JP2011070812A - 電球形蛍光ランプおよび照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】仕切板に支持されたバルブ端部から導出されたリード線が互いに接触することを抑制するとともに、蛍光ランプと点灯装置を接続した後のリード線同士の接触確認を容易にすることができる電球形蛍光ランプおよび照明装置を提供することを目的とする。
【解決手段】バルブ端部から導出された一対のリード線を支持部材の小さな開口を介して配線することがないため、バルブ端部から引き出されたリード線の幅を狭めることなく配線をすることができるのでリード線同士が近接することを容易に抑制することができる。さらに、目視可能な経路を通り配線することができるので、作業性が向上するなどの効果も奏する。
【選択図】 図1
【解決手段】バルブ端部から導出された一対のリード線を支持部材の小さな開口を介して配線することがないため、バルブ端部から引き出されたリード線の幅を狭めることなく配線をすることができるのでリード線同士が近接することを容易に抑制することができる。さらに、目視可能な経路を通り配線することができるので、作業性が向上するなどの効果も奏する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電球形蛍光ランプおよびこの電球形蛍光ランプを具備した照明装置に関する。
電球形蛍光ランプは、一端に口金を取り付けたカバーと、カバーの他端側に仕切板を介して屈曲形の蛍光ランプを取り付け、さらに蛍光ランプを覆うグローブを備えたものが知られている。(例えば、特許文献1)
上記のような電球形蛍光ランプは、一般白熱電球に近い外観と配光特性とするため、回路基板を縦型配置することによって、点灯中の熱影響を抑制するとともに、蛍光ランプから照射した照射光を全て照射可能なように、仕切板の内部に発光管端部を挿入せずに取り付けられている構造となっている。
図5に示すように、仕切板1の一方側に蛍光ランプ2を、他方側に図示しない点灯装置を載置する。その場合、略有底円筒状仕切板1の一方側である略円形の底板部に形成された挿入孔3に細管4とともに一対の電極から導出されたリード線5を挿通させ、バルブ端部は底板部よりも内側に挿入しない状態でシリコーン樹脂などの接着剤により固着される。仕切板1の他方側の開口部には、回路基板を載置させ、仕切板の内側からリード線5を引き出し回路基板上のラッピングピンに接続する。
しかし、底板部の小さい挿通孔3から細管4とともにリード線5を挿入し、仕切板1の内側から外側へリード線5を引き出しているため、リード線5同士が近接し、接触のおそれがあるという不具合があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、仕切板に支持されたバルブ端部から導出されたリード線が互いに接触することを抑制するとともに、蛍光ランプと点灯装置を接続した後のリード線同士の接触確認を容易にすることができる電球形蛍光ランプおよび照明装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の電球形蛍光ランプは、一端側に口金を備え他端側に取付端部を有するカバーと;屈曲形成されたバルブ端部から一対のリードワイヤーが導出された蛍光ランプと;カバーに収容され、リードワイヤーが電気的に接続される接続端子が取り付けられた点灯回路基板を有する点灯回路と;一方側に蛍光ランプのバルブ端部、他方側に点灯回路基板がそれぞれ取り付けられる支持部を有し一対のリードワイヤーが支持部の外側を通って点灯回路基板の接続端子に接続されており、カバーの他端側に取り付けられるホルダと;蛍光ランプを覆う透光性を有するグローブと;を具備していることを特徴とするものである。
屈曲形成されたバルブは、一対の端部を有する例えば一重や二重の螺旋状に形成された構造や、U字状またはH字状曲成部を有する複数のバルブを連結などが挙げられる。
電子放射性物質が塗布されたフィラメント電極のコイルは、例えば2重コイル、3重コイルなどが許容される。
点灯回路基板は円形のほか、多角形のものや円形周囲に切り欠きが形成しているものなどが挙げられる。また、回路基板は、縦型、横型、縦横組み合わせてホルダに取り付けられていても構わない。
なお、点灯回路は、例えば高周波出力を発光管に印加して発光管を点灯させる電子部品を主体としたインバータ回路などで構成してもよい。
蛍光ランプのバルブ端部を取り付ける支持部材の構造として、有底円筒状の底面から例えばバルブ周囲の半分以上を被覆するように保持したり、バルブ端部から突出している細管のみを支持部材に囲まれた底面に形成した開口に挿入し、バルブ端部をシリコーン樹脂などの接着剤などにより固着するようなものでも構わない。要はバルブ端部が支持部材に取り付けられた状態で支持部材の内側に配設されないように取り付けられていればその取り付け方法は限定されない。
バルブ端部から導出される一対のリードワイヤーは、支持部材に形成された細管挿通孔などの支持部材を介して挿通されることなく回路基板の接続端子に接続されていれば、その経路および接続方法などは限定されない。バルブ端部から導出された一対のリード線を支持部材の小さな開口を介して配線することがないため、バルブ端部から引き出されたリード線の幅を狭めることなく配線をすることができるのでリード線同士が近接することを容易に抑制することができる。さらに、目視可能な経路を通り配線することができるので、作業性が向上するなどの効果も奏する。
口金は、E形と称されるねじ込みタイプが通常使用されるが、一般照明用電球が装着されるソケットに取り付け可能であればこれに限定しない。
また、発光管を覆うグローブを有していてもよく、その形状は一般白熱電球のシルエットと略同形状をなしていることが望ましいが、球形状や、円筒状であっても構わない。さらに、光拡散膜などが形成されたガラス製や樹脂製など、材質も限定されない。
請求項2記載の電球形蛍光ランプは、ホルダの支持部は有底略円筒状に形成されており、一方側に基板部および基板部とバルブ端部が当接するようにバルブを取り付ける支持部を有しているとともに、基板部周囲から延在する周壁部を有し、周壁部の外周壁に凹部が形成されていることを特徴とするものである。
バルブ端部が当接するようバルブを支持部に取り付けるとは、バルブが封着されている端部が完全に基板部に当接していなくても、一部が直接的に当接しているもの、接着材などにより間接的に当接するものを含む。また、基板部から周壁部に囲まれた内側に突出していないもの、バルブ端部から延在したリードワイヤーが周壁部に囲まれた内側に位置することなくバルブを取り付けることを意味する。なお、バルブ端部に細管などが突出するよう封着している場合には、細管のみ基板部から挿通可能な開口を設けるなどしても構わない。
ホルダの周壁部の外周に形成された凹部は、一対の電極から導出された4本のリード線の接触を抑制可能であればV字状の切り欠きでも、外周壁に溝を形成してもその形状および数ならびに形成箇所は限定されるものではない。
請求項3記載の照明装置は、請求項1または2記載の電球形蛍光ランプと;この電球形蛍光ランプが取り付けられる器具本体と;を具備しているものである。
請求項1記載の電球形蛍光ランプによれば、一対のリードワイヤーはホルダの外側を通って点灯回路基板の接続端子に接続されているので、リードワイヤーが互いに接触や近接することを抑制することができる。
請求項2記載の電球形蛍光ランプによれば、ホルダの周壁部外周壁に凹部を形成しているので、凹部にリード線を位置させることで、リードワイヤー同士の接触を確実に抑制できる。
請求項3記載の照明装置によれば、請求項1または2記載の電球形蛍光ランプを具備しているので、これら電球形蛍光ランプの作用効果を有する照明装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、複数の添付図面中、同一または相当部分には、同一符号を付している。
図1は本発明の第1の実施形態に係る電球形蛍光ランプを示す一部縦断側面図、図2は、図1の一部省略概略下面構成図、図3は、図1の実施形態で示したホルダと異なるホルダを示した側面図である。図4は、本発明の実施形態である照明装置を示す概略構成図である。
図1および図2において、10は電球形蛍光ランプで、この電球形蛍光ランプ10は、高さ方向(軸方向)の一端に口金21を有するカバー20、このカバー20の他端側に支持された発光管30、この発光管30の一端側を支持してカバー20に取り付けられたホルダ40、発光管30を覆うとともに一端側でホルダ40の周囲も覆ってカバー20に取り付けられたグローブ50、口金21およびカバー20の内側に収容された点灯装置60を備えている。そして、定格電力が例えば40Wタイプ、60Wタイプ、100Wタイプの白熱電球などの一般照明用電球に近い外観に形成されている。この一般照明用電球とはJIS C 7501に定義されている。
口金21は、エジソンタイプのE26形などで、ねじ山を備えた筒状のシェル、このシェルの他端側をカバー20の一端部に被せて接着剤またはかしめなどにより固定されている。
また、カバー20は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)などの耐熱性合成樹脂にて形成され、一端側には口金21のシェルが取り付けられる円筒状の口金取付部が形成され、他端側には拡開した円環状のカバー部が形成され、内側にはホルダ40を取り付けるホルダ取付部が形成されている。
また、発光管30は、放電路長が250〜500mmとなる長さで管外径が3〜8mmのバルブ31を用い、一対の電極32が封装される一対の電極側端部が高さ方向に一端側に位置するように螺旋状に屈曲されている。放電路の両端に位置するバルブ端部33には、ステムシールまたは圧潰封止によって一対の電極32が封装されている。各電極32には、フィラメントコイルを有し、このフィラメントコイルが一対の線上ウェルズに支持されている。各ウェルズは、例えば一対のバルブ端部に封着されたジュメット線を介して外部に導出され、点灯装置40の接続ピン41に接続される。また、バルブ端部33から突設された細管34内には主アマルガム70が封入されている。
ホルダ40は図2にも示すように、例えばポリスチレンテレフタレート(PBT)などの耐熱性合成樹脂材料にて形成され、円板状の基板部41、この基板部41の一面側周方向に突出する周壁部42を備えている。また、基板部41の他面側から突出する一対の半円筒状のバルブ支持部43が支持部43の半円筒状開口側を周壁部42側に位置するよう形成している。
バルブ端部33を保持する一対の支持部43近傍には、3〜7mm程度離間した一対の切り欠部44きがそれぞれ形成されているとともに、回路基板62を載置する開口側45にも3〜7mm程度離間した一対の切り欠き部46が形成されている。また、基板部41にはバルブ径よりも小さく、バルブ端部33から突出している細管34の挿通が可能な大きさの開口47が形成されている。
そして、バルブ端部33から突出している細管34を基板部の開口47に挿通させ、バルブ端部33を支持部43に組み合わせた後、バルブ端部33から導出している一対のリード線35をホルダ40の周壁部42外側に引き出し、シリコーン樹脂などによりバルブ端部33とホルダ40を接着固定させる。
点灯装置60は、回路基板62を備え、回路基板62に10kHz以上の高周波電力を印加して蛍光ランプ30を点灯させるためのインバータなどの点灯回路を構成する複数の電子部品63、接続ピン61が実装されている。回路基板62は略円板状に形成され、ホルダ40の周壁部42側の開口部45を塞ぐように図示しない互いの凹凸などにより嵌合固定する。
ホルダ40から引き出されたリード線35は、まずホルダ40の支持部43近傍に形成された一対の切り欠き部44に位置決され、回路基板62の接続ピン61に近接したホルダ開口45側に形成された切り欠き部46に再び位置決めし、接続ピン61に巻きつけ接続する。
グローブ50は、透明または光拡散性を有するガラスや合成樹脂などの材質により、白熱電球などの一般照明用電球のガラス球の形状に近い滑らかな曲面状に形成されている。グローブ50の一端部には開口部が形成され、この開口部の内縁部がホルダ40の外壁部に、開口部の外縁部がカバー20の内側に位置するようシリコーン樹脂やエポキシ樹脂などの接着剤により接着固定される。
なお、図3に示すとおり、ホルダ40に形成された切り欠き部44,46の形成箇所は、蛍光ランプ30を取り付ける支持部近傍のみの切り欠き44であっても、回路基板62に実装された接続ピン61近傍すなわちホルダ開口部側の切り欠き46のみであっても構わない。
本実施の形態の電球形蛍光ランプ10によれば、バルブ端部33に封着されたフィラメント電極を継線するリード線35をホルダ40の外側から配線させるとともに、ホルダ40に形成した切り欠き44,46に位置決めさせることで、蛍光ランプ30と点灯装置60の接続作業において、リード線35同士が所定の間隔を保つことができ、互いの接触を抑制するとともに、絶縁距離の確保が容易となる。また、リード線35を支持部43からホルダ40内部に挿通することがないので、リード線35の配線経路を目視確認することができる。したがって、リード線35同士が接触するなどの不具合を容易に抑制することができるとともに、接続作用が容易となる。
図4は本発明の照明装置100の概略構成図である。この照明装置100は、例えばダウンライト等の照明装置であり、照明器具本体101を有する。この照明器具本体101内にはソケット102および反射体103が取り付けられ、ソケット102には上記電球形蛍光ランプ10の口金21がねじ込みにより装着される。
この照明装置100によれば、電球形蛍光ランプ10の高光束、高発光効率の螺旋形部が図4中下方に向いているので、直下照度を向上させることができる。
また、電球形蛍光ランプ10の口金21側へ放射される光束を増大させる直状部が照明器具本体100の反射体103側に位置して対向しているので、この反射体103により反射される反射光を増加させることができる。
10…電球形蛍光ランプ、20…カバー、30…発光管、40…ホルダ、44,46…きり欠き、50…グローブ、60…点灯装置。
Claims (3)
- 一端側に口金を備え他端側に取付端部を有するカバーと;
屈曲形成されたバルブ端部から一対のリードワイヤーが導出された蛍光ランプと;
カバーに収容され、リードワイヤーが電気的に接続される接続端子が取り付けられた点灯回路基板を有する点灯回路と;
一方側に蛍光ランプのバルブ端部、他方側に点灯回路基板がそれぞれ取り付けられる支持部を有し、一対のリードワイヤーが支持部の外側を通って点灯回路基板の接続端子に接続されており、カバーの他端に取り付けられるホルダと;
蛍光ランプを覆う透光性を有するグローブと;
を具備していることを特徴とする電球形蛍光ランプ。 - ホルダの支持部は有底略円筒状に形成されており、一方側に基板部および基板部とバルブ端部が当接するようにバルブを取り付ける支持部を有しているとともに、基板部周囲から延在する周壁部を有し、周壁部の外周壁に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電球型蛍光ランプ。
- 請求項1または2記載の電球形蛍光ランプと;
この電球形蛍光ランプが取り付けられる器具本体と;
を具備していることを特徴する照明装置。
Priority Applications (1)
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JP2009219095A JP2011070812A (ja) | 2009-09-24 | 2009-09-24 | 電球形蛍光ランプおよび照明装置 |
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