示す回路では、書き込みビット線WBL0(WBL1)によって書き込み補助トランジスタP4(P3)を制御する場合を例に説明したが、これに限られない。例えば、書き込み用ビット線WBL0(WBL1)と異なる他の制御信号によって書き込み補助トランジスタP4(P3)を制御する回路構成にも適宜変更可能である。
また、図1に示す回路では、記憶用トランジスタP1のソースと記憶用トランジスタP2のソースに、それぞれ、書き込み補助トランジスタP3のドレインと書き込み補助トランジスタP3のドレインとが接続される場合を例に説明したが、これに限られない。例えば、書き込み補助トランジスタP3と記憶用トランジスタP1とを交換する、もしくは、書き込み補助トランジスタP4と記憶用トランジスタP2とを交換するような回路構成にも適宜変更可能である。すなわち、記憶用トランジスタP1のソースが電源電圧VDDに接続され、記憶用トランジスタP1のドレインが書き込み補助トランジスタP3のソースに接続され、書き込み補助トランジスタP3のドレインが記憶ノードV1に接続されるような回路構成である。もしくは、記憶用トランジスタP2のソースが電源電圧VDDに接続され、記憶用トランジスタP2のドレインが書き込み補助トランジスタP4のソースに接続され、書き込み補助トランジスタP4のドレインが記憶ノードV2に接続されるような回路構成である。
また、図1に示す回路は、書き込み補助トランジスタP3、P4がPチャネルMOSトランジスタの場合を例に説明したが、これに限られない。例えば、書き込み補助トランジスタP3、P4がPNP型バイポーラトランジスタである回路構成にも適宜変更可能である。この場合、バイポーラトランジスタP3のコレクタ及びバイポーラトランジスタP4のコレクタは、電源電圧VDDに接続される。バイポーラトランジスタP3のエミッタは、記憶用トランジスタP1のソースに接続される。バイポーラトランジスタP4のエミッタは、記憶用トランジスタP2のソースに接続される。バイポーラトランジスタP4のベースは、書き込み用ビット線対の一方WBL0に接続される。バイポーラトランジスタP3のベースは、書き込み用ビット線対の他方WBL1に接続される。その他の回路構成については、図1に示す回路と同様であるため、説明を省略する。このような回路構成の場合でも、上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。なお、その他のトランジスタについても、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
なお、これらの変形例は、いわゆる通常の知識を有する当業者によって組み合わせることもできる。一例として、図4に示す回路は、書き込み補助トランジスタP3、P4がPNP型バイポーラトランジスタである回路構成にも適宜変更可能である。
P1 記憶用トランジスタ
P2 記憶用トランジスタ
P3 書き込み補助トランジスタ
P4 書き込み補助トランジスタ
N1 記憶用トランジスタ
N2 記憶用トランジスタ
N3 書き込み用アクセストランジスタ
N4 書き込み用アクセストランジスタ
N5 読み出し用駆動トランジスタ
N6 読み出し用駆動トランジスタ
N7 読み出し用アクセストランジスタ
N8 読み出し用アクセストランジスタ
V1 第1の記憶ノード
V2 第2の記憶ノード
P2 記憶用トランジスタ
P3 書き込み補助トランジスタ
P4 書き込み補助トランジスタ
N1 記憶用トランジスタ
N2 記憶用トランジスタ
N3 書き込み用アクセストランジスタ
N4 書き込み用アクセストランジスタ
N5 読み出し用駆動トランジスタ
N6 読み出し用駆動トランジスタ
N7 読み出し用アクセストランジスタ
N8 読み出し用アクセストランジスタ
V1 第1の記憶ノード
V2 第2の記憶ノード
Claims (11)
- 記憶素子としてのラッチ回路を構成する第1及び第2のインバータと、
前記第1のインバータの出力端子と前記第2のインバータの入力端子とを接続する第1の記憶ノードと、書き込み用ビット線対の一方と、の間に設けられ、書き込み用ワード線からの信号に基づいて流れる電流が制御される第1の書き込み用アクセストランジスタと、
前記第2のインバータの出力端子と前記第1のインバータの入力端子とを接続する第2の記憶ノードと、書き込み用ビット線対の他方と、の間に設けられ、前記書き込み用ワード線からの信号に基づいて流れる電流が制御される第2の書き込み用アクセストランジスタと、
前記第1のインバータと高電位側電源との間に設けられ、前記記憶素子に書き込まれるデータに基づいて流れる電流が制御される第1の書き込み補助トランジスタと、
前記第2のインバータと高電位側電源との間に設けられ、前記記憶素子に書き込まれるデータに基づいて流れる電流が制御される第2の書き込み補助トランジスタと、を備えた半導体記憶装置。 - 前記第1及び前記第2のインバータと、
前記第1及び前記第2の書き込み用アクセストランジスタと、
前記第1及び前記第2の書き込み補助トランジスタと、によって構成されるメモリセルを複数備えた請求項1に記載の半導体記憶装置。 - 前記第1の書き込み補助トランジスタは、前記書き込み用ビット線対の他方によって流れる電流が制御され、
前記第2の書き込み補助トランジスタは、前記書き込み用ビット線対の一方によって流れる電流が制御されることを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。 - 読み出し用ビット線対の一方と低電位側電源との間に設けられ、読み出し用ワード線からの信号に基づいて流れる電流が制御される第1の読み出し用アクセストランジスタと、
前記第1の読み出し用アクセストランジスタに直列に接続され、前記第2の記憶ノードの電圧レベルに基づいて流れる電流が制御される第1の読み出し駆動トランジスタと、
読み出し用ビット線対の他方と前記低電位側電源との間に設けられ、前記読み出し用ワード線からの信号に基づいて流れる電流が制御される第2の読み出し用アクセストランジスタと、
前記第2の読み出し用アクセストランジスタに直列に接続され、前記第1の記憶ノードの電圧レベルに基づいて流れる電流が制御される第2の読み出し駆動トランジスタと、をさらに備えた請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。 - 読み出し用ビット線対の一方と前記第2の記憶ノードとの間に設けられ、読み出し用ワード線からの信号に基づいて流れる電流が制御される第1の読み出し用アクセストランジスタと、
読み出し用ビット線対の他方と前記第1の記憶ノードとの間に設けられ、前記読み出し用ワード線からの信号に基づいて流れる電流が制御される第2の読み出し用アクセストランジスタと、をさらに備えた請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。 - 読み出し用ビット線と低電位側電源との間に設けられ、読み出し用ワード線からの信号に基づいて流れる電流が制御される第1の読み出し用アクセストランジスタと、
前記第1の読み出し用アクセストランジスタに直列に接続され、前記第1及び前記第2の記憶ノードのいずれか一方の電圧レベルに基づいて流れる電流が制御される第1の読み出し駆動トランジスタと、をさらに備えた請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。 - 前記第1及び前記第2の記憶ノードのいずれか一方と読み出し用ビット線対との間に設けられ、読み出し用ワード線からの信号に基づいて流れる電流が制御される第1の読み出し用アクセストランジスタをさらに備えた請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
- 前記第1及び前記第2の書き込み補助トランジスタは、
PチャネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。 - 前記第1及び前記第2の書き込み補助トランジスタは、
PNP型バイポーラトランジスタであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。 - 前記第1及び前記第2の書き込み用アクセストランジスタは、
NチャネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。 - 前記第1及び前記第2のインバータは、それぞれPチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタにより構成され、
前記第1の記憶ノードに0を書き込む場合には、前記第1のインバータのPチャネルMOSトランジスタと、当該PチャネルMOSトランジスタと直列に接続された前記第1の書き込み補助トランジスタと、による抵抗成分は、前記第1の書き込み用アクセストランジスタの抵抗成分よりも大きく、
前記第2の記憶ノードに0を書き込む場合には、前記第2のインバータのPチャネルMOSトランジスタと、当該PチャネルMOSトランジスタと直列に接続された前記第2の書き込み補助トランジスタと、による抵抗成分は、前記第2の書き込み用アクセストランジスタの抵抗成分よりも大きいことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
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JP2009227587A JP2011076673A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 半導体記憶装置 |
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JP2009227587A Pending JP2011076673A (ja) | 2009-09-30 | 2009-09-30 | 半導体記憶装置 |
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