JP2011070134A - 撮像装置および画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】構成の複雑化、コスト増を招くことなく、遠/近の何れにあるかを容易かつ精度良く判別でき、ひいては距離推定の時間を短縮できることが可能な撮像装置および画像処理方法を提供する。
【解決手段】非点隔差を発生させる撮像光学系11と、撮像光学系11によって結像された撮像画像を電気信号に変換する固体撮像素子12を有し、画像処理部13は、画像のボケ量(PSFの広がり)を検出する機能を含み、画像データに対して撮像光学系の焦点位置から前後それぞれに同量の任意のディフォーカス量に応じた点広がり関数から得られたボケ復元フィルタを用いてフィルタリング処理を施した画像のボケ量を比較することで、画像のピントが焦点位置に対して合っているかまたは前後何れの方にあるかを判定してピント位置に相当する被写体距離の推定を行う。
【選択図】図1
【解決手段】非点隔差を発生させる撮像光学系11と、撮像光学系11によって結像された撮像画像を電気信号に変換する固体撮像素子12を有し、画像処理部13は、画像のボケ量(PSFの広がり)を検出する機能を含み、画像データに対して撮像光学系の焦点位置から前後それぞれに同量の任意のディフォーカス量に応じた点広がり関数から得られたボケ復元フィルタを用いてフィルタリング処理を施した画像のボケ量を比較することで、画像のピントが焦点位置に対して合っているかまたは前後何れの方にあるかを判定してピント位置に相当する被写体距離の推定を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、車載カメラ、デジタルスチルカメラや携帯端末用小型カメラ等の民生機器、監視カメラや画像検査装置等の産業機器等を含めた電子画像機器システムの単眼測距システムに適用可能な撮像装置および画像処理方法に関するものである。
従来の測距方法として、DFD(Depth−From−Defocus)という手法が知られている。
これは2次元画像から奥行き情報を得る方法で、ボケの大きさから結像位置とのズレ量を画像処理で求める。
これは2次元画像から奥行き情報を得る方法で、ボケの大きさから結像位置とのズレ量を画像処理で求める。
また、特許文献1には、複数種類の距離に対応した複数のボケ復元フィルタを用意してオートフォーカスをアシストする技術が開示されている。
しかしながら、上記DFDの技術では、2つの欠点がある。
第1に、上記技術ではピント位置に対して、前後のボケが同一となった場合、近側なのか遠側なのか区別することができない。
第2に、上記技術では画角の広い車載カメラのような光学系だと被写界深度が深く、距離が変わっても点像強度分布(PSF)の差が小さく判別することができない。
第1に、上記技術ではピント位置に対して、前後のボケが同一となった場合、近側なのか遠側なのか区別することができない。
第2に、上記技術では画角の広い車載カメラのような光学系だと被写界深度が深く、距離が変わっても点像強度分布(PSF)の差が小さく判別することができない。
また、特許文献1に開示された技術では、機械的なオートフォーカス機構との併用であるため、レンズを駆動させる機構が必要であり、構成の複雑化を招き、また、その分のコストが必要となる、また、駆動部分を要するということは耐衝撃性、耐久性の面からも不利益となる。
本発明は、構成の複雑化、コスト増を招くことなく、遠/近の何れにあるかを容易かつ精度良く判別でき、ひいては距離推定の時間を短縮できることが可能な撮像装置および画像処理方法を提供することにある。
本発明の第1の観点の撮像装置は、非点隔差を発生させる撮像光学系と、前記撮像光学系によって結像された撮像画像を電気信号に変換する光電変換部と、前記光電変換部によって得られた画像データに画像処理を施す画像処理部と、前記撮像光学系の焦点位置を中心に前後のディフォーカス量に応じた点広がり関数(PSF)から得られたボケ復元フィルタ群と、前記ボケ復元フィルタ群で前記画像データをフィルタリング処理するフィルタ処理部と、を有し、前記画像処理部は、画像のボケ量(PSFの広がり)を検出する機能を含み、前記画像データに対して前記撮像光学系の焦点位置から前後それぞれに同量の任意のディフォーカス量に応じた点広がり関数から得られたボケ復元フィルタを用いてフィルタリング処理を施した画像のボケ量を比較することで、画像のピントが前記焦点位置に対して合っているかまたは前後何れの方にあるかを判定してピント位置に相当する被写体距離の推定を行う。
好適には、前記非点隔差によって発生する前記画像のボケ(PSF)の形状は前記撮像光学系の焦点位置の前後で何れか一方がサジタル成分が強く、他方がメリジオナル成分が強い。
好適には、前記撮像光学系は、回転非対称な光学特性を発現する光学面または光学素子部を含み、当該光学素子により非点隔差を発生させる。
好適には、前記撮像光学系は、絞りを有し、当該絞りは前記非点隔差を発生させる光学面または光学素子に隣接して配置される。
好適には、前記光学素子は絞りの機能を兼ね備える。
好適には、前記非点隔差を発生させる撮像光学系は、前記光学系の光軸をz軸とし、互いに直交する2軸をx、yとし、θをアジマス角としたとき、位相が下記式で表される。
z=α×(√(x2+y2))β×COS(2θ)
ただし、αとβは任意の係数とする。
z=α×(√(x2+y2))β×COS(2θ)
ただし、αとβは任意の係数とする。
好適には、前記画像処理部は、前記ボケ量の検出を、コントラストまたは所定周波数の振幅相関値によって行う。
好適には、前記画像処理部は、前記ボケ量の検出を、画像内の所定領域に対して行う。
本発明の第2の観点の画像処理方法は、非点隔差を発生させる撮像光学系によって結像された撮像画像の画像データを得る画像データ取得ステップと、前記得られた画像データに画像処理を施す画像処理ステップと、を有し、前記撮像光学系の焦点位置を中心に前後のディフォーカス量に応じた点広がり関数(PSF)からボケ復元フィルタ群を得るフィルタ取得ステップと、取得したボケ復元フィルタを用いてフィルタリング処理を施すフィルタリングステップと、フィルタリングを施した画像のボケ量を検出する検出ステップと、検出したボケ量を比較する比較ステップと、上記比較ステップの比較結果により画像のピントが前記焦点位置に対して合っているかまたは前後何れの方にあるかを判定してピント位置に相当する被写体距離の推定を行う推定ステップとを有する。
本発明によれば、構成の複雑化、コスト増を招くことなく、遠/近の何れにあるかを容易かつ精度良く判別でき、ひいては距離推定の時間を短縮できることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置の構成例を示す図である。
本撮像装置10は、撮像光学系11、固体撮像素子12、画像処理部13、およびボケ復元フィルタ群14を有する。
撮像装置10は、被写体距離推定機能を有し、被写体距離の測定を目的とした特殊面を持つ光学素子を用いることにより、物体距離に応じたPSFの変化から、物体距離の推定を行う機能を有する。
撮像装置10において、撮像光学系11に含まれる被写体距離の測定を目的とした非点隔差(本実施形態では収差)を発生させる特殊面形状の光学素子を有する。特殊面が絞りの効果を有する、もしくは絞りに隣接していて、回転非対称な自由曲面を用いることによって近側から遠側までのPSFの変化を制御する。
撮像装置10において、撮像光学系11に含まれる被写体距離の測定を目的とした非点隔差(本実施形態では収差)を発生させる特殊面形状の光学素子を有する。特殊面が絞りの効果を有する、もしくは絞りに隣接していて、回転非対称な自由曲面を用いることによって近側から遠側までのPSFの変化を制御する。
このように、本撮像装置10は、距離におけるPSFの変化を制御する。
具体的には、一般的には、アウトフォーカスしていくとPSFが円形に自然にボケていくのに対し、非点隔差を発生させる特殊面を使用した光学系では、アウトフォーカスしていくと、たとえば近側でサジタル成分が強くなり、遠側でメリジオナル成分が強くなる。 よって、特殊面を通った光学系は従来と異なったボケを形成しPSFの変化に応じた被写体距離の推定を容易にすることができる。
具体的には、一般的には、アウトフォーカスしていくとPSFが円形に自然にボケていくのに対し、非点隔差を発生させる特殊面を使用した光学系では、アウトフォーカスしていくと、たとえば近側でサジタル成分が強くなり、遠側でメリジオナル成分が強くなる。 よって、特殊面を通った光学系は従来と異なったボケを形成しPSFの変化に応じた被写体距離の推定を容易にすることができる。
本撮像装置10は、画像のボケ量(PSFの広がり)を検出する機能を含み、画像データに対して撮像光学系11の焦点位置から前後それぞれに同量の任意のディフォーカス量に応じた点広がり関数から得られたボケ復元フィルタを用いてフィルタリング処理を施す機能を有する。
撮像装置10は、フィルタリング処理した複数の画像のボケ量を比較することで、画像のピントが焦点位置に対して合っているかまたは前後何れの方にあるかを判定してピント位置に相当する被写体距離の推定を行う機能を有している。
撮像装置10は、フィルタリング処理した複数の画像のボケ量を比較することで、画像のピントが焦点位置に対して合っているかまたは前後何れの方にあるかを判定してピント位置に相当する被写体距離の推定を行う機能を有している。
撮像光学系11は、上述したように非点収差発生特殊光学素子111を含んで構成されている。
図2は、本実施形態に係る非点収差発生特殊光学素子を含む撮像光学系(レンズユニット)の基本構成を示す図である。
撮像光学系11は、被写体物体OBJを撮影した像を固体撮像素子12に供給する。
また、撮像光学系11は、物体側から順に、第1レンズ111、非点収差発生特殊光学素子112、第2レンズ113、第3レンズ114、第4レンズ115が配置されている。
本実施形態の撮像光学系11は、第3レンズ114と第4レンズ115が接合されている。すなわち、本実施形態の撮像光学系11のレンズユニットは、接合レンズを含んで構成されている。
撮像光学系11は、被写体物体OBJを撮影した像を固体撮像素子12に供給する。
また、撮像光学系11は、物体側から順に、第1レンズ111、非点収差発生特殊光学素子112、第2レンズ113、第3レンズ114、第4レンズ115が配置されている。
本実施形態の撮像光学系11は、第3レンズ114と第4レンズ115が接合されている。すなわち、本実施形態の撮像光学系11のレンズユニットは、接合レンズを含んで構成されている。
非点収差発生特殊光学素子112は、特殊面が絞りの効果を有する、もしくは絞りに隣接していて、回転非対称な自由曲面を用いることによって近側から遠側までのPSFの変化を制御する。
この非点隔差(収差)を発生させる撮像光学系は、図2および図3に示すように、光学系の光軸をz軸とし、互いに直交する2軸をx、yとし、θをアジマス角としたとき、位相が下記式で表される。
z=α×(√(x2+y2))β×COS(2θ)
ただし、αとβは任意の係数とする。
z=α×(√(x2+y2))β×COS(2θ)
ただし、αとβは任意の係数とする。
図3は、軸方向を示すものであり、上記方程式は図3の軸のとおりとなる。
図4は、方程式によって表現される面を立体描画した図である。なお、この例では、係数αは0.01、βは2.0で描写している。
図4は、方程式によって表現される面を立体描画した図である。なお、この例では、係数αは0.01、βは2.0で描写している。
上記式の構成としては、図5に示すように3つの項に分かれる。
まず、非点隔差発生項には、変数が存在しない。非点隔差発生項、言い換えれば余弦項が非点隔差を発生する項となっていて、その他2つの項が実際に非点隔差を制御する項となる。
1つ目の制御項[α]が、測距範囲を決める項で、非点隔差の大小を決める。大きければ、被写体距離に応じて、PSFの変化が敏感になり、より細かい測距が可能となる。反面大きすぎると、PSFの形状が異型となり、全体の画像処理にかかる負荷が大きくなる。
次の周波数制御項[β]については、どの周波数のPSFをコントロールするかを決める。値が小さい程、低周波から効果を発生させることができて、値が大きくなればなるほど高周波成分に効果が顕著に現れる。
まず、非点隔差発生項には、変数が存在しない。非点隔差発生項、言い換えれば余弦項が非点隔差を発生する項となっていて、その他2つの項が実際に非点隔差を制御する項となる。
1つ目の制御項[α]が、測距範囲を決める項で、非点隔差の大小を決める。大きければ、被写体距離に応じて、PSFの変化が敏感になり、より細かい測距が可能となる。反面大きすぎると、PSFの形状が異型となり、全体の画像処理にかかる負荷が大きくなる。
次の周波数制御項[β]については、どの周波数のPSFをコントロールするかを決める。値が小さい程、低周波から効果を発生させることができて、値が大きくなればなるほど高周波成分に効果が顕著に現れる。
この撮像光学系11は、回転非対称な光学特性を発現し、非点収差発生特殊光学素子112により非点収差(隔差)を発生させる。
また、非点隔差によって発生する画像のボケ(PSF)の形状は撮像光学系11の焦点位置の前後で何れか一方がサジタル成分が強く、他方がメリジオナル成分が強い。
図6は、通常光学系の中心ディフォーカスMTFを示す図である。
図7は、本実施形態に係る撮像光学系のディフォーカスMTFを示す図である。
図6および図7において、実線がサジタル特性を、破線がメリジオナル特性を示している。
図7は、本実施形態に係る撮像光学系のディフォーカスMTFを示す図である。
図6および図7において、実線がサジタル特性を、破線がメリジオナル特性を示している。
図6(A)および(B)の通常光学系の中心MTFは、特徴として、本来サジタルとメリジオナルが揃っている。
図7(A)および(B)の非点収差発生特殊光学素子112を用いた撮像光学系11の中心MTFは、特徴としては、サジタルとメリジオナルを分離することができる。
非点隔差が発生すると図7の(A)と(B)に示すとおりこの非点収差発生特殊光学素子112を用いると中心から周辺まで一様に非点隔差を発生させることができる。
PSFの形状を円形から変えることで、アウトフォーカスしたときの遠近の方向の違いによりサジタル成分、もしくはメリジオナル成分を強くすることによって、距離に対してPSFの感度が強くなる。
さらに、広角になると被写界深度が深く、被写体距離に対してPSFの変化が小さくなるが、この非点収差発生特殊素子を用いると被写体距離に対してPSFの変化が大きくなり被写体距離が推定しやすくなる。
図7(A)および(B)の非点収差発生特殊光学素子112を用いた撮像光学系11の中心MTFは、特徴としては、サジタルとメリジオナルを分離することができる。
非点隔差が発生すると図7の(A)と(B)に示すとおりこの非点収差発生特殊光学素子112を用いると中心から周辺まで一様に非点隔差を発生させることができる。
PSFの形状を円形から変えることで、アウトフォーカスしたときの遠近の方向の違いによりサジタル成分、もしくはメリジオナル成分を強くすることによって、距離に対してPSFの感度が強くなる。
さらに、広角になると被写界深度が深く、被写体距離に対してPSFの変化が小さくなるが、この非点収差発生特殊素子を用いると被写体距離に対してPSFの変化が大きくなり被写体距離が推定しやすくなる。
図8(A)および(B)は、通常光学系の非点収差カーブと、本実施形態に係る非点収差発生特殊光学素子を用いた光学系の非点収差カーブを示す図である。
大きな違いは、一般的には中心はサジタルとメリジオナルが揃っていて周辺にいくにしたがって広がっていく。
周辺だけならPSFの形状で距離を推定することは可能であるが、中心から非点隔差を発生させるには、非点収差発生特殊光学素子が適している。
大きな違いは、一般的には中心はサジタルとメリジオナルが揃っていて周辺にいくにしたがって広がっていく。
周辺だけならPSFの形状で距離を推定することは可能であるが、中心から非点隔差を発生させるには、非点収差発生特殊光学素子が適している。
図9(A)および(B)は、本実施形態に係る非点収差発生特殊光学素子を用いた光学系のスポット形状と、通常光学系のスポット形状を示す図である。
通常光学系では、スポット形状の距離変化は円形を維持しながらアウトフォーカスするにしたがって大きくなるだけだが、非点収差発生特殊光学素子112を用いるとプラス側とマイナス側で形状が異なる。
通常光学系では、スポット形状の距離変化は円形を維持しながらアウトフォーカスするにしたがって大きくなるだけだが、非点収差発生特殊光学素子112を用いるとプラス側とマイナス側で形状が異なる。
図10から図12は、通常光学系の距離に応じたMTFの変化を示す図である。
図13から図15は、本実施形態に係る非点収差発生特殊光学素子を有する撮像光学系の距離に応じたMTFの変化を示す図である。
図10および図13は物体距離120mm(ピント位置)のMTFを、図11および図14は物体距離100mm[近側]のMTFを、図12および図15は物体距離145mm[遠側]のMTFを示を示している。
図13から図15は、本実施形態に係る非点収差発生特殊光学素子を有する撮像光学系の距離に応じたMTFの変化を示す図である。
図10および図13は物体距離120mm(ピント位置)のMTFを、図11および図14は物体距離100mm[近側]のMTFを、図12および図15は物体距離145mm[遠側]のMTFを示を示している。
MTFに関しても、通常光学系ではサジタルとメリジオナルが揃っていて、本実施形態に係る撮像光学系11では、サジタルとメリジオナルを分離することができる。
このように、本実施形態においては、機械的なオートフォーカス機構を用いない代わりに、回転非対称な光学特性を有して非点隔差を発生させる撮像光学系11によって、焦点位置の前後でPSF形状の広がりをサジタル/メリジオナル方向に異ならせることで、まず遠/近の何れにあるかを容易かつ精度良く判別でき、ひいては距離推定の時間を短縮できる。
非点収差発生特殊光学素子112を含む光学系11を介した被写体OBJからの光が、固体撮像素子12の撮像面上に結像される。
なお、固体撮像素子12で撮像される被写体分散像は、非点収差発生特殊光学素子112により固体撮像素子12の像面上ではピントが合わず、深度の深い光束とボケ部分が形成された像である。
固体撮像素子12は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサなどの固体撮像素子により形成され、光学系11を通った被写体OBJの光学像を受けて画像信号に変換する。
固体撮像素子12は、図示しないA/D変換部を含み、固体撮像素子12で得られたアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル画像信号S12を画像処理部13に出力する。
なお、固体撮像素子12で撮像される被写体分散像は、非点収差発生特殊光学素子112により固体撮像素子12の像面上ではピントが合わず、深度の深い光束とボケ部分が形成された像である。
固体撮像素子12は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサなどの固体撮像素子により形成され、光学系11を通った被写体OBJの光学像を受けて画像信号に変換する。
固体撮像素子12は、図示しないA/D変換部を含み、固体撮像素子12で得られたアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル画像信号S12を画像処理部13に出力する。
画像処理部13は、前段のA/D変換部からくる撮像画像のデジタル信号を入力し、エッジ強調等の画像処理を施し、撮像光学系11の収差により低下したコントラストを向上させボケた画像を復元し、後段に出力する処理部131を有する。
また、画像処理部13は、物体距離に応じたPSFの変化から、物体距離の推定を行う被写体距離推定装置132を有する。
また、画像処理部13は、物体距離に応じたPSFの変化から、物体距離の推定を行う被写体距離推定装置132を有する。
処理部131は、画像のボケ量(PSFの広がり)を検出する機能を含み、画像データに対して撮像光学系11の焦点位置から前後それぞれに同量の任意のディフォーカス量に応じた点広がり関数から得られたボケ復元フィルタを用いてフィルタリング処理を施す機能を有する。
被写体距離推定装置132は、フィルタリング処理した複数の画像のボケ量を比較することで、画像のピントが焦点位置に対して合っているかまたは前後何れの方にあるかを判定してピント位置に相当する被写体距離の推定を行う機能を有している。
被写体距離推定装置132は、フィルタリング処理した複数の画像のボケ量を比較することで、画像のピントが焦点位置に対して合っているかまたは前後何れの方にあるかを判定してピント位置に相当する被写体距離の推定を行う機能を有している。
画像処理部13は、ボケ量の検出を、コントラストまたは所定周波数の振幅相関値によって行う。
画像処理部13は、ボケ量の検出を、画像内の所定領域に対して行う。
画像処理部13は、ボケ量の検出を、画像内の所定領域に対して行う。
図16は、被写体距離と距離対応フィルタの関係を示す図である。
ボケ復元フィルタ群14は、被写体距離Dに応じた距離対応フィルタfを含む。
図16において、符号Nは至近(近側)を、Fは遠側を示している
距離対応フィルタもピント位置のフィルタをf0として、近側にfN1、〜fNn、fNn+1を有し、遠側にfF1、〜fFn、fFn+1を有する。
ボケ復元フィルタ群14は、被写体距離Dに応じた距離対応フィルタfを含む。
図16において、符号Nは至近(近側)を、Fは遠側を示している
距離対応フィルタもピント位置のフィルタをf0として、近側にfN1、〜fNn、fNn+1を有し、遠側にfF1、〜fFn、fFn+1を有する。
図17は、本実施形態に係る画像処理部の処理例を説明するためのフローチャートである。
この場合、まず被写体を撮像し(ST1)、画像処理部13の処理部131は撮像光学系11の焦点位置から前後それぞれに同量の任意のデフォーカス量に応じた距離対応フィルタfNnとfFnによるフィルタリングを行う(ST2)。
処理部131は、フィルタリングの結果のPSF(コントラスト)の比較を行う(ST3)。
距離対応フィルタfNnによるフィルタリング結果のPSFNnが、距離対応フィルタfFnによるフィルタリング結果のPSFFnより小さい場合、PSFが最小となる距離対応フィルタfNnをサーチする(ST4)。
そのフィルタが距離D=Nnに相当するフィルタとして選択し、フィルタfNnによるフィルタリングを行う(ST5、ST6)。
距離対応フィルタfNnによるフィルタリング結果のPSFNnが、距離対応フィルタfFnによるフィルタリング結果のPSFFnと等しい場合、そのフィルタが距離D=D0に相当するフィルタとして選択し、フィルタf0によるフィルタリングを行う(ST7、ST8)。
距離対応フィルタfNnによるフィルタリング結果のPSFNnが、距離対応フィルタfFnによるフィルタリング結果のPSFFnより大きい場合、PSFが最小となる距離対応フィルタfFnをサーチする(ST9)。
そのフィルタが距離D=Fnに相当するフィルタとして選択し、フィルタfFnによるフィルタリングを行う(ST10、ST11)。
処理部131は、フィルタリングの結果のPSF(コントラスト)の比較を行う(ST3)。
距離対応フィルタfNnによるフィルタリング結果のPSFNnが、距離対応フィルタfFnによるフィルタリング結果のPSFFnより小さい場合、PSFが最小となる距離対応フィルタfNnをサーチする(ST4)。
そのフィルタが距離D=Nnに相当するフィルタとして選択し、フィルタfNnによるフィルタリングを行う(ST5、ST6)。
距離対応フィルタfNnによるフィルタリング結果のPSFNnが、距離対応フィルタfFnによるフィルタリング結果のPSFFnと等しい場合、そのフィルタが距離D=D0に相当するフィルタとして選択し、フィルタf0によるフィルタリングを行う(ST7、ST8)。
距離対応フィルタfNnによるフィルタリング結果のPSFNnが、距離対応フィルタfFnによるフィルタリング結果のPSFFnより大きい場合、PSFが最小となる距離対応フィルタfFnをサーチする(ST9)。
そのフィルタが距離D=Fnに相当するフィルタとして選択し、フィルタfFnによるフィルタリングを行う(ST10、ST11)。
以上説明したように、本実施形態によれば、非点隔差を発生させる撮像光学系11と、撮像光学系11によって結像された撮像画像を電気信号に変換する固体撮像素子12と、固体撮像素子によって得られた画像データに画像処理を施す画像処理部13と、を有する。
撮像装置10は、撮像光学系の焦点位置を中心に前後のディフォーカス量に応じた点広がり関数(PSF)から得られたボケ復元フィルタ群と、ボケ復元フィルタ群で前記画像データをフィルタリング処理するフィルタ処理部131を有する。
そして、画像処理部13は、画像のボケ量(PSFの広がり)を検出する機能を含み、画像データに対して撮像光学系の焦点位置から前後それぞれに同量の任意のディフォーカス量に応じた点広がり関数から得られたボケ復元フィルタを用いてフィルタリング処理を施した画像のボケ量を比較することで、画像のピントが焦点位置に対して合っているかまたは前後何れの方にあるかを判定してピント位置に相当する被写体距離の推定を行う。
したがって、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
撮像装置10は、撮像光学系の焦点位置を中心に前後のディフォーカス量に応じた点広がり関数(PSF)から得られたボケ復元フィルタ群と、ボケ復元フィルタ群で前記画像データをフィルタリング処理するフィルタ処理部131を有する。
そして、画像処理部13は、画像のボケ量(PSFの広がり)を検出する機能を含み、画像データに対して撮像光学系の焦点位置から前後それぞれに同量の任意のディフォーカス量に応じた点広がり関数から得られたボケ復元フィルタを用いてフィルタリング処理を施した画像のボケ量を比較することで、画像のピントが焦点位置に対して合っているかまたは前後何れの方にあるかを判定してピント位置に相当する被写体距離の推定を行う。
したがって、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
機械的なオートフォーカス機構を用いない代わりに、回転非対称な光学特性を有して非点隔差を発生させる撮像光学系11によって、焦点位置の前後でPSF形状の広がりをサジタル/メリジオナル方向に異ならせることで、まず遠/近の何れにあるかを容易かつ精度良く判別でき、ひいては距離推定の時間を短縮できる。
そして、本実施形態に係る撮像置10は、車載カメラ、デジタルスチルカメラや携帯端末用小型カメラ等の民生機器、監視カメラや画像検査装置等の産業機器等を含めた電子画像機器システムの単眼測距システムに適用可能である。
10・・・撮像装置、11・・・撮像光学系、14・・・ボケ復元フィルタ、111・・・第1レンズ、112・・・非点収差発生特殊光学素子、113・・・第2レンズ、114・・・第3レンズ、115・・・第4レンズ、12・・・固体撮像素子、13・・・画像処理部、131・・・処理部、132・・・被写体距離推定装置。
Claims (9)
- 非点隔差を発生させる撮像光学系と、
前記撮像光学系によって結像された撮像画像を電気信号に変換する光電変換部と、
前記光電変換部によって得られた画像データに画像処理を施す画像処理部と、
前記撮像光学系の焦点位置を中心に前後のディフォーカス量に応じた点広がり関数(PSF)から得られたボケ復元フィルタ群と、
前記ボケ復元フィルタ群で前記画像データをフィルタリング処理するフィルタ処理部と、を有し、
前記画像処理部は、
画像のボケ量(PSFの広がり)を検出する機能を含み、
前記画像データに対して前記撮像光学系の焦点位置から前後それぞれに同量の任意のディフォーカス量に応じた点広がり関数から得られたボケ復元フィルタを用いてフィルタリング処理を施した画像のボケ量を比較することで、画像のピントが前記焦点位置に対して合っているかまたは前後何れの方にあるかを判定してピント位置に相当する被写体距離の推定を行う
撮像装置。 - 前記非点隔差によって発生する前記画像のボケ(PSF)の形状は前記撮像光学系の焦点位置の前後で何れか一方がサジタル成分が強く、他方がメリジオナル成分が強い
請求項1に記載の撮像装置。 - 前記撮像光学系は、
回転非対称な光学特性を発現する光学面または光学素子部を含み、当該光学素子により非点隔差を発生させる
請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記撮像光学系は、
絞りを有し、当該絞りは前記非点隔差を発生させる光学面または光学素子に隣接して配置される
請求項1から3のいずれか一に記載の撮像装置。 - 前記光学素子は絞りの機能を兼ね備える
請求項3に記載の撮像装置。 - 前記非点隔差を発生させる撮像光学系は、
前記光学系の光軸をz軸とし、互いに直交する2軸をx、yとし、θをアジマス角としたとき、位相が下記式で表される
請求項1から5のいずれか一に記載の撮像装置。
z=α×(√(x2+y2))β×COS(2θ)
ただし、αとβは任意の係数とする。 - 前記画像処理部は、
前記ボケ量の検出を、コントラストまたは所定周波数の振幅相関値によって行う
請求項1から請求項6のいずれか一に記載の撮像装置。 - 前記画像処理部は、
前記ボケ量の検出を、画像内の所定領域に対して行う
請求項1から請求項7のいずれか一に記載の撮像装置。
- 非点隔差を発生させる撮像光学系によって結像された撮像画像の画像データを得る画像データ取得ステップと、
前記得られた画像データに画像処理を施す画像処理ステップと、を有し、
前記撮像光学系の焦点位置を中心に前後のディフォーカス量に応じた点広がり関数(PSF)からボケ復元フィルタ群を得るフィルタ取得ステップと、
取得したボケ復元フィルタを用いてフィルタリング処理を施すフィルタリングステップと、
フィルタリングを施した画像のボケ量を検出する検出ステップと、
検出したボケ量を比較する比較ステップと、
上記比較ステップの比較結果により画像のピントが前記焦点位置に対して合っているかまたは前後何れの方にあるかを判定してピント位置に相当する被写体距離の推定を行う推定ステップと
を有する画像処理方法。
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