JP2011075023A - 油圧回路の馬力制御装置 - Google Patents

油圧回路の馬力制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011075023A
JP2011075023A JP2009227073A JP2009227073A JP2011075023A JP 2011075023 A JP2011075023 A JP 2011075023A JP 2009227073 A JP2009227073 A JP 2009227073A JP 2009227073 A JP2009227073 A JP 2009227073A JP 2011075023 A JP2011075023 A JP 2011075023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
variable displacement
prime mover
circuit system
horsepower
displacement pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009227073A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kashiwagi
雅夫 柏木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP2009227073A priority Critical patent/JP2011075023A/ja
Publication of JP2011075023A publication Critical patent/JP2011075023A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

【課題】一方の回路系統にゆとりがあるとき、他方の回路系統ではそのゆとりの分を有効に活用できるようにする。
【解決手段】 第1原動機M1に連結した一対の可変容量型ポンプP1,P2の一方の可変容量型ポンプP1を第1回路系統に接続し、他方の可変容量型ポンプP2を第2回路系統に接続する。一方、第2原動機M2に連結した一対の可変容量型ポンプP3,P4の一方の可変容量型ポンプP3を第2回路系統に接続し、他方の可変容量型ポンプP4を第1回路系統に接続するというように、可変容量型ポンプを第1,2回路系統に対してクロスさせて接続している。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ポンプの出力を設定した範囲内に制御する油圧回路の馬力制御装置に関する。
この種の装置として図2に示したものが従来から知られている。この従来の装置は、第1シリンダ1を制御する一方の回路系統と、第2シリンダ2を制御する他方の回路系統とを備えている。
そして、上記第1シリンダ1には一対の切換弁3,4を並列に接続するとともに、これら切換弁3,4のそれぞれには可変容量型ポンプ5,6を個別に接続している。このようにした可変容量型ポンプ5,6のそれぞれは馬力一定制御機構7,8に連係するとともに、上記一対の可変容量型ポンプ5,6は第1電動モータM1に連結している。
上記第2シリンダ2には一対の切換弁9,10を並列に接続するとともに、これら切換弁9,10のそれぞれには可変容量型ポンプ11,12を個別に接続している。このようにした可変容量型ポンプ11,12のそれぞれは馬力一定制御機構13,14に連係するとともに、上記一対の可変容量型ポンプ11,12は第2電動モータM2に連結している。
上記馬力一定制御機構7,8は、ポンプ5,6の合計吐出量Qと第1シリンダ1の負荷圧Pとで決まるPQの値が設定範囲内になるように制御し、上記馬力一定制御機構13,14は、ポンプ11,12の合計吐出量Qと第2シリンダ2の負荷圧Pとで決まるPQの値が設定範囲内になるように制御するものである。
そして、上記PQの設定値は、第1,2電動モータM1,M2の出力と、これら第1,2電動モータM1,M2とポンプ5,6,11,12とを連結するシャフト15,16の剛性とによって決められるものである。
特開2008−280942号公報
上記のようにした従来の馬力制御装置は、例えば、第1回路系統の第1シリンダ1のみを作動させ、第2回路系統の第2シリンダ2を作動させていない状態でも、第1回路系統のポンプ5,6の出力は、上記第1電動モータM1の出力とシャフト15の剛性で決められる制御範囲に抑えられてしまう。言い換えると、装置全体から見れば、第2回路系統側に余裕がある場合に、そのゆとりを第1回路系統側に活用できないという問題があった。
この発明の目的は、第1,2回路系統の一方の馬力制御にゆとりがある場合に、他方の回路系統にそのゆとりを活用できる馬力制御装置を提供することである。
この発明は、1または複数のアクチュエータを制御する第1回路系統と、1または複数のアクチュエータを制御する第2回路系統と、第1原動機に連結するとともに馬力一定制御機構に連係した一対の可変容量型ポンプと、第2原動機に連結するとともに馬力一定制御機構に連係した一対の可変容量型ポンプとを備えている。そして、上記第1回路系統には、上記第1原動機に連結した一方の可変容量型ポンプと、第2原動機に連結した他方の可変容量型ポンプとを接続するとともに、第1原動機に連結してなる上記一方の可変容量型ポンプに接続した切換弁と第2原動機に連結してなる上記他方の可変容量型ポンプに接続した切換弁とを、上記第1回路系統の制御対象である特定のアクチュエータに対して並列に接続している。さらに、上記第2回路系統には、上記第1原動機に連結した他方の可変容量型ポンプと、第2原動機に連結した一方の可変容量型ポンプとに接続するとともに、第1原動機に連結してなる他方の可変容量型ポンプに接続した切換弁と第2原動機に連結してなる一方の可変容量型ポンプに接続した切換弁とを、上記第2回路系統の制御対象である特定のアクチュエータに対して並列に接続している。
第2の発明は、上記第1原動機に連結した一対の可変容量型ポンプの各馬力一定制御機構は、一方の可変容量型ポンプ側の馬力をaとし、他方の可変容量型ポンプ側の馬力をbとしたとき、両者相まって、a/(a+b)+b/(a+b)=1の関係を満足するように作動する構成にし、上記第2原動機に連結した一対の可変容量型ポンプの各馬力一定制御機構は、一方の可変容量型ポンプ側の馬力をaとし、他方の可変容量型ポンプ側の馬力をbとしたとき、両者相まって、a/(a+b)+b/(a+b)=1の関係を満足するように作動する構成にしている。
第1,2の発明の馬力制御装置によれば、第1原動機に連結した一対の可変容量型ポンプの一方の可変容量型ポンプを第1回路系統に接続し、他方の可変容量型ポンプを第2回路系統に接続する一方、第2原動機に連結した一対の可変容量型ポンプの一方の可変容量型ポンプを第2回路系統に接続し、他方の可変容量型ポンプを第1回路系統に接続するというように、可変容量型ポンプを第1,2回路系統に対してクロスさせて接続しているので、一方の回路系統にゆとりがあるとき、他方の回路系統ではそのゆとりの分を有効に活用することができる。
この発明の実施形態を示す回路図である。 従来の馬力制御装置の回路図である。
図1に示した実施形態は、第1シリンダC1を制御する一方の回路系統と、第2シリンダC2を制御する他方の回路系統とを備えている。
また、この発明の第1原動機である第1電動モータM1には、可変容量型ポンプP1,P2を、シャフト17を介して連結し、第2原動機である第2電動モータM2には、可変容量型ポンプP3、P4を、シャフト18を介して連結している。
上記のようにした可変容量型ポンプP1〜P4のそれぞれには、馬力一定制御機構19〜22を連携しているが、馬力一定制御機構19,20は、ポンプP1,P2の合計吐出量Qと第1,2シリンダC1,C2の合計負荷圧Pとで決まるPQの値が設定範囲内になるように制御する。また、上記馬力一定制御機構21,22は、ポンプP3,P4の合計吐出量Qと第1,2シリンダC1,C2の合計負荷圧Pとで決まるPQの値が設定範囲内になるように制御するものである。
上記PQの設定値は、第1,2電動モータM1,M2の出力と、これら第1,2電動モータM1,M2とポンプP1,P2およびP3,P4とを連結するシャフト17,18の剛性とによって決められるものである。
そして、上記馬力一定制御機構19,20は、それらが相まってポンプP1,P2の出力を制御するように互いに連係している。すなわち、ポンプP1側の馬力をaとし、ポンプP2側の馬力をbとすると、馬力一定制御機構19,20は、両者相まって、a/(a+b)+b/(a+b)=1の関係を満足するように作動する。
また、上記馬力一定制御機構21,22は、それらが相まってポンプP3,P4の出力を制御するように互いに連係している。すなわち、ポンプP3側の馬力をaとし、ポンプP4側の馬力をbとすると、馬力一定制御機構19,20は、両者相まって、a/(a+b)+b/(a+b)=1の関係を満足するように作動する。
そして、第1電動モータM1に連結したポンプP1は切換弁23に接続し、第2電動モータM2に連結したポンプP4は切換弁24に接続するとともに、これら切換弁23,24を、第1回路系統の第1シリンダC1に対して並列に接続している。
また、第1電動モータM1に連結したポンプP2は切換弁25に接続し、第2電動モータM2に連結したポンプP3は切換弁26に接続するとともに、これら切換弁25,26を、第2回路系統の第2シリンダC2に対して並列に接続している。
この実施形態は上記のように構成したので、例えば、第1回路系統の第1シリンダC1の負荷が大きく、第2回路系統の第2シリンダC2の負荷が小さいときに、馬力一定制御機構19,20および21,22は、第2シリンダC2の負荷が小さい分だけ、第1シリンダC1に対する限界出力値が相対的に大きくなる。したがって、第1シリンダC1は相対的に大きくなった限界出力値の範囲内で作動できることになる。
なお、上記実施形態の説明では、第1,2回路系統に1台のアクチュエータのみを接続したが、各回路系統には複数のアクチュエータを接続し、それら各アクチュエータに、可変容量型ポンプP1,P4あるいはP2,P3に接続した切換弁を並列に接続してもよいこと当然である。また、上記第1,2原動機としては、電動モータに限定されるものではなく、エンジン等であってもよい。
可変容量型ポンプを複数台用いる大型の建設機械に最適である。
M1 第1原動機である第1電動モータ
M2 第2原動機である第2電動モータ
C1 第1シリンダ
C2 第2シリンダ
P1〜P4 可変容量型ポンプ
19〜22 馬力一定制御機構
23〜26 切換弁

Claims (2)

  1. 1または複数のアクチュエータを制御する第1回路系統と、1または複数のアクチュエータを制御する第2回路系統と、第1原動機に連結するとともに馬力一定制御機構に連係した一対の可変容量型ポンプと、第2原動機に連結するとともに馬力一定制御機構に連係した一対の可変容量型ポンプとを備え、上記第1回路系統には、上記第1原動機に連結した一方の可変容量型ポンプと、第2原動機に連結した他方の可変容量型ポンプとを接続するとともに、第1原動機に連結してなる上記一方の可変容量型ポンプに接続した切換弁と第2原動機に連結してなる上記他方の可変容量型ポンプに接続した切換弁とを、上記第1回路系統の制御対象である特定のアクチュエータに対して並列に接続し、上記第2回路系統には、上記第1原動機に連結した他方の可変容量型ポンプと、第2原動機に連結した一方の可変容量型ポンプとに接続するとともに、第1原動機に連結してなる他方の可変容量型ポンプに接続した切換弁と第2原動機に連結してなる一方の可変容量型ポンプに接続した切換弁とを、上記第2回路系統の制御対象である特定のアクチュエータに対して並列に接続してなる油圧回路の馬力制御装置。
  2. 上記第1原動機に連結した一対の可変容量型ポンプの各馬力一定制御機構は、一方の可変容量型ポンプ側の馬力をaとし、他方の可変容量型ポンプ側の馬力をbとしたとき、両者相まって、a/(a+b)+b/(a+b)=1の関係を満足するように作動する構成にし、上記第2原動機に連結した一対の可変容量型ポンプの各馬力一定制御機構は、一方の可変容量型ポンプ側の馬力をaとし、他方の可変容量型ポンプ側の馬力をbとしたとき、両者相まって、a/(a+b)+b/(a+b)=1の関係を満足するように作動する構成にした請求項1記載の油圧回路の馬力制御装置。
JP2009227073A 2009-09-30 2009-09-30 油圧回路の馬力制御装置 Pending JP2011075023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009227073A JP2011075023A (ja) 2009-09-30 2009-09-30 油圧回路の馬力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009227073A JP2011075023A (ja) 2009-09-30 2009-09-30 油圧回路の馬力制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011075023A true JP2011075023A (ja) 2011-04-14

Family

ID=44019226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009227073A Pending JP2011075023A (ja) 2009-09-30 2009-09-30 油圧回路の馬力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011075023A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000055005A (ja) * 1998-08-05 2000-02-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧駆動装置
JP2001227504A (ja) * 2000-02-16 2001-08-24 Hitachi Constr Mach Co Ltd 走行油圧制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000055005A (ja) * 1998-08-05 2000-02-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧駆動装置
JP2001227504A (ja) * 2000-02-16 2001-08-24 Hitachi Constr Mach Co Ltd 走行油圧制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6808616B2 (ja) 油圧ポンプ用のコントローラ
US10718357B2 (en) Hydraulic drive with rapid stroke and load stroke
WO2014017475A1 (ja) 液圧駆動回路
CN101922485B (zh) 液压控制系统和液压控制方法
JP5844512B2 (ja) 油圧システム及び油圧システムに作動油を供給する方法
FI121090B (fi) Laitteisto, ohjauspiiri ja menetelmä paineen ja tilavuusvirran tuottamiseksi
WO2008136195A1 (ja) 油圧ユニット及びそれを備えた建設機械
WO2011073774A3 (en) Piecewise hydraulic power transmission system
JP2017511863A5 (ja)
JP2016165985A5 (ja)
JP2019210934A (ja) 自動車両用ポンプ装置
JP5840681B2 (ja) 工作機械において被駆動軸を作動させるための方法および装置
WO2011078588A3 (ko) 건설장비의 펌프제어 작동시스템
JP2011075023A (ja) 油圧回路の馬力制御装置
CN107110152A (zh) 容积式泵
JP2011038558A (ja) 電動流体圧アクチュエータ装置
Brahmer On Adaptive Electro Hydrostatic Actuators
JPWO2012070392A1 (ja) 液圧シリンダシステム
WO2018178960A1 (ja) 油圧システム
EP1835205A3 (en) Hydraulic power transmission device
RU2017123986A (ru) Гидравлический силовой агрегат с двумя приводными двигателями
JP6138945B2 (ja) 作用面積が可変な往復式低速重負荷油圧ポンプ
JP6198620B2 (ja) 油圧ユニット
WO2013118356A1 (ja) 油圧閉回路システム
JP2008120480A (ja) 車両搭載用クレーンのスタック型コントロールバルブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120321

A977 Report on retrieval

Effective date: 20130306

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130416

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130806