JP2011066030A - 追尾型太陽光発電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】太陽光発電パネルの受光エネルギーを従来よりも大きくし、発電効率を高めることができる追尾型太陽光発電システムを得ること。
【解決手段】この発明に係る追尾型太陽光発電システムは、互いに等間隔で平行に配置された複数の回転軸に各々取り付けられ、1より大きい屈折率を有するカバーガラスで表面が覆われた太陽光発電パネル1と、各太陽光発電パネルを各回転軸の周りに回転させる複数の駆動手段2と、複数の駆動手段を日中変化する太陽の位置に応じて制御する制御手段3とを備えている。
また、複数の太陽光発電パネルは、第1のパネル1aと第2のパネル1bが交互に隣り合って並設されており、制御手段3は、前記第2のパネルの影4を前記第1のパネルに落とすことがないように、太陽光の入射角に応じて前記第1のパネルの補正角α1と前記第2のパネルの補正角α2とを独立に制御できることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】この発明に係る追尾型太陽光発電システムは、互いに等間隔で平行に配置された複数の回転軸に各々取り付けられ、1より大きい屈折率を有するカバーガラスで表面が覆われた太陽光発電パネル1と、各太陽光発電パネルを各回転軸の周りに回転させる複数の駆動手段2と、複数の駆動手段を日中変化する太陽の位置に応じて制御する制御手段3とを備えている。
また、複数の太陽光発電パネルは、第1のパネル1aと第2のパネル1bが交互に隣り合って並設されており、制御手段3は、前記第2のパネルの影4を前記第1のパネルに落とすことがないように、太陽光の入射角に応じて前記第1のパネルの補正角α1と前記第2のパネルの補正角α2とを独立に制御できることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、日中変化する太陽の位置に応じて太陽光発電パネルの受光面を回転させる追尾型太陽光発電システムに関するものである。
発電の際に二酸化炭素を排出しない太陽光発電は、環境負荷を低減できることから注目を集めている。太陽光発電に関しては、太陽光発電パネルにおける太陽光エネルギーから電気エネルギーへの変換効率の向上、パワーコンディショナによる直流電源から交流電源への変換効率の向上など、効率的に発電エネルギーを活用する方法が求められている。
太陽光の方向は一日を通じて東から南方向を経て西へと変化するため、太陽光エネルギーを効率的に集めるのに、パネルの角度を太陽の方向に合わせて追尾する機構がこれまでに提案されている。ここで、太陽光発電パネルの受光エネルギーを最大化するには、隣接するパネルに影を落とすのを防止しながら、各太陽光発電パネルを太陽光の方向に対して極力垂直な方向に配置する、すなわち正対するように配置することが必要である。ここでこのように太陽光に正対する太陽光発電パネルの回転角を補正角α=0°と定義する。
そこで従来は、太陽高度を(1)上昇前期、(2)上昇後期、(3)下降前期、(4)下降後期の4期に分類し、太陽光の入射角が十分大きくて隣接するパネルに影を落とすことがない(2)上昇後期、及び(3)下降前記では太陽光の方向に正対(補正角α=0°)するように配置し、太陽光の入射角が小さくなり隣接するパネルに影を落とす可能性のある(1)上昇前期又は(4)下降後期の場合には、(1)上昇前期においては太陽高度の上昇に伴い全パネルの補正角αを90°から0°へと、(4)下降後期において太陽高度の下降に伴い全パネルの補正角αを0°から90°へと、各々一斉に変化させていくことにより隣接するパネルに影を落とさないよう配置する。以上のようにして太陽光発電パネルの回転角を太陽光に追従するように制御していた(例えば、特許文献1)。
しかし、上記のような追尾型太陽光発電システムでは、連動機構を介して全パネルの回転軸が同期して一体に回転するようになっているため、(1)上昇前記及び(4)下降後期において必ずしも受光エネルギーが最大化するように各パネルの回転角を制御できるものではなかった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、太陽光発電パネルの受光エネルギーを従来よりも大きくし、発電効率を高めることができる追尾型太陽光発電システムを得ることを目的とする。
この発明に係る追尾型太陽光発電システムは、互いに等間隔で平行に配置された複数の回転軸に各々取り付けられ、1より大きい屈折率を有するカバーガラスで表面が覆われた太陽光発電パネルと、各太陽光発電パネルを各回転軸の周りに回転させる複数の駆動手段と、複数の駆動手段を日中変化する太陽の位置に応じて制御する制御手段とを備えている。
また、複数の太陽光発電パネルは、第1のパネルと第2のパネルが交互に隣り合って並設されており、制御手段は、前記第2のパネルの影を前記第1のパネルに落とすことがないように、太陽光の入射角に応じて前記第1のパネルの補正角α1と前記第2のパネルの補正角α2とを独立に制御できることを特徴とする。
また、複数の太陽光発電パネルは、第1のパネルと第2のパネルが交互に隣り合って並設されており、制御手段は、前記第2のパネルの影を前記第1のパネルに落とすことがないように、太陽光の入射角に応じて前記第1のパネルの補正角α1と前記第2のパネルの補正角α2とを独立に制御できることを特徴とする。
この発明に係る追尾型太陽光発電システムによると、太陽光発電パネルが1より大きい屈折率を有するカバーガラスで覆われており、第2のパネルの影を第1のパネルに落とすことがないように、太陽光の入射角に応じて前記第1のパネルの補正角α1と前記第2のパネルの補正角α2とを独立に制御できるため、上記の(1)上昇前記及び(4)下降後期の太陽光入射角の範囲において、各回転軸が連動してしか制御できない従来技術のものと比較して、第1のパネルと第2のパネルへの受光エネルギーが大きくなるようにα1とα2を選択することができ、発電効率を高めることができる。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る追尾型太陽光発電システムの概略構成を示すものである。太陽光発電パネル1は、東西方向に等間隔に配置され互いに平行な複数の回転軸に各々取り付けられており、この回転軸は南北方向に向くように設置される。また、この太陽光発電パネル1は第1のパネル1aと第2のパネル1bとが交互に隣り合って並設されている。さらに各太陽光発電パネルは1より大きい屈折率を有するカバーガラス(図示しない)で表面が覆われている。
図1は、本実施の形態に係る追尾型太陽光発電システムの概略構成を示すものである。太陽光発電パネル1は、東西方向に等間隔に配置され互いに平行な複数の回転軸に各々取り付けられており、この回転軸は南北方向に向くように設置される。また、この太陽光発電パネル1は第1のパネル1aと第2のパネル1bとが交互に隣り合って並設されている。さらに各太陽光発電パネルは1より大きい屈折率を有するカバーガラス(図示しない)で表面が覆われている。
各太陽光発電パネル1は、駆動手段2によって各回転軸の周りに回転可能なように構成されており、東西方向に日中変化する太陽の位置に応じて、制御手段3によって複数の駆動手段2が制御されている。本実施の形態に示す駆動手段2は、少なくとも第1のパネル1aを駆動する駆動手段2aと第2のパネル1bを駆動する駆動手段2bが別々に構成させていればよいが、全ての駆動手段が別々になるように構成されたものであってもかまわない。
図2に制御手段3の構成図を示す。補正角演算機構3aは、メモリ3bに保存されたプログラム及び時計装置3cの時刻情報に基づき、第1のパネル1aの補正角α1と第2のパネル1bの補正角α2を各々演算し、駆動装置2に対して、補正角α1とα2を出力する。
図3は、図1に示す太陽光発電パネル1を南北方向の回転軸に垂直な断面で投影した図である。この図を用いて、パネル間の干渉による影の発生の様子を示す。ここで、太陽光発電パネル1の幅を2A、回転軸の間隔をB、太陽光の入射角度をθとする。図3に示したケースでは、太陽光発電パネル1のうち第1のパネル1a、第2のパネル1bをともに入射光に正対させると、入射光の角度θが小さい場合には第2のパネル1bの影4を隣接する第1のパネル1aに落とし込むこととなる。太陽光発電パネル1の特性として、パネルの一部に影4が発生した場合にはパネル全体の出力が落ちるという特性があるため、このように影4が発生することは太陽光発電の効率を大きく低下させることになる。
従って、制御手段3は、前記第2のパネル1bの影を前記第1のパネル1aに落とすことがないように、太陽光の入射角に応じて前記第1のパネルの補正角α1と前記第2のパネルの補正角α2とを制御することが重要である。ここで補正角α1、α2とは、図3に示すように太陽光に対して正対するように第1のパネルと第2のパネルを配置した場合を各々α1=α2=0°とし、この状態から影が発生するのを回避するために図4に示すように回転した角度のことを言う(0°≦α1≦90°、0°≦α2≦90°)。
以下に第1のパネル1aの補正角α1と第2のパネル1bの補正角α2の具体的な設定方法について定量的に検討を行う。なお、以下の検討では日の出(θ=0°)から南中(θ=90°)に至るまでについて説明しているが、南中(θ=90°)から日の入り(θ=180°)についても同様に考えることができる。
以下に第1のパネル1aの補正角α1と第2のパネル1bの補正角α2の具体的な設定方法について定量的に検討を行う。なお、以下の検討では日の出(θ=0°)から南中(θ=90°)に至るまでについて説明しているが、南中(θ=90°)から日の入り(θ=180°)についても同様に考えることができる。
図4を参考にすると、第2のパネル1bの影を第1のパネル1aに落とし込まないための条件は、下記(式1)にて表すことができる。
A(cosα1+cosα2)≦Bsinθ・・・(式1)
ここで第1のパネル1aと第2のパネル1bの両方を太陽光に正対させた場合(α1=α2=0)であっても影ができないのは、下記の場合である。
sinθ≧2A/B・・・(式2)
以上のように太陽光の入射角がある値を超えた場合には、影ができないように各パネルの角度を補正することは不要となる。逆に、入射角が小さくなって、
θ<θ2=arcsin(2A/B)・・・(式3)
の場合には、何らかの方法で第1のパネル1aと第2のパネルの1bの回転角を制御して影を回避することが好ましい。
A(cosα1+cosα2)≦Bsinθ・・・(式1)
ここで第1のパネル1aと第2のパネル1bの両方を太陽光に正対させた場合(α1=α2=0)であっても影ができないのは、下記の場合である。
sinθ≧2A/B・・・(式2)
以上のように太陽光の入射角がある値を超えた場合には、影ができないように各パネルの角度を補正することは不要となる。逆に、入射角が小さくなって、
θ<θ2=arcsin(2A/B)・・・(式3)
の場合には、何らかの方法で第1のパネル1aと第2のパネルの1bの回転角を制御して影を回避することが好ましい。
更に入射角が小さくなって、
θ<θ1=arcsin(A/B)・・・(式4)
の場合には、(式4)を(式1)に代入すると
cosα1+cosα2<1・・・(式5)
となるため、α1とα2のいずれも0°とすることができない。即ち第1のパネル1aと第2のパネル1bのいずれも入射光と正対させることができないため、両方のパネルについて角度補正が必要となる。
θ<θ1=arcsin(A/B)・・・(式4)
の場合には、(式4)を(式1)に代入すると
cosα1+cosα2<1・・・(式5)
となるため、α1とα2のいずれも0°とすることができない。即ち第1のパネル1aと第2のパネル1bのいずれも入射光と正対させることができないため、両方のパネルについて角度補正が必要となる。
上記(式1)において等号関係を満たす補正角α1、α2(すなわち互いのパネルに影を生じさせずにα1とα2を極力小さくする組み合わせ)について、太陽の入射角θに応じて求めた一例を図5、図6に示す。ここで、太陽光発電パネル1の幅を2A=2m、回転軸の間隔をB=4mとしており、この場合には(式3)、(式4)よりθ1=14.5°、θ2=30°となる。
また、特許文献1に示された従来技術と対比するために、この従来技術における補正角βも併せて示している。従来技術では図7に示すように各太陽光発電パネルの回転軸は連動するためβ=α1=α2の関係にある。従って(式1)の等号関係より、補正角を最も小さくするβは下記(式6)にて表される。
β=arccos(Bsinθ/2A)・・・(式6)
また、特許文献1に示された従来技術と対比するために、この従来技術における補正角βも併せて示している。従来技術では図7に示すように各太陽光発電パネルの回転軸は連動するためβ=α1=α2の関係にある。従って(式1)の等号関係より、補正角を最も小さくするβは下記(式6)にて表される。
β=arccos(Bsinθ/2A)・・・(式6)
ところで、各太陽光発電パネル1への受光エネルギーEは、各太陽光パネル1の太陽光の方向への投影面積と各太陽光発電パネル1の表面を覆うカバーガラスの透過率τ(α)との積に比例するものであるから、図4に示すように第1のパネル1aと第2のパネル1bの2枚構成の太陽光発電パネルについては、(式7)にて表される。
E∝τ(α1)cosα1+τ(α2)cosα2・・・(式7)
E∝τ(α1)cosα1+τ(α2)cosα2・・・(式7)
また、大気の屈折率を1、カバーガラスの屈折率をn(>1)とし、太陽光の入射角度αの場合の透過率τ(α)は、下記式にて表される(例えば、植田譲、他、「系統連系型太陽光発電システム運転特性の高度解析と蓄電池導入効果の検証」、平成18年9月、電気学会B部門大会)。
τ(α)=1−r=1−(r⊥+r//)/2・・・(式8)
sinα=nsinα’・・・(式9)
r⊥=sin2(α’−α)/sin2(α’+α)・・・(式10)
r//=tan2(α’−α)/tan2(α’+α)・・・(式11)
1より大きな各種屈折率を有するカバーガラスについて、透過率τ(α)の補正角αに対する依存性を図8に示す。
τ(α)=1−r=1−(r⊥+r//)/2・・・(式8)
sinα=nsinα’・・・(式9)
r⊥=sin2(α’−α)/sin2(α’+α)・・・(式10)
r//=tan2(α’−α)/tan2(α’+α)・・・(式11)
1より大きな各種屈折率を有するカバーガラスについて、透過率τ(α)の補正角αに対する依存性を図8に示す。
ここで、特許文献1に示された従来技術と本実施の形態の追尾型太陽光発電システムの各々において受光エネルギーがどのように異なるか、2枚のパネル構成のものについて比較検討を行う。
本実施の形態における受光エネルギーは(式7)で示されるとおりであるが、受光エネルギーに比例する量をEiとして、(式12)にて定義する。
Ei=τ(α1)cosα1+τ(α2)cosα2・・・(式12)
同様に従来技術の受光エネルギーに比例する量をEpとして、(式13)にて定義する。
Ep=2τ(β)cosβ・・・(式13)
本実施の形態における受光エネルギーは(式7)で示されるとおりであるが、受光エネルギーに比例する量をEiとして、(式12)にて定義する。
Ei=τ(α1)cosα1+τ(α2)cosα2・・・(式12)
同様に従来技術の受光エネルギーに比例する量をEpとして、(式13)にて定義する。
Ep=2τ(β)cosβ・・・(式13)
τについては図8に示された屈折率n=1.8のものを用い、α1、α2、βについては、図5、図6に示されたものを使用してEi、Epを計算したものを図9に示す。(1)0<θ<θ1(=14.5°)においてはEiがEpを上回っており、(2)θ1<θ<θ2(=30°)においてはEpがEiを若干上回っているものの、全角度範囲で積分したものについては、EiがEpを0.6%上回っている。
α1とα2は独立に設定可能であるため、(1)0<θ<θ1の範囲では図5、6に示されたα1とα2を採用し、(2)θ1<θ<θ2の範囲ではβ=α1=α2とすることも可能である。この場合にはもう少し受光エネルギーを増やすことができて、Epに対して0.7%増しとなる。
α1とα2は独立に設定可能であるため、(1)0<θ<θ1の範囲では図5、6に示されたα1とα2を採用し、(2)θ1<θ<θ2の範囲ではβ=α1=α2とすることも可能である。この場合にはもう少し受光エネルギーを増やすことができて、Epに対して0.7%増しとなる。
屈折率nが1以上のもの数種類について、図6に示された式に従ってEi−Epと太陽光の入射角θとの関係について調べた結果を図10に示す。各ケースともEi−Epの値は異なるが、(1)0<θ<θ1においてはEi>Epであり、(2)θ1<θ<θ2においてはEi<Epとなっており、しかも0〜θ1の範囲の積分値の絶対値はθ1〜θ2までの積分値の絶対値を上回っていることが判る。従って、0〜θ2の範囲で図6に示された式によるα1とα2を用いて、受光エネルギーの日中(θ=0〜180°)積分値を従来技術に比べて増加させられるが、(1)0<θ<θ1の範囲では図6に示された式によるα1とα2を採用し、(2)θ1<θ<θ2の範囲ではβ=α1=α2とすることにより、更に受光エネルギーを増加させることも可能である。
ここで比較のために、カバーガラスの屈折率nを考慮しない場合について、受光エネルギーを評価してみる。τ(α1)=τ(α2)=τ(β)=1として、本実施の形態による受光エネルギーに比例する量Ei’、及びEp’は下記(式14)(式15)によって計算される。
Ei’=cosα1+cosα2・・・(式14)
Ep’=cosβ・・・(式15)
受光エネルギーを最大化させるために、(式1)の等号関係、及び(式6)を用いると、下記(式16)を得る。
Ei’=Ep’=Bsinθ/A・・・(式16)
Ei’=cosα1+cosα2・・・(式14)
Ep’=cosβ・・・(式15)
受光エネルギーを最大化させるために、(式1)の等号関係、及び(式6)を用いると、下記(式16)を得る。
Ei’=Ep’=Bsinθ/A・・・(式16)
従って、カバーガラスの屈折率nを考慮しない場合にはEi’−Ep’はθに依らず0であり、前述のように特定の太陽光入射角θにおいてEi>Epとなるのは、屈折率1以上のカバーガラスを使用したときに初めて観測される現象である。本実施の形態に係る発明の狙いは、このEi>Epとなるθにおいて、α1とα2とを適宜選択して制御することにより、従来よりも大きな受光エネルギーを得ようとするものである。
また上記の計算において、α1とα2について図5、6に示されたものを用いたがこの組み合わせに限られない。図11は例えばθ=5°と10°の場合について、α1が図5、図6に示されたもの以外の値をとり得ることを示すものである。θ=5°と10°の各々の曲線において、右端の丸で囲んだ点が従来技術によるものであり、左端の四角で囲んだ点が図5、6に示されたものを用いた場合である。図11から判るとおり、図5,6に示されたものは、Ei−Epを最大にするものでありそれ以外にもEi−Ep>0とするα1が存在している。これらのα1とこれに対応するα2を用いても従来技術と比較して受光エネルギーを増加させることが可能である。
上記にて述べてきたことを、南中(θ=90°)から日の入り(θ=180°)についても含めてまとめると、受光エネルギーの日中(θ=0°〜180°)積分値が従来技術によるものを上回るように補正角α1とα2を制御すればよいから、第2のパネル1bの影を第1のパネル1aに落とし込まないための条件である(式1)を満たしながら、下記(式17)を満たすように補正角の制御をすればよい。
例えば、下記(式18)、(式19)に従ってα1とα2の各々を制御すればよい。
(A)0≦θ<θ2又は、π−θ2<θ≦πの場合(従来技術において、(1)上昇前期又は(4)下降後期に相当):
τ(α1)cosα1+τ(α2)cosα2≧2τ(β)cosβ・・・(式18)
(B)θ2≦θ≦π−θ2の場合(従来技術において、(2)上昇後期又は(3)下降前期に相当):
α1=α2=0・・・(式19)
尚、上記計算では太陽光発電パネルが2枚構成のものについて行っているが、偶数枚構成のものについても、交互に隣り合って並設された第1のパネル1aと第2のパネル1bとを上記と同様に制御すればよい。
(A)0≦θ<θ2又は、π−θ2<θ≦πの場合(従来技術において、(1)上昇前期又は(4)下降後期に相当):
τ(α1)cosα1+τ(α2)cosα2≧2τ(β)cosβ・・・(式18)
(B)θ2≦θ≦π−θ2の場合(従来技術において、(2)上昇後期又は(3)下降前期に相当):
α1=α2=0・・・(式19)
尚、上記計算では太陽光発電パネルが2枚構成のものについて行っているが、偶数枚構成のものについても、交互に隣り合って並設された第1のパネル1aと第2のパネル1bとを上記と同様に制御すればよい。
すなわち、制御手段3の補正角演算機構3aには、例えば図6の表に記載された数式に相当するプログラムが組み込まれており、時計装置3cの時刻情報、及びメモリ3bに保存された本追尾型太陽光発電システムの設置された場所の緯度経度情報から太陽光の入射角θを計算し、同様にメモリ3bに保存されたパネル幅2A、及び回転軸の間隔Bを用いて補正角α1とα2を演算する。
このように制御手段3からの各駆動手段2(第1の駆動手段2a、第2の駆動手段2b)へ独立して補正角度を指令することができるため、従来技術と比べて受光エネルギーを大きくすることができる。あるいは駆動手段2は共通の機構を用いながら、カムに工夫をすることにより、第1のパネル1aと第2のパネル1bの回転軸を異なる回転角とすることも可能である。
このように制御手段3からの各駆動手段2(第1の駆動手段2a、第2の駆動手段2b)へ独立して補正角度を指令することができるため、従来技術と比べて受光エネルギーを大きくすることができる。あるいは駆動手段2は共通の機構を用いながら、カムに工夫をすることにより、第1のパネル1aと第2のパネル1bの回転軸を異なる回転角とすることも可能である。
以上のとおり本実施の形態に係る追尾型太陽光発電システムによると、太陽光発電パネル1が1より大きい屈折率を有するカバーガラスで覆われており、第2のパネルの影1bを第1のパネル1aに落とすことがないように、太陽光の入射角θに応じて前記第1のパネル1aの補正角α1と前記第2のパネル1bの補正角α2とを独立に制御できるため、(1)上昇前記及び(4)下降後期の太陽光入射角の範囲において、各回転軸が連動してしか制御できない従来技術による受光エネルギーEiと比較して、第1のパネル1aと第2のパネル1bへの受光エネルギーEpが大きくなるようにα1とα2を選択することができ、発電効率を高めることができる。
なお、本実施の形態では図1は太陽光発電パネル1が大地に対して平行となるように設置されたように描かれているが、これを特許文献1の第2図に示されたように大地に対して傾斜角Tをもって設置することとしてもよい。このような場合でも上記のような効果を奏することは言うまでもない。
実施の形態2.
実施の形態1においては太陽光発電パネル1は2枚又は偶数枚で構成されていたが、本実施の形態に係る追尾型太陽光発電システムにおいては太陽光発電パネル1は3枚以上の奇数枚で構成されている点が異なるのみで、その他の点は実施の形態1と同じであるため同じ部分の説明を省略する。また、本実施の形態においては、並設された複数枚の太陽光発電パネル1の両端に第1のパネル1aが配置され、このパネルの補正角α1が第2のパネル1bの補正角α2よりも小さく設定されている。
実施の形態1においては太陽光発電パネル1は2枚又は偶数枚で構成されていたが、本実施の形態に係る追尾型太陽光発電システムにおいては太陽光発電パネル1は3枚以上の奇数枚で構成されている点が異なるのみで、その他の点は実施の形態1と同じであるため同じ部分の説明を省略する。また、本実施の形態においては、並設された複数枚の太陽光発電パネル1の両端に第1のパネル1aが配置され、このパネルの補正角α1が第2のパネル1bの補正角α2よりも小さく設定されている。
以下では図12に示されるような3枚構成の追尾型太陽光発電システムについて検討する。図12では本実施の形態に係るパネルを実線で従来技術に係るパネルを破線で示すが、受光エネルギーに比例する量として本実施の形態に係るものEiと従来技術に係るものEpを、実施の形態1と同様に下記(式20)(式21)にて定義する。
Ei=2τ(α1)cosα1+τ(α2)cosα2・・・(式20)
Ep=3τ(β)cosβ・・・(式21)
Ei=2τ(α1)cosα1+τ(α2)cosα2・・・(式20)
Ep=3τ(β)cosβ・・・(式21)
図13には太陽光の入射角θが5°、10°、15°、20°、25°において、第1のパネルの補正角α1に対してEi−Epがどのような値をとるかを計算したものである。図11と同様に右端の丸で囲んだ点が従来技術によるものであり、左端の四角で囲んだ点が図5、6に示されたものを用いた場合である。図13から判るとおり、全てのθについて、α1<β、即ちα1<α2であれば、Ei>Epとなることが判る。
τについては図8に示された屈折率n=1.8のものを用い、α1、α2、βについては、図5、図6に示されたものを使用してEi、Epを計算したものを図14に示す。0<θ<θ2(=30°)においてEiがEpを上回っており、全角度範囲で積分したものについてEiがEpを3.9%上回っている。太陽光発電パネル1が偶数枚から構成される第1の実施の形態と比較して、従来技術に対する受光エネルギーの増分を大きくすることができたが、これは第2のパネル1bよりも補正角が小さく受光エネルギーの大きい第1のパネル1aを両端に配置したことによるものであると考えられる。
以上のとおり本実施の形態に係る追尾型太陽光発電システムによると、実施の形態1と同じ効果を奏することに加えて、太陽光発電パネル1は3以上の奇数枚から構成され、並設された複数枚の前記太陽光発電パネルの両端に第1のパネル1aが配置され、制御手段3は、前記第1のパネル1aの補正角α1が第2のパネル1bの補正角α2よりも小さくなるようにα1とα2の各々を制御するため、両端に配置された第1のパネル1aへの受光エネルギーが補正角の大きな第2のパネル1bへの受光エネルギーより大きくなり、従来技術に対する受光エネルギーの増分を更に大きくすることができる。
実施の形態3.
実施の形態1においては、補正角演算機構3aでは例えば図6に示された数式に従って補正角をその都度演算しているが、これを図15に示すようなテーブルに予め計算しておき、太陽光の入射角θに対応して第1のパネル1aと第2のパネル1bの補正角α1とα2をメモリ3bに保存しておき、θに応じてこのテーブルから読み出したα1とα2を用いて補正角を内挿して求めてもよい。図15の例ではθを等間隔としてあるが、必ずしも等間隔である必要はなく、急激に値が変化する部分は詳細なデータとし、変化の緩やかなところはまばらなデータとしてもよい。
実施の形態1においては、補正角演算機構3aでは例えば図6に示された数式に従って補正角をその都度演算しているが、これを図15に示すようなテーブルに予め計算しておき、太陽光の入射角θに対応して第1のパネル1aと第2のパネル1bの補正角α1とα2をメモリ3bに保存しておき、θに応じてこのテーブルから読み出したα1とα2を用いて補正角を内挿して求めてもよい。図15の例ではθを等間隔としてあるが、必ずしも等間隔である必要はなく、急激に値が変化する部分は詳細なデータとし、変化の緩やかなところはまばらなデータとしてもよい。
以上のとおり本実施の形態に係る追尾型太陽光発電システムによると、実施の形態1と同じ効果を奏することに加えて、制御手段3は、第1のパネル1aの補正角α1と第2のパネル1bの補正角α2を予め計算されたテーブル情報に基づいて定めるため、実施の形態1のように複雑な三角関数の計算を行わなくてもすみ、制御手段の構成を単純化し、低価格なものとすることができるという利点がある。
1 太陽光発電パネル
1a 第1のパネル
1b 第2のパネル
2 駆動手段
2a 第1の駆動手段
2b 第2の駆動手段
3 制御手段
3a 補正角演算機構
3b メモリ
3c 時計装置
4 影
1a 第1のパネル
1b 第2のパネル
2 駆動手段
2a 第1の駆動手段
2b 第2の駆動手段
3 制御手段
3a 補正角演算機構
3b メモリ
3c 時計装置
4 影
Claims (6)
- 互いに等間隔で平行に配置された複数の回転軸に各々取り付けられ、1より大きい屈折率を有するカバーガラスで表面が覆われた太陽光発電パネルと、
前記各太陽光発電パネルを前記各回転軸の周りに回転させる複数の駆動手段と、
前記複数の駆動手段を日中変化する太陽の位置に応じて制御する制御手段とを備えた追尾型太陽光発電システムであって、
前記複数の太陽光発電パネルは、第1のパネルと第2のパネルが交互に隣り合って並設されており、
前記制御手段は、前記第2のパネルの影を前記第1のパネルに落とすことがないように、太陽光の入射角に応じて前記第1のパネルの補正角α1と前記第2のパネルの補正角α2とを独立に制御できる
追尾型太陽光発電システム。 - 制御手段は、
(1)0≦θ<θ2又は、π−θ2<θ≦πの場合には、
τ(α1)cosα1+τ(α2)cosα2≧2τ(β)cosβとなるように、
(2)θ2≦θ≦π−θ2の場合には、
α1=α2=0となるように、
α1とα2の各々を制御することを特徴とする
請求項2記載の追尾型太陽光発電システム。 - 制御手段は、
(1)0≦θ<θ1、又はπ−θ1<θ≦πの場合には、
α1=arccos(Bsinθ/A)、α2=90°となるように
(2)θ1≦θ<θ2、又はπ−θ2<θ≦π−θ1の場合には、
α1=0°、α2=arccos((Bsinθ−A)/A)となるように、
(3)θ2≦θ≦π−θ2の場合には、
α1=α2=0となるように、
α1とα2の各々を制御することを特徴とする
請求項2記載の追尾型太陽光発電システム。 - 太陽光発電パネルは3以上の奇数枚から構成され、並設された複数枚の前記太陽光発電パネルの両端に第1のパネルが配置され、
制御手段は、前記第1のパネルの補正角α1が第2のパネルの補正角α2よりも小さくなるようにα1とα2の各々を制御することを特徴とする
請求項1記載の追尾型太陽光発電システム。 - 制御手段は、第1のパネルの補正角α1と第2のパネルの補正角α2を予め計算されたテーブル情報に基づいて定めることを特徴とする
請求項1記載の追尾型太陽光発電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009212697A JP2011066030A (ja) | 2009-09-15 | 2009-09-15 | 追尾型太陽光発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009212697A JP2011066030A (ja) | 2009-09-15 | 2009-09-15 | 追尾型太陽光発電システム |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011066030A true JP2011066030A (ja) | 2011-03-31 |
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ID=43952030
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JP2009212697A Pending JP2011066030A (ja) | 2009-09-15 | 2009-09-15 | 追尾型太陽光発電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011066030A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2009
- 2009-09-15 JP JP2009212697A patent/JP2011066030A/ja active Pending
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