JP2011072029A - 表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】使用状況に応じたサムネイル画像の有効な表示を実現することが可能な表示制御装置、表示制御方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】受信したテレビジョン放送信号に含まれる映像情報およびサムネイル画像を表示可能な表示デバイス20と、テレビジョン放送信号に含まれる映像情報およびサムネイル画像の表示デバイス20への表示を制御する制御部50とを有し、制御部50は、表示デバイス20に、映像を表示するメイン表示領域と、メイン表示領域の周辺にサムネイル画像を表示するためのサブ表示領域とを形成し、優先順位に従ってサブ表示領域にサムネイル画像を表示する。
【選択図】図5

Description

本発明は、テレビジョン放送信号に含まれる映像情報を表示し、テレビジョン映像に並列に、サムネイル画像を表示することが可能な表示制御装置、表示制御方法、およびプログラムに関するものである。
近年、テレビジョン受像機において、デジタルカメラで撮像した写真や録画あるいは配信された画像を縮小させて表示するサムネイル表示が可能となっている。
写真等のサムネイル画像を表示する場合、テレビジョン受像機側で決められた表示領域に、たとえば記録した順番で表示される。
そして、表示されたサムネイル画像をカーソル等で選択すると、たとえばそのサムネイル表示されている写真がテレビジョン画面にある程度拡大されて表示される。
この場合、サムネイル画像は、テレビジョン放送信号に含まれる放送映像あるいは再生映像と並列に表示することが可能である。
このとき、サムネイル画像は、通常の放送映像あるいは再生映像と同様の輝度をもって表示される。
また、録画した映像(コンテンツ)を再生する技術が特許文献1に開示されている。
この技術では、録画したコンテンツの再生位置に対応する画像をサムネイル画像として時系列的に表示し、任意のサムネイル画像が選択されると対応する再生位置から録画されたコンテンツを再生する。
特開2005−303743号公報
ところで、上述したサムネイル画像の表示において、テレビジョン受像機側で決められた表示領域に、たとえば記録した順番で表示されることから、視聴者(ユーザ)の好みの写真等を任意に表示させることが困難である。
また、好みの写真のみをサムネイル表示用として登録していたとしても、記録した順番で表示されることから、ユーザの好みに合った順番で表示されるとは言い難く、使用勝手の面で課題がある。
また、サムネイル画像は、放送映像あるいは再生映像と並列に表示する場合、サムネイル画像と通常の放送映像等は同様の輝度をもって表示されることから、映像を楽しんでいる場合にはサムネイル画像が目立ちすぎる場合がある。
すなわち、サムネイル画像の輝度が高いと、たとえば画面中央部に放送映像あるいは再生映像に表示されている場合に、中央の放送映像がメインであるにもかかわらず、画面の側部にあるサムネイル画像が目立ってしまい、映像の視聴を妨げるおそれがある。
また、上述した録画した映像の再生技術では、録画されたドラマやコマーシャルメッセージ(CM)において、先頭画をサムネイル画像として表示することにすると、サムネイル画像はドラマのタイトルやCMの先頭やCM自体となる。
これでは、たとえば好みの俳優が出演するドラマや好みの選手が出場するサッカーゲームの録画を行ったつもりであっても次の不利益がある。
すなわち、ドラマのタイトルやCM等のサムネイル画像では、ユーザは好みの俳優等の出演する映像を本当に録画できたか否かを簡単に判断することが困難である。
このように、使用状況等に応じてサムネイル画像の有効な表示形態が求められている。
本発明は、使用状況に応じたサムネイル画像の有効な表示を実現することが可能な表示制御装置、表示制御方法、およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1の観点の表示制御装置は、テレビジョン放送信号を受信する受信部と、上記テレビジョン放送信号に含まれる第1の映像および第2の映像を表示可能な表示部と、上記受信部で受信した上記テレビジョン放送信号に含まれる第1の映像および第2の映像の上記表示部への表示を制御する制御部と、を有し、上記制御部は、優先順位に応じて上記第2の映像を表示し、かつ、複数の第2の映像を、上記優先順位に従って設定される表示領域に表示し、上記表示部に、第1の映像を表示するメイン表示領域と、当該メイン表示領域の周辺に、上記第2の映像を表示するためのサブ表示領域とを形成し、上記サブ表示領域には、上記メイン表示領域に近い側から優先順位の高い第2の映像を表示する機能を含み、上記メイン表示領域に第1の映像を表示するとともに上記サブ表示領域に第2の映像を表示する場合、上記メイン表示領域に表示される第1の映像より異なる表示形態として上記第2の映像を上記サブ表示領域に表示する。
好適には、上記優先順位は、アクセス回数または、あらかじめユーザにより決定された順番であることを特徴とする。
好適には、上記制御部は、上記サブ表示領域の一の第2の映像にカーソルが移動されると、上記カーソルで指定された上記第2の映像をさらに異なる表示形態として表示する。
好適には、上記制御部は、上記カーソルで指定されている上記第2の映像が選択されると、上記メイン表示領域上に重ねて拡大表示する。
本発明の第2の観点の表示制御方法は、テレビジョン放送信号を受信する受信ステップと、上記テレビジョン放送信号に含まれる第1の映像および第2の映像情報を表示部に表示する表示ステップと、上記受信ステップで受信した上記テレビジョン放送信号に含まれる第1の映像および第2の映像の上記表示部への表示を制御する制御ステップと、を有し、上記制御ステップにおいて、優先順位に応じて上記第2の映像を表示し、かつ、複数の第2の映像を、上記優先順位に従って設定される表示領域に表示し、上記表示部に、第1の映像を表示するメイン表示領域と、当該メイン表示領域の周辺に、上記第2の映像を表示するためのサブ表示領域とを形成し、上記サブ表示領域には、上記メイン表示領域に近い側から優先順位の高い第2の映像を表示し、上記メイン表示領域に第1の映像を表示するとともに上記サブ表示領域に第2の映像を表示する場合、上記メイン表示領域に表示される映像より異なる表示形態として、上記第2の映像を上記サブ表示領域に表示する。
本発明の第3の観点は、テレビジョン放送信号を受信する受信処理と、上記テレビジョン放送信号に含まれる第1の映像および第2の映像を表示部に表示する表示処理と、上記受信処理で受信した上記テレビジョン放送信号に含まれる第1の映像および第2の映像の上記表示部への表示を制御する制御処理と、を有し、上記制御処理において、優先順位に応じて上記第2の映像を表示し、かつ、複数の第2の映像を、上記優先順位に従って設定される表示領域に表示し、上記表示部に、映像を表示するメイン表示領域と、当該メイン表示領域の周辺に、上記第2の映像を表示するためのサブ表示領域とを形成し、上記サブ表示領域には、上記メイン表示領域に近い側から優先順位の高い第2の映像を表示し、上記メイン表示領域に映像を表示するとともに上記サブ表示領域に第2の映像を表示する場合、上記メイン表示領域に表示される映像より異なる表示形態として、上記第2の映像を上記サブ表示領域に表示する表示制御処理をコンピュータに実行させるプログラムである。
本発明によれば、受信部でテレビジョン放送信号が受信され、テレビジョン放送信号に含まれる映像が表示部に表示される。
表示部には、制御部により映像と並列に、写真等のサムネイル画像が表示される。
制御部は、サムネイル画像を表示するに当たって優先順位に従って表示させる。
本発明によれば、使用状況に応じたサムネイル画像の有効な表示を実現することができる。
本発明の実施形態に係る表示制御装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る表示制御装置の表示デバイスの概要を示す図である。 本実施形態に係る位置情報取得部の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係るOSD制御回路の要部の機能ブロックを示す図である。 サムネイル表示が行われている場合の表示デバイスの表示形態の一例を示す図である。 サムネイル表示が行われている場合に輝度を調整する表示形態の一例を示す図である。 本実施形態に係るカーソル制御機能部のカーソル設定等について説明するための第1図である。 本実施形態に係るカーソル制御機能部のカーソル設定等について説明するための第2図である。 顔認識画像制御機能部により形成される表示デバイス上の映像表示画面の一例を示す図である。 顔認識により番組を録画し、その番組のサムネイルとして最初に認識されたシーンで代表画を置き換える理由について説明するための図である。 本実施形態に係るリモートコマンダの構成例を示す図である。 本実施形態の表示制御装置の動作を説明するための第1のフローチャートである。 本実施形態の表示制御装置の動作を説明するための第2のフローチャートである。 本実施形態の表示制御装置の動作を説明するための第3のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る表示制御装置の構成例を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施形態に係る表示制御装置の表示デバイスの概要を示す図である。
本実施形態の表示制御装置10は、表示デバイス20、スピーカ30、テレビジョン(TV)アンテナ40、制御部50、操作部としてのリモートコマンダ60、受光部70、および記録再生部80を有している。
表示部としての表示デバイス20は、液晶表示デバイスや有機ELデバイス等の薄型ディスプレイにより形成される。
表示デバイス20は、図2に示すように、横長のアスペクト比をもって形成されている。表示デバイス20のアスペクト比は、たとえば16:9に設定される。
スピーカ30は、テレビジョン(TV)放送信号を受信した制御部50により発音の制御が行われる。
制御部50は、TVアンテナ40を介してTV放送信号を受信して音声信号および映像信号をデコーダした結果に応じた音声をスピーカ30から発音させ、TV放送信号に応じ、かつ、視聴者(ユーザ)により選局された放送映像を表示デバイス20に表示する。
本実施形態の制御部50は、以下の各種機能を有する。
制御部50は、受信したテレビジョン放送信号に含まれる映像情報およびサムネイル画像の表示デバイス20への表示を制御する機能を有する。
そして、制御部50は、優先順位に応じてサムネイル画像を表示する機能を有する。
制御部50は、サムネイル画像を表示するための優先順位を、アクセス回数に応じて設定する機能を有する。
また、制御部50は、お気に入り順に順番付けされた優先順位に応じてサムネイル画像を表示する機能を有している。
この場合、制御部50は、たとえば当初はお気に入り順に順番付けされた優先順位を適用し、アクセス回数の情報が閾値以上に蓄積されると、アクセス回数に応じて優先順位を再割り当てるような機能を持つことも可能である。
制御部50は、複数のサムネイル画像を、優先順位に従って設定される表示領域に表示する機能を有する。
制御部50は、表示デバイス20に、映像を表示するメイン表示領域と、メイン表示領域に並列に、サムネイル画像を表示するためのサブ表示領域とを形成し、サブ表示領域にはメイン表示領域に近い側から優先順位の高いサムネイル画像を表示する機能を有する。
より具体的には、制御部50は、表示デバイス20に、映像を表示するメイン表示領域と、メイン表示領域の両側に並列に、サムネイル画像を表示するための第1および第2のサブ表示領域とを形成する。そして、制御部50は、第1のサブ表示領域および第2のサブ表示領域の少なくとも一方のサブ表示領域には、メイン表示領域に近い側から優先順位の高いサムネイル画像を表示する機能を有する。
また、制御部50は、サムネイル画像の輝度をメイン表示領域に表示される映像情報より低くして表示する機能を有する。
この場合、制御部50は、サムネイル画像の一部の輝度を高くして表示する機能を有する。
また、制御部50は、カーソル等で選択されたサムネイル画像の輝度を高くして表示する機能を有する。制御部50は、複数のサムネイル画像を表示する場合、選択されたサムネイル画像の輝度を高くして表示する機能を有している。
さらに、制御部50は、受信した映像情報を、顔認識処理を行いながら録画可能な機能を有している。
そして、制御部50は、録画する番組のサムネイル画像として顔認識されたシーンで代表画を置き換える機能を有している。
この場合、制御部50は、あらかじめ指定された顔認識対象の最初に認識した画像で、サムネイル画像として代表画を置き換える。
制御部50は、あらかじめ指定された顔認識対象の画をサムネイル画像として表示し、サムネイル画像を録画している映像の顔認識した画像で置き換える機能を有している。
また、制御部50は、顔認識で得られ置き換えたサムネイル画像が選択されると、サムネイル画像を顔認識で得た記録再生部80に録画されている映像を再生する機能を有する。
このような各種機能を有する制御部50は、図1に示すように、TVチューナ51、音声デコード回路52を有する。
さらに、制御部50は、映像デコード回路53、重畳回路54、顔認識記録部55、マイクロコンピュータ(μ‐Com)56、およびOSD(On Screen Display)制御回路57を有している。
TVチューナ51は、マイクロコンピュータ56からの命令に従い、指定されたTV放送チャンネルのTV放送信号を受信復調し、音声信号を音声デコード回路52に供給し、映像信号を映像デコード回路53に供給する。
なお、受信した放送信号は、マイクロコンピュータ56の制御の下、記録再生部80に記録され、その記録情報が再生されて表示デバイス20に表示されるように構成されている。
音声デコード回路52は、音声信号をデコードし、スピーカ50に出力する。
映像デコード回路53は、マイクロコンピュータ56の制御の下、映像信号をデコードし、デコードした信号PCTRを重畳回路54、顔認識記録部55、およびOSD制御回路57に供給する。
重畳回路54は、映像信号デコード回路53による映像信号PCTRとOSD制御回路57により表示デバイス20の表示画面上に補完情報としてのサムネイル画像やカーソル等を重畳して表示する。
重畳回路54は、OSD制御回路57の制御に応じて、記録再生部80から再生される再生映像に、サムネイル画像を並列に表示させる。
顔認識記録部55は、受信した映像情報を、顔認識処理を行いながら記録再生部80に録画可能な機能を有している。
顔認識記録部55は、顔認識した顔認識画像情報IFCをOSD制御回路57に供給する。
図3は、本実施形態に係る顔認識記録部55の構成例を示すブロック図である。
顔認識記録部55は、図3に示すように、顔認識部550を有する。
顔認識部550は、顔検出部551、特徴抽出部552、および比較出力部553を含んで構成される。
顔検出部551は、映像デコード回路53による映像信号PCTRである動画コンテンツから、これから認識を行う人物の顔画像(認識対象顔画像)を検出する。
顔検出部551は、動画コンテンツから人物の顔画像をフレーム単位で検出する検出処理を実行する。
そして、顔検出部551は、検出処理により新たな人物の顔画像を検出すると、それ以降のフレームを対象として、同一人物の顔を追跡するための追跡処理を実行する。
ここで、追跡処理とは、たとえばそれ以降のフレームに同一人物の顔が含まれているか否かを判定し、含まれていると判定している限り、その同一人物の顔画像の検出を繰り返していく、といった処理をいう。
すなわち、顔検出部511は、動画コンテンツから、新たな人物の顔画像を検出する毎に、その新たな人物の顔の追跡を行う追跡処理を繰り返していく。これにより、顔検出部551は、時間的に連続した追跡範囲(ここでは、時間的に連続した1以上のフレームからなるフレーム群)に含まれる1以上の顔画像を含む時系列画像を1以上検出する。
特徴抽出部552は、たとえば演算処理装置により構成され、顔検出部551で検出された顔の画像データを順次読み込んで輪郭抽出等の処理を実行することにより、画像より、目、鼻、口等の顔の特徴を示す部分の位置データ等を検出する。
データベースとしての記録再生部80は、任意に指定される人物の特徴的な部分の位置データ等を各人物毎にデータベース化して保持している。
比較出力部553は、特徴抽出部552により検出された特徴的な部分の位置データと、記録再生部80に登録された対応する位置データを順次比較することにより、検出した顔と記録再生部80に登録された顔か否か判定する。
比較出力部553は、顔が一致すると、認識した顔認識画像情報IFCをOSD制御回路57に供給する。
マイクロコンピュータ56は、リモートコマンダ60からの指示信号に対応してTV受像機として機能する制御部50の各種制御を行う。マイクロコンピュータ56は、リモートコマンダ60の指示信号に応じてチャンネル切り換えや音量調整等の制御を行う。
マイクロコンピュータ56は、リモートコマンダ60を介して入力される信号を分析処理する。
マイクロコンピュータ56は、分析処理に従って補完情報としてのサムネイル画像やカーソル等の各種情報を形成させるための指示、並びにOSD表示に関する指示命令をOSD制御回路57に出力する。
OSD制御回路57は、マイクロコンピュータ56の指示命令CMDに従って、表示画面に対応したアイコン表示や文字図形表示を行うための各種OSD映像信号を生成し、重畳回路54に出力する。
OSD制御回路57は、マイクロコンピュータ56の指示命令CMDに従って、補完情報としてのサムネイル画像やカーソル等の各種情報を形成する。
OSD制御回路57は、形成したOSD映像信号を重畳回路54に出力する。
このOSD映像信号の映像は、重畳回路54により映像デコード回路53によるTV映像信号の映像に重畳されて表示デバイス20に出力される。
また、OSD制御回路57は、たとえばTV映像が表示デバイス20に表示されている場合に、マイクロコンピュータ56の指示命令CMDに従って、表示領域の所定の領域に放送映像、再生映像、およびサムネイル画像を表示させる機能を有する。
図4は、本実施形態に係るOSD制御回路57の要部の機能ブロックを示す図である。
図4のOSD制御回路57は、サムネイル表示制御機能部571、優先順位制御機能部572、サムネイル輝度制御機能部573、カーソル制御機能部574、および顔認識画像制御機能部575を含む。
サムネイル表示制御機能部571、優先順位制御機能部572、サムネイル輝度制御機能部573、カーソル制御機能部574、および顔認識画像制御機能部575は、バス576により接続されている。
サムネイル表示制御機能部571は、たとえばTV映像が表示デバイス20に表示されている場合に、マイクロコンピュータ56のサムネイル表示指示命令CMDに従って、表示領域の所定のサブ領域に、サムネイル画像を表示させる機能を有する。
なお、このサムネイル表示機能は、たとえばリモートコマンダ60でユーザによりサムネイル表示指示キーが選択されたときに、マイクロコンピュータ56が発するサムネイル表示指示命令CMDに従って起動される。
優先順位制御機能部572は、サムネイル表示制御機能部571により表示デバイス20に表示されるサムネイル画像を規定する優先順位に従って表示させる。
優先順位制御機能部572は、あらかじめユーザによりお気に入り順に順番付けされた優先順位に応じてサムネイル画像を表示させる。
優先順位制御機能部572は、サムネイル画像を表示するための優先順位を、アクセス回数に応じて設定する。
この場合、優先順位制御機能部572は、たとえば当初はお気に入り順に順番付けされた優先順位を適用し、アクセス回数の情報が閾値以上に蓄積されると、アクセス回数に応じて優先順位を再割り当てるような制御を行う。
優先順位制御機能部572は、複数のサムネイル画像を、優先順位に従って設定される表示領域に表示させる。
サムネイル表示制御機能部571は、サムネイル表示を行うときは、表示デバイス20の中央部に、放送映像を表示するメイン表示領域と、メイン表示領域に並列に、サムネイル画像を表示するためのサブ表示領域とを形成する。
図5は、サムネイル表示が行われている場合の表示デバイスの表示形態の一例を示す図である。
図5の例では、サムネイル表示制御機能部571は、表示デバイス20の表示領域21に、映像を表示するメイン表示領域210と、メイン表示領域の両側に並列に、サムネイル画像を表示するための第1および第2のサブ表示領域220,230を形成する。
そしてサムネイル表示制御機能部571は、第1のサブ表示領域220および第2のサブ表示領域230の少なくとも一方のサブ表示領域には、メイン表示領域に近い側から優先順位の高いサムネイル画像を表示する。
図5の例では、メイン表示領域210に放送映像が表示され、チャンネルの選局は、このメイン表示領域210を見ながら行うことができる。
第1のサブ表示領域220および第2のサブ表示領域230には、各種写真によるサムネイル画像が表示される。
サムネイル表示制御機能部571は、第1のサブ表示領域220には、2行3列のサブ表示領域221〜226が形成される。
サムネイル表示制御機能部571は、たとえば1行目のメイン表示領域210に最も近いサブ表示領域221に優先順位が最も高いサムネイル画像を表示させる。
サムネイル表示制御機能部571は、たとえば1行目のメイン表示領域210に最も近いサブ表示領域221に隣接する2列目のサブ表示領域222に優先順位が2番目に高いサムネイル画像を表示させる。
サムネイル表示制御機能部571は、たとえば1行目のメイン表示領域210から最も遠い3列目のサブ表示領域223に3番目に高いサムネイル画像を表示させる。
同様に、サムネイル表示制御機能部571は、たとえば2行目のメイン表示領域210に最も近いサブ表示領域224に優先順位が最も高いサムネイル画像を表示させる。
サムネイル表示制御機能部571は、たとえば2行目のメイン表示領域210に最も近いサブ表示領域224に隣接する2列目のサブ表示領域225に優先順位が2番目に高いサムネイル画像を表示させる。
サムネイル表示制御機能部571は、たとえばメイン表示領域210から最も遠い3列目のサブ表示領域226に3番目に高いサムネイル画像を表示させる。
このように、行ごとにサムネイル画像を家族写真やその他の写真等にグループ化して、グループごとに優先順位に従って順番で表示させることが可能であり、また、単純にサブ表示領域221〜226の順に優先順位を割り当てる等、種々の態様が可能である。
サムネイル表示制御機能部571は、第2のサブ表示領域230には、2行3列のサブ表示領域231〜236が形成される。
サムネイル表示制御機能部571は、たとえば1行目のメイン表示領域210に最も近いサブ表示領域231に優先順位が最も高いサムネイル画像を表示させる。
サムネイル表示制御機能部571は、たとえば1行目のメイン表示領域210に最も近いサブ表示領域231に隣接する2列目のサブ表示領域232に優先順位が2番目に高いサムネイル画像を表示させる。
サムネイル表示制御機能部571は、たとえば1行目のメイン表示領域210から最も遠い3列目のサブ表示領域233に3番目に高いサムネイル画像を表示させる。
同様に、サムネイル表示制御機能部571は、たとえば2行目のメイン表示領域210に最も近いサブ表示領域234に優先順位が最も高いサムネイル画像を表示させる。
サムネイル表示制御機能部571は、たとえば2行目のメイン表示領域210に最も近いサブ表示領域234に隣接する2列目のサブ表示領域235に優先順位が2番目に高いサムネイル画像を表示させる。
サムネイル表示制御機能部571は、たとえば2行目のメイン表示領域210から最も遠い3列目のサブ表示領域226に3番目に高いサムネイル画像を表示させる。
この場合も、行ごとにサムネイル画像を家族写真やその他の写真等にグループ化して、グループごとに優先順位に従って順番で表示させることが可能であり、また、単純にサブ表示領域231〜236の順に優先順位を割り当てる等、種々の態様が可能である。
サムネイル輝度制御機能部573は、サムネイル表示制御機能部571により放送映像とともにサムネイル画像を表示する場合、中央のメイン表示領域210の放送映像より周辺部の写真等が目立たないように、輝度を落としてサムネイル画像を表示させる。
図6(A)および(B)は、サムネイル表示が行われている場合に輝度を調整する表示形態の一例を示す図である。
たとえば、図6(A)の中央部のメイン表示領域210が主体的に表示されるべきであるが、第1のサブ表示領域220のサブ表示領域223に表示されているサムネイル画像の輝度が高く目立ちすぎる。
そこで、本実施形態においては、図6(B)に示すように、サブ表示領域223のサムネイル画像の輝度をメイン表示領域に表示される映像情報より低くして表示する。
この例では、スポットライトが当たっているように周辺部の輝度を落として暗くし、中央部のメイン表示領域210より目立たないように表示輝度制御が行われている。
図7(A)および(B)、並びに図8は、本実施形態に係るカーソル制御機能部574のカーソル設定等について説明するための図である。
カーソル制御機能部574は、サムネイル表示制御機能部57により図5に示すようなサムネイル表示が行われるときに、初期時には図7(A)に示すように、カーソルCSLを中央部のメイン表示領域210を囲むように位置させて設定する。
カーソル制御機能部574は、メイン表示領域210にカーソルCSLを位置させた後は、リモートコマンダ60の上下左右への移動指示スイッチの操作に応じたマイクロコンピュータ56の移動指示命令CMDに従ってカーソルCSLを指示された方向に移動させる。
このとき、中央のメイン表示領域210の輝度を落としてカーソルCSLの移動先のサブ表示領域のサムネイル画像のみ輝度を高くして表示される。
カーソルCSLをたとえば第1のサブ表示領域220のサブ表示領域222に移動させて、リモートコマンダ60により決定キーが操作されると次の処理が行われる。
すなわち、決定キーが操作されると、サムネイル表示制御機能部571が、図8に示すように、決定キーで選定されたサムネイル画像を、中央部のメイン表示領域210上に重ねて拡大表示する。
サムネイル表示制御機能部571は、カーソルCSLで選択されたサムネイル画像の輝度を高くして表示する。
顔認識画像制御機能部575は、顔認識記録部55により供給される顔認識画像情報IFCを受けて、録画する番組のサムネイル画像として顔認識されたシーンで代表画を置き換えるように制御する。
顔認識画像制御機能部575は、あらかじめ指定された顔認識対象の最初に認識した画像で、サムネイル画像として代表画を置き換える。
顔認識画像制御機能部575は、あらかじめ指定された顔認識対象の画をサムネイル画像として表示し、サムネイル画像を録画している映像の顔認識した画像で置き換える。
また、顔認識画像制御機能部575は、顔認識で得られ置き換えたサムネイル画像が選択されると、サムネイル画像を顔認識で得た記録再生部80に録画されている映像を再生させる。
図9は、顔認識画像制御機能部により形成される表示デバイス上の映像表示画面の一例を示す図である。
顔認識画像制御機能部575は、表示デバイス20の表示領域21に、映像再生領域240、およびサブ表示領域250を形成する。
映像再生領域240は、表示領域21の6割〜8割程度の大きさをもって形成され、記録再生部80に記録されている録画映像が再生表示される。
サブ表示領域250には、8つのサムネイル表示領域251〜258が形成され、これらにあらかじめ指定された顔認識対象の画がサムネイル画像として表示される。
そして、顔認識画像制御機能部575は、あらかじめ指定された顔認識対象の画をサムネイル画像として表示し、サムネイル画像を録画している映像の顔認識した画像で置き換える。
図10(A)および(B)は、顔認識により番組を録画し、その番組のサムネイルとして最初に認識されたシーンで代表画を置き換える理由について説明するための図である。
録画した映像の再生において、図10(A)に示すように、録画されたドラマやコマーシャルメッセージ(CM)において、先頭画をサムネイル画像として表示することにすると、サムネイル画像はドラマのタイトルやCMの先頭やCM自体となる。
これでは、たとえば好みの俳優が出演するドラマや好みの選手が出場するサッカーゲームの録画を行ったつもりであっても次の不利益がある。
すなわち、ドラマのタイトルやCM等のサムネイル画像では、ユーザは好みの俳優等の出演する映像を本当に録画できたか否かを簡単に判断することが困難である。
そこで、本実施形態においては、図10(B)に示すように、使用状況等に応じてサムネイル画像の有効な表示形態を実現するために、顔認識により番組を録画し、その番組のサムネイルとして最初に認識されたシーンで代表画を置き換える。
これにより、任意の人物が登場した番組が録画できていることが容易にわかるようになる。
リモートコマンダ60は、制御部50のマイクロコンピュータ56に、チャンネル選択や、ボールゲームに対する各種表示制御等の指令を赤外線等の無線で伝達する機能を有する。
ユーザがリモートコマンダ60を操作すると、その操作に対応するTV受像機21として機能する制御部50の各種動作を指示する赤外線の指示信号が、受光部70に入力されて電気信号に変換され、さらにマイクロコンピュータ56に入力される。
リモートコマンダ60からの指示信号が、所定のTV放送局の選局を指示するものであるとき、マイクロコンピュータ56は、この指示信号に対応した選局命令をTVチューナ51に出力する。
リモートコマンダ60からの指示信号が、ボールゲームに対する各種表示制御等を指示するものであるとき、マイクロコンピュータ56は、この指示信号に対応した指示命令CMDをOSD制御回路57に出力する。
図11(A)および(B)は、本実施形態に係るリモートコマンダ60の構成例を示す図である。図11(A)は、リモートコマンダの正面図、図11(B)は側面図である。
リモートコマンダ60は、電源スイッチ61、チャンネルUP/DOWNスイッチ62、音量UP/DOWNスイッチ63を有する。
電源スイッチ61は、TV受像機に電源を投入し、電源を落とすときに操作される。
チャンネルUP/DOWNスイッチ62は、現在選局されているTV放送チャンネルの次(または前)のチャンネルを選局するときに操作される。
音量UP/DOWNスイッチ63は、音声出力を増大(または減少)するときに操作される。
なお、リモートコマンダ60には数字キーが配置されるが、ここでは省略している。なお、数字キーは、操作されたキーの数字に対応する、たとえばTV放送チャンネルを選局するとき操作される。
さらに、リモートコマンダ60は、十字スティックスイッチ部64、サムネイル画像表示機能の第1機能ON/OFFスイッチ65、録画機能のための第2機能ON/OFFスイッチ66を有する。
十字スティックスイッチ部64は、周辺のリング部641と中央部の押し込みボタン642を有している。
そして、リング部641の4分割されたスイッチ部分により上下左右へのカーソルCSLの移動を指示する上下左右キーとしても機能する。
また、押し込みボタン642は、そのカーソルCSLで選択されたサムネイル画像を選択表示するための決定キーとして用いることが可能である。
記録再生部80は、受信映像が、顔認識記録部55を通して録画(記録)される。
記録再生部80は、記録されている録画映像がOSD制御回路57の指示に従って再生される。
また、記録再生部80は、あらかじめ登録される好みの俳優やスポーツ選手の顔情報や名前等の顔認識する対象の情報がデータベースとして格納されている。
次に、本実施形態の表示制御装置10の動作を図12〜図14のフローチャートに関連付けて説明する。
図12に示すように、ユーザが、リモートコマンダ60の電源スイッチ61を操作してパワーオン後(ST1)、数字キーまたはチャンネルUP/DOWNスイッチ62の操作により所定のTV放送チャンネルの選局を指示する(ST2)。
これにより、リモートコマンダ60からの指示信号が制御部50に配置された受光部70を介してマイクロコンピュータ56に入力される。
これに対応して、マイクロコンピュータ56は、TVチューナ51に対して指定された、たとえばサッカーTV中継放送を行っているTV放送チャンネルの選局命令を出力する。この選局命令に従い、TVチューナ51は、所定のTV放送チャンネルを選択し、音声信号を音声デコード回路52に出力し、映像信号を映像デコード回路53に出力する。
映像信号は、映像デコード回路53でデコードされた後、重畳回路54を介して表示デバイス20に表示される。また、音声デコード回路52は、音声信号をデコードし、スピーカ30に出力する。
このようにして、表示デバイス20にサッカーTV映像が表示され放映され(ST3)、TV音声信号がスピーカ30から出力される。
また、映像デコード回路53でデコードされた映像信号PCTRは、顔認識記録部55に供給される。
ここで、ユーザがたとえばリモートコマンダ60の第1機能ON/OFFスイッチ65を操作しサムネイル表示指示を発行すると、サムネイル表示制御機能部571が以下の処理を行う。
サムネイル表示制御機能部571が、マイクロコンピュータ56のサムネイル表示指示命令CMDに従って、表示デバイス20の表示領域21の中央部に、映像を表示するメイン表示領域を形成する。そして、サムネイル表示制御機能部571は、メイン表示領域210の両側に並列に、サムネイル画像を表示するための第1および第2のサブ表示領域220,230を形成する(ST5)。
そして、優先順位制御機能部572が、サムネイル表示制御機能部571により表示デバイス20に表示されるサムネイル画像を、規定する優先順位に従ってサブ表示領域に表示させる(ST6)。
また、サムネイル輝度制御機能部573がサムネイル表示制御機能部571により放送映像とともにサムネイル画像を表示する場合、中央のメイン表示領域210の放送映像より周辺部の写真等が目立たないよう輝度を落としてサムネイル画像を表示させる(ST7)。
この輝度を落としてサムネイル画像を表示する機能は、優先順位に従ったサムネイル画像表示機能にかかわりなく発現される。
また、サムネイル画像が表示されると、カーソル制御機能部574が、図13に示すように、メイン表示領域210にカーソルCSLを位置させて設定する(ST8)。
ここで、ユーザがリモートコマンダ60の上下左右キーでカーソル移動を指示すると、マイクロコンピュータ56の移動指示命令CMDがOSD制御回路57に入力される(ST9)。
これにより、カーソル制御機能部574が、リモートコマンダ60の上下左右への移動指示スイッチの操作に応じたマイクロコンピュータ56の移動指示命令CMDに従ってカーソルCSLを、重畳回路54を通して指示された方向に移動させる(ST10)。
ここでユーザが、ユーザがリモートコマンダ60の十字スティックスイッチ部64の押し込みボタン642で選択決定をと、マイクロコンピュータ56のズーム指示命令CMDがOSD制御回路57に入力される(ST11)。
これにより、カーソル制御機能部574が、リモートコマンダ60のズームスイッチの操作に応じたマイクロコンピュータ56の選択指示命令CMDに従ってカーソルCSLで選択されたサムネイル画像を、重畳回路54を通して拡大表示させる(ST12)。
この場合、図8に示すように、決定キーで選定されたサムネイル画像が、中央部のメイン表示領域210上に重ねて拡大表示される。
ここで、ユーザがリモートコマンダ60により拡大表示解除指示を発行すると、マイクロコンピュータ56の拡大表示解除指示命令CMDがOSD制御回路57に入力される(ST13)。
これにより、カーソル制御機能部574は、マイクロコンピュータ56のズーム解除指示命令CMDを受けると拡大表示を停止し、メイン表示領域210への通常映像の表示に切り換える(ST14)。
ここで、たとえばユーザが、録画機能のための第2機能ON/OFFスイッチ66を操作すると、放映映像の録画が開始される(ST15)。
録画が開始されると、顔認識記録部55が、受信した映像情報を、顔認識処理を行いながら記録再生部80に録画を行う(ST16)。
顔認識記録部55は、顔認識した認識画像情報をOSD制御回路57に供給する。
このとき、OSD制御回路57の顔認識画像制御機能部575は、表示デバイス20の表示領域21に、映像再生領域240、およびサブ表示領域250を形成する。
映像再生領域240は、表示領域21の6割り〜8割り程度の大きさをもって形成され、記録再生部80に記録されている録画映像が再生表示される。
サブ表示領域250には、たとえば8つのサムネイル表示領域251〜258が形成され、これらにあらかじめ指定された顔認識対象の画がサムネイル画像として表示される(ST17)。
そして、OSD制御回路57の顔認識画像制御機能部575が、顔認識記録部55により供給される顔認識画像情報IFCを受けて、録画する番組のサムネイル画像として顔認識されたシーンで代表画を置き換える(ST18)。
このとき、顔認識画像制御機能部575は、あらかじめ指定された顔認識対象の最初に認識した画像で、サムネイル画像として代表画を置き換える。顔認識画像制御機能部575は、あらかじめ指定された顔認識対象の画をサムネイル画像として表示し、サムネイル画像を録画している映像の顔認識した画像で置き換える。
また、顔認識画像制御機能部575は、顔認識で得られ置き換えたサムネイル画像が選択されると、サムネイル画像を顔認識で得た記録再生部80に録画されている映像を再生させる。
以上説明したように、本実施形態の制御部50は、以下の各種機能を有する。
制御部50は、受信したテレビジョン放送信号に含まれる映像情報およびサムネイル画像の表示デバイス20への表示を制御する機能を有する。
そして、制御部50は、優先順位に応じてサムネイル画像を表示する機能を有する。
制御部50は、サムネイル画像を表示するための優先順位を、アクセス回数に応じて設定する機能を有する。
また、制御部50は、お気に入り順に順番付けされた優先順位に応じてサムネイル画像を表示する機能を有している。
この場合、制御部50は、たとえば当初はお気に入り順に順番付けされた優先順位を適用し、アクセス回数の情報が閾値以上に蓄積されると、アクセス回数に応じて優先順位を再割り当てるような機能を持つことも可能である。
制御部50は、複数のサムネイル画像を、優先順位に従って設定される表示領域に表示する機能を有する。
したがって、本実施形態によれば、視聴者(ユーザ)の好みの写真等を任意に表示させることが可能となる。
すなわち、本実施形態によれば、サムネイル画像をユーザの好みに合った順番で表示させることができ、使い易いという利点がある。
また、制御部50は、サムネイル画像の輝度をメイン表示領域に表示される映像情報より低くして表示する機能を有する。
この場合、制御部50は、サムネイル画像の一部の輝度を高くして表示する機能を有する。
また、制御部50は、カーソル等で選択されたサムネイル画像の輝度を高くして表示する機能を有する。制御部50は、複数のサムネイル画像を表示する場合、選択されたサムネイル画像の輝度を高くして表示する機能を有している。
したがって、本実施形態によれば、サムネイル画像を、放送映像あるいは再生映像と並列に表示する場合、サムネイル画像が通常の放送映像等より低輝度で表示されることから、映像を楽しんでいる場合にサムネイル画像が目立ちすぎることがなくなる。
すなわち、中央の放送映像がメインである場合に、画面の側部にあるサムネイル画像が目立つことがなくなり、映像の視聴を妨げることを削減できる。
さらに、制御部50は、受信した映像情報を、顔認識処理を行いながら録画可能な機能を有している。
そして、制御部50は、録画する番組のサムネイル画像として顔認識されたシーンで代表画を置き換える機能を有している。
この場合、制御部50は、あらかじめ指定された顔認識対象の最初に認識した画像で、サムネイル画像として代表画を置き換える。
制御部50は、あらかじめ指定された顔認識対象の画をサムネイル画像として表示し、サムネイル画像を録画している映像の顔認識した画像で置き換える機能を有している。
また、制御部50は、顔認識で得られ置き換えたサムネイル画像が選択されると、サムネイル画像を顔認識で得た記録再生部80に録画されている映像を再生する機能を有する。
したがって、本実施形態によれば、ドラマのタイトルやCM等のサムネイル画像となることがなくなり、ユーザは好みの俳優等の出演する映像を本当に録画できたか否かを簡単に判断することが可能となる。
なお、以上詳細に説明した方法は、上記手順に応じたプログラムとして形成し、CPU等のコンピュータで実行するように構成することも可能である。
また、このようなプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体、この記録媒体をセットしたコンピュータによりアクセスし上記プログラムを実行するように構成可能である。
10・・・表示制御装置、20・・・表示デバイス、30・・・スピーカ、40・・・テレビジョン(TV)アンテナ、50・・・制御部、51・・・TVチューナ、52・・・音声デコード回路、53・・・映像デコード回路、54・・・重畳回路、55・・・顔認識記録部、56・・・マイクロコンピュータ(μ‐Com)、57・・・OSD制御回路、571・・・サムネイル表示制御機能部、572・・・優先順位制御機能部、573・・・サムネイル輝度制御機能部、574・・・カーソル制御機能部、575・・・顔認識画像制御機能部、60・・・リモートコマンダ、70・・・受光部、80・・・記録再生部。

Claims (13)

  1. 映像信号を受信する受信部と、
    上記映像信号に含まれる第1の映像および第2の映像を表示可能な表示部と、
    上記受信部で受信した上記映像信号に含まれる第1の映像および第2の映像の上記表示部への表示を制御する制御部と、を有し、
    上記制御部は、
    上記表示部に、第1の映像を表示するメイン表示領域と、当該メイン表示領域の周辺に、上記第2の映像を表示するためのサブ表示領域とを形成し、優先順位に応じて上記サブ表示領域に上記第2の映像を表示する
    表示制御装置。
  2. 上記制御部は、
    上記サブ表示領域には、上記メイン表示領域に近い側から優先順位の高い第2の映像を表示する機能を含む
    請求項1記載の表示制御装置。
  3. 上記制御部は、
    上記メイン表示領域に第1の映像を表示するとともに上記サブ表示領域に第2の映像を表示する場合、上記メイン表示領域に表示される第1の映像より異なる表示形態として上記第2の映像を上記サブ表示領域に表示する
    請求項1または2記載の表示制御装置。
  4. 上記優先順位は、
    アクセス回数または、あらかじめユーザにより決定された順番である
    請求項1から3のいずれか一に記載の表示制御装置。
  5. 上記制御部は、
    上記サブ表示領域の一の第2の映像にカーソルが移動されると、上記カーソルで指定された上記第2の映像をさらに異なる表示形態として表示する
    請求項1から4のいずれか一に記載の表示制御装置。
  6. 上記制御部は、
    上記カーソルで指定されている上記第2の映像が選択されると、上記メイン表示領域上に重ねて拡大表示する
    請求項5記載の表示制御装置。
  7. 映像信号を受信する受信ステップと、
    上記映像信号に含まれる第1の映像および第2の映像を表示部に表示する表示ステップと、
    上記受信ステップで受信した上記映像信号に含まれる第1の映像および第2の映像の上記表示部への表示を制御する制御ステップと、を有し、
    上記制御ステップにおいて、
    上記表示部に、第1の映像を表示するメイン表示領域と、当該メイン表示領域の周辺に、上記第2の映像を表示するためのサブ表示領域とを形成し、優先順位に応じて上記サブ表示領域に上記第2の映像を表示する
    表示制御方法。
  8. 上記制御ステップにおいて、
    上記サブ表示領域には、上記メイン表示領域に近い側から優先順位の高い第2の映像を表示する
    請求項7記載の表示制御方法。
  9. 上記制御ステップにおいて、
    上記メイン表示領域に第1の映像を表示するとともに上記サブ表示領域に第2の映像を表示する場合、上記メイン表示領域に表示される第1の映像より異なる表示形態として上記第2の映像を上記サブ表示領域に表示する
    請求項7または8記載の表示制御方法。
  10. 上記優先順位は、
    アクセス回数または、あらかじめユーザにより決定された順番である
    請求項7から9のいずれか一に記載の表示制御方法。
  11. 上記制御ステップにおいて、
    上記サブ表示領域の一の第2の映像にカーソルが移動されると、上記カーソルで指定された上記第2の映像をさらに異なる表示形態として表示する
    請求項7から10のいずれか一に記載の表示制御方法。
  12. 上記制御ステップにおいて、
    上記カーソルで指定されている上記第2の映像が選択されると、上記メイン表示領域上に重ねて拡大表示する
    請求項11記載の表示制御方法。
  13. 映像信号を受信する受信処理と、
    上記映像信号に含まれる第1の映像および第2の映像を表示部に表示する表示処理と、
    上記受信処理で受信した上記映像信号に含まれる第1の映像および第2の映像の上記表示部への表示を制御する制御処理と、を有し、
    上記制御処理において、
    上記表示部に、第1の映像を表示するメイン表示領域と、当該メイン表示領域の周辺に、上記第2の映像を表示するためのサブ表示領域とを形成し、優先順位に応じて上記サブ表示領域に上記第2の映像を表示する
    表示制御処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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