JP2011070393A - 情報処理システム及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サービスを提供するプログラムに対し、そのプログラムの実行時に用いられる変数群とは異なる属性の変数群を与えてサービスを要求した場合であっても、サービスを提供し得るようにする。
【解決手段】サーバ装置の制御部は、クライアント装置から利用者情報の検索の要求を受け付けると、利用者情報の検索を実施するサーバ装置プログラムの仕様が記述されているWSDLファイルと、クライアント装置に記憶されているWSDLファイルに記述されている変数に差異があるか否かを判断する。そして、サーバ装置の制御部が、変数に差異があると判断した場合には、差異のない変数のみを引数としてサーバ装置プログラムを実行して利用者情報の検索を実施する。また、サーバ装置の制御部は、利用者情報の検索を実施結果と共に変数に差異がある旨を、クライアント装置に通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム及び通信装置に関する。
サーバ装置が通信回線を介して複数のクライアント装置と通信をおこなう環境において、それぞれのクライアント装置に応じたサービスを提供する技術がある。例えば、特許文献1には、利用者がクライアント装置を操作してサーバ装置に記憶された情報を参照しようとすると、サーバ装置は、その情報が、利用者によって前回に参照された時から修正されていると判断した場合には、変更箇所を通知する技術が開示されている。また、特許文献2には、サーバ装置が、それぞれのクライアント装置の特性に応じて加工した情報を各クライアント装置に配信する技術が開示されている。
特開2000−081999号公報 特開2003−196412号公報
本発明は、サービスを提供するプログラムに対し、そのプログラムの実行時に用いられる変数群とは異なる属性の変数群を与えてサービスを要求した場合であっても、サービスを提供し得るようにすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、変数の値を含み、当該変数の値を用いた処理を行うよう指示する指示情報を、外部の通信装置から受信する受信手段と、変数の値を用いた処理の手順が記述されたコンピュータプログラムと、当該コンピュータプログラムの実行時に用いられる変数の属性を定義した定義情報とを記憶する記憶手段と、前記外部の通信装置によって記憶されている変数の属性を特定する特定手段と、前記受信手段によって受信された指示情報に含まれる変数の値のうち、前記特定手段によって属性が特定された変数であって、前記記憶手段に記憶された定義情報によって属性が定義されている変数の値を用いて、前記コンピュータプログラムを実行する実行手段とを有していることを特徴とする通信装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成において、前記特定手段が、前記外部の通信装置に割り当てられた識別情報と、当該外部の通信装置によって記憶されている変数の属性と同じ内容が格納された格納場所とを対応付けて記憶しており、前記受信手段によって受信された指示情報を送信した前記外部の通信装置の識別情報を特定し、特定した当該識別情報に対応付けて記憶している前記格納場所から前記変数の属性を取得して、当該変数の属性を特定することを特徴とする通信装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1〜2に記載の構成において、前記受信手段によって受信された指示情報に含まれる変数であって、前記特定手段によって特定された変数の属性と、前記記憶手段に記憶されている定義情報により定義されている変数の属性とのいずれか一方にしか定義されていない変数の属性がある場合に、前記外部の通信装置に対して、いずれか一方にしか定義されていない変数の属性がある旨を報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置である。
請求項4に係る発明は、第1の通信装置と、当該第1の通信装置と通信を行う第2の通信装置とを備え、前記第1の通信装置は、変数の属性を定義した第1の定義情報を記憶する第1の記憶手段と、前記第1の定義情報により属性が定義された変数の値を含み、当該変数の値に応じた処理を前記第2の通信装置に行うよう指示する指示情報を生成する指示情報生成手段と、前記指示情報生成手段によって生成された前記指示情報を前記第2の通信装置に送信する送信手段とを有し、前記第2の通信装置は、前記送信手段によって送信された指示情報を受信する受信手段と、変数の値を用いた処理の手順が記述されたコンピュータプログラムと、当該コンピュータプログラムの実行時に用いられる変数の属性を定義した第2の定義情報とを記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された第1の定義情報により定義されている変数の属性を特定する特定手段と、前記受信手段によって受信された指示情報に含まれる変数の値のうち、前記特定手段によって属性が特定された変数であって、前記第2の記憶手段に記憶された第2の定義情報によって属性が定義されている変数の値を用いて、前記コンピュータプログラムを実行する実行手段とを有していることを特徴とする情報処理システムである。
請求項1に係る通信装置によれば、サービスを提供するプログラムに対し、そのプログラムの実行時に用いられる変数群とは異なる属性の変数群を与えてサービスを要求した場合であっても、サービスを提供することができる。
請求項2に係る通信装置によれば、指示情報の送信元である外部の通信装置にアクセスしなくても、その外部の通信装置に記憶されている変数の属性を特定することができる。
請求項3に係る通信装置によれば、指示情報に含まれる変数であって、特定手段によって特定された変数の属性と、記憶手段に記憶されている定義情報により定義されている変数の属性のいずれか一方にしか定義されていない変数の属性がある場合に、外部の通信装置に対して、いずれか一方にしか定義されていない変数の属性がある旨を報知することができる。
請求項4に係る情報処理システムによれば、第2の通信装置に記憶され、第1の通信装置にサービスを提供するプログラムに対し、そのプログラムの実行時に用いられる変数群とは異なる属性の変数群を与えてサービスを要求した場合であっても、サービスを提供することができる。
本発明の実施形態に係る情報処理システム100の全体構成を示したブロック図である。 同実施形態に係るWSDLファイルの内容を例示する図である。 同実施形態に係るクライアントURIテーブルの内容を例示する図である。 同実施形態に係る情報処理システムの動作を説明するフローチャートである。 同実施形態に係る情報検索画面5を示す図である。 同実施形態に係る利用者情報を検索するサービスの要求の内容を例示する図である。 同実施形態に係る利用者情報を検索するサービスの応答の内容を例示する図である。 同実施形態に係る情報検索結果画面8を示す図である。 同実施形態に係るサービス対応WSDLファイル2.0の内容を例示する図である。 同実施形態に係る差異情報ファイルの内容を例示する図である。 同実施形態に係る利用者情報を検索するサービスの応答の内容を例示する図である。 同実施形態に係る情報検索結果画面12を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(1)構成
図1は、情報処理システム100の全体構成を示したブロック図である。
情報処理システム100は、クライアント装置3から指示された処理を実施するサーバ装置1と、サーバ装置1に対して処理を指示するクライアント装置3と、サーバ装置1とクライアント装置3とを接続する通信回線2とを備えている。通信回線2は、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)又はインターネットなどの情報を伝達するための通信回線であり、サーバ装置1とクライアント装置3とを接続する。なお、情報処理システム100を構成するサーバ装置1やクライアント装置3の台数は、図1に図示された台数に限らない。
サーバ装置1は、利用者の各種属性を表す利用者情報を蓄積しており、クライアント装置3から受信した要求に応じて利用者情報を検索し、その結果をクライアント装置3に送信する、というサービスを行う第2の通信装置の一例である。このサーバ装置1は、制御部11と、記憶部12と、通信部13とを備えている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備えており、CPUがROMや記憶部12に記憶されているプログラムを実行することによってサーバ装置1の各部を制御する。通信部13は、通信回路や通信インタフェースを備えており、通信回線2を介してクライアント装置3の通信部33との間で情報の送受信をする受信手段の一例である。
記憶部12は、例えばHD(Hard Disk)などの不揮発性の補助記憶装置であり、制御部11によって実行されるコンピュータプログラムであるサーバ装置プログラムを記憶しているほか、その実行時に使用されるデータであるクライアントURIテーブル122、サーバ装置プログラム123及び利用者情報を記憶している。利用者情報は、UserID(利用者ID)、DisplayName(表示名)、MailAddress(メールアドレス)、LastName(姓)、FirstName(名)の情報から構成されている。サーバ装置プログラム123は、制御部11がクライアント装置3から受信した条件に基づいて利用者情報を検索するプログラムであり、変数の値を用いた処理の手順が記述されたコンピュータプログラムの一例である。
この記憶部12は、サーバ装置プログラム123がどのような仕様であるかが記述されているWSDL(Web Services Description Language)ファイルを記憶するWSDL記憶領域121を有している。より具体的に、このWSDLファイルには、サーバ装置プログラム123の名称、サーバ装置プログラム123の実行時に設定される変数の定義が記述されている。また、このWSDLファイルは、サーバ装置1に接続されているクライアント装置3の利用者に対して公開されており、クライアント装置3の利用者は、このWSDLファイルを基にして、クライアント装置3からサーバ装置1に対して利用者情報を検索させる指示を送信するクライアントプログラムを作成する。サーバ装置プログラム123の仕様に変更が生じた場合には、変更後の使用に対応するWSDLファイルが新たに公開される。つまり、WSDL記憶領域121には、サーバ装置プログラム123の仕様に変更が生じる度に新しいWSDLファイルがWSDL記憶領域121に記憶される。したがって第2の定義情報及び定義情報の一例であるWSDLファイルを記憶する記憶部12は、第2の記憶手段及び記憶手段の一例として機能する。
図2は、WSDLファイルの内容を例示する図である。
図2に示されたWSDLファイルの内容の203行目から205行目には、クライアント装置3から通信回線2を介してサーバ装置1に送信される変数であって、更に、サーバ装置プログラム123を実行する際に引数となる変数の定義が記述されている。203行目に記述された「UserID」というの名称の変数は、1つの値の入力が必須でstring型の属性であることが定義されている。204行目に記述された「DisplayName」というの名称の変数は、1つ以下の値の入力が可能でstring型の属性であることが定義されている。205行目に記述された「ExtendElementURI」というの名称の変数は、入力が任意でanyURI型の属性であることが定義されている。
図3は、クライアントURIテーブルの内容を例示する図である。
クライアントURIテーブル122は、クライアント装置3が記憶しているWSDLファイルを特定するための情報が記述される。クライアントIDの列には、クライアント装置3を一意に特定するために、各クライアント装置に割り当てられた識別情報が記述されている。クライアントURIの列には、クライアントIDに対応するクライアント装置3が記憶しているWSDLファイルをサーバ装置1の制御部11が特定するための情報であり、WSDLファイルが公開されている通信回線2上の格納場所を示す情報(以下、URI(Uniform Resource Identifier)情報と称する。)が記述されている。例えば、図3のクライアントURIテーブルには、クライアントIDが「Client001」のクライアント装置3に記憶されたWSDLファイルが、「 HYPERLINK "http://***.249.60.237/User.wsdl" http://***.249.60.237/User.wsdl」で示されるURI情報の場所に公開されていることが記述されている。サーバ装置1の制御部11は、URI情報として示された場所にアクセスすることにより、クライアント装置3に記憶されているWSDLファイルの特定が可能となる。URI情報としては、サーバ装置1の管理者が作成したWSDLファイルを利用者に対して公開している場所であっても良いし、利用者が作成したWSDLファイルを公開している場所であっても良く、クライアント装置3に記憶されているWSDLファイルを特定できれば良い。
図1の説明に戻る。クライアント装置3は、サーバ装置1に利用者情報を検索するサービスの要求を送信し、その結果である応答をサーバ装置1から受信する第1の通信装置及び外部の通信装置の一例である。クライアント装置3は、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、表示部34と、操作部35とを備えている。制御部31は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備えており、CPUがROMや記憶部12に記憶されているプログラムを実行することによってクライアント装置3の各部を制御する。通信部33は、通信回路や通信インタフェースを備えており、通信回線2を介してサーバ装置1の通信部13との間で情報の送受信をする送信手段の一例である。表示部34は、VRAM(Video RAM)、液晶ディスプレイ及び液晶駆動回路を備えており、制御部11から供給される画像データに基づいて各種の情報を表示する。操作部35は、マウスやキーボードなどの操作デバイスを備えており、利用者から入力された操作を受け付けて、その操作に応じた信号を制御部31に供給する。
記憶部32は、例えばHD(Hard Disk)などの不揮発性の補助記憶装置であり、制御部31によって実行されるコンピュータプログラムやその実行時に使用されるデータを記憶するための記憶手段である。この記憶部32は、第1の定義情報の一例であるWSDLファイルを記憶するためのWSDL記憶領域321を有しており、また、このWSDLファイルに記述された情報を基にして作成されたクライアントプログラム322と、クライアント装置3を一意に特定するためのクライアントIDとを記憶する第1の記憶手段の一例として機能する。このクライアントプログラム322は、WSDLファイルによって定義された変数を、通信回線2を介してサーバ装置1に送信し、その変数に応じた処理結果をサーバ装置1から受信する為のプログラムである。なお、本実施形態において、WSDL記憶領域321に記憶されたWSDLファイルは、先述した図2に示されたWSDLファイルに記述された内容と一致しているものとする。
(2)動作
図4は、情報処理システム100の動作を説明するフローチャートである。
利用者は、クライアント装置3の操作部35を操作して、クライアントプログラム322を実行するように指示する(ステップS401)。制御部31は、入力された指示を受付けるとクライアントプログラム322を実行して、サーバ装置1の提供する利用者情報を検索するサービスを受けるための画面(以下、情報検索画面と称する)を表示部34に表示させる。
図5は、情報検索画面5を示す図である。
情報検索画面5には、「UserID」と表記された入力項目51と、「DisplayName」と表記された入力項目52と、「検索」と表記されたソフトボタン53が表示されている。入力項目51と入力項目52は、それぞれWSDLファイルに定義されている「UserID」と「DisplayName」という名称の変数に対応している。ここで、利用者は、操作部35を操作して、入力項目51に「103」と入力し、さらに、ソフトボタン53を選択したとする。すると、制御部31は、UserIDの変数「103」を含み、利用者情報を検索するサービスの要求を生成し、通信回線2を介してサーバ装置1に送信する(ステップS402)。したがって指示情報の一例であるサービスの要求を生成する制御部11は、指示情報生成手段の一例として機能する。
図6は、利用者情報を検索するサービスの要求の内容を例示する図である。
図6に示されたサービスの要求には、「 HYPERLINK "http://***.co.jp/user" http://***.co.jp/user」というURIと、UserIDという変数の値「103」が含まれている。これは、利用者情報を検索するサービスが「 HYPERLINK "http://***.co.jp/user" http://***.co.jp/user」というURIで示される場所で提供され、さらに、検索条件となるUserIDという変数の値が「103」であることを意味している。UserIDという変数の値は、ステップS402で利用者が入力した情報である。また、この要求には、サービスの要求の送信元であるクライアント装置3のクライアントIDが付加されている。
図4の説明に戻る。サーバ装置1の制御部11は、クライアント装置3から送信された、サービスの要求を受信する(ステップS403)。この要求に応じて、制御部11は、サービスの要求の送信元であるクライアント装置3のクライアントIDを抽出条件として、クライアントURIテーブル122に記述されたURI情報を抽出する(ステップS404)。例えば、図3に示すクライアントURIテーブル122において、クライアントIDが「Client001」の場合には、URI情報として記述されている「 HYPERLINK "http://***.249.60.237/User.wsdl" http://***.249.60.237/User.wsdl」が示す場所に、クライアント装置3が記憶しているWSDLファイルを特定する情報が公開されていることになる。制御部11は、URI情報として記述された「 HYPERLINK "http://***.249.60.237/User.wsdl" http://***.249.60.237/User.wsdl」が示す場所にアクセスしてこの場所にて公開されているWSDLファイル(以降、公開WSDLファイルと称する)を取得し、RAMに記憶する(ステップS405)。したがって、サーバ装置1の制御部11は、クライアント装置3が記憶しているWSDLファイルから変数の属性を特定する特定手段の一例として機能する。
次に、制御部11は、利用者情報を検索するサービスを実現するサーバ装置プログラム123の仕様が記述されているWSDLファイル(以降、サービス対応WSDLファイル1.0と称する)に記述されている変数の定義と、RAMに記憶された公開WSDLファイルに記述されている変数の定義との間に差異があるか否かを判断する(ステップS406)。より具体的には、制御部11は、変数の属性である型や、変数の名称や、変数の数などの比較を行う。本実施形態においては、公開WSDLファイルとサービス対応WSDLファイル1.0に記述された変数の属性の定義は、図2に示したWSDLファイルと同一であるから差異は発生しない。したがって、制御部11は、公開WSDLファイルとサービス対応WSDLファイル1.0にそれぞれ記述された変数の属性の定義に差異が無いと判断するから(ステップS406;NO)、ステップS403で受信したサービスの要求に記述された全ての変数の値を検索条件として用いる。つまり、制御部11は、ステップS403で受信したUserIDという変数の値「103」を検索条件として、サーバ装置プログラム123を実行して利用者情報の検索を実施することで(ステップS407)、サーバ装置プログラム123を実行する実行手段の一例として機能する。そして、制御部11は、検索した結果を、サービスの応答としてクライアント装置3に対して送信する(ステップS408)。
図7は、利用者情報を検索するサービスの応答の内容を例示する図である。
図7に示されたサービスの応答には、「 HYPERLINK "http://***.co.jp/user" http://***.co.jp/user」というURIと、UserIDという変数の値「103」と、DisplayNameという変数の値「Tarou Suzuki」とが含まれている。これは、利用者情報を検索するサービスが「 HYPERLINK "http://***.co.jp/user" http://***.co.jp/user」というURIで示される場所で提供され、さらに、利用者情報を検索した結果として、UserID「103」及びDisplayName「Tarou Suzuki」が得られたことを意味している。なお、図7の例では、ExtendElementURIという変数の値としては何も得られなかったことになる。
クライアント装置3の制御部31は、サーバ装置1から利用者情報を検索した結果を受信すると(ステップS409)、その内容を表示部34に表示させる(ステップS410)。
図8は、情報検索結果画面8を示す図である。
情報検索結果画面8においては、「UserID」と表記された表示項目81と、「DisplayName」と表記された表示項目82と、「ExtendElementURI」と表記された表示項目83とにそれぞれ、ステップS409で受信した利用者情報を検索した結果が表示されている。つまり、表示項目81には、UserIDという変数の値「103」が表示され、表示項目82には、DisplayNameという変数の値「Tarou Suzuki」が表示され、表示項目83には、空白が表示されている。
次に、サーバ装置プログラム123の仕様が記述されているWSDLファイルと、クライアント装置3が記憶するWSDLファイルにそれぞれ記述されている変数の属性の定義に差異がある場合について説明する。
例えば、サーバ装置プログラム123に対して、利用者情報を検索する検索条件(変数)を増やす修正が管理者により実施されたと仮定する。この場合、クライアント装置3とサーバ装置1の間で送受信される変数が増えることになる。サーバ装置1の管理者は、仕様が修正されたサーバ装置プログラム123に対応して、サービス対応WSDLファイル1.0に修正を加えたWSDLファイル(以降、サービス対応WSDLファイル2.0)を作成し、利用者に対して公開するべく、WSDL記憶領域121に格納する。
図9は、サービス対応WSDLファイル2.0の内容を例示する図である。
図9に示されたサービス対応WSDLファイル2.0には、906行目から908行目に新たに追加された3つの変数が定義されている。具体的には、「MailAddress」という名称の変数は、1つ以下の値の入力が可能でstring型の属性であることが定義されている。また、「LastName」という名称の変数は、1つ以下の値の入力が可能でstring型の属性であることが定義されている。また、「FirstName」という名称の変数は、1つ以下の値の入力が可能でstring型の属性であることが定義されている。
クライアント装置3は、サーバ装置プログラム123の修正に対応していないため、WSDL記憶領域321に記憶しているWSDLファイルは、先述の図2に示したWSDLファイル(公開WSDLファイル)のままである。したがって、クライアント装置3が利用者情報を検索する為の条件としてサーバ装置1に送信する変数の属性と、実際にサーバ装置1が利用者情報を検索する為の条件として使用する変数の属性とに差異が発生することになる。
ここで、図4を用いて動作説明を行う。ステップS406において制御部11は、サーバ装置プログラム123の仕様が記述されているサービス対応WSDLファイル2.0と、記憶部12のRAMに記憶された公開WSDLファイルにそれぞれ記述されている変数の属性の定義に差異があると判断すると(ステップS406;YES)、差異が無い変数と、差異がある変数とに分類する。より具体的には、制御部11は、図2に示す公開WSDLファイルの変数の属性の定義と、図9に示すサービス対応WSDLファイル2.0の変数の属性の定義とを1行ずつ比較することにより、「UserID」と、「DisplayName」と、「ExtendElementURI」という3つの変数の属性に対しては差異が無いと判断し、さらに「MailAddress」、「LastName」、「FirstName」という3つの変数の属性に対しては差異があると判断する。次に、制御部11は、差異が無いと判断された変数に該当する、「UserID」と、「DisplayName」と、「ExtendElementURI」という3つの変数の値を基に利用者情報を検索する(ステップS411)。また、制御部11は、差異があると判断された変数に該当する、「MailAddress」、「LastName」、「FirstName」という3つの変数に関する情報を、変数の差異情報としてファイル形式で作成し(以降、これを差異情報ファイルと称する。)、記憶部12に記憶させる(ステップS412)。図10は、差異情報ファイルの内容を例示する図である。差異情報ファイルには、1203行目から1205行目に差異があると判断された変数に該当する、「MailAddress」、「LastName」、「FirstName」という3つの変数を定義する情報が記述されている。
図4の説明に戻る。制御部11は、サーバ装置プログラム123を実行することで得られた利用者情報の検索結果をサービスの応答としてクライアント装置3に送信する(ステップS408)。
図11は、利用者情報を検索するサービスの応答の内容を例示する図である。
図11に示されたサービスの応答には、利用者情報を検索するサービスが提供される場所を示すURIが「 HYPERLINK "http://***.co.jp/user" http://***.co.jp/user」であり、さらに、利用者情報を検索した結果としてUserIDという変数に「103」が記述され、DisplayNameという変数に「Tarou Suzuki」が記述され、ExtendElementURIという変数に「http://129.249.60.***/ExtendElementURI.xsd」が記述されていることが示されている。サービスの応答としては、図7に示されたステップS406で変数に差異がないと判断された場合と、UserIDとDisplayNameという変数に記述された情報は同一であるが、ExtendElementURIという変数にURI情報が記述されている点で異なる。この、URI情報が示す場所には、ステップS412で作成した差異情報ファイルが記憶されている。
クライアント装置3の制御部31は、サーバ装置1から送信されてきたサービスの応答を受信すると(ステップS409)、表示部34にサービスの応答を表示させる(ステップS410)。
図12は、情報検索結果画面11を示す図である。
情報検索結果画面11には、UserIDと表記された表示項目111と、DisplayNameと表記された表示項目112と、ExtendElementURIと表記された表示項目113に、ステップS409で受信した利用者情報を検索した結果が表示されている。つまり、表示項目111には、UserIDという変数の値である「103」が表示され、表示項目112には、DisplayNameという変数の値である「Tarou Suzuki」が表示され、表示項目113には、ExtendElementURIという変数の値である差異情報ファイルが記憶されている場所を示すURI情報「http://129.249.60.***/ExtendElementURI.xsd」が表示されている。利用者は、操作部35を操作して表示項目113を選択する。すると、制御部31は、表示部34に先述した図10に示す差異情報ファイルに記述された情報を表示する。利用者は、表示部34に表示された差異情報ファイルに記述された情報によって、クライアント装置3が利用者情報を検索する為の条件としてサーバ装置1に送信する変数と、実際にサーバ装置1が利用者情報を検索する為の条件として使用する変数とに発生している差異を確認する。また、利用者は、変数の差異を確認することによって、変数の差異を解消するために修正後のサーバ装置プログラム123に対応するWSDLファイルを基にしてクライアントプログラム322を修正するか否かを判断する。
(3)変形例
(3−1)変形例1
本実施形態において制御部11は、ステップS406の処理において、サーバ装置プログラム123の仕様が記述されているWSDLファイルと、クライアント装置3が記憶しているWSDLファイルに記述されている変数に差異があるか否かを判断した。しかし、制御部11が変数に差異があるか否かを判断する処理は、サーバ装置プログラム123の仕様が修正された場合、クライアント装置3が始めてサーバ装置1に処理を依頼した場合、又は前回の処理において変数に差異があると判断された場合などに限定してもよい。
(3−2)変形例2
本実施形態においてクライアントURIテーブル122には、クライアント装置3に記憶されたWSDLファイルを特定する為の情報として、WSDLファイルが公開されている場所を示すURI情報が記述されているとした。しかし、WSDLファイルを特定する為の情報としては、WSDLファイルに記述されている情報自体が記述されていてもよい。
100…情報処理システム、1…サーバ装置、11…制御部、12…記憶部、121…WSDL記憶領域、122…クライアントURIテーブル、123…サーバ装置プログラム、13…通信部、2…通信回線、3…クライアント装置、31…制御部、32…記憶部、321…WSDL記憶領域、322…クライアントプログラム、33…通信部、34…表示部、35…操作部。

Claims (4)

  1. 変数の値を含み、当該変数の値を用いた処理を行うよう指示する指示情報を、外部の通信装置から受信する受信手段と、
    変数の値を用いた処理の手順が記述されたコンピュータプログラムと、当該コンピュータプログラムの実行時に用いられる変数の属性を定義した定義情報とを記憶する記憶手段と、
    前記外部の通信装置によって記憶されている変数の属性を特定する特定手段と、
    前記受信手段によって受信された指示情報に含まれる変数の値のうち、前記特定手段によって属性が特定された変数であって、前記記憶手段に記憶された定義情報によって属性が定義されている変数の値を用いて、前記コンピュータプログラムを実行する実行手段と
    を有していることを特徴とする通信装置。
  2. 前記特定手段は、
    前記外部の通信装置に割り当てられた識別情報と、当該外部の通信装置によって記憶されている変数の属性と同じ内容が格納された格納場所とを対応付けて記憶しており、
    前記受信手段によって受信された指示情報を送信した前記外部の通信装置の識別情報を特定し、特定した当該識別情報に対応付けて記憶している前記格納場所から前記変数の属性を取得して、当該変数の属性を特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 前記受信手段によって受信された指示情報に含まれる変数であって、前記特定手段によって特定された変数の属性と、前記記憶手段に記憶されている定義情報により定義されている変数の属性とのいずれか一方にしか定義されていない変数の属性がある場合に、前記外部の通信装置に対して、いずれか一方にしか定義されていない変数の属性がある旨を報知する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 第1の通信装置と、
    当該第1の通信装置と通信を行う第2の通信装置とを備え、
    前記第1の通信装置は、
    変数の属性を定義した第1の定義情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の定義情報により属性が定義された変数の値を含み、当該変数の値に応じた処理を前記第2の通信装置に行うよう指示する指示情報を生成する指示情報生成手段と、
    前記指示情報生成手段によって生成された前記指示情報を前記第2の通信装置に送信する送信手段とを有し、
    前記第2の通信装置は、
    前記送信手段によって送信された指示情報を受信する受信手段と、
    変数の値を用いた処理の手順が記述されたコンピュータプログラムと、当該コンピュータプログラムの実行時に用いられる変数の属性を定義した第2の定義情報とを記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された第1の定義情報により定義されている変数の属性を特定する特定手段と、
    前記受信手段によって受信された指示情報に含まれる変数の値のうち、前記特定手段によって属性が特定された変数であって、前記第2の記憶手段に記憶された第2の定義情報によって属性が定義されている変数の値を用いて、前記コンピュータプログラムを実行する実行手段と
    を有していることを特徴とする情報処理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022190418A1 (ja) * 2021-03-11 2022-09-15 オムロン株式会社 開発支援装置、開発支援方法および開発支援プログラム

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