JP2011070966A - 点灯回路およびそれを備えた光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光ダイオードの調光制御において、白熱電球と近似の特性を比較的簡単な構成にて実現することができる点灯回路およびそれを備えた光源装置を提供する。
【解決手段】点灯回路1は、調光制御信号のオンデューティである調光制御値の大きさを検出する平滑回路14と、平滑回路14の出力と三角波信号とを比較することにより、オンデューティが調光制御値に相当するPWM信号を出力するPWM信号生成回路15と、調光制御信号とPWM信号との論理積をとるアンド回路ANDとを備える。アンド回路ANDの出力は、発光ダイオード2への供給電流を入切するスイッチング素子SW1の駆動回路16に入力され、スイッチング素子SW1をオンオフ制御する。これにより、単位時間当たりに発光ダイオード2に供給される電流量が、定格点灯時に比べて調光制御値の二乗倍となり、白熱電球に近似の調光特性を実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオードを調光点灯させることができる点灯回路およびそれを備えた光源装置に関するものである。
従来から、白熱電球を光源とする照明器具においては、一般的に、交流電源の位相制御において導通期間の長さを調節することにより、白熱電球に供給される交流電源の一周期当りの電流量を調節して光出力の大きさを変化させる調光制御が行われている。
一方、近年では低消費電力、長寿命の発光ダイオード(LED)が光源として注目されており、既存の白熱電球用の照明器具に対し白熱電球に代えて発光ダイオードが光源として用いられることもある。この場合に、上述したような位相制御による調光制御が可能な照明器具では、光源を発光ダイオードに代えた場合でも調光制御できるようにしたいという要望がある。
ただし、一般に知られているように、発光ダイオードと白熱電球とでは電流の変化に対する光出力の変化特性(電流−光出力特性)が異なっており、発光ダイオードの電流−光出力特性が略線形であるのに対し、白熱電球の電流−光出力特性は非線形である。そのため、発光ダイオードにおいて、白熱電球と同様の位相制御による調光制御を行った場合には、同じ調光率に設定しても白熱電球の場合とは光出力の大きさが異なることとなり、違和感を生じることがある。特に、白熱電球と発光ダイオードとを併用して同時に点灯させるような場合には、電流−光出力特性の違いが顕著なものとなる。
そこで、発光ダイオードの調光制御において、白熱電球と同様の調光特性を示すようにするための技術が検討されている。この種の技術の基本的な考え方は、外部から与えられる調光制御値に対して、白熱電球の光出力と同等の光出力が得られるような電流が発光ダイオードに流れるように、発光ダイオードに流す電流を制御することにある。
たとえば、電源(交流定電流電源)の出力電流に応じて、当該出力電流をそのまま白熱電球に流したときと同等の光出力が得られるように、前記出力電流を低減してから発光ダイオードに供給する点灯回路(点灯制御手段)が提案されている(たとえば特許文献1参照)。同様に、位相制御された交流電圧の実効値に応じて、発光ダイオードに流す電流を白熱電球と同様な調光曲線を有する目標電流に変換することも考えられている(たとえば特許文献2参照)。
特開2002−49992号公報 特開2004−327152号公報
しかし、上述した従来構成では、予め白熱電球の電流−光出力特性と発光ダイオードの電流−光出力特性との関係から、発光ダイオードに流す電流を求めるための換算式等をプログラムとして設定しておく必要があり、点灯回路は当該プログラムに従って発光ダイオードに流す電流を決定することになる。そのため、発光ダイオードを点灯させる点灯回路の構成は複雑になり、点灯回路の高コスト化につながるという問題がある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであって、発光ダイオードの調光制御において、白熱電球と近似の特性を比較的簡単な構成にて実現することができる点灯回路およびそれを備えた光源装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、電流源に接続され発光ダイオードに電流を流すことで発光ダイオードを点灯させる点灯回路であって、単位時間当たりに電流源から供給される電流量について定格点灯時に対する比率を表す調光制御値を検出する検出手段と、検出手段の検出結果を用いて単位時間当たりに発光ダイオードに供給する電流量を制御する制御手段とを備え、制御手段が、単位時間当たりに電流源から供給される電流量に対する光出力の変化特性が白熱電球の特性と近似するように、単位時間当たりに発光ダイオードに供給する電流量を、定格点灯時に比べて調光制御値の二乗倍または調光制御値の三乗倍とすることを特徴とする。
この構成によれば、制御手段は、単位時間当たりに発光ダイオードに供給する電流量を、定格点灯時に比べて調光制御値の二乗倍または調光制御値の三乗倍とすることで、発光ダイオードにおいて、単位時間当たりに電流源から供給される電流量に対する光出力の変化特性を白熱電球の特性に近似させる。すなわち、白熱電球の場合、光出力は単位時間当たりに供給される電流量の8/3乗に比例するので、当該電流量を、定格点灯時に比べて調光制御値の二乗倍または調光制御値の三乗倍とすることで、電流と光出力とが略比例する発光ダイオードでも、白熱電球に近似する調光特性を実現できる。ここで、単位時間当たりの電流量を調光制御値の二乗倍または三乗倍とするだけの簡単な処理で白熱電球に近似の調光特性を実現するから、実際の白熱電球の特性を再現する場合に比べて、複雑な換算式等をプログラムとして設定する必要もなく、点灯回路の構成を簡単にすることができる。そのため、点灯回路の低コスト化が可能となる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記電流源から第1の周期で前記調光制御値をオンデューティとする電流が供給されており、前記制御手段が、電流源からの電流供給のオン期間よりも短い第2の周期で調光制御値をオンデューティとするパルス幅変調信号を生成し、電流源からの電流供給のオン期間で且つパルス幅変調信号のオン期間となる期間にのみ、前記発光ダイオードに対して一定の大きさの電流を流すことを特徴とする。
この構成によれば、制御手段はパルス幅変調という比較的単純な方法を用いて、単位時間当たりの電流量を定格点灯時に比べて調光制御値の二乗倍とすることができるため、プログラムを設定したりすることなく、簡単な回路構成で点灯回路を実現できる。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記電流源から第1の周期で前記調光制御値をオンデューティとする電流が供給されており、前記制御手段が、電流源からの電流供給のオン期間よりも短い第2の周期で調光制御値をオンデューティとするパルス幅変調信号を生成し、電流源からの電流供給のオン期間で且つパルス幅変調信号のオン期間となる期間にのみ、前記発光ダイオードに対して定格点灯時の調光制御値倍の大きさの電流を流すことを特徴とする。
この構成によれば、制御手段は、パルス幅変調し且つ電流の大きさを調光制御値倍するという比較的単純な方法を用いて、単位時間当たりの電流量を定格点灯時に比べて調光制御値の三乗倍とすることができるため、プログラムを設定したりすることなく、簡単な回路構成で点灯回路を実現できる。
請求項4の発明は、請求項2または請求項3の発明において、前記電流源が位相制御された交流電源からなり、交流電圧の半周期を前記第1の周期とし、前記検出手段が、第1の周期ごとに電流源から電流供給される期間の第1の周期に占める割合を前記調光制御値として検出することを特徴とする。
この構成によれば、位相制御された交流電源からの電力供給により調光制御される白熱電球に代えて発光ダイオードを用いる場合でも、白熱電球に近似の調光特性を実現でき、違和感が生じにくくなる。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の点灯回路を発光ダイオードが設けられた筐体内に備え、白熱電球と共通形状の口金が筐体と一体に設けられ点灯回路に接続されていることを特徴とする。
この構成によれば、調光機能付きの照明器具に対して白熱電球に代えて本光源装置を接続するだけで、発光ダイオードを光源としながらも白熱電球に近似の調光特性を実現でき、違和感が生じにくくなる。
本発明は、制御手段が、単位時間当たりに発光ダイオードに供給する電流量を、定格点灯時に比べて調光制御値の二乗倍または調光制御値の三乗倍とすることで、発光ダイオードにおいて、単位時間当たりに電流源から供給される電流量に対する光出力の変化特性を白熱電球の特性に近似させる。その結果、発光ダイオードの調光制御において、白熱電球と近似の特性を比較的簡単な構成にて実現することができるという利点がある。
本発明の実施形態1の点灯回路の構成を示す概略回路図である。 同上に用いる発光ダイオード等の電流−光出力特性を表す説明図である。 同上の点灯回路の動作を示すタイムチャートである。 同上の他の構成の点灯回路の動作を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態2の点灯回路の電流−光出力特性を表す説明図である。 同上の調光制御値−光出力比特性を表す説明図である。 本発明の点灯回路を備えた光源装置の外観を示す概略斜視図である。
以下の各実施形態で説明する本発明は、白熱電球の光出力は白熱電球のフィラメントを流れる電流の8/3乗に比例するという理論に着眼して為されたものであるため、ここではまず当該理論の根拠について説明する。
白熱電球に関しては、以下の数1に示すステファン・ボルツマンの法則が適用される。
Figure 2011070966
ここで、Wは放射エネルギー、Tは黒体の熱力学温度、σはステファン・ボルツマン定数(σ=5.67×10−8)である。白熱電球への供給電力Pが全て放射エネルギーWに変わると仮定すると、供給電圧V、電流Iにより、放射エネルギーWは以下の数2でも表される。
Figure 2011070966
フィラメントの抵抗Rは、そのときの温度Tに比例するので、定数aを用いて以下の数3で表される。
Figure 2011070966
ここで、数1および数2を数3に代入してTを消去すると、以下の数4、数5が得られる。ただし、Kは定数である。
Figure 2011070966
Figure 2011070966
このことから、白熱電球の光出力は白熱電球のフィラメントを流れる電流の8/3乗に比例するという理論が導かれる。
一方、発光ダイオードの電流−光出力特性については、電流と光出力とが略比例することが知られている。
以下の説明において、調光制御値dとは、定格点灯時に対する光出力の比率を表すのではなく、白熱電球の調光時において白熱電球に流す電流Iと定格電流I0との比率を表すものとする(つまり、d=I/I0)。
したがって、定格電流I0において光出力が等しい白熱電球と発光ダイオードとにおいては、同値の調光制御値dが与えられている場合でも、光出力が異なることになる。すなわち、白熱電球に流れる電流値はI=I0×dになるから、白熱電球の光出力は上述の理論により電流Iの8/3乗(つまりI8/3)に比例した値となる。一方、発光ダイオードに関しては電流値と光出力とが略比例するから、白熱電球に流す電流I(=I0×d)の8/3乗倍の電流を発光ダイオードに与えれば、白熱電球と同等の調光特性が得られることになる。
(実施形態1)
本実施形態の点灯回路は、単位時間当たりに発光ダイオードに流す電流量を、定格点灯時(つまり、大きさ一定の定格電流I0を連続的に流す場合)に比べて、調光制御値d(1≧d>0)の8/3乗に近い整数べき乗を乗じた値に低減することで、発光ダイオードの調光制御を行う。すなわち、2<8/3<3より、「8/3」に近い整数は「2」および「3」になるので、単位時間当たりに発光ダイオードに流す電流量を、定格点灯時の同電流量に比べて調光制御値dの二乗倍または三乗倍となるように制御する。
ここで、電流−光出力特性として、定格電流I0の0〜100%の間で変化する電流に対してそれぞれ比例、二乗、三乗、8/3乗の各関係で光出力が変化するものを、図2に示す(図中「イ」が比例、「ロ」が二乗、「ハ」が三乗、「ニ」が8/3乗を表す)。この中で、8/3乗の特性が白熱電球の電流−光出力特性に相当し、比例関係(線形)にある特性が発光ダイオードの電流−光出力特性に相当する。図2では、定格電流I0に対する電流の大きさを百分率で表したものを横軸にとり、定格点灯時に対する光出力の大きさを百分率で表したものを縦軸にとる。つまり、図2の横軸は調光制御値dに相当する。
図2からも明らかなように、発光ダイオードに流す電流を二乗または三乗することにより、比例関係に比べて、白熱電球の電流−光出力特性(8/3乗の特性)に近づくことになる。以下では、図2に示した二乗、三乗、8/3乗の各関係となる電流−光出力特性をそれぞれ「二乗特性」、「三乗特性」、「8/3乗特性」という。
以下、比較的簡単な構成で二乗特性を実現することができる点灯回路の具体構成の一例を示す。
点灯回路1は、図1に示すように、交流電源VSに位相制御用のトライアック(登録商標)TRを介して接続された全波整流器DBを備えている。交流電源VSおよびトライアックTRは点灯回路1に電流を供給する電流源を構成する。全波整流器DBは、トライアックTRにより位相制御された交流電圧を直流電圧に変換して出力する。トライアックTRは、ゲートに印加される外部からの制御信号に応じて、交流電源VSから入力される交流電圧を位相制御する。ここで、トライアックTRに印加される制御信号は、調光制御値dを決定する信号となる。
全波整流器DBの出力端間には、所定の大きさの直流電圧に変換して出力するコンバータ回路10が接続される。コンバータ回路10は、インダクタL1およびスイッチング素子Q1の直列回路と、ダイオードD1およびコンデンサC1の直列回路とが全波整流器DBの出力端間に並列に接続された昇圧チョッパ回路からなる。ここで、コンバータ回路10は、入力電圧(全波整流器DBの出力電圧)を抵抗R1,R2の直列回路からなる第1の分圧回路11で検出するとともに、出力電圧(コンデンサC1の両端電圧)を抵抗R3,R4の直列回路からなる第2の分圧回路12で検出し、両検出結果に応じてスイッチング素子Q1をオンオフ制御する制御回路13を有している。コンバータ回路10の出力には、複数個の発光ダイオード2を直列接続してなる発光ダイオードアレイ20と、発光ダイオード2への供給電流を入切するためのスイッチング素子SW1との直列回路が接続される。
また、第1の分圧回路11を構成する抵抗R1,R2の接続点には、当該分割回路11の検出電圧を所定の基準電圧V0と比較する第1のコンパレータCOMP1が接続されている。ここで、コンパレータCOMP1からはトライアックTRの導通期間(トライアックTRがオンしてから交流電圧のゼロクロス点でトライアックTRがオフするまでの期間)にHレベルとなり、それ以外の期間にLレベルとなる調光制御信号が出力されるように、基準電圧V0の大きさが決定されている。調光制御信号は、図3(a)に示すように周期(第1の周期)T0が交流電源VSの半周期に相当し、トライアックTRの導通期間T1にのみオンする(Hレベルとなる)ことにより、そのオンデューティ(T1/T0)が調光制御値dに相当する。
コンパレータCOMP1の出力端には、オペアンプを用いた高入力インピーダンスのボルテージフォロア回路VFを介して第2のコンパレータCOMP2が接続される。ここで、ボルテージフォロア回路VFの出力と回路グランドとの間には抵抗R5およびコンデンサC2の並列回路を挿入し、当該並列回路とボルテージフォロア回路VFとで平滑回路14を構成する。これにより、コンパレータCOMP1からの調光制御信号(図3(a)参照)を平滑回路14で平滑した直流電圧からなる平滑信号が、第2のコンパレータCOMP2の非反転入力端子に入力される。つまり、コンパレータCOMP2には、調光制御信号のオンデューティである調光制御値dの大きさに相当する大きさの直流電圧(平滑信号)が入力されることになる。
コンパレータCOMP2の反転入力端子には、周期T2の三角波信号を発生する三角波発生部SAWが接続される。周期(第2の周期)T2は、調光制御信号のオン期間(トライアックの導通期間)T1に比べて十分に短く設定されている(つまり、T2<T1)。コンパレータCOMP2では、前記平滑信号(調光制御値dに相当する直流電圧)と三角波信号とを比較することにより、周期T2で、オンデューティ(T3/T2)が調光制御値dに相当するPWM(パルス幅変調)信号を出力する。このように、コンパレータCOMP2と三角波発生部SAWとは、PWM信号を生成するPWM信号生成回路15を構成する。要するに、調光制御値dは、上述の平滑回路14により調光制御信号(周期T0、オンデューティd)を平滑することで容易に検出できるので、PWM信号生成回路15では当該検出結果(調光制御値d)に応じて、オンデューティが調光制御値dのPWM信号を生成できる。ここで、平滑回路14は検出手段を構成する。
両コンパレータCOMP1,COMP2の出力はアンド回路ANDに入力されており、アンド回路ANDの出力として、コンパレータCOMP1からの調光制御信号とコンパレータCOMP2からのPWM信号との論理積が得られるように構成される。アンド回路ANDの出力は、発光ダイオード2への供給電流を入切するスイッチング素子SW1の駆動回路16に入力される。駆動回路16では、アンド回路ANDの出力がHレベルの期間にスイッチング素子SW1がオンし、Lレベルの期間にスイッチング素子SW1がオフするようにスイッチング素子SW1を駆動制御する。
ここでは、アンド回路ANDは平滑回路14およびPWM信号生成回路15と共に二乗特性回路17を構成し、二乗特性回路17(アンド回路AND)の出力する駆動信号によって駆動回路16が制御されるものとする。その結果、駆動信号がHレベルの期間には発光ダイオードアレイ20にコンバータ回路10から電流が供給されて発光ダイオード2が点灯し、駆動信号がLレベルの期間には発光ダイオードアレイ20に電流が流れず発光ダイオード2が消灯することになる。
しかして、図1の点灯回路1では、PWM信号生成回路15が、アンド回路AND、駆動回路16、スイッチング素子SW1と共に、検出手段たる平滑回路14の出力(調光制御値d)を用いて単位時間当たりに発光ダイオード2に供給する電流量を制御する制御手段を構成する。
次に、上述した構成の点灯回路1の動作について図3のタイムチャートを参照して説明する。ここでは、定格電流I0は大きさ一定の直流電流とする。
二乗特性回路17は、周期T0、調光制御値dをオンデューティとする図3(a)の調光制御信号を受けることにより、図3(b)に示すように、当該調光制御信号と、上記PWM信号との論理積となる駆動信号をアンド回路ANDから出力する。この駆動信号にて発光ダイオード2に流す電流をオンオフすることにより、位相制御された交流電圧の周期T0における導通期間T1(=T0×d)内にのみ、周期T2でオンデューティが調光制御値dに相当するPWM制御にて発光ダイオード2を点灯させることができ、上述した二乗特性を実現することができる。
すなわち、発光ダイオード2に流れる電流の大きさは駆動信号がHレベルの期間には常に一定(定格電流I0)となるものの、発光ダイオード2に電流を流す期間を駆動信号にて制御することで、単位時間当たりに発光ダイオード2に供給される電流量が制御される。具体的には、調光制御値dをオンデューティとする調光制御信号と、同じく調光制御値dをオンデューティとするPWM信号との論理積をとることで、調光制御信号の1周期(つまり、交流電源VSの半周期)T0当たりに発光ダイオード2に供給される電流量は、大きさ一定の定格電流I0を連続的に流す場合のd×d(=d)倍となる。
ここで、発光ダイオード2自体は、供給される電流量に比例して光出力が変化する電流−光出力特性(図2の「イ」参照)を示す。そのため、点灯回路1に対する位相制御された交流電源VSからの入力電流を定格電流I0の0〜100%の範囲で変化させた場合(つまり調光制御値dを0〜1の範囲で変化させた場合)に、発光ダイオードからの光出力は調光制御値dの二乗(=d)の曲線に沿って変化する。しかして、点灯回路1に対する位相制御された交流電源VSからの入力電流と発光ダイオードからの光出力との関係は、図2に「ロ」で示した電流−光出力特性、つまり二乗特性を実現する。
一方、白熱電球においては、図3(a)の調光制御信号のHレベルの期間にのみ定格電流I0を連続的に流すことで、調光制御値dにて調光点灯させることができ、この場合に、図2に「ニ」で示した電流−光出力特性(8/3乗特性)をとる。要するに、上記構成の点灯回路1を用いることにより、白熱電球を調光制御値dにて調光点灯させた場合と近似の調光特性を、発光ダイオード2において実現することができる。
ここにおいて、上述のように一定周期(周期T0)内で発光ダイオード2を点滅させ、点灯する期間と消灯する期間との比率を調節するPWM制御により調光制御するためには、発光ダイオード2の点滅が人に視認されないようにする必要がある。そこで、発光ダイオード2が点滅する周波数(1/T0)を、臨界融合周波数(光を明滅させる周波数を徐々に高めていったときに人がちらつきを感じずあたかも連続的に点灯しているように視認し始める周波数)以上とする。ここでは、周期T0は交流電源VSの半周期に相当するから、交流電源VSが商用電源(50Hzまたは60Hz)であれば、発光ダイオード2の点滅の周波数は100Hzまたは120Hzとなり、十分に臨界融合周波数以上の条件を満たす。なお、発光ダイオード2はPWM信号の周期T2でも点滅するが、周期T2は周期T0に比べて十分に短いため、当然ながら臨界融合周波数以上の条件を満たすことになる。
次に、三乗特性を実現するための制御について図4のタイムチャートを参照して説明する。なお、図4(a)は上述した図3(a)と同様、周期T0、調光制御値dをオンデューティとする調光制御信号を示している。
二乗特性回路17が図4(a)の調光制御信号を受けることにより、発光ダイオード2に流す電流について図4(b)に示すような二乗特性(つまり、定格電流I0のd倍)を実現できることは上述した通りである。ここでは、図4(b)の状態からさらに、発光ダイオード2に流す電流I1の大きさについて、図4(c)に示すように定格電流I0の調光制御値d倍となるように制御する(I1=I0×d)。
すなわち、発光ダイオード2に流す電流を時間軸方向についてd倍するとともに、その大きさについてもd倍する。これにより、調光制御信号の1周期T0当たりに発光ダイオード2に供給される電流量は、大きさ一定の定格電流I0を連続的に流す場合のd×d×d(=d)倍となり、三乗特性を実現することができる。なお、調光制御値dは上述の平滑回路14にて検出されるので、当該検出結果(調光制御値d)を用いて電流の大きさを制限することは、簡単な構成で実現可能である。
以上説明したように、二乗特性や三乗特性を採用することで、実際の白熱電球の電流−光出力特性(8/3乗特性)を再現する場合に比べると、簡単な構成の点灯回路1で発光ダイオード2において白熱電球と近似の調光特性を実現することができ、安価な点灯回路1を提供することができる。
すなわち、実際の白熱電球の電流−光出力特性を再現しようとすると、背景技術の欄で説明したように、予め白熱電球の電流−光出力特性と発光ダイオード2の電流−光出力特性との関係から、発光ダイオード2に流す電流を求めるための換算式等をプログラムとして設定しておくことにより、点灯回路1は当該プログラムに従って発光ダイオード2に流す電流を決定する必要がある。そのために、発光ダイオード2を点灯させる点灯回路1の構成は複雑になり、点灯回路1の高コスト化につながる。これに対して、本実施形態のように、白熱電球と近似の調光特性となる二乗特性や三乗特性は、プログラム等による複雑な演算を必要とせず、比較的簡単な構成の点灯回路1にて実現することができるため、点灯回路1の低コスト化が可能となるという利点がある。
ただし、上述した点灯回路1の具体構成は一例に過ぎず、たとえば調光制御値dの検出に関しても、上述の平滑回路14によらずに他の方法で検出できるようにしてもよい。また、PWM制御ではなく、発光ダイオード2に流す電流の大きさ自体を定格電流I0のd倍あるいはd倍とする構成の点灯回路1としてもよい。
さらに、上述の二乗特性や三乗特性の実現方法としては、調光制御値dに対して発光ダイオード2に流す電流のデータをプログラム化したり、あるいはオペアンプを用いた演算回路により当該電流を決定したりする方法も考えられる。このような場合でも、白熱電球の電流−光出力特性を近似する二乗特性または三乗特性を採用することにより、実際の白熱電球の電流−光出力特性を再現する従来例と比較して簡単な演算で発光ダイオード2に流す電流を決定でき、予め設定すべきデータの作成等が容易になるという利点がある。
また、上記実施形態においては、白熱電球の光出力は白熱電球のフィラメントを流れる電流の8/3乗に比例するという理論のもと、発光ダイオード2の光出力と入力電流との関係が二乗特性または三乗特性となるように制御する点灯回路1について説明した。ここで、仮に、白熱電球の電流−光出力特性が8/3乗特性からずれるものとしても、発光ダイオード2自体の電流−光出力特性(比例関係)に比較すれば、上記点灯回路1を用いることにより、簡単な構成で白熱電球の特性に近づけることができるという効果を奏することに変わりはない。
なお、発光ダイオードの点灯回路に関し、発光ダイオードに流れる電流のオンオフ制御と、発光ダイオードのPWM調光制御とをバースト波信号により同時に行うことについて、従来から提案されている(たとえば、特許文献3:「特開2009−141863号公報」参照)。特許文献3に記載のバースト波信号は、一見すると上記実施形態の発光ダイオードの駆動信号(図3(b))と波形が類似する。しかしながら、特許文献3においては、発光ダイオードの調光特性を白熱電球の調光特性と近似させるという課題は存在せず、上記実施形態で説明したように二乗特性を実現するという技術的思想は存在しない。
(実施形態2)
本実施形態の点灯回路1は、調光に伴い色温度についても変化させるようにした点が実施形態1の点灯回路1と相違する。
すなわち、一般的な白熱電球においては、調光が深くなるほど(つまり調光制御値dが小さくなるほど)色温度が低くなるという特性がある。一方、照明用として用いられる発光ダイオード2の多くは、青色の発光ダイオードチップからの単色光(青色光)と、当該単色光を蛍光体により波長変換した光(一般的には黄色)との合成光として白色光を出力する。この種の発光ダイオード2では、調光制御する場合、発光ダイオードチップからの光出力を低下させるしかなく、合成光(白色光)の色温度は僅かにしか変化せず、人の目では白熱電球のような色温度の変化は感じられない。
そこで、調光に伴って色温度も変化させるため、本実施形態では以下の構成を採用する。
発光ダイオード2として、比較的色温度が高い昼白色発光ダイオードと、昼白色発光ダイオードに比べて色温度が低い電球色発光ダイオードとの2種類の発光ダイオード2を用いる。さらに、点灯回路1は各色の発光ダイオード2に流す電流を個別に制御できる構成とし、定格点灯に近い調光状態では、光出力の比率が昼白色発光ダイオードと電球色発光ダイオードとでは昼白色発光ダイオードの方が高くなるように制御する。一方、調光が深くなる(つまり調光制御値dが小さくなる)に従って、電球色発光ダイオードの光出力の比率を高め、且つ、全体としての光出力(昼白色発光ダイオードと電球色発光ダイオードとを合わせた光出力)は調光制御値dの二乗特性あるいは三乗特性となるように変化させる。
図5では、全体としての光出力と点灯回路1への入力電流との関係が二乗特性となるように制御した場合の、昼白色発光ダイオードと電球色発光ダイオードとのそれぞれの光出力特性を示している(図中「イ」が全体としての特性、「ロ」が昼白色発光ダイオード、「ハ」が電球色発光ダイオードの特性を表す)。すなわち、点灯回路1の入力電流が定格電流I0のとき(つまり調光制御値d=1のとき)には昼白色発光ダイオードのみが光出力100%で点灯し、電球色発光ダイオードは消灯(光出力0%)している。一方、調光制御値dの変化に応じて、昼白色発光ダイオードはdの特性で光出力が変化し、電球色発光ダイオードはd−dの特性で光出力が変化するようにする。これにより、昼白色発光ダイオードからの光と電球色発光ダイオードからの光との合成光の光出力は、図中「イ」のように調光制御値dの変化に応じてdの特性(二乗特性)で変化することになる。
この場合、昼白色発光ダイオードと電球色発光ダイオードとの光出力比については、図6に示すように、昼白色発光ダイオードの占める割合が調光制御値dに比例し、電球色発光ダイオードの占める割合が(1−d)に比例する(図中「イ」が昼白色発光ダイオード、「ロ」が電球色発光ダイオードの特性を表す)。図6では、横軸を調光制御値d(百分率表示)としているが、点灯回路1への入力電流は定格電流I0×dであるから、定格電流I0に対する電流の大きさを百分率で表したものを横軸にとっても結果は同じである。
なお、その他の構成および機能については実施形態1と同様である。
ところで、上記各実施形態で説明した点灯回路1は、たとえば図7に示すように白熱電球型の筐体30に発光ダイオード2を設けた光源装置(電球型発光ダイオード装置)3に用いられる。この光源装置3は、筐体30と一体に口金31を有しており、一般的な白熱電球と同様に口金31をソケット(図示せず)に接続して使用される。筐体30は、放熱部材としても兼用されるものであって、口金31を頂点とする略円錐状に形成されており、その前面(図7の上面)側に複数個の発光ダイオード2が搭載される。本実施形態の点灯回路1は筐体30内に収納され、電源入力端となる全波整流器DBの入力端を口金31に接続して構成される。
このように構成された光源装置3を用いることにより、一般的な白熱電球に代えて発光ダイオード2を光源として用いることが可能となる。しかも、発光ダイオード2の点灯回路1は上述した二乗特性または三乗特性を実現する機能を有するので、位相制御による調光を行う白熱電球用の照明器具に上記光源装置3を使用した場合でも、白熱電球に近似した調光特性を実現することができる。その結果、位相制御による調光機能付きの照明器具においても、調光時の違和感を生じさせることなく白熱電球から発光ダイオード2を用いた光源装置3への交換が可能になる。
1 点灯回路
2 発光ダイオード
3 光源装置
14 平滑回路
15 PWM信号生成回路
16 駆動回路
30 筐体
31 口金
AND アンド回路
SW1 スイッチング素子
T0 第1の周期
T2 第2の周期

Claims (5)

  1. 電流源に接続され発光ダイオードに電流を流すことで発光ダイオードを点灯させる点灯回路であって、単位時間当たりに電流源から供給される電流量について定格点灯時に対する比率を表す調光制御値を検出する検出手段と、検出手段の検出結果を用いて単位時間当たりに発光ダイオードに供給する電流量を制御する制御手段とを備え、制御手段は、単位時間当たりに電流源から供給される電流量に対する光出力の変化特性が白熱電球の特性と近似するように、単位時間当たりに発光ダイオードに供給する電流量を、定格点灯時に比べて調光制御値の二乗倍または調光制御値の三乗倍とすることを特徴とする点灯回路。
  2. 前記電流源から第1の周期で前記調光制御値をオンデューティとする電流が供給されており、前記制御手段は、電流源からの電流供給のオン期間よりも短い第2の周期で調光制御値をオンデューティとするパルス幅変調信号を生成し、電流源からの電流供給のオン期間で且つパルス幅変調信号のオン期間となる期間にのみ、前記発光ダイオードに対して一定の大きさの電流を流すことを特徴とする請求項1記載の点灯回路。
  3. 前記電流源から第1の周期で前記調光制御値をオンデューティとする電流が供給されており、前記制御手段は、電流源からの電流供給のオン期間よりも短い第2の周期で調光制御値をオンデューティとするパルス幅変調信号を生成し、電流源からの電流供給のオン期間で且つパルス幅変調信号のオン期間となる期間にのみ、前記発光ダイオードに対して定格点灯時の調光制御値倍の大きさの電流を流すことを特徴とする請求項1記載の点灯回路。
  4. 前記電流源は位相制御された交流電源からなり、交流電圧の半周期を前記第1の周期とし、前記検出手段は、第1の周期ごとに電流源から電流供給される期間の第1の周期に占める割合を前記調光制御値として検出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の点灯回路。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の点灯回路を発光ダイオードが設けられた筐体内に備え、白熱電球と共通形状の口金が筐体と一体に設けられ点灯回路に接続されていることを特徴とする光源装置。
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