JP2011073980A - 毛髪洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
〔1〕(A)アニオン界面活性剤、(B)両性界面活性剤、(C)カチオン化セルロース及びカチオン化グアーガムからなる群より選ばれた少なくとも1種のカチオン化化合物、並びに(D)式(I):
で表される単量体及び式(II):
で表される単量体を共重合成分とする共重合体を含有してなる毛髪洗浄剤組成物、
に関する。
で表される単量体及び式(II):
で表される単量体を共重合成分とする共重合体を含有する。
表1に示す組成となるように各成分を混合することにより、毛髪洗浄剤組成物を調製した。なお、表1中の各略号は、以下のことを意味する。
A1:ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウムの25%水溶液
A2:ラウロイルメチル‐β‐アラニンナトリウムの30%水溶液
B1:ラウリン酸アミドプロピルベタインの30%水溶液
B2:ヤシ油脂肪酸アミノ酢酸ベタインの30%水溶液
B3:ラウリン酸アミドプロピルヒドロキシスルホベタインの30%水溶液
C1:塩化O−〔2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル〕ヒドロキシエチルセルロース(カチオン化セルロース)
C2:塩化O−〔2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル〕グアーガム(カチオン化グアーガム)
D1:ポリクオタニウム-28〔ビニルピロリドン−メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド共重合体(ISP社製、商品名:GAFQUAT HS−100)〕の20%水溶液
D2:ポリクオタニウム-11〔ビニルピロリドン−4級化ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体(ISP社製、商品名:GAFQUAT 734)〕の50%エタノール溶液
E1:ビニルピロリドン−メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合体(ISP社製、商品名:COPOLYMER845)の20%水溶液
E2:ポリクオタニウム−55〔ビニルピロリドン−ジメチルアミノプロピルメタクリル酸アミド−メタクリル酸アミドプロピルラウリルジモニウムクロリド共重合体(ISP社製、商品名:STYLEZE W−20)〕の20%水溶液
E3:ビニルカプロラクタム−ビニルピロリドン−メタクリル酸ジメチルアミノエチル共重合体(ISP社製、商品名:ADVANTAGE LC−A)
F1:ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミン
F2:ジステアリン酸エチレングリコール
F3:シリコーン樹脂エマルジョン
加温した人工皮脂(人工皮脂の組成:トンシ40質量%、オレイン酸13質量%、ミリスチン酸12質量%、スクワレン12質量%、パラフィンワックス10質量%、ステアリン酸モノグリセリン3質量%、コレステロール2質量%、赤色202号8質量%)にケラチン布(3cm×3cm)を浸し、質量がほぼ一定となるまで乾燥させて汚染布を作製した。このときの汚染布の質量Aを測定した。
[洗浄力(%)]=[質量A−質量B]÷[質量A]×100
に基づいて、洗浄力(%)求め、以下の評価基準に従って評価した。
5:洗浄力80%以上
4:洗浄力50%以上80%未満
3:洗浄力30%以上50%未満
2:洗浄力10%以上30%未満
1:洗浄力10%未満
各毛髪洗浄剤組成物約3gを掌にのせ、濡らした毛髪で実際に泡立たせ、その起泡力及び泡質を以下の評価基準に基づいて、専門パネル20名に評価してもらった。
5:非常に起泡力に優れる
4:起泡力に優れる
3:起泡力は普通程度
2:起泡力は低い
1:泡立たない
5:非常に泡が木目細かい
4:泡が木目細かい
3:泡の木目細かさが普通程度
2:泡の木目が粗い
1:泡の木目が非常に粗い
5:平均点が、4.5点以上
4:平均点が、3.5点以上4.5点未満
3:平均点が、2.5点以上3.5点未満
2:平均点が、1.5点以上2.5点未満
1:平均点が、1.5点未満
各毛髪洗浄剤組成物約3gを掌にのせ、濡らした毛髪で実際に泡立たせ、シャワーで洗い流した。その洗い流すときの指と毛髪との摩擦を、以下の評価基準に基づいて、専門パネル20名に評価してもらった。
5:非常に指と毛髪間の摩擦が低い
4:指と毛髪間の摩擦が低い
3:指と毛髪間の摩擦は普通程度
2:指と毛髪間の摩擦が高い
1:指と毛髪間の摩擦が非常に高い
5:平均点が、4.5点以上
4:平均点が、3.5点以上4.5点未満
3:平均点が、2.5点以上3.5点未満
2:平均点が、1.5点以上2.5点未満
1:平均点が、1.5点未満
各毛髪洗浄剤組成物を専門パネル20名に20日間連続使用してもらった後、以下の評価基準に基づいて毛髪上へのビルドアップ性を各専門パネルに評価してもらった。
5:非常にビルドアップが低い
4:ビルドアップが低い
3:ビルドアップが普通程度
2:ビルドアップが高い
1:ビルドアップが非常に高い
5:平均点が、4.5点以上
4:平均点が、3.5点以上4.5点未満
3:平均点が、2.5点以上3.5点未満
2:平均点が、1.5点以上2.5点未満
1:平均点が、1.5点未満
各毛髪洗浄剤組成物約100gをマヨネーズ瓶に充填し、40℃の恒温槽に2ヵ月間保管した。1週間ごとに2ヵ月間観察を継続し、室温に戻したサンプルの外観状態を以下の評価基準に基づいて評価した。
5:初期と2ヵ月後を比較して、外観の変化なし
4:40℃保管時には外観の曇りが見られるが、室温に戻した後は初期との差異なし
3:初期と2ヵ月後を比較して、隣接比較で識別することができる程度の外観の変化が認められる
2:初期と2ヵ月後を比較して、隣間比較ではっきりと識別することができる程度の外観の変化が認められる
1:調合直後から、2層分離しているか、あるいは明らかな析出が見られる
以下の成分を混合することにより、コンディショニングシャンプーを調製した。
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(25%水溶液) 20
ラウリン酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液) 15
カチオン化セルロース 0.3
カチオン化グアーガム 0.2
ポリクオタニウムー28(20%水溶液) 2
ジステアリン酸エチレングリコール 2
シリコーン樹脂エマルジョン
〔東レ・ダウコーニング(株)製、品番:BY22−083〕 0.5
クエン酸 適 量
キレート剤 適 量
防腐剤 適 量
香料 適 量
精製水 残 部
合計 100.0
以下の成分を混合することにより、クレンジングシャンプーを調製した。
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(25%水溶液) 20
ラウリン酸アミドプロピルベタイン(30%水溶液) 18
ラウリン酸アミドプロピルヒドロキシスルホベタイン(30%水溶液) 3
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2
カチオン化セルロース 0.03
カチオン化グアーガム 0.03
ポリクオタニウム−28(20%水溶液) 0.3
無水エタノール 5
メントール 1
クエン酸 適 量
キレート剤 適 量
防腐剤 適 量
香料 適 量
精製水 残 部
合計 100.0
以下の成分を混合することにより、育毛シャンプーを調製した。
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(25%水溶液) 20
N−アシル−N−メチル−β−アラニンナトリウム(30%水溶液) 16
ヤシ油脂肪酸アミノ酢酸ベタイン(30%水溶液) 16
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3
カチオン化セルロース 0.1
カチオン化グアーガム 0.1
ポリクオタニウム−11(50%エタノール溶液) 0.3
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
酢酸トコフェロール 0.1
クエン酸 適 量
キレート剤 適 量
防腐剤 適 量
香料 適 量
精製水 残 部
合計 100.0
Claims (3)
- 前記(B)両性界面活性剤が、アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤、アミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤及びスルホベタイン型両性界面活性剤からなる群より選ばれた少なくとも1種である請求項1に記載の毛髪洗浄剤組成物。
- 前記(D)共重合体が、ビニルピロリドン−メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロライド共重合体及びビニルピロリドン−4級化ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体からなる群より選ばれた少なくとも1種である請求項1又は2に記載の毛髪洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009224145A JP2011073980A (ja) | 2009-09-29 | 2009-09-29 | 毛髪洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009224145A JP2011073980A (ja) | 2009-09-29 | 2009-09-29 | 毛髪洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011073980A true JP2011073980A (ja) | 2011-04-14 |
Family
ID=44018345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009224145A Pending JP2011073980A (ja) | 2009-09-29 | 2009-09-29 | 毛髪洗浄剤組成物 |
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JP (1) | JP2011073980A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017524690A (ja) * | 2014-08-13 | 2017-08-31 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | シャンプー組成物 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4832872A (en) * | 1988-01-22 | 1989-05-23 | Richardson-Vicks Inc. | Hair conditioning shampoo |
JPH06312915A (ja) * | 1993-04-30 | 1994-11-08 | Tsumura & Co | 毛髪処理剤 |
JP2001503052A (ja) * | 1996-10-25 | 2001-03-06 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 沈積性が改善されたスタイリングポリマーを含むスタイリングシャンプー組成物 |
JP2006151871A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Toho Chem Ind Co Ltd | 化粧料組成物 |
JP2007084455A (ja) * | 2005-09-20 | 2007-04-05 | Toho Chem Ind Co Ltd | 低粘度カチオン変性セルロースを含む化粧料組成物 |
-
2009
- 2009-09-29 JP JP2009224145A patent/JP2011073980A/ja active Pending
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